JPH0517139Y2 - - Google Patents

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JPH0517139Y2
JPH0517139Y2 JP1987138856U JP13885687U JPH0517139Y2 JP H0517139 Y2 JPH0517139 Y2 JP H0517139Y2 JP 1987138856 U JP1987138856 U JP 1987138856U JP 13885687 U JP13885687 U JP 13885687U JP H0517139 Y2 JPH0517139 Y2 JP H0517139Y2
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annular plate
vessel
rotary
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drive shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本案は、密閉された型の連続分散装置に係るも
ので、顔料、磁性剤、セラミツク、有機物と樹脂
溶剤の懸濁液などを均一に分散する分野で用いら
れる。
〔従来の技術〕
密閉された型の連続分散装置において、ベツセ
ルの流出側の端部に分離環状板を固定して取り付
け、その内周面からわずかなスリツト(隙間)を
おいて回転円板を設置し、この回転円板を回転さ
せて前記スリツトから処理液のみを流出させ、サ
ンド又は硬質ガラスビーズ等のメデイアをベツセ
ル内に残すようにした分離方式をとる場合に、ベ
ツセル内の攪拌部材の駆動軸と前記回転円板の回
転軸とを切り離して別個に駆動させる構成は、本
出願人の提供した実開昭61−125337号のごときも
のがすでに広く用いられている。
これは、回転筒体のベツセル側の端面が、前記
ベツセルの流出側の端部に取り付けられた分離環
状板の内側の端面と同一面に設置され、且つ回転
筒体の回転軸が攪拌部材の駆動軸と同一直線上に
配置された構成になつている。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
前述した従来の装置は、攪拌部材の駆動軸と同
一直線上に設置した回転筒体の回転軸の先端をモ
ーターで駆動させるので、とくにベツセルと軸受
保持筒を水平方向に一体化させた横型の装置にし
た場合に、この回転軸を内包する軸受保持筒など
がモーターの回転振動によつて不必要に振動する
ことがあり、これを防止するため、前記軸受保持
筒を機台に固定させて支持しなければならない難
点があつた。
また、回転筒体のベツセル側の端面が分離環状
板の内側面と同一の面に設置されているため、ス
リツト部分にメデイアが集中的に集まつて処理液
の流出が阻害され、その流出効率が低下するとい
う問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本案は、上記の問題点を解決しようとするもの
で、攪拌部材の駆動軸を有して流出側の端部に分
離環状板が装着されたベツセルと、該分離環状板
の内周面との間に均一なスリツトを保つて配置さ
れ前記駆動軸とは別個に回転駆動される回転筒体
とを有し、前記回転筒体は、その回転軸の軸受保
持筒先端に装着したベベルギヤーをフレキシブル
シヤフトによつて機台に設置した速度可変モータ
ーに連結し回転駆動させることを要旨とするもの
である。
〔作用〕
本案の装置では、モーターによつて駆動軸が回
転駆動されて攪拌デイスクが回転し、送入口から
圧送された処理液がメデイアととともに攪拌され
て分散される。
他方、速度可変モーターを回転駆動させると、
フレキシブルシヤフト、ベベルギヤーを介して回
転軸、回転筒体が回転するので、分離環状板との
間のスリツトによりメデイアが分離されてベツセ
ル内に残り、処理液のみが流れ出て排出される。
上記の作動中、水平方向に一体化されたベツセ
ル及び軸受保持筒の先端には、ベベルギヤーのギ
ヤーボツクスが取り付けられているのみで、従来
のように駆動源としてのモーターは設置されてい
ないから、前記ベツセル及び軸受保持筒の余分な
振動は完全に除去される。
〔実施例〕
図面は本案を横型の連続分散装置について実現
した一実施例を示しており、以下、これについて
具体的に説明する。
図において1は機台、2は機台上に固定された
取付け機枠、3はこの取付け機枠に一部を固定し
て水平方向に配置されたベツセル、4は処理液送
入口、5は駆動軸、6はこの駆動軸に固定して取
り付けられた攪拌デイスクで、従来と同様にベツ
セル外に突出した駆動軸5の端部にプーリー7を
固着し、Vボルト8を介して機台1に設置したモ
ーター9により駆動されるようにしてある。
また、前記ベツセル3の流出側の端部も、従来
と同様に開放されて分離環状板10が取り付けて
あり、その外側に設けられた処理液の流出する腔
室11の一側には排出筒12が設けられ、さらに
その外側に軸受保持筒13を固定して取り付け、
軸受14で保持した回転軸15を前記腔室11の
隔壁挿通部でメカニカルシール(又はグランドシ
ール)16を施こして前記分離環状板10の中心
に臨ませてあり、その先端に回転筒体17を固着
してその回転胴周面と分離環状板10の内周面と
の間にわずかなスリツトを保たせてある。そし
て、回転筒体17のベツセル側の端面17aが分
離環状板10の端面10aと同一面になつてお
り、且つ回転軸15が前記駆動軸5と同一の直線
上に設けられている。
上記の分離方式を有する連続分散装置におい
て、本案の装置は、前記軸受保持筒13の外側に
ギヤーボツクス18を取り付け、これに装着した
スパイラルベベルギヤー19を前記回転軸15の
端部に固着したギヤー(図示しない)と噛み合わ
せてあり、このスパイラルベベルギヤー19は機
台1に設置された速度可変モーター20にフレキ
シブルシヤフト21で連結させてある。なお、図
中、22はギヤーヘツドのボツクスである。
