JPH051691Y2 - - Google Patents

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JPH051691Y2
JPH051691Y2 JP1986133033U JP13303386U JPH051691Y2 JP H051691 Y2 JPH051691 Y2 JP H051691Y2 JP 1986133033 U JP1986133033 U JP 1986133033U JP 13303386 U JP13303386 U JP 13303386U JP H051691 Y2 JPH051691 Y2 JP H051691Y2
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locking
pieces
protrusion
locking pieces
clamping piece
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、厚紙等を用いて折曲げ加工により形
成された箱体の厚紙の重複箇所の止め付け、抜差
自在なアルバム・ルーズリーフなどの止め付け、
或いは、色見本、生地見本等の集束用止め付け具
として用いられるホツク鋲に関するものである。
<従来の技術> この種のホツク鋲の構造として従来では第16
図及び第17図に示すように、一対の挟着片0
4,09の一方の係止部1に先端部の外周面に掛
り部10を有した筒状突出部11を設け、他方の
挟着片9の係止部5に前記筒状突出部11を嵌入
させる孔12を有した筒状突出部13を設けると
ともに、前記孔12の先端部内周面に前記掛り部
10に係合する段部14を形成したものがあつ
た。(例えば実公昭44−25377号公報参照) <考案が解決しようとする問題点> 上記構成の従来のホツク鋲は、一対の挟着片0
4,09のそれぞれに設けられた筒状突出部1
1,13は、周部に切欠部分のない筒状に形成さ
れているため挟着時における筒状突出部11,1
3の収縮・膨張変形が起こりにくくそれ故挟着の
際過大な力が必要となり作業性に欠けるものであ
つた。
また、挟着作業を楽に行なえるよう掛り部10
と段部14の係合面積を小さくすると、挟着後に
不測に離脱する等の問題があつた。
本考案は、かかる実情に鑑みなされたものであ
り、手指による軽力な操作で容易に挟着し得ると
ともに、挟着後に不測に離脱することもなく確実
強固に挟着し得るホツク鋲を提案するものであ
る。
<問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するために、本考案の構成を
実施例に対応する第1図〜第4図を用いて説明す
ると、本考案にかかるホツク鋲は、一対の合成樹
脂製挟着片4,9のうち一方の挟着片4の係止部
1に、該係止部1と直交す方向に突起部2を設
け、他方の挟着片9の係止部5に、前記突起部2
を嵌入させる孔6を有した筒状突起部7を該係止
部5と直交する方向に設け、これら突起部2の外
周面と筒状突起部7の内周面との一方に環状に突
出した係合用段部8を形成するとともに、他方に
該係合用段部8と係合する複数個の係止片3……
を突起部2,7の先端部側から係止部1,5側に
向かつて傾斜方向に折返し状に突出形成し、前記
突起部2を筒状突起部7内に嵌入させたとき該係
止片3……の遊端側が連設面側に向かつて一時的
に変形したのち復元姿勢となり前記係合用段部8
と係合する構造に形成したものである。
<作用> このような構造とした本考案にかかるホツク鋲
は、例えば第5図に示した厚紙製箱体Aなどの被
挟着部A′に穿設された孔Cの両側から一対の挟
着片4,9を挿入し、両係止部1,5を手指等に
よつて押圧することにより係止片3……が弾性変
形し係合用段部8に係合し軸方向への移動を阻止
し被挟着部A′の内外面に位置する係止部1,5
によつて被挟着部A′を挟着保持するのである。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第4図に示すように、合成樹脂からな
る円板状の係止部1に、該係止部1と直交する方
