JP2002251840A - 記録媒体及びその再生装置 - Google Patents

記録媒体及びその再生装置

Info

Publication number
JP2002251840A
JP2002251840A JP2002050812A JP2002050812A JP2002251840A JP 2002251840 A JP2002251840 A JP 2002251840A JP 2002050812 A JP2002050812 A JP 2002050812A JP 2002050812 A JP2002050812 A JP 2002050812A JP 2002251840 A JP2002251840 A JP 2002251840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
reproduction
data
reproducing
partial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002050812A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3788944B2 (ja
Inventor
Akihiro Tozaki
明宏 戸崎
Hiroshi Nakamura
浩 中村
Junichi Yoshio
淳一 由雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2002050812A priority Critical patent/JP3788944B2/ja
Publication of JP2002251840A publication Critical patent/JP2002251840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3788944B2 publication Critical patent/JP3788944B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インタラクティブ再生に要求される機能を再
生装置側の負担を増加させることなく実現する。 【構成】 記録情報を複数の部分記録情報に分割し、予
め設定した所定の順序で前記部分記録情報を再生するた
めの再生制御情報を記録した記録媒体において、再生制
御情報として、静止画再生を行う時間を設定するための
静止画再生時間情報をが記録された記記録媒体を再生す
る情報再生装置であって、記録媒体から静止画再生時間
情報を抽出する抽出手段と、静止画再生時間情報に基づ
いて静止画再生を行う再生制御手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体及びその再生
装置に関し、より詳細には、光ディスク等の記録媒体に
インタラクティブな再生動作を行なわせるためのオーデ
ィオ情報及びビデオ情報を記録した記録媒体及び記録媒
体からインタラクティブな再生動作に適したオーディオ
情報及びビデオ情報を再生する再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ディスクやビデオテープ等
の記録媒体にオーディオ情報やビデオ情報を記録するこ
とが一般的に行なわれている。
【0003】これらの記録媒体に記録する情報は、従
来、アナログ信号を用いて記録されていたが、最近で
は、信号(音質、画質)の劣化が少ない、コンピュータ
等における取扱いが容易である等の理由によりディジタ
ル信号を用いて記録する方法が一般化しつつある。
【0004】このディジタル信号を記録する記録媒体と
しての光ディスクは、ランダムアクセスが可能であるた
め、映像・音声を問わずあらゆる情報の記録媒体に使用
されている。
【0005】また、光ディスクは記録容量が大きく、主
情報の他に多くの付加情報を記録することが可能である
ため、付加情報を用いて特殊再生に用いることが多い。
ところで、特殊再生のうち、通常の連続再生や検索を行
う場合に所定の記録領域の再生を意図的に禁止するもの
がある。
【0006】意図的に再生を禁止する特殊再生の例とし
て、ユーザとメディアとの間で双方向の情報交換を行う
インタラクティブ再生(対話型再生)が挙げられる。例
えば、教育用のインタラクティブ再生においては、「問
題」の部分のみを再生し、ユーザが「問題」に答えるた
めの特定の操作を行わない限り、「解答」の部分の情報
再生を禁止している。
【0007】このインタラクティブ再生に要求される機
能としては、例えば、 1) メディア製作者が意図した複数の筋書(再生順
序)に沿って、キー入力等のユーザインターフェースで
指定される筋書に分岐が可能である。
【0008】2) ある映像フレームで自動的に静止画
