JPH05168048A - 立体映像表示装置 - Google Patents

立体映像表示装置

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JPH05168048A
JPH05168048A JP3352908A JP35290891A JPH05168048A JP H05168048 A JPH05168048 A JP H05168048A JP 3352908 A JP3352908 A JP 3352908A JP 35290891 A JP35290891 A JP 35290891A JP H05168048 A JPH05168048 A JP H05168048A
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JP
Japan
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eye
liquid crystal
image
left eye
crystal display
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Withdrawn
Application number
JP3352908A
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English (en)
Inventor
Masanori Haramoto
政憲 原本
Koji Kanbayashi
宏次 神林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 1つの映像を複数の部分毎の映像に分割し、
この分割された1つの部分の映像を第1,第2の透過型
液晶パネル14,15によりスクリーン18に投写する
ような液晶プロジェクタ装置であって、1つのハロゲン
ランプ2からの光を仮想光源3に集光させるような回転
楕円面形状で長軸方向に相対向して第1,第2の出射口
4,5が設けられたリフレクタ1を設け、上記第1,第
2の出射口4,5から出射される光を第1,第2の反射
ミラー10,11でそれぞれ反射して上記第1,第2の
透過型液晶パネル14,15に照射する。 【効果】 1つのハロゲンランプ2からの光を無駄な
く、かつ、同光量で上記第1,第2の透過型液晶パネル
14,15に投写することができ、当該液晶プロジェク
タ装置全体で使用するハロゲンランプの数を1/2に節
約することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の映像を液晶パネ
ルを用いて立体的に表示する立体映像表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、1つの表示手段に左目用の映像情
報と右目用の映像情報とを時分割で供給し、映像を立体
的に表示することができるような立体映像表示装置が知
られている。上記立体映像表示装置は、例えば図5に示
すように右目用カメラ51,左目用カメラ52,時分割
変換回路53,モニタ装置54及びシャッタ眼鏡55か
ら構成されている。
【0003】上記右目用カメラ51は、人間の右目で被
写体をとらえた場合の映像の情報(右目用の映像情報)
を出力し、上記左目用カメラ52は、人間の左目で被写
体をとらえた場合の映像の情報(左目用の映像情報)を
出力する。この右目用の映像情報及び左目用の映像情報
は、それぞれ時分割変換回路53に供給される。
【0004】上記時分割変換回路53は、上記右目用の
映像情報及び左目用の映像情報を所定の時間毎に交互に
出力する。この交互に出力される右目用の映像情報及び
左目用の映像情報は、上記モニタ装置54及び上記シャ
ッタ眼鏡55にそれぞれ供給される。
【0005】上記モニタ装置54としては、CRT(陰
極線管)又は液晶パネルを用いることができ、いずれの
場合も上記交互に出力される右目用の映像情報及び左目
用の映像情報に応じた映像をそれぞれ交互に表示する。
【0006】上記シャッタ眼鏡55は、例えば液晶を2
枚の偏光板で挟んで構成されており、上記右目用の映像
情報が供給されたときには左目の眼鏡55bがオフ制御
され、上記左目の映像情報が供給されたときには右目の
眼鏡55aがオフ制御されるようになっている。従っ
て、上記モニタ装置54であるCRT又は液晶パネルに
表示される映像のうち、右目用の映像情報は上記シャッ
タ眼鏡55を介して右目のみで認識され、左目用の映像
情報は上記シャッタ眼鏡55を介して左目のみで認識さ
れる。
【0007】これにより、上記CRT又は液晶パネルに
