JPH05171010A - 導電性高分子化合物溶液 - Google Patents
導電性高分子化合物溶液Info
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- JPH05171010A JPH05171010A JP35449391A JP35449391A JPH05171010A JP H05171010 A JPH05171010 A JP H05171010A JP 35449391 A JP35449391 A JP 35449391A JP 35449391 A JP35449391 A JP 35449391A JP H05171010 A JPH05171010 A JP H05171010A
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- conductive polymer
- polymer compound
- solution
- poly
- polyaniline
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高濃度でも長時間沈殿等を生じず、安定性が
高い導電性高分子化合物溶液を提供する。 【構成】 導電性高分子化合物高濃度溶液にジアミン化
合物を添加した溶液から構成される。
高い導電性高分子化合物溶液を提供する。 【構成】 導電性高分子化合物高濃度溶液にジアミン化
合物を添加した溶液から構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導電性高分子化合物塗膜
の製造に有利に利用される導電性高分子化合物溶液に関
し、さらに詳しくは、高濃度でも長時間にわたり沈殿等
を生じない安定化された導電性高分子溶液に関する。
の製造に有利に利用される導電性高分子化合物溶液に関
し、さらに詳しくは、高濃度でも長時間にわたり沈殿等
を生じない安定化された導電性高分子溶液に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで炭素数4以上のアルキル基を置
換基とするポリ(3−アルキルチオフェン)、ポリ(N
−アルキルピロール)、ポリ(3−アルキルピロール)
をクロロホルム等の有機溶媒に溶解させた溶液や、ポリ
アニリンをN−メチル−2−ピロリドンに溶解させたポ
リアニリン等の導電性高分子化合物溶液が開発されてい
る。
換基とするポリ(3−アルキルチオフェン)、ポリ(N
−アルキルピロール)、ポリ(3−アルキルピロール)
をクロロホルム等の有機溶媒に溶解させた溶液や、ポリ
アニリンをN−メチル−2−ピロリドンに溶解させたポ
リアニリン等の導電性高分子化合物溶液が開発されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】導電性高分子化合物溶
液のうち可溶性ポリアニリンのN−メチル−2−ピロリ
ドン溶液では導電性高分子の重量が0.5重量%以上で
は室温で長時間放置するとゲル化し、またポリ(3−ア
ルキルチオフェン)のクロロホルム溶液では導電性高分
子の濃度が2重量%を越えると溶液が部分的に凝集す
る。従って可溶性導電性高分子化合物の溶液は、導電性
高分子の塗膜を得る方法として有効ではあるが、高濃度
溶液ではゲル化や凝集が起きるため安定に保存できない
という問題点があった。また可溶性導電性高分子化合物
を溶解後、直ちにキャストした場合にも溶媒の蒸発に伴
って濃度が上昇し、部分的に凝集が生じて均一なフィル
ムが得られないという問題点があった。本発明の目的
は、前記の問題点を解消することにより、安定な導電性
高分子化合物溶液を提供することにある。
液のうち可溶性ポリアニリンのN−メチル−2−ピロリ
ドン溶液では導電性高分子の重量が0.5重量%以上で
は室温で長時間放置するとゲル化し、またポリ(3−ア
ルキルチオフェン)のクロロホルム溶液では導電性高分
子の濃度が2重量%を越えると溶液が部分的に凝集す
る。従って可溶性導電性高分子化合物の溶液は、導電性
高分子の塗膜を得る方法として有効ではあるが、高濃度
溶液ではゲル化や凝集が起きるため安定に保存できない
という問題点があった。また可溶性導電性高分子化合物
を溶解後、直ちにキャストした場合にも溶媒の蒸発に伴
って濃度が上昇し、部分的に凝集が生じて均一なフィル
ムが得られないという問題点があった。本発明の目的
は、前記の問題点を解消することにより、安定な導電性
高分子化合物溶液を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、導電性高分子
化合物の濃度が0.5重量%以上であり、該導電性高分
子化合物を構成する単量体に対して2モル%以上のジア
ミン化合物を含むことを特徴とする導電性高分子化合物
溶液である。ここで、導電性高分子化合物は、ポリアニ
リンまたはその誘導体であるか、あるいは炭素数4以上
のアルキル置換ポリチオフェンを主成分とする重合体で
あることが好ましく、また、ジアミン化合物は尿素であ
ることが好ましい。
化合物の濃度が0.5重量%以上であり、該導電性高分
子化合物を構成する単量体に対して2モル%以上のジア
ミン化合物を含むことを特徴とする導電性高分子化合物
溶液である。ここで、導電性高分子化合物は、ポリアニ
リンまたはその誘導体であるか、あるいは炭素数4以上
のアルキル置換ポリチオフェンを主成分とする重合体で
あることが好ましく、また、ジアミン化合物は尿素であ
ることが好ましい。
