JPS6229068Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229068Y2 JPS6229068Y2 JP1983193805U JP19380583U JPS6229068Y2 JP S6229068 Y2 JPS6229068 Y2 JP S6229068Y2 JP 1983193805 U JP1983193805 U JP 1983193805U JP 19380583 U JP19380583 U JP 19380583U JP S6229068 Y2 JPS6229068 Y2 JP S6229068Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- rotating ball
- buttful
- buttle
- thick part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 25
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 18
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 18
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回転ボールに着脱自在な挿入部を設
けることによりバツフルの位置調整、交換作業を
可能とした遠心濃縮装置に関する。
けることによりバツフルの位置調整、交換作業を
可能とした遠心濃縮装置に関する。
最近、汚泥等のスクリユーデカンタ型遠心濃縮
装置において、その濃縮液側のスクリユー羽根間
に分離液の濃縮液側への侵入防止用のバツフルを
設けたものが提案されている。
装置において、その濃縮液側のスクリユー羽根間
に分離液の濃縮液側への侵入防止用のバツフルを
設けたものが提案されている。
ここで、このバツフルの汚泥プール内への浸漬
量は極めて重要であり、汚泥の性状等によつて変
更する必要がある。例えば、汚泥の濃度が薄い場
合には、濃縮液と分離液の界面が軸から遠くなる
ので、バツフルは深く浸漬する必要がある。そし
て、この浸漬量の調整は濃縮効率に大きく影響を
与える重要な因子であることが知られている。
量は極めて重要であり、汚泥の性状等によつて変
更する必要がある。例えば、汚泥の濃度が薄い場
合には、濃縮液と分離液の界面が軸から遠くなる
ので、バツフルは深く浸漬する必要がある。そし
て、この浸漬量の調整は濃縮効率に大きく影響を
与える重要な因子であることが知られている。
しかし、従来、このバツフルの位置調整を行う
ためには、回転ボールからスクリユーを抜き取つ
て行う必要があり、位置調整作業は非常に大変で
多大の労力、時間を要するという欠点があつた。
ためには、回転ボールからスクリユーを抜き取つ
て行う必要があり、位置調整作業は非常に大変で
多大の労力、時間を要するという欠点があつた。
この考案は上記欠点を解消するためになされた
もので、バツフルの交換、位置調整を可能とする
挿入部を回転ボールに設けることにより、被処理
液の濃度に対応した効果的な濃縮処理を行うこと
ができ、またこの回転ボールの挿入部近傍を外周
面円筒状、内周面円錐状とすることにより、挿入
部の着脱を容易かつ確実に行うことができる遠心
濃縮機を提供することを目的とする。
もので、バツフルの交換、位置調整を可能とする
挿入部を回転ボールに設けることにより、被処理
液の濃度に対応した効果的な濃縮処理を行うこと
ができ、またこの回転ボールの挿入部近傍を外周
面円筒状、内周面円錐状とすることにより、挿入
部の着脱を容易かつ確実に行うことができる遠心
濃縮機を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
この考案の遠心濃縮機は、第1図に示すよう
に、回転する回転ボール1と、この回転ボール1
内に配置され、回転ボール1と所定の回転差をも
つて回転するスクリユー2と、このスクリユー2
のスクリユー羽根3に設けられたバツフル4と、
回転ボール1の一部を構成し取り外すことによつ
て、ここよりバツフル4の交換、位置調整を行う
挿入部5とを有する。
に、回転する回転ボール1と、この回転ボール1
内に配置され、回転ボール1と所定の回転差をも
つて回転するスクリユー2と、このスクリユー2
のスクリユー羽根3に設けられたバツフル4と、
回転ボール1の一部を構成し取り外すことによつ
て、ここよりバツフル4の交換、位置調整を行う
挿入部5とを有する。
上記回転ボール1は一端部に分離液排出口(図
示せず)が、他端部に濃縮液排出口6aが設けら
れ、内部の汚泥に20〜2000G程度の遠心力を与え
るように図示しない駆動源により回転される。
示せず)が、他端部に濃縮液排出口6aが設けら
れ、内部の汚泥に20〜2000G程度の遠心力を与え
