JPH05167970A - ビデオ信号再生装置 - Google Patents

ビデオ信号再生装置

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JPH05167970A
JPH05167970A JP3335253A JP33525391A JPH05167970A JP H05167970 A JPH05167970 A JP H05167970A JP 3335253 A JP3335253 A JP 3335253A JP 33525391 A JP33525391 A JP 33525391A JP H05167970 A JPH05167970 A JP H05167970A
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  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LD等の可変速再生時に、メモリの書き込み
と読みだしの速度差により生じる追い越しの再生画像へ
の影響を抑制する。 【構成】 追い越し制御回路は、追い越しが生じた場合
には、データの書き込みと読みだしの速度差に応じて、
1フィールド分のデータの書き込みを禁止するか、また
は同一のフィールドのデータを連続して読み出す処理の
いずれかを行う。従って、追い越しが生じた場合には、
同一フィールドの画像が続けてメモリから読みだされ
る。走査位置制御回路は、フィールドメモリから読み出
された信号のフィールドを判別し、同一のフィールドの
画像が連続してメモリから読み出された場合には、連続
するフィールド画像を走査位置を修正して走査するよう
同期信号を挿入する制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LD(Laser Disc Pla
yer )、VTR(Video Tape Recorder )等のビデオ信
号再生装置に係り、より詳細には、ビデオメモリを用い
ることにより、可変速再生時においても画質劣化の少な
い画像再生を可能とするビデオ信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のLD等のビデオ信号再生装置で
は、スロー、ファースト等の可変速再生時においてはト
ラックジャンプを行い同一のフレームを2回出力した
り、あるいは中間のフレームを読み飛ばして画像信号を
再生していた。しかし、この場合、音声信号も画像信号
同様に同一箇所が連続して出力されたり、中間の音声が
欠落したりするので周期的に音声の異常が生じるという
欠点があった。
【0003】また、このような欠点を解消しうる方法と
してフィールドメモリを用いる方法がある。すなわち、
少なくとも1フィールド分のビデオメモリを用い、この
ビデオメモリの読み出しクロックの周波数を固定とし、
かつLD等からの再生ビデオ信号の基準同期信号の周波
数(例えば、スピンドルサーボの基準同期信号の周波
数)を可変とし、この基準同期信号の周波数を変化させ
ることにより再生ビデオ信号の再生速度(例えば、レー
ザーディスクの回転速度)を変化させて再生を行ってい
た。この方法によれば、LD等の再生速度を変化させた
場合、その変化した再生速度に応じた書き込みクロック
でフィールドメモリに書き込みを行う一方、固定周波数
の読み出しクロックでメモリからの読み出しを行うの
で、ビデオ信号、オーディオ信号ともに正常に再生する
ことができる。この方法の詳細は、実願昭62ー027
653号に記載されている。
【0004】この様な、可変速再生の時に生じる問題と
して、「追い越し」と呼ばれる現象がある。これは、メ
モリへのデータの書き込みクロックと読み出しクロック
の周波数が異なることに起因するものである。すなわ
ち、書き込みクロックが読みだしクロックより速い場
合、書き込みクロックと読み出しクロックの前後関係が
逆転し、追い越しが生じる(図4参照)。また、書き込
みクロックが読み出しクロックより遅い場合にも同様に
追い越しが生じる(図6参照)。上述の再生方法では、
追い越しが起きた場合には、追い越しの前後で一枚のフ
ィールド画像の上下の部分が異なることとなるが、現実
には、連続するフィールド画像の内容は類似しているた
め特別に対策は行っていなかった(上掲実用新案登録出
願参照)。
【0005】一方、これと同様に追い越しの生じる装置
として、フレームシンクロナイザがある。フレームシン
クロナイザとは、2つのビデオ信号の同期を合わせる装
置である。通常、種々の映像再生装置の再生ビデオ信号
の周波数は、規格の範囲内でバラツキを有しているた
め、一方の信号をその周波数でフレームメモリに書き込
み、他方の信号に同期した周波数で読み出しを行ってい
る。このフレームシンクロナイザの応用機器として、フ
ィールドメモリを用いたものがあるが、この装置で追い
