JPH08202503A - ディスクアレイ装置 - Google Patents
ディスクアレイ装置Info
- Publication number
- JPH08202503A JPH08202503A JP7009131A JP913195A JPH08202503A JP H08202503 A JPH08202503 A JP H08202503A JP 7009131 A JP7009131 A JP 7009131A JP 913195 A JP913195 A JP 913195A JP H08202503 A JPH08202503 A JP H08202503A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data file
- physical
- file
- disk array
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の物理デバイスを並列処理させた場合に
１個の物理デバイスにアクセスが集中するのを防止する
ことが可能なディスクアレイ装置の提供。 【構成】 読み込み要求される複数のデータファイル名
およびそのファイルの組み合わせ回数を記録するファイ
ル監視回路１０と、各データファイルの格納されている
物理デバイス名およびアドレスを記録したマップ１１ａ
を有し、組み合わせに係るデータファイルが同一物理デ
バイスに記録され、かつその組み合わせ回数が他の組み
合わせ回数より多い場合に、その組み合わせに係るデー
タファイルを別々の物理デバイスに分散させて再配置す
るリロケーション制御回路１１とを備える。
１個の物理デバイスにアクセスが集中するのを防止する
ことが可能なディスクアレイ装置の提供。 【構成】 読み込み要求される複数のデータファイル名
およびそのファイルの組み合わせ回数を記録するファイ
ル監視回路１０と、各データファイルの格納されている
物理デバイス名およびアドレスを記録したマップ１１ａ
を有し、組み合わせに係るデータファイルが同一物理デ
バイスに記録され、かつその組み合わせ回数が他の組み
合わせ回数より多い場合に、その組み合わせに係るデー
タファイルを別々の物理デバイスに分散させて再配置す
るリロケーション制御回路１１とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクアレイ装置に
関し、特に並列処理の円滑化を図ったディスクアレイ装
置に関する。
関し、特に並列処理の円滑化を図ったディスクアレイ装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ディスクアレイ装置とは、複数のハード
ディスク装置を並列に動かして、読み込みと書き込み速
度の高速化を図った外部記憶装置である。
ディスク装置を並列に動かして、読み込みと書き込み速
度の高速化を図った外部記憶装置である。
【０００３】また、従来のディスクアレイ装置は、物理
デバイスと呼ばれる複数の磁気ディスク装置を有し、そ
れらの物理デバイスに複数のデータファイルが分散して
配置されていた。また、１つのデータファイルが複数の
物理デバイスに分散して配置されることもあった。
デバイスと呼ばれる複数の磁気ディスク装置を有し、そ
れらの物理デバイスに複数のデータファイルが分散して
配置されていた。また、１つのデータファイルが複数の
物理デバイスに分散して配置されることもあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タグ付きキュ
ーイング機能がサポートされているＲＡＩＤ（Ａ Ｃａ
ｓｅ ｆｏｒ Ｒｅｄｕｎｄａｎｔ Ａｒｒａｙｓ ｏ
ｆ Ｉｎｅｘｐｅｎｓｉｖｅ Ｄｉｓｋ；Ｔｅｃｈｎｉ
ｃａｌ Ｒｅｐｏｒｔ ＵＣＢ／ＣＳＤ ８７／３９
１，Ｄｅｃｅｍｂｅｒ １９８７）４およびＲＡＩＤ５
のディスクアレイ装置において、キューイング機能によ
る複数のデータファイルの読み込みを実行する時に該当
のデータファイルが１つの物理デバイスに記録されてい
る場合には、１つの物理デバイスのみにアクセスが集中
してしまい、ＲＡＩＤ４およびＲＡＩＤ５のディスクア
レイ装置の長所である複数の物理デバイスに対する並列
処理による高速処理を実現させることができなかった。
この結果、ディスクアレイ装置に対するデータ処理時間
の総計が大きくなるという欠点があった。
ーイング機能がサポートされているＲＡＩＤ（Ａ Ｃａ
ｓｅ ｆｏｒ Ｒｅｄｕｎｄａｎｔ Ａｒｒａｙｓ ｏ
ｆ Ｉｎｅｘｐｅｎｓｉｖｅ Ｄｉｓｋ；Ｔｅｃｈｎｉ