向に突起部2を突設し、該突起部2の先端に、前
記係止部1に向い、かつ、先端部側が外方に向う
二つの係止片3,3を180度位相を異ならせて一
体形成して一方の挟着片4を構成してある。
そしてドーナツ状の係止部5に、前記係止片
3,3及び突起部2を嵌入させる孔6を有した筒
状突起部7を設けるとともに、該筒状突起部7の
内周面に、前記係止片3,3を嵌入した後係止片
3,3の遊端面3a,3aに接当して係止片3,
3の抜け出しを阻止する環状の係合用段部8を形
成して他方の挟着片9を構成してある。
以下これら両挟着片4,9のうち前者を上部挟
着片、後者を下部挟着片という。
而して、被挟着部材Aに穿設された孔Cの両側
から挟着片4,9を挿入して手指により両係止部
1,5を押圧することにより、係止片3,3の遊
端部が係合用段部8の一方に形成された傾斜案内
面8aによつて突起部2の小径部2a側に押圧案
内されるとともに、係止片3,3が段部から外れ
ると弾性復元力によつて係止片3,3が外方に拡
り係止片3,3の遊端面3a,3aと段部8aの
接当によつて両挟着片4,9の離脱を阻止するホ
ツク鋲を構成してある。
また、一方の係止部5に穿設された孔5aから
ドライバーD等によつて係止片3,3を突起部2
側に変形移行させることにより両挟着片4,9を
離脱させることができるように構成してある。
このように構成された本考案のホツク鋲は、第
5図に示すように、厚紙等を折曲げ加工により形
成された箱体Aの厚紙の重複箇所A′の止め付け
や第6図に示すように、色見本B、生地見本Bな
どの集束用止め付け具として用いられるものであ
る。
<別実施例> 本考案にかかるホツク鋲は、第7図及び第8図
に示すように、上部挟着片4の突起部2の先端に
3個或いは、4個の係止片3……を設けたものと
してもよい。この係止片3……の数は図示しない
が、5個または6個形成したものであつてもよ
い。但し、あまり数を多くすると、幅の細いもの
とせざるを得ないので、嵌入時の抵抗は少なくて
よいが、段部8との係止時の係止力が低下するの
で良策ではない。
また、第9図に示すように下部挟着片9はドー
ナツ状の係止部5に替えて平盤状の係止部5とし
てもよい。
また、図示はしないが両係止部1,5の形状と
しては正方形、長方形、星形等の多角形或いは棒
形等に形成してもよく、要するに突起部2或いは
筒状突起部7の突出外廓よりも大なる部分を有す
るものとしてあればよい。
さらに第10図に示すように、下部挟着片9の
筒状突起部7の内周面に形成した係合用段部8の
係合面8bを中心に向う側程係止部5側に位置す
るように形成するとともに、上部挟着片4の係止
片3,3の内面3b,3bを前記係合面8aに接
する如く形成し、挟着後不測に離脱することなく
確実強固に挟着し得るように構成してもよい。
更に、第11図及び第12図に示したものは、
係止片3,3を突起部2の先端から少し基端側に
寄つた位置から連設し、該突起部2の先端部2c
と基端部2bの径を筒状突起部7の先端部に穿設
の孔6aの直径とほぼ同径に形成し、同基端部2
bと孔6aとの嵌合により挟着後に両挟着片4,
9のガタツキを防止すべく構成したものである。
第13図に示した実施例は、下部挟着片9に形
成した係合用段部8を筒状突起部7の先端部近く
に形成し、上部挟着片4に形成した係止片3,3
を突起部2の略中間部位置から突出形成し、両挟
着片4,9の嵌合時において係止片3,3の変形
姿勢時間を少なくし、かつ、上部挟着片4の突起
部2の基端部近くで係止片3,3が段部8と係合
するようにしたものである。また、上部挟着片4
の突起部2の先端側部分を前記第11,12図に
示した実施例の場合と同様に大径のものとし、か
つ、その先端面2′を、両挟着片4,9の嵌合姿
勢において、下部挟着片9の係止部5の外面線
5′と略同一位置に位置するように形成すること
によつて、該下部挟着片9に形成された孔6を閉
塞し、目立たない構造としたものである。
以上の各実施例にあつては、説明の便宜上、係
止片3……を上部挟着片4に、係合用段部8を下
部挟着片9に形成したものとして説明したが、本
考案にいう係止片3……と段部8とは、必ずしも
