JP3101521B2 - 立体映像表示パネル及び立体映像表示装置 - Google Patents

立体映像表示パネル及び立体映像表示装置

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JP3101521B2
JP3101521B2 JP07060618A JP6061895A JP3101521B2 JP 3101521 B2 JP3101521 B2 JP 3101521B2 JP 07060618 A JP07060618 A JP 07060618A JP 6061895 A JP6061895 A JP 6061895A JP 3101521 B2 JP3101521 B2 JP 3101521B2
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五郎 濱岸
政弘 坂田
謙二 山内
敦弘 山下
直樹 松下
健 増谷
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特殊な眼鏡を用いること
なしに立体映像を観察することが出来る立体映像表示パ
ネル及び立体映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特殊な眼鏡を使用しないで立体映
像を表示する方法として、レンチキュラ方式、パララッ
クスバリア方式、光源をスリット化する方式が提案され
ている。
【0003】図9はパララックスバリア方式による立体
映像表示の原理を示す模式図である。観察者が観察する
映像は、液晶表示パネル30に形成される。立体視を可
能とするために、前記液晶表示パネル30には、左眼用
映像が表示される左眼用絵素Lと、右眼用映像が表示さ
れる右眼用絵素Rとが形成されている。左眼用絵素Lと
右眼用絵素Rとの位置関係については、後述する。
【0004】左眼用映像と右眼用映像とは、例えば、左
眼用と右眼用の2台のカメラにて同時に撮影して得るこ
とが出来る。このようにして得られた両映像には、人間
が両眼視差によって立体知覚を行うために必要な視差情
報が含まれる。
【0005】液晶表示パネル30の前方には、パララッ
クスバリア31が配置される。パララックスバリア31
には、縦ストライプ状に開口部31a・・・が形成され
る。開口部31a・・・の間隔は、前記左眼用絵素Lと
右眼用絵素Rの配列に対応して設定される。上記パララ
ックスバリア31により、左眼用映像と右眼用映像とが
左右に分離され、この分離された映像は観察者の左眼2
L、右眼2Rに夫々入光する。
【0006】図10は光源をスリット化する方式による
立体映像表示の原理を示す模式図である。この図10に
示した方式は、光源32の前方にスリット板33を配置
して縦ストライプ状に光を出射させ、このストライプ状
の光を液晶表示パネル30の各絵素を透過するようにし
た構成である。尚、光源自体を縦ストライプ状に発光さ
せるようにしてもよい。この光源をスリット化する方式
も、前述のパララックスバリア方式と同様の作用が得ら
れ、左眼用映像と右眼用映像とが左右に分離されて、観
察者の左眼2L、右眼2Rに夫々入光する。
【0007】図11はレンチキュラ方式を用いた立体映
像表示装置の原理を示す模式図である。左眼用絵素Lと
右眼用絵素Rとを水平方向に交互に配列し、その前面に
2絵素分のピッチに略一致する間隔でストライプ状のレ
ンチキュラレンズを多数配列したレンチキュラ板1を配
置したものである。この場合、各絵素から発した光はレ
ンチキュラ板1のレンズ屈折作用によって、図11に示
すように、レンチキュラ板1の前方に位置する観察者の
左右の眼2L、2Rに入光する。即ち、左眼用絵素Lか
ら発せられた光は左眼2Lのみに入光し、右眼用絵素R
から発せられた光は右眼2Rのみに入光する。
【0008】従来、1枚の液晶パネルを用いて、上述し
たような左眼用絵素Lと右眼用絵素Rとを水平方向にお
いて交互に配置するには、前記液晶パネルにおける左眼
用絵素Lと右眼用絵素Rの配列を図12に示すようにす
る必要がある。
【0009】しかしながら、図12に示すような絵素配
列では、左眼用絵素Lと右眼用絵素Rとの間には、液晶
を駆動させるためのゲートラインやTFT(薄膜トラン
ジスタ)等が存在する領域、即ち絵素が形成されていな
いブラックマトリクス領域が存在する。従って、左眼用
絵素Lからの光と右眼用絵素Rからの光とをレンチキュ
ラレンズ等により分離した場合、左眼用絵素Lからの光
が集光する領域と右眼用絵素Rからの光が集光する領域
との間には、ブラックマトリクスに相当する領域が存在
し、この領域に観察者の左右の眼が位置すると、左右の
眼には映像情報が全く入らず、観察者が黒い画面を見る
という問題が起こる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例の
欠点に鑑み為されたものであり、観察者の頭部が移動し
た場合においても、観察者の左右の眼映像情報が全く入