再生状態とすることができる。 3) ある映像区間を自動的にリピート再生(繰り返し
再生)することができる。
【0009】4) 静止画再生時間あるいはリピート再
生時間をメディア製作者が任意に指定することができ
る。 5) 複数の筋書を任意に選択可能な場合において、再
生装置側でランダムに分岐先を決定することができる。
【0010】6) 複数の筋書を所定の規則によって選
択可能な場合において、再生装置側で自動的に分岐先を
設定できる。等が挙げられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインタラク
ティブ再生に要求される機能を実現する手法としては、
再生手順をコンピュータ言語に近いスクリプト形式で記
述する手法がある。
【0012】このスクリプト形式で再生手順を光ディス
クに記録しようとすると、再生装置側の再生手順記憶の
ためのメモリ容量が大きくなり、特に主情報として実写
の動画映像と高品質な音声を記録した場合等のように、
主情報自体の記録容量が大きい場合には、再生手順を記
憶するための容量が大きくなり、再生装置が和のメモリ
の記憶容量が制限されている場合には、あまり複雑な再
生手順を記録することができないという問題点があっ
た。
【0013】また、逆に複雑な再生手順を用いて、再生
を行なわせるためには、再生装置側のメモリ容量を大き
くする必要があり、コストが上昇してしまうという問題
点があった。
【0014】そこで、本発明の目的は、インタラクティ
ブ再生に要求される機能を再生装置側の負担を増加させ
ることなく実現可能な記録媒体及びその再生装置を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、記録情報を複数の部分記録
情報に分割し、予め設定した所定の順序で前記部分記録
情報を再生するための再生制御情報を記録した記録媒体
において、前記再生制御情報は、静止画再生を行う時間
を設定するための静止画再生時間情報を含むことを特徴
とする。
【0016】請求項2記載の発明は、記録情報を複数の
部分記録情報に分割し、予め設定した所定の順序で前記
部分記録情報を再生するための再生制御情報を記録した
記録媒体において、前記再生制御情報として、静止画再
生を行う時間を設定するための静止画再生時間情報が記
録された記記録媒体を再生する情報再生装置であって、
前記記録媒体から静止画再生時間情報を抽出する抽出手
段と、前記静止画再生時間情報に基づいて静止画再生を
行う再生制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面を参照して
説明する。 (I)情報記録装置 図1に、本実施例の情報記録装置の構成図を示す。
【0018】情報記録装置100は、記録すべき音声情
報や映像情報等の記録情報を記録した磁気テープを再生
してタイムコードTT 、映像信号SV 及び音声信号SA
を出力するVTR1と、VTR1から出力された映像信
号SV 及び音声信号SA をA/D変換した後、MPEG
方式によりGOP(Group Of Pictures )毎に圧縮処理
し、パケット単位で時間軸多重して圧縮多重データSR
として出力するとともに、VTR1から出力される上記
記録情報に対応したタイムコードTT 及び磁気テープに
記録された記録情報をその素材内容毎の部分記録情報に
予め区分し、それぞれの部分記録情報に対応するキュー
データDQ 及びタイムコードTT に基づき、各部分記録
情報毎の当該部分記録情報を再生した場合の再生時間及
び各部分記録情報の記録情報中における部分記録情報開
始アドレスを検出して素材内容情報データDACを出力す
る信号処理部3と、圧縮多重データSR を一時的に記憶
するハードディスク装置4と、素材内容情報データDAC
を一時的に記録するフレキシブルディスク(FD)装置
5と、情報記録装置S1 全体の制御を行うとともに、ハ
ードディスク装置4から読み出された圧縮多重データS
R 並びにFD装置5から読み出された素材内容データD
ACに基づき、各種付加情報データSADを出力するととも
に、後述する変調部8に出力すべきデータとして多重圧
縮データSRあるいは付加情報データSADのいずれかを
選択するための情報選択信号SSWを出力するコントロー
ラ6と、情報選択信号SSWに基づいて多重圧縮データS
R あるいは付加情報データSADのいずれか一方を選択し
て、情報付加圧縮多重データS RAD として出力する切換
部7と、情報付加圧縮多重データSRAD に対しリードソ
ロモン符号等のエラー訂正コード(ECC)の付加及び
8−15変調等の変調を施して変調信号SMDとして出力
する変調部8と、変調信号SMDに基づいて図示しないマ
スタディスクを作成するマスタリング装置9と、を備え
て構成されている。
【0019】ここで、付加情報データSADについて説明
する。一つの素材(映像信号SV 及び音声信号SA )に
