JPH0516915U - 吸音用穴明きボード - Google Patents

吸音用穴明きボード

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Publication number
JPH0516915U
JPH0516915U JP6762991U JP6762991U JPH0516915U JP H0516915 U JPH0516915 U JP H0516915U JP 6762991 U JP6762991 U JP 6762991U JP 6762991 U JP6762991 U JP 6762991U JP H0516915 U JPH0516915 U JP H0516915U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
perforated board
holes
sound absorbing
board
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6762991U
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English (en)
Inventor
己千夫 石神
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP6762991U priority Critical patent/JPH0516915U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貫通穴から透視できないようにして外観が悪
くならないようにする。貫通穴から虫が出入りしないよ
うにする。 【構成】 全面に亘って多数の貫通穴２を穿孔した穴明
きボード３の少なくとも片面に通気性や音透過性があり
且つ透視遮蔽効果のあるシート材４を積層する。これに
より貫通穴２の吸音性を損なうことなく貫通穴２を隠蔽
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、部屋の内装材等に用いて吸音を行わせる吸音用穴明きボードに関す るものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の吸音用穴明きボードにあっては、図６に示すように基材１ａのみよりな るボード１または基材１ａの表面に化粧層１ｂを設けたボード１に多数の貫通穴 ２を穿設して形成されていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、かかる吸音用穴明きボードを使用して施工した場合、貫通穴を単に 穿孔してあるだけのため背後にグラスウール、ロックウール等の吸音材を配置し た時に貫通穴から背後の材料が見えて外観が悪くなるという問題があり、また貫 通穴より虫が出入りするという問題がある。
【０００４】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本考案の目的とするとこ ろは貫通穴から透視できず外観が悪くならないと共に虫が出入りするおそれもな い吸音用穴明きボードを提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案吸音用穴明きボードＡは、全面に亘って多数の 貫通穴２を穿孔した穴明きボード３の少なくとも片面に通気性や音透過性があり 且つ透視遮蔽効果のあるシート材４を積層して成ることを特徴とする。
【０００６】
【作用】
穴明きボード３の少なくとも片面に通気性や音透過性があり且つ透視遮蔽効果 のあるシート材４を積層したことにより、吸音性を阻害することなく貫通穴２を 隠蔽でき、内部を透視できないようにして外観を向上できると共に虫が出入りし ないようにできる。
【０００７】
【実施例】
先ず図１に示す実施例から述べる。吸音用穴明きボードＡは穴明きボード３の 裏面側に通気性や音透過性があり且つ透視遮蔽効果のあるシート材４を積層して 形成されている。穴明きボード３はボード１に多数の貫通穴２を穿孔して形成さ れている。また本実施例の場合、通気性や音透過性があり且つ透視遮蔽効果のあ るシート材４として不織布４ａを用いている。このように不織布４ａを貼ること により貫通穴２の吸音効果を阻害することなく、貫通穴２を隠蔽でき、内部を透 視できないようにできると共に虫が出入りするのを防止できる。
【０００８】 次に図２に示す実施例を述べる。本実施例の場合。吸音用穴明きボード３の不 織布４ａの裏面側に遮音材５を積層してある。この場合、遮音材５にてある程度 音を反射して響きのある音響効果を得ることができる。つまり、貫通穴２を有す る吸音用穴明きボードＡだけであると、吸音過多になって響きのない部屋になる おそれがあるが、吸音用穴明きボードＡと遮音材５との組み合わせにて好みの音 響設計ができる。遮音材５の裏面には不織布６を施工してあり、この不織布６に て接着施工時の接着強度を高めるようにしてある。
【０００９】 次に図３に示す実施例を述べる。本実施例の場合、ボード１が基材１ａに化粧 層１ｂを積層して形成されており、化粧層１ｂにて外観をよくしている。 次に図４に示す実施例を述べる。本実施例の場合、通気性や音透過性があり且 つ透視遮蔽効果のあるシート材４として表面化粧シート４ｂを用い、穴明きボー ド３の表面に表面化粧シート４ｂを積層してある。この表面化粧シート４ｂは、 繊維製のネットや、繊維製のネットの裏面に通気性や吸音性のあるフェルトや発 泡クッションを一体化したものである。穴明きボード３の裏面側には不織布４ａ を貼ってあっても貼ってなくてもよい。
【００１０】 次に図５に示す実施例について述べる。本実施例の場合、穴明きボード３の表 面に表面化粧シート４ｂを貼り、穴明きボード３の裏面に不織布４ａを貼ってあ る。また不織布４ａの裏面側に遮音材５を貼ってあり、遮音材５の裏面に接着強 度を高めるための不織布６を貼ってある。
【００１１】
【考案の効果】
本考案は上述のように全面に亘って多数の貫通穴を穿孔した穴明きボードの少 なくとも片面に通気性や音透過性があり且つ透視遮蔽効果のあるシート材を積層 してあるので、吸音性を損なわないで貫通穴を隠蔽できるものであって、貫通穴 から内部を透視できないようにしてグラスウールや胴縁等の下地が見えないよう にして外観を向上できるものであり、しかも貫通穴から虫等が出入りしないよう にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例の一部切欠斜視図である。
【図２】同上の他の実施例の一部切欠斜視図である。
【図３】同上の他の実施例の一部切欠斜視図である。
【図４】同上の他の実施例の一部切欠斜視図である。
【図５】同上の他の実施例の一部切欠斜視図である。
【図６】従来例の一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
１ ボード ２ 貫通穴 ３ 穴明きボード ４ シート材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 全面に亘って多数の貫通穴を穿孔した穴
    明きボードの少なくとも片面に通気性や音透過性があり
    且つ透視遮蔽効果のあるシート材を積層して成ることを
    特徴とする吸音用穴明きボード。
JP6762991U 1991-08-27 1991-08-27 吸音用穴明きボード Withdrawn JPH0516915U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009062718A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Toyota Motor Corp 建物の吸音構造、それを備えた建物及び吸音構造の製造方法
KR20150121234A (ko) * 2013-03-15 2015-10-28 유에스지 인테리어스, 엘엘씨 석고-패널 차음성 모놀리식 천정

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Effective date: 19951102