JPH0516906Y2 - - Google Patents

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JPH0516906Y2
JPH0516906Y2 JP1987083894U JP8389487U JPH0516906Y2 JP H0516906 Y2 JPH0516906 Y2 JP H0516906Y2 JP 1987083894 U JP1987083894 U JP 1987083894U JP 8389487 U JP8389487 U JP 8389487U JP H0516906 Y2 JPH0516906 Y2 JP H0516906Y2
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grain
hopper
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grains
grain hopper
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、圃場において、コンバイン等の収穫
機により収穫した穀粒を、穀粒乾燥機が設置され
ている作業場、施設に運搬するように用いるダン
プ式穀粒運搬車において、運搬した穀粒を排出せ
しめる穀粒の排出装置についての改良に関する。
[従来の技術] 圃場において収穫した穀粒を、穀粒乾燥機が設
置された作業場等に運搬するよう、トラツクの荷
台上に穀粒ホツパーを装架して構成される穀粒運
搬車のうちで、第1図にあるよう、トラツクTの
荷台t上に装架した穀粒ホツパーが、支点軸S中
心に同第1図で鎖線に示す如く後方にダンプ回動
するようになつている形態の穀粒運搬車Aにおい
ては、それの穀粒の排出装置aは、穀粒ホツパー
1の後壁10の下部に、第2図に示している如
く、排出口20を開設して、そこに、上縁側に設
けた回動支軸21により開閉回動する開閉扉22
を装設して、適宜の係止具により、常態において
排出口20を閉塞している状態に係止しておくこ
とで構成してあつて、穀粒を排出させるときに
は、前述の係止具による係止を解放しておいて、
穀粒ホツパー1をダンプ回動させることで、穀粒
が開閉扉22を押し拡いて排出口20から流出し
ていくようにしている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、この穀粒の排出装置aによる穀粒を
排出する作業は、運搬してきた穀粒を、作業場に
設置されている穀粒乾燥機に供給するために行な
うことから、通常は、作業場に設置しておく中継
ホツパー3内に穀粒を流し込むように行ない、そ
の中継ホツパー3の底部の排出口に始端が接続す
る送穀コンベア4で、穀粒乾燥機の張込口に送り
込むようにする。
この作業の際、穀粒ホツパー1から排出されて
中継ホツパー3内に流し込まれていく穀粒の流量
は、送穀コンベア4の送穀能力より遥かに大きい
ので、中継ホツパー3内には穀粒が一定の安息角
を保持して堆積していき、堆積高さが高くなるこ
とで四周に溢れるようになる。
このため、中継ホツパー3には、それの四周の
機壁を嵩上げするが、穀粒ホツパー1の下面と荷
台tの上面との間の空間wに向けて溢出していく
のを阻止するための前面側の機壁30は、それを
高くすると、穀粒ホツパー1をダンプ回動させた
ときに、同第2図で鎖線に示している如く、その
穀粒ホツパー1の後端側に干渉するようになるの
で、あまり高くし得ない。また、穀粒運搬車Aを
構成しているトラツクTの荷台tの高さが異なる
場合に、第3図の如く、この前面側の機壁30が
荷台tにつかえて、その荷台tの上面と穀粒ホツ
パー1の下面との間に形成される空間w内に差し
込む状態になし得ないようになることなどによ
り、中継ホツパー3から前記空間w内に向けて穀
粒が溢流していくのを効果的に阻止することが出
来ない問題がある。
[目的] 本考案は、この従来手段に生じている問題を解
消するためになされたものであつて、穀粒運搬車
Aの穀粒ホツパー1をダンプ回動させて、中継ホ
ツパー3内に穀粒を流し込んでいくときに、穀粒
ホツパー1の下面とトラツクTの荷台tとの間の
空間w内に向けて溢出していく穀粒を適確に防止
し得るようにする新たな手段を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] そして、本考案においては、この目的を達成す
るための手段として、トラツクの荷台上に穀粒ホ
ツパーを回動支軸中心にダンプ回動自在に装架し
た穀粒運搬車において、それの穀粒ホツパーの後