対応する記録情報は、その素材内容毎部分記録情報に予
め区分でき、それぞれの部分記録情報に対応づけて付加
情報データSADを構成する。
【0020】付加情報データSADは、大別すると図2に
示すように、部分記録情報の数である分割単位数データ
(=n)20と、各部分記録情報に対応する分割単位毎
の先頭アドレスを表す先頭アドレスデータから構成され
る先頭アドレスデータ群21と、各部分記録情報に対応
する分割単位毎のサイズを表すサイズデータから構成さ
れるサイズデータ群22と、各部分記録情報に対応する
分割単位毎に当該分割単位の再生レベル、すなわち、子
供向け、成人向け等の再生を許可すべき対象(レベル)
を設定するための再生レベルデータから構成される再生
レベルデータ群23と、各部分記録情報に対応する分割
単位の再生制御を行なうための再生コントロールデータ
24-1〜24-nから構成される再生コントロールデータ
群24と、を備えて構成されている。
【0021】再生コントロールデータ群24を構成する
再生コントロールデータ24-X(X=1〜n)は、図3
に示すように当該再生コントロールデータ24-Xに接続
(連続して再生)することが可能な他の部分記録情報
(=分割単位)の数(接続可能分割単位数m)を表す接
続可能分割単位数データ30と、当該再生コントロール
データ24-Xに対応する部分記録情報の再生制御を行な
うための再生制御情報データ31と、当該再生コントロ
ールデータ24-Xに接続することが可能な他の部分記録
情報の再生レベル及び当該他の部分記録情報を特定する
ための番号を表す接続部分記録情報データ32-1〜32
-nから構成される接続部分記録情報データ群32と、を
備えて構成されている。
【0022】ここで、再生制御情報データ31について
説明する。再生制御情報データ31は、ビットb2 〜ビ
ットb0 の3ビットで構成される3ビット制御情報デー
タ及び静止・リピート時間情報データを備えて構成され
ている。
【0023】まず、3ビット制御情報データについて図
4を参照して説明する。3ビット制御情報データの第1
ビットb2 は、ユーザの選択に基づいて他の部分記録情
報に分岐するのか、あるいは、再生装置の判別により他
の部分記録情報に分岐するのかを制御するための分岐形
態設定フラグであり、例えば、第1ビットb2 =1とす
ることにより再生装置の判別により他の部分記録情報に
分岐するものとする。
【0024】第2ビットb1 と第3ビットb0 は、第1
ビットb2 の値によりその意味が異なるので、第1ビッ
トb2 の値毎に説明する。 a) 第1ビットb2 =0(ユーザの選択により分岐)
の場合 ・第2ビットb1 は、再生中の部分記録情報(再生中の
分割単位)の再生が終了した後に、静止画再生状態とす
るか、リピート再生状態とするかを制御するための再生
形態設定フラグであり、例えば、第2ビットb1 =1で
リピート再生状態とする。
【0025】・第3ビットb0 は、部分記録情報(分割
単位)を再生中に所定のキー入力があった場合に直ちに
応答して分岐先の部分記録情報の再生に分岐するのか、
当該部分記録情報の再生終了後に分岐先の部分記録情報
の再生に分岐するのかを制御するための分岐条件設定フ
ラグであり、例えば、第3ビットb0 =1で直ちに分岐
する。
【0026】b) 第1ビットb2 =1(再生装置の判
別により分岐)の場合 この場合には、第2ビットb1 及び第3ビットb3 の組
合わせにより分岐状態が異なる。
【0027】・第2ビットb1 =0、かつ、第3ビット
0 =0の場合。 本実施例では、予約状態となっており、使用していな
い。 ・第2ビットb1 =0、かつ、第3ビットb0 =1の場
合。
【0028】本実施例では、予約状態となっており、使
用していない。 ・第2ビットb1 =1、かつ、第3ビットb0 =0の場
合。 キー入力を受け付けず、静止画再生動作及びリピート再
生動作には移行せずに、当該部分記録情報の再生終了後
(分割単位の最後)に分岐可能な他の部分記録情報にラ
ンダムに分岐する。
【0029】・第2ビットb1 =1、かつ、第3ビット
0 =1の場合。 キー入力を受け付けず、静止画再生動作及びリピート再
生動作には移行せずに、当該部分記録情報の再生終了後
(分割単位の最後)に分岐可能な他の部分記録情報のう
ち、最大の再生レベル(許可範囲が最も広い)を有する
他の部分記録情報に分岐する。
【0030】静止・リピート時間情報データは、3ビッ
ト制御情報データの第1ビットb2=0の場合に、キー
入力待ち状態で静止画再生動作あるいはリピート再生動
作を行なう時間を設定するためのデータであり、静止・
リピート時間情報データで示される時間内にキー入力が
行なわれなかった場合、あるいは、正規のキー入力が行
なわれなかった場合には、予め設定(デフォルト)の他
の部分記録情報(分割単位)に分岐する。この場合にお
いて、予め設定の他の部分記録情報としては、例えば、
