JP2000095317A - パイプコンベヤ - Google Patents

パイプコンベヤ

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JP2000095317A
JP2000095317A JP10287329A JP28732998A JP2000095317A JP 2000095317 A JP2000095317 A JP 2000095317A JP 10287329 A JP10287329 A JP 10287329A JP 28732998 A JP28732998 A JP 28732998A JP 2000095317 A JP2000095317 A JP 2000095317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
pipe
roller
shape
pipe conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP10287329A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Hashimoto
國雄 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pipe Conveyor Research Institute Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pipe Conveyor Research Institute Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pipe Conveyor Research Institute Co Ltd filed Critical Nippon Pipe Conveyor Research Institute Co Ltd
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプコンベヤのパイプ状に丸められたベル
トが、走行運転中にローリングすることなく、正常位に
運行するよう、運転中にそのフレームの外側から容易に
矯正ローラを調節及び着脱できるようにする。 【解決手段】 1対のプーリ間に無端ベルト20がかけ
回され、該ベルト20を円形に囲むよう配置された複数
の保形ローラ22により、往路側のベルト20をパイプ
状に丸めて、内部に被搬送物を収容して走行させるよう
にしたパイプコンベヤにおいて、保形ローラ22を一側
面に取り付けた支持枠30のうちのベルトの矯正を必要
とする箇所に配設されたものの他側面に、矯正ローラ2
6を着脱自在に装着し、ベルト20の走行中において
も、ローリングを矯正するよう調整できるようにし、ベ
ルトを正しい状態で運行できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパイプコンベヤに関
し、バルク材料などの粉粒体やばら荷などの被搬送物を
パイプ状に丸めた無端ベルトにより包み込んで搬送する
パイプコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】所定距離離間した入口端部と出口端部と
に配置された1対のプーリの間に無端ベルトをかけ回
し、このベルトを円形に囲むように配置された複数の保
形ローラにより、少なくとも往路においてパイプ状に丸
めた状態で被搬送物を内部に収容して走行させるように
したパイプコンベヤは公知であり、穀物、鉱石、工業処
理材料等のバルク材料を長距離にわたって搬送するの
に、パイプコンベヤが一般に使用されている。
【0003】かかるパイプコンベヤは、入口端部にてホ
ッパーから被搬送材料が投入された後に、図1に示され
るような、ベルトを囲む複数の保形ローラによりパイプ
状に丸められ、出口端部(図2)側に走行させられ、再
び平面状にされ、材料を放出するようになっている。か
かる保形ローラはパイプコンベヤの長さおよび被搬送物
の搬送量に応じ、往路(または復路)の所定位置に複数個
設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなパイプコンベヤは、ベルトを支持する構造体の寸法
誤差や直進性の狂い、被搬送物の内蔵状態やベルトの摩
耗、ローラの精度または摩耗等などにより、パイプ状ベ
ルトに長手方向の軸線を中心とするねじれまたはローリ
ングが生じることがある。特に、パイプコンベヤがその
途中で湾曲している場合にはかかる問題は顕著となる。
【0005】このため、特公平5−15606号公報に
記載されているように、円状に配置された、複数の保形
ローラからなる複数のローラユニット間の中間位置に、
