JP2607858B2 - スプレーブース - Google Patents

スプレーブース

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JP2607858B2
JP2607858B2 JP7008564A JP856495A JP2607858B2 JP 2607858 B2 JP2607858 B2 JP 2607858B2 JP 7008564 A JP7008564 A JP 7008564A JP 856495 A JP856495 A JP 856495A JP 2607858 B2 JP2607858 B2 JP 2607858B2
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JP
Japan
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oil
spray booth
curtain
filter
paint
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JP7008564A
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JPH08196963A (ja
Inventor
明士 山本
Original Assignee
株式会社アタック
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/46Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material
    • B05B14/465Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material using substantially vertical liquid curtains or wetted walls behind the object to be sprayed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/46Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料の吹き付け塗りの
際に、塗料の飛散を防ぐために用いるスプレーブースに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の乾式ブースの概略図であ
る。この乾式ブースは、ブース本体1の前面にフィルタ
ー2が設けられ、このフィルター2の背面側にエアー通
路3を備え、この通路の上方にファン4が取り付けられ
ている。使用に際しては、ファン4によってエアー通路
3内の空気を吸引しつつ、スプレーガンにより被塗装物
に塗料を吹き付けると、ブースの前面に飛散した霧状の
塗料が、フィルター2によって捕捉される。
【0003】図5は、スクラバー方式のスプレーブース
の概略図であって、このスプレーブースは、内部にカー
テン5が吊着され、エアー通路6の下部にこの通路6の
一部を塞ぐように板体7が配置されている。エアー通路
6には板体8が交互にエアー通路6を塞ぐように配置さ
れており、さらにその上部にはファン9が取り付けられ
ている。なお、スプレーブースの下部には水槽10が備
え付けられている。このスクラバー方式のスプレーブー
スは、ファン9によって作られた吸気気流に乗った霧状
の塗料11がカーテン5の下部の隙間12を潜り抜け、
板体7によって渦巻き状に回転し、水槽10の水と接触
して捕集される。さらに、カーテン5の前面には水が流
下して塗料の付着を防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスプレーブ
ースのうち、乾式ブースは、フィルター2が塗料により
目詰まりをおこし、吸引力が低下するので、頻繁にフィ
ルター2を交換しなければならないという問題点があ
る。また、スクラバー方式のスプレーブースは、霧状の
塗料の捕集が不十分な場合がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、霧状の塗料をロールフィル
ターを使用して効率よく捕集し、フィルター交換を必要
としないメンテナンスも容易なスプレーブースを提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のスプレーブース
は、前面側に開口部を有するスプレーブース本体と、こ
のスプレーブース本体内部に吊着されたオイルカーテン
と、このオイルカーテンの背面側のエアー通路に配設さ
れ回転しながら霧状の塗料等を捕集するロールフィルタ
ーと、前記ロールフィルターにオイルを吹き付けるノズ
ルと、スプレーブース本体の底部に設けられたオイル槽
と、オイル槽のオイルを前記ノズル側とオイルカーテン
