JP3427763B2 - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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JP3427763B2
JP3427763B2 JP01650599A JP1650599A JP3427763B2 JP 3427763 B2 JP3427763 B2 JP 3427763B2 JP 01650599 A JP01650599 A JP 01650599A JP 1650599 A JP1650599 A JP 1650599A JP 3427763 B2 JP3427763 B2 JP 3427763B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として物理ディ
スクで入力/出力競合が発生した場合に物理ディスク内
に記憶構築される複数の論理ディスクの中で高頻度アク
セスなものを他のものへ再配置する機能を備えたディス
クアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディスクアレイ装置は、
大容量ハードディスクの搭載により数TB(テラバイ
ト)を有する規模になっている。こうしたディスクアレ
イ装置は、既存のディスク装置からの移行性を重視し、
OS(オペレーティングシステム)から既存のディスク
装置と同一に見えるように、論理的に既存のディスク装
置と同じディスクタイプ(所謂、論理ディスクと呼ばれ
るもの)をサポートしているため、OSやAP(アプリ
ケーションプログラム)の変更無しに新しいディスクア
レイ装置を接続できるようになっている。これはディス
クアレイ装置のアレイランクを構成する物理ディスクを
複数の論理ディスクに見せる技術で具現されている。
【0003】図7は、従来のディスクアレイ装置100
´の簡易構成を示したブロック図である。このディスク
アレイ装置100´は、一つのアレイランク内に複数の
論理ディスクが記憶構築される物理ディスク4nを備え
ると共に、情報指令関係で上位装置となる装置外部のn
番目のホスト1n(但し、nは以後の他部も同様に2以
上の自然数を示す)からの読み出し/書き込みアクセス
指令に応じて物理ディスク4nにおける複数の論理ディ
スクの特定のものに対するアクセスを指示制御すると共
に、複数の論理ディスクの配属関係を示すディスクマッ
プ情報を有するホスト制御部2n´と、アクセスの指示
制御に応じてディスクマップ情報を参照した上で複数の
論理ディスクの特定のものに対する入力/出力に際して
の動作制御をディスク上のヘッド位置を示すデータHD
Dに基づいて行うディスク制御部であるHDD制御部3
n´とを備え、ホスト制御部2n´はホスト1n及びモ
ニタ装置5に接続され、HDD制御部3n´はホスト制
御部2n´及び物理ディスク4nに接続されて成る。
【0004】このうち、ホスト制御部2n´は、ホスト
1nからの読み出し/書き込みアクセス指令を認識する
上位I/F制御部201と、読み出し/書き込みアクセ
ス指令に応じて複数の論理ディスクの特定のものに対す
るアクセスを指示制御する論理ディスクアクセス制御部
202と、物理ディスク4nにおける複数の論理ディス
クの配属関係を示すディスクマップ情報を格納したディ
スクマップ格納部203とを備える。HDD制御部3n
´は、アクセスの指示制御に応じてディスクマップ情報
を参照した上で複数の論理ディスクの特定のものに対す
る入力/出力に際しての動作指示を行うアレイ制御部3
01と、この動作指示に従って複数の論理ディスクの特
定のものに対するアクセスの動作制御を行う物理ディス
クアクセス制御部302とを備える。
【0005】このディスクアレイ装置100´におい
て、ホスト1nからの読み出し/書き込みアクセス指令
は、上位I/F制御部201で受信されて認識される。
論理ディスクアクセス制御部202は、上位I/F制御
部201からの指示により、読み出し/書き込みアクセ
ス対象の論理ディスク、アドレス、転送長を認識した上
でアレイ制御部301に対して指示を行う。
【0006】アレイ制御部301は、論理ディスクアク
セス制御部202からの指示(アクセスの種類、アドレ
ス、転送長)により、ディスクマップ格納部203に格
納されているディスクマップ情報を参照し、読み出し/
書き込みアクセスする論理ディスクに対応するデータを
受信する。そこで、アレイ制御部301は、ディスクマ
ップ格納部203から転送されたディスクマップ情報に
基づいて物理ディスクアクセス制御部302に対して物
理ディスク4nにおける特定の論理ディスクに対する入
力/出力に際しての動作指示を行う。これにより、物理
ディスクアクセス制御部302は、この動作指示に従っ
て物理ディスク4nにおける特定の論理ディスクに対す
るアクセスの動作制御を行う。
【0007】物理ディスク4nでは、データ転送の準備
が完了した後にデータ転送処理を行う。データ転送中、
物理ディスクアクセス制御部302は、データ転送の終
了を監視する。データ転送終了後、物理ディスクアクセ
ス制御部302は、アレイ制御部301を経由して論理
ディスクアクセス制御部202にデータ転送終了を報告
する。
【0008】論理ディスクアクセス制御部202は、こ
のデータ転送終了を受信した後、上位I/F制御部20
1に対してデータ転送終了を報告する。上位I/F制御
部201は、データ転送終了を受信すると、ホスト1n
に対して読み出し/書き込みアクセスの終了を報告す
る。
【0009】このような動作により、一連のI/O(入
力/出力)動作(読み出し/書き込みアクセス)が行わ
れる。
【0010】ところで、こうしたディスクアレイ装置1
00´の場合、通常ホスト1nの台数分の系列を成すよ
うに各部をそれぞれ1対1の対応で接続し、ホスト制御
部2n及びHDD制御部3nの間を共通接続して構成さ
れるが、そうした構成に依らずOSやAPからは論理デ
ィスクしか見えず、例えばホスト1nに係る系列では実
際の物理ディスク4nに如何なる程度のアクセスがあ
り、如何なる程度のI/O競合が発生しているかが全く
分からないため、こうしたI/O競合の発生はホスト制
御部2n´に接続されたモニタ装置5を用いて操作者
(オペレータ)が確認するようにしている。
【0011】因みに、このようなディスクアレイ装置及
びその物理ディスクに対する入力/出力処理に関連する
周知技術としては、例えば特開平9−69031号公報
に開示されたディスクアレイサブシステムや、特開平9
−160729号公報に開示されたディスクアレイ装置
等が挙げられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したディスクアレ
イ装置の場合、OSやAPからは論理ディスクしか見え
ず、実際の物理ディスクに如何なる程度のアクセスがあ
り、如何なる程度のI/O競合が発生しているかが全く
分からないため、I/O競合発生により予期したシステ
ム性能が出ない等の深刻な問題が発生した場合の対処
は、以下に説明するような方法(手順)に従って行って
いる。
【0013】先ずモニタ装置によってI/O競合が発生
している物理ディスクを確認し、次にその該当する物理
ディスクに格納されている論理ディスクの中でI/O頻
度の高い論理ディスクを検出し、更にI/O頻度の高い
