JPH0516707A - 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置 - Google Patents

可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置

Info

Publication number
JPH0516707A
JPH0516707A JP3170234A JP17023491A JPH0516707A JP H0516707 A JPH0516707 A JP H0516707A JP 3170234 A JP3170234 A JP 3170234A JP 17023491 A JP17023491 A JP 17023491A JP H0516707 A JPH0516707 A JP H0516707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
cargo handling
hydraulic pump
engine
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3170234A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ishikawa
和男 石川
Shinji Kameyama
真司 亀山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP3170234A priority Critical patent/JPH0516707A/ja
Publication of JPH0516707A publication Critical patent/JPH0516707A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常走行と荷役走行とを切換える際にショッ
クが発生するおそれがなく、安定して切換えることがで
きる可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両
における荷役制御装置を提供する。 【構成】 アクセルペダル7又はリフトレバーLa又は
ティルトレバーLbの操作量に基づいて荷役走行かどう
かをコントローラ37に判断させるとともに、エンジン
回転数を調整するためのスロットルバルブの開度を設定
するようにした。また、通常走行又は荷役走行の切換を
判断してから所定時間ta,tb内は加減速フィーリン
グ調整ツマミ33の回動量にかかわらず、電磁制御弁2
1の開度をゼロとなるようコントローラ37に制御さ
せ、サーボシリンダ8内に供給される作動油の量を少な
くすることにより、切換時において車両にショックが発
生しないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変速用可変容量油圧ポ
ンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は可変容量油圧ポンプを備えた
フォークリフト等のエンジン車両について従来より種々
提案している(特開平2−248764号公報、特開平
2−245572号公報等)。
【0003】この種の車両は例えば次のように構成され
ている。すなわち、図6に示すように、エンジン1の出
力軸2には、荷役用ポンプ3、チャージポンプ4及び可
変容量油圧ポンプとしての走行用油圧ポンプ5が順に連
結されている。前記エンジン1のスロットルレバー6に
は、アクセルペダル7が連結されており、このアクセル
ペダル7の操作量(アクセル操作量)に伴い、スロット
ルバルブに連結されたスロットルレバー6が傾動し、こ
の傾動量に伴った回転速度でエンジン1は回転し、前記
各ポンプ3〜5が駆動される。
【0004】前記走行用油圧ポンプ5は2方向タイプの
斜板式可変容量型油圧ポンプであって、斜板の傾斜方向
によって走行用管路5a,5b内で作動油が流れる方向
を選択し、左方及び右方の油圧モータとしての走行用油
圧モータLm,Rmを正逆回転させて、同走行用油圧モ
ータLm,Rmに連結された図示しない左右一対の駆動
輪を駆動させる。また、走行用油圧ポンプ5の吐出容量
は斜板の傾斜角(斜板角)が大きなときには多く、ま
た、斜板角が小さいときには少なくなるように調整され
る。そして、走行用油圧モータLm,Rmは、前記走行
用油圧ポンプ5の吐出量(斜板角によって規定される吐
出容量における走行用油圧ポンプ5の回転数に従って増
減する)に従う回転速度にて駆動される。
【0005】前記走行用油圧ポンプ5には、吐出容量調
節手段としてのサーボシリンダ8が隣接して配置されて
いるとともに、同サーボシリンダ8のピストンロッド9
が走行用油圧ポンプ5の斜板に連結配置されており、こ
のピストンロッド9の移動によって斜板角が調節される
ようになっている。前記サーボシリンダ8内は、ピスト
ンロッド9に設けたピストン9aによって前室10a及
び後室10bに二分されており、サーボシリンダ8の各
側壁からピストン9aに架装した一対の押しバネSによ
って、通常時にはピストン9aは前記サーボシリンダ8
のほぼ中央位置に保持されている。すなわち、このとき
には斜板角はゼロとなり、走行用油圧ポンプ5の吐出容
量はゼロとなる。
【0006】前記チャージポンプ4はエンジン1の回転
速度(エンジン回転数)に基づく量の作動油をチャージ
管路11内に吐出する。このチャージ管路11には、オ
