JPH05169767A - 印刷機のドラムクリーニング装置 - Google Patents

印刷機のドラムクリーニング装置

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JPH05169767A
JPH05169767A JP3354038A JP35403891A JPH05169767A JP H05169767 A JPH05169767 A JP H05169767A JP 3354038 A JP3354038 A JP 3354038A JP 35403891 A JP35403891 A JP 35403891A JP H05169767 A JPH05169767 A JP H05169767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper web
drum
sensor
tension roller
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3354038A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kanda
徹 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
Original Assignee
NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 クリーニング用ペーパーウェブの弛みを自動
的に巻取る印刷機のドラムクニーリング装置。 【構成】 テンションローラ11をペーパーウェブ2に
添接させる。テンションローラ11がペーパーウェブ2
側へ移動したことを検出するセンサ14を装着する。巻
取り軸4のみを巻取り方向へ回転させる弛み取りモータ
を装着する。弛み取りモータに、テンションローラ11
が移動したのをセンサ14が検出したときにこの弛み取
りモータを作動させる制御装置19を接続した。ペーパ
ーウェブ2が弛んでテンションローラ11が位置ずれを
起こすと、ずれをセンサ14が検出し弛みモータが作動
して弛み部分が巻取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の印刷機
に使用される感光ドラムや定着ロールの汚れを除去する
印刷機のドラムクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドラムクリーニング装置
としてはペーパーウェブを使用したものがある。このド
ラムクリーニング装置は、感光ドラムや定着ローラ等の
回転物にペーパーウェブを押し付け、転写しきれなかっ
た残留トナーや汚れを拭き取って取り除くように構成さ
れていた。
【0003】従来のこの種のドラムクリーニング装置を
図3によって説明する。図3は従来のドラムクリーニン
グ装置の一部を拡大して示す斜視図である。同図におい
て、1は感光ドラムや定着ロール等の回転物としてのド
ラム、2はドラム1を拭き取り清掃するためのペーパー
ウェブである。
【0004】このペーパーウェブ2は一端が供給軸3に
巻き付けられており、他端が巻取り軸4に巻取られてい
る。ペーパーウェブ2は初期状態においては供給軸3に
巻取られており、供給軸3側から巻取り軸4側へ送られ
るようになっている。
【0005】なお、前記供給軸3および巻取り軸4は印
刷機本体(図示せず)に回転自在に支持されている。そ
して、このペーパーウェブ2における供給軸3と巻取り
軸4との間に延設された部分は、圧接ローラ5によって
ドラム1の外周面に添接されている。
【0006】前記圧接ローラ5は不図示の印刷機本体に
ドラム1の径方向に沿って平行移動自在に支持されてお
り、不図示のばね部材によってドラム1側へ付勢されて
いる。
【0007】6は前記供給軸3と巻取り軸4とを回転駆
動するためのウェブモータで、このウェブモータ6の出
力軸に固着された駆動ギヤ7は供給軸3に軸装された供
給ギヤ8に噛合している。なお、このウェブモータ6
は、ドラム1が回転するときにはドラム1と同時に回転
駆動されるように構成されている。また、供給ギヤ8
は、巻取り軸4に軸装された巻取りギヤ9がアイドルギ
ヤ10を介してギヤ結合している。
【0008】すなわち、ウェブモータ6が作動すると、
供給軸3と巻取り軸4とが図中矢印で示すように同時に
同方向へ回転してペーパーウェブ2が供給軸3側から巻
取り軸4側へ送られることになる。
【0009】9aは巻取り軸4を巻取りギヤ9に対して
相対的に巻取り側へ回すためのワンウェイクラッチで、
巻取り軸4と巻取りギヤ9との間に介装されている。こ
のようにワンウェイクラッチ9aを装着すると、ウェブ
モータ6が停止しているときであっても人手などにより
単独で巻取り軸4を巻取り方向へ回すことができ、手操
作によってペーパーウェブ2を巻取ることができる。
【0010】このように構成された従来のドラムクリー
ニング装置では、ドラム1が回転すると、ウェブモータ
6が作動して供給軸3,巻取り軸4が同時に回転する。
そして、ペーパーウェブ2は常に新しい部分がドラム1
の外周面に供給され、ドラム1の外周面を拭き取ること
になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このように
構成された従来のドラムクリーニング装置では、ペーパ
ーウェブ2をクリーニング装置に装着するときに供給側