るように図示しない駆動源により回転される。
上記回転ボール1内に配置されたスクリユー2
は、第1図に示すように流出孔6bを有しその内
部に汚泥等の被処理液Aを供給する流入管7が配
置され、また、周面にはスクリユー羽根3が設け
られている。そして、このスクリユー2の一方の
軸は、回転ボール1の軸の一方を軸支する歯車装
置(図示せず)と連結し、回転ボール1と同方向
の回転で、かつ所定の回転差(通常10〜60r.p.m
程度)をもつて回転する。
は、第1図に示すように流出孔6bを有しその内
部に汚泥等の被処理液Aを供給する流入管7が配
置され、また、周面にはスクリユー羽根3が設け
られている。そして、このスクリユー2の一方の
軸は、回転ボール1の軸の一方を軸支する歯車装
置(図示せず)と連結し、回転ボール1と同方向
の回転で、かつ所定の回転差(通常10〜60r.p.m
程度)をもつて回転する。
また、スクリユー羽根3間には、分離液が濃縮
液排出口5方向へ流れるのを防止するバツフル4
が設けられている。このバツフル4は第2図に示
すように、スクリユー胴2aに半径方向のボルト
8で固定されている。
液排出口5方向へ流れるのを防止するバツフル4
が設けられている。このバツフル4は第2図に示
すように、スクリユー胴2aに半径方向のボルト
8で固定されている。
そして、このバツフル4近傍の回転ボール1に
は、内周面が円錐状で、かつ外周面が円筒状の肉
厚部10が形成されている。また、この肉厚部1
0には、外方よりボルト9締め等で着脱自在に固
定された挿入部5が設けられている。
は、内周面が円錐状で、かつ外周面が円筒状の肉
厚部10が形成されている。また、この肉厚部1
0には、外方よりボルト9締め等で着脱自在に固
定された挿入部5が設けられている。
次にこの考案の動作、効果について説明する。
流入管7から供給された汚泥等の被処理液A
は、スクリユー胴2aの流出孔6bからプールB
内へ供給され、ここで遠心力により分離液と濃縮
液に分離される。そして濃縮液はスクリユー2の
作用等により、バツフル4の外側に移流し、濃縮
液排出口5から排出される。
は、スクリユー胴2aの流出孔6bからプールB
内へ供給され、ここで遠心力により分離液と濃縮
液に分離される。そして濃縮液はスクリユー2の
作用等により、バツフル4の外側に移流し、濃縮
液排出口5から排出される。
他方、分離液は反対側の分離液排出口(図示せ
ず)へ流れ、外部へ溢流排出される。ここで、バ
ツフル4の存在によつて、分離液は濃縮液側へ混
入することがないので、効果的な処理が行える。
ず)へ流れ、外部へ溢流排出される。ここで、バ
ツフル4の存在によつて、分離液は濃縮液側へ混
入することがないので、効果的な処理が行える。
そして、被処理液の性状によつてはバツフル4
の交換、位置調整を行う必要があるが、この考案
の遠心濃縮機にあつては挿入部5が回転ボール1
のバツフル4を取り出すことができる位置に設け
られているので、被処理液Aの濃度に適応したバ
ツフル4を常に取り付けることができる。また、
この挿入部5は回転ボール1の肉厚部10に外方
よりボルト締めされているので、外部から簡単に
取り外しができる。そして、挿入部5が着脱自在
に取り付けられる回転ボール1の肉厚部10は内
周面が円錐状で、かつ外周面が円筒状に形成され
ているのでこの挿入部5は、肉厚部10に容易に
かつ確実に取り付けることができる。つまり、円
錐状部にそのまま挿入部5を設けると曲率が場所
によつて変わるために製作が非常に難しいと共
に、実際に着脱を行つた場合、挿入部5が少しず
れると、回転ボール1との間に隙間ができてしま
いシールが不完全になつてしまう。しかし、この
考案では、挿入部5の内周面は回転ボール1の内
周面との間で若干の隙間が生じたとしても、外周
面は円筒状なので確実にシール出来るため実用上
差し支えない。特にバツフル4は、通常回転ボー
ル傾斜部内に設けられ、これに対応して挿入部5
も該傾斜部に設けられるが、この肉厚部10によ
り内周面は傾斜しても、外周部は円筒状に形成で
き、着脱作業が簡単でかつシールも確実に行え
る。
の交換、位置調整を行う必要があるが、この考案
の遠心濃縮機にあつては挿入部5が回転ボール1
のバツフル4を取り出すことができる位置に設け
られているので、被処理液Aの濃度に適応したバ
ツフル4を常に取り付けることができる。また、
この挿入部5は回転ボール1の肉厚部10に外方
よりボルト締めされているので、外部から簡単に
取り外しができる。そして、挿入部5が着脱自在
に取り付けられる回転ボール1の肉厚部10は内
周面が円錐状で、かつ外周面が円筒状に形成され
ているのでこの挿入部5は、肉厚部10に容易に
かつ確実に取り付けることができる。つまり、円
錐状部にそのまま挿入部5を設けると曲率が場所
によつて変わるために製作が非常に難しいと共
に、実際に着脱を行つた場合、挿入部5が少しず
