JP3251556B2 - ハードディスクコントローラおよびハードディスク装置 - Google Patents

ハードディスクコントローラおよびハードディスク装置

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JP3251556B2 JP35274498A JP35274498A JP3251556B2 JP 3251556 B2 JP3251556 B2 JP 3251556B2 JP 35274498 A JP35274498 A JP 35274498A JP 35274498 A JP35274498 A JP 35274498A JP 3251556 B2 JP3251556 B2 JP 3251556B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ等の情報処理装置と記憶装置であるハードディ
スク装置との接続を制御するハードディスクコントロー
ラおよびこのハードディスクコントローラを内蔵したハ
ードディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ(以
下、PCと言う。)の周辺機器の1つにハードディスク
装置があった。周知のように、ハードディスク装置はS
CSIやATA−2等のインタフェースを介してPCに
接続され、PCの外部記憶装置として利用されている。
なお、ATA−2とは、周知のようにIDEやATAP
Iを含むインタフェースの総称である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近ではP
Cの利用範囲の広がりにともなって、さまざまな種類の
アプリケーションプログラム等が開発されており、ユー
ザがハードディスクに記憶させておきたい情報(アプリ
ケーションプログラムや該アプリケーションプログラム
で使用するデータ等)が増加している。
【0004】しかしながら、PCに接続することができ
るハードディスクの容量は、OSやPC本体との接続を
制御するインタフェース(例えば、SCSIやIDE
等)によって制限されている。すなわち、ハードディス
クは、その記憶容量がOSやインタフェース等によって
制限されている記憶容量以下でなければ、PC本体に接
続して使用することができない。このため、PCでOS
やインタフェース等によって制限されている容量を越え
る記憶容量を使用するためには、PCに上記記憶容量を
越えないハードディスクを複数台接続しなければならな
かった。
【0005】すなわち、ユーザは複数台のハードディス
クを購入しなければならず、システムの構築にかかる費
用が嵩むという問題があるとともに、複数台のハードデ
ィスクを配置するために大きな空間が必要になるという
問題があった。
【0006】最近では、OSのバージョンアップ等によ
りPCに接続可能な記憶容量のアップが図られている
が、OSのバージョンアップ等による記憶容量のアップ
量に比して、ハードディスクにおける技術進歩に伴う記
憶容量のアップ量が大きく、この傾向が今後も続くと考
えられる。すなわち、今後もOSやインタフェース等に
よって制限されている接続可能な記憶容量を越える記憶
容量のハードディスクが順次提案されていくと考えられ
る。また、一般にハードディスク等の記憶装置において
は、その記憶容量が大きいほどビット単価が低い。すな
わち、記憶容量が2Aのハードディスクは、記憶容量が
Aのハードディスク2台よりも製造コストが安価であ
る。
【0007】この発明の目的は、情報処理装置にハード
ディスク装置の記憶領域を分割したブロックを1つの周
辺機器として認識させることにより、情報処理装置に大
容量のハードディスク装置を接続することができるとと
もに、情報処理装置のOSの切換が簡単に行えるハード
ディスクコントローラを提供することにある。
【0008】また、この発明は上記ハードディスクコン
トローラを内蔵したハードディスク装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、(1) 情報処理装置とハードディスク装置との間に配置
され、両装置間の接続を制御するハードディスクコント
ローラであって、前記ハードディスク装置の記憶領域を
複数のブロックに分割し、ここで分割したブロック毎に
それぞれ固有の識別コードを設定する識別コード設定手
段と、前記識別コードを設定したブロック毎にエミュレ
ーションを行うエミュレーション手段と、前記複数のブ
ロックに含まれる所定の2つのブロック間において、前
記識別コード設定手段により設定した前記識別コードを
入れ換える入換スイッチと、を備え、前記識別コード
は、情報処理装置が接続されている周辺機器の識別に用
いるコードである。(2)情報処理装置とハードディスク装置との間に配置
され、両装置間の接続を制御するハードディスクコント
ローラであって、 前記ハードディスク装置の記憶領域を
複数のブロックに分割し、ここで分割した前記複数のブ
ロックに含まれる所定の2つのブロックに対して一方の
ブロックに識別コードを設定し、他方のブロックに識別