らず、観察者が黒い画面見るという状況を無くした、あ
るいは減少させた立体映像表示パネル及び立体映像表示
装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の立体映像表示パ
ネルは、左眼用絵素を画面垂直方向に一定間隔に並べた
左眼用絵素列と、右眼用絵素を画面垂直方向に一定間隔
に並べ右眼用絵素列とを有し、前記左眼用絵素列と前記
右眼用絵素列とを画面水平方向に交互に近接させて配置
するとともに、前記左眼用絵素列と前記右眼用絵素列と
を画面垂直方向に相互にずらして各絵素の駆動手段の形
成領域を確保するようにした映像表示パネルと、前記左
眼用絵素からの光と前記右眼用絵素からの光を分離して
左眼と右眼に夫々入光させる映像分離手段とから成るこ
とを特徴とする。
【0012】尚、前記の「近接」には、左眼用絵素列と
右眼用絵素列とが接することを意味する他、僅かに重な
り合う場合及び僅かに離間する場合も含む。また、本発
明の立体映像表示パネルは、奇数行目の絵素行が左眼用
絵素または右眼用絵素の一方のみの配列により形成さ
れ、偶数行目の絵素行が左眼用絵素または右眼用絵素の
他方のみの配列により形成され、前記左眼用絵素の位置
と前記右眼用絵素の位置が、水平方向に水平方向絵素ピ
ッチの1/2の距離ずれている映像表示パネルと、前記
左眼用絵素からの光と前記右眼用絵素からの光を分離し
て左眼と右眼に夫々入光させる映像分離手段とから成る
ことを特徴とする。
【0013】更に、立体映像表示パネルは、前記映像表
示パネルが液晶パネルであることを特徴とする。また、
本発明の立体映像表示パネルは、前記映像分離手段がレ
ンチキュラ板であることを特徴とする。
【0014】また、本発明の立体映像表示パネルは、前
記映像分離手段がパララックスバリアであることを特徴
とする。また、本発明の立体映像表示パネルは、前記映
像分離手段がストライプ状の光を出射する光源であるこ
とを特徴とする。
【0015】また、本発明の立体映像表示装置は、左眼
用絵素を画面垂直方向に一定間隔に並べた左眼用絵素列
と、右眼用絵素を画面垂直方向に一定間隔に並べ右眼用
絵素列とを有し、前記左眼用絵素列と前記右眼用絵素列
とを画面水平方向に交互に近接させて配置するととも
に、前記左眼用絵素列と前記右眼用絵素列とを画面垂直
方向に相互にずらして各絵素の駆動手段の形成領域を確
保するようにした映像表示パネルと、前記左眼用絵素か
らの光と前記右眼用絵素からの光を分離して左眼と右眼
に夫々入光させる映像分離手段と、前記映像表示パネル
の走査する行を1水平走査期間毎に順に切り換える行駆
動手段と、前記左眼用映像信号と右眼用映像信号とを1
水平走査期間毎に交互に切り換えて前記映像表示パネル
に供給する列駆動手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】また、本発明の立体映像表示装置は、奇数
行目の絵素行が左眼用絵素または右眼用絵素の一方のみ
の配列により形成され、偶数行目の絵素行が左眼用絵素
または右眼用絵素の他方のみの配列により形成され、前
記左眼用絵素の位置と前記右眼用絵素の位置が、水平方
向に水平方向絵素ピッチの1/2の距離ずれている映像
表示パネルと、前記左眼用絵素からの光と前記右眼用絵
素からの光を分離して左眼と右眼に夫々入光させる映像
分離手段と、前記映像表示パネルの走査する行を1水平
走査期間毎に順に切り換える行駆動手段と、前記左眼用
映像信号と右眼用映像信号とを1水平走査期間毎に交互
に切り換えて前記映像表示パネルに供給する列駆動手段
とを備えたことを特徴とする。
【0017】また、本発明の立体映像表示装置は、左眼
用絵素を画面垂直方向に一定間隔に並べた左眼用絵素列
と、右眼用絵素を画面垂直方向に一定間隔に並べ右眼用
絵素列とを有し、前記左眼用絵素列と前記右眼用絵素列
とを画面水平方向に交互に近接させて配置するととも
に、前記左眼用絵素列と前記右眼用絵素列とを画面垂直
方向に相互にずらして各絵素の駆動手段の形成領域を確
保するようにした映像表示パネルと、前記左眼用絵素か
らの光と前記右眼用絵素からの光を分離して左眼と右眼
に夫々入光させる映像分離手段と、前記映像表示パネル
の走査する行をオリジナル映像信号の1水平走査期間の
1/2の期間毎に順に切り換える行駆動手段と、左眼用
映像信号と右眼用映像信号とを夫々、前記オリジナル映
像信号の1水平走査期間の1/2の期間に圧縮し、各々
の圧縮映像信号をオリジナル映像信号の1水平走査期間
の1/2の期間毎に交互に切り換えて映像表示パネルに
供給する列駆動手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】また、本発明の立体映像表示装置は、奇数
行目の絵素行が左眼用絵素または右眼用絵素の一方のみ
の配列により形成され、偶数行目の絵素行が左眼用絵素
または右眼用絵素の他方のみの配列により形成され、前
記左眼用絵素の位置と前記右眼用絵素の位置が、水平方
向に水平方向絵素ピッチの1/2の距離ずれている映像
