JPH05168293A - 電動機運転システム - Google Patents

電動機運転システム

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JPH05168293A
JPH05168293A JP3333770A JP33377091A JPH05168293A JP H05168293 A JPH05168293 A JP H05168293A JP 3333770 A JP3333770 A JP 3333770A JP 33377091 A JP33377091 A JP 33377091A JP H05168293 A JPH05168293 A JP H05168293A
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JP
Japan
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electric motor
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lower limit
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output
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JP3333770A
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English (en)
Inventor
Tomiyoshi Amimoto
富義 網元
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の電動機運転システムは、各電動機の
始動頻度および運転時間が一様となり、電動機の使用寿
命も一様となるようにしている。 【構成】 各電動機12a〜12dの始動回数および
運転時間は、それぞれ回数積算手段19および運転時間
積算手段19により積算される。また被駆動機器11a
〜11dの総出力は総出力検出手段14により検出され
る。しかして、総出力検出手段14による検出出力は、
比較手段21によって上限値および下限値とを比較され
る。この検出出力が上限値以上となったときには、制御
手段23によって、最も運転積算時間が長い電動機につ
いて運転を停止させる。また、検出出力が下限値を下回
ったときには、制御手段23によって、最も始動回数が
少ない電動機について運転を開始させるように制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の被駆動機器をそ
れぞれ個別に設けられた電動機により駆動し、被駆動機
器の総出力が上限設定値を超えるかまたは下限設定値を
下回るかしたときに電動機の運転駆動台数を変更制御す
るようにした電動機運転システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電動機運転システムの一例を、
図4および図5に示している。被駆動機器としてのポン
プ1は、それぞれ個別に電動機2により駆動されるよう
になっている。上記ポンプ1の吐出口は一つの配管3
(一点鎖線で示す)に接続されており、その配管3には
圧力計4が設けられ、またこの配管3にはポンプ負荷が
接続されている。この場合、配管3の圧力(総吐出圧)
がポンプ1の総出力に相当する。
【0003】しかして、このシステムでは、ポンプ負荷
が変動して相対的に総吐出圧(図5参照)が上がって上
限値を超えると、一つの電動機2について運転を停止
し、また、相対的に総吐出圧が下限値を下回ると、一つ
の電動機2について運転を開始するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来システムでは、電動機2の運転開始順位および運転停
止順位が一義的であるため、運転頻度が特定の電動機に
集中し、その使用寿命が他の電動機より著しく短くなっ
てしまうという問題があった。
【0005】本発明は上述の事情を考慮してなされたも
のであり、その目的は、複数の電動機の使用寿命を一様
にできて特定の電動機がすぐに使用不可能となるような
ことをなくし得る電動機運転システムを提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電動機運転シス
テムは、複数の被駆動機器をそれぞれ個別に設けられた
電動機により駆動し、前記被駆動機器の総出力が上限設
定値を超えるかまたは下限設定値を下回るかしたときに
前記電動機の運転駆動台数を変更制御するようにした電
動機運転システムにおいて、前記各電動機の始動回数を
積算する回数積算手段と、前記各電動機の運転時間を積
算する運転時間積算手段と、前記被駆動機器の総出力を
検出する総出力検出手段と、前記被駆動機器の総出力に
ついての上限値および下限値を設定する設定手段と、前
記総出力検出手段による検出出力と前記設定手段による
上限値および下限値とを比較する比較手段と、前記検出
出力が前記上限値以上となったときに最も運転積算時間
が長い電動機について運転を停止させ、前記検出出力が
前記下限値を下回ったときには最も始動回数が少ない電
動機について運転を開始させるように制御する制御手段
とを備えて成るところに特徴を有する。
【0007】
【作用】各電動機の始動回数および運転時間は、それぞ
れ回数積算手段および運転時間積算手段により積算され
る。また被駆動機器の総出力は総出力検出手段により検
出される。
【0008】しかして、総出力検出手段による検出出力
は、比較手段によって上限値および下限値とを比較され
る。この検出出力が上限値以上となったときには、制御
手段によって、最も運転積算時間が長い電動機について
運転を停止させる。また、検出出力が下限値を下回った
ときには、制御手段によって、最も始動回数が少ない電
動機について運転を開始させるように制御する。従っ
て、各電動機の始動頻度および運転時間が一様となり、
電動機の使用寿命も一様となって特定の電動機がすぐに
使用不可能となるようなことはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
3を参照しながら説明する。図1において、被駆動機器
としての複数台のポンプ11a〜11dは、それぞれ個
別に設けられた電動機12a〜12dにより駆動される
ようになっている。上記ポンプ11a〜11dの吐出口
は一つの配管13(一点鎖線で示す)に接続されてお
り、その配管13には圧力計14が設けられ、またこの
配管13にはポンプ負荷が接続されている。この場合、
配管3の圧力(総吐出圧)がポンプ11a〜11dの総
出力に相当する。
【0010】上記各電動機12a〜12bは、それぞれ
開閉器15a〜15dを介して電源ライン16に接続さ
れており、そして、各開閉器15a〜15dと各電動機
12a〜12dとの通電路には、変流器からなる運転検
出手段17a〜17dが設けられている。各運転検出手
段17a〜17dの出力信号はA/D変換器18に与え
られるようになっている。このA/D変換器18は、各
運転検出手段17a〜17dから与えられる信号をA/
D変換して、運転検出信号Ka,Kb,Kc,Kdとし
て積算手段19に与える。
【0011】この積算手段19は、回数積算手段として
機能すると共に運転時間積算手段として機能するように
なっている。すなわち、この積算手段19は、各運転検
出信号Ka,Kb,Kc,Kdのいずれが与えられる
と、各信号について入力回数を積算する。つまり各電動
機12a〜12dの始動回数を個別に積算し、そして記
憶する。また、各運転検出信号Ka,Kb,Kc,Kd
のいずれが与えられると、これの入力継続時間を積算
し、つまり、各電動機12a〜12dの運転時間を個別
に積算し、そして記憶する。そして、この積算手段19
における始動回数積算結果と、運転時間積算結果とは後
述する制御手段23に与えられるようになっている。
【0012】一方、圧力計14は総出力検出手段たるも
のであり、配管13内の圧力に応じた圧力検出信号を出
力してA/D変換器20に与えるようになっている。上
記配管13内の圧力はポンプ負荷の変動によって変化す
るもので、相対的にポンプ11a〜11dの総出力(総
吐出圧)が変化することになり、上記圧力が大きいとポ
ンプ負荷に対するポンプ11a〜11dの総出力が大き
く、逆に圧力が小さいとポンプ負荷に対するポンプ11
a〜11dの総出力が小さいといえる。従って、上記圧
力検出信号は各ポンプ11a〜11dの総出力検出信号
として取り扱うことが可能である。
【0013】上記A/D変換器20は、圧力計14から
圧力検出信号が与えられると、これをA/D変換して圧
力検出値vとして比較手段21に与える。この比較手段
21には、設定手段22からの信号も与えられるように
なっている。
【0014】この設定手段22は、作業者の操作による
外部入力によって、ポンプ11a〜11dの総出力につ
いての上限値と下限値とを設定するようになっている。
そして、設定された上限値vaと下限値vbとを上述し
たように比較手段21に与える。
【0015】比較手段21は、圧力検出値vと上限値v
aおよび下限値vbとを比較し、圧力検出値vが上限値
va以上となったときには、上限検出信号Saを出力
し、圧力検出値vが下限値vbを下回ったときには、下
限検出信号Sbを出力する。これら上限検出信号Saお
よび下限検出信号Sbは制御手段23の電動機選択手段
24に与えられる。
【0016】制御手段23は、上記電動機選択手段24
と運転制御手段25とから構成されている。そして電動
機選択手段24は、上記比較部21から上限検出信号S
aが与えられると、積算手段19から与えられる運転時
間積算結果に基づいて最も長時間の運転積算値となって
いる電動機を検索し、その電動機を指定して運転を停止
するための個別運転停止信号を運転制御手段25に与え
る。運転制御回路25はこの個別運転停止信号が与えら
れると、これに応じた電動機について運転を停止するオ
フ指令信号Taを、当該電動機に対応する開閉器に与え
てこれを開放させる。
【0017】また、電動機選択手段24は、上記比較部
21から下限検出信号Sbが与えられると、積算手段1
9から与えられる始動回数積算結果に基づいて最も始動
回数の少ない電動機を検索し、その電動機を指定して運
転を開始するための個別運転開始信号を運転制御手段2
5に与える。運転制御回路25は個別運転開始信号が与
えられると、これに応じた電動機について運転を開始
(始動)するためのオン指令信号Tbを、当該電動機に
対応する開閉器に与えてこれを閉成させる。
【0018】さて、上記構成の本実施例の作用について
図2を参照して述べる。図2には、本実施例における各
機器の動作タイムチャートの一例を示している。システ
ムのスタートスイッチが投入されると、まず、制御手段
23の運転制御手段25により、各電動機12a〜12
dのうち予め設定された所定の電動機が運転される(ス
テップP1)。
【0019】次いで、各運転検出手段17a〜17dか
ら与えられる信号をA/D変換器18がA/D変換し
て、運転検出信号Ka,Kb,Kc,Kdとして積算手
段19に与える。そして、積算手段19は、各運転検出
信号Ka,Kb,Kc,Kdのいずれが与えられると、
各電動機12a〜12dの始動回数を個別に積算しそし
て記憶し(ステップP2,ステップP3)、且つ、各電
動機12a〜12dの運転時間を個別に積算しそして記
憶する(ステップP4,ステップP5)。
【0020】一方、比較手段21が圧力計14およびA
/D変換器20を介して圧力検出値vを読み込む(ステ
ップP6)。そして、この比較手段21は、圧力検出値
vと上限値vaとを比較し(ステップP7)、図3に示
すように、圧力検出値vが上限値va以上となったとき
には、上限検出信号Saを出力して(ステップP8)、
制御手段23の電動機選択手段24に与える。
【0021】電動機選択手段24は、積算手段19から
与えられる運転時間積算結果に基づいて最も長時間の運
転積算値となっている電動機を検索し(ステップP
9)、その電動機を指定して運転を停止するための個別
運転停止信号を運転制御手段25に与える(ステップP
10)。
【0022】運転制御手段25は、個別運転停止信号に
基づいて指定された電動機に対応する開閉器にオフ指令
信号Taを与えて該当開閉器を開放させる(ステップP
11)。この結果、最も運転積算時間が長い電動機につ
いて運転を停止させる。
【0023】また、比較手段21は、圧力検出値vと上
限値vaとを比較したとき(ステップP7)、圧力検出
値vが上限値va未満であるときには、上限検出信号S
aおよび下限検出信号Sbのいずれも出力せずに圧力検
出値vと下限値vbとを比較する(ステップP12)。
そして、比較手段21は圧力検出値vが下限値vbを下
回ったときには、下限検出信号Sbを出力し(ステップ
P13)、制御手段23の電動機選択手段24に与え
る。
【0024】電動機選択手段24は、積算手段19から
与えられる始動回数積算結果に基づいて最も始動回数の
少ない電動機を検索し(ステップP14)、その電動機
を指定して運転を開始する個別運転開始信号を運転制御
手段25に与える(ステップP15)。これに応じて運
転制御手段25は当該電動機の開閉器に対してオン指令
信号Tbを与えてこれを閉成させる。この結果、最も始
動回数が少ない電動機について運転を開始させるように
制御する。従って、各電動機の始動頻度および運転時間
が一様となり、電動機の使用寿命も一様となって特定の
電動機がすぐに使用不可能となるようなことはない。
【0025】なお、上記実施例では、被駆動機器として
ポンプを例示したが、被駆動機器としてはポンプに限ら
れず、電動機によって駆動される機器全般に適用できる
ものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、被駆動機器の総出力が上限値以上となったときに
は、最も運転積算時間が長い電動機について運転を停止
させ、また、総出力が下限値を下回ったときには、最も
始動回数が少ない電動機について運転を開始させるよう
に制御するようにしたから、各電動機の始動頻度および
運転時間を一様にでき、電動機の使用寿命も一様となっ
て特定の電動機がすぐに使用不可能となるようなことを
防止できるいという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成のブロック
【図2】各機器の動作タイムチャート
【図3】圧力検出値の変化の一例を示す図
【図4】従来の概略的構成を示す図
【図5】図3相当図
【符号の説明】
11a〜11dはポンプ(被駆動機器)、12a〜12
dは電動機、14は圧力計(総出力検出手段)、15a
〜15dは開閉器、17a〜17dは運転検出手段、1
9は積算手段(回数積算手段、運転時間積算手段)、2
1は比較手段、22は設定手段、23は制御手段、24
は電動機選択手段、25は運転制御手段を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被駆動機器をそれぞれ個別に設け
    られた電動機により駆動し、前記被駆動機器の総出力が
    上限設定値を超えるかまたは下限設定値を下回るかした
    ときに前記電動機の運転駆動台数を変更制御するように
    した電動機運転システムにおいて、前記各電動機の始動
    回数を積算する回数積算手段と、前記各電動機の運転時
    間を積算する運転時間積算手段と、前記被駆動機器の総
    出力を検出する総出力検出手段と、前記被駆動機器の総
    出力についての上限値および下限値を設定する設定手段
    と、前記総出力検出手段による検出出力と前記設定手段
    による上限値および下限値とを比較する比較手段と、前
    記検出出力が前記上限値以上となったときに最も運転積
    算時間が長い電動機について運転を停止させ、前記検出
    出力が前記下限値を下回ったときには最も始動回数が少
    ない電動機について運転を開始させるように制御する制
    御手段とを備えて成ることを特徴とする電動機運転シス
    テム。
JP3333770A 1991-12-18 1991-12-18 電動機運転システム Pending JPH05168293A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106208825A (zh) * 2015-06-01 2016-12-07 Ls产电株式会社 用于控制多个电机的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106208825A (zh) * 2015-06-01 2016-12-07 Ls产电株式会社 用于控制多个电机的方法
EP3101802A3 (en) * 2015-06-01 2016-12-21 LSIS Co., Ltd. Method for controlling multiple motors

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