JPH05170661A - 薬剤組成物 - Google Patents

薬剤組成物

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JPH05170661A
JPH05170661A JP4158494A JP15849492A JPH05170661A JP H05170661 A JPH05170661 A JP H05170661A JP 4158494 A JP4158494 A JP 4158494A JP 15849492 A JP15849492 A JP 15849492A JP H05170661 A JPH05170661 A JP H05170661A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、腫瘍壊死因子(TNF)結合蛋白
(本明細書においてTBPと称する)よりなる、自己免
疫疾患と移植片対宿主反応の治療のための薬剤組成物に
関する。 【構成】 薬剤として許容される担体と、有効量の腫瘍
壊死因子結合蛋白(本明細書においてTBPと称す
る)、その塩、機能性誘導体、前駆体または活性画分、
またはこれらの組合せよりなる薬剤組成物は、自己免疫
疾患や移植片対宿主反応の治療に有用である。TBP
(TBP−IやTBP−II)は天然の資源由来のもの
でも、組換え法により得られたものでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、腫瘍壊死因子(TNF)結合蛋
白(本明細書においてTBPと称する)よりなる、自己
免疫疾患と移植片対宿主反応の治療のための薬剤組成物
に関する。
【0002】腫瘍壊死因子(TNF)は、生物の保護に
関与する多機能なサイトカインであるが、過剰に産生さ
れるといくつかの疾患において重大な病原性を示すこと
がある。TNFは炎症反応に関与しており、リウマチ疾
患において組織への障害のメディエーターであり(ボイ
トラーとセラミ(Beutler,B.and Cer
ami,C.)、エヌ・イー・ジェイ・エム(NEJ
M)第316巻、379−385頁(1987年))、
移植片対宿主反応で観察される障害のメディエーターで
ある(ピグエット(Piguet,P.F.)ら、ジェ
イ・エクスプ・メド(J.Exp.Med.)第166
巻、1280−89頁(1987年))ことは公知であ
る。
【0003】2つのTNF結合蛋白(TBP−IとTB
P−IIと称する)は、最初にそれぞれ同じ出願人のイ
スラエル特許出願第83878号と90339号に記載
され、TNFの毒性から細胞を保護し TNFの細胞へ
の結合を妨害することが示された。その後の研究でこれ
らの2つの蛋白は、細胞表面のTNFリセプター(TN
F−R)の2つの分子種に構造が類似していることが証
明され、TBP−1はTNF I型リセプターの可溶性
型に関連しており、TBP−IIはTNF II型リセ
プターの可溶性型に関連していることが証明されている
(エンゲルマン(Engelmann H.)ら、ジェ
イ・ビオル・ケム(J.Biol.Chem.)第26
4巻、11974−11980頁(1989年):エン
ゲルマン(Engelmann H.)ら、ジェイ・ビ
オル・ケム(J.Biol.Chem.)第265巻、
1531−1536頁(1990年))。TNFの細胞
表面リセプターのように、これらのリセプターの可溶性
型はTNFに特異的に結合し、従ってその細胞への結合
を妨害して、TNF活性の生理的インヒビターとして作
用する。
【0004】免疫系の主要な機能は、外来の侵入者(例
えば微生物)による感染から個体を守ることであるが、
免疫系が個体の組織を攻撃して自己免疫疾患(これはし
ばしば炎症反応に関連している)として知られている病
状になることがある。自己免疫疾患の例としては、リウ
マチ様関節炎、若年型I型糖尿病、全身性ループスエリ
テマトーデス 甲状腺炎、および多発性硬化症などがあ
る。リウマチ様関節炎は関節の炎症症状を特徴とする疾
患である。全身性ループスエリテマトーデス(SLE)
は、皮膚の赤い鱗状の斑点と、疾患が進行した状態では
腎臓の機能異常が特徴であり、血管(特に腎臓の血管)
中の免疫複合体の沈着により引き起こされる炎症反応に
関係がある。多発性硬化症は脱力、休の震え、そして極
端な場合は痺痲を引き起こす、再発性の炎症状態が特徴
的なヒトの疾患であり、抹消神経細胞を取り囲む防御性
ミエリン鞘の免疫系の攻撃に関係がある。TNFは全身
性ループスエリテマトーデス、リウマチ様関節炎および
多発性硬化症の炎症反応に関係がある。
【0005】同じ出願人の公開されたヨーロッパ特許出
願第398327号と412486号では、SLE患者
においてTBP−IとTBP−IIの血清レベルは、有
意にかつ疾患の活動性に相関して増加しており、これは
TBP−IとTBP−IIは、疾患の活動性の感受性の
高いマーカーとして使用できるかも知れないことを示し
ており、SLE患者や他の自己免疫疾患患者の疾患の活
動性に関連する免疫の活性化を追跡するのに有用である
かも知れないことが開示されている。
【0006】本発明において、腫瘍壊死因子結合蛋白
(TBP)は自己免疫疾患や移植片対宿主反応の治療に
有用であることが見いだされた。TBPは内因性の可溶
性TNFリセプターI型とII型の生理活性を補うもの
であり、自己免疫疾患におけるその産生は、TNFの障
害作用に対して過剰に応答することを防ぐ安全装置であ
ることが示唆されている。
【0007】従って本発明は、自己免疫疾患や移植片対
宿主反応の治療のための、薬剤として許容される担体
と、有効量の踵瘍壊死因子結合蛋白(本明細書において
TBPと称する)、その塩、機能性誘導体、前駆体また
は活性画分、またはこれらの組合せよりなる薬剤組成物
を与える。
【0008】本発明の組成物において使用されるTBP
は、天然の資源、例えばヒトの尿(エンゲルマン(En
gelmann H.)ら、ジェイ・ビオル・ケム
(J.Biol.Chem.)第264巻、11974
−11980頁(1989年);エンゲルマン(Eng
elmann H.)ら、ジェイ・ビオル・ケム(J.