ｃａｌ Ｒｅｐｏｒｔ ＵＣＢ／ＣＳＤ ８７／３９
１，Ｄｅｃｅｍｂｅｒ １９８７）４およびＲＡＩＤ５
のディスクアレイ装置において、キューイング機能によ
る複数のデータファイルの読み込みを実行する時に該当
のデータファイルが１つの物理デバイスに記録されてい
る場合には、１つの物理デバイスのみにアクセスが集中
してしまい、ＲＡＩＤ４およびＲＡＩＤ５のディスクア
レイ装置の長所である複数の物理デバイスに対する並列
処理による高速処理を実現させることができなかった。
この結果、ディスクアレイ装置に対するデータ処理時間
の総計が大きくなるという欠点があった。
【０００５】一方、特開平３−１０３９３９号公報に各
ディスク装置毎にファイルの入出力回数を計数する計数
手段と、各ファイル種別毎に入出力回数を計数する計数
手段とを設けることにより、ディスク装置に対するアク
セス回数を均一にし、データ処理効率の向上を図ったフ
ァイル再配置装置が開示されている。
ディスク装置毎にファイルの入出力回数を計数する計数
手段と、各ファイル種別毎に入出力回数を計数する計数
手段とを設けることにより、ディスク装置に対するアク
セス回数を均一にし、データ処理効率の向上を図ったフ
ァイル再配置装置が開示されている。
【０００６】しかし、この先行技術は複数の物理デバイ
スを並列処理させる場合のファイル再配置までは開示し
ていない。
スを並列処理させる場合のファイル再配置までは開示し
ていない。
【０００７】そこで本発明の目的は、複数の物理デバイ
スを並列処理させた場合に１個の物理デバイスにアクセ
スが集中するのを防止することが可能なディスクアレイ
装置を提供することにある。
スを並列処理させた場合に１個の物理デバイスにアクセ
スが集中するのを防止することが可能なディスクアレイ
装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、複数の物理デバイスと、これらの物理デバ
イスを並列処理させるアレイ制御手段とからなるディス
クアレイ装置であって、複数のデータファイルの読み込
みが要求される場合にそのデータファイル名とそのデー
タファイルの組み合わせ回数を記録するファイル監視手
段と、各データファイルの書き込まれている物理デバイ
ス番号とアドレスとを記録したマップを有し、このマッ
プと前記ファイル管理手段で記録された複数のデータフ
ァイル名およびそのデータファイルの組み合わせ回数に
基づいて、一つの物理デバイスに集中するデータファイ
ルを複数の物理デバイスに分散させて再配置するリロケ
ーション手段とを含むことを特徴とする。
に本発明は、複数の物理デバイスと、これらの物理デバ
イスを並列処理させるアレイ制御手段とからなるディス
クアレイ装置であって、複数のデータファイルの読み込
みが要求される場合にそのデータファイル名とそのデー
タファイルの組み合わせ回数を記録するファイル監視手
段と、各データファイルの書き込まれている物理デバイ
ス番号とアドレスとを記録したマップを有し、このマッ
プと前記ファイル管理手段で記録された複数のデータフ
ァイル名およびそのデータファイルの組み合わせ回数に
基づいて、一つの物理デバイスに集中するデータファイ
ルを複数の物理デバイスに分散させて再配置するリロケ
ーション手段とを含むことを特徴とする。
【０００９】
【作用】各データファイルが書き込まれている物理デバ
イス番号とアドレスとをリロケーション手段内のマップ
に記録しておき、かつ読み込みが要求される複数のデー
タファイル名とその組み合わせ回数とをファイル監視手
段で記録する。そして、リロケーション手段内の記録デ
ータとファイル監視手段内の記録データとに基づいて一
つの物理デバイスに集中するデータファイルを複数の物
理デバイスに分散させて再配置する。
イス番号とアドレスとをリロケーション手段内のマップ
に記録しておき、かつ読み込みが要求される複数のデー
タファイル名とその組み合わせ回数とをファイル監視手
段で記録する。そして、リロケーション手段内の記録デ
ータとファイル監視手段内の記録データとに基づいて一
つの物理デバイスに集中するデータファイルを複数の物
理デバイスに分散させて再配置する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図１は本発明に係るディスクアレ
イ装置の一実施例の構成図である。
照しながら説明する。図１は本発明に係るディスクアレ
イ装置の一実施例の構成図である。
【００１１】ディスクアレイ装置は、ホストコンピュー
タ（不図示）に接続されるホストインターフェース１
