JPH0516734U - 丸材搬送機構 - Google Patents

丸材搬送機構

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JPH0516734U
JPH0516734U JP7302491U JP7302491U JPH0516734U JP H0516734 U JPH0516734 U JP H0516734U JP 7302491 U JP7302491 U JP 7302491U JP 7302491 U JP7302491 U JP 7302491U JP H0516734 U JPH0516734 U JP H0516734U
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眞悟 富永
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株式会社スガテツク
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機構が簡単で、故障が生じ難く、メンテナン
スも容易である丸材搬送機構を提供する。 【構成】 複数のガイド部材19〜23を進行方向に並
べ、該ガイド部材上を転がして断面が円形の丸材25〜
28を搬送する丸材搬送機構18であって、前記ガイド
部材19〜23は種々の丸材の長さに対応して3本以上
並べられ、該丸材の両端部が常時ガイド部材19〜23
に載置され、しかも前記丸材の中央部に位置する各ガイ
ド部材と前記丸材との間には隙間が形成されるべく各ガ
イド部材19〜23の高さが調整されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は丸材搬送機構に関し、特に種々の長さに切断された丸材(金属、プラ スチック等からなるロッド、パイプを含む)を円滑に搬送する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、丸材搬送機構として例えばチェーンベルトコンベアによるものが提案さ れている。 以下に従来のチェーンベルトコンベアによる丸材搬送機構について説明する。 図5は従来のチェーンベルトコンベアを用いた丸材搬送機構を有するシステムの 平面を示すものである。 従来の丸材搬送機構であるチェーンベルトコンベア10は丸材11を載置する 係止部12と、該係止部12を有するチェーンベルト13と、該チェーンベルト 13に嵌合するスプロケット14と、該スプロケット14を駆動する図示しない 駆動手段とを含む。 以上のように構成されたチェーンベルトコンベア10を用いて丸材11を搬送 する過程について説明する。 まず、切断装置16によって丸材素材15が所定長に切断されて丸材11が形 成される。次に、該丸材11は前記切断装置16内に設けられた図示しない投入 装置により、前記チェーンベルトコンベア10の係止部12に載置され、駆動手 段により回転力が与えられたスプロケット14を介してチェーンベルト13が移 動し、所定の位置に配置された丸材受け17内に落下する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の丸材搬送機構であるチェーンベルトコンベア10で は、切断された丸材11を的確にチェーンベルト13に設けた係止部12に載置 させるために、該丸材の投入と載置の時期を同期させなければならず動力装置等 も必要とし機構が複雑となり、そのため故障が生じ易く、またメンテナンスにも 手間が掛かると言う問題点を有していた。 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、機構が簡単で、故障が生じ 難く、メンテナンスも容易である丸材搬送機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項第1項記載の丸材搬送機構は、複数のガイド部材を進行 方向に並べ、該ガイド部材上を転がして断面が円形の丸材を搬送する丸材搬送機 構であって、前記ガイド部材は種々の丸材の長さに対応して3本以上並べられ、 該丸材の両端部が常時ガイド部材に載置され、しかも前記丸材の中央部に位置す る各ガイド部材と前記丸材との間には隙間が形成されるべく各ガイド部材の高さ を調整して構成されている。 そして、請求項第2項記載の丸材搬送機構は、請求項第1項記載の丸材搬送機 構において、丸材の両端部が当接するガイド部材は下部がやや広がって配置して 構成されている。 ここで、断面が円形の丸材は棒状でも筒状でもよい。その材質は金属素材、木 材、合成樹脂素材等のいずれを用いたものでもよい。 ガイド部材は丸材を載置する勢いを考慮して丸材の進行方向に対して下方に傾 斜を設けたもののみならず、地面に対して水平に設けたものでもよい。 また、ガイド部材は円形の断面を有する筒状、棒状であることが好ましいが、 三角や四角等の多角形やL字状等の種々の断面形状を有する柱体や筒体等でもよ い。
