JPH05169379A - ロボット - Google Patents

ロボット

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Publication number
JPH05169379A
JPH05169379A JP34044191A JP34044191A JPH05169379A JP H05169379 A JPH05169379 A JP H05169379A JP 34044191 A JP34044191 A JP 34044191A JP 34044191 A JP34044191 A JP 34044191A JP H05169379 A JPH05169379 A JP H05169379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
effector
conveyor
robot arm
traveling rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34044191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiharu Tanaka
幸晴 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP34044191A priority Critical patent/JPH05169379A/ja
Publication of JPH05169379A publication Critical patent/JPH05169379A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】効果器の移動範囲にデッドスペースが形成され
ないようにしたロボットを提供する。 【構成】基台10の上方に一直線上の走行レール14を
架設する。先端部に効果器12を備えた多関節型のロボ
ットアーム11を走行レール14に吊下する。ロボット
アーム11は、走行レール14に沿って往復移動する。
基台10には走行レール14と平行な方向に往復移動し
てワークを搬送するコンベア15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの位置決め、組
立、加工などを行う産業用のロボットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のロボットとして、図
4に示すように、床に固定して使用する形式のものが提
供されている。このロボットは、床に設置される基台1
0の上面にロボットアーム11を設けたものである。ロ
ボットアーム11は、複数のリンク11aを関節11b
を介して結合したものであり、先端部に設けた効果器1
2を水平面内および上下方向に移動可能とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のロボット
は、図5に斜線で示すような範囲Dで効果器12を移動
させることができる。ここで、基台10を設置した場所
の周囲では効果器12を移動させることができずデッド
スペースが形成されることになる。また、仮にデッドス
ペースに効果器12を移動できるとしても、デッドスペ
ースには基台10が設置されているから、デッドスペー
スを有効に利用することはできないものである。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、デッドスペースが形成されないようにして有
効に利用できる空間を広くしたロボットを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、基台の上方に架設された一直線上の走
行レールと、先端部に効果器を備え走行レールに吊下さ
れた形で走行レールを往復移動する多関節型のロボット
アームと、基台上で走行レールと平行な方向に往復移動
してワークを搬送するコンベアとを備えているのであ
る。
【0006】
【作用】上記構成によれば、効果器を備えたロボットア
ームを、基台の上方に架設された一直線上の走行レール
に吊下した形で往復移動させ、かつ、基台上でワークを
搬送するコンベアを設けているので、ロボットアームが
走行レールに沿って走行することによって、効果器の移
動範囲が広がることになる。また、ロボットアームが基
台の上方に設けた走行レールに吊下されていることによ
って、ロボットアームを基台上に設置する場合に比較す
れば、ロボットアームの基部の周囲にデッドスペースが
形成されることがなく、基台の上面の空間を有効に利用
できることになる。さらに、基台には走行レールと平行
な方向に往復移動するコンベアを設けているので、ワー
クの搬送も可能になるのであって、ワークの搬送、位置
決め、組み付け、加工、送出を一貫して行うことができ
るのである。
【0007】
【実施例】図1に示すように、床等に設置される基台1
0を有し、基台10の上面の端部には一対の支柱13が
立設されて、両支柱13の上端間に一直線上の走行レー
ル14が架設される。走行レール14には多関節型のロ
ボットアーム11の基部が吊下され、ロボットアーム1
1が走行レール14に沿って往復移動できるようになっ
ている。ロボットアーム11は、たとえば、2個のリン
ク11aを水平方向の軸を有した関節11bによって結
合した構成を有する。ロボットアーム11の基部側の関
節11bは走行レール14に対して水平面内で回動でき
るように回転軸11cに取り付けられる。また、ロボッ
トアーム11の先端側のリンク11aにはロボットの手
である効果器12がリンク11aの軸方向の回転軸11
dの回りで回動自在となるように取り付けられている。
基台10の上には、走行レール14と平行な方向で往復
移動する無限軌道であるコンベア15が設けられる。コ
ンベア15上ではパレット16が搬送されるのであっ
て、ワークはパレット16に載せられた状態で搬送され
る。
【0008】上記構成によれば、基台10の上面に設け
たコンベア15によってワークを搬送することができ、
搬送されているワークの位置決めを効果器12によって
行うことができる。さらに、基台10の上面に組み付け
用の部品などを供給して、コンベア15上のワークに組
み付けることも可能であって、基台10の上面にデッド
スペースを形成することなく、基台10の上面のスペー
スを有効利用できるのである。
