JPH05166302A - ディジタル記録装置 - Google Patents

ディジタル記録装置

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JPH05166302A
JPH05166302A JP33101291A JP33101291A JPH05166302A JP H05166302 A JPH05166302 A JP H05166302A JP 33101291 A JP33101291 A JP 33101291A JP 33101291 A JP33101291 A JP 33101291A JP H05166302 A JPH05166302 A JP H05166302A
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signal
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JP33101291A
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Inventor
Toshiyuki Shimada
敏幸 島田
Akira Kurahashi
章 倉橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速な転送レートのディジタル記録装置を簡
便に実現する。 【構成】 複数ビットの入力信号に所定の論理演算を行
い複数ビットの信号を出力する論理演算手段と、論理演
算手段の出力を1ビット信号に時間的に多重化する並列
−直列変換手段とを備えたディジタル変調装置を有し、
論理演算手段は、遅延手段から入力される並列データに
対して並列にディジタル変調する。ディジタル変調され
た並列の符合語は、並列−直列変換器により、直列信号
に変換される。これにより並列処理による動作速度の低
減を図り、高転送レート化においても集積回路化を容易
にすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置等のディ
ジタル記録装置に関し、特に記録データ信号のディジタ
ル変調装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク装置のようなディジタ
ルデータを記録する装置において、ディジタル変調装置
は、光ヘッド─光記憶媒体間での記憶チャンネルの特性
に適した信号変調を行い効率の良いディジタル記録を実
現する装置として種々のものが実用化されている。特
に、光ディスク装置の高性能化の一環として記録の高転
送レート化があげられ、ディジタル動画像信号の記録を
行う場合においては毎秒30メガビット以上の記録再生
を実現することが要請されている。
【0003】以下、従来技術によるディジタル記録装置
の構成要素であるディジタル変調装置について、図6〜
図8を参照しながら説明する。図6は、NRZI(Non R
eturn to Zero Inverted)変調の回路図である。図7
に、その動作説明のための信号波形図を示す。1は、排
他的論理和素子であり、2は、遅延素子(D型フリップ
フロップ)である。
【0004】入力信号( 図7(b))は、クロック1( 図7
(a))に同期して排他的論理和素子1に入力される。排他
的論理和素子1は、入力信号( 図7(b))と遅延素子2の
出力(1クロック前の排他的論理和素子1の出力( 図7
(c)))との排他的論理和をとる、すなわち、その2つが
一致すれば0、一致しなければ1となる。その出力を、
遅延素子2により、1クロック分遅延したものが、変調
出力となる。その信号波形を図7(c) に示す。このよう
にして得られた出力信号( 図7(c))は、入力信号値が1
をとる都度信号反転するものとなっている。図6の構成
でNRZI変調装置となる。
【0005】図8は、(2,7)ラン長制限符号(例え
ば、特公昭55−26494号公報参照)のためのディ
ジタル変調装置の回路例を示す。同図において、3は遅
延手段であり、D型フリップフロップである遅延素子6
〜10により構成されている。4は論理演算手段であ
り、ANDゲート11〜16及びORゲート17、18
とにより構成されている。
【0006】5は並列−直列変換手段であり、NOT1
9、ANDゲート21、22、ORゲート23及びD型
フリップフロップ20、24で構成されている。図9
は、その動作説明のための信号波形図である。クロック
1( 図9(a))は、外部から入力されるクロック2( 図9
(c))を、D型フリップフロップ20、NOT19を用い
て2分周したものである。入力信号(図9(b))は、クロ
ック1が入力される遅延素子6〜8によって、遅延して
出力される。第n番目のクロック1信号における入力信
号をA(n)とすると、遅延素子6、7、8の出力は各々A
(n-1)、A(n-2)、A(n-3)となる。同様にORゲート17
