JPH05165979A - コンピュータ、ハンディターミナル及びコンピュータからハンディターミナルへのキー入力方式 - Google Patents

コンピュータ、ハンディターミナル及びコンピュータからハンディターミナルへのキー入力方式

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Publication number
JPH05165979A
JPH05165979A JP3328768A JP32876891A JPH05165979A JP H05165979 A JPH05165979 A JP H05165979A JP 3328768 A JP3328768 A JP 3328768A JP 32876891 A JP32876891 A JP 32876891A JP H05165979 A JPH05165979 A JP H05165979A
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JP
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code
key
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output system
handy terminal
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JP3328768A
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English (en)
Inventor
Kazunori Hirota
和則 弘田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多機種のコンピュータから多機種のハンディ
ターミナルへのキー入力をそれぞれ1つの共通プログラ
ムを用いて行えるようにする。 【構成】 パソコンプログラム240の起動により、パ
ソコン40−i(i=1,2,3)に対応するパラメー
タファイル(BIOSファイル、中間コード変換テーブ
ル)140−iがメモリにロードされる。またハンディ
ターミナルプログラム250の起動により、そのハンデ
ィターミナル50−j(j=1,2,3)に対応するパ
ラメータファイル(BIOSファイル、キーコード変換
テーブル)150−jがメモリにロードされる。そし
て、パソコン40−iでキー入力すると、その入力キー
に対応するキーコードが中間コードに変換され、ハンデ
ィターミナル50−jに送信される。ハンディターミナ
ル50−jは、その中間コードを受信すると、対応する
キーコードに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコン等のコンピュ
ータからハンディターミナルへのキー入力方式に関する
ものであり、特に多機種のコンピュータから多機種のハ
ンディターミナルへのキー入力を1つの共通プログラム
を用いて行えるキー入力方式に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の経営課題となってきたSIS(戦
略情報システム)での末端の情報収集活動を支える端末
として、ハンディターミナルの活用の重要性が高まって
いる。
【0003】このハンディターミナルは、携帯性が重要
視されることから、軽量、小型化が計られているため、
キー入力部も小さくならざるを得ず、そのため配設され
るキーの数も制約される。
【0004】したがって、ハンディターミナルに格納す
るアプリケーションソフトを開発する場合、図8に示す
ように、RS−232Cケーブル10によりハンディタ
ーミナル20と、パーソナルコンピュータ(以下、パソ
コンと略称する)30を接続し、キー入力はパソコン3
0側のキーボードから行うようにして、開発の効率化を
図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記パソコ
ン30側からハンディターミナル20へのキー入力の際
には、キーボードBIOS(Basic Input-OutputSyste
m)及びRS−232CBIOSを実行する必要がある
が、これらのBIOSは機種により違うものが使用され
る。また、キーコード体系も、機種により異なってい
る。
【0006】このため、従来は図9に示すように、パソ
コン、ハンディターミナル共、各機種専用のプログラム
を起動する必要があった。したがって、多機種のハンデ
ィターミナルを開発する場合、各機種専用のプログラム
を作成する必要があると共に、キー入力として使用する
パソコンにおいても各機種専用のプログラムを作成する
必要があり、これらの要因が、ハンディターミナルの開
発の遅延化を招く大きな原因となっていた。
【0007】この問題は、基本入出力システムの構成及
