JPH05168577A

JPH05168577A - 電気掃除機

Info

Publication number: JPH05168577A
Application number: JP34065491A
Authority: JP
Inventors: Masaro Sunakawa; 正郎砂川; Hisanaka Suga; 久央須賀; Tetsurou Aobori; 鉄郎青堀; Hirobumi Tanaka; 博文田中
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1991-12-24
Filing date: 1991-12-24
Publication date: 1993-07-02

Abstract

(57)【要約】【目的】転倒しにくく、走行性に優れたコンパクトな電
気掃除機を提供する。【構成】電気掃除機本体内にフィルターを収納する集塵
室と電動送風機を有し、前記電気掃除機本体の下部に走
行装置を備えた電気掃除機において、電気掃除機本体の
底面等の電気掃除機本体の重心より低い位置に集塵室と
連通する吸引ホース取付部を回転自在に設け、該吸引ホ
ース取付部に移動車輪を設ける。【効果】本発明によれば、電気掃除機本体の重心より低
い位置に吸引ホースが取り付けられるから、電気掃除機
本体を低い位置で引っ張ることができるので転倒しにく
くできる。また、吸引ホース取付部を電気掃除機本体の
底面に隠蔽することができるので、本体上面を凹凸の少
ない形態にすることができる。さらに、吸引ホースと移
動車輪を連動して動かすことができるので、吸引ホース
の引っ張り移動による追随性を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はフィルターを収納する集
塵室と電動送風機を内蔵した電気掃除機に係り、さらに
詳細には、電気掃除機本体を中心として吸引ホースを旋
回自在に構成した電気掃除機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の電気掃除機は、内部に集塵室と電
動送風機を有した電気掃除機本体と、該電気掃除機本体
に着脱自在に取付けられ吸引ホースと、該吸引ホースに
着脱自在に取付けられる延長管と、該延長管と着脱自在
に取付けられる吸口とから構成されているのが一般的で
ある。これらの電気掃除機は、清掃作業を行なうとき電
気掃除機本体に接続する吸引ホースにて電気掃除機本体
を引張り移動させるために、電気掃除機本体には通常３
個から４個の車輪または自在車輪を設け、さらに、吸引
ホースを本体上面に回転自在に設けている。たとえば、
特開平3−32629号、及び実開昭60−168456号の公報記載
の電気掃除機では、内部に集塵室と電動送風機を有した
本体ケースの後方両側に一対の車輪を設け、本体ケース
の底面前部に回転自在な１ケの自在車輪を設けるととも
に、本体ケースの上面前部を集塵蓋で構成し、該集塵蓋
に吸引ホースを回転自在に設けて、吸引ホースによる引
張り移動の旋回走行を良好にしたものが開示されてい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、吸引ホ
ースを底面に設けた自在車輪から隔てた本体上面に取付
けているために、急激な旋回移動を行なうと吸引ホース
の旋回動作に自在車輪の旋回動作が追随できず、電気掃
除機本体が転倒する問題点があった。さらに、前記吸引
ホースと自在車輪の旋回動作のずれにより、電気掃除機
本体の走行が使用者の意図する経路と異なる経路を取
り、障害物にぶつかる等の問題点があった。このため、
前記従来例では電気掃除機本体の周囲にバンパーを備え
る必要があった。また、前記従来例は吸引ホースを本体
上面の集塵蓋に取付け、しかも、該取付部に回転機構を
備えているため、使用者が最も目に付く本体上面に、該
取付部が大きく突出し、さらに、集塵蓋の分割線やヒン
ジ機構，ハンドル等が表れ、全体のコンパクト化や美観
上の問題点があった。

【０００４】本発明は前記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は転倒しにくく、走行性に優れ
たコンパクトな電気掃除機を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するために、電気掃除機本体内にフィルターを収納
する集塵室と電動送風機を有し、前記電気掃除機本体の
下部に走行装置を備えた電気掃除機において、吸引ホー
ス取付部を前記電気掃除機本体に回転自在に設け、該吸
引ホース取付部と連動して回転する移動車輪を具備して
いる。

【０００６】さらに好ましくは、電気掃除機本体の底面
等の電気掃除機本体の重心より低い位置に集塵室と連通
する吸引ホース取付部を回転自在に設け、該吸引ホース
取付部に移動車輪を設けている。