論理ディスクのデータをI/O競合発生頻度の低い物理
ディスクへと再配置する。
【0014】ところが、既存のディスクアレイ装置の場
合、こうした操作を操作者が全て手動で行わなければな
らないため、操作者の操作ミスがあると一層深刻なI/
O競合問題が発生したり、最悪の場合にはデータを損失
するという問題がある上、操作者の操作は分単位の時間
を要するものであり、その間に今まで発生していたI/
O競合問題が解消したり、或いは別の物理ディスクで新
たなI/O競合問題が発生したりすると、迅速に問題を
解決できないという欠点もある。
【0015】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、物理ディスクで発
生するI/O競合の問題を人為的なミス無く迅速に解消
し得るディスクアレイ装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一つの
アレイランク内に複数の論理ディスクが記憶構築される
物理ディスクと、情報指令関係で上位装置となる装置外
部のホストからの読み出し/書き込みアクセス指令に応
じて物理ディスクにおける複数の論理ディスクの特定の
ものに対するアクセスを指示制御すると共に、該複数の
論理ディスクの配属関係を示すディスクマップ情報を有
するホスト制御部と、アクセスの指示制御に応じてディ
スクマップ情報を参照した上で複数の論理ディスクの特
定のものに対する入力/出力に際しての動作制御を行う
ディスク制御部とを備えたディスクアレイ装置におい
て、ディスク制御部は、物理ディスクにおける複数の論
理ディスクの入力/出力アクセスに際しての入力/出力
競合頻度を検出した結果を示すディスクビジー値を出力
するディスクビジー値検出部を備え、ホスト制御部は、
ホストから設定される物理ディスクのビジー率とディス
クビジー値とを比較した結果に応じて複数の論理ディス
クの再配置を行うための再配置制御指令を出力し、ディ
スク制御部は、再配置制御指令に従って複数の論理ディ
スクを再配置するための動作制御を行うディスクアレイ
装置が得られる。
【0017】このディスクアレイ装置において、ホスト
制御部は、ディスクビジー値がビジー率の上限値よりも
高い場合に再配置制御指令を出力することは好ましい。
【0018】一方、本発明によれば、上記何れかのディ
スクアレイ装置において、ホスト制御部は、アクセスの
指示制御に際して複数の論理ディスクの特定のものに対
するアクセスの頻度を検出した結果を示すアクセス頻度
検出値を出力する論理ディスクアクセス頻度検出部と、
再配置制御指令及びアクセス頻度検出値に基づいて物理
ディスクにおける複数の論理ディスクの状態移行を判断
した結果を示す論理ディスク移行データを出力するディ
スク移行判断部と、論理ディスク移行データをコピーす
るデータコピー部と、論理ディスク移行データに従って
ディスクマップ情報を変更するディスクマップ変更部
と、変更されたディスクマップ情報を格納するディスク
マップ格納部とを備え、ディスク制御部は、変更された
ディスクマップ情報に従って複数の論理ディスクを再配
置する動作制御を行うディスクアレイ装置が得られる。
【0019】又、本発明によれば、上記ディスクアレイ
装置において、ホスト制御部は、変更されたディスクマ
ップ情報に基づいて複数の論理ディスクのうちの未使用
なものを検出した結果を示す未使用ディスク情報を出力
する未使用ディスク検出部を備え、ディスク移行判断部
は、再配置制御指令及びアクセス頻度検出値と共に、未
使用ディスク情報に基づいて複数の論理ディスクの状態
移行を判断し、ディスク制御部は、複数の論理ディスク
の再配置として、アクセス頻度検出値が示す高頻度ディ
スクを未使用ディスク情報が示す未使用ディスクへと順
次移行するディスクアレイ装置が得られる。
【0020】更に、本発明によれば、上記ディスクアレ
イ装置において、ホスト制御部は、ディスクビジー値に
基づいて複数の論理ディスクのうちの低アクセスなもの
を検出した結果を示す低アクセスディスク情報を出力す
る低アクセスディスク検出部を備え、ディスク移行判断
部は、再配置制御指令及びアクセス頻度検出値と共に、
低アクセスディスク情報に基づいて複数の論理ディスク
の状態移行を判断し、ディスク制御部は、複数の論理デ
ィスクの再配置として、アクセス頻度検出値が示す高頻
度ディスクを低アクセスディスク情報が示す低アクセス
ディスクへと順次移行するディスクアレイ装置が得られ
る。
【0021】加えて、本発明によれば、上記ディスクア
レイ装置において、ホスト制御部は、ディスク制御部に
よる物理ディスクに対する入力/出力に際しての動作制
御に伴うディスク動作制御情報に基づいて複数の論理デ
ィスクの使用容量を検出した結果を示すディスク使用容
量情報を出力するディスク使用容量検出部を備え、ディ
スク移行判断部は、再配置制御指令及びアクセス頻度検
出値と共に、ディスク使用容量情報に基づいて複数の論
理ディスクの状態移行を判断し、ディスク制御部は、複
数の論理ディスクの再配置として、アクセス頻度検出値
が示す高頻度ディスクをディスク使用容量情報が示す低
使用容量ディスクへと順次移行するディスクアレイ装置
が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明のデ
ィスクアレイ装置について、図面を参照して詳細に説明
する。
【0023】図1は、本発明のディスクアレイ装置10
0の概略構成を示したブロック図である。即ち、本発明
のディスクアレイ装置100の場合も、複数のホスト
(#1)11、(#2)12、…、(#n)1nの台数
分の系列を成すように各部をそれぞれ1対1の対応で接
続して成るもので、具体的にはホスト(#1)11、
(#2)12、…、(#n)1nにそれぞれ1対1で接
続されたホスト制御部(#1)21、(#2)22、
…、(#n)2nと、ホスト制御部(#1)21、(#
2)22、…、(#n)2nにそれぞれ1対1で接続さ
れたディスク制御部であるHDD制御部(#1)31、
(#2)32、…、(#n)3nと、HDD制御部(#
1)31、(#2)32、…、(#n)3nにそれぞれ
1対1で接続された物理ディスク41、42、…、4n
とを備え、ホスト制御部(#1)21〜(#n)2n及
びHDD制御部(#1)31〜(#n)3nの間を共通
接続して成っている。
【0024】但し、本発明のディスクアレイ装置100
の場合、ホスト制御部(#1)21〜(#n)2nと、
HDD制御部(#1)31〜(#n)3nとの細部の構
成及び基本的な機能が図7に示したディスクアレイ装置
100´のものとは基本的に幾通りか相違しているた
め、以下はホスト(#n)1nに対応する1系列分の構
成として幾つかの実施例に係るディスクアレイ装置を説
明する。
【0025】図2は、本発明の実施例1に係るディスク
アレイ装置100Aの基本構成を示したブロック図であ
る。このディスクアレイ装置100Aは、図7で説明し
た従来装置と同様な機能として、一つのアレイランク内
に複数の論理ディスクが記憶構築される物理ディスク4
nと、情報指令関係で上位装置となる装置外部のホスト
1nからの読み出し/書き込みアクセス指令に応じて物
理ディスク4nにおける複数の論理ディスクの特定のも
のに対するアクセスを指示制御すると共に、複数の論理