びキーコード体系が、パソコン、ハンディターミナル
共、各機種により異なることに起因している。してみれ
ば、コンピュータ及びハンディターミナル共、プログラ
ム起動開始時に、自装置で使用する基本入出力システム
を自動的にメモリにロードできるようにすると共に、さ
らにコンピュータ側では入力キーに対応するキー入力コ
ードを機種に依存しない共通の中間コードに変換してハ
ンディターミナルに送信し、ハンディターミナル側では
その受信する中間コードを自装置で使用される対応する
キー入力コードに変換して、そのキー入力コードに対応
するキー入力処理を行うようにすれば、コンピュータ側
及びハンディターミナル側でそれぞれ共通の1つのプロ
グラムを用いて、多機種のコンピュータから多機種のハ
ンディターミナルへのキー入力を行うことができるよう
になるものと考えられる。
【0008】本発明の課題は、コンピュータ及びハンデ
ィターミナル共、プログラム起動開始時に、自装置で使
用する基本入出力システムを自動的にメモリにロードで
きるようにすると共に、コンピュータ側では入力キーに
対応するキー入力コードを中間コードに変換してハンデ
ィターミナルに送信し、ハンディターミナル側ではその
受信する中間コードを自装置で使用される対応するキー
入力コードに変換して、そのキー入力コードに対応する
キー入力処理を行うことができるようにすることであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。まず、請求項1記載の第1の発明の手段は次
の通りである。記憶手段1(図1の機能ブロック図参
照、以下同じ)は、複数の各機種用の基本入出力システ
ム及び前記複数の各機種で使用されるキーコードを共通
の中間コードに変換するためのキーコード変換テーブル
を、各機種に個別に記憶している。この記憶手段1は、
例えば、ROM(リード・オン・メモリ)、またはフロ
ッピィディスクやハードディスク等の外部記憶装置等か
ら成り、例えば、各機種毎の基本入出力システム(BI
OS等)及びキーコード変換テーブルを、個別のファイ
ルとして記憶している。ロード手段2は、起動された際
に、記憶手段1から自装置で使用する基本入出力システ
ムとキーコード変換テーブルを読み出し、それらを、主
メモリ等のメモリにロードする。キー入力処理手段3
は、ロード手段2によりメモリにロードされた基本入出
力システムに含まれるキーボード基本入出力システムを
実行して、キー入力部から入力キーに対応するキーコー
ドを入力し、その入力キーコードを、ロードされたキー
コード変換テーブルを参照して、対応する中間コードに
変換する。コード送信手段4は、ロードされた基本入出
力システムに含まれる通信用基本入出力システムを実行
して、キー入力処理手段3により変換された中間コード
を、通信ポートから外部出力する。上記ロード手段2、
キー入力手段3、及びコード送信手段4は、一本のプロ
グラムにまとめることができる。次に、請求項2記載の
第2の発明の手段は次の通りである。記憶手段6(図1
の機能ブロック図参照、以下同じ)は、複数の各機種用
の基本入出力システム及び所定の各中間コードを前記各
機種で使用される対応するキーコードに変換する中間コ
ード変換テーブルを記憶する。この記憶手段6は、例え
ば、ICカード(ICメモリカード)等から成り、各機
種の基本入出力システム及び中間コード変換テーブル
を、個別のファイルに記憶している。ロード手段7は、
起動された際に、記憶手段6から自装置で使用する基本
入出力システムと中間コード変換テーブルとを読み出
し、それらを、例えば、主メモリ等のメモリにロードす
る。コード受信手段8は、ロード手段7によりメモリに
ロードされた基本入出力システムに含まれる通信用基本
入出力システムを実行して、通信ポートに送信されてく
る中間コードを受信する。コード変換手段9は、前記基
本入出力システムに含まれるキーボード基本入出力シス
テムを実行して、コード受信手段8により受信された中
間コードを、前記中間コード変換テーブルを参照して対
応するコードに変換し、例えばキーデータバッファ(キ
ーバッファ)等に格納する。上記ロード手段7、コード
受信手段8、及びコード変換手段9は、一本のプログラ
ムにまとめることが可能である。また、請求項3記載の
第3の発明の手段は、次の通りである。図1の機能ブロ
ック図に示すように、上記第1の発明のコンピュータの
通信ポート(例えば、RS−232Cポート)と上記第
2の発明のハンディターミナルの通信ポート(例えば、
RS−232Cポート)とを所定の通信ケーブル(例え
ば、RS−232Cケーブル)で接続し、前記コンピュ
ータ側では、キー入力部から入力された所定のキーコー
ドをキー入力処理手段3により対応する中間コードに変
換した後、その中間コードをコード送信手段4により前
記通信テーブルを介して前記ハンディターミナルへ送信
し、 前記ハンディターミナル側では、その送信されて