リフィス12を介して減圧弁13が設けられており、チ
ャージポンプ4が吐出する作動油を減圧するようになっ
ている。そして、この減圧弁13からは、前後進バルブ
14に延びるパイロット流体通過管路15に対し、減圧
された作動油がパイロット流体として流出するようにな
っている。
【0007】前記減圧弁13のスプール13aには、減
圧弁13とともに駆動手段を構成するインチングレバー
16が連結され、同インチングレバー16はステッピン
グモータ13bのモータ軸に対し、ロッド16aを介し
て連結されている。そして、ステッピングモータ13b
の回転量に相対して、インチングレバー16が傾動さ
れ、その傾動角、すなわち操作角度Irによって前記パ
イロット流体通過管路15内に流入するパイロット圧P
rが制御される。従って、パイロット圧Prはエンジン
回転数と操作角度Irとによって制御されるようになっ
ている。
【0008】そして、一般的にはエンジン回転数に対す
る各操作角度Ir毎のパイロット圧Prが図7に示すよ
うになるよう予め設定されている。すなわち、例えば、
インチングレバー16の操作角度Irがゼロのときに
は、エンジン回転数がアイドリング状態からA(後述す
る無負荷時におけるアクセルペダル7がアイドリング状
態から始動して25%の操作量であって、無負荷回転数
が25%に相当する回転数)(図8参照)まではパイロ
ット圧Prはエンジン回転数に比例して上昇し、エンジ
ン回転数がAからB(後述する無負荷時におけるアクセ
ルペダル7がアイドリング状態から始動して50%の操
作量であって、無負荷回転数が50%に相当する回転
数)まではパイロット圧Prはエンジン回転数に関係な
く常にパイロット圧Prは100%となる。
【0009】また、インチングレバー16の操作角度I
rがAdのときには、エンジン回転数がアイドリング状
態からC(後述する無負荷時におけるアクセルペダル7
がアイドリング状態から始動して75%の操作量であっ
て、無負荷回転数が75%に相当する回転数)まではパ
イロット圧Prはゼロで、エンジン回転数がCからD
(後述する無負荷時におけるアクセルペダル7がアイド
リング状態から始動して100%の操作量であって、無
負荷回転数が100%に相当する回転数)まではパイロ
ット圧Prはエンジン回転数に比例して上昇し、そし
て、エンジン回転数がD以上ではエンジン回転数に関係
なく常にパイロット圧Prは100%となる。なお、前
記操作角度Irの0〜Adの値は後述するコントローラ
18によって演算されるようになっている。
【0010】前記前後進バルブ14には、前進位置(a
位置)又は後進位置(b位置)又は中立位置(c位置)
の3つの位置があり、前後進レバー17を操作すること
により、コントローラ18を介して切換えられる。そし
て、前記パイロット流体通過管路15は前後一対のパイ
ロット管路15a,15bに分岐されており、前記前後
進バルブ14が前進位置であればパイロット管路15b
を経て前記サーボシリンダ8の後室10bに、また、前
後進バルブ14が後進位置であればパイロット管路15
aを経て前記サーボシリンダ8の前室10aにそれぞれ
連通されるようになっている。また、これらパイロット
管路15a,15bのうち、前記パイロット流体通過管
路15に連通されていないものは、前後進バルブ14を
介してドレインタンクDに連通されるようになってい
る。なお、前後進バルブ14が中立位置にあるときに
は、前記パイロット管路15a,15bは、パイロット
流体通過管路15及びドレインタンクDから遮断され
る。
【0011】前記パイロット管路15a,15bには、
サーボシリンダ8の入力ポート直前において、それぞれ
急激な吐出量の変動を防ぐためのオリフィス19a,1
9bが設けられ、これらオリフィス19a,19bによ
って、流量が規制されたパイロット流体が前記サーボシ
リンダ8内に送られるようになっている。また、後方の
パイロット管路15bには、オリフィス19bを迂回し
てサーボシリンダ8の後室10bに接続された迂回管路
20が設けられているとともに、同迂回管路20内に
は、流量調整手段としての電磁制御弁21が設けられて
いる。そして、同電磁制御弁21の開閉によって迂回管
路20とサーボシリンダ8の後室10bとが連通又は遮
断されるようになっている。
【0012】これにより、前記前後進バルブ14が前進
位置(a位置)にあるときには、エンジンの回転数が増
大するに従って減圧弁13からのパイロット圧が増大
し、そのパイロット圧により前記ピストンロッド9は左
方に移動して、斜板角は前進方向に大きく傾動される。
このとき、前記電磁制御弁21が閉鎖されるとパイロッ
ト流体がオリフィス19bにて流量が制限されながらサ
ーボシリンダ8の後室10bに流入して、ピストン9a
は緩慢に移動される。一方、電磁制御弁21が開放され
るとパイロット流体が迂回管路20を介してサーボシリ
ンダ8の後室10bに流入して、ピストン9aは迅速に
移動される。
【0013】そして、走行用油圧ポンプ5は作動油を一
方の吐出口から吐出させて走行用油圧モータLm,Rm
を正転させ、フォークリフト等のエンジン車両を前進さ
せる。
【0014】また、前後進バルブ14が後進位置(b位
置)にあるときには、エンジン1の回転数が増大するこ
とによって前記同様にパイロット圧が増大し、そのパイ
ロット圧により前記ピストンロッド9は右方に移動して
斜板角は後進方向に大きく傾動される。このとき、前記
電磁制御弁21が閉鎖されるとパイロット流体はオリフ