Biol.Chem.)第265巻、1531−153
6頁(1990年);オルソン(Olson,I.)
ら、ヨーロ・ジェイ・ヘマトル(Euro.J.Hae
maatol.) 第42巻、270−275頁(19
89年);セッキンガー(Seckinger,P.)
ら、ジェイ・ビオル・ケム(J・Biol.Che
m.) 第264巻、11966−11973頁(19
89年))、または組換え法(ノプハー(Nopha
r,Y.)ら、イーエムビーオー・ジェイ(EMB0
J)第9巻、3269−3278頁(1990年);シ
ャル(Schall,T.J.)ら、セル(Cell)
第61巻、361−370頁(1990年);レーチャ
ー(Loetscher,H.)ら、セル(Cell)
第61巻 351−359頁(1990年))により
得られ、次に上記特許出願第83878号と90339
号に記載されたように精製される。
【0009】本明細書において「TBP」、「TBP−
I」および「TBP−II」という用語は、天然の資源
または組換えDNA法により得られるすべてのTNF結
合蛋白を意味し、イスラエル特許出願第83878号と
90339号に記載されたTNF結合蛋白IとII、お
よび細胞表面TNFリセプターI型とII型の可溶性
型、その塩、機能性誘導体、前駆体およびこれらの活性
画分(これらの最後の定義はイスラエル特許出願第83
878号と90339号で定義されたものである)など
があるが、これらに限定されるものではない。
【0010】「薬剤として許容される」という用語は、
活性成分の生物活性の有効性は妨害せず、投与される宿
主に対して毒性がない、任意の担体を意味する。例えば
非経口投与用には、TBPは食塩、ブドウ糖溶液、正常
血清アルブミンおよびレンゲル液などの賦形剤中で、注
射用の単回投与型で製剤化される。どのようなタイプの
非経口投与(例えば静脈、筋肉内および皮下投与)でも
よい。しかし局所の炎症を治療する場合は、局所投与
(例えばリウマチ様関節炎で関節の炎症を治療するため
の局所への注射、または多発性硬化症での脳脊髄液への
注射)が好適である。薬剤として許容される担体以外
に、本発明の組成物はまた、少量の添加剤(例えば安定
剤、賦形剤、緩衝剤および保存剤)も含むであろう。
【0011】「有効量」という用語は、自己免疫疾患の
経過と重傷度に影響して患者の病状を改善し、疾患の縮
小すなわち緩解に導くのに充分な量のTBPを意味す
る。有効量は、投与経路、治療すべき疾患および患者の
病状に依存する。外から投与したTBPは、TNFの毒
性を中和するのに内因性に生成されるTBPを補足する
ことを考慮すると、患者の血清または他の適当な体液中
のTBP−IとTBP−IIのレベルを測定すること
は、患者に対して適切な投与量を決めるのに有用であ
る。
【0012】本発明を以下の実施例で説明する。いくつ
かの例で実験的自己免疫疾患の動物モデルが使用される
(コーエン(Cohen,I.R.) ら、ジェイ・イ
ンベスト・デルマトル(J.INvest.Derma
ul)第85巻、34s−38s頁(1985年))。
【0013】実施例1:ラットのアジュバント関節炎の
治療 アジュバント関節炎は、関節の慢性の炎症と特徴とする
実験的疾患であり、完全フロイントアジュバントまたは
マイコバクテリウムチューバーキュローシス(Myco
bacterium tuberculosis)の画
分で免疫することによりいくつかのラットで誘導するこ
とができ、ヒトのリウマチ様関節炎のモデルと見なされ
ている(ピアソン(Pearson,C.M.)、アー
スライティス・リューマ(Arthritis Rhe
um.)第7巻、80−86頁(1964年))。この
疾患は免疫後約11−12日後に現われ、(最も顕著に
は四肢の小関節で)非関節性リンパ節炎(panus)
のある関節滑液の単核球の浸潤(これは何カ月も進行
して骨の破壊や関節の強直を引き起こす)を特徴とす
る。ルイス(Lewis) ラットを油中のエム・チュ
ーバーキュローシス(M.tuberculosis)
で免疫する(ピアソン(Pearson,C.M.)、
プロク・ソク・エクスプ・ビオル・メド(Proc.c
oc.Exp.Biol.Med.)第91巻、95−
101頁(1956年))。数日後、臨床的関節炎がは
っきり現れる前または後に、異なる投与量のTBP−I
またはTBP−IIを、1回または数日間にわたって毎
日ラットの皮下に接種し、すでに記載されているように
(ホロシッツ(Holoshitz,Y.)ら、サイエ
ンス(Science)第219巻、56−58頁(1
983年))、0−16のスケールで関節炎の進行のス
コアをつける。疾患の出現を阻害するかまたは部分的阻
害を引き起こす投与量が有効な投与量である。最適の投
与量は、疾患の出現後に投与された時、疾患の進行を阻
害し永久的に緩解させる投与量である。ヒトの患者に最
適な投与量はこれらの投与量から計算される。
【0014】実施例2:ラットにおける実量的自己免疫
疾患脳脊髄炎(EAE)の治療 実験的自己免疫疾患脳脊髄炎(EAE)は、中枢神経系
の白質(whitematter)、またはミエリンの
塩基性蛋白またはその断片による免疫で、種々の種(ラ
ット、モルモット、マウス、ウサギなど)で誘導するこ
とができる実験的疾患である。これは多発性硬化症のモ
デルと考えられており、ヒトのこの神経疾患に類似して
おり EAEは免疫系が、抹消神経細胞を取り囲む保護
性ミエリン鞘を攻撃する自己免疫疾患である。この疾患
の特徴は、臨床的には急性の痺痲であり、組織学的には
中枢神経系の白質中の血管のまわりに単核細胞の浸潤が
見られることである(コーエン(Cohen,I.
R.)、 前述)。適当なアジュバント(例えば完全フ
ロイントアジュバント)中のモルモットのBP(塩基性
蛋白)またはB′Pの脳炎誘発性の主要な断片(アミノ
酸68−88)をラットに注射してEAEを誘発する。
接種1日前と10日間毎日、ラットに食塩(対照)また
は異なる投与量のTBP−IとTBP−IIを与える。
ラットに痺痲が現れるか否か観察する。疾患の重症化を
阻害する投与量が有効な投与量であると考えられる。
【0015】実施例3:SLE患者におけるTBP−I
とTBP−IIの血清レベルと抗−dsDNA抗体との
相関 ヨーロッパ特許出願第398327号と412486号
に記載されたELISA法により、SLE患者38名と
対照の健常人140名の血清中のTBP−IとTBP−
IIのレベルを測定した。対照群におけるTBP−Iと
TBP−IIの血清濃度(平均±SD)は、それぞれ
0.77±0.19ng/mlと3.02±0.57n
g/mlであった。これらの値は年齢と性には関係はな
かった。SLE患者においては、有意の高濃度のTBP
−IとTBP−IIが観察された。平均±SDは、TB
P−Iについては1.89±0.89ng/mlでり、
TBP−IIについては7.25±3.89ng/ml
であった。
【0016】これらの結果を、SLEの疾患の活動性の
信頼できる感受性の高い指標であると考えられているパ
ラメーターである抗−dsDNA抗体と比較した。各患
者においてTBPと抗−dsDNA抗体の相関を注意深
く観察すると、表1に示すように患者は3つの特徴的な
群に分けられた: 第1群 − 抗−dsDNA抗体が正常レベルであり、
TBP−I(患者9名)またはTBP−II(患者11
名)が正常濃度である患者。 第2群 − 抗−dsDNA抗体が正常レベルである
が、TBP−I(患者18名)またはTBP−II(患
者16名)濃度が上昇している患者。 第3群 − これらの3つのパラメーターがすべて上昇
している患者(11名)。
【0017】第2群および第3群はともにTBPレベル
が上昇していたが、抗−dsDNA抗体の上昇の程度の
みでなく、これらは疾患活動性の他のパラメーターにも
差があった(表1)。第2群に比較して、第3群は平均
疾患指数が高く(1.7±0.6対2.4±0.8、p
<0.02)、補体C4レベルは低く(9.4±4対3
0±13mg/dl、p<0.01)、そして平均プレ
ドニソン摂取は高かった(20.7±17.7対9±9
mg/日、p<0.05)。
【0018】それぞれ可溶性TNFリセプターI型とI
I型に対応するTBP−IとTBP−IIの産生亢進
は、自己免疫疾患においてTNFの障害作用に拮抗する
生物の拮抗作用を構成するかも知れない。本研究におい
て、TBPは有意に上昇しているが疾患の活動性はあま
り上昇していないSLE患者の群が検出されることは、
TBPがこの疾患の進行を減弱化するという理諭と一致
し、TBPはSLEの治療薬として使うことができるこ