越しが生じた場合には以下のような不具合が生じる。通
常、この装置では、画像データのみをフィールドメモリ
に記憶し、メモリから読み出したデータに同期信号を付
加するという方法を採っている。追い越しが生じた場合
には、メモリへのデータの書き込みと読み出しの速度差
に応じて、1フィールド分のデータの書き込みを禁止す
るか、または同一のフィールドのデータを連続して読み
出すため、同一フィールド(第1フィールドまたは第2
フィールド)の画像が続けてメモリから読み出されるこ
ととなる。従って、メモリ出力に同期信号をそのまま付
加すると、図11に示すようにフィールドの逆転が起き
る。そこで、フレームシンクロナイザでは、追い越しの
あった後のフィールド画は、1ライン分遅らせてメモリ
から読み出し、同期信号を付加する。このようにする
と、図12に示すように第1フィールドと第2フィール
ドの走査位置関係の逆転を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】追い越しにより、同一
フィールド画が連続してメモリから読み出ししクロック
出される場合、フレームシンクロナイザでは、以上の方
法により対応していたが、フレームシンクロナイザは通
常2つの信号の周波数が±1%程度の場合に用いられる
装置である。従って、追い越しの起こる周期は大きく、
上述のような対応方法でも、走査位置をずらしたことに
よる画面のゆれはあまり目立たない。
【0007】しかしながら、例えば、いわゆるレーザカ
ラオケ等で曲のスピードを任意に設定する場合、メモリ
への書き込みクロックと読み出しクロックの周波数の差
は±10%程度になる場合もあり、上述したフレームシ
ンクロナイザの対応方法では、画面の揺れが頻繁に起こ
るので問題となる。
【0008】本発明の目的は、再生速度を10%程度の
オーダーで変化させた場合にも、再生画像への影響の少
ないビデオ信号再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、2種類のフィールド画像信
号をそれぞれのフィールドに対応した同期信号に基づい
て異なる走査位置に交互に走査して再生を行うビデオ信
号再生装置において、前記2種類のフィールド画像のう
ち一方の種類のフィールド画像信号が連続して再生され
る場合に、前記連続するフィールド画像信号を、その種
類のフィールド画像に対応する走査位置に連続して走査
するよう同期信号の制御を行う走査位置制御手段を設け
て構成される。
【0010】また、請求項2記載の発明は、2種類のフ
ィールド画像信号をそれぞれのフィールドに対応した同
期信号に基づいて異なる走査位置に交互に走査して再生
を行うビデオ信号再生装置において、前記2種類のフィ
ールド画像のうち一方の種類のフィールド画像信号が連
続して再生される場合に、前記連続するフィールド画像
信号のうち一方のフィールド画像信号を、その種類のフ
ィールドに対応する走査位置と他方の種類のフィールド
に対応する走査位置との中間の位置に走査するよう同期
信号の制御を行う走査位置制御手段を設けて構成され
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、追い越し制御回
路は、追い越しが生じた場合には、データの書き込みと
読みだしの速度差に応じて、1フィールド分のデータの
書き込みを禁止するか、または同一のフィールドのデー
タを連続して読み出す処理のいずれかを行う。従って、
追い越しが生じた場合には、同一フィールド(第1フィ
ールドまたは第2フィールド)の画像が連続してメモリ
から読みだされる。走査位置制御回路は、フィールドメ
モリから読み出された信号のフィールドを判別し、同一
のフィールド画像が連続してメモリから読み出された場
合には、そのフィールドに対応する走査位置に連続して
走査を行うよう同期信号を挿入する制御を行う。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、追い
越し制御回路は、追い越しが生じた場合には、データの
書き込みと読みだしの速度差に応じて、1フィールド分
のデータの書き込みを禁止するか、または同一のフィー
ルドのデータを連続して読み出す処理のいずれかを行
う。従って、追い越しが生じた場合には、同一フィール
ド(第1フィールドまたは第2フィールド)の画像が連
続してメモリから読みだされる。走査位置制御回路は、
フィールドメモリから読み出された信号のフィールドを
判別し、同一のフィールド画像が連続してメモリから読
み出された場合には、その連続するフィールド画像信号
のうち一方のフィールド画像信号を、そのフィールドに
対応する走査位置と他方のフィールドに対応する走査位
置との中間の位置に走査するよう同期信号の制御を行
う。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 [I] 第1実施例 図1に本発明の第1実施例の構成を示す。
