JPH05167717A - 電話網の回線断検出方式 - Google Patents

電話網の回線断検出方式

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JPH05167717A
JPH05167717A JP32718191A JP32718191A JPH05167717A JP H05167717 A JPH05167717 A JP H05167717A JP 32718191 A JP32718191 A JP 32718191A JP 32718191 A JP32718191 A JP 32718191A JP H05167717 A JPH05167717 A JP H05167717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
signal
busy tone
station
carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP32718191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Katsumata
秀樹 勝又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP32718191A priority Critical patent/JPH05167717A/ja
Publication of JPH05167717A publication Critical patent/JPH05167717A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のモデム間に設けられた交換機を有する
電話網において、交換機から発せられる話中音信号によ
る誤認識を防止し、相手が回線を切ったことを確実に検
出できるようにする。 【構成】 受信搬送波信号の無しを認識する第1認識手
段(ステップS1)と、交換機から発せられる話中音信
号の有無を認識する第2認識手段(ステップS3)とを
備え、前記第1認識手段が受信搬送波信号無しを認識し
たときか、又は第1認識手段が受信搬送波信号無しを認
識せず且つ第2認識手段が話中音信号有りを認識したと
きに自局の回線を切断する(ステップS2)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気通信用の電話網に使
用されるモデム装置に係り、特に電話網の回線断検出方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】電話網におけるモデム装置は、相手が電
話を切った場合それを認識して自局も切ることが必要で
ある。これは自局が不必要に回線を接続していると、他
からの呼び出しに応答できないことによる(相手が電話
をかけたとき回線を捕捉していると話中となるため)。
【0003】全二重通信可能なモデム装置は自局と相手
局と搬送周波数を変えて通信をしている。相手との接続
が完了すれば、お互いに異なる搬送波が相手に伝わる。
また回線(電話)を切ることで搬送波がなくなる。この
受信搬送波がなくなったことで、相手が回線を切ったこ
とを認識する。
【0004】しかしながら電話網の場合、モデムとモデ
ムの間に交換機が入ることとなり、この交換機の保守時
など、瞬時的に回線が切れた状態(受信搬送波がなくな
った状態)と同様のことが発生する。瞬時的な回線断に
より、相手が回線を切ったと認識しないように、ある時
間以上継続して受信搬送波がなくなったことで相手の回
線切断を認識している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般的に電話網で使用
されるモデム装置において、受信搬送波がなくなった
(キャリア断)ことを認識する時間は、設定により10
0ms〜1s程度に変更できるのが常識である。これは
使用者が回線の状態に応じて設定する。モデムは、図2
のステップS1のように前記設定時間以上継続してキャ
リア断を検出したら、相手が回線を切ったと認識し、ス
テップS2のように自動的に自局も回線を切る。また、
搬送波の有無は図3のように受信搬送周波数帯域を取り
出すバンドパスフィルタ1の出力(信号b)に搬送波が
有るか無いかを検出器2で検出している。尚図3はモデ
ム装置の概略を示しており、1はバンドパスフィルタ、
2は検出器、3はCPUである。
【0006】ところが相手が回線を切ると相手からの搬
送波はなくなるが、交換機は相手が回線を切ったことを
認識して話中音を出力する。この話中音は、図4に示す
ように400HZの信号を0.5秒毎に送信している。
この話中音が相手からの搬送波と同様に図3のaから入
力されることになる。ここで話中音の周波数400HZ
のn倍を搬送周波数としているときなどは、400HZ
の高調波成分がバンドパスフィルタ1で除去できず、検
出器2に入力されることもある。従ってキャリア断検出
時間を0.5秒以上の設定にしてあるときは、話中音の
高調波成分を相手の搬送波であると判断し回線を切断し
ないことがあった(設定時間以上継続してバンドパスフ
ィルタ1の出力bがオフとならないため)。この問題を
解決するためバンドパスフィルタ1の特性を良くすると
装置が非常に高価になってしまう。
【0007】また従来方式はバンドパスフィルタ1の出
