JPH05168989A - 塗装設備 - Google Patents
塗装設備Info
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- JPH05168989A JPH05168989A JP3335116A JP33511691A JPH05168989A JP H05168989 A JPH05168989 A JP H05168989A JP 3335116 A JP3335116 A JP 3335116A JP 33511691 A JP33511691 A JP 33511691A JP H05168989 A JPH05168989 A JP H05168989A
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B14/00—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
- B05B14/40—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
- B05B14/46—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material
- B05B14/468—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material with scrubbing means arranged below the booth floor
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ドライ方式採用時には、ドライフィルタの頻繁
な交換操作に伴なう塗装ブースの稼働率低下を防止し、
また、水洗洗浄方式採用時には、塗装ミストの取り除き
作業の周期を可及的に長くする。 【構成】塗装ブース1の下方に循環移動する無端ベルト
240が配設されている。このベルト240は、塗装ブ
ース1から搬出される塗装ミストを吸着することができ
る濾過体で形成している。そして、ベルト240の側近
には、このベルト240に付着した塗装ミストを除去す
るためのブラシが配設される。
な交換操作に伴なう塗装ブースの稼働率低下を防止し、
また、水洗洗浄方式採用時には、塗装ミストの取り除き
作業の周期を可及的に長くする。 【構成】塗装ブース1の下方に循環移動する無端ベルト
240が配設されている。このベルト240は、塗装ブ
ース1から搬出される塗装ミストを吸着することができ
る濾過体で形成している。そして、ベルト240の側近
には、このベルト240に付着した塗装ミストを除去す
るためのブラシが配設される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装設備に関し、特に
塗装ブースにおいて発生する塗装ミストを捕捉する手段
に関する。
塗装ブースにおいて発生する塗装ミストを捕捉する手段
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3および図4は、従来から使用されて
いるドライ方式および水洗洗浄方式の塗装設備の断面を
それぞれ示している。
いるドライ方式および水洗洗浄方式の塗装設備の断面を
それぞれ示している。
【0003】図3に示す設備の塗装ブースAには、天井
フィルタBを介して給気室Cからフレッシュエアーが供
給される。また、ブースAの側壁Dには、排気チャンバ
Eに通ずる開口Fが形成され、この開口Fにドライフィ
ルタGが配設されている。なお、排気チャンバEの上部
には、排気ファンHが配設されている。
フィルタBを介して給気室Cからフレッシュエアーが供
給される。また、ブースAの側壁Dには、排気チャンバ
Eに通ずる開口Fが形成され、この開口Fにドライフィ
ルタGが配設されている。なお、排気チャンバEの上部
には、排気ファンHが配設されている。
【0004】この塗装設備において、オーバヘッド搬送
コンベアIによってブースAに搬入された被塗装体J
は、作業員Kよって吹付け塗装される。そして、この塗
装の際に発生する塗装ミストLは、上記フレッシュエア
ーに混入された状態で上記ドライフィルタGに流入し、
その際、該フィルタGに吸着される。
コンベアIによってブースAに搬入された被塗装体J
は、作業員Kよって吹付け塗装される。そして、この塗
装の際に発生する塗装ミストLは、上記フレッシュエア
ーに混入された状態で上記ドライフィルタGに流入し、
その際、該フィルタGに吸着される。
【0005】図4に示す設備の塗装ブースMにおいて
も、天井フィルタBを介して給気室Cからフレッシュエ
アーが供給される。この塗装ブースMは、すのこ状の床
部Nを有しており、この床部Nの下方にハイドロスピン
ポットと呼ばれる筒体Oが配設されている。また、筒体
Oの下部開口Pに通じる排気チャンバQが側部に設けら
れており、排気チャンバQの上部および下部には、それ
ぞれ排気ファンRおよびエリミネータSが配設されてい
る。
も、天井フィルタBを介して給気室Cからフレッシュエ
アーが供給される。この塗装ブースMは、すのこ状の床