側に流すオイル循環装置とを備えている。
【0007】
【作用】前記したスプレーブースの構成により、スプレ
ーブース本体の前面開口部近傍の空気中に漂う霧状の塗
料等は、ファンの吸引力によって作り出された吸引気流
に乗ってオイルカーテン下部の隙間からエアー通路内に
吸い込まれる。エアー通路に吸い込まれた霧状の塗料等
は、ロールフィルターの間を通り抜けようとする間にロ
ールフィルターの表面に付着したオイルに捕捉される。
ロールフィルターに捕捉された塗料等は、オイルノズル
から吹き付けられたオイルによって洗い落とされオイル
槽内に流れ落ち、ロールフィルターは常にきれいな状態
に保たれ、フィルター交換の必要がない。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はスプレーブースの右正面側から見た斜視
図、図2は側面側断面図、図3は背面側のカバーを取り
外した斜視図である。これらの図において、20は、ス
プレーブース本体を示し、このスプレーブース本体20
は、箱状に形成され前面に開口部21を有し、中央部よ
りやや正面寄りに、ゴムやプラスチックフィルム等から
なる柔軟性のあるオイルカーテン22が吊着している。
このオイルカーテン22と背面板23との間には空気が
通るためのエアー通路24を備えている。このエアー通
路24の上方にフレキシブルダクト25が取り付けら
れ、このダクト25の先に図示されていないがファンが
設置され、エアー通路24内の空気を吸引して外気へ排
出している。24aは、エアー通路24に設けられた吸
引気流を案内する案内板である。
【0009】エアー通路24の中央部より多少下部寄り
に、霧状の塗料や溶剤の蒸気を補集するためのロールフ
ィルター26がエアー通路24を塞ぐように回転可能に
軸支されている。この実施例においては、上部のロール
フィルター26aが、正面側から見て左右方向に3本、
水平に配列され、さらに、上部のロールフィルター26
a間に、下部側のロールフィルター26bが配列され、
それぞれのロールフィルター26a,26bは、相互に
約20mmの間隔で配置されている。これらのロールフィ
ルター26は、円筒状の芯部27の外周に金網状のエキ
スパンドメタル28が巻回されている。このロールフィ
ルター26の一端には図1に示すようにスプロケット2
9が取り付けられ、チェーン30によってモーター31
と連結している。
【0010】これらのロールフィルター26の上方に
は、オイルパイプ32が正面側から見て左右方向に配置
されている。このパイプ32には前記ローラーフィルタ
ー26にオイルを吹き付けるためのノズル33が複数個
設けられている。
【0011】オイルパイプ32のさらに上方には、エル
ミネータ34が取り付けられ、吸引気流をジグザグなコ
ースに導き入れてさらに霧状の塗料等を取り除いてい
る。スプレーブース本体20の底部にはオイルを貯める
ためのオイル槽35を有している。このオイル槽35内
のオイルはマシンオイルを使用しているが、もちろんマ
シンオイルに限定されるものではない。このオイル槽3
5の液面とオイルカーテン22の下端との間に多少の隙
間36があり、スプレーブース本体20の開口部21近
傍の空気はこの隙間36を通ってエアー通路24に流れ
込む。
【0012】オイル循環装置は、管37によってオイル
槽35と、オイルパイプ32及びオイルカーテン上部3
8とが連通し、オイルポンプ39によってオイル槽35
内のオイルをオイルパイプ32側とオイルカーテン22
側に流して循環させている。
【0013】次に、前記構成の作用を説明する。まず、
フレキシブルダクト25の先に配置されたファンを駆動
すると、スプレーブース本体20の前面開口部21近傍
の空気が、オイルカーテン22底部とオイルの液面との
間の隙間36から吸引されてエアー通路24の下部に流
れ込み吸引気流が発生する。吸引気流は、ロールフィル
ター26、エルミネータ34を通過してフレキシブルダ
クト25を通って外気に放出される。
【0014】オイルポンプ39を駆動すると、オイル槽
35内のオイルは、管37を通ってオイルパイプ32に
送り込まれ、複数のノズル33からロールフィルター2
6の表面に吹き付けられる。これによってロールフィル
ター26の表面にオイルが万遍なく付着し、余分なオイ
ルは次々に流れ落ちてオイル槽35内に溜まる。さら
に、オイル槽35のオイルは、管37を通ってオイルカ
ーテン上部38に送られカーテン22を伝って流下して
オイル槽35内に溜まる。
【0015】また、モーター31を駆動することによっ
て、モーター31の回転力がチェーン30を介してスプ
ロケット29に伝えられ、ロールフィルター26が一定
の速度で回転する。
【0016】次に、前記構成の使用状態を説明する。ス
プレーガン40によって塗料を被塗装物41に吹き付け
ると、塗料は被塗装物41に吹き付けられるとともに、
オイルカーテン22に吹き付けられる。しかし、オイル