【0014】図1におけるビデオ信号の流れを概説する
と、ディスク1に記録された映像情報は、光ピックアッ
プ3により読み出され、復調回路4でビデオ信号に変換
された後、A/D変換器9に入力される。A/D変換さ
れたビデオ信号は、フィールドメモリ11、12に一時
記憶され、基準クロック発生器13からの読みだし基準
クロックで読み出された後、同期信号挿入回路14で同
期信号が付加され、さらにカラー位相処理回路15でカ
ラー成分の位相処理を施される。そして、D/A変換器
16でD/A変換された後、再生処理系へと送られる。
【0015】次に、各部分の動作について詳しく説明す
る。図1において、ディスク1には音楽情報等と共に映
像情報が記録されている。ディスク1は、スピンドルモ
ータ2により回転駆動され、この回転中にディスク1上
の記録情報が光ピックアップ3によって光学的に読み取
られ、復調回路4によって、ビデオ信号に変換される。
【0016】復調回路から出力されたビデオ信号は、A
/D変換器9でA/D変換され、フィールド11、12
に記憶される。また、このビデオ信号から、同期分離回
路5で同期信号が分離抽出され、サーボ制御回路6に入
力される。サーボ制御回路6は、入力された同期信号と
基準信号発生器7からの基準周波数信号とに基づいて、
スピンドルモータ2の回転速度制御を行う。基準信号発
生器7の発振周波数は、通常速度再生の場合の基準周波
数(14.3MHz)を中心として±10%程度の範囲
で可変となっており、ここで設定した周波数を目標にス
ピンドルモータのサーボ制御が行われる。従って、基準
発振周波数を例えば通常速度の約10%増の16MHz
に設定した場合、サーボがロックした状態ではディスク
1は通常の16/14.3倍のスピードで回転し、再生
されるビデオ信号も16/14.3倍の周波数を持った
ものとなる。
【0017】また、同期分離回路5で分離抽出された垂
直同期信号(V.sync)及び水平同期信号(H.s
ync)のうち、V.syncからはWRITE.Vリ
セット信号WRが作成され、フィールドメモリ11、1
2へ書き込みリセット信号として入力される。一方、
H.syncはバースト抽出回路8およびPLL(Phas
e Lock Loop )10に送られ、PLL10で復調ビデオ
信号のカラーバーストにロックしたクロック信号CK1
を作成し、A/D変換器9およびフィールドメモリ1
1、12へ書き込みクロックとして入力される。
【0018】フィールドメモリ11、12へのデータの
書き込みは、上述のように復調ビデオ信号の周波数(基
準信号発生器7の周波数と同一)に対応したクロックで
行われる。一方、フィールドメモリ11、12からの読
み出しは、基準クロック発生器13の周波数(14.3
MHz)に対応したクロック信号CK2及びREAD.
Vリセット信号RRにより行われるので、読み出された
ビデオ信号は通常の周波数のビデオ信号となり、再生処
理系での再生が可能となる。なお、フィールドメモリ
は、通常はフィールドメモリ11のみが使用されるが、
追い越しが生じる特殊な場合(この場合については後述
する)のみフィールドメモリ12が併用される。ここ
で、書き込みクロックと読みだしクロックが異なる場合
には、前述のように追い越しが起きるので、追い越し制
御回路50が追い越し制御を行う。
【0019】追い越し制御回路50は,図2に示すよう
にカウンタ51、フリップフロップ(FF)52、ディ
ジタル比較器53,AND回路54及びコントロール信
号生成回路55から構成されている。次に、追い越し制
御回路の動作を以下に説明する。カウンタ51は、RE
AD.Vリセット信号によりリセットされ、READ.
HD(H.sync)の数をカウントしてFF52へ出
力する。FF52は、WRITE.Vリセット信号の立
ち下がりの時点でのカウンタ51のカウント値をラッチ
してディジタル比較器53へ出力する。ディジタル比較
器53は、このカウント値とCPU17の設定値とを比
較し、その比較結果がコントロール信号生成回路55へ
入力され、この比較結果に基づいてコントロール信号C
NT1〜CNT4が生成される。
【0020】ここで、例として基準信号発生器7の周波
数を通常の周波数の+10%に設定した場合について図
3、4を参照して説明する。この場合、書き込みクロッ
クは、通常の速度(読み出しクロック)より約10%速
い15.7MHzとなる。従って、フィールドメモリに
対して、15.7MHzで書き込んだデータを14.3
MHzで読み出すことになり、図3に示すように11枚
のフィールド画が書き込まれる間に10枚のフィールド
画像しか読み出せないことになる。そこで、11枚のう
ち1枚のフィールド画像(図3の斜線部)の書き込みを
禁止する処理を行う。この例では、書き込みクロックが
読みだしクロックより10%速い場合であるから、カウ
ンタ51の値(READ.VリセットからWRITE.
VリセットまでのREAD.HDの数)が26以下にな
った場合には、追い越しが起きる。従ってCPUの設定
値を、 [1フィールド中の水平ライン数(262.5)]×
[書き込みクロックと読み出しクロックの速度差(10
%=0.1)]=26 とし、FF52の値がこれ以下となった場合に、次の1
フィールド(図4の10番目のフィールド)の書き込み
を禁止する。具体的には、フィールドメモリのライトイ
ネーブルをHIにすればよい(CNT1)。このような
処理を行うことにより、追い越しが生じた場合に、フィ
ールド画の内容が途中から異なるフィールドのものに変
わってしまうという不具合は無くなり、同一フィールド
のフィールド画(図4では第1フィールド)が連続して
フィールドメモリから読み出されることになる。
【0021】一方、他の例として、基準信号発生器7の
周波数を通常の周波数のー10%に設定した場合は、書
き込みクロックは、通常の速度(読み出しクロック)よ
り10%遅い12.9MHzとなる。従って、フィール
ドメモリに対して、12.9MHzで書き込んだデータ
を14.3MHzで読み出すことになり、図5に示すよ
うに10枚のフィールド画を読み出す間には9枚のフィ
ールド画像しか書き込まれないことになる。そこで、書
き込まれた9枚のうちの1枚のフィールド画像(図5の
斜線部)は同一のフィールド画像を再度読み出す。この
場合は、CPUの設定値を、 [1フィールド中の水平ライン数(262.5)]×
[書き込みクロックと読みだしクロックの速度差(ー1
0%=0.9)]=232 とし、FF52の値がこれ以上となった場合に、次の1
フィールド(図6の9番目のフィールド)の書き込みを
フィールドメモリ11、12の両方に行う。そして、こ
の連続するフィールド画像のうち最初のフィールド画像
の読み出しをフィールドメモリ11から、2度目のフィ
ールド画像の読み出しをフィールドメモリ12から行う
ようコントロール信号CNT1〜4を生成すれば、上述
した+10%の場合と同様に同一フィールドのフィール
ド画像が連続して読み出されることになる。
【0022】次に、本発明の中心的部分である同期信号
挿入回路14及び走査位置制御回路100の動作につい
て説明する。走査位置制御回路100は、フィールド判
別回路101、メモリ102及び比較回路103により
構成されている。フィールド判別回路101としては、
例えば図7に示すように、第1フィールドと第2フィー
ルドのV.sync部分の波形の違いからフィールドを
判別する方法があるが、他の方法によるものであっても
良い。フィールドメモリ11、12から出力された信号
は、フィールド判別回路101により第1フィールドか
第2フィールドかが判別され、その結果がメモリ102
に記憶される。比較回路103は、フィールド判別回路
101の判別結果とメモリ102に記憶された(1つ前
のフィールドの)結果とを比較し、その比較結果を同期
信号挿入回路14へ入力する。
【0023】同期信号挿入回路14は、通常は第1フィ
ールドの走査位置に対応する同期信号と第2フィールド
の走査位置に対応する同期信号とを交互にフィールドメ
モリ出力に挿入するが、同一フィールドが連続すること
を走査位置制御回路100が検出した場合は、その連続
するフィールドの走査位置に対応する同期信号を挿入す
る。従って、図5における9番目のフィールドのように
第1フィールドが連続する場合には第1フィールドの走
査位置に対応する同期信号を連続して、また図5におけ
る0番目のフィールドのように第2フィールドが連続す
る場合には第2フィールドの走査位置に対応する同期信
号を連続して挿入する。この様な処理を行うことによっ
て、図8に示すように第1フィールドの画像は第1フィ
ールドの走査位置に、第2フィールドの画像は第2フィ
ールドの走査位置に走査されるので、追い越しが起きて
も再生画像に揺れは生じない。
【0024】[II] 第2実施例 図9に本発明の第2実施例の構成を示す。第2実施例が
第1実施例と異なる点は、走査位置制御回路100内に
モノマルチバイブレータ(MMV)104及びスイッチ
SW3を追加した点であり、他の部分は第1実施例の場
合と同様であるので説明は省略する。MMV104は、
同期信号挿入回路14から同期信号の付加された信号を
入力され、垂直同期信号(V.sync)を1/4ライ
ン(HD)分遅らせた信号を出力する。第1フィールド
の走査位置に対応する垂直同期信号と第2フィールドの
走査位置に対応する垂直同期信号とは、1/2ライン分
ずれているので、MMV104から出力される信号は、
図10に示すように第1フィールドの走査位置と第2フ
ィールドの走査位置との中間に走査されることになる。
従って、通常はSW3は同期信号挿入回路側に接続して
おき、比較回路103が同一フィールドが連続すること
を検出した場合にはSW3をMMV104側へ切り替え
てやれば連続するフィールドの2番目の画像(図10の
11番目のフィールド画)は第1フィールドと第2フィ
ールドの中間位置に走査されるので、さらに画質の改善
が図れる。
【0025】また、連続するフィールド画像の最初の画
像(図10の9番目のフィールド画)を第1フィールド
と第2フィールドの中間位置に、2番目の画像(同図の
11番目のフィールド画)を第1フィールドの走査位置
に走査するように制御しても良い。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、追い越
しに起因して同一フィールドが連続して再生される場合
に、垂直同期信号の位置を操作するようにしたので、L
D等からの記録情報の読み出し速度を変化させた際、メ
モリの書き込みと読み出しの速度差から追い越しが生じ
た場合でも再生画像への影響を最小限に抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】本発明に係る追い越し制御回路の構成図であ
る。
【図3】追い越し制御の説明図である。
【図4】追い越し制御回路の動作タイミングチャートで
ある。
【図5】追い越し制御の他の説明図である。
【図6】追い越し制御回路の他の動作タイミングチャー
トである。
【図7】フィールド判別方法の説明図である。
【図8】本発明の第1実施例の走査位置説明図である。
【図9】本発明の第2実施例の構成図である。
【図10】本発明の第2実施例の走査位置説明図であ
る。
【図11】従来装置の走査位置説明図である。
【図12】従来装置の他の走査位置説明図である。
【符号の説明】
1…ディスク 2…スピンドルモータ 3…光ピックアップ 4…復調回路 5…同期分離回路 6…サーボ制御回路 7…基準信号発生器 8…バースト抽出回路 9…A/D変換器 10…PLL 11…フィールドメモリ 12…フィールドメモリ 13…基準クロック発生器 14…同期信号挿入回路 15…カラー位相処理回路 16…D/A変換器 17…CPU 50…追い越し制御回路 51…カウンタ 52…フリップフロップ 53…ディジタル比較器 54…AND回路 55…コントロール信号生成回路 100…走査位置制御回路 101…フィールド判別回路 102…メモリ 103…比較回路 104…モノマルチバイブレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2種類のフィールド画像信号をそれぞれ
    のフィールドに対応した同期信号に基づいて異なる走査
    位置に交互に走査して再生を行うビデオ信号再生装置に
    おいて、 前記2種類のフィールド画像のうち一方の種類のフィー
    ルド画像信号が連続して再生される場合に、前記連続す
    るフィールド画像信号を、その種類のフィールド画像に
    対応する走査位置に連続して走査するよう同期信号の制
    御を行う走査位置制御手段を設けたことを特徴とするビ
    デオ信号再生装置。
  2. 【請求項2】 2種類のフィールド画像信号をそれぞれ
    のフィールドに対応した同期信号に基づいて異なる走査
    位置に交互に走査して再生を行うビデオ信号再生装置に
    おいて、 前記2種類のフィールド画像のうち一方の種類のフィー
    ルド画像信号が連続して再生される場合に、前記連続す
    るフィールド画像信号のうち一方のフィールド画像信号
    を、その種類のフィールド画像に対応する走査位置と他
    方の種類のフィールド画像に対応する走査位置との中間
    の位置に走査するよう同期信号の制御を行う走査位置制
    御手段を設けたことを特徴とするビデオ信号再生装置。
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