部Nを有しており、この床部Nの下方にハイドロスピン
ポットと呼ばれる筒体Oが配設されている。また、筒体
Oの下部開口Pに通じる排気チャンバQが側部に設けら
れており、排気チャンバQの上部および下部には、それ
ぞれ排気ファンRおよびエリミネータSが配設されてい
る。
【0006】この塗装設備において、フロアコンベアT
によってブースMに搬送された被塗装体Uは、作業者V
によって吹付け塗装される。そして、この塗装の際に発
生する塗装ミストWは、上記フレッシュエアーに混入さ
れた状態ですのこ状の床部Nを通過した後、床部Nの下
方両側に配設された水槽Xからの流出水Yと共に筒体O
に流入し、該筒体Oの下部開口Pから放出される。
によってブースMに搬送された被塗装体Uは、作業者V
によって吹付け塗装される。そして、この塗装の際に発
生する塗装ミストWは、上記フレッシュエアーに混入さ
れた状態ですのこ状の床部Nを通過した後、床部Nの下
方両側に配設された水槽Xからの流出水Yと共に筒体O
に流入し、該筒体Oの下部開口Pから放出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
ドライ方式の塗装設備においては、フィルタGが塗装ミ
ストLによって徐々に目塞りする。そこで、フィルタG
は、定期的に交換することになるが、その交換時には、
塗装作業を停止しなければならない。
ドライ方式の塗装設備においては、フィルタGが塗装ミ
ストLによって徐々に目塞りする。そこで、フィルタG
は、定期的に交換することになるが、その交換時には、
塗装作業を停止しなければならない。
【0008】上記フィルタGの交換は、比較的頻繁に行
う必要があり、そのため、このフィルタ交換作業は、塗
装ブースの稼働率を低下させる要因となっている。
う必要があり、そのため、このフィルタ交換作業は、塗
装ブースの稼働率を低下させる要因となっている。
【0009】一方、図4に示す水洗洗浄方式の塗装設備
のにおいては、塗装ミストが徐々に設備底部に沈殿して
堆積する。したがって、この堆積したミストを定期的に
取り除く作業が実施されるが、この作業は大変な手間と
労力とを伴なう。
のにおいては、塗装ミストが徐々に設備底部に沈殿して
堆積する。したがって、この堆積したミストを定期的に
取り除く作業が実施されるが、この作業は大変な手間と
労力とを伴なう。
【0010】このため、従来から上記ミストの除去作業
の周期を可及的に長くするための手段が望まれている。
の周期を可及的に長くするための手段が望まれている。
【0011】本発明の目的は、かかる実情に鑑み、前記
ドライ方式を採用した場合には、フィルタの交換周期を
可及的に長くすることができ、また、前記水洗洗浄方式
を採用した場合には、上記塗装ミストの取り除き作業の
周期を可及的に長くすることができる塗装設備を提供す
ることにある。
ドライ方式を採用した場合には、フィルタの交換周期を
可及的に長くすることができ、また、前記水洗洗浄方式
を採用した場合には、上記塗装ミストの取り除き作業の
周期を可及的に長くすることができる塗装設備を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では、塗装ブース
において発生する塗装ミストの通過域に、循環移動する
無端状の濾過体が配設され、また、該濾過体に接する態
様でブラシが配設されている。
において発生する塗装ミストの通過域に、循環移動する
無端状の濾過体が配設され、また、該濾過体に接する態
様でブラシが配設されている。
【0013】
【作用】塗装ブースにおいて発生した塗装ミストは、そ
の通過域に配設された上記濾過体によって吸着される。
そして、上記濾過体に吸着したミストは、該濾過体に接
する態様で配設されたブラシによって除去される。
の通過域に配設された上記濾過体によって吸着される。
そして、上記濾過体に吸着したミストは、該濾過体に接
する態様で配設されたブラシによって除去される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。図1および図2は、本発明に係る水洗洗浄
方式の塗装設備の一実施例を示しており、この実施例
は、塗装ブース1と、ミスト処理部2とを備えている。
を説明する。図1および図2は、本発明に係る水洗洗浄
方式の塗装設備の一実施例を示しており、この実施例
は、塗装ブース1と、ミスト処理部2とを備えている。
【0015】上記塗装ブース1は、すのこ状の床部10
0を有し、この床部100の上方に位置されたフロアコ
ンベア101によって被塗装体102が搬入される。そ
して、搬入された被塗装体102は、ブース1内を搬送
される間に作業者103によって吹付け塗装される。な
お、塗装ブース1の上方からは、フレッシュエアーが供
給される。
0を有し、この床部100の上方に位置されたフロアコ
ンベア101によって被塗装体102が搬入される。そ
して、搬入された被塗装体102は、ブース1内を搬送
される間に作業者103によって吹付け塗装される。な
お、塗装ブース1の上方からは、フレッシュエアーが供
給される。
【0016】上記ミスト処理部2は、塗装ブース1の下
方に位置するミスト捕捉部210と、ミスト捕捉部21