ディスクの配属関係を示すディスクマップ情報を有する
ホスト制御部2nAと、アクセスの指示制御に応じてデ
ィスクマップ情報を参照した上で複数の論理ディスクの
特定のものに対する入力/出力に際しての動作制御をデ
ィスク上のヘッド位置を示すデータHDDに基づいて行
うディスク制御部であるHDD制御部3nとを備える。
【0026】但し、ここでのディスクアレイ装置100
Aの場合、HDD制御部3nは、物理ディスク4nにお
ける複数の論理ディスクの入力/出力アクセスに際して
の入力/出力競合頻度を検出した結果を示すディスクビ
ジー値を出力するディスクビジー値検出部303を備
え、ホスト制御部2nAは、ホスト1nから設定される
物理ディスク4nのビジー率とディスクビジー値とを比
較した結果に応じてディスクビジー値がビジー率の上限
値よりも高い場合に複数の論理ディスクの再配置を行う
ための再配置制御指令を出力し、これによりHDD制御
部3nは、再配置制御指令に従って複数の論理ディスク
を再配置するための動作制御を行うようになっている。
【0027】このため、ホスト制御部2nAは、従来通
りのホスト1nからの読み出し/書き込みアクセス指令
を認識する上位I/F制御部201と、読み出し/書き
込みアクセス指令に応じて複数の論理ディスクの特定の
ものに対するアクセスを指示制御する論理ディスクアク
セス制御部202と、物理ディスク4nにおける複数の
論理ディスクの配属関係を示すディスクマップ情報を格
納したディスクマップ格納部203とを備える他、ホス
ト1nから設定される物理ディスク4nのビジー率を格
納するとビジー率設定格納部210と、このビジー率設
定格納部210に格納されたビジー率とディスクビジー
値検出部303からのディスクビジー値とを比較した結
果を出力する比較部209と、アクセスの指示制御に際
して複数の論理ディスクの特定のものに対するアクセス
の頻度を検出した結果を示すアクセス頻度検出値を出力
する論理ディスクアクセス頻度検出部204と、比較部
209からの比較結果により示される再配置制御指令及
び論理ディスクアクセス頻度検出部204からのアクセ
ス頻度検出値に基づいて物理ディスク4nにおける複数
の論理ディスクの状態移行を判断した結果を示す論理デ
ィスク移行データを出力するディスク移行判断部205
と、論理ディスク移行データをコピーするデータコピー
部206と、論理ディスク移行データに従ってディスク
マップ情報を変更するディスクマップ変更部207とを
備え、ディスクマップ格納部203が変更されたディス
クマップ情報を格納するようになっている。
【0028】これにより、HDD制御部3nは、変更さ
れたディスクマップ情報に従って複数の論理ディスクを
再配置する動作制御を行う。
【0029】又、ここでのホスト制御部2nAの場合、
ホスト制御部2nAは、変更されたディスクマップ情報
に基づいて複数の論理ディスクのうちの未使用なものを
検出した結果を示す未使用ディスク情報を出力する未使
用ディスク検出部208を備えている。このため、上述
したディスク移行判断部205は、先の再配置制御指令
及びアクセス頻度検出値と共に、未使用ディスク検出部
208からの未使用ディスク情報に基づいて複数の論理
ディスクの状態移行を判断し、物理ディスク4nにおけ
る特定の論理ディスクを未使用の論理ディスクに移行す
るか否かを判断した結果である論理ディスク移行データ
を取得する。データコピー部206は、ディスク移行判
断部205からの論理ディスク移行データにより物理デ
ィスク4nにおいて特定の論理ディスクを未使用の論理
ディスクにコピーする。ディスクマップ変更部207
は、データコピー部206からの指示により論理ディス
ク移行データに従ってディスクマップ格納部203に格
納されているディスクマップ情報を変更する。これによ
り、ディスクマップ格納部203は、変更された論理デ
ィスク同士の対応を示すディスクマップ情報を格納する
ことになる。
【0030】従って、ここでのHDD制御部3nは、ア
レイ制御部301がディスクマップ格納部203に格納
されている変更されたディスクマップ情報を参照し、物
理ディスクアクセス制御部302がアレイ制御部301
からの指示により物理ディスク4nにおける特定の論理
ディスク対して読み出し/書き込みアクセスを行い、デ
ィスクビジー値検出部303がその特定の論理ディスク
のディスクビジー値を検出する基本動作にあって、複数
の論理ディスクの再配置として、アクセス頻度検出値が
示す高頻度ディスクを未使用ディスク情報が示す未使用
ディスクへと順次移行する制御を行う。
【0031】以下は、このディスクアレイ装置100A
の動作処理について具体的に説明する。但し、このディ
スクアレイ装置100Aでは、読み出しアクセス又は書
き込みアクセス前に予めホスト1nからのビジー率がホ
スト制御部2nAのビジー率設定格納部210に格納さ
れるものとする。
【0032】図3は、このディスクアレイ装置100A
のホスト制御部2nAにおける読み出し/書き込み動作
処理を示したフローチャートであり、同図(a)は基本
的中心動作に関するもの、同図(b)は終了動作に関す
るものである。又、図4は、このディスクアレイ装置1
00AのHDD制御部3nにおける読み出し/書き込み
動作処理を示したフローチャートである。
【0033】最初に、ホスト1nからディスクアレイ装
置100Aに対して読み出しアクセスが発生した場合の
ホスト制御部2nAによる読み出し動作を図3(a)を
参照して説明する。尚、この読み出しアクセスに先立っ
てホスト1nからビジー率設定を行う場合、ホスト1n
からディスクアレイ装置100Aに対してビジー率設定
の指令を発行転送する。転送された指令は上位I/F制
御部201で受信され、指令の認識が行われる。上位I
/F制御部201は、ビジー率設定の指令と認識してホ
スト1nに対して設定するビジー率の転送を要求する。
ホスト1nから設定するビジー率が上位I/F制御部2
01に転送されると、上位I/F制御部201はそのビ
ジー率をビジー率設定格納部210に転送し、ビジー率
設定格納部210はそのビジー率を受信して格納する。
このような動作によりビジー率設定が行われるが、一例
としてはビジー率としてビジー値“30”を設定する場
合が挙げられる。
【0034】そこで、ディスクアレイ装置100Aのホ
スト制御部2nAにおいて、ホスト1nからの読み出し
アクセス指令は上位I/F制御部201で受信され、こ
こで読み出し指令の認識が行われる。上位I/F制御部
201は、読み出し指令と認識し、ビジー率設定格納部
210に格納されたビジー率を読み出してビジー率が設
定されているか否かを判定(ステップS1)する。
【0035】この結果、ビジー率が設定されていなけれ
ば(ここでは通常上述したようにビジー率が設定されて
いる場合となるが、仮にビジー率設定を忘れた場合等に
際して読み出しアクセスが行われた場合の機能を示
す)、上位I/F制御部201がホスト1nに対してビ
ジー率未設定を報告(ステップS2)してから処理終了
する。この場合、それ以後にホスト1nからビジー率設
定指令を発行してビジー率設定が行われ、上述した場合
と同様にビジー率設定格納部210にビジー率が格納さ
れた後にビジー率が設定されているか否かの判定(ステ
ップS1)処理を受ける運びとなる。
【0036】ビジー率が設定されていれば、上位I/F