の出力B(n)は、遅延素子9、10により遅延されB(n-
1)、B(n-2)となる。ORゲート18出力はC(n)、AND
ゲート16出力をD(n)とする。これらの信号は、論理演
算手段4のANDゲート11〜16及びORゲート1
7、18により、(数2)の論理演算によりC(n)、D(n)
を出力する。但し、数式中の記号 ̄は否定、・は論理
積、+は論理和演算を示す。
【0007】
【数2】
【0008】論理演算手段4の出力C(n)、D(n)は、AN
Dゲート21、22、ORゲート23、及びD型フリッ
プフロップ24によって、時間的に多重化され出力され
る。すなわち、D型フリップフロップ24のクロック2
に同期した出力信号は、クロック1の信号値が1の期間
中はORゲート18出力を、0の期間中はANDゲート
16の出力を出力することになる( 図9(c))。図中の入
力(b) と出力(d) における等の数字付きの矢印線が示
すデータおよびコードは、(2、7)ラン長制限符号化
のデータとコードの対になっている。表1に、(2、
7)ラン長制限符号化における入力信号(データ)と出
力信号(コード)との変換表を示す。
【0009】以上の一連の動作によれば、入力信号のい
かなる値によっても出力信号が連続して1の値をとるこ
とはなく各々の1の間における0の数が2ないし7個と
なり(2、7)ラン長制限符号のディジタル変調装置が
実現される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、1ビットの時系列信号を1ビットの時
系列信号に変換するという形をとるので、高転送レート
化を図るためには変調回路の全ての部分にわたって動作
クロックの高速化を図る必要があるという問題を有して
いる。すなわち、メモリ等の記憶装置に格納されている
本来の記録データが複数ビットの並列信号で与えられて
いるにも関わらず、この複数ビットの並列信号をまず1
ビットの直列信号に変換しこれをディジタル変調すると
いう手順をとっていたために、高い周波数のクロックで
動作する部分の規模が大きく、これに伴い集積回路化も
困難になり、かつ消費電力が大きくなってしまうという
問題を有している。
【0011】本発明は上記問題点に鑑み、複数ビットの
並列信号を1ビットの直列信号に変換することなくその
まま用い、全体としてクロックの速度が比較的低く集積
化の容易なディジタル記録装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のディジタル記録装置は、入力データをディ
ジタル変調した後、記録ヘッドに加えて記録媒体に記録
するディジタル記録装置において、入力データを並列に
入力して所定の論理式に基づいて符合化する論理演算手
段と、前記論理演算手段からの並列の符号化信号を、時
間的に多重化して直列信号に変換する並列−直列変換手
段とを前記記録ヘッドの前段に備えている。
【0013】ここで、前記論理演算手段における所定の
論理式は、NRZI変調を行う(数1)であってもよ
い。また、入力データをディジタル変調した後、記録ヘ
ッドに加えて記録媒体に記録するディジタル記録装置に
おいて、入力データを並列に入力して所定のクロック数
だけ遅延する遅延手段と、前記遅延手段により遅延され
た並列データ信号に対し、所定の論理式に基づいて符号
化する論理演算手段と、前記論理演算手段からの並列符
号化信号を、時間的に多重化して直列信号に変換する並
列−直列変換手段とを前記記録ヘッドの前段に備えてい
てもよい。
【0014】ところで、(2、7)ラン長制限符合化を
行うため、前記遅延手段は、入力された並列データの下
位2ビットを1クロック遅延させる遅延回路からなり、
遅延回路は、前記並列データの最上位ビットのさらに上
位の2ビットとして一時格納しておき、前記論理演算手
段は、並列データビットのそれぞれに対応する組み合わ
せ回路と、並列データの下位2ビット用の前記各組み合
わせ回路が出力する1クロック前のデータ語の最終ビッ
ト検出信号を保持する保持回路と、前記組み合わせ回路
からの、符合語を一時格納し、前記並列−直列変換手段
へ受け渡す出力バッファとからなり、前記組み合せ回路
は、それぞれ、入力信号として、該データビット及びそ
の上位2ビットに対応する前記並列データおよび/また
は遅延回路の出力信号である遅延データと、該データビ
ットより上位2ビットに対応する前記組み合わせ回路お
よび/または前記保持回路から出力されるデータ語の最
終ビット検出信号とが入力され、該データビットまでの
並列データのビットパターンが(表1)に示すデータ語
の末尾のビットパターンと一致しているかを判定し、該
ビットがデータ語の最後のビットであることを検出し
て、データ語の最終ビット検出信号を出力すると共に、
該データビットを符号化したビットパターンを出力する
構成としてもよい。
【0015】また、 前記論理演算手段は、直列のデー
タ信号を1ビットずつ符号化信号に変換する論理回路