0の一側および他側に隣接して位置されたベルト搬送機
構部220および230とを備えている。
方に位置するミスト捕捉部210と、ミスト捕捉部21
0の一側および他側に隣接して位置されたベルト搬送機
構部220および230とを備えている。
【0017】上記ミスト捕捉部210には、洗浄液を噴
霧する多数個の水洗ノズル211が上記すのこ状床部1
00の下面側に配設され、かつ下方にハイドロスピンポ
ットと呼ばれる複数の筒体212が配列設置されてい
る。なお、筒体212の下部開口212aの下方には、
循環する水213が満されている。
霧する多数個の水洗ノズル211が上記すのこ状床部1
00の下面側に配設され、かつ下方にハイドロスピンポ
ットと呼ばれる複数の筒体212が配列設置されてい
る。なお、筒体212の下部開口212aの下方には、
循環する水213が満されている。
【0018】図1のAーA断面である図2に示すよう
に、上記ミスト処理部2は、傾斜配置された一対の仕切
板214によって上部空間215と下部空間216とに
仕切られ、上記各筒体212の上部開口は、上記上部空
間215に連通している。
に、上記ミスト処理部2は、傾斜配置された一対の仕切
板214によって上部空間215と下部空間216とに
仕切られ、上記各筒体212の上部開口は、上記上部空
間215に連通している。
【0019】また、図2に示すように、上記ミスト処理
部2は、その側部に排気チャンバ217を備えている。
この排気チャンバ217は、上部および下部に排気ファ
ン218およびエリミネータ219を備え、その下部は
前記下部空間216に連通している。
部2は、その側部に排気チャンバ217を備えている。
この排気チャンバ217は、上部および下部に排気ファ
ン218およびエリミネータ219を備え、その下部は
前記下部空間216に連通している。
【0020】上記ベルト搬送機構部220は、モータ2
21で回転駆動されるドラム222を、また上記ベルト
搬送機構部230は、錘231が負荷されたドラム23
2をそれぞれ備えている。そして、これらのドラム22
2,232には、前記ノズル211の下方を通過する態
様で無端ベルト240が巻掛けられている。なお、上記
ドラム232は、図示してない支持手段によって上下動
および回転可能に支承されている。上記ベルト240
は、通気性を持たすためにメッシュ状に構成されてい
る。なお、このベルト240の材料としては、鉄または
ステンレス等が使用される。
21で回転駆動されるドラム222を、また上記ベルト
搬送機構部230は、錘231が負荷されたドラム23
2をそれぞれ備えている。そして、これらのドラム22
2,232には、前記ノズル211の下方を通過する態
様で無端ベルト240が巻掛けられている。なお、上記
ドラム232は、図示してない支持手段によって上下動
および回転可能に支承されている。上記ベルト240
は、通気性を持たすためにメッシュ状に構成されてい
る。なお、このベルト240の材料としては、鉄または
ステンレス等が使用される。
【0021】上記搬送機構部220および230には、
上記ベルト240の一方および他方の面に圧接された回
転ブラシ225および235がそれぞれ配設され、ま
た、上記一方および他方の面に向って洗浄液を吐出する
ノズル226および236がそれぞれ配設されている。
なお、上記回転ブラシ225および235は、図示して
ない電動機によって高速回転される。
上記ベルト240の一方および他方の面に圧接された回
転ブラシ225および235がそれぞれ配設され、ま
た、上記一方および他方の面に向って洗浄液を吐出する
ノズル226および236がそれぞれ配設されている。
なお、上記回転ブラシ225および235は、図示して
ない電動機によって高速回転される。
【0022】以下、本実施例の作用について説明する。
前記ベルト240は、モータ221の回転動力により所
定の速度で循環移動される。その際、ミスト捕捉部21
0の上部に設けられた前記ノズル211から噴霧される
水が該ベルト240に付着され、これによって、ベルト
240の表面に水膜が形成される。
前記ベルト240は、モータ221の回転動力により所
定の速度で循環移動される。その際、ミスト捕捉部21
0の上部に設けられた前記ノズル211から噴霧される
水が該ベルト240に付着され、これによって、ベルト
240の表面に水膜が形成される。
【0023】上記塗装ブース1では、塗装に伴って塗装
ミスト104が発生し、この塗装ミスト104は、前記
すのこ状床部100を通過した後、ミスト捕捉部210
に流入する。該捕捉部210に流入した塗装ミスト10
4は、ベルト240を通過する際に該ベルト240に吸
着される。塗装ミスト104の通過域に位置するベルト
240には、前記した水膜が形成されているので、該ベ
ルト240による塗装ミスト104の吸着効率は極めて
高い。
ミスト104が発生し、この塗装ミスト104は、前記
すのこ状床部100を通過した後、ミスト捕捉部210
に流入する。該捕捉部210に流入した塗装ミスト10
4は、ベルト240を通過する際に該ベルト240に吸
着される。塗装ミスト104の通過域に位置するベルト
240には、前記した水膜が形成されているので、該ベ
