JPH0517099Y2 - - Google Patents

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JPH0517099Y2
JPH0517099Y2 JP1985042305U JP4230585U JPH0517099Y2 JP H0517099 Y2 JPH0517099 Y2 JP H0517099Y2 JP 1985042305 U JP1985042305 U JP 1985042305U JP 4230585 U JP4230585 U JP 4230585U JP H0517099 Y2 JPH0517099 Y2 JP H0517099Y2
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cartridge
cutter
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opening
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は競技場に石灰粉末により線を引く線引
き器に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記線引き器として、本出願人の提案に
係る実開昭58−142081号公報に記載した型のもの
が知られているが、それは、石灰粉末が充填され
たビニールパツクを装填するガイドボツクス内
に、このビニールパツクを切り裂く角錐形の刃物
体を取り付けている。
すなわち、上記刃物体は、中空な四角錐の底面
及び各側面に石灰粉末が通る開口部分を設け、か
つ頂点から各稜部のところに刃を設けてなるもの
で、ガイドボツクスに装填したビニールパツクは
この刃が突き刺さるようにして切り裂かれ、石灰
粉末が各開口部分を通つて吐出口に流下し放出さ
れるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の型の線引き器においては、刃物体によつ
て切り裂かれたビニールパツクの切れ端がその刃
物体の開口あるいは吐出口に詰まり、石灰粉末の
放出が不足したり放出できなくなつて線引きに支
障を来すとともに、上記刃物体を四角錐形に製作
することが面倒であるという欠点があつた。
そこで、本考案は、上記従来の欠点を解消した
線引き器を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案競技場の線引き器の構成は次のとおりで
ある。
石灰粉末を収納するとともに開口2を蓋版3
により密閉した筒形のカートリツジ1と、 そのカートリツジ1を密に受入する所要の大
きさと形状の筒形をなすとともに、そのカート
リツジ1を挿入する挿入口5を一端に設け、他
端に石灰粉末の散布口6を設けた本体4と、 同じく筒形で、周縁の一部分に無刃部12を
設けているとともに、それ以外の部分には上記
カートリツジ1の蓋版3の対応する部分を切断
する刃11,13,14を有し、上記本体4内
に、該本体4の内面との間にカートリツジ1の
周壁の厚さ分の間隔をあけて嵌着されたカツタ
ー10と、 カートリツジ1を本体4に挿入したとき、刃
11,13,14により蓋版3の対応する部分
が切断されるとともに、カートリツジ1の開口
2の周壁が上記間隔に挟入し、かつ、上記蓋版
3が、刃無部12に対応する部分から折り返え
されてカツター10の外面とカートリツジ1の
開口2の内面との間に挟入するようにしてなる
こと。
〔作用〕
本考案においては、カートリツジの蓋版が無刃
部に対応するところを残して切り開かれるので、
この蓋版全体が切り離されて散布口に詰まること
がないとともに、その切り開かれた蓋版の一部分
が無刃部とカートリツジの開口の内面との隙間に
挟み込まれてその分散布口側に垂下する長さが短
くなるので、この蓋版の遊端部分が散布口に詰ま
ることもない。
〔実施例〕
以下には図示の実施例について説明する。
1は石灰粉末(図示してない)を収納したカー
トリツジで、それは、ボール紙あるいは合成樹脂
により断面正方形の有底角筒形に成形されている
とともに、右端(第2図)の開口2から石灰粉末
を8分目程度まで収納し、その開口2を比較的薄
くかつ強度のある紙製の蓋版3により密閉してい
る。
4は板紙あるいは合成樹脂製の本体で、それ
は、上記カートリツジ1を密嵌挿入させる左側半
部4a(第1図)が断面正方形の角筒形に成形さ
れ、右側半部4b(同図)が右端に向かつて斜め
右下がりに傾斜し、かつ縦寸法が徐々にすぼまつ