【0005】本発明において、導電性高分子とはドーピ
ングによって導電性となり得る構造を有する電子共役系
の高分子であり、脱ドープ状態のものも含まれる。この
ような導電性高分子化合物としては、その全部あるいは
一部が溶媒に可溶な導電性高分子化合物であり、例えば
ポリアニリン,ポリ(o−メトキシアニリン),ポリ
(m−メトキシアニリン),ポリ(o−エトキシアニリ
ン),ポリ(m−エトキシアニリン)等のポリアニリン
およびポリアニリン誘導体、ポリ(3−ブチルチオフェ
ン),ポリ(3−ヘキシルチオフェン),ポリ(3−オ
クチルチオフェン),ポリ(3−ドデシルチオフェン)
等のポリ(3−アルキルチオフェン)等が挙げられる。
本発明で用いるジアミン化合物は、分子内にアミノ基を
含むものであれば特に限定されないが、なかでもカルボ
ニル基を同時に含む尿素等のカルバモイル化合物が有機
溶媒への溶解性の面で好ましい。
ングによって導電性となり得る構造を有する電子共役系
の高分子であり、脱ドープ状態のものも含まれる。この
ような導電性高分子化合物としては、その全部あるいは
一部が溶媒に可溶な導電性高分子化合物であり、例えば
ポリアニリン,ポリ(o−メトキシアニリン),ポリ
(m−メトキシアニリン),ポリ(o−エトキシアニリ
ン),ポリ(m−エトキシアニリン)等のポリアニリン
およびポリアニリン誘導体、ポリ(3−ブチルチオフェ
ン),ポリ(3−ヘキシルチオフェン),ポリ(3−オ
クチルチオフェン),ポリ(3−ドデシルチオフェン)
等のポリ(3−アルキルチオフェン)等が挙げられる。
本発明で用いるジアミン化合物は、分子内にアミノ基を
含むものであれば特に限定されないが、なかでもカルボ
ニル基を同時に含む尿素等のカルバモイル化合物が有機
溶媒への溶解性の面で好ましい。
【0006】本発明では上記のジアミン化合物を導電性
高分子化合物の溶液に添加するが、ジアミン化合物を完
全に溶解した状態および懸濁した状態で用いられる。本
発明において導電性高分子化合物溶液の調合は、導電性
高分子化合物とジアミン化合物とを同時に溶解する、あ
るいは予め導電性高分子化合物を溶解させた後にジアミ
ン化合物を添加するといういずれの方法も可能である。
本発明において導電性高分子化合物溶液に混合するジア
ミン化合物の割合は、2モル%以下では溶液の安定性が
徐々に失われてしまいゲル化が進行する。本発明におい
て導電性高分子化合物溶液の溶媒は、導電性高分子化合
物を溶解させるものであれば特に限定されない。これら
の例として、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ヘキ
サン、ニトロベンゼン、アセトニトリル、N−メチル−
2−ピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド等が挙げられる。これらのうち特に好ましいの
は、ポリアニリンおよびポリアニリン誘導体に関しては
N−メチル−2−ピロリドン、ポリ(3−アルキルチオ
フェン)誘導体に関してはクロロホルムが挙げられる。
高分子化合物の溶液に添加するが、ジアミン化合物を完
全に溶解した状態および懸濁した状態で用いられる。本
発明において導電性高分子化合物溶液の調合は、導電性
高分子化合物とジアミン化合物とを同時に溶解する、あ
るいは予め導電性高分子化合物を溶解させた後にジアミ
ン化合物を添加するといういずれの方法も可能である。
本発明において導電性高分子化合物溶液に混合するジア
ミン化合物の割合は、2モル%以下では溶液の安定性が
徐々に失われてしまいゲル化が進行する。本発明におい
て導電性高分子化合物溶液の溶媒は、導電性高分子化合
物を溶解させるものであれば特に限定されない。これら
の例として、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ヘキ
サン、ニトロベンゼン、アセトニトリル、N−メチル−
2−ピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド等が挙げられる。これらのうち特に好ましいの
は、ポリアニリンおよびポリアニリン誘導体に関しては
N−メチル−2−ピロリドン、ポリ(3−アルキルチオ
フェン)誘導体に関してはクロロホルムが挙げられる。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。 実施例1 アニリンを、ペルオキシ二硫酸アンモニウムを酸化剤と
して−5℃で重合し、アンモニア水で脱ドープしたのち
乾燥し、ポリアニリン粉末を得た。この粉末15重量
%、尿素をアニリン単量体に対して20モル%含有した
N−メチル−2−ピロリドン溶液を調合し、室温で3時
間放置したが、ゲル化は全く見られなかった。またこの
溶液をキャストしたのち1規定硫酸で1時間ドーピング
し、その導電率を測定したところ、3.5[S/cm]
という良好な導電率であった。
して−5℃で重合し、アンモニア水で脱ドープしたのち
乾燥し、ポリアニリン粉末を得た。この粉末15重量
%、尿素をアニリン単量体に対して20モル%含有した
N−メチル−2−ピロリドン溶液を調合し、室温で3時
間放置したが、ゲル化は全く見られなかった。またこの
溶液をキャストしたのち1規定硫酸で1時間ドーピング
し、その導電率を測定したところ、3.5[S/cm]
という良好な導電率であった。
【0008】実施例2 o−メトキシアニリンを、ペルオキシ二硫酸アンモニウ
ムを酸化剤として重合し、アンモニア水で脱ドープした
のち乾燥し、ポリ(o−メトキシアニリン)粉末を得
た。この粉末10重量%、尿素をo−メトキシアニリン
単量体に対して15モル%含有したアセトニトリル溶液
を調合し、室温で3時間放置したが、ゲル化は全く見ら
れなかった。またこの溶液をキャストしたのち1規定塩
酸で1時間ドーピングし、その導電率を測定したとこ
ろ、0.25[S/cm]という良好な導電率であっ
た。
ムを酸化剤として重合し、アンモニア水で脱ドープした
のち乾燥し、ポリ(o−メトキシアニリン)粉末を得
た。この粉末10重量%、尿素をo−メトキシアニリン
単量体に対して15モル%含有したアセトニトリル溶液
を調合し、室温で3時間放置したが、ゲル化は全く見ら
れなかった。またこの溶液をキャストしたのち1規定塩
酸で1時間ドーピングし、その導電率を測定したとこ
ろ、0.25[S/cm]という良好な導電率であっ
た。
【0009】実施例3 3−オクチルチオフェンを、塩化第二鉄を酸化剤として
重合し、メタノールで洗浄したのち乾燥し、ポリ(3−
オクチルチオフェン)を得た。これを5重量%、尿素を
3−オクチルチオフェン単量体に対して5モル%含有し
たクロロホルム溶液を調合し、室温で3時間放置した
が、ゲル化は特に見られなかった。また部分的な凝集も
見られなかった。この溶液をキャストしたのち塩化第二
鉄のニトリルメタン溶液で30分間ドーピングし、導電
率を測定したところ、27[S/cm]という良好な導
電率であった。
重合し、メタノールで洗浄したのち乾燥し、ポリ(3−
オクチルチオフェン)を得た。これを5重量%、尿素を
3−オクチルチオフェン単量体に対して5モル%含有し
たクロロホルム溶液を調合し、室温で3時間放置した
が、ゲル化は特に見られなかった。また部分的な凝集も
見られなかった。この溶液をキャストしたのち塩化第二
鉄のニトリルメタン溶液で30分間ドーピングし、導電
率を測定したところ、27[S/cm]という良好な導
電率であった。
【0010】比較例1 実施例1と同様にポリアニリン粉末15重量%のN−メ
チル−2−ピロリドン溶液を調合し、室温で放置したと
ころ約30分でほぼ完全にゲル化してしまいキャスト膜
を得ることができなかった。
チル−2−ピロリドン溶液を調合し、室温で放置したと
ころ約30分でほぼ完全にゲル化してしまいキャスト膜
を得ることができなかった。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば高
濃度な導電性高分子化合物溶液をゲル化させず安定化さ
せることが可能になり、電子デバイス、電磁シールド、
帯電防止剤等へ広く応用でき、その効果は大である。
濃度な導電性高分子化合物溶液をゲル化させず安定化さ
せることが可能になり、電子デバイス、電磁シールド、
帯電防止剤等へ広く応用でき、その効果は大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正春 東京都港区芝5丁目7番1号 日本電気株 式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 導電性高分子化合物の濃度が0.5重量
%以上であり、該導電性高分子化合物を構成する単量体
に対して2モル%以上のジアミン化合物を含むことを特
徴とする導電性高分子化合物溶液。 - 【請求項2】 導電性高分子化合物がポリアニリンまた
はその誘導体である請求項1記載の導電性高分子化合物
溶液。 - 【請求項3】 導電性高分子化合物が炭素数4以上のア
ルキル置換ポリチオフェンを主成分とする重合体である
請求項1記載の導電性高分子化合物溶液。 - 【請求項4】 ジアミン化合物が尿素である請求項1〜
3のいずれかに記載の導電性高分子化合物溶液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3354493A JP2768099B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 導電性高分子化合物溶液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3354493A JP2768099B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 導電性高分子化合物溶液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05171010A true JPH05171010A (ja) | 1993-07-09 |
JP2768099B2 JP2768099B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=18437940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3354493A Expired - Fee Related JP2768099B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 導電性高分子化合物溶液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2768099B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006033455A1 (en) * | 2004-09-22 | 2006-03-30 | Showa Denko K.K. | Antistatic treatment agent, and antistatic film, coated article and pattern forming method using the agent |