端部の下方に、該穀粒ホツパーと別体に形成した
ガイドホツポーを、それの上口が、前記穀粒ホツ
パーの後端部に開設されて開閉扉により閉塞され
る排出口の下方に臨み、前壁が前記穀粒ホツパー
の下面と前述荷台の上面との間に形成される空間
内に入り込み、下口が前述荷台の後方において下
方に開放するよう配位して、前記穀粒ホツパーの
回動支軸と別の連結軸により荷台側に支架せしめ
てなるダンプ式穀粒運搬車における穀粒の排出装
置を提起するものである。
[実施例] 次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面
符号は同効の構成部材については従前手段のもの
と同一の符号を用いるものとする。
第4図は本考案を実施せるダンプ式穀粒運搬車
Aの側面図で、同図においてTはトラツク、tは
それの荷台、1はその荷台t上に載架した穀粒ホ
ツパー、5は穀粒ホツパー1の後端部の下方に配
設せるガイドホツパーを示している。
穀粒ホツパー1は、トラツクTの荷台tの上面
に対し装脱自在に装架し得るよう形成した台枠f
の上面に載架され、かつ、その台枠fに設けた支
点軸S中心に後方(第4図で右方)にダンプ回動
するよう支架されている。そして、該穀粒ホツパ
ー1の後壁10の下部には、第5図に示す如く排
出口20が開設され、その排出口20には、上縁
側に設けた回動支軸21により前後に回動して開
閉作動する開閉扉22が装設されていて、その開
閉扉22を適宜の係止具(図示省略)により閉塞
位置にロツクしておくことでこの排出口20は常
態において閉塞状態に保持されている。
また、穀粒ホツパー1の底面の前端側には、下
端にコロ60を有する支脚6の上端が連結軸61
により前後方向に自在に回動するよう連結してい
て、この支脚6の回動端となる下端側を、前述の
台枠fの前端部に装架したウインチ7の作動で巻
揚げるチエン70により前方に牽引して、その支
脚6を前述連結軸61中心に起立回動させること
で、穀粒ホツパー1が支点軸S中心に後方に向け
ダンプ回動するようにしてある。
ガイドホツパー5は、第5図にあるよう上口5
aの前後の巾が広い漏斗状をなす断面形状で、第
6図にあるよう穀粒ホツパー1の左右の巾よりも
長くなるように左右方向に連続させた横長の機箱
状に形成してある。そして該ガイドホツパー5
は、それの上口5aの前後の中心部位が、前記第
5図にあるよう穀粒ホツパー1の後端の排出口2
0の下方に臨む状態で、その穀粒ホツパー1の後
端部の下方を上口5aにより囲い込むように配位
し、これにより、該ガイドホツパー5の前壁50
が、穀粒ホツパー1の後端部の下面とトラツクT
の荷台tの後端部の上面との間に形成される空間
w内に深く入り込み、下口5bがトラツクTの荷
台tの後面側において下方に開放する状態とし
て、該ガイドホツパー5の前端側に設けた連結軸
51を介して台枠fに連結することで、トラツク
Tの荷台t側に支架せしめてある(第5図)。ま
た、このガイドホツパー5の後壁52の上縁に
は、係止鈎53が軸支してあり、該ガイドホツパ
ー5を前述の連結軸51中心に上向きに回動させ
て、穀粒ホツパー1の後壁10に装設せる係止鐶
54にこの係止鈎を係止することで、第4図にて
実線に示している如く格納状態に切換わるように
してある。
なお、第5図および第6図において、3は中継
ホツパー、3aはそれの上口、3bは下口、4は
その下口3bに接続する送穀コンベアである。
[作用] このように構成せる実施例装置は次のように作
用する。
穀粒運搬車Aがそれの穀粒ホツパー1内に受入
れて運搬してきた穀粒を、穀粒ホツパー1のダン
プ回動により排出するとき、第5図および第6図
に示している如く、中継ホツパー3を、穀粒ホツ
パー1の排出口20の下方に配位して台枠fに支
架してあるガイドホツパー5の下口5bの下方に
設置し、該中継ホツパー3の下口3bに接続する
送穀コンベア4の終端側を穀粒乾燥機の張込口に
連通させて、その送穀コンベア4を作動させた状
態にしておく。
そして、この状態において、穀粒ホツパー1の
排出口20に設けてある開閉扉22のロツクを解
除し、穀粒ホツパー1をダンプ回動させる。
これにより、穀粒ホツパー1内の穀粒は開閉扉
22を押し拡いて排出口20から流出し、その下
方に配設してあるガイドホツパー5内に流れ込
み、それの下口5bから中継ホツパー3に流入し
送穀コンベア4により穀粒乾燥機の機内に送り込
まれていく。
このとき、送穀コンベア4の送穀能力を越えて
穀粒が中継ホツパー3に供給されることでその中
継ホツパー3内に集積する穀粒は、安息角に従い
堆積することにより、第5図において鎖線に示す
如くガイドホツパー5の下口5bを塞ぎ、引続い