付加情報データSADの最初に記述されている部分記録情
報(分割単位1)であるものとする。
【0031】より具体的な静止・リピート時間情報デー
タTの設定としては、静止・リピート時間情報データT
を8ビットとすると、 ・0≦T≦60の場合 静止画再生時間あるいはリピート再生時間をT[秒]と
する。
【0032】・60<T≦254の場合 静止画再生時間あるいはリピート再生時間をTTとする
と、 TT=(t−60)×10+60[秒] とする。
【0033】・T=255の場合 キー入力があるまで静止画再生あるいはリピート再生を
行なう。すなわち、 TT=∞ とする。
【0034】上述した付加情報データSADは、図5に示
すように、光ディスクの最内周が和の付加情報領域に記
録される。次に情報記録装置100の動作を説明する。
【0035】VTR1が記録すべき音声情報や映像情報
等の記録情報を記録した磁気テープを再生してタイムコ
ードTT 、映像信号SV 及び音声信号SA を出力する
と、信号処理部3はVT1から出力された映像信号SV
及び音声信号SA をA/D変換した後、MPEG方式に
よGOP(Group Of Pictures )毎に圧縮処理し、パケ
ット単位で時間軸多重して圧縮多重データSR としてハ
ードディスク装置4に出力するとともに、VTR1から
出力される上記記録情報に対応したタイムコードTT
び磁気テープに記録された記録情報をその素材内容毎の
部分記録情報に予め区分し、それぞれの部分記録情報に
対応するキューデータDQ 及びタイムコードTT に基づ
き、各部分記録情報毎の当該部分記録情報を再生した場
合の再生時間及び各部分記録情報の記録情報中における
部分記録情報開始アドレスを検出して素材内容情報デー
タDACをフレキシブルディスク装置5に出力する。
【0036】ハードディスク装置4に記憶された圧縮多
重データSR は、コントローラ6の制御下で圧縮多重デ
ータSR を切換部7に出力される。また、フレキシブル
ディスク装置5は、素材内容情報データDACを一時的に
フレキシブルディスクに記録し、コントローラ6の制御
下で素材内容情報データD ACをコントローラ6に出力す
る。
【0037】圧縮多重データSR 及び素材内容情報デー
タDACの出力と並行して、コントローラ6は、圧縮多重
データSR 並びに素材内容情報データDACに基づき、付
加情報データSADを切換部7に出力するとともに、変調
部8に出力すべきデータとして多重圧縮データSR ある
いは付加情報データSADのいずれかを選択するための情
報選択信号SSWを切換部7に出力する。
【0038】これにより切換部7は、情報選択信号SSW
に基づいて多重圧縮データSR あるいは付加情報データ
ADのいずれか一方を選択して、情報付加圧縮多重デー
タS RAD として変調部8に出力する。
【0039】変調部8は、情報付加圧縮多重データS
RAD に対しリードソロモン符号等のエラー訂正コード
(ECC)の付加及び8−15変調等の変調を施して変
調信号SMDとしてマスタリング装置9に出力する。
【0040】マスタリング装置9は、変調信号SMDに基
づいて図示しないマスタディスクを作成する。このよう
にして、マスタリングされたマスタディスクには、付加
情報データS ADが最内周部に記録されており、このマス
タディスクを用いて図示しないレプリケーション装置に
より付加情報データSADが最内周部に記録されたレプリ
カディスクが製造される。 (II) 情報再生装置 次に情報再生装置の構成について図6を参照して説明す
る。
【0041】情報再生装置200は、付加情報データS
ADが記録された光ディスクの記録情報を読み取り、読取
信号SRDとして出力する光ピックアップ40と、読取信
号S RDを一定のスレッショルド(閾値)によって2値化
して2値信号SB として出力する2値化器41と、2値
信号SB に対して復調及びエラー訂正を行い、復調信号
L として出力するとともに、2値信号SB から付加情
報データSADを抽出して後述のコントローラに出力する
復調器42と、復調信号SL に対してMPEG方式に基
づく伸張処理を行い、D/A変換して出力映像信号SVO
及び出力音声信号SAOとして出力する信号処理部43
と、2値信号SB からクロック成分を検出し、検出クロ
ック信号CLKP として出力するクロック成分検出器4
4と、検出クロック信号CLKP と後述の発振器47か
らの基準クロック信号CLKとを位相比較して比較信号
とし、当該比較信号から高域成分を除去し、スピンドル
モータ46の回転数制御信号SSPとして出力するLPF
(Low Pass Filter )を含む位相比較器45と、回転数
制御信号SSPに基づく回転数制御の下、光ディスクを回
転するスピンドルモータ46と、情報再生装置200を
構成する各部材相互間のタイミング同期を取るための基
準クロック信号CLKを出力する発振器47と、情報再