くる中間コードを、コード受信手段8により受信し、続
いて、その中間コードをコード変換手段9により対応す
るキーコードに変換した後、そのキーコードを入力キー
コードとして処理する。
【0010】
【作用】第1の発明の手段の作用は次の通りである。ま
ず、初期設定処理において、ロード手段2が起動され、
ロード手段2は、記憶手段1から、自装置で実行可能な
基本入出力システム及び自装置で使用されるキーコード
を所定の中間コードに変換するためのキーコード変換テ
ーブルを選択し、メモリにロードする。そして、以後、
キー入力部からキー入力が行われる毎に、キー入力処理
手段3は、上記メモリ・ロードされた基本入出力システ
ムの中のキーボード基本入出力システムをファンクショ
ン・コール(ファンクション・リクエスト)により実行
し、上記入力キーに対応するキーコードを読み出し、続
いて、そのキーコードを、上記メモリ・ロードされたキ
ーコード変換テーブルを参照して対応する中間コードに
変換する。次に、コード発信手段4が起動され、コード
発信手段4は、上記基本入出力システムの中の通信用基
本入出力システムを、ファンクション・コール(ファン
クション・リクエスト)により実行し、上記中間コード
を通信ポートから外部出力する。このように、初期設定
処理において、各コンピュータのメモリには、自装置で
実行可能な基本入出力システムがメモリにロードされ
る。このため、各コンピュータが上記処理を行う際に実
行するプログラム内における上記キーボード基本入出力
システムのファンクションコールのステートメントを、
全てのコンピュータにおいて、同一のステートメントで
記述することが可能である。したがって、多機種のコン
ピュータが、1つの共通プログラムを実行して、キー入
力毎に、その入力キーに対応する機種に依存しない共通
の中間コードを多機種のハンディーターミナルへ送信す
ることができる。第2の発明の手段の作用は次の通りで
ある。まず、初期設定処理において、ロード手段7が起
動され、ロード手段7は、記憶手段6から、自装置で実
行可能な基本入出力システムと中間コードを自装置で使
用するキーコードに変換する中間コード変換テーブルと
を選択し、メモリにロードする。そして、以後、通信ポ
ートに中間コードが送信される毎に、コード受信手段8
は、上記メモリ・ロードされた基本入出力システムの中
の通信用基本入出力システムをファンクション・コール
(ファンクション・リクエスト)により実行し、その中
間コードを受信する。続いて、コード変換手段9は、上
記基本入出力システムの中のキーボード基本入出力シス
テムをファンクション・コール(ファンクション・リク
エスト)により実行し、上記受信された中間コードを、
上記メモリ・ロードされた中間コード変換テーブルを参
照して、自装置で使用される対応するキーコードに変換
し、例えば所定のキーデータ・バッファ(キーバッフ
ァ)等のメモリの一領域に格納する。そして、このキー
データ・バッファに格納されたキーコードは、所定のキ
ー入力処理手段により、入力キーに対応するキーコード
として読み出される。このように、初期設定処理におい
て、各コンピュータのメモリには、自装置で実行可能な
基本入出力システムがメモリにロードされる。このた
め、各ハンディターミナルが上記処理を行う際に実行す
るプログラム内における通信用基本入出力システム及び
上記キーボード基本入出力システムのファンクションコ
ールのステートメントを、全てのハンディターミナルに
おいて同一のステートメントで記述することが可能であ
る。したがって、多機種のハンディターミナルが、1つ
の共通プログラムを実行して、多機種のコンピュータか
らキー入力毎に送信されてくる共通の中間コードを受信
し、次にその中間コードを自装置で使用可能なキー入力
コードに変換して、所定のキー入力処理を行うことがで
きる。第3の発明の手段の作用は次の通りである。ま
ず、コンピュータの通信ポート(例えば、RS−232
Cポート等)とハンディターミナルの通信ポート(例え
ば、RS−232Cポート等)とを、所定の通信ケーブ
ル(例えば、RS−232Cケーブル等)で接続する。
次に、コンピュータ側及びハンディターミナル側で、所
定のプログラムを起動して、初期設定処理を行う。この
初期設定処理により、上述のようにして、コンピュータ
のメモリ(例えば、主メモリ)には、ロード手段2によ
り、記憶手段6から読み出された実行可能な基本入出力
システム及び内部で使用するキーコードを機種に依存し
ない共通の中間コードに変換するためのキーコード変換
テーブルがロードされる。一方、ハンディターミナルの
メモリ(例えば、主メモリ)には、ロード手段7によ
り、記憶手段6から読み出された実行可能な基本入出力
システム及び上記コンピュータから受信する中間コード
を内部で使用可能なキーコードに変換するための中間コ
ード変換テーブルが、ロードされる。そして、以後、コ