を、入力並列データのビット数と同数分備えていてもよ
い。前記遅延手段は、前記論理演算手段の出力の一部
を、所定のクロック数だけ遅延し、前記論理演算回路に
帰還入力する帰還経路を有していてもよい。
【0016】前記論理演算手段は、入力信号が規則的な
信号である場合の入力信号の規則に着目して、複数ビッ
トの入力信号が取り得ない値の組み合わせを省略するこ
とにより論理圧縮を行ってもよい。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成によって、論理演算手段
は、入力される並列データに対して論理演算を施し所定
のディジタル変調を並列に実行する。このディジタル変
調された並列の符合語は、並列−直列変換器により、直
列信号に変換される。なお、遅延手段は、前後の並列デ
ータ間でデータが途切れると符合化が困難になるような
変調方式の場合には、並列データや論理演算結果を遅延
する。
【0018】
【実施例】以下、本発明のディジタル記録装置の構成部
分であるディジタル変調装置の実施例について、図面を
参照しながら説明する。図1は、第1の実施例における
ディジタル記録装置の構成部分である、NRZI変調を
行うディジタル変調装置の構成図である。図6に示した
従来技術例を4ビットに並列化して実現した構成となっ
ている。
【0019】50は、論理演算手段であり、排他的論理
和素子52〜55及びD型フリップフロップ56〜59
とで構成される。51は、D型フリップフロップ56〜
59の出力端子Qの並列データ4ビットを、直列データ
に変換する並列−直列変換手段である。その出力は、後
段の記録ヘッド(図示していない)に供給される。
【0020】図1のように構成されたNRZI変調回路
の動作を、図4に示す信号波形図を用いて説明する。図
1の入力1〜入力4の端子には、メモリ(図示していな
い)等から本ディジタル記録装置の制御部(図示してい
ない)を介して、記録すべきデータが4ビットずつ入力
される。入力1〜入力4への入力信号として、第n番目
のクロックにおけるデータを、図4(b) 〜(e) に示す
{A1(n),A2(n),A3(n),A4(n) }とし、D型フリップフロ
ップ56〜59の出力端子Qの出力信号を、図4(f) 〜
(i) に示す{B1(n),B2(n),B3(n),B4(n) }とする。これ
らの信号相互の関係は、(数3)で表される。だだし、
*は排他的論理和演算を示す。D型フリップフロップ5
9は、論理演算手段50の一部であると同時に遅延手段
としても動作し、(数3)第1式の右辺におけるB4
(n−1)を出力する。
【0021】
【数3】
【0022】論理演算手段50は、(数3)をそのまま
回路に実現したものであり、入力信号{A1(n),A2(n),A3
(n),A4(n) }から出力信号{B1(n),B2(n),B3(n),B4(n)
}を演算し出力する。論理演算手段50からの{B1
(n),B2(n),B3(n),B4(n) }に対して、並列−直列変換手
段51は、順次クロック1の4倍の周波数である(j) に
示すクロック2にしたがって時分割多重化する。その出
力を図7(k) に示す。
【0023】以上のように4ビット並列データからNR
ZI変調の性質を持つ1ビット直列信号が得られ、NR
ZI変調を行うディジタル変調装置が実現できる。本実
施例によれば、入力信号を4ビットの並列信号として取
扱い、この4ビットの入力信号から適当な論理式で4ビ
ットの信号を出力する論理演算手段と、論理演算手段の
出力の一部を遅延して出力する遅延手段と、4ビットの
論理演算出力を1ビットの直列信号として出力する並列
−直列変換手段とを設けることにより、並列信号処理に
よる遅延手段と論理演算手段との動作速度の低減を図っ
て、集積回路化を容易にすることができる。
【0024】次に本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。図2は、第2の実施例における
ディジタル記録装置の構成部分である、(2、7)ラン
長制限符号化を行うディジタル変調装置の構成図であ
る。40は、入力バッファであり、D型フリップフロッ
プ63〜66から構成され、入力された並列データを同
期して取り込むために設けられている。ただし、この入
力バッファは、並列データが本ディジタル変調装置に同
期して入力される場合は、設ける必要がなく省略しても
よい。
【0025】60は、遅延手段であり、D型フリップフ
ロップ67、68から構成され、入力バッファ40から
の並列データの最上位ビットのさらに上位2ビットとし
て一時格納する。61は、論理演算手段であり、AND
ゲート71〜94、ORゲート95〜102、D型フリ
ップフロップ69、70、103〜110によって構成
される。
【0026】62は、論理演算手段61からの並列デー
タを直列データに変換する並列−直列変換手段である。
その出力は、後段の記録ヘッド(図示していない)に供