生装置200全体の制御を行うとともに、付加情報デー
タSADに基づいて再生制御を行なうとともに、再生位置
に対応する部分記録情報を再生するためのスピンドル制
御信号SE 、信号出力制御信号SDS、スライダ制御信号
X 及び静止画再生あるいはリピート再生を行なわせる
ための再生制御信号SCCを出力するコントローラ48
と、を備えて構成されている。
【0042】次に再生動作について説明する。コントロ
ーラ48は、図示しないリモートコントロール装置等の
操作機器から再生開始の命令が入力されると、スピンド
ル制御信号SE を出力し、スピンドルモータ46を駆動
して、光ディスクを回転駆動し、再生を開始する。
【0043】つづいて、スライダ制御信号SX を光ピッ
クアップ40に出力し、所定の読取位置に移送するとと
もに、光ディスクの記録情報を読み取らせ、読取信号S
RDとして2値化器41に出力させる。
【0044】2値化器41は、出力読取信号SRDを一定
のスレッショルド(閾値)によって2値化して2値信号
B として復調器42及びクロック成分検出器44に出
力する。
【0045】これにより、復調器42は2値信号SB
対して復調及びエラー訂正を行い、復調信号SL として
信号処理部43に出力するとともに、2値信号SB から
付加情報データSADを抽出してコントローラ48に出力
する。
【0046】これと並行して、クロック成分検出器44
は、2値信号SB からクロック成分を検出し、検出クロ
ック信号CLKP として出力し、位相比較器は検出クロ
ック信号CLKP と後述の発振器47からの基準クロッ
ク信号CLKとを位相比較して比較信号とし、当該比較
信号から高域成分を除去し、スピンドルモータ46の回
転数制御信号SSPとしてスピンドルモータ46に出力す
る。
【0047】コントローラ48は、記録情報の再生を行
なわせるとともに、入力された付加情報データSAD及び
現在再生中の記録情報のアドレスから、現在の再生位置
がどの部分記録情報(分割単位)に対応するものかを判
別する。
【0048】そして、図3に示す現在再生している部分
記録情報に対応する再生コントロールデータ24-Xの再
生制御情報データ31から当該部分記録情報の再生方法
を判別する。
【0049】a) 3ビット制御情報を構成する第1ビ
ットb2 =0、第2ビットb1 =0、第3ビットb0
0の場合。 ユーザのキー入力を待ち、キー入力があれば、再生中の
部分記録情報(分割単位)の最後まで再生を継続し、再
生終了後、入力されたキーに対応する分岐先の部分記録
情報に分岐する。
【0050】この場合において、キー入力待ち中に、当
該部分記録情報の最後まで再生してしまった場合には、
再生制御信号SCCにより静止画再生動作に移行し、さら
にキー入力待ち状態となる。
【0051】その後、静止・リピート時間情報データで
示される時間内にキー入力が行なわれた場合には、入力
されたキーに対応する分岐先に分岐する。また、静止・
リピート時間情報データで示される時間内にキー入力が
行なわれなかった場合、あるいは、正規のキー入力が行
なわれなかった場合には、予め設定(デフォルト)の他
の部分記録情報(分割単位)に分岐する。
【0052】b) 3ビット制御情報を構成する第1ビ
ットb2 =0、第2ビットb1 =0、第3ビットb0
1の場合。 ユーザのキー入力を待ち、キー入力があれば、直ちに入
力されたキーに対応する分岐先の部分記録情報に分岐す
る。この場合において、キー入力待ち中に、当該部分記
録情報の最後まで再生してしまった場合には、再生制御
信号SCCにより静止画再生動作に移行し、さらにキー入
力待ち状態となる。
【0053】その後、静止・リピート時間情報データで
示される時間内にキー入力が行なわれた場合には、入力
されたキーに対応する分岐先に分岐する。また、静止・
リピート時間情報データで示される時間内にキー入力が
行なわれなかった場合、あるいは、正規のキー入力が行
なわれなかった場合には、予め設定(デフォルト)の他
の部分記録情報(分割単位)に分岐する。
【0054】c) 3ビット制御情報を構成する第1ビ
ットb2 =0、第2ビットb1 =1、第3ビットb0
0の場合。 ユーザのキー入力を待ち、キー入力があれば、再生中の
部分記録情報(分割単位)の最後まで再生を継続し、再
生終了後、入力されたキーに対応する分岐先の部分記録
情報に分岐する。
【0055】この場合において、キー入力待ち中に、当
該部分記録情報の最後まで再生してしまった場合には、
再生制御信号SCCにより部分記録情報のリピート再生動
作に移行し、さらにキー入力待ち状態となる。
【0056】その後、静止・リピート時間情報データで
示される時間内にキー入力が行なわれた場合には、入力
されたキーに対応する分岐先に分岐する。また、静止・
リピート時間情報データで示される時間内にキー入力が
行なわれなかった場合、あるいは、正規のキー入力が行