ルト240による塗装ミスト104の吸着効率は極めて
高い。
【0024】このベルト240で捕捉されなかった上記
塗装ミスト104の一部は、図2に示す前記上部空間2
15を通って前記仕切板214上に降下する。そして、
仕切板214上のミストは、該仕切板214の上縁部に
設けられたノズル214aより吐出される洗浄液によっ
て押し流されて、前記筒体212内に流入する。
塗装ミスト104の一部は、図2に示す前記上部空間2
15を通って前記仕切板214上に降下する。そして、
仕切板214上のミストは、該仕切板214の上縁部に
設けられたノズル214aより吐出される洗浄液によっ
て押し流されて、前記筒体212内に流入する。
【0025】筒体212内においては、流入した塗装ミ
ストと洗浄液がスピンしながら降下し、その結果、該筒
体212の下部開口212aからは、両者が十分に混合
された状態で放出される。そして、筒体212から放出
された塗装ミストと洗浄液の混合物は、該筒体212の
下方に位置する前記循環水213に流入する。
ストと洗浄液がスピンしながら降下し、その結果、該筒
体212の下部開口212aからは、両者が十分に混合
された状態で放出される。そして、筒体212から放出
された塗装ミストと洗浄液の混合物は、該筒体212の
下方に位置する前記循環水213に流入する。
【0026】なお、筒体212の下部開口212aから
は、若干の塗装ミストが前記下部空間216に漏出し、
また、循環水213の上面からも該空間216に若干の
塗装ミストが漏出する。しかし、この漏出ミストは、前
記排気チャンバ217のファン218の排気作用によっ
て該チャンバ217の下方に導入された後、前記エリミ
ネータ219と衝突してその大部分が捕捉されるので、
排気チャンバ217から放出されるエアーには、ほとん
どミストが含有されていないことになる。
は、若干の塗装ミストが前記下部空間216に漏出し、
また、循環水213の上面からも該空間216に若干の
塗装ミストが漏出する。しかし、この漏出ミストは、前
記排気チャンバ217のファン218の排気作用によっ
て該チャンバ217の下方に導入された後、前記エリミ
ネータ219と衝突してその大部分が捕捉されるので、
排気チャンバ217から放出されるエアーには、ほとん
どミストが含有されていないことになる。
【0027】ところで、前記ベルト240には、所定の
テンションを付与する必要があるが、このテンション
は、ドラム232に負荷された錘231によって与えら
れる。
テンションを付与する必要があるが、このテンション
は、ドラム232に負荷された錘231によって与えら
れる。
【0028】また、前記ベルト240の一方の面および
他方の面に付着した塗装ミストは、それぞれ回転ブラシ
225および235によって掻き落とされ、かつ、ノズ
ル226および236から吐出される洗浄液によって除
去される。したがって、前記ベルト240が目塞りする
ことはない。
他方の面に付着した塗装ミストは、それぞれ回転ブラシ
225および235によって掻き落とされ、かつ、ノズ
ル226および236から吐出される洗浄液によって除
去される。したがって、前記ベルト240が目塞りする
ことはない。
【0029】なお、上記実施例では、ベルト240を単
に所定の速度で循環移動させているが、上記ベルト24
0を図1における左右方向に振動させながら循環移動さ
せることも可能である。なお、上記振動を発生させるに
は、たとえば、モータ221を所定方向に回転させる電
圧に所定周期の交番電圧を重畳させればよい。上記のよ
うにベルト240を振動させながら移動させれば、前記
ブラシ225,235および洗浄液による除塵効率を一
層向上することができる。
に所定の速度で循環移動させているが、上記ベルト24
0を図1における左右方向に振動させながら循環移動さ
せることも可能である。なお、上記振動を発生させるに
は、たとえば、モータ221を所定方向に回転させる電
圧に所定周期の交番電圧を重畳させればよい。上記のよ
うにベルト240を振動させながら移動させれば、前記
ブラシ225,235および洗浄液による除塵効率を一
層向上することができる。
【0030】また、ベルト240の移動速度は、ブース
1で発生する塗装ミスト104の量に対応して変化させ
ることも可能である。この場合、塗装ミスト104の発
生量が多い程、上記移動速度を高く設定する。なぜな
ら、塗装ミスト104の発生量が多い程、ベルト240
が目塞りし易くなるからである。
1で発生する塗装ミスト104の量に対応して変化させ
ることも可能である。この場合、塗装ミスト104の発
生量が多い程、上記移動速度を高く設定する。なぜな
ら、塗装ミスト104の発生量が多い程、ベルト240
が目塞りし易くなるからである。
【0031】上記実施例は、水洗洗浄方式の塗装設備で
あるが、前記ベルト240を図3に示したようなドライ
方式の塗装設備に設けることも可能である。この場合、
図3のドライフィルタGに代えてベルト240を配設す
るか、あるいは、ドライフィルタGの前方にベルト24
0を配設する。
あるが、前記ベルト240を図3に示したようなドライ
方式の塗装設備に設けることも可能である。この場合、