コードを設定しない識別コード設定手段と、 前記識別コ
ードを設定したブロック毎にエミュレーションを行うエ
ミュレーション手段と、 前記所定の2つのブロック間に
おいて、前記識別コード設定手段により識別コードを設
定する前記一方のブロックと識別コードを設定しない前
記他方のブロックとを入れ換える入換スイッチと、を備
前記識別コードは、情報処理装置が接続されている周
辺機器の識別に用いるコードであるハードディスクコン
トローラ。
【0010】(3)前記識別コードは、SCSI−ID
である。
【0011】(4)装置本体は、前記情報処理装置と第
1のインタフェースで接続されるとともに、該第1のイ
ンタフェースとは形式が異なる第2のインタフェースで
前記ハードディスク装置と接続され、一方のインタフェ
ースを介して入力された情報を他方のインタフェースに
対して適性な形式に変換する変換手段を備えている。
【0012】(5)上記第1のインタフェースはSCS
Iであり、上記第2のインタフェースはATA−2であ
る。
【0013】上記(1)の構成では、ハードディスク装
置の記憶領域を複数のブロックに分割し、分割したブロ
ック毎に固有の識別コードを設定するとともに、前記識
別コードを設定したブロック毎にエミュレーションが行
われる。また、この識別コードは情報処理装置が接続さ
れている周辺機器の識別に用いるコードである。したが
って、情報処理装置本体に、上記ブロックを1つの装置
(ターゲット)として認識させることができる。よっ
て、OSやインタフェース等により制限されている記憶
容量を越える大容量のハードディスク装置であっても、
上記容量を越えないブロックに分割することで、情報処
理装置に接続して使用することができる。なお、この発
明で言うエミュレーションとは、情報処理装置において
ハードディスクへの情報の書き込みや、ハードディスク
からの情報の読み出し等が行える状態にすることであ
る。また、入換スイッチにより上記分割した複数のブロ
ックに含まれる所定の2つのブロック間において、設定
されている前記識別コードを入れ換えられる。このた
め、所定の2つのブロックに異なるOSを記憶させてお
き、情報処理装置を一方のブロックに設定されている識
別コードで識別されるブロックに記憶されているOSを
使用する設定にしておけば、前記入換スイッチの操作に
より前記所定の2つのブロックの識別コードを入れ換え
るという簡単な操作でOSを切り換えることができる。
また、上記(2)の構成でも、入換スイッチの操作によ
りOSの切り換えが行え、上記(1)と同様の効果を奏
する。 なお、(2)の構成では、情報処理装置は使用し
ないOSを記憶したブロックを認識しないので、該ブロ
ックに対して情報の読み出しや書き込みを行うことがな
い。
【0014】また、識別コードとしては周知のSCSI
−ID等を用いればよい。
【0015】さらに、上記のハードディスクコントーラ
をハードディスク装置に内蔵することもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態であるハード
ディスクコントローラ1は、図1に示すようにパーソナ
ルコンピュータ2(以下、PC2と言う。)とハードデ
ィスク3との間に配置される。ハードディスクコントロ
ーラ1とPC2とはSCSIで接続されており、また、
ハードディスクコントローラ1とハードディスク3とは
IDEで接続されている。なお、周知のようにSCSI
バスには最大8台までの装置をデイジ・チェーンで接続
することができ、図示するようにCD−ROM等の他の
装置(SCSI機器)も接続できる。また、デイジ・チ
ェーンで接続された各装置にはそれぞれ異なるSCSI
−IDが設定される。また、IDEはSCSIに比して
PCのシステムバスに近い仕様であるため、回路構成が
比較的簡単であり、装置本体も安価である(一般にSC
SI機器に比してIDE機器のほうが安価である。)。
【0017】図2は、この実施形態のハードディスクコ
ントローラの構成を示す図である。ハードディスクコン
トローラ1は、本体の動作を制御する制御部11と、P
C2と接続されるSCSI接続部12と、ハードディス
ク3と接続されるIDE接続部13と、一方の接続部を
介して入力された信号(コマンド等)を他方の接続部に
接続されている機器(PC2またはハードディスク3)
に適合する形式の信号に変換する信号変換部14と、S
CSI−IDを設定するID設定部15と、ハードディ
スク3のモードを設定するモード設定部16とを備えて
いる。なお、IDE機器をSCSIバスでPC2に接続
する技術(コマンドの変換やデータの転送制御等)は、
特開平10−161972号公報や特開平10−254
819号公報等に詳細に記載されている。信号変換部1
4には、この公知技術が適用されている。
【0018】ハードディスクコントローラ1のモード設
定部16には3つのスイッチ(SW0〜SW2)が設け
られており、図3に示すようにこれら3つのスイッチ
(SW0〜SW2)により以下に示す8種類のモードか
ら任意のモードを設定することができる。以下、各モー
ドについて説明する。
【0019】モード0は、ハードディスク3の全記憶領