表示パネルと、前記左眼用絵素からの光と前記右眼用絵
素からの光を分離して左眼と右眼に夫々入光させる映像
分離手段と、前記映像表示パネルの走査する行をオリジ
ナル映像信号の1水平走査期間の1/2の期間毎に順に
切り換える行駆動手段と、左眼用映像信号と右眼用映像
信号とを夫々、前記オリジナル映像信号の1水平走査期
間の1/2の期間に圧縮し、各々の圧縮映像信号をオリ
ジナル映像信号の1水平走査期間の1/2の期間毎に交
互に切り換えて映像表示パネルに供給する列駆動手段と
を備えたことを特徴とする。
【0019】尚、前記の「左眼用映像信号」、「右眼用
映像信号」は、アナログの映像信号及びデジタルの映像
データの両方を含む。
【0020】
【作用】上述の構成の立体映像表示パネルでは、左眼用
絵素列と右眼用絵素列とが画面水平方向で近接している
ので、各絵素列間にはブラックマトリクス領域が全く存
在しないか、または減少することになる。従って、観察
者の頭の位置が左右方向に多少ずれたとしても、観察者
は非映像部分を全く見ることがないか、または見えたと
しても僅かである。また、前記左右の絵素列は画面垂直
方向に相互にずらしてあり、各絵素の駆動手段の形成領
域が確保されているので、各絵素を問題無く駆動するこ
とが出来る。
【0021】また、上述の別の構成の立体映像表示パネ
ルでは、隣接する右眼用絵素の間に形成されているブラ
ックマトリクス領域に対して垂直方向にずれた位置に左
眼用の絵素が形成されているので、画面水平方向におい
て絵素が形成されていない列領域は減少する。従って、
観察者の頭の位置が左右方向に多少ずれたとしても、観
察者は非映像部分を全く見ることがないか、または見え
たとしても僅かである。しかも、前記左右の絵素の位置
が、水平方向の絵素ピッチの1/2の距離ずれているの
で、前述の絵素が形成されていない列領域が最も小さく
なる。そして、このような表示パネルは、映像分離手段
として下記のレンチキュラ板、パララックスバリア、ス
トライプ状の光を出射する光源の何れを用いた場合にお
いても適しており、汎用性が高い。
【0022】前記映像分離手段としてレンチキュラ板を
用いる場合は、映像表示パネルのブラックマトリクス領
域の影響が強く現れるので、左眼用絵素列と右眼用絵素
列とが僅かに重なり合うようにしてもよい。
【0023】一方、前記映像分離手段としてパララック
スバリアやストライプ状の光を出射する光源を用いる場
合は、左右の映像のクロストークの影響を排除する必要
性が高いので、左眼用絵素列と右眼用絵素列とを僅かに
離間させて配置してもよい。
【0024】また、上述の構成の立体映像表示装置によ
れば、映像表示パネルに左眼用絵素と右眼用絵素とを上
述のように配置して上述の立体映像表示パネルを構成す
ることが出来る。
【0025】また、上述のように左眼用映像信号と右眼
用映像信号とをオリジナル映像信号の1水平走査期間の
1/2の期間に圧縮した信号を用いた立体映像表示装置
では、1水平走査期間内で右眼用映像信号と左眼用映像
信号の両方を利用することが出来るため、右眼用映像信
号と左眼用映像信号とを水平走査期間毎に切り捨てる必
要は無く、全ての映像信号を効率良く利用出来、垂直方
向の解像度が向上する。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の第1実施例
を詳細に説明する。図1は第1実施例の立体映像表示装
置に使用される映像表示パネルの絵素配列を模式的に示
した平面図である。図中の四角枠は1つの絵素に対応さ
せている。
【0027】図1に示された絵素配列において、奇数列
N1、N3・・・は、右眼用絵素Rを画面垂直方向に一
定間隔に並べてなる列である。以下、上記奇数列を右眼
用絵素列と表記する。偶数列N2、N4・・・は、左眼
用絵素Lを画面垂直方向に一定間隔に並べてなる列であ
る。以下、上記偶数列を左眼用絵素列と表記する。前記
右眼用絵素列と左眼用絵素列とは、画面水平方向に交互
に接している。
【0028】また、右眼用絵素列と左眼用絵素列とは、
画面垂直方向に相互にずれて配置される。即ち、絵素配
列を行方向について見ると、奇数行であるM1、M3・
・・は、右眼用絵素Rのみから構成され、偶数行である
M2、M4・・・は、左眼用絵素Lのみから構成されて
いる。
【0029】そして、上述した絵素列の画面垂直方向の
相互のずれにより、水平方向に隣り合っている右眼用絵
素R同士の間には、ブラックマトリクス領域BM1が形
成され、水平方向に隣り合っている左眼用絵素L同士の
間には、ブラックマトリクス領域BM2が形成される。
前記ブラックマトリクス領域BM1、BM2には、各絵
素の駆動手段を形成することが出来る。
【0030】また、本実施例では、左眼用絵素Lと右眼
用絵素Rとは、水平方向において絵素ピッチPhの1/
2だけズレて形成されている。そして、各絵素の水平幅
が絵素ピッチPhの1/2に等しくしてあるため、左眼
用絵素列と右眼用絵素列とは接している。また、左眼用