にウェブの巻弛みがあった場合、ペーパーウェブ2はド
ラム1に圧接されている関係からドラム1が回転するこ
とにより徐々に引っ張られ、巻取り側にペーパーウェブ
2の弛みが生じることになる。
【0012】弛み量が多くなると弛み部分が装置内に入
り込んでしまい、ドラム1の回転に負荷を与える等の装
置異常となって印字を停止させてしまう問題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印刷機のド
ラムクリーニング装置は、圧接ローラと巻取りローラと
の間でペーパーウェブに対して接離する方向に移動自在
に設けられかつテンションスプリングによってペーパー
ウェブ側へ付勢されてペーパーウェブに添接されるテン
ションローラと、このテンションローラがペーパーウェ
ブ側へ移動したことを検出するセンサと、前記巻取り軸
にワンウェイクラッチを介して連結され、巻取り軸のみ
を巻取り方向へ回転させる弛み取りモータと、この弛み
取りモータおよび前記センサに接続され、テンションロ
ーラが移動したのを前記センサが検出したときに弛み取
りモータを作動させる制御装置とを備えたものである。
【0014】
【作用】ペーパーウェブが弛むとテンションローラが位
置ずれを起こし、そのずれをセンサが検出すると弛みモ
ータが作動してペーパーウェブの弛み部分が巻取り軸に
巻取られる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係るドラムクリ
ーニング装置のペーパーウェブ部分の斜視図、図2は同
じく駆動部の斜視図である。これらの図において前記図
3で説明したものと同一もしくは同等部材については、
同一符号を付しここにおいて詳細な説明は省略する。
【0016】図1および図2において、11はペーパー
ウェブ2の弛みを一時的に吸収するためのテンションロ
ーラである。このテンションローラ11はその両端部が
アーム12,12に回転自在に支持されており、圧接ロ
ーラ5と巻取り軸4との間にそれらと平行になるように
配設されている。
【0017】そして、テンションローラ11を支持する
二つのアーム12は、それぞれL字状に形成されて中心
部が巻取り軸4に回動自在に支持されている。L字を構
成する一辺の端部に前記テンションローラ11が取付け
られ、他辺の端部には引張りコイルスプリング13が連
結されている。なお、この引張りコイルスプリング13
は、アーム12とは反対側の端部が印刷機本体としての
側板(図示せず)に連結されており、その側板とアーム
12との間に弾装されている。
【0018】すなわち、テンションローラ11はペーパ
ーウェブ2に対して接離する方向に移動自在に設けら
れ、引張りコイルスプリング13によってペーパーウェ
ブ2側へ付勢されてペーパーウェブ2に添接されること
になる。
【0019】14は前記アーム12が回動したことを検
出するためのセンサで、このセンサ14は本実施例では
発光素子(図示せず)および受光素子(図示せず)を備
えた光学式センサが採用され、アーム12が引張りコイ
ルスプリング13での引張り方向へ回動したときに光路
を遮るように側板(図示せず)に位置決め固定されてい
る。そして、このセンサ14は、アーム12が回動して
光路が遮られたときに検出信号を後述する制御装置に出
力するように構成されている。
【0020】15は巻取り軸4のみを巻取り方向へ回転
させるための弛み取りモータで、その出力軸に固着され
た駆動ギヤ16は、巻取り軸4にワンウェイクラッチ1
7を介して軸装された弛み取りギヤ18に噛合してい
る。
【0021】前記ワンウェイクラッチ17は弛み取りギ
ヤ18側からのみトルクを伝える構造とされ、弛み取り
モータ15が停止しているときにウェブモータ6が作動
したときには、弛み取りギヤ18は回転せずに巻取り軸
4が回転するように構成されている。また、弛み取りモ
ータ15が作動して弛み取りギヤ18から巻取り軸4に
トルクが伝達されるときには、巻取りギヤ9へはワンウ
ェイクラッチ9aによって伝達トルクが遮断されること
になる。
【0022】19は前記弛み取りモータ15の動作を制
御するための制御装置で、この制御装置19は弛み取り
モータ15および前記センサ14に接続され、センサ1
4からの検出信号が入力されたときに弛み取りモータ1
5を作動させるように構成されている。
【0023】次に、このように構成されたドラムクリー
ニング装置の動作を説明する。ペーパーウェブ2の供給
側に初期から巻弛みがあった場合、ペーパーウェブ2
は、圧接ローラ5によってドラム1に圧接されている関
係からドラム1の駆動により引っ張られる。それによっ
て巻弛みは取り除かれると共に巻取り側に弛みが発生す
る。
【0024】このように弛みが生じると、テンションロ
ーラ11は、ペーパーウェブ2側に付勢されているた
め、弛みを取り除いて張りをもたせるようペーパーウェ
ブ2を押す。そして、テンションローラ11が移動する
ことによってアーム12は回転する。
【0025】テンションローラ11の移動量が一定量を
越えると、アーム12がセンサ14の光路を遮るように
なり、センサ14が制御装置19へ検出信号を送る。そ
して、制御装置19は信号を読み取り、弛み取りモータ
15に回転駆動命令を出力する。
【0026】弛み取りモータ15が作動すると、巻取り
軸4が巻取り方向へ回転されてペーパーウェブ2の弛み
が巻取られることになる。弛みがなくなるとアーム12
はセンサ14の光路から外れて元の位置に復帰し、弛み
取りモータ15が停止される。
【0027】したがって、ペーパーウェブ2に弛みが生
じたときには自動的に弛みが巻取られることになる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る印刷機
のドラムクリーニング装置は、圧接ローラと巻取りロー
ラとの間でペーパーウェブに対して接離する方向に移動
自在に設けられかつテンションスプリングによってペー
パーウェブ側へ付勢されてペーパーウェブに添接される
テンションローラと、このテンションローラがペーパー
ウェブ側へ移動したことを検出するセンサと、前記巻取
り軸にワンウェイクラッチを介して連結され、巻取り軸
のみを巻取り方向へ回転させる弛み取りモータと、この
弛み取りモータおよび前記センサに接続され、テンショ
ンローラが移動したのを前記センサが検出したときに弛
み取りモータを作動させる制御装置とを備えたため、ペ
ーパーウェブが弛むとテンションローラが位置ずれを起
こし、そのずれをセンサが検出すると弛みモータが作動
してペーパーウェブの弛み部分が巻取り軸に巻取られ
る。
【0029】したがって、ペーパーウェブに弛みが生じ
たときには自動的に弛みが巻取られることになるから、
弛み部分が装置内に入り込みドラム回転に負荷を与え装
置異常となるのを確実に防止でき、印字を継続して行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドラムクリーニング装置のペーパ
ーウェブ部分の斜視図である。
【図2】本発明に係るドラムクリーニング装置の駆動部
の斜視図である。
【図3】従来のドラムクリーニング装置の一部を拡大し
て示す斜視図である。
【符号の説明】 1 ドラム 2 ペーパーウェブ 3 供給軸 4 巻取り軸 5 圧接ローラ 11 テンションローラ 13 引張りコイルスプリング 14 センサ 16 弛み取りモータ 17 ワンウェイクラッチ 19 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給軸に巻き付けられたクリーニング用
    ペーパーウェブの導出端が巻取り軸に巻取られ、このペ
    ーパーウェブにおける前記両軸の間に延設された部分が
    圧接ローラによってドラムに押し付けられる印刷機のド
    ラムクリーニング装置において、前記圧接ローラと巻取
    りローラとの間でペーパーウェブに対して接離する方向
    に移動自在に設けられかつテンションスプリングによっ
    てペーパーウェブ側へ付勢されてペーパーウェブに添接
    されるテンションローラと、このテンションローラがペ
    ーパーウェブ側へ移動したことを検出するセンサと、前
    記巻取り軸にワンウェイクラッチを介して連結され、巻
    取り軸のみを巻取り方向へ回転させる弛み取りモータ
    と、この弛み取りモータおよび前記センサに接続され、
    テンションローラが移動したのを前記センサが検出した
    ときに弛み取りモータを作動させる制御装置とを備えた
    ことを特徴とする印刷機のドラムクリーニング装置。
JP3354038A 1991-12-19 1991-12-19 印刷機のドラムクリーニング装置 Pending JPH05169767A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3354038A JPH05169767A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 印刷機のドラムクリーニング装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3354038A JPH05169767A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 印刷機のドラムクリーニング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05169767A true JPH05169767A (ja) 1993-07-09

Family

ID=18434900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3354038A Pending JPH05169767A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 印刷機のドラムクリーニング装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05169767A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018180225A (ja) * 2017-04-11 2018-11-15 株式会社リコー 画像形成装置
CN109572250A (zh) * 2019-01-14 2019-04-05 东莞市凯格精密机械有限公司 一种清洁纸快换装置及其快换方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018180225A (ja) * 2017-04-11 2018-11-15 株式会社リコー 画像形成装置
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