ねじれを矯正する矯正ローラとして働く縦または横ロー
ラを設け、これにより上記ねじれを防止するようにした
パイプコンベヤが提案されている。
【0006】しかしながら、このようなパイプコンベヤ
では、発生するねじれの位置や量を正確に前もって知る
ことが難しいので、矯正ローラを必要以上に設置してお
き、実際にねじれが生じた部分に近い矯正ローラを調整
して、ねじれを矯正するようにしている。そのため、構
造が必要以上に複雑となり、パイプコンベヤの製造コス
トが増加するという問題がある。
【0007】よって本発明は、従来の技術が有する上記
のような問題に鑑み、実際にねじれが発生する位置だけ
に必要最少限度の矯正ローラを適切に取り付けることが
でき、構造が簡単で安価に製造でき、かつ保守、点検を
容易に行えるようにしたパイプコンベヤを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題は次のように解決できる。 (1) 1対のプーリの間に無端ベルトをかけ回し、該ベ
ルトを円形に囲むよう配置された複数の保形ローラによ
り前記ベルトを少なくとも往路においてパイプ状に丸め
た状態で、被搬送物を内部に収容して上記ベルトを走行
させるようにしたパイプコンベヤにおいて、前記保形ロ
ーラを一側面に装着した支持枠のうちのベルトの矯正を
必要とする箇所に配設されたものの他側面に、パイプ状
に丸められたベルトの外周面に接触し、かつ軸線の方向
をベルトの走行方向と直交する方向に対して傾斜させる
ことにより、ベルトのねじれを矯正する矯正ローラを、
姿勢変更可能として、かつ着脱自在として装着する。
【0009】(2) 上記(1)項において、環状の溝を有
する摩擦係数の大きい材料により矯正ローラの外周面を
形成する。
【0010】(3) 上記(1)または(2)項において、少
なくとも1個の矯正ローラを、平面視において曲送する
パイプ状ベルトにおける曲率中心寄りの側面に圧接させ
たほぼ垂直方向を向く縦ローラとする。
【0011】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、少なくとも1個の矯正ローラを、ほぼ水平方向を向
き、かつパイプ状に丸められたベルトの下面に圧接する
横ローラとする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係わるパイプコンベヤ1
0は、図1に示されるように、材料入口端部12に設け
られたテールプーリ18と出口端部14に設けられたヘ
ッドプーリ16との間にかけ回された無端ベルト20
(その復路である下側走行部を符号21をもって示す)を
備えている。この無端ベルト20はテールプーリ18ま
たはヘッドプーリ16のいずれかにより駆動され、矢印
Aの示す方向に回走させられるようになっており、ベル
ト20の長手方向の所定位置に設けられた保形ローラ2
2によってパイプ状に丸められながら内部にバルク材料
を載せ、材料を搬送するようになっている。
【0013】既に述べたように、かかるパイプコンベヤ
は、ベルト20を支持する構造体の寸法誤差や直進性の
狂い、保形ローラ22およびベルト20の摩耗、ローラ
の不整合および部品の公差等により、ベルトが軸線回り
のねじれを生じることがある。このようなねじれをなく
すために、円状に配置された複数の保形ローラ22が一
方の側面に設けられた支持枠の他方の側面に、ベルト2
0の外周面に接触して、ベルト20のねじれを矯正する
ように働く図1〜図5に示すような横ローラ26、及び
図6〜図8に示すような縦ローラ28が、ベルト20の
走行方向に対する姿勢を調節できるようにして、着脱自
在に装着されている。
【0014】図6に示すように、縦ローラ28は、平面
視において曲送するパイプ状のベルト20のカーブ走行
部における曲率中心寄りの側面に圧接するように、少な
くとも1個、好ましくは複数個設け、横ローラ26は、
図1〜図3に示すように、ベルト直線部または立面カー
ブ部の下方に1個または複数個設ける。この縦ローラ2
8および横ローラ26は外周面に環状の溝が形成された
ゴム製ローラとするのがよく、保形ローラ22よりも大
きい摩擦係数を有するものとするのがよい。
【0015】これら縦ローラ28および横ローラ26
は、それぞれ図7、図8及び図4、図5に示すように、
これらローラを回転自在に軸支するブラケット32を、
そのブラケットに設けられた上下1対の長孔34とこれ
を貫通するボルト(図示せず)によりベルト20に対
し、運転中に外側から姿勢を角度a、bの範囲内で変え
ることができるように、支持枠30に取り付けられてい
る。
【0016】本発明によれば、取り付け手段は姿勢を変
更できるものであればよく、長孔34とボルトに限定さ
れるものではない。このように矯正ローラとして働く縦