絵素Lと右眼用絵素Rとは、垂直方向において絵素ピッ
チPvの1/2だけズレて形成されている。
【0031】前述の映像表示パネルとしては、例えば、
液晶表示パネルが用いられる。そして、本実施例では、
液晶表示パネルの走査線数は240本である。即ち、右
眼用絵素Rが形成される奇数行目の走査線が120本、
左眼用絵素Lが形成される偶数行目の走査線が120本
である。
【0032】図2は第1実施例の立体映像表示装置のブ
ロック図であり、上述の図1に示した絵素配列になるよ
うに、右眼用の映像信号と左眼用の映像信号とを液晶表
示パネルの列駆動部に入力するための回路構成を示して
いる。
【0033】図2おいて、3は右眼用の映像信号より輝
度信号と色信号とを分離するY/C分離回路、4は左眼
用の映像信号より輝度信号と色信号とを分離するY/C
分離回路である。
【0034】5は左眼用の映像信号の水平同期信号に同
期して1水平走査期間(1H)毎に反転する1H反転信
号等を出力するタイミング信号発生回路である。尚、1
H反転信号は水平走査期間毎に”1”と”0”とが反転
する信号である。
【0035】6は前記Y/C分離回路3、4より右眼
用、左眼用の輝度信号、色信号を夫々入力し、右眼用の
輝度信号と色信号を出力する場合と、左眼用の輝度信号
と色信号を出力する場合とを前記1H反転信号に従って
1水平走査期間毎に切換えるアナログスイッチである。
具体的には、スイッチ部を2組有しており、第1組のス
イッチ部を構成している2つの信号入力部6a、6bに
は、右眼用映像信号及び左眼用映像信号の輝度信号が夫
々入力され、何れかの輝度信号が信号出力端子6cから
出力される。また、第2組のスイッチ部を構成している
2つの信号入力部6d、6eには、右眼用映像信号及び
左眼用映像信号の色信号が夫々入力され、何れかの色信
号が信号出力端子6fから出力される。第1組のスイッ
チ部と第2組のスイッチ部とは同期して切り換わる。こ
の切り換えは、前記タイミング信号発生回路5からの1
H反転信号に基づいて1水平走査期間毎に行われる。
【0036】7は前記アナログスイッチ6から出力され
た輝度信号及び色信号を入力し、R(赤)、G(緑)、
B(青)の3原色信号を出力する復調回路、8は前記3
原色信号を液晶が駆動するための電圧に変換して出力す
る電圧変換回路である。
【0037】9は液晶表示パネル、10は前記液晶パネ
ル9に映像信号を供給する列駆動回路、11は前記液晶
パネル9が駆動する行を指定する行駆動回路である。
尚、前記復調回路7、電圧変換回路8、列駆動回路1
0、行駆動回路11は、前記タイミング信号発生回路5
からのタイミング信号により動作タイミングが制御され
ている。また、前記液晶パネル9は、当然のことなが
ら、図1に示す絵素に対応するような電極配置になって
いる。
【0038】次に、上記図2に示した回路の動作を図3
の信号波形図を用いて説明する。まず、図3(a)に示
す右眼用の映像信号は、Y/C分離回路3により輝度信
号と色信号とに分離され、輝度信号はアナログスイッチ
6の信号入力端子6aに、色信号は信号入力端子6dに
夫々入力される。また、図3(b)に示す左眼用の映像
信号も、Y/C分離回路4により輝度信号と色信号に分
離され、輝度信号はアナログスイッチ6の信号入力端子
6bに、色信号は信号入力端子6eに夫々入力される。
【0039】前記アナログスイッチ6は、前記Y/C分
離回路3、4より入力した右眼用の輝度信号、色信号、
及び左眼用の輝度信号、色信号から、右眼用の輝度信号
と色信号とを選択して出力する第1の状態と、左眼用の
輝度信号と色信号とを選択して出力する第2の状態と
を、タイミング信号発生回路5からの1H反転信号によ
り切換える。即ち、前記アナログスイッチ6は、1水平
走査期間毎に第1の状態と第2の状態とが切換わる。
【0040】具体的には、アナログスイッチ6に入力す
る信号が後述する液晶表示パネルの奇数行目のラインに
対応する信号の時は、1H反転信号は”1”となり、ア
ナログスイッチ6は信号入力端子6a、6dを選択し
(第1の状態)、右眼用の輝度信号と色信号とを出力す
る。また、アナログスイッチ6に入力する信号が液晶表
示パネルの偶数行目のラインに対応する信号の時は、1
H反転信号は”0”となり、アナログスイッチ6は信号
入力端子6b、6eを選択し(第2の状態)、左眼用の
輝度信号と色信号とを出力する。即ち、アナログスイッ
チ6からは、図3(c)に示すような合成映像信号が出
力される。尚、図3は、便宜上、輝度信号と色信号とを
分離せずに、左眼用の映像信号L1、L2・・・、右眼用
の映像信号R1、R2・・・として示した図である。
【0041】前記アナログスイッチ6より出力された信
号は、復調回路7によりR、G、Bの3原色信号に変換
され、更に、電圧変換回路8により所望の電圧に変換さ
れて、列駆動回路10に入力する。
【0042】一方、行駆動回路11はタイミング信号発
生回路5からの1H反転信号に同期して、1水平走査期
間毎に1行目、2行目、3行目・・・と走査するライン
