JPH05172125A - パテ付釘 - Google Patents

パテ付釘

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JPH05172125A
JPH05172125A JP3355998A JP35599891A JPH05172125A JP H05172125 A JPH05172125 A JP H05172125A JP 3355998 A JP3355998 A JP 3355998A JP 35599891 A JP35599891 A JP 35599891A JP H05172125 A JPH05172125 A JP H05172125A
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nail
putty
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putty material
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Yutaka Oide
豊 大井手
Tetsuhiro Inoue
哲宏 井上
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DAICHIKU OKAYAMA KOJO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物内外装においてパテ仕上げを必要とする
個所に使用し、内外装材の打込み固定と同時にパテ仕上
げをも実施し得る釘を提供する。 【構成】 釘1に対して打込みによってパテ材が構造部
材の表面に出てくるようパテ材2を保持させてなるパテ
付釘である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パテ付釘に関するもの
で、建物内外装においてパテ仕上げを必要とする個所に
使用し、内外装材の打込み固定と同時にパテ仕上げをも
実施し得ることを目的に開発したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内外装材の固定には各種形状の釘
が使用され、釘の打込跡へパテ詰めをしてペンキ又はオ
イルステンなどで表面仕上げをしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の工法
であると、釘の打込跡へいちいちパテ詰めをする手間が
要り、この点を本発明では解決する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、釘1に対し
て打込みによってパテ材が構造部材の表面側に出てくる
ようパテ材2を保持させてなるパテ付釘を開発した。こ
こにいう釘1とは、二頭釘、シルクハット釘、針釘、リ
ングネイル、パイプ釘、割りパイプ釘、パイプねじ釘等
であって、下地材に対して構造部材を固定した場合に構
造部材の表面側の釘穴を埋める必要性のある釘総てのも
のをいう。パテ材2の保持の態様としては、釘の頭部付
近に保持させるとか、釘の本体へ保持させるとか、更に
釘本体がパイプ状のものにあってはその空洞内へ保持さ
せる等である。
【0005】
【作用】このようなパテ付釘は合板、石膏ボード等の壁
面材、回り縁等の構造部材へ打込んでいくと、釘1は構
造部材内へ埋設されていくが、パテ材2は釘頭と構造部
材表面間に形成された釘穴を埋めた状態に留まる。その
場合、パテは着色することにより木材等の構造部材本来
の色に近づけることができ、オイルステン表面処理等に
より目立たない。
【0006】
【実施例】図1は二頭釘に実施した例であって、(a)は
斜視図、(b)は施工後の断面図である。この例では二頭
釘3の上頭4と下頭5との間にパテ材2を保持させてい
る。このような構造であると、(b)にみられるように、
下地材10へ合板とか回り縁等の構造部材11を宛がって本
発明のパテ付釘を打ち込むと、二頭釘の釘1は構造部材
内へ埋設されていくが、パテ材2は釘頭と構造部材表面
間に形成された釘穴を埋めた状態となって残り、釘穴を
埋める等の後処理を必要としなくなる。
【0007】図2はシルクハット釘6に実施した例であ
って、(a)は斜視図、(b)は施工後の断面図である。パテ
材2は鍔部1bから上端の細い釘頭1aの間へ挿着されてい
る。構造部材11へこれを打ち込んでいくと、この例でも
(b)のように釘1は構造部材内へ埋設されていくが、パ
テ材2は釘頭1aと構造部材11表面間に形成された釘穴を
埋めた状態に残る。
【0008】図3は針釘7に球状チップのパテ材を装着
した例であって、(a)は斜視図、(b)は施工後の断面図で