カーテン22の表面にはオイルが流れているので、塗料
の大部分はオイルカーテン22に付着することなくオイ
ルカーテン22を伝ってオイル槽35内に流れ落ちる。
【0017】さらに、開口部21近傍の空気中に漂う霧
状の塗料や溶剤の蒸気は、吸引気流に乗ってオイルカー
テン22下部の隙間36からエアー通路24内に吸い込
まれる。エアー通路24に吸い込まれた霧状の塗料等
は、ロールフィルター26の間を通り抜けようとする間
にロールフィルター26の表面のオイルに捕集される。
ロールフィルター26に捕集された塗料等は、ノズル3
3から吹き付けられたオイルによって洗い落とされオイ
ル槽35内に流れ落ちる。これによって、ロールフィル
ター26は常にきれいな状態を保持することができるの
で、面倒なフィルターの清掃作業の必要が無い。なお、
オイル槽35に流れ落ちたオイルが汚れてくるとオイル
を交換すればよくメンテナンスが極めて容易である。
【0018】上記実施例では、ロールフィルター26に
エキスパンドメタル28を使用したが、本発明は通常の
金網であってもよいし、合成樹脂製その他の天然の材質
によって製作されたメッシュ状の網を使用してもよい。
また、スポンジ状の物や多少凹凸があってオイルを保持
できるものであばその材質は問わない。
【0019】また、ロールフィルター26の数も前記の
実施例のように5本に限定されるものではなく、本数及
びその配置は適宜選択可能である。さらに、上記実施例
では、霧状の塗料や溶媒の蒸気を下部から吸い込んで上
部のフレキシブルダクト側に流れるようにしているが、
上部から空気を吸い込んで吸引気流を逆向きの流れにし
てもよい。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、上
記構成によって、ロールフィルターに捕集された塗料等
は、ノズルから吹き付けられたオイルによって洗い落と
されオイル槽内に流れ落ち、ロールフィルターは常にき
れいな状態を保持することができる。従って、面倒なフ
ィルターの清掃作業の必要が無くなるとともに、フィル
ターの目詰まりによるフィルター交換の必要がないの
で、メンテナンスが極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスプレーブースの右正面側
から見た斜視図である。
【図2】同実施例の側面側断面図である。
【図3】同実施例の背面側のカバーを取り外した斜視図
である。
【図4】従来の乾式ブースの概略図である。
【図5】従来のスクラバー方式のスプレーブースの概略
図である。
【符号の説明】
20 スプレーブース本体 21 開口部 22 オイルカーテン 24 エアー通路 26 ロールフィルター 28 エキスパンドメタル 33 ノズル 35 オイル槽

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面側に開口部を有するスプレーブース
    本体と、このスプレーブース本体内部に吊着されたオイ
    ルカーテンと、このオイルカーテンの背面側のエアー通
    路に配設され回転しながら霧状の塗料等を捕集するロー
    ルフィルターと、前記ロールフィルターにオイルを吹き
    付けるノズルと、スプレーブース本体の底部に設けられ
    たオイル槽と、オイル槽のオイルを前記ノズル側とオイ
    ルカーテン側に流すオイル循環装置とを備えたことを特
    徴とするスプレーブース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロールフィルターはエキ
    スパンドメタルを巻回していることを特徴とするスプレ
    ーブース。
JP7008564A 1995-01-24 1995-01-24 スプレーブース Expired - Lifetime JP2607858B2 (ja)

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DE102006057697A1 (de) 2006-12-07 2008-06-19 Eisenmann Anlagenbau Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Entfernen von Feststoffen aus beim Lackieren von Gegenständen entstehendem Overspray
CN104879642B (zh) * 2015-06-11 2017-05-03 张爱玉 一种抓斗上承梁与鄂板连接处润滑专用喷头
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JPH08196963A (ja) 1996-08-06

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