【０００７】さらに好ましくは、吸引ホース取付部にバ
ンパー部材を設けている。

【０００８】さらに好ましくは、吸引ホース取付部の回
転機構部にバネを備える。

【０００９】さらに好ましくは、電気掃除機本体の底面
に集塵蓋を備える。

【００１０】さらに好ましくは、本体ケースを、上部を
構成する上ケースと、下部後方を構成する下ケースと下
部前部を構成する集塵蓋とで構成する。

【００１１】

【作用】本発明によれば、吸引ホースと移動車輪が連動
して動くので、吸引ホースの引っ張り移動による追随性
が向上する。

【００１２】請求項２の発明によれば、吸引ホースが電
気掃除機本体の底面等の電気掃除機本体の重心より低い
位置にあるので、電気掃除機本体が低い位置で引っ張ら
れ、かつ、吸引ホース取付部が電気掃除機本体の底面に
隠蔽される。

【００１３】さらに、回転自在の吸引ホース取付部に移
動車輪を設けた場合には、移動車輪の旋回動作と吸引ホ
ース取付部の旋回動作が一致させることができる。加え
て、吸引ホース取付部を回転自在とすることにより、走
行中、吸引ホース取付部を常に電気掃除機本体の先端に
位置させることができ、該吸引ホース取付部の回転機構
部にバネを備えることにより、敷居や床面の段差等との
衝突から受ける衝撃が効果的に吸引される。加えて、回
転自在な吸引ホース取付部にバンパー部材を設けること
により、電気掃除機本体に設けるバンパー部が少なくな
る。

【００１４】また、電気掃除機本体の本体ケースは、上
部を構成する上ケースと下部後方を構成する下ケースと
下部前部を構成する集塵蓋とで構成することにより、本
体上面の凹凸が少ないシンプルな形態となる。

【００１５】

【実施例】以下本発明に係る実施例を図１〜図９を参照
して説明する。

【００１６】図１から図７は本発明に係る一実施例を示
す電気掃除機であり、図１は下方外観図、図２は上方外
観図、図３は構成図，図４は断面図，図５は底面図，図
６は動作説明図，図７は使用状態図である。

【００１７】先ず、図３において、本実施例に係る電気
掃除機は、符号１で総括的に示す電気掃除機本体と、吸
引ホース２と、延長管３と、吸口４とから構成される。
電気掃除機本体１は本体ケース５と本体ケース５の後部
両側面に設けた一対の車輪６ａ，６ｂ及び本体ケース５
の底面前部に回転自在に取り付けられ、移動車輪７ａ，
７ｂを備えた吸引ホース取付部８とから構成される。吸
引ホース２は一端を吸引ホース取付部８に着脱自在に取
付けられ、他端には操作部を備えたハンドル部９を設け
ている。延長管３は一端を前記ハンドル部９に着脱自在
に取付けられ、他端を吸口４に着脱自在に取付けてい
る。ここで、塵埃を含んだ空気流は吸口４より吸い込ま
れ、延長管３，吸引ホース２を経て電気掃除機本体１に
至る。本実施例における電源の入り切りや風量調整はハ
ンドル部９に設けた操作部内のスイッチで行ない、その
電気信号はハンドル部９内に設けた赤外線信号変換回路
（図示せず）により変換され、ハンドル部９の後端に設
けた赤外線信号発信部１０から発信される。電気掃除機
本体１は赤外線信号発信部１０から発信された赤外線信
号を直接または部屋の壁面に反射した赤外線信号を間接
的に、上面後方に設けた赤外線信号受光部１１で受信し
操作される。したがって、本実施例における吸引ホース
２は内部に電源及び信号コードを配線する必要がないの
で、軽量でかつ外観が凹凸のない軽量ホースを使用して
いる。

【００１８】次に、図１と図２において、電気掃除機本
体１の外観について説明する。図において、本体ケース
５は、本体ケース５の下部後方を構成する合成樹脂性の
下ケース１２と、本体ケース５の下部前部を構成する集
塵蓋１２と本体ケース５の上部を構成する上ケース１４
から構成される。下ケース１２は両側面に回転自在な車
輪６ａ，６ｂを設けている。集塵蓋１３は後部に設けた
ヒンジ１５を介して下ケース１２と開閉自在に取付けら
れ、前部に設けたクランプ１６により上ケース１４と固
定される。また、集塵蓋１３には移動車輪７ａ，７ｂを
備えた吸引ホース取付部８が回転自在に取付けられ、集
塵蓋１３の前端には凹状のハンドル１７が形成されてい
る。ここで、吸引ホース取付部８は吸引ホースの取付口
１８を前方に突出させるとともに該取付口１８が上方に
位置するように、側面から見て湾曲した形状とし、その
湾曲面にバンパー部材１９を貼付けている。上ケース１
４は全体が凹凸のない曲面で構成され、上面後部に矩形
状の操作パネル２０を設け、該操作パネル２０に赤外線
信号受光部１１とコードリール収納ボタン２１を備えて
いる。