と、このホストインターフェース１を制御するホストイ
ンターフェース制御回路２と、このホストインターフェ
ース制御回路２と接続されるホストバス３と、このホス
トバス３と接続されキューイングテーブル４ａを備えた
アレイ制御回路４と、このアレイ制御回路４と接続され
る３個のアレイバス５ａ〜５ｃと、これら３個のアレイ
バス５ａ〜５ｃの各々と接続される３個のデバイスイン
ターフェース回路６ａ〜６ｃと、これら３個のデバイス
インターフェース回路６ａ〜６ｃの各々と接続される３
個のデバイスバス７ａ〜７ｃと、これら３個のデバイス
バス７ａ〜７ｃと接続される３台の物理デバイス９１，
９２，９３（論理デバイス８）と、読み込み処理される
データファイルを監視および記録するデータファイル管
理テーブル１０ａを備えたファイル監視回路１０と、こ
のデータファイル監視回路１０とアレイ制御回路４間に
接続されるファイル制御線１２と、ファイルのリロケー
ション制御を行う物理デバイスアドレスマップ１１ａを
備えたリロケーション制御回路１１と、このリロケーシ
ョン制御回路１１とアレイ制御回路４間に接続されるリ
ロケーション制御線１４と、ファイル監視回路１０とリ
ロケーション制御回路１１間に接続されるファイル制御
線１３と、リロケーション制御回路１１と接続されるバ
ックアップバス１５と、このバックアップバス１５と接
続されるバックアップデバイスインターフェース制御回
路１６と、このバックアップデバイスインターフェース
制御回路１６と接続されるバックアップデバイスバス１
７と、このバックアップデバイスバス１７と接続されデ
ータファイルのバックアップを行うバックアップデバイ
ス１８とからなる。
タ（不図示）に接続されるホストインターフェース１
と、このホストインターフェース１を制御するホストイ
ンターフェース制御回路２と、このホストインターフェ
ース制御回路２と接続されるホストバス３と、このホス
トバス３と接続されキューイングテーブル４ａを備えた
アレイ制御回路４と、このアレイ制御回路４と接続され
る３個のアレイバス５ａ〜５ｃと、これら３個のアレイ
バス５ａ〜５ｃの各々と接続される３個のデバイスイン
ターフェース回路６ａ〜６ｃと、これら３個のデバイス
インターフェース回路６ａ〜６ｃの各々と接続される３
個のデバイスバス７ａ〜７ｃと、これら３個のデバイス
バス７ａ〜７ｃと接続される３台の物理デバイス９１，
９２，９３（論理デバイス８）と、読み込み処理される
データファイルを監視および記録するデータファイル管
理テーブル１０ａを備えたファイル監視回路１０と、こ
のデータファイル監視回路１０とアレイ制御回路４間に
接続されるファイル制御線１２と、ファイルのリロケー
ション制御を行う物理デバイスアドレスマップ１１ａを
備えたリロケーション制御回路１１と、このリロケーシ
ョン制御回路１１とアレイ制御回路４間に接続されるリ
ロケーション制御線１４と、ファイル監視回路１０とリ
ロケーション制御回路１１間に接続されるファイル制御
線１３と、リロケーション制御回路１１と接続されるバ
ックアップバス１５と、このバックアップバス１５と接
続されるバックアップデバイスインターフェース制御回
路１６と、このバックアップデバイスインターフェース
制御回路１６と接続されるバックアップデバイスバス１
７と、このバックアップデバイスバス１７と接続されデ
ータファイルのバックアップを行うバックアップデバイ
ス１８とからなる。
【００１２】また、物理デバイス９１〜９３の各々は、
データファイルを保存するための大容量の記憶エリアを
有している。本実施例では、物理アドレス９１のアドレ
ス１０００〜２０００の記憶エリアにはデータファイル
Ａが格納され、物理アドレス９１のアドレス２０００〜
３０００の記憶エリアにはデータファイルＢが格納され
ている。また、物理アドレス９２のアドレス１０００〜
２０００の記憶エリアにはデータファイルＣが格納さ
れ、物理アドレス９３のアドレス１０００〜２０００の
記憶エリアにはデータファイルＤが格納されている。こ
れらデータファイルの格納場所の情報は物理デバイス９
１〜９３にデータファイルが書き込まれた際に、アレイ
制御回路４がリロケーション制御線１４を介してリロケ
ーション制御回路１１の物理デバイスアドレスマップに
格納する。
データファイルを保存するための大容量の記憶エリアを
有している。本実施例では、物理アドレス９１のアドレ
ス１０００〜２０００の記憶エリアにはデータファイル
Ａが格納され、物理アドレス９１のアドレス２０００〜
３０００の記憶エリアにはデータファイルＢが格納され