ある。針釘は釘頭1aも小さいから構造部材11へ打ち込ん
でいくと、釘1の全体が容易に構造部材内へ埋設されて
いき、その結果パテ材2が釘頭1aと構造部材11表面間に
形成された釘穴を埋めた状態に残るのである。
【0009】図4は胴部が多数のリングを持つリングネ
イル8に実施した例であって、(a)は斜視図、(b)は施工
後の断面図である。この例では釘の胴部から釘頭にかけ
てパテ材2を外挿している。この場合、パテ材がリング
状の多数の溝へ存在して合板、回り縁等を止めた場合に
部材間の保持力が大きい。
【0010】図5はパイプ釘9の内部にパテ材2を充填
した例であって、(a)は斜視図、(b)は施工後の断面図で
ある。パイプ釘は内部が空洞であるから、これにパテ材
2を充填した構造とし、構造部材11へこれを打ち込んで
いくと、この例でも(b)のようにパイプ釘1は構造部材
内へ埋設されていくが、パテ材2は釘内部へ侵入する構
造部材によって押されて釘穴を埋めた状態になる。この
場合、パテ材の保持力は極めて大である。
【0011】図6は割りパイプ釘12の内部にパテ材を充
填した例であって、(a)は斜視図、(b)は施工後の断面
図である。割りパイプ釘12は釘先から胴部上方まで割り
12cを有しており、構造部材11へ打ち込むと先端から開
いて抜け難くなる性質をもっている。下地材が軟質の場
合、特に有効である。この例では釘先部分の空洞には栓
体12dを詰め、その上部空洞へパテ材2を充填してい
る。構造部材11へ打ち込んでいくと、この例でも(b)の
ように割りパイプ釘12は構造部材内へ埋設されていく
が、栓体12dが抵抗体となって進行し難く、それによっ
てパテ材2も残されて釘穴を埋めた状態となる。
【0012】図7はパイプねじ釘13の筒内部にパテ材が
充填されたものの例であって、(a)は斜視図、(b)は施工
後の断面図である。下地材が木材でそれに石膏ボードの
構造部材11を止めるのに適している。この例でも内部の
パテ材2がパイプねじ釘13の進入に追随しないで残るの
で、釘穴が塞がれた状態となる。
【0013】
【発明の効果】本発明の各種形状のパテ付釘の使用によ
って釘打後のパテによる埋める作業が不要となり、省力
化に寄与する。パテへ着色を施しておくと、ペンキやオ
イルステンなどでの表面仕上げも不要となり、更に省力
化できる。リングネイルの場合、接着剤の併用も効果的
であるが、必ずしも接着剤を止める部材間に塗らなくて
もよい。また、他のパテ付釘でも、釘頭があるので接着
剤を必ずしも用いる必要がない特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】二頭釘に実施した例であって、(a)は斜視図、
(b)は施工後の断面図である。
【図2】シルクハット釘に実施した例であって、(a)は
斜視図、(b)は施工後の断面図である。
【図3】針釘にチップ状のパテ材を装着した例であっ
て、(a)は斜視図、(b)は施工後の断面図である。
【図4】リングネイルに実施した例であって、(a)は斜
視図、(b)は施工後の断面図である。
【図5】パイプ釘の内部にパテ材2を充填した例であっ
て、(a)は斜視図、(b)は施工後の断面図である。
【図6】割りパイプ釘の内部にパテ材を充填した例であ
って、(a)は斜視図、(b)は施工後の断面図である。
【図7】パイプねじ釘の筒内部にパテ材が充填されたも
のの、(a)は斜視図、(b)は施工後の断面図である。
【符号の説明】
1 釘 2 パテ材 3 二頭釘 4 上頭 5 下頭 6 シルクハット釘 7 針釘 8 リングネイル 9 パイプ釘 10 下地材 11 構造部材 12 割りパイプ釘 13 パイプねじ釘

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘1に対して打込みによってパテ材が構
    造部材の表面に出てくるようパテ材2を保持させてなる
    パテ付釘。
JP35599891A 1991-12-20 1991-12-20 パテ付釘 Expired - Fee Related JP3264685B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5699110U (ja) * 1979-12-27 1981-08-05
JPH03130413U (ja) * 1990-04-11 1991-12-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5699110U (ja) * 1979-12-27 1981-08-05
JPH03130413U (ja) * 1990-04-11 1991-12-27

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