ンピュータは、キーボードからキー入力が行われると、
キー入力処理手段3によりその入力キーに対応するキー
コードを対応する中間コードに変換し、続いて、コード
送信手段4によりその中間コードを上記通信テーブルを
介しハンディターミナルの通信ポートに送信する。ハン
ディターミナルは、上記通信ポートに送信されてくる中
間コードをコード受信手段8により受信し、続いて、コ
ード変換手段9により、その中間コードを自装置で使用
される対応するキーコードに変換する。そして、そのキ
ーコードを、自装置でのキー入力により入力されたキー
コードとみなして、所定のキー入力処理を行う。したが
って、コンピュータ及びハンディターミナル共、プログ
ラム起動開始時に、自装置で使用する基本入出力システ
ムを自動的にメモリにロードできると共に、コンピュー
タ側では入力キーに対応するキー入力コードを中間コー
ドに変換してハンディターミナルハンディターミナルに
送信し、ハンディターミナル側ではその受信する中間コ
ードを自装置で使用される対応するキー入力コードに変
換して、そのキー入力コードに対応するキー入力処理を
行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、図2乃至図7を参照して一実施例を説
明する。図2は、パソコンからハンディターミナルへの
キー入力方式を説明する図である。
【0012】同図において、パソコン40−1、40−
2、40−3はいずれも異なる機種であり、実行可能な
BIOS及びキーコード体系が異なっている。また、ハ
ンディターミナル50−1、50−2、50−3も互い
に異なった機種であり、実行可能BIOS及びキーコー
ド体系が異なっている。
【0013】上記パソコン40−1、40−2、40−
3には、図3(a) に示すような各パソコン40─i(i
=1,2,3)が実行可能BIOSサブルーチン141
─iと各パソコン40−i(i=1,2,3)で使用さ
れるコードを所定の共通する中間コードに変換するため
の中間コード変換テーブル142─iとから成るパソコ
ン用・パラメータファイル140−i(i=1,2,
3)が用意されており、これらのパソコン用パラメータ
ファイル140−1,140−2,140−3は、磁気
ディスク等の外部記憶装置に格納されている。
【0014】また、上記ハンディターミナル50−j
(j=1,2,3)にも、図3(b) に示すような各ハン
ディターミナル50−j(j=1,2,3)が実行可能
なBIOSサブルーチン151−j(j=1,2,3)
と上記中間コードを各ハンディターミナル50−j(j
=1,2,3)で使用されるコードに変換するためのキ
ーコード変換テーブル152−j(j=1,2,3,)
とから成るハンディターミナル用・パラメータファイル
150−j(j=1,2,3)が用意されており、これ
らのハンディターミナル用・パラメータファイル150
−1,150−2,150−3は、ICカード(ICメ
モリカード)等の外部記憶装置に格納されている。
【0015】また、パソコンプログラム240は、上記
各パソコン40−i(i=1,2,3)のキーボードか
ら上記各ハンディターミナル50−i(i=1,2,
3)へのキー入力を行う際に実行されるプログラムであ
り、全てのパソコン40−1,40−2,40−3で共
通に実行可能である。
【0016】一方、ハンディターミナルプログラム25
0は、各パソコン40−i(i=1,2,3)がRS−
232Cケーブル160を介して送信してくる各パソコ
ン40−1,40−2,40−3のキーボードのキー入
力により入力されたキーコードに対応する中間コード
を、RS−232ポートを介して受信する際に実行され
るプログラムであり、全てのハンディターミナル50−
1,50−2,50−3で共通に実行可能である。
【0017】次に、上記構成のシステムにおけるパソコ
ン40−i(i=1,2,3)からハンディターミナル
50−j(j=1,2,3)へのキー入力動作を図4、
図5、及び図6並びに図7のフローチャートを参照しな
がら説明する。
【0018】まず、パソコン40−i(i=1,2,
3)及びハンディターミナル50−j(j=1,2,
3)で、それぞれプログラム240、250を起動す
る。この起動により、パソコン40−i(i=1,2,
3)は、外部記憶装置から対応するパソコン用パラメー
タファイル140−i(i=1,2,3)を読み出し、
それを主メモリ上に図4(a) に示すレイアウト(メモリ
マップ)でロードする(図6のフローチャートのSA
1,SA2)。一方、ハンディターミナル50−j(j
=1,2,3)は、ICカード等から対応するハンディ
ターミナル用パラメータファイル150−j(j=1,
2,3)を読み出し、それを主メモリ上に図4(b) に示
すレイアウト(メモリマップ)でロードする(図7のフ
ローチャートのSB1,SB2)。
【0019】続いて、パソコン40−i(i=1,2,
3)のキーボード42からハンディターミナル50─j