給される。図2のように構成された(2、7)ラン長制
限符号化回路の動作を、図5に示す信号波形図を用いて
説明する。
【0027】図2の入力1〜入力4への入力信号とし
て、第n番目のクロックにおけるデータを、図5(b) 〜
(e) に示す{A1(n),A2(n),A3(n),A4(n) }とすると、D
型フリップフロップ63〜66は、第n-1 番目のクロッ
クにおける入力データが遅延されて{A1(n-1),A2(n-1),
A3(n-1),A4(n-1) }を出力し、D型フリップフロップ6
7、68は、第n-2 番目のクロックにおける入力データ
が遅延されて{A3(n-2),A4(n-2) }を出力する。ORゲ
ート95〜101の出力を{B1(n),C1(n),B2(n),C2(n)
B3(n),C3(n),B4(n),C4(n) }とし、AND76、82、
88、94の出力を{D1(n),D2(n),D3(n) D4(n) }とす
ると、D型フリップフロップ103〜110は、第n-1
番目のクロックにおけるデータが遅延されて{C1(n-1),
D1(n-1),C2(n-1),D2(n-1),C3(n-1),D3(n-1),C4(n-1),D4
(n-1) }を出力する。D型フリップフロップ69、70
は、B3(n-1) 、B4(n-1) を出力する。これらの信号相互
の関係は、(数4)で表される。
【0028】
【数4】
【0029】したがって、入力信号である4ビット並列
信号{A1(n),A2(n),A3(n),A4(n) }(図5(b) 〜(e) )
は、遅延手段60、論理演算手段61により、8ビット
並列信号{C1(n-1),D1(n-1),C2(n-1),D2(n-1),C3(n-1),
D3(n-1),C4(n-1),D4(n-1) }(図5(h) 〜(m) )に変換
される。この8ビットの信号は、並列−直列変換手段6
2により、クロック1の8倍の周波数であるクロック2
(図5(n) )で時分割多重化して出力される(図5(o)
)。図中の等の数字付きの矢印線が示す入力および
出力の組は、(2、7)ラン長制限符号化のデータとコ
ードの対になっている。この出力は、(2、7)ラン長
制限符合に変調された結果となっている。(表1参
照)。なお、図中の初めの矢印線の破線部分のデータお
よびコードは、ダミーデータおよびダミーコードであ
る。
【0030】以上の一連の動作によれば、出力信号が連
続して1の値をとることはなく各々の1の間における0
の数が2ないし7個となり(2、7)ラン長制限符号の
ディジタル変調装置が実現される。以上のように本実施
例によれば、入力信号を4ビットの並列信号として取扱
い、この4ビットの入力信号から適当な論理式で4ビッ
トの信号を出力する論理演算手段と、論理演算手段の出
力の一部を遅延して出力する遅延手段と、4ビットの論
理演算出力を1ビットの直列信号として多重化して出力
する並列−直列変換手段とを設けることにより、遅延手
段60と論理演算手段61との動作速度を低減して、集
積回路化を容易にすることができる。
【0031】また、図1と図2の比較からわかるように
(2,7)ラン長制限符号のような比較的複雑な畳み込
みを行う変調方式におけるディジタル変調装置の実現に
はその並列度に応じて論理式の複雑さが増加する。しか
しながらその設計においては、従来例で述べたような1
ビット信号を1ビット信号に変換させる場合の論理式が
既に与えられている場合が多く、このような場合には、
この論理式を複数個用意して前述のような並列処理に拡
張することは容易である。
【0032】さらに本発明の第3の実施例について図面
を参照しながら説明する。図3は、本発明の第3の実施
例を示すディジタル記録装置の構成部分である、NRZ
I変調を実現するディジタル変調装置の構成例であり、
4ビット入力信号が(2、7)ラン長制限符号であると
限定した場合に、図1のNRZI変調を再構成したもの
である。
【0033】111は、論理演算手段であり、ANDゲ
ート113〜127、ORゲート128〜131及びD
型フリップフロップ56〜59とにより構成される。同
図において図1と同一の機能を有するものは同一の番号
を付加し、その説明を省略する。まず、論理演算手段1
11の構成を決定する原理を説明する。図1の論理変換
手段50の論理式である(数3)のB1(n),B2(n),B3(n),
B4(n) がそれぞれ1になる組み合わせは、(数3)を積
和展開して考えていけば、順次以下の〜のようにな
る。
【0034】 (数3)第1式のB1(n) が1になるた
めの{B3(n-1) 、A1(n) }の組合せは下記の2通り存在
する。 {1、0} {0、1} (数3)第2式のB2(n) が1になるための{B3(n-
1) 、A1(n) 、A2(n) }の組合せは下記の4通り存在す
る。 {1、0、0} {0、1、0} {0、0、1}
{1、1、1}* (数3)第3式のB3(n) が1になるための{B3(n-