なわれなかった場合には、予め設定(デフォルト)の他
の部分記録情報(分割単位)に分岐する。
【0057】d) 3ビット制御情報を構成する第1ビ
ットb2 =0、第2ビットb1 =1、第3ビットb0
1の場合。 ユーザのキー入力を待ち、キー入力があれば、直ちに入
力されたキーに対応する分岐先の部分記録情報に分岐す
る。
【0058】この場合において、キー入力待ち中に、当
該部分記録情報の最後まで再生してしまった場合には、
再生制御信号SCCにより部分記録情報のリピート再生動
作に移行し、さらにキー入力待ち状態となる。
【0059】その後、静止・リピート時間情報データで
示される時間内にキー入力が行なわれた場合には、入力
されたキーに対応する分岐先に分岐する。また、静止・
リピート時間情報データで示される時間内にキー入力が
行なわれなかった場合、あるいは、正規のキー入力が行
なわれなかった場合には、予め設定(デフォルト)の他
の部分記録情報(分割単位)に分岐する。
【0060】e) 3ビット制御情報を構成する第1ビ
ットb2 =1、第2ビットb1 =0、第3ビットb0
0の場合、あるいは、第1ビットb2 =1、第2ビット
1=0、第3ビットb0 =1の場合。
【0061】再生方法が決められていないため、光ディ
スクをリジェクト(排出)して、当該光ディスクが再生
できない旨を図示しない表示画面に表示するとともに、
コンントローラ48は新しい光ディスクがローディング
(装着)されるまで待機状態となる。
【0062】f) 3ビット制御情報を構成する第1ビ
ットb2 =1、第2ビットb1 =1、第3ビットb0
0の場合。 再生中の部分記録情報(分割単位)の最後まで再生を継
続し、再生終了後、分岐可能な部分記録情報(分割単
位)の中からランダムに分岐先を設定し、分岐する。
【0063】g) 3ビット制御情報を構成する第1ビ
ットb2 =1、第2ビットb1 =1、第3ビットb0
1の場合。 再生中の部分記録情報(分割単位)の最後まで再生を継
続し、再生終了後、分岐可能な部分記録情報(分割単
位)の中から予め指定された再生レベルを超えない最大
レベルの再生レベルを有する部分記録情報(分割単位)
を選択し、分岐する。
【0064】その後、上記a)〜g)と同様の動作を繰
り返し、再生すべき最後の部分記録情報(分割単位)、
すなわち、分割単位数データ20=0の部分記録情報の
再生が終了した時点で、スライダ制御信号SX により光
ピックアップ40を最内周側の待機位置に戻して再生動
作を終了する。
【0065】以上の説明のように、本実施例によれば、
付加情報データSADに基づいてインタラクティブな再生
動作を制御することができ、再生装置側のメモリの記憶
容量が小さい場合でも、容易にメディア製作者の意図に
沿った複雑な再生制御を行なわせることができる。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、再生装置
側に負担をかけることなく、メディア製作者の意図に沿
った複雑、かつ、インタラクティブな再生が行なえる。
【0067】請求項2記載の発明によれば、再生制御手
段は、抽出された前記静止画再生時間情報に基づいて、
静止画再生するので、メディア製作者の意図に沿った複
雑、かつ、インタラクティブな再生が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の情報記録装置の概要構成ブロック図で
ある。
【図2】付加情報データの説明図である。
【図3】再生コントロールデータの説明図である。
【図4】3ビット制御情報の説明図である。
【図5】光ディスクの情報記録状態の説明図である。
【図6】実施例の情報再生装置の概要構成ブロック図で
ある。
【符号の説明】
100…情報記録装置 1…VTR 3…信号処理部3 4…ハードディスク装置4 5…フレキシブルディスク(FD)装置 6…コントローラ 7…切換部 8…変調部 9…マスタリング装置 20…分割単位数データ 21…先頭アドレスデータ群 22…サイズデータ群 23…再生レベルデータ群 24-1〜24-n…再生コントロールデータ 24…再生コントロールデータ群 30…接続可能分割単位数データ 31…再生制御情報データ 32-1〜32-n…接続部分記録情報データ 32…接続部分記録情報データ群 200…情報再生装置 40…光ピックアップ 41…2値化器 42…復調器 43…信号処理部 44…クロック成分検出器 45…位相比較器 46…スピンドルモータ 47…発振器 48…コントローラ CLKP …検出クロック信号 CLK…基準クロック信号 DQ …キューデータ DAC…素材内容情報データ SSW…情報選択信号 SRAD …情報付加圧縮多重データ SRD…読取信号 SB …2値信号 SL …復調信号 SVO…出力映像信号 SAO…出力音声信号 SSP…回転数制御信号 SE …スピンドル制御信号 SDS…信号出力制御信号 SX …スライダ制御信号 SCC…再生制御信号 SR …圧縮多重データ SV …映像信号 SA …音声信号 SMD…変調信号 SAD…付加情報データ TT …タイムコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 AB05 AB07 BC01 BC03 CC04 DE11 DE17 DE27 DE39 DE49 FG09 FG18 FG23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報を複数の部分記録情報に分割