【0005】
【作用】
請求項第1項記載の丸材搬送機構においては、3本以上並べられたガイド部材 の内、搬送する丸材の所定長に対応した2本のガイド部材を選択して該丸材の両 端部を載置する。次に、該丸材はその載置された勢いまたはガイド部材の傾斜に よってガイド部材上を転がり搬送される。 そして、該転がる丸材はその中央部に位置する各ガイド部材とは隙間が形成さ れているので当接せず、両端部のみがガイド部材に当接しながら転がっていく。 従って、軸心が偏心している丸材であっても前記丸材の中央部に位置するガイド 部材に当接して進行方向を変えるということがない。 請求項第2項記載の丸材搬送機構においては、前記丸材の両端部に当接するガ イド部材が進行方向の終端に向かってやや広がって配置されているので、特に所 定長が長く重量を有する丸材については、その転がる過程において徐々にたわみ が大きくなり重心が丸材の中央部に集中し、丸材自体が当接するガイド部材相互 の内側に引っ張られて、転がる途中でガイド部材から外れることなく、ガイド部 材の終端まで転がる。
【0006】
【実施例】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施例につき説明し 、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の第1の実施例である丸材搬送機構を示し、図2はガイ ド部材の配設状態を正面から示したものである。 図1及び図2に示すように、丸材搬送機構18は、下方に傾斜を持たせて所定 高を有して設けた12mm径の丸鋼材よりなるガイド部材19と、該ガイド部材1 9よりも低くそれぞれが同高である9mm径の丸鋼材からなり、末広がりに配設し た複数のガイド部材20〜23と、該ガイド部材19〜23の下部に溶接固定さ れた鋼材によって形成された支持部材24を備える。 以上のように構成された丸材搬送機構18について、図1及び図2を用いてそ の搬送過程について説明する。
【0007】 まず、丸材の一例である所定長に切断された9mm径の丸鋼材からなる線材25 をガイド部材19及びガイド部材23上に載置すると線材25の両端部と該ガイ ド部材19、23に当接し、ガイド部材20〜22に当接することなく、ガイド 部材19、23に設けた傾斜及び線材25の自重によってガイド部材19、23 の終端まで線材25が自ら転がり搬送される。 また、より短い線材26の搬送については、ガイド部材19及びガイド部材2 2に当接し、ガイド部材20、21に当接することなく、前記線材25の場合と 同様に搬送させることができる。 さらに、より短い線材27ではガイド部材19及びガイド部材21に当接し、 ガイド部材20に当接することなく、前記線材25の場合と同様に搬送させるこ とができる。
【0008】 最後に、最も短い線材28は、ガイド部材19及びガイド部材20に当接させ て搬送させる。 以上のように本実施例によれば、5本のガイド部材19〜23のうち当節させ るガイド部材2本を選択組み合わて用いることで種々の所定長の線材25〜28 を搬送することができる。 線材25〜28は必ずガイド部材19及びガイド部材20〜23のいずれか1 と当接して転がるので、軸心が偏心した線材であっても両端部以外の部分が線材 の中央下部に設けられているガイド部材に接触することはない。そのために、線 材25〜28は、旋回あるいは蛇行して転がりの途中で、ガイド部材19及びガ イド部材20〜23の内いずれか1から落下することはない。 また、ガイド部材19〜23はそれぞれ末広がりに配設してあるので、線材2 5〜28はその中央部に重心が位置し、それぞれの当接するガイド部材19〜2 3の内側に引っ張られ、転がり途中で落下することはない。 なお、本実施例では線材25〜28には9mm径の丸鋼材を用いたが、他種の5 mm〜45mm径等の丸鋼材を用いてもよく、それに対応して必要であれば支持部材 24を強化すればよい。 支持部材24は、前記ガイド部材を所定の場所に配置固定することができるも のであればよく、L字型鋼やH字型鋼等を用いて前記支持部材24下部に接合し たもの、台座を形成してその上に配設したもの、更に、上部より吊り下げ固定し たもの等でもよい。
【0009】 次に、本考案の第2の実施例について図面を参照しながら説明する。 図3は、第2の実施例に用いるガイド部材の配設状態を正面から示したもので ある。線材25〜28及びガイド部材19〜23は図1の構成と同様なものであ るので説明を省略する。図1の構成と異なるのは、ガイド部材19〜23の正面 からの配置を示し、支持部材24を図示せず、ガイド部材23をガイド部材19 と同様の高さに配設して丸材搬送機構29とした点である。 従って、線材26〜28のガイド部材19〜22への載置は実施例1と同様で あるが、線材25は、ガイド部材23がガイド部材19と同様の高さに配設され ているので略水平状態で転がり、線材25〜28の転がり状況については第1の 実施例と同様である。
