JPH10202078A - 小型分散機 - Google Patents
小型分散機Info
- Publication number
- JPH10202078A JPH10202078A JP735097A JP735097A JPH10202078A JP H10202078 A JPH10202078 A JP H10202078A JP 735097 A JP735097 A JP 735097A JP 735097 A JP735097 A JP 735097A JP H10202078 A JPH10202078 A JP H10202078A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slurry
- rotor
- dispersion
- pump
- dispersion chamber
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- Withdrawn
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- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
すること。 【構成】 分散機は、分散される固形粒子を含むスラリ
ーを導入するための導入部と該スラリーを排出するため
の排出部とを有する筒型の分散室を備える。分散室内に
は攪拌部材を外周に設けた回転自在な攪拌ロータが配置
され、該分散室内にはガラスビーズ等の分散媒体が充填
される。攪拌ロータの回転中にスラリータンクからのス
ラリーを導入部を経て分散室内に導入し、排出部から排
出されるようにする。導入部において攪拌ロータの端部
にスラリータンクからのスラリーを分散室に圧送するた
めのポンプを形成するポンプロータを結合する。
Description
に含まれる固形微粒子を微細に分散させるための分散機
に関する。特に本発明は、小型の構造にするのに適した
構造の分散機に関する。
させるための分散機としては、ガラスビーズのような分
散媒体を充填した中空円筒状の分散槽内に攪拌羽根を備
える攪拌ロータを配置し、この分散槽内の分散室にスラ
リータンクから圧送ポンプによりスラリーを圧送し、該
分散室内を強制的に流通させる構造が一般的である。こ
の従来の構造においては、分散機とは別体に圧送ポンプ
をスラリータンクと分散機との間に設ける。
置では、スラリータンクと圧送用ポンプ、及び分散機が
主要構成部品となるので、分散される材料を変更する場
合には、これら構成部品のすべてを分解して洗浄するこ
とが必要になり、作業が面倒である。特に実験室等で使
用する分散機の場合には、絶えず試料を変更することが
必要になり、その都度機器や配管を洗浄することは極め
て面倒なことである。本発明は、このような事情に鑑
み、機器の洗浄作業が単純化できる分散機を提供するこ
とを解決すべき課題とする。
め、本発明による分散機は、分散される固形粒子を含む
スラリーを導入するための導入部と該スラリーを排出す
るための排出部とを有する筒型の分散室を備える。分散
室内には攪拌部材を外周に設けた回転自在な攪拌ロータ
が配置され、該分散室内にはガラスビーズ等の分散媒体
が充填される。そして、攪拌ロータの回転中にスラリー
タンクからのスラリーを導入部を経て分散室内に導入
し、排出部から排出されるようにする。さらに、該導入
部において攪拌ロータの端部にスラリータンクからのス
ラリーを分散室に圧送するためのポンプを形成するポン
プロータを結合する。このように、本発明においては、
従来分散機とは別体に形成されていた圧送ポンプを分散
機内に組み込んだので、分散される材料を変更する場合
にも、分散機の洗浄だけでポンプの洗浄は必要がなくな
り、使用上の利便性が得られる。
する。図1を参照すると、本発明を実施した分散機にお
いては、駆動モーター1に攪拌軸2がカップリング3に
より連結されており、該攪拌軸2に攪拌ロータ10が取
り付けられる。図1に示すように、攪拌ロータ10の外
側に円筒径の攪拌槽9が配置される。攪拌軸2は、軸受
ハウジング5内に配置した軸受4a、4bにより回転自
在に支持されており、該軸受ハウジング5の端部には、
スラリー排出部を構成するスラリー室6が形成されてい
る。軸受ハウジング5は、このスラリー室6の端部にお
いて分散槽9の端部に結合される。分散槽9の反対側の
端分散は、端板12により塞がれている。端板12が位
置する方の分散槽9の端部内にスラリー導入部が形成さ
れる。
6を介して分散槽9の内部のスラリー導入部に接続され
る。分散槽9の端部に結合されたスラリー室6により形
成されるスラリー排出部は、スラリータンク17の上部
に開放する導管18に接続されている。図2を参照する
と、攪拌軸2上には、スラリー室6の端部に相当する位
置に肩部2aが形成され、該肩部2aに当たるようにス
ラリー排出用翼車7が配置されている。翼車7は、外周
に螺旋状のポンプ羽根7aを複数個有する。翼車7に隣
接して、攪拌軸2上に攪拌ロータ10が配置されてお
り、該攪拌ロータ10の外周には、多数の攪拌部材13
が放射状に突出するように設けられている。攪拌ロータ
10の隣に位置するように、攪拌軸2上にはポンプロー
タ11が配置される。このポンプロータ11は、内側円
板部11aと外側円板部11cとこれら円板部11a、
11c間に位置するポンプ羽根部11bとから構成され
る。ポンプロータ11の外側円板部11cの外周には、
放射状に突出する攪拌部材13aが設けられる。ポンプ
ロータ11は、内側円板部11aが攪拌軸2の端に突き
当てられ、ボルト15により攪拌軸2に固定されてい
る。
翼車7は分散槽9内のスラリー排出部に配置され、ポン
プロータ11はスラリー導入部に配置される。図2に示
すように、ポンプロータ11の外側円板部11cは中心
部に孔11dを有し、スラリータンク17からの導管1
6は、この孔内11dを通りポンプ羽根部11bの内部
に開口する。分散槽9の内部には、多数のガラスビーズ
のような分散媒体14が充填されている。スラリー室6
側の端部では、分散槽9の内面に、攪拌ロータ10の外
周との間に僅かな間隙を形成するセパレータ8が設けら
れている。このセパレータ8は、分散槽9内の分散媒体
がスラリー室6内に出ないようにするものである。使用
に際しては、スラリータンク17に調整されたスラリー
を入れ、モーター1を作動させて分散機の攪拌ロータ1
0を回転させる。スラリータンク17内のスラリーは導
管16を経て導入部のポンプロータ11内に入り、攪拌
ロータ10とともに回転するポンプロータ11のポンプ
作用により分散槽9内の分散室に導入される。分散室で
は分散媒体14が攪拌ロータ10の攪拌部材13及びポ
ンプロータ11の攪拌部材13aにより攪拌され、スラ
リー内の固形粒子に対して分散作用を与える。スラリー
は次にセパレータ8と攪拌ロータ10の間の隙間からス
ラリー室6内に入り、スラリー排出用翼車7のポンプ作
用により導管18を経てスラリータンク17に排出され
る。
別に圧送ポンプを使用することなく分散作用を達成する
ことができる。本発明の分散機によれば、ポンプの設置
場所を必要とせず、洗浄も分散機と圧送ポンプを同時に
行なうことができる。
略図である。
そのまわりの配置を示す断面図である。
・・螺旋羽根、9・・・分散槽、10・・・攪拌ロー
タ、11・・・ポンプロータ、11b・・・ポンプ羽根
部、17・・・スラリータンク、
Claims (1)
- 【請求項1】 分散される固形粒子を含むスラリーを導
入するための導入部と該スラリーを排出するための排出
部とを有する筒型の分散室を備え、該分散室内には攪拌
部材を外周に設けた回転自在な攪拌ロータが配置され、
前記分散室内には分散媒体が充填され、前記攪拌ロータ
の回転中にスラリータンクからのスラリーが前記導入部
を経て前記分散室内に導入され、前記排出部から排出さ
れるようになった分散機において、前記導入部において
前記攪拌ロータの端部に前記スラリータンクからのスラ
リーを前記分散室に圧送するためのポンプを形成するポ
ンプロータが結合されたことを特徴とする分散機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP735097A JPH10202078A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 小型分散機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP735097A JPH10202078A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 小型分散機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10202078A true JPH10202078A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11663515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP735097A Withdrawn JPH10202078A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 小型分散機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10202078A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011125830A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | National Printing Bureau | ビーズミル |
WO2017140486A1 (en) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | Bühler AG | Device and method for mixing, in particular dispersing |
JP2017159259A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 株式会社井上製作所 | スラリーの混練・分散装置 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP735097A patent/JPH10202078A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180110135A (ko) * | 2016-02-17 | 2018-10-08 | 뷔흘러 에이지 | 혼합, 특히 분산 장치 및 방법 |
CN108698000A (zh) * | 2016-02-17 | 2018-10-23 | 布勒股份公司 | 用于混合尤其是分散的装置和方法 |
JP2019510621A (ja) * | 2016-02-17 | 2019-04-18 | ビューラー・アクチエンゲゼルシャフトBuehler AG | 混合するための装置 |
CN108698000B (zh) * | 2016-02-17 | 2020-07-14 | 布勒股份公司 | 用于混合尤其是分散的装置和方法 |
JP2017159259A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 株式会社井上製作所 | スラリーの混練・分散装置 |
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