(j=1,2,3)へのキー入力を行った際のキー入力
データの流れを、図5を参照しながら説明する。
【0020】パソコン40−i(i=1,2,3)のキ
ーボード42の任意のキーを入力操作すると、パソコン
40−i(i=1,2,3)は、パソコンプログラム2
40に記述されているファンクション・コールにより主
メモリ上にロードされているキーボードBIOSを実行
し、主メモリ上に設けられたキーバッファ43に、その
入力キーに対応するパソコン40−i用のキーコードを
格納する。続いて、パソコン40−i(i=1,2,
3)は、パソコンプログラム240を実行して、そのキ
ーバッファ43から上記キーコードを取り出し(SA
3),中間コード変換テーブル140−i(i=1,
2,3)を参照して、上記キーコードを中間コードに変
換する(SA4)。
【0021】次に、パソコン40−i(i=1,2,
3)は、パソコンプログラム240に記述されているフ
ァンクション・コールにより主メモリ上にロードされて
いるRS−232CBIOSを実行し、上記中間コード
を、RS−232CポートからRS−232Cケーブル
160を介し、ハンディターミナル50−j(j=1,
2,3)へ送信する(SA5)。
【0022】上記処理SA3〜SA5は、パソコン40
−i(i=1,2,3)のキーボード42でキー入力操
作が行われるたび、パソコン40−i(i=1,2,
3)により実行され、その入力キーに対応する中間コー
ドが、RS−232Cケーブル160を介しハンディタ
ーミナル50−j(j=1,2,3)のRS−232C
ポートへ送信される。
【0023】上記動作により、パソコン40−i(i=
1,2,3)のキーボード42でキー入力を行うとパソ
コン40−i(i=1,2,3)からその入力キーに対
応する中間コードがハンディターミナル50−j(j=
1,2,3)へ送信される。したがって、パソコン40
−i(i=1,2,3)のキーボード42を操作して、
各ハンディターミナル50−j(j=1,2,3)へ各
種コマンドやデータを送信することが可能となる。
【0024】続いて、上述のようにしてパソコン40−
i(i=1,2,3)からRS−232Cケーブル16
0を介して送信されてくるパソコン40─i(i=1,
2,3)のキーボード42で入力操作されたキーに対応
する中間コードを処理するハンディターミナル50−j
(j=1,2,3)の動作を、図5及び図7のフローチ
ャートを参照しながら説明する。
【0025】ハンディターミナル50−j(j=1,
2,3)は、ハンディターミナルプログラム250に記
述されているファンクション・コールにより主メモリに
ロードされているRS−232CBIOSを実行し、R
S−232Cポートからパソコン40−i(i=1,
2,3)の送信した中間コードを受信し(SB4)、そ
の中間コードを主メモリ上に設けられた受信バッファに
格納する(SB3)。
【0026】次に、ハンディターミナル50−j(j=
1,2,3)は、ハンディターミナルプログラム250
に記述されているファンクション・コールにより、主メ
モリ上にロードされているキーボードBIOSを実行
し、上記受信バッファに格納されている中間コードを、
ハンディターミナル用キーコード変換テーブル152−
j(j=1,2,3)を参照してハンディターミナル5
0−j(j=1,2,3)用のキーコードに変換し(S
B4)、そのキーコードを主メモリ上に設けられたキー
バッファ53に格納する(SB5)。
【0027】ハンディターミナル50−j(j=1,
2,3)は、上記処理SB3〜SB5を、パソコン40
側から中間コードが送信されてくるたびに行い、それら
の中間コードに対応するハンディターミナル50−j
(j=1,2,3)用のキーコードをキーバッファ53
に順次格納する。そして、ハンディターミナル50−j
(j=1,2,3)は、このキーバッファ53に格納さ
れたキーコードを自装置の入力キーに対応するキーコー
ドとみなし、所定のキー入力処理を行う。
【0028】上述した、一連の動作により ハンディタ
ーミナル50−j(j=1,2,3)のキー入力部を使
用しなくても、コンピュータ40−i(i=1,2,
3)のキーボード42を操作して、ハンディターミナル
50−j(j=1,2,3)に各種データや各種コマン
ドキー入力することが可能となる。このため、例えば、
パソコン40−i(i=1,2,3)のキーボード42
からキー入力を行って、ハンディターミナル50−j
(j=1,2,3)に実装されるアプリケーションソフ
トのデバッグ等を容易なキー操作により、詳細に行うこ
とが可能になる。
【0029】このように、機種の異なる各パソコン40
−1,40−2,40−3及び機種の異なる各ハンディ
ターミナル50−1,50−2,50−3が実行するパ
ソコンプログラム240及びハンディターミナル250
の起動時において、各パソコン40−1,40−2,4