制御部201は論理ディスクアクセス制御部202に対
して動作指示を行い、論理ディスクアクセス制御部20
2が上位I/F制御部201からの動作指示により読み
出しアクセス対象の物理ディスク4nにおける特定の論
理ディスクに関するアドレス及び転送長を認識すると共
に、論理ディスクアクセス頻度検出部204及びアレイ
制御部301に対して動作指示を行う。これにより、論
理ディスクアクセス頻度検出部204は、アクセス対象
の論理ディスクのアクセス頻度を検出した結果のアクセ
ス頻度検出値をディスク移行判断部205に報告する。
アレイ制御部301は、物理ディスクアクセス制御部3
02に対して動作指示を行い、物理ディスクアクセス制
御部302はディスクビジー値検出部303に対して動
作指示を行う。
【0037】従って、比較部209にはディスクビジー
値検出部303で検出されたディスクビジー値とビジー
率設定格納部210に格納された設定ビジー率とが伝送
されるため、比較部209ではディスクビジー値>設定
ビジー率であるか否かの判定(ステップS3)処理を行
う。
【0038】この結果、ディスクビジー値>設定ビジー
率であれば、物理ディスク4nにおける論理ディスクの
再配置制御指令を行うべく、ディスク移行判断部205
への信号をアクティブにする。例えばビジー率設定格納
部210の設定ビジー率が示すビジー値は“30”であ
るので、ディスクビジー値検出部303で“35”とい
うディスクビジー値が検出された場合が挙げられる。
【0039】この他、未使用ディスク検出部208は、
ディスクマップ格納部203におけるディスクマップ情
報に基づいて未使用ディスクがあるか否かの判定(ステ
ップS4)処理を行う。この結果、未使用ディスク検出
部208は、未使用ディスクがあれば未使用ディスク情
報を出力すべく、ディスク移行判断部205への信号を
アクティブにする。これにより、ディスク移行判断部2
05は、未使用ディスク検出部208からの未使用ディ
スク情報、比較部209からの再配置制御指令、及び論
理ディスクアクセス頻度検出部204からのアクセス頻
度検出値に基づいて、物理ディスク4nにおいて高頻度
アクセスの論理ディスクを未使用論理ディスクへ移行す
るかを判断する。
【0040】即ち、ディスク移行判断部205は、比較
部209からの信号の状態を確認してアクティブである
ことにより、ディスクビジー値>設定ビジー率であるこ
とを判断でき、未使用ディスク検出部208からの信号
がアクティブであることにより未使用ディスクの存在を
判断できるため、データコピー部206及びディスクマ
ップ変更部207経由でディスクマップ格納部203の
ディスクマップ情報から未使用ディスク情報の読み出し
(ステップS5)処理を行う。但し、この未使用ディス
ク情報の読み出し(ステップS5)処理に際しては、論
理ディスクアクセス頻度検出部204で検出されたアク
セス頻度検出値が示す高頻度アクセスの論理ディスクを
検出(ステップS6)して論理ディスク移行データを取
得するようにする。その後、ディスク移行判断部205
は、論理ディスク移行データとして未使用ディスク情報
と高頻度アクセスの論理ディスク情報とをデータコピー
部206に転送してデータコピーを指示する。そこで、
データコピー部206は、論理ディスク移行データであ
る未使用ディスク情報と高頻度アクセスの論理ディスク
情報とのデータコピー処理(ステップS7)を行った
後、データコピー完了か否かの判定(ステップS8)処
理を行い、データコピーが完了していなければこの処理
の前にリターンしてデータコピーが完了するようにし、
データコピーが完了した時点でデータコピー部206は
ディスク移行判断部205から転送された未使用ディス
ク情報と高頻度アクセスの論理ディスク情報とをディス
クマップ変更部207に転送する。
【0041】ディスクマップ変更部207は、転送され
た未使用ディスク情報と高頻度アクセスの論理ディスク
情報とに基づいてディスクマップ格納部203に格納さ
れているディスクマップ情報を変更するディスクマップ
変更処理(ステップS9)を行い、この後はディスクビ
ジー値>設定ビジー率であるか否かの判定(ステップS
3)処理の結果がディスクビジー値>設定ビジー率でな
かった場合、並びにディスクビジー値>設定ビジー率で
あるか否かの判定(ステップS3)処理の結果、ディス
クビジー値>設定ビジー率であっても、引き続く未使用
ディスクがあるか否かの判定(ステップS4)処理の結
果が無かった場合と同様に、HDD制御部3nへの動作
処理に移行する。
【0042】そこで、図4に示されるHDD制御部3n
の読み出し/書き込み動作処理を参照すれば、HDD制
御部3nでは、上述したホスト制御部2nAからの読み
出し動作処理を継続し、アレイ制御部301が論理ディ
スクアクセス制御部202からの指示(アクセスの種
類、アドレス、転送長)によりディスクマップ格納部2
03に格納されている変更されたディスクマップ(情
報)の参照(ステップS1)を要し、読み出しアクセス
する物理ディスク4nにおける論理ディスクに対応する
ディスク情報の転送(ステップS2)を行った後、ディ
スクマップ格納部203から転送されたディスク情報に
基づいて物理ディスクアクセス制御部302に対して制
御指示を行う。物理ディスクアクセス制御部302は各
論理ディスクを制御(ステップS3)し、物理ディスク
4nはデータ転送の準備が完了した後に読み出し用のデ
ータ転送処理(ステップS4)を行う。物理ディスクア
クセス制御部302は、データ転送中にデータ転送終了
であるか否かを判定(ステップS5)し、終了していな
ければこの判定処理の前にリターンしてデータ転送終了
するまで判定処理を続行するが、データ転送終了となれ
ばアレイ制御部301を経由して論理ディスクアクセス
制御部202に対してデータ転送の終了報告(ステップ
S6)を行うことでホスト制御部2nAへの動作処理に
移行する。
【0043】そこで、図3(b)に示されるホスト制御
部2nAの動作処理を参照すれば、ホスト制御部2nA
では上述したHDD制御部3nからの読み出し動作処理
を継続し、論理ディスクアクセス制御部202がデータ
転送の終了報告を受信した後に上位I/F制御部201
に対してデータ転送終了を報告し、上位I/F制御部2
01がデータ転送終了を受信してホスト1nに対して読
み出しアクセスの終了を報告することで上位装置に終了
報告(ステップS10)する処理を行う。以上の動作に
よって、一連の読み出しアクセスが行われる。
【0044】尚、上述した図3(a)に示したホスト制
御部2nAの読み出し動作処理において、ディスクビジ
ー値>設定ビジー率であるか否かの判定(ステップS
3)でディスクビジー値>設定ビジー率で無かった場
合、即ち、ディスクビジー値検出部303で例えばディ
スクビジー値が“25”として検出された場合、比較部
209から再配置制御指令を出さず、ディスク移行判断
部205への信号がアクティブにならないため、ディス
ク移行判断部205は比較部209からの信号状態を確
認してアクティブでなく、ディスクビジー率<設定ビジ
ー率と判断する。この場合、それ以降の未使用ディスク
検出部208により未使用ディスクがあるか否かの判定
(ステップS4)からディスクマップ変更部207での
ディスクマップ変更処理(ステップS9)までの処理は
行われず、HDD制御部3nへ読み出し動作処理が移行
