JPH05170393A - 軌道用作業機 - Google Patents

軌道用作業機

Info

Publication number
JPH05170393A
JPH05170393A JP35459191A JP35459191A JPH05170393A JP H05170393 A JPH05170393 A JP H05170393A JP 35459191 A JP35459191 A JP 35459191A JP 35459191 A JP35459191 A JP 35459191A JP H05170393 A JPH05170393 A JP H05170393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
height
boom
track
expansion
photoelectric sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35459191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2736835B2 (ja
Inventor
Tadashi Tsuchida
正 土田
Koji Okada
幸司 岡田
Haruo Igarashi
晴夫 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
M C KANTO KENKI KK
TOUTETSU KOGYO KK
YAMANOI SANGYO KK
Original Assignee
M C KANTO KENKI KK
TOUTETSU KOGYO KK
YAMANOI SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by M C KANTO KENKI KK, TOUTETSU KOGYO KK, YAMANOI SANGYO KK filed Critical M C KANTO KENKI KK
Priority to JP35459191A priority Critical patent/JP2736835B2/ja
Publication of JPH05170393A publication Critical patent/JPH05170393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2736835B2 publication Critical patent/JP2736835B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 支柱に取付台を高低調節自在に配設し、該取
付台に投光部及び受光部からなる光電センサーの投光部
を配設し、上記伸縮ブームの先端部に受光部を配設し、
該光電センサーに高さ制限回路を接続してなる。 【効果】 投光部から放射された光が受光部で捕捉さ
れ、光電センサーに接続された高さ制限回路によって主
ブームの仰角動作及びまたは伸縮ブームの伸縮動作が制
限されることになり、軌道周辺での吊荷作業を安全に行
うことができ、作業能率を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば鉄道線路及びその
周囲の補修作業等に用いられる軌道用作業機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の軌道用作業機として、作業
機体にショベル掘削機構を配備し、この作業機体に地上
走行用の履帯及び着脱可能な軌条走行用の車輪を備えた
ものが知られている。
【0003】しかして例えばショベル掘削や枕木交換作
業時は履帯を両側二本の軌条の側方の地上に載せ、この
状態で例えば掘削作業や鉄道線路の道床交換作業等を行
い、また場所移動等のため軌条上を走行する時は車輪を
軌条上に載架すると共に履帯を地上から浮かせて離し、
この状態で車輪を駆動して軌条走行するように構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、軌道作業には吊荷作業が多いにもかかわら
ずクレーン作業ができず、ショベルでは不都合なことが
多々あり、また軌道の周辺には電柱が立設されているた
め、作業者はブームと電線との接触事故を回避すべく、
目視で安全を確認しながらブームの俯仰並びに伸縮動作
を行うようにしており、このため作業能率が低下し、か
つ目視に依存しなければならないためそれだけ安全性が
低くなっているという不都合を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解決することを目的とするもので、その要旨は、上
部旋回機体と下部走行機体とからなる作業機体に地上走
行用の履帯及び軌条走行用の車輪を備え、上部旋回機体
に支柱を立設し、該支柱の上部に俯仰動作可能な主ブー
ムを配設し、該主ブームに伸縮動作可能な伸縮ブームを
配設し、該伸縮ブームにクレーン機構を備えてなり、上
記支柱に取付台を高低調節自在に配設し、該取付台に投
光部及び受光部からなる光電センサーの投光部を配設
し、上記伸縮ブームの先端部に受光部を配設し、該光電
センサーに高さ制限回路を接続して構成したことを特徴
とする軌道用作業機にある。
【0006】
【作用】光電センサーの投光部が取り付けられた取付台
を所定の位置に高低調節しておき、主ブームを仰角動作
させるかまたは伸縮ブームを伸長させていくと、投光部
から放射された光が受光部で捕捉され、光電センサーに
接続された高さ制限回路によって主ブームの仰角動作及
びまたは伸縮ブームの伸縮動作が制限される。
【0007】
【実施例】図1乃至図15は本発明の実施例を示し、1
は作業機体であって、下部走行機体1aと上部旋回機体
1bからなり、上部旋回機体1bは下部走行機体1aに
旋回軸1c中心で図示省略の歯車機構からなる旋回操作
機構により旋回動作可能に設けられ、上部旋回機体1b
に支柱2を立設し、支柱2の上部に油圧シリンダ3によ
り支軸3aを中心として俯仰動作可能な主ブーム4を設