ている。また、物理アドレス９２のアドレス１０００〜
２０００の記憶エリアにはデータファイルＣが格納さ
れ、物理アドレス９３のアドレス１０００〜２０００の
記憶エリアにはデータファイルＤが格納されている。こ
れらデータファイルの格納場所の情報は物理デバイス９
１〜９３にデータファイルが書き込まれた際に、アレイ
制御回路４がリロケーション制御線１４を介してリロケ
ーション制御回路１１の物理デバイスアドレスマップに
格納する。
【００１３】そして、ディスクアレイ装置の通常の運用
においては、ファイル監視回路１０がファイル制御線１
２を介してアレイ制御回路４のコマンドキューイング状
態を監視して、複数のデータファイルの読み込みが要求
された場合に、読み込み要求されたそれぞれのデータフ
ァイル名および読み込み要求されたデータファイルの組
み合わせ回数をデータファイル管理テーブル１０ａに記
録する。
においては、ファイル監視回路１０がファイル制御線１
２を介してアレイ制御回路４のコマンドキューイング状
態を監視して、複数のデータファイルの読み込みが要求
された場合に、読み込み要求されたそれぞれのデータフ
ァイル名および読み込み要求されたデータファイルの組
み合わせ回数をデータファイル管理テーブル１０ａに記
録する。
【００１４】例えば、キューイングしたコマンドが
（１）データファイルＡの読み込み、（２）データファ
イルＢの読み込み、（３）データファイルＣの書き込
み、（４）データファイルＤの読み込みの場合、ファイ
ル監視回路１０はデータファイルＡとデータファイルＢ
の並列処理が１回、データファイルＡとデータファイル
Ｄの並列処理が１回、データファイルＢとデータファイ
ルＤの並列処理が１回と記録する。なお、データファイ
ルＣは書き込みなので並列処理の対象とならない。
（１）データファイルＡの読み込み、（２）データファ
イルＢの読み込み、（３）データファイルＣの書き込
み、（４）データファイルＤの読み込みの場合、ファイ
ル監視回路１０はデータファイルＡとデータファイルＢ
の並列処理が１回、データファイルＡとデータファイル
Ｄの並列処理が１回、データファイルＢとデータファイ
ルＤの並列処理が１回と記録する。なお、データファイ
ルＣは書き込みなので並列処理の対象とならない。
【００１５】いま、キューイングテーブル４ａにキュー
された読み込みコマンドが、データファイルＡとデータ
ファイルＢの並列処理が１０００回、データファイルＡ
とデータファイルＣの並列処理が１００回、データファ
イルＡとデータファイルＤの並列処理が１００回、デー
タファイルＢとデータファイルＣの並列処理が０回、デ
ータファイルＢとデータファイルＤの並列処理が５０
回、データファイルＣとデータファイルＤの並列処理が
１００回とデータファイル管理テーブル１０ａに記録さ
れているとする。
された読み込みコマンドが、データファイルＡとデータ
ファイルＢの並列処理が１０００回、データファイルＡ
とデータファイルＣの並列処理が１００回、データファ
イルＡとデータファイルＤの並列処理が１００回、デー
タファイルＢとデータファイルＣの並列処理が０回、デ
ータファイルＢとデータファイルＤの並列処理が５０
回、データファイルＣとデータファイルＤの並列処理が
１００回とデータファイル管理テーブル１０ａに記録さ
れているとする。
【００１６】すると、リロケーション制御回路１１はフ
ァイル制御線１３を介してファイル監視回路１０から、
読み込み要求されたそれぞれのデータファイル名および
読み込み要求されたデータファイルの組み合わせ回数の
データを受取り、このデータより高頻度で並列処理され
る複数のデータファイルが１つの物理デバイスに記録さ
れていないかどうかを物理デバイスアドレスマップ１１
ａより判断する。
ァイル制御線１３を介してファイル監視回路１０から、
読み込み要求されたそれぞれのデータファイル名および
読み込み要求されたデータファイルの組み合わせ回数の
データを受取り、このデータより高頻度で並列処理され
る複数のデータファイルが１つの物理デバイスに記録さ
れていないかどうかを物理デバイスアドレスマップ１１
ａより判断する。
【００１７】そして、１つの物理デバイスに複数のデー
タファイルが記録されている場合は、並列処理されるデ
ータファイルが別々の物理デバイスに記録されるような
リロケーションアドレスをデータファイル毎に割り付け
る。また、割り付けられたリロケーションアドレスに既
に記録されているデータファイルに対しても同様に割り
付けを行う。
タファイルが記録されている場合は、並列処理されるデ