される。この後のHDD制御部3nにおける読み出し動
作処理は、上述した場合と同様に移行し、読み出しアク
セスが行われる。
【0045】又、ディスクビジー値>設定ビジー率であ
っても、未使用ディスク検出部208により未使用ディ
スクがあるか否かの判定(ステップS4)の結果、未使
用ディスクが検出できなかった場合、未使用ディスク検
出部208からの未使用ディスク情報を含む信号がアク
ティブにならないため、ディスク移行判断部205は未
使用ディスク検出部208からの信号状態を確認してア
クティブでなく、未使用ディスクは無いと判断する。こ
の場合もそれ以降の未使用ディスク情報の読み出し(ス
テップS5)からディスクマップ変更部207でのディ
スクマップ変更処理(ステップS9)までの処理は行わ
れず、HDD制御部3nへ読み出し動作処理が移行され
る。この後のHDD制御部3nにおける読み出し動作処
理は、上述した場合と同様に移行し、読み出しアクセス
が行われる。
【0046】次に、ホスト1nからディスクアレイ装置
100Aに対して書き込みアクセスが発生した場合を図
3(a)に示すホスト制御部2nAの読み出し/書き込
み動作処理を参照して説明する。この場合、読み出しア
クセスの場合とほぼ同様に動作し、先ず書き込みアクセ
ス前に予めホスト1nからビジー率を設定する。ビジー
率の設定動作は読み出しアクセスの場合と全く同様に行
われる。又、予めビジー率を設定せずに書き込みアクセ
スした場合の動作も、読み出しアクセスで説明した場合
と同じである。
【0047】そこで、ディスクアレイ装置100Aのホ
スト制御部2nAにおいて、ホスト1nからの書き込み
アクセス指令は上位I/F制御部201で受信され、こ
こで書き込み指令の認識が行われる。上位I/F制御部
201は書き込み指令と認識し、ビジー率設定格納部2
10に格納されたビジー率を読み出してビジー率が設定
されているか否かの判定(ステップS1)で設定されて
いると判断する。
【0048】又、上位I/F制御部201は、論理ディ
スクアクセス制御部202に対して動作指示を行い、論
理ディスクアクセス制御部202が上位I/F制御部2
01からの動作指示により書き込みアクセス対象の物理
ディスク4nにおける特定の論理ディスクに関するアド
レス及び転送長を認識すると共に、論理ディスクアクセ
ス頻度検出部204及びアレイ制御部301に対して指
示を行う。これにより、論理ディスクアクセス頻度検出
部204は、アクセス対象の論理ディスクのアクセス頻
度を検出した結果のアクセス頻度検出値をディスク移行
判断部205に報告する。アレイ制御部301は、物理
ディスクアクセス制御部302に対して動作指示を行
い、物理ディスクアクセス制御部302はディスクビジ
ー値検出部303に対して動作指示を行う。
【0049】従って、比較部209にはディスクビジー
値検出部303で検出されたディスクビジー値とビジー
率設定格納部210に格納された設定ビジー率とが伝送
されるため、比較部209ではディスクビジー値>設定
ビジー率であるか否かの判定(ステップS3)処理を行
う。
【0050】この結果、ディスクビジー値>設定ビジー
率であれば、物理ディスク4nにおける論理ディスクの
再配置制御指令を行うべく、ディスク移行判断部205
への信号をアクティブにする。例えばビジー率設定格納
部210の設定ビジー率が示すビジー値は“30”であ
るので、ディスクビジー値検出部303で“35”とい
うディスクビジー値が検出された場合が挙げられる。
【0051】この他、未使用ディスク検出部208は、
ディスクマップ格納部203におけるディスクマップ情
報に基づいて未使用ディスクがあるか否かの判定(ステ
ップS4)処理を行う。この結果、未使用ディスク検出
部208は、未使用ディスクがあれば未使用ディスク情
報を出力すべく、ディスク移行判断部205への信号を
アクティブにする。これにより、ディスク移行判断部2
05は、比較部209からの信号の状態を確認してアク
ティブであることにより、ディスクビジー値>設定ビジ
ー率であることを判断でき、未使用ディスク検出部20
8からの信号がアクティブであることにより未使用ディ
スクの存在を判断できるため、データコピー部206及
びディスクマップ変更部207経由でディスクマップ格
納部203から未使用ディスク情報の読み出し(ステッ
プS5)処理を行う。但し、この未使用ディスク情報の
読み出し(ステップS5)処理に際しては、論理ディス
クアクセス頻度検出部204で検出されたアクセス頻度
検出値が示す高頻度アクセスの論理ディスクを検出(ス
テップS6)して論理ディスク移行データを取得するよ
うにする。その後、ディスク移行判断部205は、論理
ディスク移行データとして未使用ディスク情報と高頻度
アクセスの論理ディスク情報とをデータコピー部206
に転送してデータコピーを指示する。そこで、データコ
ピー部206は、論理ディスク移行データである未使用
ディスク情報と論理ディスク情報とのデータコピー処理
(ステップS7)を行った後、データコピー完了か否か
の判定(ステップS8)処理を行い、データコピーが完
了していなければこの処理の前にリターンしてデータコ
ピーが完了するようにし、データコピーが完了した時点
でデータコピー部206はディスク移行判断部205か
ら転送された未使用ディスク情報と高頻度アクセスの論
理ディスク情報をディスクマップ変更部207に転送す
る。
【0052】ディスクマップ変更部207は、転送され
た未使用ディスク情報と高頻度アクセスの論理ディスク
情報とに基づいてディスクマップ格納部203に格納さ
れているディスクマップ情報を変更するディスクマップ
変更処理(ステップS9)を行い、この後はディスクビ
ジー値>設定ビジー率であるか否かの判定(ステップS
3)処理の結果がディスクビジー値>設定ビジー率でな
かった場合、並びにディスクビジー値>設定ビジー率で
あるか否かの判定(ステップS3)処理の結果、ディス
クビジー値>設定ビジー率であっても、引き続く未使用
ディスクがあるか否かの判定(ステップS4)処理の結
果が無かった場合と同様に、HDD制御部3nへの動作
処理に移行する。
【0053】そこで、図4に示されるHDD制御部3n
の読み出し/書き込み動作処理を参照すれば、HDD制
御部3nでは、上述したホスト制御部2nAからの書き
込み動作処理を継続し、アレイ制御部301が論理ディ
スクアクセス制御部202からの指示(アクセスの種
類、アドレス、転送長)によりディスクマップ格納部2
03に格納されているディスクマップ(情報)の参照
(ステップS1)を要し、書き込みアクセスする物理デ
ィスク4nにおける論理ディスクに対応するディスク情
報の転送(ステップS2)を行った後、ディスクマップ
格納部203から転送されたディスク情報に基づいて物
理ディスクアクセス制御部302に対して書き込み制御
指示を行う。物理ディスクアクセス制御部302は各倫
理ディスクを制御(ステップS3)し、物理ディスク4
nはデータ転送の準備が完了した後に書き込み用のデー
タ転送処理(ステップS4)を行う。物理ディスクアク
セス制御部302は、データ転送中にデータ転送終了で
あるか否かを判定(ステップS5)し、終了していなけ
ればこの判定処理の前にリターンしてデータ転送終了す
るまで判定処理を続行するが、データ転送終了となれば