域を1つのブロックとみなし、ID設定部15で設定さ
れている番号AをこのブロックのSCSI−IDとする
モードである(図4(A)参照)。このモード0では、
PC2においてハードディスク3が1台のSCSI機器
として認識される。モード1は、ハードディスク3の全
記憶領域を略均等に2つのブロックに分割し、前半のブ
ロックのSCSI−IDをID設定部15で設定されて
いる番号Aとするとともに、A+1を後半のブロックの
SCSI−IDとするモードである(図4(B)参
照)。なお、PC2では、SCSI−IDが設定された
ブロックが1つのSCSI機器として認識される。すな
わち、このモード1ではPC2においてハードディスク
3が2台のSCSI機器として認識される(ハードディ
スクコントローラ1に2つのSCSI−IDが設定され
る。)。
【0020】モード2は、ハードディスク3の全記憶領
域を略均等に2つのブロックに分割し、後半のブロック
のSCSI−IDをID設定部15で設定されている番
号Aとするとともに、A+1を前半のブロックのSCS
I−IDとするモードである(図4(C)参照)。すな
わち、分割したブロックに設定されるSCSI−IDが
モード1と逆のモードである。モード3は、ハードディ
スク3の全記憶領域を略均等に2つのブロックに分割
し、ID設定部15で設定されている番号Aを前半のブ
ロックのSCSI−IDとし、後半のブロックについて
はSCSI−IDを設定しないモードである(図4
(D)参照)。このモード3では、PC2において前半
のブロックが1つのSCSI機器として認識され、後半
のブロックについては接続されているSCSI機器とし
て認識されないモードである。したがって、このモード
3では、PC2においてSCSI−IDが設定されてい
ない後半のブロックに記憶されている情報が利用できな
い。モード4は、上記のモード3とは逆にID設定部1
5で設定されている番号Aを後半のブロックのSCSI
−IDとし、前半のブロックについてはSCSI−ID
を設定しないモードである(図4(E)参照)。このモ
ード4では、PC2においてSCSI−IDが設定され
ていない前半のブロックに記憶されている情報が利用で
きない。モード5およびモード6は、ハードディスク3
の記憶領域を予め設定されている配分で2つのブロック
に分割し、前半のブロックのSCSI−IDをID設定
部15で設定されている番号Aとするとともに、予め設
定されているBを後半のブロックのSCSI−IDとす
るモードである(図4(F)参照)。モード7は、上記
モード5またはモード6において、ハードディスク3の
記憶領域を2つのブロックに分割する際の配分および、
分割した後半のブロックのSCSI−IDを設定するプ
ログラムモードである。このプログラムモードでは、制
御部11に設けられている図示していないフラッシュR
OM等のメモリに上記の配分およびBが記憶される。な
お、モード5および6における上記の設定は、それぞれ
個別に行える。
【0021】以上のように、この実施形態にかかるハー
ドディスクコントローラ1では、接続されているハード
ディスク3の記憶領域を2つのブロックに分割し、少な
くとも1つのブロックにSCSI−IDが設定される。
なお、PC2ではSCSI−IDが設定されたブロック
を接続されている1つのSCSI機器として認識するこ
とになる。すなわち、2つのブロックにSCSI−ID
を設定するモード1、2、5、6では、PC2において
ハードディスク3を2台のSCSI機器として認識させ
ることになる。
【0022】なお、周知のようにSCSI−IDは0〜
7の番号であり、また、7はPC2本体に設けるSCS
I基板(イニシエータ)に割り当てている。したがっ
て、ハードディスク3に対して設定可能なSCSI−I
Dを0〜6とし、モード1または2においてID設定部
15において6が設定されていると、一方のブロック
(A+1を設定するブロック)についてはSCSI−I
Dの設定を禁止するようにしてもよい。このようにすれ
ば、複数の機器に同じSCSI−IDが設定されるとい
う設定ミスを低減することができる。
【0023】以下、この実施形態にかかるハードディス
クコントローラ1の動作について説明する。SCSIバ
スは、周知のように以下に示す8つのフェーズに区切ら
れている。 バスフリーフェーズ SCSIバスがいずれの装置にも使用されていない状
態、 アビトレーションフェーズ SCSIバスを使用する装置を決めるフェーズ、 セレクションフェーズ 入出力動作を開始させるターゲットを選択するフェー
ズ、 リセレクションフェーズ 以前に開始した入出力動作を中断していたターゲットに
再接続するフェーズ、 コマンドフェーズ ターゲットがイニシエータにコマンドを要求するフェー
ズ、 データフェーズ ターゲットがイニシエータにデータの授受を要求するフ
ェーズ、 ステータスフェーズ ターゲットがイニシエータにステータス情報の受取を要
求するフェーズ、 メッセージフェーズ ターゲットがイニシエータにメッセージの授受を要求す
るフェーズ、 上記〜に示したフェーズは図5に示すように遷移す