    し、予め設定した所定の順序で前記部分記録情報を再生
    するための再生制御情報を記録した記録媒体において、 前記再生制御情報は、静止画再生を行う時間を設定する
    ための静止画再生時間情報を含むことを特徴とする記録
    媒体。
  2. 【請求項2】 記録情報を複数の部分記録情報に分割
    し、予め設定した所定の順序で前記部分記録情報を再生
    するための再生制御情報を記録した記録媒体において、
    前記再生制御情報として、静止画再生を行う時間を設定
    するための静止画再生時間情報が記録された記記録媒体
    を再生する情報再生装置であって、 前記記録媒体から静止画再生時間情報を抽出する抽出手
    段と、 前記静止画再生時間情報に基づいて静止画再生を行う再
    生制御手段と、 を備えたことを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の再生装置において、 前記再生制御手段は、部分記録情報を再生した後に静止
    画再生を行うことを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の再生装置において、 前記再生制御手段は、部分記録情報を再生した後に静止
    画再生を行っている間に外部からのキー入力があった場
    合は、当該キー入力に対応した部分記録情報の再生を行
    うことを特徴とする再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の再生装置において、 前記再生制御手段は、部分記録情報を再生した後に静止
    画再生を行っている間に外部からのキー入力がなかった
    場合は、あらかじめ設定されている部分記録情報の再生
    を開始することを特徴とする再生装置。
JP2002050812A 2002-02-27 2002-02-27 再生装置 Expired - Fee Related JP3788944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002050812A JP3788944B2 (ja) 2002-02-27 2002-02-27 再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002050812A JP3788944B2 (ja) 2002-02-27 2002-02-27 再生装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17379595A Division JP3897833B2 (ja) 1995-07-10 1995-07-10 情報記録装置及び情報再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002251840A true JP2002251840A (ja) 2002-09-06
JP3788944B2 JP3788944B2 (ja) 2006-06-21

Family

ID=19192868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002050812A Expired - Fee Related JP3788944B2 (ja) 2002-02-27 2002-02-27 再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3788944B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010205400A (ja) * 2004-02-09 2010-09-16 Samsung Electronics Co Ltd 再生方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010205400A (ja) * 2004-02-09 2010-09-16 Samsung Electronics Co Ltd 再生方法
JP2010205399A (ja) * 2004-02-09 2010-09-16 Samsung Electronics Co Ltd 再生方法