れると、回転ボール1との間に隙間ができてしま
いシールが不完全になつてしまう。しかし、この
考案では、挿入部5の内周面は回転ボール1の内
周面との間で若干の隙間が生じたとしても、外周
面は円筒状なので確実にシール出来るため実用上
差し支えない。特にバツフル4は、通常回転ボー
ル傾斜部内に設けられ、これに対応して挿入部5
も該傾斜部に設けられるが、この肉厚部10によ
り内周面は傾斜しても、外周部は円筒状に形成で
き、着脱作業が簡単でかつシールも確実に行え
る。
さらに、バツフル4はスクリユー胴2aに対し
て、半径方向のボルト8によつて固定されている
ので、挿入部5を外した小さな開口からでも極め
て容易にバツフル4の着脱が行える。
て、半径方向のボルト8によつて固定されている
ので、挿入部5を外した小さな開口からでも極め
て容易にバツフル4の着脱が行える。
以上のようにこの考案によれば、回転ボールに
設けられた挿入部を外し、バツフルの交換、位置
調整を行えるので、被処理液の濃度に対応させて
効率的な濃縮処理が行える。さらに、回転ボール
に対する挿入部のシールが簡単かつ確実に行え
る。
設けられた挿入部を外し、バツフルの交換、位置
調整を行えるので、被処理液の濃度に対応させて
効率的な濃縮処理が行える。さらに、回転ボール
に対する挿入部のシールが簡単かつ確実に行え
る。
第1図はこの考案の一実施例の要部縦断面図、
第2図は第1図のイ−イ線断面図を示す。 1……回転ボール、2……スクリユー、3……
スクリユー羽根、4……バツフル、5……挿入
部、8……ボルト、10……肉厚部。
第2図は第1図のイ−イ線断面図を示す。 1……回転ボール、2……スクリユー、3……
スクリユー羽根、4……バツフル、5……挿入
部、8……ボルト、10……肉厚部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端部に分離液排出口を、他端部に濃縮液排
出口を設けた回転ボールと、この回転ボール内
に配置され、該回転ボールと所定の回転差をも
つて回転するスクリユーと、このスクリユーの
スクリユー羽根間に設けられ、分離液が上記濃
縮液排出口方向へ流れるのを防止するバツフル
と、このバツフル近傍の上記回転ボールに形成
され、内周面が円錐状で、かつ外周面が円筒状
の肉厚部と、この肉厚部に形成され外方から着
脱自在に取り付けられ、取り外すことにより外
方から該バツフルを交換、位置調節自在とした
挿入部とを備えた遠心濃縮機。 (2) 上記バツフルを半径方向のボルトによつて上
記スクリユーに固定したことを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載の遠心濃縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19380583U JPS60104252U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 遠心濃縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19380583U JPS60104252U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 遠心濃縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60104252U JPS60104252U (ja) | 1985-07-16 |
JPS6229068Y2 true JPS6229068Y2 (ja) | 1987-07-25 |
Family
ID=30416744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19380583U Granted JPS60104252U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 遠心濃縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60104252U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH019643Y2 (ja) * | 1981-05-08 | 1989-03-16 |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP19380583U patent/JPS60104252U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60104252U (ja) | 1985-07-16 |
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