表示される映像を立体的に認識させることができる。
【0008】なお、上記CRT又は液晶パネルの表示面
に、いわゆる複合レンチキュラーレンズを設けることに
より、上記シャッタ眼鏡55を用いなくとも右目用の映
像情報は右目のみで認識させ、左目用の映像情報は左目
のみで認識させることができ、表示する映像を立体的に
認識させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記シャッタ
眼鏡55を用いる立体映像表示装置は、該シャッタ眼鏡
55を使用しなければ立体的な映像を得ることはできな
いため、該シャッタ眼鏡55の付け外しが大変面倒であ
った。
【0010】なお、上記モニタ装置54の表示面にいわ
ゆる複合レンチキュラーレンズを設けることにより、上
記シャッタ眼鏡55を用いなくとも立体的な映像を得る
ことができるが、上記モニタ装置54としてCRTを用
いた場合、常に偏向歪みが生じてしまうため、上記複合
レンチキュラーレンズとの位置合わせを完全に行うこと
は不可能であった。
【0011】また、上記モニタ装置54として液晶パネ
ルを用いた場合、上記複合レンチキュラーレンズとの位
置合わせはそれほど困難ではないが、左目用の映像情報
と右目用の映像情報とを時分割で表示する際に、いわゆ
るフリッカが生じてしまっていた。
【0012】上記フリッカが生じないようにするには、
上記各映像信号を高周波数に変換する専用の倍速変換回
路を設ければよいが、このような倍速変換回路を設ける
と回路構成が複雑となるうえ、該倍速変換にともない他
の回路の負担が大きくなり好ましいものではない。
【0013】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、複合レンチキュラーレンズとの位置合わせが容
易であり、高周波数での倍速変換を行う専用の倍速変換
回路を設けることなくフリッカを防止することができ、
また、専用の眼鏡が無くとも立体映像を得ることができ
るような立体映像表示装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る立体映像表
示装置は、同期信号を発生する同期信号発生手段と、上
記同期信号発生手段からの同期信号に応じて左目用の映
像情報を出力する第1の映像情報出力手段と、上記同期
信号発生手段からの同期信号に応じて右目用の映像情報
を出力する第2の映像情報出力手段と、上記第1の映像
情報出力手段からの左目用の映像情報により駆動される
左目用画素を縦方向に並べてなる左目用画素群及び上記
第2の映像情報出力手段からの右目用の映像情報により
駆動される右目用画素を縦方向に並べてなる右目用画素
群を、それぞれ横方向に交互に並べることにより形成さ
れる液晶表示面と、焦点が上記液晶表示面の表面となる
ように該液晶表示面の前面に設けられる複合レンチキュ
ラーレンズとを有し、上記液晶表示面の左目用画素群及
び右目用画素群は同時に駆動されることを特徴として上
述の課題を解決する。
【0015】
【作用】本発明に係る立体映像表示装置は、同期信号発
生手段からの同期信号に応じて第1の映像情報出力手段
が左目用の映像情報を出力し、また、上記同期信号発生
手段からの同期信号に応じて第2の映像情報出力手段が
右目用の映像情報を出力する。そして、左目用画素を縦
方向に並べてなる左目用画素群及び右目用画素を縦方向
に並べてなる右目用画素群がそれぞれ横方向に交互に並
べられるとともに、焦点が表面となるように前面に複合
レンチキュラーレンズが設けられた液晶表示面の、該左
目用画素群及び右目用画素群をそれぞれ上記第1の映像
情報出力手段からの左目用の映像情報及び上記第2の映
像情報出力手段からの右目用の映像情報により同時に駆
動する。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る立体映像表示装置の実施
例について図面を参照しながら説明する。まず、本発明
に係る立体映像表示装置は、図1に示すように同期信号
を発生する同期信号発生手段である同期信号発生回路1
と、上記同期信号発生回路1からの同期信号に応じて左
目用の映像情報である左目用の映像信号を出力する第1
の映像情報出力手段である左目用カメラ2と、上記同期
信号発生回路1からの同期信号に応じて右目用の映像情
報である右目用の映像信号を出力する第2の映像情報出
力手段である右目用カメラ3と、上記左目用カメラ2か
らの左目用の映像信号に所定の映像信号処理を施す左目
用映像信号処理回路4と、上記左目用カメラ2からの左
目用の映像信号から同期信号を取り出す同期信号処理回
路5と、上記右目用カメラ3からの右目用の映像信号に
所定の映像信号処理を施す右目用映像信号処理回路6と