力を検出器2でディジタル化してCPU3に取り込み、
この信号cをキャリア断の認識として用い、CPU3の
出力信号である回線捕捉信号で回線への接続、切断を制
御している。ところが現状の認識方法では、検出器2の
出力信号cは図5のようになり、前述したようにキャリ
ア断を認識できず、回線を捕捉したままの状態となるこ
ともあった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、交換機から発せられる話中音信号による誤
った認識を避け、相手が回線を切ったことを確実に検出
することができる電話網の回線断検出方式を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のモデム
装置間に設けられ、接続局間の呼び出しを行う交換機を
有する電話網の回線断検出方式において、受信搬送波信
号の無しを認識する第1認識手段と、交換機から発せら
れる話中音信号の有無を認識する第2認識手段とを備
え、前記第1認識手段が受信搬送波信号無しを認識した
ときか、又は第1認識手段が受信搬送波信号無しを認識
せず且つ第2認識手段が話中音信号有りを認識したとき
に自局の回線を切断することを特徴としている。
【0010】
【作用】相手が回線を切ると受信搬送波信号が無くなる
ので、第1認識手段はこれを認識して自局の回線を切断
する。また相手が回線を切った後交換機からは話中音信
号が自局に入力される。この交換機から発せられる話中
音信号の周波数は400HZであるが、この400HZ
n倍の周波数を搬送波信号としている場合、話中音信号
の高調波成分により搬送波信号が入力されたと同等の状
態となる。このため第1認識手段は搬送波信号無しを認
識することができないが、第2認識手段が前記話中音信
号有りを認識するので、自局の回線を切断することがで
きる。これによって相手が回線を切断したことを確実に
検出することができ、これに合わせて自局を切断するこ
とができる。したがって通話していないにも拘わらず他
の相手からの呼び出しを受けられないような事態は避け
られる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の一実施例を
説明する。図1は本発明の一実施例のフローチャートで
ある。まずステップS1の第1認識手段において、従来
と同様に受信搬送波信号が無くなったか否かを判定す
る。その結果受信搬送波が無い場合はステップS2にお
いてCPUから出力される回線捕捉信号をオフし、自局
の回線を切断する。また受信搬送波が有る場合はステッ
プS3の第2認識手段において交換機の話中音有りか否
かを判定する。その結果話中音が有ればステップS2
おいて自局の回線を切断し、無ければ切断しない。この
場合交換機からの話中音は図4のように0.5秒オン、
0.5秒オフとなることに着目し、0.5秒のオフ(信
号なし状態)が例えば3秒間に2回以上検出されたら回
線を切断するようにする。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば受信搬送波
信号の無しを認識する第1認識手段と、交換機から発せ
られる話中音信号の有無を認識する第2認識手段とを備
え、前記第1認識手段が受信搬送波信号無しを認識した
ときか、又は第1認識手段が受信搬送波信号無しを認識
せず且つ第2認識手段が話中音信号有りを認識したとき
に自局の回線を切断するようにしたので、次のような優
れた効果が得られる。
【0013】(1)相手が切断したときに確実に自局の
回線を切断し、無駄な捕捉時間をなくすことができる。
【0014】(2)従来は無駄な捕捉があると相手の呼
び出しを受けられなかったが、本発明によれば回線の有
効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャート。
【図2】従来の回線断検出方式の一例を示すフローチャ
ート。
【図3】電話網に使用されるモデム装置の概略を示すブ
ロック図。
【図4】交換機から発せられる話中音信号を示す信号波
形図。
【図5】検出器の出力信号の一例を示す信号波形図。
【符号の説明】
1…バンドパスフィルタ、2…検出器、3…CPU。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモデム装置間に設けられ、接続局
    間の呼び出しを行う交換機を有する電話網の回線断検出
    方式において、受信搬送波信号の無しを認識する第1認
    識手段と、交換機から発せられる話中音信号の有無を認
    識する第2認識手段とを備え、前記第1認識手段が受信
    搬送波信号無しを認識したときか、又は第1認識手段が
    受信搬送波信号無しを認識せず且つ第2認識手段が話中
    音信号有りを認識したときに自局の回線を切断すること
    を特徴とする電話網の回線断検出方式。
JP32718191A 1991-12-11 1991-12-11 電話網の回線断検出方式 Pending JPH05167717A (ja)

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JPH05167717A true JPH05167717A (ja) 1993-07-02

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