KR20170036820A (ko) | 2012-07-24 | 2017-04-03 | 미쯔비시 레이온 가부시끼가이샤 | 도전체, 도전성 조성물, 및 적층체 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60133027A (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-16 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 導電性有機重合体の製造方法 |
JPS6264828A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-23 | Showa Denko Kk | 電導性重合体組成物の製造方法 |
JPH03259922A (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-20 | Nitto Denko Corp | 有機重合体溶液 |
JPH05505317A (ja) * | 1989-12-08 | 1993-08-12 | スンモ,ライフ | 孔形成用補助具 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP3354493A patent/JP2768099B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006033455A1 (en) * | 2004-09-22 | 2006-03-30 | Showa Denko K.K. | Antistatic treatment agent, and antistatic film, coated article and pattern forming method using the agent |
JP2006117925A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-05-11 | Showa Denko Kk | 帯電防止処理剤、その処理剤を用いた帯電防止膜、被覆物品及びパターン形成方法 |
KR100914637B1 (ko) * | 2004-09-22 | 2009-08-28 | 쇼와 덴코 가부시키가이샤 | 대전방지 처리제, 및 이 처리제를 사용한 대전방지막, 피복물품 및 패턴형성방법 |
US9023247B2 (en) | 2004-09-22 | 2015-05-05 | Showa Denko K.K. | Antistatic treatment agent, and antistatic film, coated article and pattern forming method using the agent |
KR20170036820A (ko) | 2012-07-24 | 2017-04-03 | 미쯔비시 레이온 가부시끼가이샤 | 도전체, 도전성 조성물, 및 적층체 |
KR20170099408A (ko) | 2012-07-24 | 2017-08-31 | 미쯔비시 케미컬 주식회사 | 도전체, 도전성 조성물, 및 적층체 |
KR20180052783A (ko) | 2012-07-24 | 2018-05-18 | 미쯔비시 케미컬 주식회사 | 도전체, 도전성 조성물, 및 적층체 |
US10096395B2 (en) | 2012-07-24 | 2018-10-09 | Mitsubishi Chemical Corporation | Conductor, conductive composition and laminate |
KR20190039351A (ko) | 2012-07-24 | 2019-04-10 | 미쯔비시 케미컬 주식회사 | 도전체, 도전성 조성물, 및 적층체 |
KR20190039352A (ko) | 2012-07-24 | 2019-04-10 | 미쯔비시 케미컬 주식회사 | 도전체, 도전성 조성물, 및 적층체 |
KR20200034002A (ko) | 2012-07-24 | 2020-03-30 | 미쯔비시 케미컬 주식회사 | 도전체, 도전성 조성물, 및 적층체 |
KR20210087117A (ko) | 2012-07-24 | 2021-07-09 | 미쯔비시 케미컬 주식회사 | 도전체, 도전성 조성물, 및 적층체 |
US11145432B2 (en) | 2012-07-24 | 2021-10-12 | Mitsubishi Chemical Corporation | Conductor, conductive composition and laminate |
KR20220136489A (ko) | 2012-07-24 | 2022-10-07 | 미쯔비시 케미컬 주식회사 | 도전체, 도전성 조성물, 및 적층체 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2768099B2 (ja) | 1998-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |