JPS6332810Y2 - - Google Patents

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JPS6332810Y2
JPS6332810Y2 JP1523084U JP1523084U JPS6332810Y2 JP S6332810 Y2 JPS6332810 Y2 JP S6332810Y2 JP 1523084 U JP1523084 U JP 1523084U JP 1523084 U JP1523084 U JP 1523084U JP S6332810 Y2 JPS6332810 Y2 JP S6332810Y2
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JP
Japan
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board
soundproof
plate
soundproof board
fabric
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JP1523084U
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JPS60126608U (ja
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Publication date
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  • Building Environments (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の属する技術分野 この考案は会議室、コンピユータ室等の防音及
び断熱用としてその天井、側壁等に使用される防
音ボードに関する。これらの防音ボードは体裁よ
くかつ安価に作製し得ることが望まれる。
従来技術とその問題点 第1図及び第2図は従来のこの種防音ボード1
の構造図でガラス繊維又はロツクウール等を不織
布状に成型してなるボード2の表面及び側面をガ
ラスクロス等の不燃布3で覆に、その端部をボー
ド2の裏面端縁部に接着して固定していた。とこ
ろが該接着部に力がかかると接着部のボードの一
部が部分的にはがれるために不燃布2に張力をか
けてボード1の表面を覆うことができずしわがで
きて不体裁となる欠点があつた。また不燃布2は
着色性が悪いために一般に半透明な自然色のまゝ
使用することが多く装飾性に劣つていた。さらに
長い間には振動によつてボード1の繊維が不燃布
2の布目から飛び出して人体を刺激したり、いわ
ゆるやせたりする欠点もあつた。その上防音ボー
ド1の取り付けは壁4に突設され、防音ボード1
を貫通するアンカーボルト5又はブロンクアンカ
ー6を介し防音ボード1の表面においてナツト7
又は先端を互いに反対方向に折り曲げて行なわれ
ていた。従つて美観的にも劣るばかりでなく防音
ボード1の剛性が劣るために前記アンカーボルト
5,ブロンクアンカー6の数を増して支持せねば
ならず取り付け工数を多く要するばかりでなく高
価になる欠点もあつた。
考案の目的 この考案は従来防音ボードの上記諸欠点を改め
て美観的にも優れ、繊維の飛び出しもなく、取り
付け工数も少ない安価な防音ボードを提供するこ
とを目的とする。
考案の要点 上記目的を達成するためこの考案の構成によれ
ば、繊維を不織布状に成型してなるボードの表面
及び側面並びに裏面の一部を不燃布で覆つてなる
防音ボードにおいて、少なくとも前記ボードの表
面に薄葉体を、また裏面には板状体を配し、該板
状体の反ボード面の端縁部に前記不燃布の端部を
固定する。
考案の実施例 第3図および第4図はこの考案実施例の防音ボ
ードの構造図で同一符号は前記と同一作用をする
ものを示す。防音ボード31はガラス繊維等を不
織布状に成型してなるボード2と、該ボードの少
なくとも前面に配された紙、ビニール等の薄葉体
32と、裏面に配された合板、プラスチツク板、
ボール紙等からなり、前記ボード2が接着された
板状体33と、薄葉体32の前面とボード2の側
面を覆い端部が板状体33の反ボード面の端縁部
に接着等により固定されたガラスクロス等の不燃
布3とからなる。薄葉体32としては前記のよう
に紙、ビニール等の材質が密なものを使用してボ
ード2の繊維の飛び出しを防止し、また使用室の
目的に合つた着色又は模様を画き装飾性を増す。
前記紙、ビニール等は可燃性ではあるが前後に不
燃物が当接していること及び薄葉体であるために
焔を上げて燃えることはなく防音ボードは難燃性
として取り扱いを受けることができる。また薄葉
体3及び板状体33は難燃性処理を施せば一層よ
い。防音ボード31と壁4とは壁4に取り付けら
れた鋲状の取付具34により板状体33を貫通し
て取り付けても、又は両面接着テープ35により
取り付けてもよく、いずれにしても取り付け部が
表面に出ないから美観を損なうことがない。
板状体33は単なる平板としても又は複数個の
小孔を分布してあけてもよい。小孔を設けた場合
はいわゆるヘルムホルツの共鳴効果により吸音率
を上げることができる利点がある。
考案の効果 防音ボードを以上説明のように構成することに
より表面の美観を増し、繊維の飛び出しもなく、
取り付け工数も少なく安価な防音ボードを得るこ
とができる。すなわち、繊維を不織布状に成型し
てなるボードの表面及び側面並びに裏面の一部を
不燃布で覆つてなる防音ボードにおいて、少なく
とも前記ボードの表面に薄葉体を配することによ
り繊維の脱出を防止し、薄葉体に着色又は模様を
画くことにより、ベールを通して見るような淡い
雰囲気の装飾性を出すことができる。またボード
の裏面に板状体を配することにより、該板状体と
不織布との接着性がよいから不燃布に張力を掛け
てボードを覆うことができ、従来のようにたるみ
がなく美しい表面とすることができる。さらに板
状体により防音ボードの剛性が増すから、従来の
ように多数個所により支持する必要がなく支持個
所の数を減少させ得るから取り付けも簡単になり
その工数が減り安価となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の防音ボードの正面図、第2図は
第1図の横断面図、第3図はこの考案実施例の防
音ボード正面図、第4図は第3図の横断面図であ
る。 2……ボード、3……不燃布、31……防音ボ
ード、32……薄葉体、33……板状体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 繊維を不織布状に成型してなるボードの表面
    及び側面並びに裏面の一部を不燃布で覆つてな
    る防音ボードにおいて、少なくとも前記ボード
    の表面に薄葉体を、また裏面には板状体を配
    し、該板状体の反ボード面の端縁部に前記不燃
    布の端部を固定したことを特徴とする防音ボー
    ド。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載のものに
    おいて、防音ボードの取り付けが裏面において
    行なわれ、取り付け部が表面にあらわれないこ
    とを特徴とする防音ボード。 3 実用新案登録請求の範囲第1項記載のものに
    おいて、板状体に複数個の小孔が分布して設け
    られたことを特徴とする防音ボード。 4 実用新案登録請求の範囲第1項記載のものに
    おいて薄葉体の表面が適宜着色されたことを特
    徴とする防音ボード。
JP1523084U 1984-02-06 1984-02-06 防音ボ−ド Granted JPS60126608U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1523084U JPS60126608U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 防音ボ−ド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1523084U JPS60126608U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 防音ボ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60126608U JPS60126608U (ja) 1985-08-26
JPS6332810Y2 true JPS6332810Y2 (ja) 1988-09-01

Family

ID=30500886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1523084U Granted JPS60126608U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 防音ボ−ド

Country Status (1)

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JP (1) JPS60126608U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629337Y2 (ja) * 1987-02-27 1994-08-10 ナショナル住宅産業株式会社 浴室用壁パネル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60126608U (ja) 1985-08-26

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