1) 、A1(n) 、A2(n) 、A3(n) }の組合せは下記の8通
り存在する。 {1、0、0、0} {0、1、0、0} {0、
0、1、0} {1、1、1、0}* {0、0、0、1} {1、
1、0、1}* {1、0、1、1}* {0、1、1、1}* (数3)第4式のB4(n) が1になるための{B3(n-
1) 、A1(n) 、A2(n) 、 A3(n) 、A4(n) }の組合せは下記の16通り存在する。 {1、0、0、0、0} {0、1、0、0、0}
{0、0、1、0、0} {0、0、0、1、0} {0、0、0、0、1}
{1、1、1、0、0}* {1、1、0、0、1} {1、0、0、1、1}*
{0、0、1、1、1}* {1、1、0、1、0}*{1、0、1、0、1}*
{0、1、0、1、1}* {1、0、1、1、0}*{0、1、1、0、1}*
{0、1、1、1、0}* {1、1、1、1、1}* 上記組み合わせに基づき、図1の論理演算手段50を排
他的論理和素子ではなく、ANDゲート及びORゲート
で再構成する場合には、例えばB2(n) については(数
5)を計算することになる。
【0035】
【数5】
【0036】以上のようにNRZI変調の場合、Nビッ
トの入力信号の処理に必要な積項数は第N番目のビット
演算において最も多くなり、その数は2のN+1乗通り
になり必要な回路規模が大きくなる。しかしながら、入
力信号が(2、7)ラン長制限符号であるという制限が
ある場合、即ち、入力信号を1ビット直列信号に変換し
た場合の時系列信号{・・・、A4(n−1)、A1
(n),A2(n),A3(n),A4(n),A1
(n+1)、・・・}には1が連続することはなく1の
間の0の数は2以上に限られるということを利用すれ
ば、上記のアスタリスク(*)付きの組み合わせの入力
信号は存在しないので、上述の積項の一部は以下のよう
に省略することができる。
【0037】 (数3)第1式のB1(n) が1になるた
めの{B3(n-1) 、A1(n) }の組合せは下記の2通りにな
る。 {1、0} {0、1} (数3)第2式のB2(n) が1になるための{B3(n-
1) 、A1(n) 、A2(n) }の組合せは下記の3通りにな
る。
【0038】{1、0、0} {0、1、0} {0、
0、1} (数3)第3式のB3(n) が1になるための{B3(n-
1) 、A1(n) 、A2(n) 、A3(n) }の組合せは下記の4通
りになる。 {1、0、0、0} {0、1、0、0} {0、
0、1、0} {0、0、0、1} (数3)第4式のB4(n) が1になるための{B3(n-
1) 、A1(n) 、A2(n) 、A3(n) 、A4(n) }の組合せは下
記の6通りになる。 {1、0、0、0、0} {0、1、0、0、0}
{0、0、1、0、0} {0、0、0、1、0} {0、0、0、0、1} {1、1、0、0、1} 上記省略された組み合わせに基づき、論理演算手段を構
成すると、図3に示すもので足りる。この論理演算手段
111は、4ビットの入力信号から上述の論理圧縮され
た論理式を実現する論理演算手段であり、その他の動作
は(図1)と同様である。
【0039】以上のように、入力信号の性質を用いて、
不必要な論理積項を省略することにより論理演算量を圧
縮して回路規模の小型化を図ることができる。なお、以
上の実施例において実現した変調方式はNRZI変調及
び(2、7)ラン長制限符号であるが、変調方式はこれ
にに限らず本発明を実施できる。加えて、第3の実施例
では、入力信号は(2、7)ラン長制限符号としたが、
これは他の符号、例えば(1、7)ラン長制限符号等で
あっても同様に論理演算量の圧縮が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数ビッ
トの入力信号に対して適切な論理演算で変調をかけ、こ
れを時間的に多重化して1ビットの時系列信号に変換す
るという形をとるので、高転送レート化を図るためには
変調回路の全ての部分にわたって動作クロックの高速化
を図る必要がなく、並列−直列変換する部分のみを高速
化すればよいので、容易に高速化できるという効果があ
り、高速に記録できるディジタル記録装置を提供でき
る。
【0041】加えて、高い周波数のクロックで動作する
部分の規模が小さく、これに伴い集積回路化も容易であ
り、かつ消費電力を抑えることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディジタル変調
装置部分の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例におけるディジタル変調
装置部分の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例におけるディジタル記録
装置部分の構成図である。
【図4】図1の動作説明のための信号波形図である。
【図5】図2の動作説明のための信号波形図である。