が順に切り換わる。
【0043】前記列駆動回路10も前記1H反転信号に
同期して、図3(c)のR1、R3・・・に基づく右眼用
の映像信号と、図3(c)のL2、L4・・・に基づく左
眼用の映像信号とを、1水平走査期間毎に交互に液晶表
示パネル9に出力する。
【0044】従って、行駆動回路11が奇数行目のライ
ンを指定する時は、列駆動回路10は右眼用の映像信号
を液晶表示パネル9に出力し、行駆動回路11が偶数行
目のラインを指定する時は、列駆動回路10は左眼用の
映像信号を液晶表示パネル9に出力する。
【0045】以上のように、上記回路を動作させれば、
液晶表示パネル9に形成されている右眼用絵素は右眼用
の映像信号に従って表示され、左眼用絵素は左眼用の映
像信号に従って表示される。これにより、図1に示すよ
うな絵素配列が構成される。
【0046】図4は上述の図1及び図2に示した絵素配
列の液晶パネルを液晶プロジェクタに用いて、レンチキ
ュラスクリーンに絵素を投影した時のレンチキュラスク
リーン上での絵素配列を示す部分斜視図である。
【0047】図4において、12は液晶表示パネルの絵
素による絵素像が結像する拡散板、13は前記絵素像か
らの光を右眼用の光と左眼用の光とに分離するレンチキ
ュラ板である。
【0048】前記レンチキュラ板13の1つのレンチキ
ュラレンズの中には、右眼用の絵素像R’が垂直方向に
一列に並んでいる右眼用の絵素像列と、左眼用の絵素像
L’が垂直方向に一列に並んでいる左眼用の絵素像列と
が1組配置するように結像されている。この左眼用の絵
素像列と右眼用の絵素像列とは、水平方向において絵素
像のピッチPh’の1/2だけズレており、垂直方向に
おいて、絵素像のピッチPv’の1/2だけズレて結像
されている。従って、拡散板12には、水平方向におい
て、絵素像が全く結像されていない列領域は無く、必ず
右眼用の画素像R’か左眼用の画素像L’の何れかが結
像されている列領域が存在する。また、右眼用の絵素像
R’と左眼用の絵素像L’との両方が結像されている列
領域も無い。
【0049】図5は観察者が拡散板12に結像された絵
素像をレンチキュラ板13を介して見た様子を示した模
式図である。上述の説明から明らかなように、拡散板1
2に結像される絵素像においては、水平方向に沿ってみ
た場合、絵素像が形成されていない列領域(絵素像の切
れ目)は存在しないため、従って、前記絵素像R’、
L’からの光がレンチキュラ板13により分離され、適
視位置においては右眼用の絵素像R’からの光が集光す
る領域R”と、左眼用の絵素像L’からの光が集光する
領域L”とは、水平方向において切れ目無く連続してい
る。このため、観察者の頭部が水平方向に移動しても、
観察者の眼の位置が画素像R’、L’からの光が全く入
光しない領域を横切ることは無く、映像が見えなくなる
ということは無くなる。
【0050】上述の第1実施例の場合、図3の波形図か
ら判るように、右眼用の映像信号と左眼用の映像信号と
を1水平走査期間毎に交互に抜き取って、液晶表示パネ
ルに入力しており、残りの映像信号は全く利用していな
い。具体的には、右眼用の映像信号R1、R3・・・と左
眼用の映像信号L2、L4・・・とを液晶パネルに入力し
ており、残りの右眼用の映像信号R2、R4・・・と左眼
用の映像信号L1、L3・・・とは全く利用していない。
このため、垂直方向のにおける解像度が1/2と悪くな
るという問題がある。
【0051】図6は上記問題を解決した第2実施例の立
体映像表示装置の回路ブロック図、図7はこの回路の動
作を説明する波形図である。図6において、14、15
は復調回路、16、17はA/D変換回路、18、19
は倍速変換回路、20はマルチプレクサ、21はD/A
変換回路、22は左眼用の映像信号をもとに1/2水平
走査期間毎に”1”と”0”とが反転する1/2H反転
信号等を出力するタイミング信号発生回路、23は電圧
変換回路、24は液晶表示パネル、25は列駆動回路、
26は行駆動回路である。前記液晶表示パネル24は、
垂直走査線数が480本であり、上記第1の実施例の液
晶表示パネル9の2倍の走査線数である。尚、前記復調
回路14、15、A/D変換回路16、17、倍速変換
回路18、19、マルチプレクサ20、D/A変換回路
21、電圧変換回路23、列駆動回路25、行駆動回路
26は、前記タイミング信号発生回路22からのタイミ
ング信号に同期して動作タイミングが制御されている。
【0052】前記復調回路14は右眼用映像信号を入力
し、R、G、Bの3原色信号を生成して出力する。前記
復調回路15は左眼用映像信号を入力し、R、G、Bの
3原色信号を生成して出力する。
【0053】前記A/D変換回路16は復調回路14か
らのR、G、Bの3原色信号をデジタルデータに変換し
て出力する。前記A/D変換回路17は復調回路15か
らのR、G、Bの3原色信号をデジタルデータに変換し
て出力する。
【0054】前記倍速変換回路18はA/D変換回路1
6からのデジタルデータをオリジナル信号における水平