を有している。
【0017】また、当該立体映像表示装置は、上記左目
用映像信号処理回路4から直流の信号として供給される
左目用の映像信号を交流の信号に変換して出力する第1
の極性反転回路7と、上記右目用映像信号処理回路6か
ら直流の信号として供給される右目用の映像信号を交流
の信号に変換して出力する第2の極性反転回路8と、上
記同期信号処理回路5及び第1,第2の極性反転回路
7,8の信号処理のタイミングを制御するタイミングコ
ントロール回路9と、上記同期信号処理回路5からの同
期信号及び上記第1,第2の極性反転回路7,8からの
左目用の映像信号,右目用の映像信号に応じた映像を表
示するモニタ装置10とを有している。
【0018】上記モニタ装置10は、いわゆる液晶パネ
ルであり、図2に示すようになっている。上記図2にお
いて、上記モニタ装置10は、左目用画素を縦方向に並
べてなる左目用画素群27L及び右目用画素を縦方向に
並べてなる右目用画素群27Rを、それぞれ横方向に交
互に並べることにより形成される液晶表示面27と、上
記同期信号処理回路5からの同期信号及び上記第1の極
性反転回路6からの左目用の映像信号に応じて、上記液
晶表示面27の左目用画素にそれぞれ設けられているト
ランジスタ部28のソース電極に電荷を供給する第1の
ソースドライバ24と、上記同期信号処理回路5からの
同期信号及び上記第2の極性反転回路7からの右目用の
映像信号に応じて、上記液晶表示面27の右目用画素に
それぞれ設けられているトランジスタ部28のソース電
極に電荷を供給する第2のソースドライバ25と、上記
同期信号処理回路5からの同期信号に応じて、上記液晶
表示面27の右目用画素及び左目用画素にそれぞれ設け
られているトランジスタ部28のゲート電極に電荷を供
給するゲートドライバ26とを有している。
【0019】上記液晶表示面27における左目用画素群
27L及び右目用画素群27Rは、簡略化して示せば図
3(a)に示すように、左目用の赤色画素(LR)と右
目用の赤色画素(RR)とが隣合わせに、左目用の緑色
画素(LG)と右目用の緑色画素(RG)とが隣合わせ
に、また、左目用の青色画素(LB)と右目用の青色画
素(RB)とが隣合わせになる等のように、同色の右目
用画素及び左目用画素が隣合わせになるように並べられ
ている。
【0020】なお、この左目用画素群27L及び右目用
画素群27Rは、例えば図3(b)に示すように(L
R,RB)、(LG,RR)、(LB,RG)のよう
に、同色の右目用画素及び左目用画素が隣合わせになら
ないように並べてもよい。
【0021】また、上記液晶表示面27には、図4に示
すように複合レンチキュラーレンズ30が設けられてお
り、上記右目用画素群27Rに表示される右目用の映像
は該複合レンチキュラーレンズ30を介して右目ERの
みで認識されるように、また、上記左目用画素群27L
に表示される左目用の映像は該複合レンチキュラーレン
ズ30を介して左目ERのみで認識されるようになって
いる。
【0022】なお、上記液晶表示面27には、周囲から
の光を吸収して解像度の劣化を防止する等のために、上
記各画素を囲むようにして、いわゆるブラックストライ
プ31が設けられている。
【0023】次に、このような構成を有する本実施例に
係る立体映像表示装置の動作を説明する。まず、図1に
おいて、本実施例に係る立体映像表示装置は、所望の映
像の投写が開始されると、上記左目用カメラ2が人間の
左目でとらえた被写体の映像信号(左目用の映像信号)
を、また、上記右目用カメラ3が人間の右目でとらえた
被写体の映像信号(右目用の映像信号)を、上記同期信
号発生回路1からの同期信号に応じて同時に出力する。
【0024】上記左目用カメラ2からの左目用の映像信
号は、上記左目用映像信号処理回路4及び同期信号処理
回路5に供給される。また、上記右目用カメラ3からの
右目用の映像信号は、上記右目用映像信号処理回路6に
供給される。
【0025】上記左目用映像信号処理回路4は、上記左
目用の映像信号に所定の映像信号処理を施し、これを第
1の極性反転回路7に供給する。上記第1の極性反転回
路7は、上記左目用映像信号処理回路4から直流の信号
として供給される左目用の映像信号を、タイミングコン
トロール回路9からのタイミングコントロール信号に応
じて交流の信号に変換し、これを上記モニタ装置10に
供給する。
【0026】また、上記同期信号処理回路5は、上記タ
イミングコントロール回路9からのタイミングコントロ
ール信号に応じて、上記左目用カメラ2からの左目用の
映像信号から同期信号を抽出し、これをモニタ装置10
に供給する。また、上記右目用映像信号処理回路6は、
上記右目用の映像信号に所定の映像信号処理を施し、こ