【0010】 さらに、本考案の第3の実施例について図面を参照しながら説明する。 図4は、第3の実施例に用いるガイド部材の配設状態を正面から示したもので ある。第2の実施例の場合と同様に線材25〜28及びガイド部材19〜23は 図1の構成と同様なものであるので説明を省略する。図1の構成と異なるのは、 支持部材を図示せず、ガイド部材19〜23を正面からみて円弧状に配設して丸 材搬送機構30とした点である。 従って、線材25は第2の実施例と同様水平に載置され、線材26、線材27 、線材28は多少載置される角度が多少異なるが各々の線材は第2の実施例と同 様のガイド部材19〜22上に載置される。線材25〜28の転がり状況につい ては第1の実施例と同様である。 なお、前記第1〜3の実施例は順次切断される丸鋼材の搬送を考慮したことか ら線材25〜28の一端部のガイド部材19に載置された位置はいずれの実施例 においても略同一であるが、線材25〜28をガイド部材19〜23へ投入して 載置する位置を変更すれば、第1の実施例においては、線材28をガイド部材2 2及び23上に、あるいはガイド部材21及びガイド部材22上に載置して転が し搬送することもできる。
【0011】 同様に、第2の実施例では、線材28をガイド部材20及びガイド部材21、 ガイド部材21及びガイド部材22上に、あるいはガイド部材22及び23上に 、線材27をガイド部材21及びガイド部材23上に、線材26をガイド部材2 0及び23上に載置して転がし搬送することができる。 第3の実施例では、線材28をガイド部材20及びガイド部材21上に、ガイ ド部材21及びガイド部材22上に、ガイド部材22及びガイド部材23上に、 線材27をガイド部材21及びガイド部材23上に、線材26をガイド部材20 及びガイド部材23上に載置して転がし搬送することができる。
【0012】
【考案の効果】
請求項1記載の丸材搬送機構においては、搬送する丸材の所定長に対応した2 本のガイド部材を選択して該丸材の両端部を載置するので、種々の所定長の丸材 を搬送することができる。 また、丸材は両端部のみがガイド部材に当接しながら転がっていくので、軸心 が偏心していても蛇行等を生じて進行方向を変えるということがなく、進行方向 に沿って搬送させることができる。 請求項第2項記載の丸材搬送機構においては、前記丸材の両側に当接するガイ ド部材が進行方向の終端に向かってやや広がって配置されているので、その転が る過程において丸材の中央部に集中する重心によって、当接する相対するガイド 部材の内側に引っ張られるので転がり途中で落下することはなく、所定の進行す べき方向に沿って搬送させることができる。 さらに、本考案は構造が単純であり、駆動手段を必要としないのでコストの軽 減を図ることができ、メンテナンスに要する労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例である丸材搬送機構を示
す斜視図である。
【図2】本考案の第1の実施例のガイド部材の配設状態
を示す正面図である。
【図3】本考案の第2の実施例に用いるガイド部材の配
設状態を示した正面図である。
【図4】本考案の第3の実施例に用いるガイド部材の配
設状態を示した正面図である。
【図5】従来のチェーンベルトコンベアを用いた丸材搬
送機構を有するシステムの平面図である。
【符号の説明】
10 チェーンベルトコンベア 11 丸材 12 係止部 13 チェーンベルト 14 スプロケット 15 丸素材 16 切断装置 17 丸材受け 18 丸材搬送機構 19 ガイド部材 20 ガイド部材 21 ガイド部材 22 ガイド部材 23 ガイド部材 24 支持部材 25 線材 26 線材 27 線材 28 線材 29 丸材搬送機構 30 丸材搬送機構

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のガイド部材を進行方向に並べ、該
    ガイド部材上を転がして断面が円形の丸材を搬送する丸
    材搬送機構であって、 前記ガイド部材は種々の丸材の長さに対応して3本以上
    並べられ、該丸材の両端部が常時ガイド部材に載置さ
    れ、しかも前記丸材の中央部に位置する各ガイド部材と
    前記丸材との間には隙間が形成されるべく各ガイド部材
    の高さが調整されている丸材搬送機構。
  2. 【請求項2】 丸材の両端部が当接するガイド部材は下
    部がやや広がって配置されている請求項第1項記載の丸
    材搬送機構。
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