US8762842B2 (en) 2004-02-09 2014-06-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Information storage medium containing interactive graphics stream for change of AV data reproducing state, and reproducing method and apparatus thereof
US8856652B2 (en) 2004-02-09 2014-10-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Information storage medium containing interactive graphics stream for change of AV data reproducing state, and reproducing method and apparatus thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP3788944B2 (ja) 2006-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1650755B1 (en) Information record medium, apparatus for recording the same and apparatus for reproducing the same
US20040095812A1 (en) Information record medium and apparatus for recording the same
JP3897833B2 (ja) 情報記録装置及び情報再生装置
KR19980065239A (ko) 광디스크의 재생시간 산출장치 및 방법
MXPA02004690A (es) Procesamiento de menu de tres etapas para grabadora de disco digital.
JP4599012B2 (ja) Dvd記録におけるデータ割り振り
KR100195106B1 (ko) 광 디스크 재생 제어 장치 및 그 방법
KR100254612B1 (ko) 광디스크 재생장치의 가변전송레이트 버퍼 관리장치 및 그 제어방법
MXPA02004686A (es) Caracteristica de copiado para una edicion de grabacion dvd.
JP3788944B2 (ja) 再生装置
US6510127B1 (en) Method and apparatus for sequentially reproducing optical recording media
JP3949151B2 (ja) 情報記録装置、記録方法、情報再生装置及び再生方法
JP3499857B2 (ja) 情報記録装置及び情報記録方法
JP3651662B2 (ja) 記録媒体再生装置
JPH11134814A (ja) 音声記録媒体および音声再生装置
JPH07226062A (ja) マルチメディアデータ再生装置
JP3110353B2 (ja) 情報再生方法
JPH08287603A (ja) 情報記録装置及び情報再生装置
KR19990005954A (ko) 비디오 컴팩트 디스크 플레이어의 배경화면 재생장치 및 그 제어방법
JP3437514B2 (ja) 光ディスク再生装置
KR101040553B1 (ko) 디스크 레코더에서의 데이터 분할 기록장치 및 방법
JP2001283525A (ja) 画像記録再生方法および画像記録再生装置
KR100189920B1 (ko) 광 디스크 재생 정보 표시 방법
KR19990084716A (ko) 광 디스크 재생방법
JP2002251868A (ja) 記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20020227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050322

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050322

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060113

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140407

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees