JPH05166580A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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Publication number
JPH05166580A
JPH05166580A JP33307091A JP33307091A JPH05166580A JP H05166580 A JPH05166580 A JP H05166580A JP 33307091 A JP33307091 A JP 33307091A JP 33307091 A JP33307091 A JP 33307091A JP H05166580 A JPH05166580 A JP H05166580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
circuit board
blower
plate
wind direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP33307091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Izumitani
保 泉谷
Junichi Miyagawa
純一 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33307091A priority Critical patent/JPH05166580A/ja
Publication of JPH05166580A publication Critical patent/JPH05166580A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風機による対流を特に温度上昇の著しい部
分(加熱コイルの下方に位置する電子部品)に集中させ
ることにより冷却効率を向上させ、電子部品の信頼性を
維持させる。 【構成】 本体21と本体上面を覆う天板27を有し、
本体21の一隅に送風機29を備え、送風機の接線X方
向よりも外方に放熱板24,回路基板25を位置させ、
そのさらに外方の本体壁面21dに排気口36を設ける
とともに、本体底面21aには送風機29から回路基板
25に向けて風向板35を設けたものである。このため
対流が風向板35で回路基板25に集中的に向けること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部部品を冷却する冷
却装置を備えた誘導加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の誘導加熱調理器は図6,
図7に示すような構成になっていた。
【0003】すなわち、図6に示すように調理器の本体
外郭1の内部には、加熱コイル2,発振用トランジスタ
を固定した放熱板3、その他の電子部品を備えた回路基
板A4、回路基板A4と接続リード線5でつながれる回
路基板B6、およびそれらを冷却するための送風機7な
どを有している。そして回路基板A4および回路基板B
6は送風機7に対して周設され、加熱コイル2はその上
方の本体中央部に配置している。なお、図6は加熱コイ
ル2を本体中央から外した状態を示している。また、図
7に示すように、本体外郭1には加熱コイル2のパワー
を調節するための操作つまみ8が取り付けられ、送風機
7の下方には外気を吸気するための吸気口9が、また操
作つまみ8取り付け辺の対辺方向には排気口10(図
6)が設けられている。
【0004】なお、鍋などを載置する天板11はセラミ
ックで形成され、本体外郭1に接着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の構成では、送風機7により吸気口9から垂直方向に吸
引された対流は、本体外郭1を覆う天板11によって排
気口10方向に向かって水平に矢印A,B,Cのように
一様に流されるため、風力が分散し、特に温度上昇が著
しい加熱コイル2の下方に位置する電子部品は冷却効率
が悪化し、部品の信頼性を損なう危険があった。
【0006】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、特に温度上昇の著しい部分に風力を集中させ、冷却
効率を向上させることによって電子部品の信頼性を維持
することを第1の目的としている。
【0007】第2の目的は、回路基板を本体に取り付け
る際の、組み立て性の向上にある。第3の目的は、回路
基板の端部に本体底面と略平行に設けた接続部に、それ
に対応する他の接続部を挿入させる際の組み立て性の向
上にある。
【0008】第4の目的は、冷却効率をさらに向上させ
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そして上記第1の目的を
達成するために本発明は、調理器の本体とこの本体上面
を覆う天板を有し、前記本体内部には一隅に吸気口を介
して空気を吸い込む送風機を備え、この送風機の外周と
接し前記本体を横切る接線方向よりも外方に放熱板,回
路基板を位置させ、そのさらに外方の前記本体壁面に排
気口を設けるとともに、前記本体底面には前記一隅側で
送風機の近傍から前記回路基板に向けて風向板を設けた
ものである。
【0010】第2の目的を達成するために、前記風向板
を回路基板近傍まで延長して設けたものである。
【0011】第3の目的を達成するために、前記風向板
を回路基板の端部に本体底面と略平行に設けた接続部の
側面近傍に延長して設けたものである。
【0012】第4の目的を達成するために、前記風向板
の上端を回路基板の上方に位置している加熱コイル保持
板の近傍まで延長して設けたものである。
【0013】
【作用】本発明の誘導加熱調理器は上記構成により、吸
気口から略垂直方向に吸引された対流(風力)を特に温
度上昇の著しい部分に集中させ、冷却効率を向上させる
ことができるので、回路基板などの電子部品の温度上昇
を効果的に低減することができ、部品の信頼性を維持す
ることができる。
【0014】また、上記風向板を回路基板近傍まで延長
させたことにより、回路基板を固定するための所定の位
置(ねじ穴など)へ載置する際に回路基板を風向板先端
に沿わせていけばよく、風向板は位置合わせのための案
内板となるために回路基板のセッティングを容易にする
ことができる。
【0015】また、前記風向板を回路基板の端部に本体
底面と略平行に設けた接続部の側面近傍に位置させたこ
とにより、それに対応する他の接続部を挿入する際には
風向板の側面に沿って挿入すればよく、セッティングを
容易にすることができる。
【0016】さらに、前記風向板の上端を回路基板の上
方に位置している加熱コイル保持板の近傍まで延長させ
たことにより、略コの字状の対流径路が形成されるた
め、風力の集中化をさらに高めることができ、冷却効率
をより一層向上させることができる。
【0017】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。なお、本例に示したものはキ
ッチンユニットなどへの埋め込み式の誘導加熱調理器で
ある。
【0018】図1,図2において、21は調理器の本体
外郭で、内部には加熱コイル22、それを保持する加熱
コイル保持板23、トランジスタを固定したアルミニュ
ウム材で形成した放熱板24、多くの電子部品を備えた
回路基板25および本体外郭21の上面を覆い金属枠2
6で固定されセラミック製の天板27を介して鍋等の温
度を検知する温度センサー28を有し、本体外郭21内
の一隅には本体外郭21の底面21aに設けた吸気口2
1bを介して吸引した空気で加熱コイル22,放熱板2
4,回路基板25の電子部品などを冷却する送風機29
を有している。30は電源の入切や火力の状態を発光ダ
イオード(LED)で表示する表示部で、電源スイッチ
31やタッチキー32を備えた操作部33と接続コード
34により連結されている。このとき、回路基板25は
送風機29の外周と接し本体外枠21の中央部を横切る
接線Xよりも外方に位置し、本体外郭21の底面21a
には上方に一体成型されたリブ状の風向板35が本体外
郭21の壁面21c側で送風機29の外周近傍から回路
基板25に向けて設けられている。36は排気口で回路
基板25のさらに外方の壁面21dに設けられている。
そして本体外郭21および操作部33は図2のように流
し台37に埋め込まれている。
【0019】次に、この実施例の構成における作用を説
明する。送風機29により垂直方向に吸引された対流は
天板27によって水平に矢印D,E,Fのように一様に
流れようとするが、矢印D方向の対流は風向板35によ
って矢印E方向に強制的に流されるためその方向の風力
が増加し、特に温度上昇の著しい加熱コイル22の下方
に位置している回路基板25の電子部品の冷却効率を向
上させることができる。
【0020】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図3に示すよう
に、本体外郭41の底面41aに前述と同様に一体成型
された風向板42の先端42aを回路基板43の近傍ま
で延長している。このように構成にすることにより、組
み立て作業時において、回路基板43を本体外郭41内
にセッティングする際に、作業者は回路基板43を風向
板先端42aに沿わせて載置することにより、ねじ44
の下穴などの位置合わせのための案内板に利用すること
ができる。
【0021】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図4に示すよう
に、本体外郭51に固定された回路基板52の端部に本
体外郭51の底面51aと略平行に設けたコネクターA
53の側面左方近傍に、前述と同様の風向板54の先端
54aを位置させたものである。これにより、コネクタ
ーA53に対応する接続コード55に付随するコネクタ
ーB56を挿入する際には、作業者はコネクターB56
を風向板54の先端54a側面に沿って矢印Gのように
滑らすことによりセッティングできるものである。
【0022】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図5に示すよう
に、前述と同様の風向板61の上端61aを回路基板6
2の上方に位置している加熱コイル保持板63の近傍ま
で延長させたものである。なお、64は加熱コイル、6
5は天板、66は鍋などの温度を検知する温度センサ
ー、67は送風機である。これにより、送風気67によ
って起こされた対流は、風向板61の上端61aが加熱
コイル保持板63近傍にあるため、矢印H方向への対流
漏れがなく一点鎖線Jの如く略コの字状の対流径路が形
成されるため、風力の集中化がより高まり冷却効率を一
層向上させることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の誘導加熱調理によ
れば、本体と本体上面を覆う天板を有し、本体内部には
一隅に送風機を備え、送風機の外周と接し本体を横切る
接線方向よりも外方に放熱板,回路基板を位置させ、そ
のさらに外方の本体壁面に排気口を設けるとともに、本
体底面には一隅側の送風機の近傍から回路基板に向けて
風向板を設けたことにより、吸気口から略垂直方向に吸
引された対流(風力)を特に温度上昇の著しい部分(加
熱コイルの下方に位置する電子部品)に集中させ、冷却
効率を向上させることができる。したがって、電子部品
の温度上昇を効果的に低減することができ、部品の信頼
性を維持することができる。
【0024】また、風向板を回路基板近傍まで延長させ
たことにより、回路基板を固定するための所定の位置
(ねじ穴など)へ載置する際に回路基板を風向板先端に
沿わせていけばよく、風向板は位置合わせのための案内
板となるために回路基板のセッティングが容易になり、
組み立て性の向上が図れる。
【0025】また、風向板を回路基板の端部に本体底面
と略平行に設けた接続部の側面近傍に位置させたことに
より、それに対応する他の接続部を挿入する際には風向
板の側面に沿って挿入すればよく、セッティングが容易
になり組み立て性の向上が図れる。
【0026】さらに、風向板の上端を回路基板の上方に
位置している加熱コイル保持板の近傍まで延長させたこ
とにより、略コの字状の対流径路が形成されるため、風
力の集中化をさらに高めることができ、冷却効率をより
一層向上させて電子部品の信頼性をより確実に維持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の誘導加熱調理器の上部
切欠き平面図
【図2】同誘導加熱調理器を流し台に埋め込む状態を示
した分解斜視図
【図3】同第2の実施例の誘導加熱調理器の上部切欠き
平面図
【図4】同第3の実施例の誘導加熱調理器の上部切欠き
平面図
【図5】同第4の実施例の誘導加熱調理器の要部縦断面
【図6】従来の誘導加熱調理器の加熱コイルを取り出し
て示した上部切欠き平面図
【図7】同誘導加熱調理器の外観斜視図
【符号の説明】
21,41,51 本体外郭(本体) 21a,41a,51a 底面(本体底面) 21b 吸気口 21c 壁面 21d 壁面(本体壁面) 24 放熱板 25,43,52,62 回路基板 27,65 天板 29 送風機 35,42,54,61 風向板 36 排気口 53 コネクターA(接続部) 56 コネクターB(接線部) 61a 上端 63 加熱コイル保持板 X 接線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理器の本体とこの本体の上面を覆う天
    板を有し、前記本体の内部には一隅に吸気口を介して空
    気を吸い込む送風機を備え、前記送風機の外周と接し前
    記本体を横切る接線方向よりも外方に放熱板,回路基板
    を位置させ、そのさらに外方の前記本体壁面に排気口を
    設けるとともに、前記本体底面には前記一隅側で前記送
    風機の近傍から前記回路基板に向けて風向板を設けた誘
    導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 風向板を回路基板の近傍まで延設した請
    求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 風向板を回路基板の端部に本体底面と略
    平行に設けた接続部の側面近傍まで延設した請求項1記
    載の誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 風向板の上端を回路基板の上方に位置し
    ている加熱コイル保持板の近傍まで延設した請求項1記
    載の誘導加熱調理器。
JP33307091A 1991-12-17 1991-12-17 誘導加熱調理器 Pending JPH05166580A (ja)

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JP33307091A JPH05166580A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

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JP33307091A JPH05166580A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 誘導加熱調理器

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Publication Number Publication Date
JPH05166580A true JPH05166580A (ja) 1993-07-02

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ID=18261930

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33307091A Pending JPH05166580A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 誘導加熱調理器

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JP (1) JPH05166580A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009283392A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Toshiba Corp 加熱調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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