ータファイルが別々の物理デバイスに記録されるような
リロケーションアドレスをデータファイル毎に割り付け
る。また、割り付けられたリロケーションアドレスに既
に記録されているデータファイルに対しても同様に割り
付けを行う。
【００１８】本実施例においては、データファイルＡと
データファイルＢの組み合わせにおいて並列処理の頻度
が高い。また、データファイルＢとデータファイルＣの
組み合わせにおいて並列処理される頻度が低いと判断さ
れ、データファイルＢには物理デバイス９２のアドレス
２０００〜３０００がリロケーションアドレスとして割
り付けられる。
データファイルＢの組み合わせにおいて並列処理の頻度
が高い。また、データファイルＢとデータファイルＣの
組み合わせにおいて並列処理される頻度が低いと判断さ
れ、データファイルＢには物理デバイス９２のアドレス
２０００〜３０００がリロケーションアドレスとして割
り付けられる。
【００１９】次に、割り付けられたリロケーションアド
レスのバックアップを行う。このバックアップを行うた
めリロケーション制御回路１１は、まずリロケーション
制御線１４を介してアレイ制御回路４に物理デバイス９
１のデータファイルＢの読み込み命令を発行する。これ
に対しアレイ制御回路４は、物理デバイス９１からアレ
イバス５ａ〜５ｃ、デバイスインターフェース６ａ〜６
ｃ，デバイスバス７ａ〜７ｃを介してデータファイルＢ
を読み込みリロケーション制御回路１１に報告する。
レスのバックアップを行う。このバックアップを行うた
めリロケーション制御回路１１は、まずリロケーション
制御線１４を介してアレイ制御回路４に物理デバイス９
１のデータファイルＢの読み込み命令を発行する。これ
に対しアレイ制御回路４は、物理デバイス９１からアレ
イバス５ａ〜５ｃ、デバイスインターフェース６ａ〜６
ｃ，デバイスバス７ａ〜７ｃを介してデータファイルＢ
を読み込みリロケーション制御回路１１に報告する。
【００２０】すると、リロケーション制御回路１１は、
データファイルＢを受け取るとこのデータファイルＢを
バックアップバス１５、バックアップデバイスインター
フェイス制御回路１６およびバックアップデバイスバス
１７とを介してバックアップデバイス１８に書き込む。
また、各物理デバイス９１〜９３の全記憶エリアにデー
タファイルが格納されている場合には、割り付けられた
リロケーションアドレスに既に記録されているデータフ
ァイルのバックアップも同様に行われる。
データファイルＢを受け取るとこのデータファイルＢを
バックアップバス１５、バックアップデバイスインター
フェイス制御回路１６およびバックアップデバイスバス
１７とを介してバックアップデバイス１８に書き込む。
また、各物理デバイス９１〜９３の全記憶エリアにデー
タファイルが格納されている場合には、割り付けられた
リロケーションアドレスに既に記録されているデータフ
ァイルのバックアップも同様に行われる。
【００２１】次に、リロケーション制御回路１１からバ
ックアップ元（物理デバイス９１）のデータファイルＢ
の削除命令がリロケーション制御線１４を介してアレイ
制御回路４に発行される。これに対し、アレイ制御回路
４はアレイバス５ａ、デバイスインターフェース６ａお
よびデバイスバス７ａを介して物理デバイス９１からデ
ータファイルＢを削除し、リロケーション制御回路１１
に報告する。
ックアップ元（物理デバイス９１）のデータファイルＢ
の削除命令がリロケーション制御線１４を介してアレイ
制御回路４に発行される。これに対し、アレイ制御回路
４はアレイバス５ａ、デバイスインターフェース６ａお
よびデバイスバス７ａを介して物理デバイス９１からデ
ータファイルＢを削除し、リロケーション制御回路１１
に報告する。
【００２２】そして、データファイルのバックアップと
削除とが完了すると、リロケーション制御回路１１は、
バックアップデバイス１８にバックアップしたデータフ
ァイルＢを先に計算したリロケーションアドレス（物理
デバイス９２のアドレス２０００〜３０００）に書き込
むために、バックアップデバイス１８よりバックアップ
バス１７、バックアップデバイスインターフェース制御
回路１６およびバックアップデバイスバス１５を介して
データファイルＢを読み込み、アレイ制御回路４にその
読み込んだデータファイルＢの書き込み命令を発行す
る。
削除とが完了すると、リロケーション制御回路１１は、
バックアップデバイス１８にバックアップしたデータフ
ァイルＢを先に計算したリロケーションアドレス（物理
デバイス９２のアドレス２０００〜３０００）に書き込
むために、バックアップデバイス１８よりバックアップ
バス１７、バックアップデバイスインターフェース制御
回路１６およびバックアップデバイスバス１５を介して
データファイルＢを読み込み、アレイ制御回路４にその
読み込んだデータファイルＢの書き込み命令を発行す
る。
【００２３】この書き込み命令を受け取ったアレイ制御
回路４は、リロケーションアドレスに従い、アドレスバ
ス５ｂ、デバイスインターフェース制御回路６ｂおよび
デバイスバス７ｂを介して、物理デバイス９２のアドレ
ス２０００〜３０００にデータファイルＢを書き込む。
回路４は、リロケーションアドレスに従い、アドレスバ
ス５ｂ、デバイスインターフェース制御回路６ｂおよび
デバイスバス７ｂを介して、物理デバイス９２のアドレ
ス２０００〜３０００にデータファイルＢを書き込む。
【００２４】次に、物理デバイスアドレスマップ１１ａ
をデータファイルの再配置後の状態に更新する。すなわ
ち、物理デバイスアドレスマップ１１ａのデータファイ
ルＢの格納位置をデバイス番号９１、アドレス２０００
〜３０００からデバイス番号９２、アドレス２０００〜
３０００に更新する。
をデータファイルの再配置後の状態に更新する。すなわ
ち、物理デバイスアドレスマップ１１ａのデータファイ
ルＢの格納位置をデバイス番号９１、アドレス２０００
〜３０００からデバイス番号９２、アドレス２０００〜
３０００に更新する。
【００２５】このようにしてデータファイルＢが物理デ
バイス９１から物理デバイス９２に再配置される。
バイス９１から物理デバイス９２に再配置される。
【００２６】なお、本実施例ではアレイバス５ａ〜５
ｃ、デバイスインターフェース回路６ａ〜６ｃ、デバイ
スバス７ａ〜７ｃ、物理デバイス９１，９２，９３を各
３個で構成したが、３個に限定されるものではなく２個
以上であれば個数は任意に設定することができる。
ｃ、デバイスインターフェース回路６ａ〜６ｃ、デバイ
スバス７ａ〜７ｃ、物理デバイス９１，９２，９３を各
３個で構成したが、３個に限定されるものではなく２個
以上であれば個数は任意に設定することができる。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、読み込みが要求される
複数のデータファイル名とそのデータファイルの組み合
わせ回数、および各データファイルの格納場所を示す情
報に基づいて、その組み合わせに係るデータファイルが
同一物理デバイスに書き込まれており、かつその組み合
わせ回数が他の組み合わせ回数より多い場合に、その組
み合わせに係るデータファイルを別々の物理デバイスに
分散させて再配置するよう構成したため、読み込み処理
においてキューイング機能を有効に機能させることがで
き、複数のデータファイルの読み込み要求がキューされ
た場合でも１つの物理デバイスに読み込み処理が集中す
ることがなく、並列処理を円滑に行いコマンド処理時間
の総計を小さくすることができる。
複数のデータファイル名とそのデータファイルの組み合
わせ回数、および各データファイルの格納場所を示す情
報に基づいて、その組み合わせに係るデータファイルが
同一物理デバイスに書き込まれており、かつその組み合
わせ回数が他の組み合わせ回数より多い場合に、その組
み合わせに係るデータファイルを別々の物理デバイスに
分散させて再配置するよう構成したため、読み込み処理
においてキューイング機能を有効に機能させることがで
き、複数のデータファイルの読み込み要求がキューされ
た場合でも１つの物理デバイスに読み込み処理が集中す
ることがなく、並列処理を円滑に行いコマンド処理時間
の総計を小さくすることができる。
【図１】本発明に係るディスクアレイ装置の一実施例の
構成図である。
構成図である。
１ ホストインターフェース ２ ホストインターフェース制御回路 ３ ホストバス ４ アレイ制御回路 ５ａ〜５ｃ アレイバス ６ａ〜６ｃ デバイスインターフェース回路 ７ａ〜７ｃ デバイスバス １０ ファイル監視回路１０ １０ａ データファイル管理テーブル １１ リロケーション制御回路 １１ａ 物理デバイスアドレスマップ １６ バックアップデバイスインターフェース制御回路 １８ バックアップデバイス ９１，９２，９３ 物理デバイス
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の物理デバイスと、これらの物理デ
バイスを並列処理させるアレイ制御手段とからなるディ
スクアレイ装置であって、複数のデータファイルの読み
込みが要求される場合にそのデータファイル名とそのデ
ータファイルの組み合わせ回数を記録するファイル監視
手段と、各データファイルの書き込まれている物理デバ
イス番号とアドレスとを記録したマップを有し、このマ
ップと前記ファイル管理手段で記録された複数のデータ
ファイル名およびそのデータファイルの組み合わせ回数
に基づいて、一つの物理デバイスに集中するデータファ
イルを複数の物理デバイスに分散させ再配置するリロケ
ーション手段とを含むことを特徴とするディスクアレイ
装置。 - 【請求項２】 前記リロケーション手段は、組み合わせ
に係るデータファイルが同一物理デバイスに書き込まれ
ており、かつその組み合わせ回数が他の組み合わせ回数
より多い場合にその組み合わせに係るデータファイルを
複数の物理デバイスに分散させて再配置することを特徴
とする請求項１記載のディスクアレイ装置。 - 【請求項３】 前記ディスクアレイ装置は再配置するデ
ータファイルを一時格納するバックアップ手段を有し、
かつ前記リロケーション手段は再配置するデータファイ
ルを所定の物理デバイスから読み込み、その読み込んだ
データファイルを前記バックアップ手段に書き込む機能
と、前記バックアップ手段に書き込んだデータファイル
を読み込み、その読み込んだデータファイルを他の物理
デバイスに書き込む機能とを有することを特徴とする請
求項１または２記載のディスクアレイ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7009131A JPH08202503A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | ディスクアレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7009131A JPH08202503A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | ディスクアレイ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08202503A true JPH08202503A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11712083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7009131A Withdrawn JPH08202503A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | ディスクアレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08202503A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1195934A (ja) * | 1997-09-22 | 1999-04-09 | Hitachi Ltd | 情報処理システムの制御方法 |
| JP2000215007A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-04 | Nec Corp | ディスクアレイ装置 |
| JP2009258911A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Toshiba Corp | ディスクアレイ装置、方法及びプログラム |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP7009131A patent/JPH08202503A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1195934A (ja) * | 1997-09-22 | 1999-04-09 | Hitachi Ltd | 情報処理システムの制御方法 |
| JP2000215007A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-04 | Nec Corp | ディスクアレイ装置 |
| JP2009258911A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Toshiba Corp | ディスクアレイ装置、方法及びプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020402 |