る。また、上記の〜をまとめて情報転送フェーズと
言う。
【0024】図6は、この実施形態にかかるハードディ
スクコントローラの処理を示すフローチャートである。
周知のようにPC2は、セレクションフェーズ(または
リセレクションフェーズ)において入出力動作を行う装
置(ターゲット)を選択する。ハードディスクコントロ
ーラ1は、セレクションフェーズ(またはリセレクショ
ンフェーズ)において、PC2から出力されたSCSI
−IDがハードディスク3に対して設定したSCSI−
IDであるかどうかを判定する(n1、n2)。ハード
ディスクコントローラ1は、上記SCSI−IDがハー
ドディスク装置3において分割した前半のブロックに設
定した番号であれば、ハードディスク3の前半のブロッ
クのエミュレーションを行い(n3)、後半のブロック
に設定した番号であれば後半のブロックのエミュレーシ
ョンを行う(n4)。この後、PC2とハードディスク
コントローラ1とはセレクションフェーズから情報転送
フェーズに移行する。なお、PC2はエミュレーション
が行われたブロックを1台のSCSI機器として認識
し、情報転送フェーズにおいて該ブロックへの情報の書
き込みや読み出し等の処理を実行する。
【0025】このように、この実施形態にかかるハード
ディスクコントローラ1は、ハードディスク3の記憶領
域を分割したブロック毎にSCSI−IDを設定し、セ
レクションフェーズ(またはリセレクションフェーズ)
においてPC2から出力されたSCSI−IDが、いず
れかのブロックに設定した番号であれば、該当するブロ
ックのエミュレーションを行う。すなわち、ハードディ
スクコントローラ1は、PC2にハードディスク3を1
台の機器として認識させるのではなく、SCSI−ID
を設定したブロックを1つの機器として認識させること
ができる。
【0026】したがって、ハードディスク3の記憶容量
がOSやインタフェース等によって制限されている記憶
容量を越える場合であっても、OSやインタフェース等
によって制限されている記憶容量以下のブロックに分割
することで、PC2でこのハードディスク3を使用する
ことができる。例えば、ハードディスク3の記憶容量が
8GBで、且つ、OSやインタフェース等によって制限
されている記憶容量が4GBであるとき、ハードディス
ク3の記憶領域を4GBの2つのブロックに分割するこ
とによって、PC2でこのハードディスク3を使用する
ことができる。このように、PC2でOSやインタフェ
ース等によって制限されている容量を越える記憶容量を
使用する場合、PC2に複数台のハードディスク3を接
続しなくてもよい。よって、ユーザにとっては複数台の
ハードディスクを購入しなくてもよく(必要な記憶容量
を有する1台のハードディスクを購入すればよく)、シ
ステムの構築にかかる費用が低減され、また該システム
の配置に必要な空間も小さくできる。
【0027】また、2つに分割したブロックにそれぞれ
異なるOSを記憶させておき、図4に示したモード3、
4を使い分けることによって、PC2を使用環境に応じ
たOSで動作させることができる。例えば、ハードディ
スク3の前半のブロックにWindows95(OS)
およびWindows95の環境で使用するアプリケー
ションプログラム等を記憶させておき、後半のブロック
にWindows NT(OS)およびWindows
NTの環境で使用するアプリケーションプログラム等
を記憶させておけば、ハードディスクコントローラ1に
おいて上記のモード3、4を切り換えることにより、P
C2の使用環境(単体使用の環境、ネットワーク使用の
環境)に応じてOSを簡単に切り換えることができる。
【0028】また、モード1、2を使い分けることによ
っても、上記のOSの切り換えを行うことができる。
【0029】なお、上記の実施形態では説明を省略した
が、ハードディスクコントローラ1は、PC2からSC
SI形式のコマンドやデータ等を受け取ると、信号変換
部14においてIDE形式に変換し、これをハードディ
スク3に転送する。一方、ハードディスク3からIDE
形式のコマンドやデータ等を受け取ると、信号変換部1
4においてSCSI形式に変換し、これをPC2に転送
する。SCSI−IDEの変換については、上述した公
報等に詳細に記載されている公知技術を信号変換部14
に適用することで実現できる。
【0030】また、上記の実施形態ではハードディスク
3の記憶領域を2つのブロックに分割したが、3つ以上
のブロックに分割するようにしてもよい。また、ハード
ディスク3に上記実施形態のハードディスクコントロー
ラ1を内蔵することもできる。このようにすれば、設置
に必要な空間をさらに小さくできる。
【0031】また、上記実施形態では、ハードディスク
3をIDEの装置であるとしたがSCSIの装置であっ
てもよい。この場合、信号変換部14でSCSI−ID
Eの変換を行う必要がない。
【0032】さらに、PC2とハードディスクコントロ
ーラ1とがIDEで接続されるように構成してもよい。
なお、IDEの場合にはPCに接続できる周辺機器が2
台であるので、2つに分割したハードディスク3の記憶
領域の一方をマスタ、他方をスレーブとしてPC2に認
識させればよい。また、ハードディスク3の記憶領域を
3つ以上のブロックに分割し、任意の2つのブロックを
マスタ、スレーブとしてPC2に認識させるようにして
もよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、ハードディスク装置の記
憶領域を分割したブロック毎に識別コードを設定し、情
報処理装置に上記ブロックを1台の機器として認識させ
るようにした。このため、情報処理装置本体においてO
Sやインタフェース等によって制限されている記憶容量
を越える大容量のハードディスク装置を使用することが
できる。したがって、ユーザにとってはハードディスク
装置の購入費用が低減できるとともに、情報処理装置本
体およびハードディスク装置等の配置に必要な空間も小
さくなる。また、情報処理装置のOSを簡単に切り換え
ることができ、ユーザの操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるハードディスクコン
トローラを適用したシステムの構成を示す図である。
【図2】この発明の実施形態であるハードディスクコン
トローラの構成を示す図である。
【図3】モード設定部のスイッチの状態と設定されるモ
ードとの関係を示す図である。
【図4】各モードにおけるハードディスクの記憶領域の
分割を示す図である。
【図5】SCSIフェーズの遷移を示す図である。
【図6】セレクションフェーズにおける動作を示す処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1−ハードディスクコントローラ 2−パーソナルコンピュータ(PC) 3−ハードディスク 11−制御部 12−SCSI接続部 13−IDE接続部 14−信号変換部 15−ID設定部 16−モード設定部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06 G06F 13/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 報処理装置とハードディスク装置との
    間に配置され、両装置間の接続を制御するハードディス
    クコントローラであって、 前記ハードディスク装置の記憶領域を複数のブロックに
    分割し、ここで分割したブロック毎にそれぞれ固有の識
    別コードを設定する識別コード設定手段と、 前記識別コードを設定したブロック毎にエミュレーショ
    ンを行うエミュレーション手段と、前記複数のブロックに含まれる所定の2つのブロック間
    において、前記識別コード設定手段により設定した前記
    識別コードを入れ換える入換スイッチと、 を備え、 前記識別コードは、情報処理装置が接続されている周辺
    機器の識別に用いるコードであるハードディスクコント
    ローラ。
  2. 【請求項2】 情報処理装置とハードディスク装置との
    間に配置され、両装置間の接続を制御するハードディス
    クコントローラであって、 前記ハードディスク装置の記憶領域を複数のブロックに
    分割し、ここで分割した前記複数のブロックに含まれる
    所定の2つのブロックに対して一方のブロックに識別コ
    ードを設定し、他方のブロックに識別コードを設定しな
    い識別コード設定手段と、 前記識別コードを設定したブロック毎にエミュレーショ
    ンを行うエミュレーション手段と、 前記所定の2つのブロック間において、前記識別コード
    設定手段により識別コードを設定する前記一方のブロッ
    クと識別コードを設定しない前記他方のブロックとを入
    れ換える入換スイッチと、を備え 前記識別コードは、情
    報処理装置が接続されている周辺機器の識別に用いるコ
    ードであるハードディスクコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記識別コードは、SCSI−IDであ
    る請求項1または2に記載のハードディスクコントロー
    ラ。
  4. 【請求項4】 装置本体は、前記情報処理装置と第1の
    インタフェースで接続されるとともに、該第1のインタ
    フェースとは形式が異なる第2のインタフェースで前記
    ハードディスク装置と接続され、 一方のインタフェースを介して入力された情報を他方の
    インタフェースに対して適性な形式に変換する信号変換
    手段を備えた請求項1〜3のいずれかに記載のハードデ
    ィスクコントローラ。
  5. 【請求項5】 上記第1のインタフェースはSCSIで
    あり、上記第2のインタフェースはATA−2である請
    求項に記載のハードディスクコントローラ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜のいずれかに記載のハード
    ディスクコントローラを内蔵したハードディスク装置。
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