この装置では、モーター9によつて駆動軸5が
回転駆動され、攪拌デイスク6が回転し、送入口
4から圧送された処理液がメデイアととともに攪
拌されて分散される。
他方、速度可変モーター20を回転駆動させる
と、フレキシブルシヤフト21、スパイラルベベ
ルギヤー19を介して回転軸15、回転筒体17
が回転するので、分離環状板10との間のスリツ
トによりメデイアが分離されてベツセル3内に残
り、処理液のみが腔室11に流出して排出筒12
から排出される。
上記の作動中、水平方向に一体化されたベツセ
ル3及び軸受保持筒13の先端には、スパイラル
ベベルギヤー19のギヤーボツクス18が取り付
けられているのみで、従来のように駆動源として
のモーターは設置されていないから、前記ベツセ
ル及び軸受保持筒が余分に振動することはない。
また、第2図は回転筒体17のベツセル側の端
面17aを分離環状板10の端面10aよりも凹
ませた実施態様を示し、この場合には、回転筒体
17の回転により遠心方向に弾かれたメデイアが
分離環状板10の凹んだ部分の内周面10bに当
り、ベツセル3の内部側によく戻されてスリツト
部分には集まらない利点がある。
第3図は前記回転筒体17のベツセル側の端面
17aを分離環状板10の端面10aよりも突出
させた実施態様であり、この場合においては、回
転筒体17の突出した部分の外周面17bによつ
てメデイアが弾き飛ばされるから、スリツト部分
に集まることを防止することができる。
第4図及び第5図は、前記回転筒体17の回転
軸15を前記駆動軸5の軸方向延長線から遠心さ
せて設けた実施態様である。この場合にあつて
は、攪拌された処理液及びメデイアがその最終段
階でベツセル3の軸線方向から偏つた方向に流れ
るため、スリツト近くでは乱流状態となるのでメ
デイアがスリツト部分に蜜に集まることを防止で
きるほか、図面に示すように回転筒体17を2個
又はそれ以上設けることができるから、処理液の
流出効率を向上させることが可能とある。
〔効果〕
上記のごとく、本案によれば、軸受保持筒の先
端に装着したスパイラルベベルギヤーによつて回
転筒体の回転軸を回転させ、前記ギヤーは機台上
に設置したモーターによりフレキシブルシヤフト
を介して駆動させるので、水平方向に設置された
ベツセル及び軸受保持筒の不必要な振動を防止で
きる効果がある。また、本案の各実施態様におい
ては、スリツト部分にメデイアが蜜に集まること
を防止できるから、回転筒体の回転数及びトルク
を低くしても確実に処理液をメデイアから分離で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の一実施例の一部中央縦断正
面図、第2図及び第3図はスリツト部の、第4図
は回転筒体のそれぞれ実施態様を示す一部断面
図、第5図は第4図A−A線の要部の断面図であ
る。 1……機台、3……ベツセル、5……駆動軸、
6……攪拌部材、10……分離環状板、10a…
…端面、13……軸受保持筒、15……回転軸、
17……回転筒体、17a……端面、18……ギ
ヤーボツクス、19……ベベルギヤー、20……
速度可変モーター、21……フレキシブルシヤフ
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 攪拌部材の駆動軸を有して流出側の端部に分
    離環状板が装着されたベツセルと、該分離環状
    板の内周面との間に均一なスリツトを保つて配
    置され前記駆動軸とは別個に回転駆動される回
    転筒体とを有し、前記回転筒体は、その回転軸
    の軸受保持筒先端に装着したベベルギヤーをフ
    レキシブルシヤフトによつて機台に設置した速
    度可変モーターに連結し回転駆動させることを
    特徴とする密閉された型の連続分散装置。 (2) 前記回転筒体のベツセル側の端面を分離環状
    板の端面よりも凹ませた実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の密閉された型の連続分散装置。 (3) 前記回転筒体のベツセル側の端面を分離環状
    板の端面よりも突出させた実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の密閉された型の連続分散装
    置。 (4) 前記回転筒体及びその回転軸を前記駆動軸の
    軸方向延長線から偏心させて1個又は2個以上
    設けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の密
    閉された型の連続分散装置。
JP1987138856U 1987-09-12 1987-09-12 Expired - Lifetime JPH0517139Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987138856U JPH0517139Y2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12

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JP1987138856U JPH0517139Y2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12

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Publication Number Publication Date
JPS6444026U JPS6444026U (ja) 1989-03-16
JPH0517139Y2 true JPH0517139Y2 (ja) 1993-05-10

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JPS6444026U (ja) 1989-03-16

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