【図6】第1の従来例のディジタル変調装置部分の構成
図である。
【図7】図6の動作説明のための信号波形図である。
【図8】第2の従来例のディジタル変調装置部分の構成
図である。
【図9】図8の動作説明のための信号波形図である。
【符号の説明】
1、52〜55 排他的論理和素子 2、6〜10、63〜70 遅延素子 3、60 遅延手段 4、50、61、111 論理演算手段 5、51、62 並列−直列変換手段 40 入力バッファ 11〜16、21、22、71〜94、113〜127
ANDゲート 17、18、23、95〜102、128〜131
ORゲート 19 NOT 20、24、56〜59、103〜110 D型フリ
ップフロップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データをディジタル変調した後、記
    録ヘッドに加えて記録媒体に記録するディジタル記録装
    置において、 入力データを並列に入力して所定の論理式に基づいて符
    合化する論理演算手段と、 前記論理演算手段からの並列の符号化信号を、時間的に
    多重化して直列信号に変換する並列−直列変換手段とを
    前記記録ヘッドの前段に備えたことを特徴とするディジ
    タル記録装置。
  2. 【請求項2】 前記論理演算手段における所定の論理式
    は、NRZI変調を行う次式であることを特徴とする請
    求項1記載のディジタル記録装置。 【数1】
  3. 【請求項3】 入力データをディジタル変調した後、記
    録ヘッドに加えて記録媒体に記録するディジタル記録装
    置において、 入力データを並列に入力して所定のクロック数だけ遅延
    する遅延手段と、 前記遅延手段により遅延された並列データ信号に対し、
    所定の論理式に基づいて符号化する論理演算手段と、 前記論理演算手段からの並列符号化信号を、時間的に多
    重化して直列信号に変換する並列−直列変換手段とを前
    記記録ヘッドの前段に備えたことを特徴とするディジタ
    ル記録装置。
  4. 【請求項4】 (2、7)ラン長制限符合化を行うた
    め、 前記遅延手段は、入力された並列データの下位2ビット
    を1クロック遅延させる遅延回路からなり、遅延回路
    は、前記並列データの最上位ビットのさらに上位の2ビ
    ットとして一時格納しておき、 前記論理演算手段は、並列データビットのそれぞれに対
    応する組み合わせ回路と、並列データの下位2ビット用
    の前記各組み合わせ回路が出力する1クロック前のデー
    タ語の最終ビット検出信号を保持する保持回路と、前記
    組み合わせ回路からの、符合語を一時格納し、前記並列
    −直列変換手段へ受け渡す出力バッファとからなり、 前記組み合せ回路は、それぞれ、入力信号として、該デ
    ータビット及びその上位2ビットに対応する前記並列デ
    ータおよび/または前記遅延回路の出力信号である遅延
    データと、該データビットより上位2ビットに対応する
    前記組み合わせ回路および/または前記保持回路から出
    力されるデータ語の最終ビット検出信号とが入力され、
    該データビットまでの並列データのビットパターンが
    (表1)に示すデータ語の末尾のビットパターンと一致
    しているかを判定し、該ビットがデータ語の最後のビッ
    トであることを検出して、データ語の最終ビット検出信
    号を出力すると共に、該データビットを符号化したビッ
    トパターンを出力する構成であることを特徴とする請求
    項3記載のディジタル記録装置。 【表1】
  5. 【請求項5】 前記論理演算手段は、 直列のデータ信号を1ビットずつ符号化信号に変換する
    論理回路を、入力並列データのビット数と同数分備えた
    ことを特徴とする請求項1又は3記載のディジタル記録
    装置。
  6. 【請求項6】 前記論理演算手段は、入力信号が規則的
    な信号である場合の入力信号の規則に着目して、複数ビ
    ットの入力信号が取り得ない値の組み合わせを省略する
    ことにより論理圧縮を行ったことを特徴とする請求項1
    又は2記載のディジタル記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0772194A2 (en) * 1995-11-03 1997-05-07 Lg Electronics Inc. Device for detecting error from digital data
JP2012114566A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Hitachi Ltd 信号多重化回路

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