走査期間毎に、2倍の速度で繰り返し出力する。前記倍
速変換回路19はA/D変換回路17からのデジタルデ
ータをオリジナル信号における水平走査期間毎に、2倍
の速度で繰り返し出力する。
【0055】マルチプレクサ20はスイッチ部を3組有
している。第1組のスイッチ部を構成している2つの信
号入力端子20a、20bには、右眼用映像信号、左眼
用映像信号のRのデジタルデータが夫々入力され、何れ
かのRのデジタルデータが信号出力端子20cから出力
される。また、第2組のスイッチ部を構成している2つ
の信号入力端子20d、20eには、右眼用映像信号、
左眼用映像信号のGのデジタルデータが夫々入力され、
何れかのGのデジタルデータが信号出力端子20fから
出力される。また、第3組のスイッチ部を構成している
2つの信号入力端子20g、20hには、右眼用映像信
号、左眼用映像信号のBのデジタルデータが夫々入力さ
れ、何れかのBのデジタルデータが信号出力端子20i
から出力される。前記第1組のスイッチ部と第2組のス
イッチ部と第3組のスイッチ部とは同期して切り換わ
る。この切り換えは前記タイミング信号発生回路22か
らの1/2H反転信号に基づいて行われる。
【0056】前記D/A変換回路21はマルチプレクサ
20にて選択されたR、G、Bの3原色のデジタルデー
タをアナログ信号に変換して出力する。Y/C分離され
た右眼用映像信号及び左眼用映像信号は、復調回路1
4、15により夫々R、G、Bの3原色の色信号に変換
される。この色信号はA/D変換回路16、17により
夫々8ビットのデジタルデータに変換される。図7
(a)(b)はこの時の夫々の波形図である。
【0057】次に、前記デジタルデータは倍速変換回路
18、19により元信号における水平走査期間毎に2倍
の速度で繰り返し出力される。即ち、前記倍速変換回路
18、19は元信号における1水平走査期間毎に入力信
号を1/2時間に圧縮し、その圧縮された信号を2回ず
つ繰り返して出力するものであり、その出力信号は図7
(c)(d)に示すようになる。
【0058】この倍速変換されたデジタル信号は、1/
2H反転信号により駆動されるマルチプレクサ20によ
り選択的に出力される。例えば、オリジナル信号におけ
る1水平走査期間の最初の1/2の期間においては1/
2H反転信号が”0”であり、後半の1/2の期間にお
いては1/2H反転信号が”1”であるとすると、マル
チプレクサ20は1/2H反転信号信号が”0”の時
は、右眼用のR、G、Bデジタルデータを出力し、1/
2H反転信号が”1”の時は、左眼用のR、G、Bデジ
タルデータを出力する。即ち、図7(e)の波形図に示
すように、マルチプレクサ20はオリジナル信号におけ
る1水平走査期間の前半の1/2の期間に右眼用のR、
G、Bデジタルデータを出力し、後半の1/2の期間に
左眼用のR、G、Bデジタルデータを出力する。
【0059】前記マルチプレクサ20により出力された
R、G、BのデジタルデータはD/A変換回路21によ
りアナログ信号に変換され、電圧変換回路23により液
晶が駆動するための電圧に変換された後、列駆動回路2
5に供給される。
【0060】行駆動回路26は、前記タイミング信号発
生回路22からの1/2H反転信号に同期して、液晶表
示パネル24が駆動するラインをオリジナル信号におけ
る1水平走査期間の1/2期間毎に順に切り換える。即
ち、列駆動回路25から液晶表示パネル24に出力され
る映像信号は、行駆動回路26が液晶表示パネル24に
奇数行目のラインを選択しているオリジナル信号におけ
る1水平走査期間の前半の1/2の期間の時は、右眼用
の映像信号であり、オリジナル信号における1水平走査
期間の後半の1/2の期間の時は、左眼用の映像信号で
ある。即ち、図1に示したような絵素配列が構成され
る。
【0061】このような第2実施例では、図7の波形図
から判るように、1水平走査期間の右眼用信号と左眼用
信号とを1/2時間に圧縮し、オリジナル信号における
1水平走査期間の前半の1/2の期間に1/2時間圧縮
された右眼用の映像信号を利用し、後半の1/2の期間
に1/2時間圧縮された左眼用の映像信号を利用してい
るため、右眼用の映像信号、左眼用の映像信号は共に全
ての映像信号が利用されている。即ち、列駆動回路25
には、右眼用の映像信号R1、R2、R3・・・の全てが
1/2時間圧縮された状態で入力され、左眼用の映像信
号L1、L2、L3・・・の全てが1/2時間圧縮された
状態で入力され、液晶表示パネル24に出力される。こ
のため、利用されない映像信号は無く、画面垂直方向の
解像度を第1実施例の構成よりも高めることが出来る。
【0062】尚、上記第1、第2の実施例は、プロジェ
クタを用いた投写型の表示装置であるが、液晶表示パネ
ルを直接観察する直視型の表示装置においても、本発明
は適用可能である。
【0063】また、以上の実施例では、映像分離手段と
してレンチキュラ板を用いたが、このレンチキュラ板の
他に、パララックスバリアを用いてもよい。図8はパラ
ラックスバリアを用いた場合の立体映像表示パネルの平
面図であり、パララックスバリアの一部を破断して表し
ている。パララックスバリア27は縦ストライプ状の開
口部27a・・・を液晶表示パネルの画素配列に対応さ
せて配置される。パララックスバリア27を用いる場合
の立体映像表示の原理は図9に示した原理と同様であ
る。また、このパララックスバリア27を用いる場合に
は、左右映像のクロストークの影響を排除する必要性が
高いので、図8に表しているように、左眼用絵素列と右
眼用絵素列とを僅かに離間させて配置させている。
【0064】また、映像分離手段としてストライプ状の
光を出射する光源を用いてもよい。このスリット光源を
用いる場合も、そのスリット部分を液晶表示パネルの絵
素配列に対応させる。この場合の立体映像表示の原理
は、図10に示した原理と同様である。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、表示パネルに存在する
ブラックマトリクス部が原因で、立体映像が見えなくな
る領域が減少し、観察者は頭部を動かしても良好に立体
映像を観賞することが出来る立体映像表示パネル及び立
体映像表示装置を提供し得る。
【0066】更に、本発明によれば、垂直方向の解像度
を低下させることなく、上述の効果を有する立体映像表
示装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体映像表示装置に用いられる映像表
示パネルの絵素配列を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例の立体映像表示装置のブロ
ック図である。
【図3】本発明の第1実施例の立体映像表示装置におけ
る映像信号の波形図である。
【図4】本発明の第1実施例の立体映像表示装置により
レンチキュラスクリーンに結像される絵素像の状態を示
す図である。
【図5】本発明の第1実施例の立体映像表示装置におけ
る絵素像からの光の進路を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例の立体映像表示装置のブロ
ック図である。
【図7】本発明の第2実施例の立体映像表示装置におけ
る映像信号の波形図である。
【図8】本発明の他の実施例の立体映像表示パネルであ
って、パララックスバリア部分を一部破断して示す図で
ある。
【図9】パララックスバリア方式による立体映像表示の
原理を示す模式図である。
【図10】光源をスリット化する方式による立体映像表
示の原理を示す模式図である。
【図11】レンチキュラ方式による立体映像表示の原理
を示す模式図である。
【図12】従来の立体映像表示装置に用いられる表示パ
ネルの絵素配列を示す図である。
【符合の説明】
L 左眼用絵素 R 右眼用絵素 5 タイミング信号発生回路 6 アナログスイッチ 9 液晶表示パネル 10 列駆動回路 11 行駆動回路 12 レンチキュラ板 18、19 倍速変換回路 20 マルチプレクサ 22 タイミング信号発生回路 24 液晶表示パネル 25 列駆動回路 26 行駆動回路 27 パララックスバリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 敦弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 松下 直樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 増谷 健 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−15752(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 13/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左眼用絵素を画面垂直方向に一定間隔に
    並べた左眼用絵素列と、右眼用絵素を画面垂直方向に一
    定間隔に並べ右眼用絵素列とを有し、前記左眼用絵素列
    と前記右眼用絵素列とを画面水平方向に交互に近接させ
    て配置するとともに、前記左眼用絵素列と前記右眼用絵
    素列とを画面垂直方向に相互にずらして各絵素の駆動手
    段の形成領域を確保するようにした映像表示パネルと、
    前記左眼用絵素からの光と前記右眼用絵素からの光を分
    離して左眼と右眼に夫々入光させる映像分離手段とから
    成ることを特徴とする立体映像表示パネル。
  2. 【請求項2】 奇数行目の絵素行が左眼用絵素または右
    眼用絵素の一方のみの配列により形成され、偶数行目の
    絵素行が左眼用絵素または右眼用絵素の他方のみの配列
    により形成され、前記左眼用絵素の位置と前記右眼用絵
    素の位置が、水平方向に水平方向絵素ピッチの1/2の
    距離ずれている映像表示パネルと、前記左眼用絵素から