アレイ制御部301を経由して論理ディスクアクセス制
御部202に対してデータ転送の終了報告(ステップS
6)を行うことでホスト制御部2nAへの動作処理に移
行する。
【0054】そこで、図3(b)に示されるホスト制御
部2nAの動作処理を参照すれば、ホスト制御部2nA
では上述したHDD制御部3nからの書き込み動作処理
を継続し、論理ディスクアクセス制御部202がデータ
転送の終了報告を受信した後に上位I/F制御部201
に対してデータ転送終了を報告し、上位I/F制御部2
01がデータ転送終了を受信してホスト1nに対して書
き込みアクセスの終了を報告することで上位装置に終了
報告(ステップS10)する処理を行う。以上の動作に
よって、一連の書き込みアクセスが行われる。
【0055】尚、上述した図3(a)に示したホスト制
御部2nAの書き込み動作処理において、ディスクビジ
ー値>設定ビジー率であるか否かの判定(ステップS
3)でディスクビジー値>設定ビジー率で無かった場
合、即ち、ディスクビジー値検出部303で例えばディ
スクビジー値が“25”として検出された場合、比較部
209から再配置制御指令を出さず、ディスク移行判断
部205への信号がアクティブにならないため、ディス
ク移行判断部205は比較部209からの信号状態を確
認してアクティブでなく、ディスクビジー率<設定ビジ
ー率と判断する。この場合、それ以降の未使用ディスク
検出部208により未使用ディスクがあるか否かの判定
(ステップS4)からディスクマップ変更部207での
ディスクマップ変更処理(ステップS9)までの処理は
行われず、HDD制御部3nへ書き込み動作処理が移行
される。この後のHDD制御部3nにおける書き込み動
作処理は、上述した場合と同様に移行し、書き込みアク
セスが行われる。
【0056】又、ディスクビジー値>設定ビジー率であ
っても、未使用ディスク検出部208により未使用ディ
スクがあるか否かの判定(ステップS4)の結果、未使
用ディスクが検出できなかった場合、未使用ディスク検
出部208からの未使用ディスク情報を含む信号がアク
ティブにならないため、ディスク移行判断部205は未
使用ディスク検出部208からの信号状態を確認してア
クティブでなく、未使用ディスクは無いと判断する。こ
の場合もそれ以降の未使用ディスク情報の読み出し(ス
テップS5)からディスクマップ変更部207でのディ
スクマップ変更処理(ステップS9)までの処理は行わ
れず、HDD制御部3nへ書き込み動作処理が移行され
る。この後のHDD制御部3nにおける書き込み動作処
理は、上述した場合と同様に移行し、書き込みアクセス
が行われる。
【0057】このように、ディスクアレイ装置100A
では、ホスト1nからの読み出し/書き込みアクセス指
令に従って物理ディスク4nの特定の論理ディスクへア
クセスする際、ディスクマップ格納部203のディスク
マップ情報に基づいて未使用ディスクを検出して高頻度
アクセスの論理ディスクを未使用ディスクに移行するよ
うに自動的に再配置制御を行うため、I/O競合を抑制
できる。
【0058】図5は、本発明の実施例2に係るディスク
アレイ装置100Bの基本構成を示したブロック図であ
る。このディスクアレイ装置100Bの場合、先の実施
例1のディスクアレイ装置100Aと比べ、ホスト制御
部2nBの細部構成として、ホスト制御部2nAのディ
スクマップ格納部203からのディスクマップ情報に基
づいて複数の論理ディスクのうちの未使用なものを検出
した結果を示す未使用ディスク情報を出力する未使用デ
ィスク検出部208に代え、HDD制御部3nのディス
クビジー値検出部303から得られるディスクビジー値
に基づいて物理ディスク4nにおける複数の論理ディス
クのうちの低アクセスなものを検出した結果を示す低ア
クセスディスク情報を出力する低アクセスディスク検出
部211を備えるようにした上、ディスク移行判断部2
05が比較部209からの再配置制御指令及び論理ディ
スクアクセス頻度検出部204からのアクセス頻度検出
値と共に、低アクセスディスク検出部211からの低ア
クセスディスク情報に基づいて複数の論理ディスクの状
態移行を判断し、HDD制御部3nが複数の論理ディス
クの再配置として、アクセス頻度検出値が示す高頻度デ
ィスクを低アクセスディスク情報が示す低アクセスディ
スクへと順次移行する動作制御を行うようにした点が相
違している。
【0059】その他、このディスクアレイ装置100B
の場合、ホスト制御部2nBにおいて、動作上でディス
クアレイ装置100Aのホスト制御部2nAと異なるの
は、ディスク移行判断部205、データコピー部20
6、及びディスクマップ変更部207の細部機能のみで
あり、その他の各部の機能は同一であるので説明を省略
する。
【0060】このホスト制御部2nBでは、低アクセス
ディスク検出部211がディスクビジー値検出部303
からのディスクビジー値に基づいて物理ディスク4nの
中で低アクセスの論理ディスクを検出すると低アクセス
ディスク情報を出力すべく、ディスク移行判断部205
への信号をアクティブにする。これにより、ディスク移
行判断部205は、低アクセスディスク検出部211か
らの低アクセスディスク情報、比較部209からの再配
置制御指令、及び論理ディスクアクセス頻度検出部20
4からのアクセス頻度検出値に基づいて、物理ディスク
4nにおいて高頻度アクセスの論理ディスクを低頻度ア
クセスの論理ディスクへ移行するかを判断する。
【0061】即ち、ディスク移行判断部205は、比較
部209からの信号の状態を確認してアクティブである
ことにより、ディスクビジー値>設定ビジー率であるこ
とを判断でき、低アクセスディスク検出部211からの
信号がアクティブであることにより低アクセスな論理デ
ィスクの存在を判断できるため、低アクセスディスク情
報を読み出すと共に、論理ディスクアクセス頻度検出部
204で検出された高頻度アクセスの論理ディスク情報
を読み出した後、データコピー部206に論理ディスク
移行データとして低頻度アクセスの論理ディスク情報と
高頻度の論理ディスク情報とを転送してデータコピーを
指示する。そこで、データコピー部206は、論理ディ
スク移行データである低頻度アクセスの論理ディスク情
報と高頻度の論理ディスク情報とのデータコピー処理を
行った後、データコピー完了か否かの判定処理を行う。
データコピーが完了した時点でデータコピー部206は
ディスク移行判断部205から転送された低頻度アクセ
スの論理ディスク情報と高頻度の論理ディスク情報とを
ディスクマップ変更部207に転送する。ディスクマッ
プ変更部207は、転送された低頻度アクセスの論理デ
ィスク情報と高頻度の論理ディスク情報とに基づいてデ
ィスクマップ格納部203に格納されているディスクマ
ップ情報を変更する処理を行う。これ以降の動作につい
ては、ディスクアレイ装置100Aで説明した動作処理
(読み出し/書き込み動作処理)と同一であるため、説
明を省略する。
【0062】このように、ディスクアレイ装置100B
では、ホスト1nからの読み出し/書き込みアクセス指
令に従って物理ディスク4nの特定の論理ディスクへア
クセスする際、ディスクビジー値検出部303からのデ
ィスクビジー値に基づいて物理ディスク4nにおける低
頻度アクセスの論理ディスクを探し出して高頻度アクセ
スの論理ディスクを低頻度アクセスの論理ディスクに移