【００１９】次に、図４及び図５において、電気掃除機
本体１の内部構成を含めて詳細に説明する。図におい
て、２２は図示しない電動送風機とコードリールを備え
たモータ室であり、上ケース１４と下ケース１２とから
構成され、該モータ室２２の後部に排気口２６を設けて
いる。２３は集塵室であり、上部を構成する上ケース１
４と下部を構成する集塵蓋１３とから構成される。ここ
で、Ｘは電気掃除機本体１の重心の位置を示している。
モータ室２２と集塵室２３は内壁２４により分離され、
内壁２４に設けた開口部２５によりモータ室２２と集塵
室２３を連通している。下ケース１２に回転ヒンジ１５
を介して開閉自在に取付けられる集塵蓋１３には円形の
吸込口３２が下方に向けて形成されている。集塵蓋１３
に回転自在に取付けられる吸引ホース取付部８は、リブ
３３とリブ３４で吸込口３２を上下から挾むように支持
される。ここで、リブ３３と吸込口３２及び吸込口３２
と座金３５間にはバネ３６とバネ３７が取付けられ、移
動車輪７ａ，７ｂ及び吸引ホース取付部８から受ける衝
撃を緩和する。３８は集塵蓋１３の内壁であり、吸引ホ
ース取付部８の回転機構を隠蔽し、上ケース１４ととも
に集塵室２３を構成する。集塵室２３には紙袋製の使い
捨てフィルター２７が取入れ口３１を備えた取付用厚紙
２８を吸込口３２と連通するように下方に向けて取付け
られている。２９はフィルター２７の取付用ガイド板で
あり、フィルター２７の取付用厚紙２８を定位置にガイ
ドする。取付用ガイド板２９は一端を上ケース１４の内
壁に回転ヒンジ３０を介して回転自在に構成され、集塵
室２３内の清掃を容易にしている。３９は集塵蓋１３の
内壁３８に取付けられたゴムパッキンであり、吸引ホー
ス取付部８とフィルター２７の取入れ口３１との連通の
気密度を上げている。移動車輪７ａ，７ｂは吸引ホース
取付部８の回転軸下方に回転軸４０を介して回転自在に
取付けられている。

【００２０】ここで、吸引ホース２から吸い込まれた塵
埃を含んだ空気は、吸引ホース取付部８から集塵室２３
内のフィルター２７に至り、該フィルター２７により塵
埃が取り除かれ、内壁２４に設けた開口部２５からモー
タ室２２を経て、モータ室２２の後部の排気口２６より
電気掃除機本体１外に排出される。

【００２１】次に、本実施例に係る電気掃除機本体１の
走行動作を説明する。先ず、図１と図５に示すように、
本体ケース５の下部に取付けられ、移動車輪７ａ，７ｂ
を備えた吸引ホース取付部８は矢印Ａ方向に回転自在で
ある。このため、例えば、図６に示すように、吸引ホー
ス２にて９０度真横の矢印Ｃ方向に急激に引っ張られて
も、吸引ホース２の誘導にともない、吸引ホース取付部
８が回転することで、移動車輪７ａ，７ｂが矢印Ｃ方向
に連動して移動可能となり、また、車輪６ａが矢印Ｄ方
向に、６ｂが矢印Ｅ方向に回転するので、電気掃除機本
体１を転倒させることなく容易に旋回させることができ
る。

【００２２】更に、図４に示すように、吸引ホース取付
部８の回転機構部に設けたバネ３６，バネ３７により、
矢印Ｂ及び矢印Ｆ方向に吸引ホース取付部８を可動させ
ることができる。このため、移動車輪７ａ，７ｂから受
ける衝撃を吸収することができるとともに、敷居や床面
の段差あるいは家具等に吸引ホース取付部８が衝突した
際の衝撃を緩和することができる。加えて、吸引ホース
取付部８にバンパー部材１９を設けることにより、前記
衝突の際の敷居や家具等への傷付けを軽減することがで
きる。特に、吸引ホース取付部８は移動方向に連動して
回転し常に電気掃除機本体１の前端に位置するように動
作するので、従来電気掃除機本体１の周囲に必要として
いたバンパーを吸引ホース取付部８に設けることで少な
くすることができる。さらには、吸引ホース取付部８を
湾曲させた形態とすることにより、敷居や床面の段差を
容易に乗り越えることができる。なお、吸引ホース取付
部８の先端に形成される取付口１８を上方に向けている
ので、吸引ホース２の着脱を容易にしている。