これらの構造である必要はなく、第14図及び第
15図の実施例に示したように、係合用段部8を
上部挟着片4の突起部2の外周部に形成し、係止
片3……を下部挟着片9の筒状突起部7の内周面
から突出形成した構造として実施してもよいもの
である。
以上本考案の代表的と思われる実施例について
説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構
造のみに限定されるものではなく、本考案にいう
構成要件を備えかつ、本考案にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜
改変して実施することができるものである。
<考案の効果> 以上の説明から既に明らかなように、本考案の
ホツク鋲は、突起部の外周面と筒状突起部の内周
面との一方に環状に突出した係合用段部を形成す
るとともに、他方に該係合用段部と係合する複数
個の係止片を突起部の先端部側から係止部側に向
かつて傾斜方向に折返し状に突出形成し、該係止
片が前記係合用段部に接当した際、弾性変形のし
やすい形状としたために、挟着時において指先の
軽い押圧操作で容易に被挟着部を挟着させること
ができ、挟着後は複数個の係止片が復元姿勢とな
り係合用段部と係合し、これら係合用段部と複数
個の係止片との係合接当により力が外方に作用し
両挟着片の離脱を強固に阻止し得るものであつ
て、両挟着片の嵌合が小さい力で容易に行なえる
ものでありながら、強固な嵌合を期待することが
できるという顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案にかかる実施例を示
し、第1図及び第2図は、使用状態を示す断面
図、第3図は第1図の−線からみた上部挟着
片の底面図、第4図は第1図の−線からみた
下部挟着片の平面図、第5図及び第6図は使用状
態を示す斜視図、第7図及び第8図はそれぞれ別
実施例を示す上部挟着片の底面図、第9図及び第
10図はそれぞれ別実施例を示す下部挟着片と使
用状態の断面図、第11図及び第12図は別実施
例を示す使用状態の一部切欠き側面図、第13図
は更に別実施例を示す使用状態の一部切欠き側面
図、第14図及び第15図は更に別実施例を示す
使用状態の一部切欠き側面図、第16図及び第1
7図は従来例を示す斜視図及び使用状態の断面図
である。 図中、1は係止部、2は突起部、3は係止片、
4は挟着片、5は係止部、6は孔、7は筒状突起
部、8は係合用段部、9は挟着片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対の合成樹脂製挟着片4,9のうち一方の
    挟着片4の係止部1に、該係止部1と直交する
    方向に突起部2を設け、他方の挟着片9の係止
    部5に、前記突起部2を嵌入させる孔6を有し
    た筒状突起部7を該係止部5と直交する方向に
    設け、これら突起部2の外周面と筒状突起部7
    の内周面との一方に環状に突出した係合用段部
    8を形成するとともに、他方に該係合用段部8
    と係合する複数個の係止片3……を突起部2,
    7の先端部側から係止部1,5側に向かつて傾
    斜方向に折返し状に突出形成し、前記突起部2
    を筒状突起部7内に嵌入させたとき該係止片3
    ……の遊端側が連設面側に向つて一時的に変形
    したのち復元姿勢となり前記係合用段部8と係
    合する構造に形成してあるホツク鋲。 前記係止片3……が突起部2の外周面に設け
    られている実用新案登録請求の範囲第項に記
    載のホツク鋲。 前記係止片3……が筒状突起部7の内周面に
    設けられている実用新案登録請求の範囲第項
    に記載のホツク鋲。 前記係止片3……が2個形成されている実用
    新案登録請求の範囲第項に記載のホツク鋲。 前記係止片3……が3個形成されている実用
    新案登録請求の範囲第項に記載のホツク鋲。 前記係止片3……が4個形成されている実用
    新案登録請求の範囲第項に記載のホツク鋲。
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