行するように自動的に再配置制御を行うため、未使用の
論理ディスクが存在しないような場合でもI/O競合を
抑制できる。
【0063】図6は、本発明の実施例3に係るディスク
アレイ装置100Cの基本構成を示したブロック図であ
る。このディスクアレイ装置100Cの場合、先の実施
例1のディスクアレイ装置100Aと比べ、ホスト制御
部2nCの細部構成として、ホスト制御部2nAのディ
スクマップ格納部203からのディスクマップ情報に基
づいて複数の論理ディスクのうちの未使用なものを検出
した結果を示す未使用ディスク情報を出力する未使用デ
ィスク検出部208に代え、HDD制御部3nの物理デ
ィスクアクセス制御部302による物理ディスク4nに
対する入力/出力に際しての動作制御に伴うディスク動
作制御情報に基づいて複数の論理ディスクの使用容量を
検出した結果を示すディスク使用容量情報を出力するデ
ィスク使用容量検出部212を備えるようにした上、デ
ィスク移行判断部205が比較部209からの再配置制
御指令及び論理ディスクアクセス頻度検出部204から
のアクセス頻度検出値と共に、ディスク使用容量検出部
212からのディスク使用容量情報に基づいて複数の論
理ディスクの状態移行を判断し、HDD制御部3nが複
数の論理ディスクの再配置として、アクセス頻度検出値
が示す高頻度ディスクをディスク使用容量情報が示す低
使用容量ディスクへと順次移行する動作制御を行うよう
にした点が相違している。
【0064】その他、このディスクアレイ装置100C
の場合、ホスト制御部2nCにおいて、動作上でディス
クアレイ装置100Aのホスト制御部2nAと異なるの
は、ディスク移行判断部205、データコピー部20
6、及びディスクマップ変更部207の細部機能のみで
あり、その他の各部の機能は同一であるので説明を省略
する。
【0065】このホスト制御部2nCでは、ディスク使
用容量検出部212が物理ディスクアクセス制御部30
2からのディスク動作制御情報に基づいて物理ディスク
4nにおける複数の論理ディスクの使用容量を検出する
とディスク使用容量情報を出力すべく、ディスク移行判
断部205への信号をアクティブにする。これにより、
ディスク移行判断部205は、ディスク使用容量検出部
212からのディスク使用容量情報、比較部209から
の再配置制御指令、及び論理ディスクアクセス頻度検出
部204からのアクセス頻度検出値に基づいて、物理デ
ィスク4nにおいて高頻度アクセスの論理ディスクを使
用容量の少ない論理ディスクへ移行するかを判断する。
【0066】即ち、ディスク移行判断部205は、比較
部209からの信号の状態を確認してアクティブである
ことにより、ディスクビジー値>設定ビジー率であるこ
とを判断でき、ディスク使用容量検出部212からの信
号がアクティブであることにより使用容量の少ない論理
ディスクの存在を判断できるため、使用容量の少ない論
理ディスク情報を読み出すと共に、論理ディスクアクセ
ス頻度検出部204で検出された高頻度アクセスの論理
ディスク情報を読み出した後、データコピー部206に
論理ディスク移行データとして使用容量の少ない論理デ
ィスク情報と高頻度の論理ディスク情報とを転送してデ
ータコピーを指示する。そこで、データコピー部206
は、論理ディスク移行データである使用容量の少ない論
理ディスク情報と高頻度の論理ディスク情報とのデータ
コピー処理を行った後、データコピー完了か否かの判定
処理を行う。データコピーが完了した時点でデータコピ
ー部206はディスク移行判断部205から転送された
使用容量の少ない論理ディスク情報と高頻度の論理ディ
スク情報とをディスクマップ変更部207に転送する。
ディスクマップ変更部207は、転送された使用容量の
少ない論理ディスク情報と高頻度の論理ディスク情報と
に基づいてディスクマップ格納部203に格納されてい
るディスクマップ情報を変更する処理を行う。これ以降
の動作については、ディスクアレイ装置100Aで説明
した動作処理(読み出し/書き込み動作処理)と同一で
あるため、説明を省略する。
【0067】このように、ディスクアレイ装置100C
では、ホスト1nからの読み出し/書き込みアクセス指
令に従って物理ディスク4nの特定の論理ディスクへア
クセスする際、物理ディスクアクセス制御部303から
のディスク動作制御情報に基づいて物理ディスク4nに
おける使用容量の少ない論理ディスクを探し出して高頻
度アクセスの論理ディスクを使用容量の少ない論理ディ
スクに移行するように自動的に再配置制御を行うため、
未使用の論理ディスクが存在しないような場合でもI/
O競合を抑制できる。
【0068】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明のディスクア
レイ装置によれば、ディスク制御部(HDD制御部)に
物理ディスクにおける複数の論理ディスクのI/Oアク
セスに際してのI/O競合頻度を検出した結果を示すデ
ィスクビジー値を出力するディスクビジー値検出部を備
えると共に、ホスト制御部の細部構成及び機能を改良し
てホストから設定される物理ディスクのビジー率とディ
スクビジー値とを比較し、ディスクビジー値がビジー率
の上限値よりも高くI/O競合が発生する場合に複数の
論理ディスクにおいてアクセス頻度の高い論理ディスク
をそうでない論理ディスク(未使用論理ディスク、低ア
クセス頻度の論理ディスク、低使用容量の論理ディス
ク)へ移行させるように自動的に再配置制御を行わせて
いるので、物理ディスクで発生するI/O競合の問題を
人為的なミス無く(従来のように操作者による操作の必
要無く)迅速に解消し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクアレイ装置の概略構成を示し
たブロック図である。
【図2】本発明の実施例1に係るディスクアレイ装置の
基本構成を示したブロック図である。
【図3】図2に示すディスクアレイ装置のホスト制御部
における読み出し/書き込み動作処理を示したフローチ
ャートであり、(a)は基本的中心動作に関するもの、
(b)は終了動作に関するものである。
【図4】図2に示すディスクアレイ装置のHDD制御部
における読み出し/書き込み動作処理を示したフローチ
ャートである。
【図5】本発明の実施例2に係るディスクアレイ装置の
基本構成を示したブロック図である。
【図6】本発明の実施例3に係るディスクアレイ装置の
基本構成を示したブロック図である。
【図7】従来のディスクアレイ装置の簡易構成を示した
ブロック図である。
【符号の説明】
5 モニタ装置 11〜1n ホスト(コンピータ) 21〜2n、2n´、2nA、2nB、2nC ホスト
制御部 31〜3n、3n´ HDD制御部 41〜4n 物理ディスク 100、100´、100A、100B、100C デ
ィスクアレイ装置 201 上位I/F制御部 202 論理ディスクアクセス制御部 203 ディスクマップ格納部 204 論理ディスクアクセス頻度検出部 205 ディスク移行判断部 206 データコピー部 207 ディスクマップ変更部 208 未使用ディスク検出部 209 比較部 210 ビジー率設定格納部 211 低アクセスディスク検出部 212 ディスク使用容量検出部 301 アレイ制御部 302 物理ディスクアクセス制御部 303 ディスクビジー値検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06 - 3/08 G11B 19/02 G11B 20/10 - 20/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つのアレイランク内に複数の論理ディス
    クが記憶構築される物理ディスクと、情報指令関係で上
    位装置となる装置外部のホストからの読み出し/書き込
    みアクセス指令に応じて前記物理ディスクにおける前記
    複数の論理ディスクの特定のものに対するアクセスを指
    示制御すると共に、該複数の論理ディスクの配属関係を
    示すディスクマップ情報を有するホスト制御部と、前記
    アクセスの指示制御に応じて前記ディスクマップ情報を
    参照した上で前記複数の論理ディスクの特定のものに対
    する入力/出力に際しての動作制御を行うディスク制御
    部とを備えたディスクアレイ装置において、 前記ディスク制御部は、前記物理ディスクの入力/出力
    アクセスを制御する物理ディスクアクセス制御部と、前
    記物理ディスクにおける入力/出力競合頻度を検出して
    ディスクビジー値として出力するディスクビジー値検出
    部と、を備え、 前記ホスト制御部は、論理ディスクへのアクセス頻度を
    検出する論理ディスクアクセス頻度検出部と、前記ホス
    トから設定される前記物理ディスクのビジー率と前記デ
    ィスクビジー値とを比較する比較部と、を備え、 前記ホスト制御部は、前記比較部により前記ディスクビ
    ジー値が前記ビジー率を越えたことが検出された場合、
    前記論理ディスクアクセス頻度検出部の検出結果に応じ
    前記複数の論理ディスクの再配置を行うための再配置
    制御指令を出力し、前記ディスク制御部は、前記再配置
    制御指令に従って前記複数の論理ディスクを再配置する
    ための動作制御を行うことを特徴とするディスクアレイ
    装置。
  2. 【請求項2】 一つのアレイランク内に複数の論理ディ
    スクが記憶構築される物理ディスクと、情報指令関係で
    上位装置となる装置外部のホストからの読み出し/書き
    込みアクセス指令に応じて前記物理ディスクにおける前
    記複数の論理ディスクの特定のものに対するアクセスを
    指示制御すると共に、該複数の論理ディスクの配属関係
    を示すディスクマップ情報を有するホスト制御部と、前
    記アクセスの指示制御に応じて前記ディスクマップ情報
    を参照した上で前記複数の論理ディスクの特定のものに
    対する入力/出力に際しての動作制御を行うディスク制
    御部とを備えたディスクアレイ装置において、 前記ディスク制御部は、前記物理ディスクの入力/出力
    アクセスを制御する物理ディスクアクセス制御部と、前
    記物理ディクスアクセス制御部からの信号によって前記
    物理ディスクにおける前記複数の論理ディスクの入力/
    出力アクセスに際しての前記物理ディスクでの入力/出
    力競合頻度を検出した結果を示すディスクビジー値を出
    力するディスクビジー値検出部とを備え、 前記ホスト制御部は、前記アクセスの指示制御に際して
    前記複数の論理ディスクの特定のものに対するアクセス
    の頻度を検出した結果を示すアクセス頻度検出値を出力
    する論理ディスクアクセス頻度検出部と、再配置制御指
    令及び前記アクセス頻度検出値に基づいて前記物理ディ
    スクにおける前記複数の論理ディスクの状態移行を判断
    した結果を示す論理ディスク移行データを出力するディ
    スク移行判断部と、前記論理ディスク移行データをコピ
    ーするデータコピー部と、前記論理ディスク移行データ
    に従って前記ディスクマップ情報を変更するディスクマ
    ップ変更部と、前記変更されたディスクマップ情報を格
    納するディスクマップ格納部とを備え、前記ホスト制御部は、前記ホストから設定される前記物
    理ディスクのビジー率と前記ディスクビジー値とを比較
    した結果に応じて前記複数の論理ディスクの再配置を行
    うための再配置制御指令を前記ディスク移行判断部に出
    力し、 前記ディスク制御部は、前記再配置制御指令を受ける
    、前記変更されたディスクマップ情報に従って前記複
    数の論理ディスクを再配置する動作制御を行うことを特
    徴とするディスクアレイ装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載のディスクアレイ装置にお
    いて、 前記ホスト制御部は、前記変更されたディスクマップ情
    報に基づいて前記複数の論理ディスクのうちの未使用な
    ものを検出した結果を示す未使用ディスク情報を出力す
    る未使用ディスク検出部を備え、 前記ディスク移行判断部は、前記再配置制御指令及び前
    記アクセス頻度検出値と共に、前記未使用ディスク情報
    に基づいて前記複数の論理ディスクの状態移行を判断
    し、前記ディスク制御部は、前記複数の論理ディスクの
    再配置として、前記アクセス頻度検出値が示す高頻度デ
    ィスクを前記未使用ディスク情報が示す未使用ディスク
    へと順次移行することを特徴とするディスクアレイ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項記載のディスクアレイ装置にお
    いて、 前記ホスト制御部は、前記ディスクビジー値に基づいて
    前記複数の論理ディスクのうちの低アクセスなものを検
    出した結果を示す低アクセスディスク情報を出力する低
    アクセスディスク検出部を備え、 前記ディスク移行判断部は、前記再配置制御指令及び前
    記アクセス頻度検出値と共に、前記低アクセスディスク
    情報に基づいて前記複数の論理ディスクの状態移行を判
    断し、前記ディスク制御部は、前記複数の論理ディスク
    の再配置として、前記アクセス頻度検出値が示す高頻度
    ディスクを低アクセスディスク情報が示す低アクセスデ
    ィスクへと順次移行することを特徴とするディスクアレ
    イ装置。
  5. 【請求項5】 請求項記載のディスクアレイ装置にお
    いて、 前記ホスト制御部は、前記ディスク制御部による前記物
    理ディスクに対する入力/出力に際しての動作制御に伴
    うディスク動作制御情報に基づいて前記複数の論理ディ
    スクの使用容量を検出した結果を示すディスク使用容量
    情報を出力するディスク使用容量検出部を備え、 前記ディスク移行判断部は、前記再配置制御指令及び前
    記アクセス頻度検出値と共に、前記ディスク使用容量情
    報に基づいて前記複数の論理ディスクの状態移行を判断
    し、前記ディスク制御部は、前記複数の論理ディスクの
    再配置として、前記アクセス頻度検出値が示す高頻度デ
    ィスクを前記ディスク使用容量情報が示す低使用容量デ
    ィスクへと順次移行することを特徴とするディスクアレ
    イ装置。
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