け、主ブーム4内に伸縮ブーム5を図示省略の内蔵の油
圧シリンダにより伸縮動作可能に設け、伸縮ブーム5の
先端部にクレーン機構6を設けている。
【0008】この場合クレーン機構6は、伸縮ブーム5
の先端部に断面逆門形状の吊下枠体7を取付け、吊下枠
体7の基部側に左右一対の案内シーブ8a・8bを軸9
により配設し、吊下枠体7の先端部側に揺動枠体10を
支点軸11により揺動可能に配設し、揺動枠体10に揺
動シーブ12を軸13により配設し、上記支柱2に油圧
ウインチ14を配設し、油圧ウインチ14により巻上げ
られる鋼索15を導出シーブ16より導出し、この鋼索
15を一方の案内シーブ8aから上記揺動シーブ12を
迂回したのち再び他方の案内シーブ8bへと掛回してそ
の鋼索15の先端端末を主ブーム4の止着部17に固定
し、吊荷用フック18をもつ持上枠体19に左右一対の
フックシーブ20a・20bを軸21により配設し、こ
のフックシーブ20a・20bを案内シーブ8a・8b
と揺動シーブ12との間に掛架された上記鋼索15上に
載設して構成されている。
【0009】22は支持部材であって、下部走行機体1
aの左右両側に配設され、各支持部材22に履帯機体2
3を配設し、履帯機体23に図示省略の油圧モータを配
設し、この油圧モータと下部走行機体1aに設けた油圧
ポンプとを油圧ホースにより接続し、履帯機体23に地
上走行用の履帯24、この場合ゴムクローラを掛回して
構成している。
【0010】25は車輪であって、この場合下部走行機
体1aの前後位置に上下動用シリンダ26により上下動
可能な揺動アーム27を配設し、この各々の揺動アーム
27に図示省略の油圧モータにより駆動される軌条走行
用の車輪25を二個宛取付て構成している。
【0011】28は取付台であって、この場合上記支柱
2に高低調節用の油圧シリンダ29を立設し、該油圧シ
リンダ29にガイド軸30を並設し、油圧シリンダ29
のロッド29a及びガイド軸30の上端部に取付台28
を取付け、取付台28と支柱2との間に防滴カバー31
を取付け、油圧シリンダ29により取付台28を高低調
節自在に配設している。
【0012】32は光電センサーであって、投光部33
及び受光部34からなり、この場合投光部33は赤色L
ED、受光部34はフォトトランジスタから構成され、
投光部33は取付台28に設けたカバー35内に内装さ
れ、受光部34は伸縮ブーム5の先端部側面に設けたカ
バー36内に内装され、光電センサー32には高さ制限
回路37が接続され、高さ制限回路37には主ブーム4
を俯仰動作させる油圧シリンダ3及び伸縮ブーム5を伸
縮動作させる図示省略の油圧シリンダを制御する制御回
路38に接続されるとともに警報回路39に接続されて
いる。
【0013】この場合投光部33には二個の赤色LED
が並設され、受光部34には六個のフォトトランジスタ
が上下二段に三個宛位置をずらして配設され、受光部3
4の前側に拡散板40としてのマイラーシートが設けら
れている。
【0014】この実施例は上記構成であるから、図10
の如く、高低調節用の油圧シリンダ29により取付台2
8を上下調節し、光電センサー32の投光部33から放
射される赤色の検出光Mの光軸の高さを所定高さに設定
し、この状態でクレーン作業を行うことになり、このク
レーン作業において、主ブーム4を油圧シリンダ3によ
り仰角動作させたり、伸縮ブーム5を伸縮動作させたと
き、検出光Mを受光部34が捕捉すると、高さ制限回路
37から制御回路38に停止信号が送られ、制御回路3
8により主ブーム4を俯仰動作させる油圧シリンダ3及
び伸縮ブーム5を伸縮動作させる図示省略の油圧シリン
ダが停止制御され、かつ警報回路39によって警報ブザ
ー等が作動して警報が発せられることになる。
【0015】従って光電センサー32の投光部33の高
さ設定により、伸縮ブーム5の突出高さHを制限するこ
とができ、軌道周辺での吊荷作業を安全に行うことがで
き、作業者はブームと電線との接触関係を目視で確認す
る必要がなくなり、このため作業能率を高めることがで
きる。
【0016】またこの場合例えば図7の状態から油圧ウ
インチ14により鋼索15を巻き上げていくと持上枠体
19は吊り上げ上昇し、この際揺動枠体10は支点軸1
1を中心にして揺動可能なため揺動シーブ12は鋼索1
5により徐々に上向きに揺動することになり、持上枠体
19は図3の状態を経て吊り上げ上昇し、図8の如く揺
動シーブ12は案内シーブ8a・8bの略鋼索案内溝8
cの接線方向に向き、フックシーブ20a・20bを案
内シーブ8a・8bの側方に位置するまで上昇すること
ができ、持上枠体19を案内シーブ8a・8bの側方ま
で上昇させることができ、それだけ吊荷用フック18の
揚程Lを大きくすることができ、作業性を良好なものと
することができる。
【0017】尚、本発明は上記実施例に限られるもので
はなく、例えば光電センサー32の構造や投光部33、
受光部34の素子構造は適宜変更して設計される。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述の如く、光電センサーの投
光部が取り付けられた取付台を所定の位置に高低調節し
ておき、主ブームを仰角動作させるかまたは伸縮ブーム
を伸長させていくと、投光部から放射された光が受光部
で捕捉され、光電センサーに接続された高さ制限回路に
よって主ブームの仰角動作及びまたは伸縮ブームの伸縮
動作が制限されることになり、軌道周辺での吊荷作業を
安全に行うことができ、作業者はブームと電線との接触
関係を目視で確認する必要がなくなり、このため作業能
率を高めることができる。
【0019】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体側面図である。
【図2】図1で示す実施例の軌条走行時の全体側面図で
ある。
【図3】図1で示す実施例の後面図である。
【図4】図1で示す実施例の部分側断面図である。
【図5】図1で示す実施例の横断面図である。
【図6】図1で示す実施例の鋼索掛回説明図である。
【図7】図1で示す実施例の部分側断面図である。
【図8】図1で示す実施例の部分側断面図である。