【００２３】図７は本実施例に係る電気掃除機と従来例
の吸引ホース２による引っ張り走行を比較した使用状態
図である。図から分かるように、本実施例に係る電気掃
除機は吸引ホース取付部８が電気掃除機本体１の底面に
設けてあるので、吸引ホース２を上面に取付けた従来例
に比べて、敷居または床面の段差を乗り越える際に、電
気掃除機本体１の先端を容易に持ち上げることができ
る。また、水平方向の走行においても、従来例は吸引ホ
ース２の旋回動作と自在車輪の回転動作が連動していな
いために、電気掃除機本体１の先端が障害物にひっかか
った際に、吸引ホースを大きく迂回させるように動かさ
なければならなかったが、本実施例によれば、吸引ホー
ス取付部８と移動車輪７ａ，７ｂの旋回動作が一致して
いるので、わずかな吸引ホース２の動きで障害物を回避
することができる。

【００２４】以上述べたように、本実施例によれば、吸
引ホース２を電気掃除機本体１の底面等の電気掃除機本
体１の重心Ｘより低い位置に取り付けることができるの
で、電気掃除機本体１を低い位置で引っ張ることができ
るとともに、吸引ホース取付部８を電気掃除機本体１の
底面に隠蔽することができるので、本体上面を凹凸の少
ない形態にすることができる。

【００２５】さらに、回転自在の吸引ホース取付部８に
移動車輪７ａ，７ｂを設けたので、移動車輪７ａ，７ｂ
の旋回動作と吸引ホース取付部８の旋回動作を一致させ
ることができる。加えて、吸引ホース取付部８を回転自
在とすることにより、走行中、吸引ホース取付部８を常
に電気掃除機本体１の先端に位置させることができ、該
吸引ホース取付部８の回転機構にバネ３６，３７を備え
ることにより、敷居や床面の段差等との衝突から受ける
衝撃を吸収することができる。加えて、回転自在な吸引
ホース取付部８にバンパー部材１９を設けることによ
り、電気掃除機本体１に設けるバンパー部１９を少なく
することができる。

【００２６】図８は本実施例に係る電気掃除機の他実施
例その１を示した断面図である。本実施例においては、
図４に示す電気掃除機の吸引ホース取付部８をＬ形に構
成し、吸引ホースの取付口１８をまっすぐ前方に設けた
ものである。本実施例においても同様な効果がえられ
る。

【００２７】図９は本実施例に係る電気掃除機の他実施
例その１を示した底面図である。本実施例においては、
図５に示す電気掃除機の車輪６ａ，６ｂを本体ケース５
に回転自在に取付けられる自在車輪４１ａ，４１ｂにし
たものである。本実施例においても同様な効果がえられ
る。

【００２８】なお、以上述べた本実施例においては、吸
引ホース取付部８を本体ケース５に回転自在に取付け、
該吸引ホース取付部８の取付口１８に吸引ホース２を着
脱自在に構成しているが、吸引ホース２と吸引ホース取
付部８を一体的に構成し、吸引ホース取付部８を本体ケ
ース５に対して着脱自在に構成しても同様な効果がえら
れる。

【００２９】図１０から図１１は、本実施例に係る電気
掃除機の他実施例その２を示し、図中、図１から図７と
同一符号は同一内容を表わしている。図１０において、
吸引ホース取付部８は、電気掃除機本体１の上面前部に
回転自在に取り付けられている。吸引ホース取付部８の
回転は、歯車機構からなる連動手段１００によって、移
動車輪７ａ，７ｂに伝達される。連動手段１００は、吸
引ホース取付部８の外周に設けた第１歯車１０１と、こ
の第１歯車１０１にかみ合う第２歯車１０２と、この第
２歯車１０２を設けた伝達軸１０３と、この伝達軸１０
３に設けた第３歯車１０４と、移動車輪７ａ，７ｂの垂
直軸外周に設けられ、かつ前記第３歯車１０４にかみ合
う第４歯車１０５とからなる。吸引ホース２によって吸
引ホース取付部８が回転すると、連動手段１００によっ
て移動車輪７ａ，７ｂが垂直軸を中心に回転し、移動車
輪７ａ，７ｂ（水平軸を中心に回転する方向）が吸引ホ
ース２の引っ張り方向にするので、電気掃除機本体１を
吸引ホース２の引っ張り方向に円滑に走行させることが
できる。図１０から図１１の他実施例その２では、フィ
ルター２７は、電気掃除機本体１の上面に設けた集塵室
上面開口蓋１０７を取りはずすことによって集塵室２３
内に設置すればよい。

【００３０】

【発明の効果】本発明によれば吸引ホースと移動車輪を
連動して動かすことができるので、吸引ホースの引っ張
り移動による追随性を向上させることができる。

【００３１】さらに、請求項２〜７の発明によれば、電
気掃除機本体の重心より低い位置に吸引ホースが取り付
けられるから、電気掃除機本体を低い位置で引っ張るこ
とができるので転倒しにくくできる。また、吸引ホース
取引部を電気掃除機本体の底面に隠蔽することができる
ので、本体上面を凹凸の少ない形態にすることができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る一実施例の下方外観図である。

【図２】本発明に係る一実施例の上方外観図である。

【図３】本発明に係る一実施例の構成図である。

【図４】本発明に係る一実施例の要部断面図である。

【図５】本発明に係る一実施例の底面図である。

【図６】本発明に係る一実施例の動作説明図である。

【図７】本発明に係る一実施例の使用状態図である。

【図８】本発明に係る他実施例その１の要部断面図であ
る。

【図９】本発明に係る他実施例その１の底面図である。

【図１０】本発明に係る他実施例その２の要部断面図で
ある。

【図１１】本発明に係る他実施例その２の上方外観図で
ある。

【符号の説明】

１…電気掃除機本体、２…吸引ホース、５…本体ケー
ス、６ａ，６ｂ…車輪、７ａ，７ｂ…移動車輪、８…吸
引ホース取付部、１２…下ケース、１３…集塵蓋、１４
…上ケース、１９…バンパー部材、３６，３７ｂ…バ
ネ、Ｘ…電気掃除機本体の重心。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者田中博文東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地株式会社日立製作所デザイン研究所内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】電気掃除機本体内にフィルターを収納する
集塵室と電動送風機を有し、前記電気掃除機本体の下部
に走行装置を備えた電気掃除機において、吸引ホース取
付部を前記電気掃除機本体に回転自在に設け、該吸引ホ
ース取付部と連動して回転する移動車輪を具備すること
を特徴とする電気掃除機。
【請求項２】電気掃除機本体内にフィルターを収納する
集塵室と電動送風機を有し、前記電気掃除機本体の下部
に走行装置を備えた電気掃除機において、電気掃除機本
体の重心より低い位置に集塵室と連通する吸引ホース取
付部を回転自在に設け、該吸引ホース取付部に移動車輪
を設けたことを特徴とする電気掃除機。
【請求項３】電気掃除機本体の底面に集塵室と連通する
吸引ホース取付部を回転自在に設けたことを特徴とする
請求項２記載の電気掃除機。
【請求項４】吸引ホース取付部にバンパ一部材を設けた
ことを特徴とする請求項２記載の電気掃除機。
【請求項５】吸引ホース取付部の回転機構部にバネを備
えたことを特徴とする請求項２記載の電気掃除機。
【請求項６】電気掃除機本体の底面に集塵蓋を備えたこ
とを特徴とする請求項２記載の電気掃除機。
【請求項７】本体ケースを、上部を構成する上ケース
と、下部後方を構成する下ケースと、下部前部を構成す
る集塵蓋とで構成したことを特徴とする請求項６記載の
電気掃除機。
【請求項８】電気掃除機本体内にフィルターを収納する
集塵室と電動送風機を有し、前記電気掃除機本体の下部
に走行装置を備えた電気掃除機において、吸引ホース取
付部を前記電気掃除機本体上面に回転自在に設け、該吸
引ホース取付部と連動して回転する移動車輪を設けたこ
とを特徴とする電気掃除機。
【請求項９】前記移動車輪を前記電気掃除機本体の底面
に設け、この移動車輪と前記吸引ホース取付部とを連動
手段で連結したことを特徴とする請求項８記載の電気掃
除機。