【0009】ところで、ロボットアーム11、効果器1
2、走行レール14、コンベア15は、図2に示すよう
に、主コントローラ20によって一括して制御される。
すなわち、主コントローラ20は、ロボットアーム11
の関節11bや回転軸11c,11dに設けたアクチュ
エータよりなるアーム駆動部21をアーム制御部22を
介して制御し、また、効果器12を駆動する効果器駆動
部23を効果器制御部24によって制御する。さらに、
走行レール14に設けたモータよりなるレール駆動部2
5をレール制御部26を介して制御し、コンベア15の
モータであるコンベア駆動部27をコンベア制御部28
を介して制御する。アーム駆動部22、効果器駆動部2
4、レール駆動部26、コンベア駆動部28は、主コン
トローラ20によって同期するように制御される。すな
わち、効果器12の位置とコンベア15の位置とを同期
させて制御することができるのである。ここに、図3に
示すように、コンベア15のベルト15aの表面には位
置決め突起15bが突設され、パレット16の下面に設
けた凹所16bに嵌合することによって、パレット16
のコンベア15に対する位置が確定されている。したが
って、パレット16のコンベア15に対する位置が決め
られるとともに、効果器12とコンベア15との位置が
同期して制御されることによって、ワークの位置検出を
行わずに効果器12をワークに作用させることができる
のである。その結果、別途に位置検出を行うとともに効
果器12とコンベア15との制御手段の間で信号を授受
することによって効果器12とコンベア15との位置を
同期させる必要がなく、ワークの送り精度が向上すると
ともに作業時間の短縮ができるのである。また、コンベ
ア15は往復移動できるからワークの位置を任意に制御
でき、かつ、送り速度も任意に制御することができる。
【0010】上記構成のロボットを用いて製品を少量生
産する際には、1つの基台10の上で複数作業を行うよ
うにすればよく、また、製品を大量生産する際には、複
数個の基台10を用いてコンベア15同士をラインとし
て連結し、各基台10ごとに単作業を行うようにすれば
よい。
【0011】
【発明の効果】本発明は上述のように、効果器を備えた
ロボットアームを、基台の上方に架設された一直線上の
走行レールに吊下した形で往復移動させ、かつ、基台上
でワークを搬送するコンベアを設けているので、ロボッ
トアームが走行レールに沿って走行することによって、
効果器の移動範囲が広がるという効果がある。また、ロ
ボットアームが基台の上方に設けた走行レールに吊下さ
れていることによって、ロボットアームを基台上に設置
する場合に比較すれば、ロボットアームの基部の周囲に
デッドスペースが形成されることがなく、基台の上面の
空間を有効に利用できるという利点がある。さらに、基
台には走行レールと平行な方向に往復移動するコンベア
を設けているので、ワークの搬送も可能になるのであっ
て、ワークの搬送、位置決め、組み付け、加工、送出を
一貫して行うことができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す斜視図である。
【図2】実施例のブロック図である。
【図3】実施例の要部断面図である。
【図4】従来例を示し、(a)は側面図、(b)は平面
図である。
【図5】従来例の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
10 基台 11 ロボットアーム 12 効果器 13 支柱 14 走行レール 15 コンベア 16 パレット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台の上方に架設された一直線上の走行
    レールと、先端部に効果器を備え走行レールに吊下され
    た形で走行レールを往復移動する多関節型のロボットア
    ームと、基台上で走行レールと平行な方向に往復移動し
    てワークを搬送するコンベアとを備えたことを特徴とす
    るロボット。
JP34044191A 1991-12-24 1991-12-24 ロボット Pending JPH05169379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34044191A JPH05169379A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34044191A JPH05169379A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05169379A true JPH05169379A (ja) 1993-07-09

Family

ID=18336995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34044191A Pending JPH05169379A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ロボット

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JP (1) JPH05169379A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008056935A1 (de) 2007-11-15 2009-06-04 Denso Wave Inc. Robotersystem eines Aufhängungstyps
JP2009119563A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Denso Wave Inc 吊り型ロボット
JP2016190297A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 セイコーエプソン株式会社 ロボットシステム

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US8261670B2 (en) 2007-11-15 2012-09-11 Denso Wave Incorporated Suspended robot system
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Effective date: 20001024