0−3及び各ハンディターミナル50−1,50−2,
50−3には、それらの装置で実行可能なBIOSが主
メモリにロードされる。したがって各パソコン40−
1,40−2,40−3及び各ハンディターミナル50
−1,50−2,50−3が、それぞれ実行するパソコ
ンプログラム240及びハンディターミナルプログラム
250に記述する、キー入力及びRS−232Cデータ
転送のBIOSファンクション・コール(BIOSサブ
ルーチンコール)のステートメントを、共通化すること
ができる。また、パソコンプログラム240、ハンディ
ターミナル250の起動時においては、機種の異なる各
パソコン40−i(i=1,2,3)が独自に使用して
いるキーコードを共通の中間コードに変換するための中
間コード変換テーブル142−iも主メモリにロードさ
れるので、パソコンプログラム240に記述されるキー
コードから中間コードへの変換を行うルーチンのステー
トメントも共通化できる。
【0030】したがって、機種の異なる各パソコン40
−1,40−2,40−3は、全て同一のパソコンプロ
グラム240を実行することにより、機種の異なる各ハ
ンディターミナル50−1,50−2,50−3に対
し、自装置のキーボードでキー入力操作が行われる毎
に、その入力キーに対応する中間コードを、ハンディタ
ーミナル50−j(j=1,2,3)に送信することが
できる。
【0031】一方、機種の異なる各ハンディターミナル
50−j(j=1,2,)においても、ハンディターミ
ナルプログラム250の起動時に、自装置が実行可能な
BIOSと共に上記共通の中間コードを各ハンディター
ミナル50−jが独自に使用しているキーコードに変換
するためのハンディターミナル用コード変換テーブル1
52−j(j=1,2,3)が主メモリにロードされる
ので、ハンディターミナルプログラム250に記述する
RS−232Cポートからのデータ入力、並びにキー入
力のBIOSファンクション・コール(BIOSサブル
ーチンコール)の各ステートメント、及び上記中間コー
ドを各ハンディターミナル50−1,,50−2,50
−3が独自に使用しているキーコードに変換するための
ルーチンのステートメントを共通化できる。
【0032】したがって、機種の異なる各ハンディター
ミナル50−1,50−2,50−3は、同一のハンデ
ィターミナルプログラム250を実行することにより、
RS−232Cケーブル160で接続されている任意の
機種のパソコン40−i(i=1,2,3)からそのパ
ソコン40−i(i=1,2,3)のキーボード42で
入力操作されたキーに対応する中間コードを受信し、次
にその中間コードを自装置で使用可能なキーコードに変
換して、そのキーコードに対応するキー入力処理を行う
ことが可能となる。
【0033】また、図4に示すように、パソコンプログ
ラム240及びハンディターミナルプログラム250
は、それぞれ各機種のパソコン40−i(i=1,2,
3)及び各機種のハンディターミナル50−j(j=
1,2,3)に共通対応とし、パラメータファイル14
0−i,150−j(BIOSファンクション実行ルー
チン、キーコード変換テーブル)のみを各機種毎に個別
対応とした。したがって、新たな機種のパソコンまたは
ハンディーターミナルを使用する場合、パラメータファ
イルのみを新たに作成するだけでよいので、例えば、新
たな機種のハンディターミナルに実装されるプログラム
のデバッグにも迅速に対処でき、そのプログラムの開発
効率が向上する。
【0034】
【発明の効果】この発明は、コンピュータ及びハンディ
ターミナル共、プログラム起動開始時に、自装置で使用
する基本入出力システムを自動的にメモリにロードでき
るようにすると共に、コンピュータ側では入力キーに対
応するキー入力コードを中間コードに変換してハンディ
ターミナルに送信し、ハンディターミナル側ではその受
信する中間コードを自装置で使用される対応するキー入
力コードに変換して、そのキー入力コードに対応するキ
ー入力処理を行うようにしたので、コンピュータ側及び
ハンディターミナル側でそれぞれ共通の1つのプログラ
ムを用いて、多機種のコンピュータから多機種のハンデ
ィターミナルへのキー入力を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】一実施例のパソコンからハンディターミナルへ
のキー入力方式を説明する図である。
【図3】各機種のパソコン並びにハンディターミナルで
使用されるパラメータファイルの構成を示す図である。
【図4】当該プログラムが起動されたときのパソコン及
びハンディターミナルの主メモリのメモリマップを示す
図である。
【図5】本実施例の動作の概要を説明する図である。
【図6】パソコン側で行われる処理を説明するフローチ
ャートである。
【図7】ハンディターミナル側で行われる処理を説明す
るフローチャートである。
【図8】パソコンからハンディターミナルへキー入力を