た断面横長矩形の角筒形に成形してあり、左端
(同図)にカートリツジ1を挿入させる挿入口5
を設け、右端(同図)には横長矩形の散布口6を
設けている。
上記散布口6の左右両側には、案内片7,7と
案内爪8,8を設けている。
上記案内片7,7は略円形で、本体4の側面の
散布口6の開口縁のところから一体に延設し互い
に平行に対向している。
上記案内爪8,8は細長い板状をなし、基端に
形成した取付部9を本体4の外側面に固着され、
案内片7,7の外側面と平行に対向しているとと
もに、対向する案内片7,7との間には、線引き
しようとするところに予め張設してある誘導条た
る糸あるいは紐を挟み込むための隙間が設けられ
ている。
10は本体4内に設けたカツターで、板紙ある
いは合成樹脂製の上、下版10a,10b、側版
10c,10dによつて、カートリツジ1の開口
2よりも僅かに小さい断面正方形の角筒形に成形
され、左側部分(第1,2図)が斜め左下がり
(同図)に切欠されている(第1,2図)。
下版10bは上版10aの長さの約3倍の長さ
を有し、左端に平面三角形の刃11を一体に延設
している。
上版10aは矩形をなし真直ぐな左辺縁には刃
を設けることなく、そこを無刃部12にしてい
る。
側版10c,10dの斜め左下がりに傾斜した
各左斜辺縁には鋸歯状の刃13,14を形成して
いる。
15はカツター10を本体4に取り付けるため
のブラケツトで、細長な板紙あるいは合成樹脂板
を折曲して本体4の左側半部4a内に密嵌する大
きさの正方形の枠状に成形されている。ブラケツ
ト15はカツター10の右端部の各隅角のところ
に取り付けた側面L形のスペーサ16の外側に嵌
着させてカツター10との間に隙間を形成し、右
端縁をカツター10の右開口縁と面一に揃えてい
る(第1,2図)。
また、カツター10の上版10aの無刃部12
からブラケツト15の左端のところまでの長さ
が、カートリツジ1の開口2の一辺の長さの約1/
2に設定されている。
上記カツター10は、刃11の先端を挿入口5
の方に向け、本体4の左側半部4aの右端部分の
内周面にブラケツト15を嵌合させ接着剤による
接着等によつて本体4内に取り付けるとともに、
カツター10と本体4との間にカートリツジ1の
各側版が挿入される隙間を設けている(第1,3
図)。
そして、上記カートリツジ1を本体4に装填し
て線引きするには、カートリツジ1の開口2の側
を挿入口5から本体4に挿入すると、まず蓋版3
の下辺縁部分のところにカツター10の刃11の
先端が突き刺さり(第2図)、刃11がカートリ
ツジ1内に挿し込まれるのに伴つて左右に切り開
かれて下辺縁部分が切断された後、刃13,14
により蓋版3の両側辺縁部分が下端から上端にわ
たつて切断され、これにより開口2が開成され
る。
このようにしてカートリツジ1の開口2の端縁
がスペーサ16に当接するところまでそのカート
リツジ1を挿入すると、カツター10がカートリ
ツジ1の内方に挿し込まれ、かつカートリツジ1
の該部分がカツター10と本体4の隙間に挿入さ
れる。
また、蓋版3は下辺縁部分及び両側辺縁部分が
切断されているが、上辺縁部分が切断されてな
く、該部分によりカートリツジ1に接続された状
態になつていて、その上辺縁部分から略半分の長
さのところが、無刃部12に当接してカートリツ
ジ1の内面に押し付けられるように上版10aと
カートリツジの開口2の内面との隙間に挟み込ま
れた状態になるとともに、残りの略半分の長さの
部分が石灰粉末(図示してない)に押されて折曲
し上版10aの内面にあてがわれた如き状態にな
つている(第3,4図)。
このようにして開口2が開成されたら、本体4
あるいはカートリツジ1を握持して散布口6を下
に向けるとともに、競技場のトラツクの線引きし
ようとするところに沿つて予め張設してある案内
用の糸あるいは紐等の誘導条17に案内爪8を掛
け、かつ案内片7,7をトラツク面に当接させな
がらこの誘導条17に沿わせて移動し、開口2か
ら流下した石灰粉末を散布口6から散布させるこ
とにより所要の線18を正確に引くことができる
(第5図)。
この場合、カツター10とカートリツジ1との
間に流入した石灰粉末は、ブラケツト15とカツ
ター10との隙間を通つて流下するので、そこに
石灰粉末が詰まつて、次のあらたなカートリツジ
を所定位置まで挿入できなくなることがない。
また、蓋版3はカートリツジ1に接続され、か
つその略半分の長さ部分が上版10aとカートリ
ツジ1の間に挟み込まれているので、その分散布
口6の方に垂下する長さが短くなり、蓋版3の遊
端部分が散布口6に詰まつて石灰粉末の散布に支
障を来すこともない。