とを示している。
【0019】実施例4:SLE患者の血清中のTBPの
生物活性 − TNF細胞毒性の阻害 血清TBPの生物活性を評価するために、TNF細胞毒
性測定法により血清試料を試験した。TNFの細胞毒性
活性は、マウスのA9細胞を標的細胞として用いて求め
た。細胞を20,000細胞/ウエルの濃度で96穴の
マイクロプレート中に植菌した。24時間後上澄液を移
した。細胞を氷中につけ、rhuTNF(5単位/m
l、6×10単位/mg蛋白)を、単独でまたは血清
試料と一緒に、TBPに対する抗体(ヨーロッパ特許出
願第398327号と412486号に記載)を加えて
または加えないで、またはヒトの尿から単離した精製T
BPの試料を加えて、適用した。氷上でさらに90分間
インキュベートした後、試料を移し、プレートを4℃の
冷媒体で2回洗浄した。次に10%の胎児牛血清と25
mg/mlシクロヘキシミドを含有するダルベッコー改
変イーグル最小基本培地(DMEM)を添加した。12
時間後、中性レッド(neutral red)摂取測
定法により、細胞の生存活性を求めた。
【0020】上記測定法によりSLE患者の血清例を試
験し、SLE患者の血清はTNFの細胞毒性作用からA
9細胞を保護することが証明された。阻害の程度は、血
清中に存在するTBPと同じ量で尿からの精製したTB
Pを適用した場合に観察された程度と相関した。それ自
身ではA9細胞毒性に対して効果がないTBPに対する
ウサギの抗血清は、この測定法でヒトの血清の阻害作用
を阻止し、従って観察されたTNFの生物活性の阻害
は、血清中に存在するTBPの生物活性にのみ起因する
ことが確認された。これはTBPはインビボでTNFの
生物活性を中和するのに有効であり、自己免疫疾患にお
いてTNFにより引き起こされる障害から患者を保護す
ることができる可能性を示している。
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハルトムット エンゲルマン ドイツ連邦共和国ミュンヘン 70,ジョセ フ ルッツ ベグ 35

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己免疫疾患と移植片対宿主反応の治療
    用の薬剤組成物において、薬剤として許容される担体
    と、有効量の腫瘍壊死囚子結合蛋白(本明細書において
    TBPと称する)、その塩、機能性誘導体、前駆体また
    は活性画分、またはこれらの組合せよりなる、上記組成
    物。
  2. 【請求項2】 TBP−I、TBP−II、またはこれ
    らの組合せよりなる、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 天然のTBP−Iよりなる、請求項2に
    記載の薬剤組成物。
  4. 【請求項4】 組換えTBP−Iよりなる、請求項2に
    記載の薬剤組成物。
  5. 【請求項5】 天然のTBP−IIよりなる、請求項2
    に記載の薬剤組成物。
  6. 【請求項6】 組換えTBP−IIよりなる、請求項2
    に記載の薬剤組成物。
  7. 【請求項7】 TBP−IとTBP−IIよりなる、請
    求項2に記載の薬剤組成物。
  8. 【請求項8】 リウマチ様関節炎の治療のための、前記
    請求項のいずれか1項に記載の薬剤組成物。
  9. 【請求項9】 全身性ループスエリテマトーデスの治療
    のための、請求項1から7までのいずれか1項に記載の
    薬剤組成物。
  10. 【請求項10】 多発性硬化症の治療のための、請求項
    1から7までのいずれか1項に記載の薬剤組成物。
  11. 【請求項11】 移植片対宿主反応の治療のための、請
    求項1から7までのいずれか1項に記載の薬剤組成物。
JP15849492A 1991-05-07 1992-05-07 薬剤組成物 Expired - Lifetime JP3320774B2 (ja)

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GR (1) GR3031805T3 (ja)
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