    の光と前記右眼用絵素からの光を分離して左眼と右眼に
    夫々入光させる映像分離手段とから成ることを特徴とす
    る立体映像表示パネル。
  3. 【請求項3】 前記映像表示パネルが液晶パネルである
    ことを特徴とする請求項1または2記載の立体映像表示
    パネル。
  4. 【請求項4】 前記映像分離手段がレンチキュラ板であ
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載の立体映
    像表示パネル。
  5. 【請求項5】 前記映像分離手段がパララックスバリア
    であることを特徴とする請求項1、2または3記載の立
    体映像表示パネル。
  6. 【請求項6】 前記映像分離手段がストライプ状の光を
    出射する光源であることを特徴とする請求項1、2また
    は3記載の立体映像表示パネル。
  7. 【請求項7】 左眼用絵素を画面垂直方向に一定間隔に
    並べた左眼用絵素列と、右眼用絵素を画面垂直方向に一
    定間隔に並べ右眼用絵素列とを有し、前記左眼用絵素列
    と前記右眼用絵素列とを画面水平方向に交互に近接させ
    て配置するとともに、前記左眼用絵素列と前記右眼用絵
    素列とを画面垂直方向に相互にずらして各絵素の駆動手
    段の形成領域を確保するようにした映像表示パネルと、
    前記左眼用絵素からの光と前記右眼用絵素からの光を分
    離して左眼と右眼に夫々入光させる映像分離手段と、前
    記映像表示パネルの走査する行を1水平走査期間毎に順
    に切り換える行駆動手段と、前記左眼用映像信号と右眼
    用映像信号とを1水平走査期間毎に交互に切り換えて前
    記映像表示パネルに供給する列駆動手段とを備えたこと
    を特徴とする立体映像表示装置。
  8. 【請求項8】 奇数行目の絵素行が左眼用絵素または右
    眼用絵素の一方のみの配列により形成され、偶数行目の
    絵素行が左眼用絵素または右眼用絵素の他方のみの配列
    により形成され、前記左眼用絵素の位置と前記右眼用絵
    素の位置が、水平方向に水平方向絵素ピッチの1/2の
    距離ずれている映像表示パネルと、前記左眼用絵素から
    の光と前記右眼用絵素からの光を分離して左眼と右眼に
    夫々入光させる映像分離手段と、前記映像表示パネルの
    走査する行を1水平走査期間毎に順に切り換える行駆動
    手段と、前記左眼用映像信号と右眼用映像信号とを1水
    平走査期間毎に交互に切り換えて前記映像表示パネルに
    供給する列駆動手段とを備えたことを特徴とする立体映
    像表示装置。
  9. 【請求項9】 左眼用絵素を画面垂直方向に一定間隔に
    並べた左眼用絵素列と、右眼用絵素を画面垂直方向に一
    定間隔に並べ右眼用絵素列とを有し、前記左眼用絵素列
    と前記右眼用絵素列とを画面水平方向に交互に近接させ
    て配置するとともに、前記左眼用絵素列と前記右眼用絵
    素列とを画面垂直方向に相互にずらして各絵素の駆動手
    段の形成領域を確保するようにした映像表示パネルと、
    前記左眼用絵素からの光と前記右眼用絵素からの光を分
    離して左眼と右眼に夫々入光させる映像分離手段と、前
    記映像表示パネルの走査する行をオリジナル映像信号の
    1水平走査期間の1/2の期間毎に順に切り換える行駆
    動手段と、左眼用映像信号と右眼用映像信号とを夫々、
    前記オリジナル映像信号の1水平走査期間の1/2の期
    間に圧縮し、各々の圧縮映像信号をオリジナル映像信号
    の1水平走査期間の1/2の期間毎に交互に切り換えて
    映像表示パネルに供給する列駆動手段とを備えたことを
    特徴とする立体映像表示装置。
  10. 【請求項10】 奇数行目の絵素行が左眼用絵素または
    右眼用絵素の一方のみの配列により形成され、偶数行目
    の絵素行が左眼用絵素または右眼用絵素の他方のみの配
    列により形成され、前記左眼用絵素の位置と前記右眼用
    絵素の位置が、水平方向に水平方向絵素ピッチの1/2
    の距離ずれている映像表示パネルと、前記左眼用絵素か
    らの光と前記右眼用絵素からの光と分離して左眼と右眼
    に夫々入光させる映像分離手段と、前記映像表示パネル
    の走査する行をオリジナル映像信号の1水平走査期間の
    1/2の期間毎に順に切り換える行駆動手段と、左眼用
    映像信号と右眼用映像信号とを夫々、前記オリジナル映
    像信号の1水平走査期間の1/2の期間に圧縮し、各々
    の圧縮映像信号をオリジナル映像信号の1水平走査期間
    の1/2の期間毎に交互に切り換えて映像表示パネルに
    供給する列駆動手段とを備えたことを特徴とする立体映
    像表示装置。
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