ィス19bにて流量が制限されながらサーボシリンダ8
の後室10bから同オリフィス19bを介して流出し、
ピストン9aは緩慢に移動される。一方、電磁制御弁2
1が開放されるとパイロット流体は迂回管路20を介し
てサーボシリンダ8の後室10bから流出して、ピスト
ン9aは迅速に移動される。
【0015】そして、走行用油圧ポンプ5は作動油を一
方の吐出口から吐出させて走行用油圧モータLm,Rm
を逆転させ、フォークリフト等のエンジン車両を後進さ
せる。
【0016】なお、チャージ管路11からはオリフィス
12の下流において交換用管路22が分岐され、さらに
減圧弁13から延びる排除用管路23が交換用管路22
に連通されている。
【0017】また、チャージ管路11は、フィルタ24
とチャージリリーフ弁25の間から分岐して、チェック
弁26a,26bとリリーフ弁27a,27bとで構成
される一対の補給回路28に接続されている。この補給
回路28は前記走行用管路5a,5bに接続され、走行
用油圧ポンプ5からの作動油の漏れ等により、走行用管
路5a,5b内の油圧が低下したときには、前記チャー
ジ管路11から補給回路28を介して走行用管路5a,
5b内に作動油が供給される。さらに、前記チャージポ
ンプ4から交換用管路22内を流れる作動油は、前記走
行用管路5a,5bの過負荷時にチャージリリーフ弁2
5を開放して、走行用管路5a,5b内の作動油に混入
され、走行用油圧ポンプ5と走行用油圧モータLm,R
mとの間を循環して昇温した同走行用管路5a,5bの
油温を低下させる。
【0018】また、前記荷役用油圧ポンプ3は、エンジ
ン1の回転速度に基づく量の作動油を図示しない荷役用
油圧管路に出力する。この荷役用油圧管路は荷役用のリ
フトシリンダ、ティルトシリンダ等に作動油を供給し、
公知の荷役作業を可能にしている。
【0019】次に、本例における電気的構成について説
明する。前記アクセルペダル7には、ポテンショメータ
により構成されたアクセル操作量センサ29が配設され
ており、前記アクセルペダル7の踏込み量を検出して、
その検出信号をコントローラ18に出力する。また、前
記エンジン1には、ピックアップコイルよりなる回転数
検知手段としてのエンジン回転数センサ30が配設され
ており、エンジン1の回転数を検出して、その検出信号
を前記コントローラ18に出力する。
【0020】運転席に設けられたブレーキペダル31に
は、ポテンショメータにより構成されたブレーキ操作量
センサ32が配設されており、前記ブレーキペダル31
の踏込み量を検出して、その検出信号をコントローラ1
8に出力する。
【0021】さらに、運転席のフレームには、応答時間
選択手段としての加減速フィーリング調整ツマミ33が
取付けられているとともに、同ツマミ33には、ポテン
ショメータにより構成された加減速調整量センサ34が
配設されている。そして、前記加減速フィーリング調整
ツマミ33のSOFTからHARDまでの回動調整に対
応した回動量を前記加減速調整量センサ34が検出し
て、その検出信号を前記コントローラ18に出力する。
【0022】前記前後進レバー17には、リミットスイ
ッチにより構成された前後進位置センサ35が配設され
ており、前記前後進レバー17の前進、後進及び中立位
置を検出して、その検出信号を前記コントローラ18に
出力する。
【0023】また、前記インチングレバー16には、ポ
テンショメータにより構成されたインチングレバー角セ
ンサ36が配設されており、前記インチングレバー16
の角度を検出して、その検出信号を前記コントローラ1
8に出力する。
【0024】一方、コントローラ18はアクセル操作量
センサ29からの信号に基づいて、そのときのアクセル
操作量Accを割出すとともに、このアクセル操作量A
ccに対応する前記インチングレバー16の目標操作角
度Iaccを算出する。前記インチングレバー16の目
標操作角度Iaccの算出はアクセル操作量のみに対応
するエンジン回転数(無負荷回転数Nacc)を図8に
示すように、予め実験的又は理論的に求め、さらに図9
に示すように、この無負荷回転数Naccに対する目標
操作角度Iaccを同じく予め実験的又は理論的に求め
ている。そして、これに関するデータは前記コントロー
ラ18に予め記憶されている。従って、目標操作角度I
accはアクセル操作量Accに対して一義的に求めら
れるようになっている。
【0025】より詳細に説明するならば、アクセル操作
量Accが0%の非踏込み位置から50%の踏込み位置
までの間ではインチングレバー16の目標操作角度Ia
ccをゼロとする。アクセル操作量Accが100%の
踏込み位置の時には目標操作角度IaccをAdとす
る。そして、アクセル操作量Accが50%から100
%の踏込み位置では目標操作角度Iaccは以下の演算
式で求める。
【0026】Iacc=Ad・Acc/100 なお、これを無負荷回転数Naccに換算した式により
求めると次のようになる。
【0027】Iacc=Ad・Nacc/100 この目標操作角度Iaccはエンジン回転数がアクセル
操作量Accに相対する回転数(無負荷回転数Nac
c)以上になると、そのパイロット圧Prが100%に
なり、それ未満の回転数ではパイロット圧Prが前記目
標操作角度Iacc=0(またはAd)と同じ割合で増
減する。従って、インチングレバー16の操作角度Ir
を、この求めた各目標操作角度Iaccになるよう制御
すると、エンジン回転数に対するパイロット圧Prは前
述した図7に示すようになる。
【0028】また、コントローラ18は加減速調整量セ
ンサ34からの信号に基づいて加減速フィーリング調整
ツマミ33の回動操作量を割出し、前記加減速フィーリ
ング調整ツマミ33のSOFTからHARDまでの回動
量に対応した予め設定された値の電流を前記電磁制御弁
21に出力するようになっている。すなわち、コントロ
ーラ18には、図10に示すように、加減速フィーリン
グ調整ツマミ33の回動操作量に対する電磁制御弁21
の開度値を設定したデータマップが予め記憶されてお
り、図中マップAに従って、前記加減速フィーリング調
整ツマミ33の回動量に対応した前記電磁制御弁21の
開度で走行するようになっている。つまり、前記加減速
フィーリング調整ツマミ33がSOFTのときは電磁制
御弁21の開度がゼロに、HARDのときは電磁制御弁
21の開度が100%になるように、前記ツマミ33の
回動量に応じてその時々の目標開度を演算し、この演算
結果に基づく電流を前記電磁制御弁21に出力して、こ
れを励磁して開度をデューティー制御する。
【0029】さらに、コントローラ18は、前記前後進
位置センサ35からの信号に基づいて前後進レバー17
の操作位置を判断し、前後進バルブ14を前進、中立、
後進の3位置のいずれかに切換操作する。また、コント
ローラ18は前記インチングレバー角センサ36からの
信号に従ってインチングレバー16の角度を演算するよ
うになっている。
【0030】このような構成を有するエンジン車両は、
前記加減速フィーリング調整ツマミ33を適宜操作する
ことによって、加速度の応答特性を、運転者が自身の運
転技能やその時々の気分に応じて種々変更することがで
きる。そのため、運転者に適した走行作業を最適な作業
能率にて行うことができる。
【0031】すなわち、例えば優れた運転技術を備えた
熟練運転者は、加減速フィーリング調整ツマミ33をH
ARD位置に設定して操作を行うことにより、迅速な走
行作業を行うことができる。一方、運転に不慣れな者
は、加減速フィーリング調整ツマミ33をSOFT位置
に設定して操作を行うことにより、緩慢な走行作業を行
うことができ、充分な状況確認のもとで確実な荷役作業
を行うことができる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】ところで、走行中にお
いて荷役を開始するときは、エンジン回転数を上昇させ
る必要があった。しかしながら、前記加減速フィーリン
グ調整ツマミ33がHARD位置に設定された状態で荷
役を開始した場合、前記電磁制御弁21の開度が大きい
ためにサーボシリンダ8内に流入する作動油の流量が多
くなるとともに、斜板角が傾動し、結果として車速が急
上昇する等のショックが発生することがあった。
【0033】一方、その逆に、走行しながらの荷役を終
了する際に、前記加減速フィーリング調整ツマミ33が
HARD位置に設定された場合には、エンジン回転数の
減少に伴い、斜板角が速く元に戻ろうとし、結果として
車速が急低下する等のショックが発生することがあっ
た。かかる場合、通常走行と荷役との切換が円滑に行う
ことができず、運転が不安定なものとなるおそれがあっ
た。
【0034】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は通常走行と荷役走行とを
切換える際に車両にショックが発生するおそれがなく、
安定して切換えることができる可変速用可変容量油圧ポ
ンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置を提供
することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、エンジンにて駆動される可変容量油圧ポ
ンプと、前記油圧ポンプの吐出容量を制御する吐出容量
調節手段と、前記油圧ポンプの吐出容量をエンジン回転
数に追従させるように前記エンジンの回転数に相対した
油圧力にて前記吐出容量調節手段を駆動する駆動手段
と、前記油圧ポンプから吐出される作動油にて駆動され
走行用駆動輪を回転させる油圧モータと、前記油圧ポン
プの吐出容量が変更される時間を選択する応答時間選択
手段と、前記駆動手段と吐出容量調節手段との間に介在
し、前記駆動手段から吐出容量調節手段に供給される作
動油の流量を前記応答時間選択手段の選択結果に基づい
て調整する流量調整手段とからなる可変速用可変容量油
圧ポンプを備えたエンジン車両において、開度に応じて
エンジン回転数を調整するスロットルバルブと、荷役操
作を行うための荷役操作手段と、アクセルペダルまたは
前記荷役操作手段の操作量に基づいて通常走行と荷役走
行との間でモードの切換を判断する判断手段と、アクセ
ルペダルまたは荷役操作手段の操作量に基づいて、前記
スロットルバルブの開度を決定し、その決定した開度に
すべく、スロットルバルブを駆動制御するスロットルバ
ルブ駆動制御手段と、前記判断手段がモードの切換を判
断したとき、予め定めた時間だけ前記応答時間選択手段
にて選択した変更時間を無効にし、その変更時間よりも
長い時間となるように流量調整手段を駆動制御する流量
調整制御手段とを設けたことを特徴とする可変速用可変
容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御
装置をその要旨とする。
【0036】
【作用】判断手段はアクセルペダルまたは荷役操作手段
の操作量に基づいて荷役走行中であるかどうかを判断す
る。また、バルブ駆動制御手段は、アクセルペダルまた
は荷役操作手段の操作量に基づいて、スロットルバルブ
の開度を決定し、その開度にすべく同スロットルバルブ
を駆動制御する。従って、通常走行においてはアクセル
ペダル操作量に基づいてスロットル開度が決定、すなわ
ち、エンジン回転数が決まる。また、荷役走行において
は、荷役操作手段の操作量に基づいてスロットル開度が
決まり、エンジン回転数が決定される。
【0037】そして、流量調整制御手段は判断手段がモ
ードの切換を判断したとき、予め定めた時間だけ応答時
間選択手段にて選択した変更時間を無効にし、その変更
時間よりも長い時間となるように流量調整手段を駆動制
御する。従って、エンジン回転数が変化しても、判断手
段がモードの切換を判断してから予め定めた時間内は作
動油の流量が少なくなることから、斜板角の変化が遅く
なり、結果として車速が急に変化する等のショックが発
生せず、通常走行から荷役作業への移行及び荷役作業か
ら通常走行への移行が滑らかに行われる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の荷役制御装置をフォークリフ
トの油圧回路に具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、本実施例は前記図6において説明したエ
ンジン車両に具体化したので、説明の便宜上、相違する
部分についてのみ説明する。
【0039】前記図6においては、アクセルペダル7は
エンジン1のスロットルレバー6に連結されていたが、
本実施例においては、図1に示すように、アクセルペダ
ル7はエンジン1には直接的には連結されておらず、ア
クセル操作量センサ29を介してスロットルバルブ駆動
制御手段、判断手段、流量調整制御手段としてのコント
ローラ37に対し電気的に接続されている。また、フォ
ークを昇降させるために操作されるリフトレバーLa、
マストを前後に傾動させるために操作されるティルトレ
バーLbも前記コントローラ37に対し電気的に接続さ
れている。そして、リフトレバーLa、ティルトレバー
Lbには、前記アクセルペダル7に配設されたアクセル
操作量センサ29と同様、レバーセンサLsが配設され
ており、同レバーセンサLsが前記各レバーLa,Lb
の操作量を検知し、その検知信号が前記アクセル操作量
センサ29の場合と同様、前記コントローラ37に入力
されるようになっている。
【0040】また、エンジン1には、ステップモータ3
8が配設されており、同ステップモータ38は前記コン
トローラ37からの信号により駆動される。そして、こ
のステップモータ38の駆動に伴って、前記エンジン1
に連結されたスロットルレバー39が傾動され、この傾
動によりスロットルバルブが開閉し、エンジン回転数が
制御されるようになっている。
【0041】前記コントローラ37には、図3に示すよ
うに、加減速フィーリング調整ツマミ33の回動操作量
に対する電磁制御弁21の開度値を設定した2種類のデ
ータマップ(マップA,マップB)が予め記憶されてい
る。そして、荷役開始時から所定時間ta内と、荷役終
了時から所定時間tb内は、図中マップBに従って電磁
制御弁21をデューティー制御するようになっている。
一方、通常走行時等、前記以外の場合には、従来と同
様、図中マップAに従って電磁制御弁21をデューティ
ー制御するようになっている。これを図4のタイムチャ
ートに従って説明すると、通常走行時には、マップAに
従って電磁制御弁21をデューティー制御する。そし
て、荷役が開始されたと判断してから所定時間ta内は
マップBに従って電磁制御弁21をデューティー制御す
る。つまり、前記時間内は、前記加減速フィーリング調
整ツマミ33の回動量とは無関係に前記電磁制御弁21
の開度をゼロとし、前記サーボシリンダ8内に作動油が
流れる流量を少なくするよう制御する。そして、所定時
間taが経過してから荷役が終了するまでマップAに従
って電磁制御弁21をデューティー制御する。荷役が終
了してから所定時間tb内は再度マップBに従って電磁
制御弁21をデューティー制御し、それ以後はまたマッ
プAに従って電磁制御弁21をデューティー制御する。
【0042】なお、前記所定時間ta及びtbは通常走
行及び荷役走行の円滑な切換ができるために最適な時間
を実験的又は理論的に求めた値である。また、前記コン
トローラ37には、図2に示すデータマップが予め記憶
されている。このマップには、前記アクセルペダル7、
リフトレバーLa、ティルトレバーLb(前傾、後傾)
の各操作量に基づく前記スロットルバルブのスロットル
開度が設定されている。コントローラ37は、前記各操
作量に基づくスロットル開度のうち、最大の開度値とな
ったものをそのときのスロットル開度としている。そし
て、アクセルペダル7の操作量に基づくスロットル開度
が最大であった場合には、荷役モードではないと判断し
て、前記アクセルペダル7の操作量に基づくスロットル
開度にてスロットル開度(アクセル対応スロットル開
度)を設定する。一方、リフトレバーLaまたはティル
トレバーLbの操作量に基づくスロットル開度が最大で
あった場合には、荷役モードであると判断して、前記最
大であったリフトレバーLaまたはティルトレバーLb
の操作量に基づくスロットル開度(レバー対応スロット
ル開度)にてスロットル開度を設定するようになってい
る。
【0043】さらに、前記コントローラ37には、時間
計測カウンタ37a,37bが内蔵されており、予め定
められた時間が経過する毎に、カウント値Ca,Cbに
「1」ずつ加算するようになっている(Ca←Ca+
1,Cb←Cb+1)。
【0044】次に、本実施例の作用を前記コントローラ
37の処理動作に従って説明する。図5のフローチャー
トに示すように、コントローラ37はステップ1にて、
前記時間計測カウンタ37a,37bのカウント値C
a,Cbをゼロにクリアし、次のステップ2に移る。
【0045】ステップ2にて、コントローラ37は前記
図2に示すデータマップに基づいて現在荷役走行モード
であるかどうかを判断する。つまり、前記アクセルペダ
ル7、リフトレバーLa、ティルトレバーLb(前傾、
後傾)の各操作量に基づく前記スロットルバルブのスロ
ットル開度を相互比較し、アクセル対応スロットル開度
が最大の場合には、荷役走行モードでない、つまり走行
のみ、すなわち、通常走行モードとみなし、ステップ1
2に移る。
【0046】ステップ12にて、前記アクセル対応スロ
ットル開度をスロットル開度として設定し、スロットル
バルブの開度を調整するとともに、次のステップ11に
て、電磁制御弁21の開度制御を従来と同様、図3に示
すマップAに基づいて行う。すなわち、前記加減速フィ
ーリング調整ツマミ33がSOFTのときは電磁制御弁
21の開度がゼロに、HARDのときは電磁制御弁21
の開度が100%になるように、前記ツマミ33の回動
量に応じてその時々の目標開度を演算し、この演算結果
に基づく電流を前記電磁制御弁21に出力して、これを
励磁して開度をデューティー制御する。
【0047】一方、通常走行から荷役走行に移ったと
き、つまり、リフトレバーLa、ティルトレバーLb
(前傾、後傾)のうち、いずれかを操作して、その操作
量に基づくスロットル開度(レバー対応スロットル開
度)がアクセル対応スロットル開度よりも大きくなった
場合には、ステップ2にて荷役走行モードであると判断
し、次のステップ3に移る。
【0048】ステップ3にて、前記ステップ2において
比較したスロットル開度のうち、最大のものを選択し、
そのレバー対応スロットル開度をスロットル開度として
設定し、バルブ開度を調整する。従って、エンジン回転
数はリフトレバーLa、ティルトレバーLb等の荷役レ
バーの操作に基づいて上昇することになる。
【0049】ステップ4にて、時間計測カウンタ37a
のカウント値Caに「1」ずつ加算してゆく。そして、
次のステップ5にて、前記カウント値Caと、荷役開始
時におけるエンジン回転数に基づいて設定されていた所
定時間taとを比較する。前記カウント値Caが所定時
間taを未だ経過していない場合、ステップ13に移
り、電磁制御弁21の開度制御を図3に示すマップBに
基づいて行う。すなわち、前記加減速フィーリング調整
ツマミ33がSOFTであろうがHARDであろうが前
記ツマミ33の回動量にかかわらず電磁制御弁21の開
度をゼロになるようデューティー制御する。一方、前記
ステップ5にて、カウント値Caが所定時間taを経過
したと判断した場合、次のステップ6に移り、電磁制御
弁21の開度制御を前記同様、マップAに基づいて行
う。
【0050】このようにして、荷役走行が開始されてか
ら所定時間taの間電磁制御弁21の開度をゼロとなる
よう制御し、その後、従来と同様のマップAに従ってデ
ューティー制御することにより、エンジン回転数が上昇
してもサーボシリンダ8内のパイロット圧が急変せず、
つまり、斜板角が急激に変化しないので車速が急に上昇
するおそれがない。従って、通常走行から荷役作業に円
滑に移行される。
【0051】次のステップ7にて、前記ステップ2と同
様、図2に示すデータマップに基づいて荷役が終了した
かどうかを判断する。アクセル対応スロットル開度が今
まで最大であったレバー対応スロットル開度に比べて小
さい場合には、未だ荷役中であると判断して、前記ステ
ップ6に戻り、電磁制御弁21の開度制御を図3に示す
マップAに基づいて行い、荷役作業が継続される。一
方、荷役走行から通常走行に戻ったとき、つまり、リフ
トレバーLa又はティルトレバーLb(前傾、後傾)の
いずれかを操作して元の状態に戻すことにより、その操
作量に基づくレバー対応スロットル開度よりもアクセル
対応スロットル開度が大きくなった場合には、荷役走行
モードは終了したものと判断し、次のステップ8にてア
クセル対応スロットル開度をスロットル開度として設定
し、バルブ開度を調整する。そして、次のステップ9に
移る。
【0052】ステップ9にて、時間計測カウンタ37a
のカウント値Cbに「1」ずつ加算してゆく。そして、
次のステップ10にて、前記カウント値Cbと、荷役終
了時におけるアクセル対応スロットル開度に基づいて設
定されていた所定時間tbとを比較する。前記カウント
値Cbが所定時間tbを未だ経過していない場合、ステ
ップ14に移り、前記ステップ13と同様、電磁制御弁
21の開度制御を図3に示すマップBに基づいて行うと
ともに、カウント値Cbが所定時間tbを経過するまで
この動作を繰り返す。
【0053】一方、前記ステップ10にて、カウント値
Cbが所定時間tbを経過したと判断した場合、次のス
テップ11に移り、電磁制御弁21の開度制御を図3に
示すマップAに基づいて行う。このようにして、荷役が
終了してから所定時間tbの間、ツマミ33の回動量に
かかわらず電磁制御弁21の開度をゼロとなるよう制御
し、その後、従来と同様のマップAに従ってデューティ
ー制御することにより、エンジン回転数が低下してもサ
ーボシリンダ8内のパイロット圧が急変せず、つまり、
斜板角が急激に変化しないので車速が急に低下するおそ
れがない。従って、荷役作業から通常走行に円滑に移行
される。
【0054】以上詳述したように、本実施例において
は、スロットルレバー39はステップモータ38の駆動
により傾動されるようにし、かつ、コントローラ37
は、アクセル操作量、リフトレバー操作量及びティルト
レバー操作量に基づいて最適なスロットル開度が設定さ
れるようにしたので、アクセル操作及び両レバー操作に
基づいた最適なエンジン回転数が得られる。従って、必
要最小限のエンジン回転数に設定することにより省エネ
ルギー化を図ることができるとともに、通常走行、荷役
走行の切換動作を容易に行うことができる。
【0055】また、荷役走行作業を行う場合において
は、荷役開始時から所定時間taまでは、加減速フィー
リング調整ツマミ33の回動量にかかわらず電磁制御弁
21の開度をゼロとするよう制御し、その後の制御は従
来と同様のマップAに基づいて行うようにした。従っ
て、エンジン回転数が上昇しても急激に斜板角は傾動し
ないので、車速が急上昇する等のショックが発生するお
それがない。その結果、円滑に荷役作業に移行すること
ができる。
【0056】一方、荷役走行作業から通常走行へ移行す
る際においても、荷役終了時から所定時間tbまでは、
前記ツマミ33の回動量にかかわらず電磁制御弁21の
開度をゼロとするよう制御し、その後の制御は従来と同
様のマップAに基づいて行うようにした。従って、エン
ジン回転数が低下しても急激に斜板角は傾動しないの
で、車速が急低下する等のショックが発生するおそれが
ない。その結果、荷役作業から通常走行へ円滑に移行す
ることができる。
【0057】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば以下
のように構成してもよい。 (1)図2に示したマップの傾き等は適宜変更してもよ
い。
【0058】(2)前記所定時間ta,tbはそのとき
のエンジン回転数によって異なる変数であってもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明の可変速用可変容量油圧ポンプを
備えたエンジン車両における荷役制御装置によれば、通
常走行と荷役走行とを切換える際に車両にショックが発
生するおそれがなく、安定して切換えることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変速用可変容量油圧ポンプを備えた
エンジン車両における油圧及び電気の回路構成図であ
る。
【図2】アクセルペダル、リフトレバー及びティルトレ
バーの各操作量に対するスロットル開度の設定値を定め
たデータマップである。
【図3】加減速フィーリング調整ツマミの操作量に対す
る電磁制御弁の目標開度を示すデータマップである。
【図4】電磁制御弁の開度の制御構成を示すタイムチャ
ートである。
【図5】コントローラのスロットルバルブの開度制御及
び電磁制御弁の開度制御の作用を示すフローチャートで
ある。
【図6】従来の可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエ
ンジン車両における油圧及び電気の回路構成図である。
【図7】エンジン回転数に対するパイロット圧の関係を
示す線図である。
【図8】アクセル操作量に対する無負荷回転数の関係を
示す線図である。
【図9】無負荷回転数に対するインチングレバー操作角
度の関係を示す線図である。
【図10】従来の加減速フィーリング調整ツマミの操作
量に対する電磁制御弁の目標開度を示すデータマップで
ある。
【符号の説明】
1…エンジン、3…荷役用油圧ポンプ、5…可変容量油
圧ポンプとしての走行用油圧ポンプ、7…アクセルペダ
ル、8…吐出容量調節手段としてのサーボシリンダ、1
3…駆動手段としての減圧弁、16…駆動手段としての
インチングレバー、21…流量調整手段としての電磁制
御弁、33…応答時間選択手段としての加減速フィーリ
ング調整ツマミ、37…スロットルバルブ駆動制御手
段、判断手段、流量調整制御手段としてのコントロー
ラ、Lm,Rm…油圧モータとしての走行用油圧モー
タ、La…荷役操作手段としてのリフトレバー、Lb…
荷役操作手段としてのティルトレバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】エンジンにて駆動される可変容量油圧ポン
    プと、 前記油圧ポンプの吐出容量を制御する吐出容量調節手段
    と、 前記油圧ポンプの吐出容量をエンジン回転数に追従させ
    るように前記エンジンの回転数に相対した油圧力にて前
    記吐出容量調節手段を駆動する駆動手段と、 前記油圧ポンプから吐出される作動油にて駆動され走行
    用駆動輪を回転させる油圧モータと、 前記油圧ポンプの吐出容量が変更される時間を選択する
    応答時間選択手段と、前記駆動手段と吐出容量調節手段
    との間に介在し、前記駆動手段から吐出容量調節手段に
    供給される作動油の流量を前記応答時間選択手段の選択
    結果に基づいて調整する流量調整手段とからなる可変速
    用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両において、 開度に応じてエンジン回転数を調整するスロットルバル
    ブと、 荷役操作を行うための荷役操作手段と、 アクセルペダルまたは前記荷役操作手段の操作量に基づ
    いて通常走行と荷役走行との間でモードの切換を判断す
    る判断手段と、 アクセルペダルまたは荷役操作手段の操作量に基づい
    て、前記スロットルバルブの開度を決定し、その決定し
    た開度にすべく、スロットルバルブを駆動制御するスロ
    ットルバルブ駆動制御手段と、 前記判断手段がモードの切換を判断したとき、予め定め
    た時間だけ前記応答時間選択手段にて選択した変更時間
    を無効にし、その変更時間よりも長い時間となるように
    流量調整手段を駆動制御する流量調整制御手段とを設け
    たことを特徴とする可変速用可変容量油圧ポンプを備え
    たエンジン車両における荷役制御装置。
JP3170234A 1991-07-10 1991-07-10 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置 Pending JPH0516707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3170234A JPH0516707A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3170234A JPH0516707A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0516707A true JPH0516707A (ja) 1993-01-26

Family

ID=15901156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3170234A Pending JPH0516707A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0516707A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009079659A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Iseki & Co Ltd 作業車両の変速制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009079659A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Iseki & Co Ltd 作業車両の変速制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4163073B2 (ja) 作業車両の制御装置
JP3902627B2 (ja) 建設機械の原動機制御装置
KR101908547B1 (ko) 유압구동 작업기계를 작동시키는 시스템 및 구동제어 방법
US9772018B2 (en) Working machine
WO2011027760A1 (ja) 作業車両
JP5247025B2 (ja) 油圧式走行車両の走行制御装置
US11788255B2 (en) Working machine
JP5138216B2 (ja) 油圧式走行車両の走行制御装置
JP4440116B2 (ja) 油圧駆動車両
JPH02245572A (ja) 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における可変容量制御装置
JP4121687B2 (ja) 油圧走行車両
JP2002081540A (ja) ホイール式油圧走行車両の速度制御装置
JPH0542843A (ja) 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置
JP4282871B2 (ja) 油圧走行車両
JPH0516707A (ja) 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置
JP2763142B2 (ja) ロードセンシング制御油圧回路の制御装置
JP4242038B2 (ja) ホイール走行式油圧建設機械
JP2789663B2 (ja) 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における走行制御装置
JPH0516710A (ja) 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役走行制御装置
JPH05215234A (ja) 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両
JPH0516709A (ja) 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置
JPH0516708A (ja) 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における荷役制御装置
JP2712535B2 (ja) 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における速度制御装置
JP2861466B2 (ja) 可変速用可変容量ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置
JPH05215233A (ja) 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両