【図9】図1で示す実施例の部分側断面図である。
【図10】図1で示す実施例の使用状態の全体側面図で
ある。
【図11】図1で示す実施例の部分側面図である。
【図12】図1で示す実施例の部分横断面図である。
【図13】図1で示す実施例の部分側断面図である。
【図14】図1で示す実施例の部分正面図である。
【図15】図1で示す実施例の光電センサーの説明図で
ある。
【符号の説明】
1 作業機体 1a 下部走行機体 1b 上部旋回機体 2 支柱 4 主ブーム 5 伸縮ブーム 6 クレーン機構 32 光電センサー 33 投光部 34 受光部 37 高さ制限回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 幸司 東京都品川区西五反田2丁目14番2号 エ ム・シー関東建機株式会社内 (72)発明者 五十嵐 晴夫 新潟県新潟市新崎256番地1 山ノ井産業 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回機体と下部走行機体とからなる
    作業機体に地上走行用の履帯及び軌条走行用の車輪を備
    え、上部旋回機体に支柱を立設し、該支柱の上部に俯仰
    動作可能な主ブームを配設し、該主ブームに伸縮動作可
    能な伸縮ブームを配設し、該伸縮ブームにクレーン機構
    を備えてなり、上記支柱に取付台を高低調節自在に配設
    し、該取付台に投光部及び受光部からなる光電センサー
    の投光部を配設し、上記伸縮ブームの先端部に受光部を
    配設し、該光電センサーに高さ制限回路を接続して構成
    したことを特徴とする軌道用作業機。
JP35459191A 1991-12-19 1991-12-19 軌道用作業機 Expired - Lifetime JP2736835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35459191A JP2736835B2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 軌道用作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35459191A JP2736835B2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 軌道用作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05170393A true JPH05170393A (ja) 1993-07-09
JP2736835B2 JP2736835B2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=18438593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35459191A Expired - Lifetime JP2736835B2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 軌道用作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2736835B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106315435A (zh) * 2016-10-18 2017-01-11 湖北华舟重工应急装备股份有限公司 起重机高度随动检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2736835B2 (ja) 1998-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4446976A (en) Reversible outrigger crane support
JPH1087278A (ja) 自走クレーン
US4596336A (en) Mobile crane
JP2736835B2 (ja) 軌道用作業機
JP2736836B2 (ja) 軌道用作業機
JP3964513B2 (ja) トラック搭載型クレーンの安定限界信号発生装置
US3374909A (en) Coacting boom structure
JP2736833B2 (ja) 履帯式クレーン作業機
US20050061762A1 (en) Crane, as well as a process for raising its boom
JP4953500B2 (ja) 作業機の制御装置
JP2767466B2 (ja) 自走式クレーンまたは高所作業車の作動制御装置
JP4447107B2 (ja) 車載式クレーンのブーム制御装置
JP2767465B2 (ja) 自走式クレーンまたは高所作業車の作動制御装置
JPH0324556Y2 (ja)
JP2736832B2 (ja) 履帯式クレーン作業機
JPH042960Y2 (ja)
SU1270100A1 (ru) Устройство дл подъема и установки стреловых самоходных кранов на мостовом кране
JP2003321196A (ja) 高所作業車
JP2004210501A (ja) 移動式クレーン
RU29923U1 (ru) Тракторный подъемный кран
JPH023506Y2 (ja)
JP2527632Y2 (ja) フォークリフトの作業機浮上り防止装置
JPH0751958Y2 (ja) 作業車のフロントジャッキ操作装置
JP2000016800A (ja) 電線仮支持装置を備えた高所作業車の過負荷防止装置
JPH1111303A (ja) 軌道作業車の安全装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

EXPY Cancellation because of completion of term