図3のドライフィルタGに代えてベルト240を配設す
るか、あるいは、ドライフィルタGの前方にベルト24
0を配設する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、循
環移動する無端状の濾過体を塗装ミストの通過域に配設
して、この濾過体に該ミストを吸着させているので、前
述したドライ方式の塗装設備を構成した場合には、ドラ
イフィルタの頻繁な交換操作に伴なう塗装ブースの稼働
率低下を防止でき、また、実施例に示したような水洗洗
浄方式の塗装設備を構成した場合には、設備底部に堆積
する塗装ミストを取り除くための作業の周期を可及的に
長くすることができる。
環移動する無端状の濾過体を塗装ミストの通過域に配設
して、この濾過体に該ミストを吸着させているので、前
述したドライ方式の塗装設備を構成した場合には、ドラ
イフィルタの頻繁な交換操作に伴なう塗装ブースの稼働
率低下を防止でき、また、実施例に示したような水洗洗
浄方式の塗装設備を構成した場合には、設備底部に堆積
する塗装ミストを取り除くための作業の周期を可及的に
長くすることができる。
【0033】また本発明によれば、上記濾過体に吸着し
たミストがブラシによって除去されるので、上記濾過体
の目塞りが防止され、その濾過機能が常時、良好に保持
される。
たミストがブラシによって除去されるので、上記濾過体
の目塞りが防止され、その濾過機能が常時、良好に保持
される。
【図1】本発明に係る塗装設備の一実施例を示した概念
図。
図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】ドライ方式の塗装設備の従来例を示した概念
図。
図。
【図4】水洗洗浄方式の塗装設備の従来例を示した概念
図。
図。
1…塗装ブース 2…ミスト処理部 210…ミスト捕捉部 221…モータ 220,230…ベルト搬送機構部 222,232…ドラム 225,235…回転ブラシ 226,236…ノズル 240…ベルト
Claims (2)
- 【請求項1】塗装ブースにおいて発生する塗装ミストの
通過域に、循環移動する無端状の濾過体を配設したこと
を特徴とする塗装設備。 - 【請求項2】上記濾過体に付着した上記塗装ミストを除
去するため、該濾過体に接する態様でブラシを配設した
ことを特徴とする請求項1記載の塗装設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3335116A JPH05168989A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 塗装設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3335116A JPH05168989A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 塗装設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05168989A true JPH05168989A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18284950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3335116A Pending JPH05168989A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 塗装設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05168989A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012187478A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Honda Motor Co Ltd | 塗料ミスト回収装置 |
JP2013094706A (ja) * | 2011-10-29 | 2013-05-20 | Parker Engineering Kk | 塗料ミスト乾式回収方法及び塗料ミスト乾式回収装置 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP3335116A patent/JPH05168989A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012187478A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Honda Motor Co Ltd | 塗料ミスト回収装置 |
JP2013094706A (ja) * | 2011-10-29 | 2013-05-20 | Parker Engineering Kk | 塗料ミスト乾式回収方法及び塗料ミスト乾式回収装置 |
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