次に第6,7図はそれぞれ別の実施例を示して
いる。
第6図に示したものは、前記実施例とは本体1
9がカートリツジ20の全体を収納できる長さに
形成され、左端の挿入口にキヤツプ21を嵌着し
ていることにおいて相違するだけで、その他の構
成ないし作用は同じである。
第7図に示したものは、前記実施例のものとは
カートリツジ22が円筒形、本体23のカートリ
ツジ22を挿入する部分も円筒形、カツター24
が断面欠円形の筒形に成形されていることにおい
て相違するのみで、その他の構成ないし作用は同
じである。
上記カートリツジ22は有底円筒形で開口を円
形の蓋版25で密閉している。
上記カツター24は、断面欠円形の筒形で左側
部が斜め左下がりに切欠された状態に成形されて
いるとともに、左側部の周縁の欠円部分に相当す
るところが無刃部26になつていて、その他の周
縁に鋸歯状の刃27が形成されている。
カツター24の右側外周部には、本体23の内
周面に密嵌する円形のブラケツト28をスペーサ
29,30を介して嵌着し、このブラケツト28
によつてカツター24を本体23内に取り付けて
いる。
〔考案の効果〕
以上述べたところから明らかなように本考案に
よれば、カートリツジの蓋版は、カツターの無刃
部に対応するところが切り残されカートリツジに
接続していて、かつ蓋版の一部分がカツターとカ
ートリツジの開口の内面との間に挟み込まれ、そ
の分だけ散布口の方に垂れ下がる部分が短くなる
ので、蓋版が散布口に詰まつて石灰粉末の散布に
支障を来すようなことがなく、確実に線引きでき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部を
切欠して示した斜視図、第2図はカツターの刃先
が蓋版に突き刺さつた状態を示した要部の斜視
図、第3,4図は蓋版がカツターによつて切り開
かれた状態を示した要部の縦断面図及び一部切欠
斜視図、第5図は案内片と案内爪の隙間に誘導条
を挟み込み線を引いている状態を示した要部の斜
視図、第6,7図はそれぞれ他の実施例を示した
斜視図で、第7図は本体、カートリツジ及び蓋版
の一部を切欠して示している。 1,20,22……カートリツジ、5……挿入
口、6……散布口、4,19,23……本体、1
2,26……無刃部、11,13,27……刃、
10,24……カツター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 石灰粉末を収納するとともに開口を蓋版により
    密閉した筒形のカートリツジと、 そのカートリツジを密に受入する所要の大きさ
    と形状の筒形をなすとともに、そのカートリツジ
    を挿入する挿入口を一端に設け、他端に石灰粉末
    の散布口を設けた本体と、 同じく筒形で、周縁の一部分に無刃部を設けて
    いるとともに、それ以外の部分には上記カートリ
    ツジの蓋版の対応する部分を切断する刃を有し、
    上記本体内に、該本体の内面との間にカートリツ
    ジの周壁の厚さ分の間隔をあけて嵌着されたカツ
    ターと、 上記カートリツジを本体に挿入したとき、刃に
    より蓋版の対応する部分が切断されるとともに、
    カートリツジの開口の周壁が上記間隔に挟入し、
    かつ、上記蓋版が、刃無部に対応する部分から折
    り返えされてカツターの外面とカートリツジの開
    口の内面との間に挟入するようにしてなること、 とからなることを特徴とする競技場の線引き器。
JP1985042305U 1985-03-26 1985-03-26 Expired - Lifetime JPH0517099Y2 (ja)

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JPS61159970U JPS61159970U (ja) 1986-10-03
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS602580B2 (ja) * 1977-10-05 1985-01-22 三洋電機株式会社 吸収式冷温水機の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54156925U (ja) * 1978-04-24 1979-10-31
JPS602580U (ja) * 1983-06-17 1985-01-10 株式会社 ハネダ化学 ライン引き

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