れを第2の極性反転回路8に供給する。
【0027】上記第2の極性反転回路8は、上記右目用
映像信号処理回路6から直流の信号として供給される右
目用の映像信号を、タイミングコントロール回路9から
のタイミングコントロール信号に応じて交流の信号に変
換し、これを上記モニタ装置10に供給する。
【0028】次に、図2において、上記第1の極性反転
回路7からの交流の左目用の映像信号は、入力端子21
を介して第1のソースドライバ24に供給される。ま
た、上記同期信号処理回路5からの同期信号は、入力端
子22を介して上記第1のソースドライバ24,第2の
ソースドライバ25及びゲートドライバ26にそれぞれ
供給される。
【0029】また、上記第2の極性反転回路8からの交
流の右目用の映像信号は、入力端子23を介して第2の
ソースドライバ25に供給される。
【0030】上記ゲートドライバ26は、上記同期信号
が供給されると、1ライン毎に順に、上記液晶表示面2
7の左目用画素群27Lの左目用画素及び右目用画素群
27Rの右目用画素にそれぞれ設けられているトランジ
スタ部28のゲート電極に制御信号を供給する。また、
上記第1のソースドライバ24は、上記入力端子21を
介して供給される左目用の映像信号を1ライン毎に取り
込み、上記入力端子22を介して上記同期信号が供給さ
れると、上記取り込んだ1ライン毎の左目用の映像信号
を上記左目用画素群27Lの左目用画素にそれぞれ設け
られているトランジスタ部28のソースに供給する。
【0031】また、上記第2のソースドライバ25は、
上記入力端子23を介して供給される右目用の映像信号
を1ライン毎に取り込み、上記入力端子22を介して上
記同期信号が供給されると、上記取り込んだ1ライン毎
の右目用の映像信号を上記右目用画素群27Rの右目用
画素にそれぞれ設けられているトランジスタ部28のソ
ースに供給する。
【0032】これにより、上記液晶表示面27の左目用
画素群27L及び右目用画素群27Rは、同時に1ライ
ン毎に順に駆動され、左目用の映像及び右目用の映像が
該液晶表示面27に同時に表示される。
【0033】上記図4において、上記左目用画素群27
L及び右目用画素群27Rに同時に表示される左目用の
映像及び右目用の映像のうち、該左目用の映像は上記複
合レンチキュラーレンズ30を介して左目のみで認識さ
れ、該右目用の映像は上記複合レンチキュラーレンズ3
0を介して右目のみで認識される。このため、上記液晶
表示面27に表示される映像は、立体的に認識される。
【0034】このように、上記液晶表示面27に左目用
の画素群27L及び右目用の画素群27Rを交互に配列
し、この左目用の画素群27L及び右目用の画素群27
Rを同期のとれた左目用の映像信号及び右目用の映像信
号に応じて同時に駆動することにより、該液晶表示面2
7に左目用の映像及び右目用の映像を同時に表示して立
体的な映像を得ることができる。
【0035】このため、左目用の映像信号及び右目用の
映像信号を倍速変換し時分割処理するような専用の回路
を設ける必要がなく、他の回路に該倍速変換による負担
をかけないですむうえ、回路構成の簡略化を図ることが
できる。また、上記左目用画素群27L及び右目用画素
群27Rに、それぞれ左目用の映像信号及び右目用の映
像信号を独立、且つ、直接に供給するようにしているた
め、いわゆるクロストークの無い、優れた立体映像を提
供することができる。
【0036】また、上記液晶表示面27に複合レンチキ
ュラーレンズ30を設け、上記左目用画素群27Lに表
示される左目用の映像は人間の左目のみで認識され、右
目用画素群27Rに表示される右目用の映像は人間の右
目のみで認識されるようにしているため、立体表示専用
のシャッタ眼鏡を用いなくとも立体映像を得ることがで
きる。このため、上記立体表示専用のシャッタ眼鏡を用
いるわずらわしさを解消することができる。
【0037】また、上記モニタ装置10として、液晶パ
ネルである液晶表示面27を用いているため、上記複合
レンチキュラーレンズ30との焦点の位置合わせを容易
に行うことができる。
【0038】なお、上述の実施例の説明では、上記左目
用の映像信号及び右目用映像信号が各カメラ2,3から
出力されることとしたが、これは、例えば光ディスクプ
レーヤやビデオテープレコーダ等のように、同期のとれ
た該左目用の映像信号及び右目用映像信号を出力できる
ものであれば何でも良いことは勿論である。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る立体映像表示装置は、同期
信号発生手段からの同期信号に応じて第1の映像情報出
力手段が左目用の映像情報を出力し、また、上記同期信
号発生手段からの同期信号に応じて第2の映像情報出力
手段が右目用の映像情報を出力する。そして、左目用画
素を縦方向に並べてなる左目用画素群及び右目用画素を
縦方向に並べてなる右目用画素群がそれぞれ横方向に交
互に並べられるとともに、焦点が表面となるように前面
に複合レンチキュラーレンズが設けられた液晶表示面の
該左目用画素群及び右目用画素群を、それぞれ上記第1
の映像情報出力手段からの左目用の映像情報及び上記第
2の映像情報出力手段からの右目用の映像情報により同
時に駆動することにより、該液晶表示面に左目用の映像
及び右目用の映像を同時に表示して立体的な映像を得る
ことができる。
【0040】このため、左目用の映像情報及び右目用の
映像情報を高速で倍速変換し時分割処理するような専用
の回路を設ける必要がなく、他の回路に該高速の倍速変
換による負担を負担をかけないで済むうえ、回路構成の
簡略化を図ることができる。また、上記左目用画素群及
び右目用画素群に、それぞれ左目用の映像情報及び右目
用の映像情報を独立、且つ、直接に供給するようにして
いるため、いわゆるクロストークの無い、優れた立体映
像を提供することができる。
【0041】また、上記液晶表示面に複合レンチキュラ
ーレンズを設け、上記左目用画素群に表示される左目用
の映像は人間の左目のみで認識され、右目用画素群に表
示される右目用映像は人間の右目のみで認識されるよう
にしているため、立体表示専用のシャッタ眼鏡を用いな
くとも立体映像を得ることができる。このため、上記立
体表示専用のシャッタ眼鏡を用いるわずらわしさを解消
することができる。
【0042】また、液晶表示面を用いることにより、上
記複合レンチキュラーレンズとの焦点の位置合わせを容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の立体映像表示装置のブロ
ック図である。
【図2】上記実施例の立体映像表示装置に設けられてい
るモニタ装置のブロック図である。
【図3】上記モニタ装置の液晶表示面の左目用画素群及
び右目用画素群の配列を説明するための模式図である。
【図4】上記モニタ装置の液晶表示面に設けられている
複合レンチキュラーレンズとの位置関係を説明するため
の該液晶表示面の縦断側面図である。
【図5】従来の時分割式の立体映像表示装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・同期信号発生回路 2・・・・・・・・・・左目用カメラ 3・・・・・・・・・・右目用カメラ 4・・・・・・・・・・左目用映像信号処理回路 5・・・・・・・・・・同期信号処理回路 6・・・・・・・・・・右目用映像信号処理回路 7・・・・・・・・・・第1の極性反転回路 8・・・・・・・・・・第2の極性反転回路 9・・・・・・・・・・タイミングコントロール回路 10・・・・・・・・・モニタ装置 24・・・・・・・・・第1のソースドライバ 25・・・・・・・・・第2のソースドライバ 26・・・・・・・・・ゲートドライバ 27・・・・・・・・・液晶表示面 27L・・・・・・・・左目用画素群 27R・・・・・・・・右目用画素群 28・・・・・・・・・トランジスタ部 30・・・・・・・・・複合レンチキュラーレンズ 31・・・・・・・・・ブラックストライプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期信号を発生する同期信号発生手段
    と、 上記同期信号発生手段からの同期信号に応じて左目用の
    映像情報を出力する第1の映像情報出力手段と、 上記同期信号発生手段からの同期信号に応じて右目用の
    映像情報を出力する第2の映像情報出力手段と、 上記第1の映像情報出力手段からの左目用の映像情報に
    より駆動される左目用画素を縦方向に並べてなる左目用
    画素群及び上記第2の映像情報出力手段からの右目用の
    映像情報により駆動される右目用画素を縦方向に並べて
    なる右目用画素群を、それぞれ横方向に交互に並べるこ
    とにより形成される液晶表示面と、 焦点が上記液晶表示面の表面となるように該液晶表示面
    の前面に設けられる複合レンチキュラーレンズとを有
    し、 上記液晶表示面の左目用画素群及び右目用画素群は同時
    に駆動されることを特徴とする立体映像表示装置。
JP3352908A 1991-12-17 1991-12-17 立体映像表示装置 Withdrawn JPH05168048A (ja)

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Effective date: 19990311