ローラ28および横ローラ26は、生じるベルト20の
ねじれの大きさに応じて姿勢を角度a、bの範囲内で適
度に変えることにより、ねじれに対応することが可能と
なっている。また、保形ローラ22が固定されている支
持枠30と反対側に設けられているため、ねじれ防止の
ためのこれら矯正ローラのために支持枠30を増設する
必要がなく、パイプコンベヤの設置コストを増したり、
その構造を更に複雑にすることもない。
【0017】なお、同一の支持枠30における保形ロー
ラ22と反対側の側面に、縦ローラ28と横ローラ26
とをともに設けることもある。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、一方の側
面に複数の保形ローラが設けられた支持枠の他方の側面
に、パイプ状としたベルトのねじれを矯正する矯正ロー
ラを着脱自在に設けたので、実際にねじれが生じた個所
に、必要最少限度の矯正ローラを、ベルトの走行中にお
いても、ねじれの程度を見ながら後から装着することが
でき、従来のように全長にわたり矯正ローラ専用の支持
手段を設ける必要がなく、構造を簡素化でき、安価に製
造できるとともに、保守点検を容易に行うことができ
る。
【0019】請求項2記載の発明によると、矯正ローラ
によるベルトのねじれ矯正効果を高めることができる。
【0020】請求項3記載の発明によると、ベルトが側
方に湾曲する部分の内側に縦ローラを配設することによ
り湾曲部のねじれを効果的に矯正することができる。
【0021】請求項4記載の発明によると、ベルトの自
重を利用してベルトのねじれを効果的に矯正することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における輸送材料入口端部の
概略側面図である。
【図2】同じく、出口端部の概略側面図である。
【図3】同じく、出口端部の概略平面図である。
【図4】同じく、横ローラの支持部を示す縦断正面図で
ある。
【図5】同じく、図4の側面図である。
【図6】同じく、平面カーブ部の概略平面図である。
【図7】同じく、縦ローラの支持部を示す縦断正面図で
ある。
【図8】同じく、図7の側面図である。
【符号の説明】
10 パイプコンベヤ 12 入口端部 14 出口端部 16 ヘッドプーリ 18 テールプーリ 20 無端ベルト(往路側) 21 無端ベルト(復路側) 22 保形ローラ 24 キャリヤローラ 26 横ローラ(矯正ローラ) 28 縦ローラ(矯正ローラ) 30 支持枠 32 ブラケット 34 長孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対のプーリの間に無端ベルトをかけ回
    し、該ベルトを円形に囲むよう配置された複数の保形ロ
    ーラにより前記ベルトを少なくとも往路においてパイプ
    状に丸めた状態で、被搬送物を内部に収容して上記ベル
    トを走行させるようにしたパイプコンベヤにおいて、 前記保形ローラを一側面に装着した支持枠のうちのベル
    トの矯正を必要とする箇所に配設されたものの他側面
    に、パイプ状に丸められたベルトの外周面に接触し、か
    つ軸線の方向をベルトの走行方向と直交する方向に対し
    て傾斜させることにより、ベルトのねじれを矯正する矯
    正ローラを、姿勢変更可能として、かつ着脱自在として
    装着したことを特徴とするパイプコンベヤ。
  2. 【請求項2】 環状の溝を有する摩擦係数の大きい材料
    により矯正ローラの外周面を形成した請求項1記載のパ
    イプコンベヤ。
  3. 【請求項3】 少なくとも1個の矯正ローラを、平面視
    において曲送するパイプ状ベルトにおける曲率中心寄り
    の側面に圧接させたほぼ垂直方向を向く縦ローラとした
    請求項1または2記載のパイプコンベヤ。
  4. 【請求項4】 少なくとも1個の矯正ローラを、ほぼ水
    平方向を向き、かつパイプ状に丸められたベルトの下面
    に圧接する横ローラとした請求項1〜3のいずれかに記
    載のパイプコンベヤ。
JP10287329A 1998-09-25 1998-09-25 パイプコンベヤ Pending JP2000095317A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200450188Y1 (ko) 2008-08-04 2010-09-09 (주)아모레퍼시픽 튜브형 용기 내 내용물 충전장치의 홀더링크 처짐 방지용가이더
CN106319475A (zh) * 2016-09-30 2017-01-11 铜陵市超越电子有限公司 一种真空镀膜机纠偏送膜机构

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