行うときのシステム構成を示す図である。
【図9】従来の多機種のパソコンから多機種のハンディ
ターミナルへのキー入力方式を説明する図である。
【符号の説明】
1,6 記憶手段 2,7 ロード手段 3 キー入力処理手段 4 コード送信手段 8 コード受信手段 9 コード変換手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の各機種用の基本入出力システム及
    び前記複数の各機種で使用されるキーコードを共通の中
    間コードに変換するためのキーコード変換テーブルを、
    各機種に個別に記憶している記憶手段と、 起動された際に前記記憶手段から自装置で使用する基本
    入出力システムとキーコード変換テーブルとを読み出
    し、それらをメモリにロードするロード手段と、 該ロード手段によりメモリにロードされた基本入出力シ
    ステムに含まれるキーボード基本入出力システムを実行
    して、キー入力部から入力キーに対応するキーコードを
    入力し、その入力キーコードを前記ロードされたキーコ
    ード変換テーブルを参照して対応する中間コードに変換
    するキー入力処理手段と、 前記ロードされた基本入出力システムに含まれる通信用
    基本入出力システムを実行して、前記キー入力処理手段
    により変換された中間コードを、通信ポートから外部出
    力するコード送信手段と、 を有することを特徴とするコンピュータ。
  2. 【請求項2】 複数の各機種用の基本入出力システム及
    び所定の各中間コードを前記各機種で使用される対応す
    るキーコードに変換する中間コード変換テーブルを記憶
    している記憶手段と、 起動された際に、前記記憶手段から自装置で使用する基
    本入出力システムと中間コード変換テーブルとを読み出
    し、それらをメモリロードするロード手段と、 該ロード手段によりメモリにロードされた基本入出力シ
    ステムに含まれる通信用基本入出力システムを実行し
    て、通信ポートに送信されてくる中間コードを受信する
    コード受信手段と、 前記基本入出力システムに含まれるキーボード基本入出
    力システムを実行して、前記コード受信手段により受信
    された中間コードを、前記中間コード変換テーブルを参
    照して対応するキーコードに変換するコード変換手段
    と、 を有することを特徴とするハンディターミナル。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコンピュータの通信ポー
    トと請求項2記載のハンディターミナルの通信ポートと
    を所定の通信ケーブルで接続し、 前記コンピュータ側では、キー入力部から入力された所
    定のキーコードを前記キー入力処理手段により対応する
    中間コードに変換した後、その中間コードを前記コード
    送信手段により前記通信テーブルを介して前記ハンディ
    ターミナルへ送信し、 前記ハンディターミナル側では、その送信されてくる中
    間コードを前記コード受信手段により受信し、続いてそ
    の中間コードを前記コード変換手段により対応するキー
    コードに変換した後、そのキーコードを入力キーコード
    として処理すること、 を特徴とするコンピュータからハンディターミナルへの
    キー入力方式。
JP3328768A 1991-12-12 1991-12-12 コンピュータ、ハンディターミナル及びコンピュータからハンディターミナルへのキー入力方式 Pending JPH05165979A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09282381A (ja) * 1996-04-19 1997-10-31 Nec Corp Potインライン通信管理方式
US7203908B1 (en) 1997-11-10 2007-04-10 Kabushiki Kaisha Sega Character communication device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09282381A (ja) * 1996-04-19 1997-10-31 Nec Corp Potインライン通信管理方式
US7203908B1 (en) 1997-11-10 2007-04-10 Kabushiki Kaisha Sega Character communication device
US7664536B2 (en) 1997-11-10 2010-02-16 Kabushiki Kaisha Sega Character communication device

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