て穀粒ホツパー1の排出口20から排出されてく
る穀粒を、ガイドホツパー5内に集積させるよう
にする。このため、ガイドホツパー5は、中継ホ
ツパー3の周壁を嵩上げした機壁として作用する
ようになり、このガイドホツパー5の周囲の機壁
により四周に穀粒が溢出するのを阻止するように
なる。
そして、このガイドホツパー5は、それの前壁
50が、穀粒ホツパー1の後端部の下面と荷台t
の後端部の上面との間に形成される空間w内に深
く挿し込まれる状態として、穀粒運搬車Aの荷台
tに載架せる台枠fに支架せしめてあるのだか
ら、中継ホツパー3に流し込む穀粒が前記空間w
に溢出していくのを阻止する形状にするのに制約
がなく、その空間wへの穀粒の溢出を確実に阻止
し得るようになる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によるタンプ式穀
粒運搬車Aにおける穀粒の排出装置は、圃場から
ダンプ式運搬車Aにより穀粒乾燥機が設置されて
いる作業場に運搬してきた穀粒を、穀粒乾燥機の
張込口に供給するために、穀粒ホツパー1をダン
プ回動させて、作業場の所定の位置に予め設置し
ておく中継ホツパー3内に流し込むように排出さ
せるとき、穀粒ホツパー1の排出口20から流出
する穀粒が、その排出口20の下方に配位して荷
台tに支架してあるガイドホツパー5を経て、中
継ホツパー3内に流入していくようになる。そし
て、このガイドホツパー5が、穀粒ホツパー1と
別体で、それの回動支軸21と別の連結軸51に
より荷台tに支架してあることから、穀粒ホツパ
ー1を回動支軸21中心にダンプ回動させたとき
に、穀粒ホツパー1の排出口20がこのガイドホ
ツパー5内に受入れられるようになり、かつ、ガ
イドホツパー5自体が、中継ホツパー3の四周の
機壁を嵩上げした状態となつて、それの前壁50
が、前記穀粒ホツパー1の下面と荷台tの上面と
の間に形成される空間w内に入り込むようになつ
ているので、穀粒ホツパー1の排出口20から中
継ホツパー3内に流出していく穀粒が、その中継
ホツパー3から溢れて、穀粒ホツパー1の後端側
の下面と荷台tの後端側の上面との間に形成され
る空間w内に溢出していくようになるのを、制約
なしに阻止し得るようになつて、前記空間w内に
向けて穀粒が溢流していく不都合を適確に防止し
得るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前手段の側面図、第2図および第3
図は同上の作用の説明図、第4図は本考案を実施
せるダンプ式穀粒運搬車の側面図、第5図は同上
の要部の縦断側面図、第6図は同上要部の斜視図
である。 図面符号の説明、A……穀粒運搬車、a……排
出装置、f……台枠、1……穀粒ホツパー、10
……後壁、20……排出口、21……回動支軸、
22……開閉扉、3……中継ホツパー、3a……
上口、3b……下口、30……機壁、4……送穀
コンベア、5……ガイドホツパー、5a……上
口、5b……下口、50……前壁、51……連結
軸、52……後壁、53……係止鈎、54……係
止鐶、6……支脚、60……コロ、61……連結
軸、7……ウインチ、70……チエン、T……ト
ラツク、t……荷台、w……空間、S……支点
軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラツクTの荷台t上に穀粒ホツパー1を回動
    支軸21中心にダンプ回動自在に装架した穀粒運
    搬車Aにおいて、それの穀粒ホツパー1の後端部
    の下方に、該穀粒ホツパー1と別体に形成したガ
    イドホツパー5を、それの上口5aが、前記穀粒
    ホツパー1の後端部に開設されて開閉扉22によ
    り閉塞される排出口20の下方に臨み、前壁50
    が前記穀粒ホツパー1の下面と前述荷台tの上面
    との間に形成される空間w内に入り込み、下口5
    bが前述荷台tの後方において下方に開放するよ
    う配位して、前記穀粒ホツパー1の回動支軸21
    と別の連結軸51により荷台t側に支架せしめて
    なるダンプ式穀粒運搬車における穀粒の排出装
    置。
JP1987083894U 1987-05-30 1987-05-30 Expired - Lifetime JPH0516906Y2 (ja)

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JPS63193944U JPS63193944U (ja) 1988-12-14
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