JPH10283284A - 通信制御方法および装置 - Google Patents

通信制御方法および装置

Info

Publication number
JPH10283284A
JPH10283284A JP9108697A JP9108697A JPH10283284A JP H10283284 A JPH10283284 A JP H10283284A JP 9108697 A JP9108697 A JP 9108697A JP 9108697 A JP9108697 A JP 9108697A JP H10283284 A JPH10283284 A JP H10283284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
driver
control device
media
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9108697A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Onishi
輝生 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP9108697A priority Critical patent/JPH10283284A/ja
Publication of JPH10283284A publication Critical patent/JPH10283284A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量のメモリ容量を必要とせずにシステムの
拡張を安価かつ容易に行なうことができるようにした通
信制御方法および装置を提供する。 【解決手段】 制御機器(50−1〜50−N)との通
信を制御する通信ドライバ部(46)から該制御機器に
対応して該通信ドライバの情報設定を行なう通信コンフ
ィギュレーションMMI部(43)および該通信ドライ
バを用いた通信のプロトコル変換を行なう仮想ドライバ
部(45)を独立させ、この通信コンフィギュレーショ
ンMMI部(43)および仮想ドライバ部(45)を複
数の通信ドライバで共用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種制御機器の
データを一定周期若しくは不定期に収集若しくは送信す
る通信制御方法および装置に関し、特に、メディア非依
存インターフェース(MMI)および上記仮想ドライバ
を複数の通信ドライバで共有することを可能にしてシス
テムの拡張を安価かつ容易に行なうことができるように
した通信制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種制御装置や、入出力装置から
のデータ収集や制御などの監視を行うための実行環境と
そのための各種設定や、情報表示のためのディスプレイ
画面の作成を行うための開発環境を有し、制御装置等か
ら一定の周期でデータを収集し、ディスプレイの画面上
にそのデータの表示または指定された処理が行われるよ
うに構成された監視制御システムが知られている。
【0003】この監視制御システムにおいては、通信の
ためのドライバ群を有し、このドライバ群を介して各種
制御装置に対して一定の周期若しくは不定期にデータの
収集若しくは送信が行われる。
【0004】図4は、上記従来の監視制御システムを示
すもので、この監視制御システムは、パーソナルコンピ
ュータをプラットフォームとして構成されるもので、 1)監視制御を行うためのモニタリングの構築を行うた
めの監視制御システム開発環境10 2)監視制御を実行するための監視制御システム実行環
境300 3)各種制御機器とのデータ通信を行う通信処理環境4
00 を具備する。なお、20は、プロジェクト情報ファイル
を示す。
【0005】ここで、監視制御システム開発環境10
は、 1)モニタリング時のディスプレイ表示画面の設定を行
なう画面表示方法設定部11 2)各種制御機器からのデータの読み込み/書き込みの
ための設定を行なう収集データ定義部12 を具備して構成され、収集データ定義部12は、収集デ
ータ定義MMI部12−1、通信ドライバ選択MMI部
12−2を具備して構成される。
【0006】また、監視制御システム実行環境300
は、 1)ディスプレイ画面表示を行なう画面表示部31 2)外部による各種イベント発生時の設定内容の実行を
行なうイベント−アクション処理部32 3)開発環境にて設定した各種制御機器との通信を行な
うデータ収集部33 を具備して構成され、データ収集部33は、通信要求発
行部34を具備して構成される。
【0007】また、通信処理環境400は、 1)通信コンフィギュレーションMMI部430 2)監視制御システム実行環境300からの要求に応じ
て制御機器50−1から50−Nとデータの送受信を行
う通信ドライバ部46 3)それぞれ使用ドライバ情報、接続制御機器情報を設
定する設定部440−1〜440−M を具備して構成される。
【0008】ここで、通信コンフィギュレーションMM
I部430は、ブロック430−1〜430−Mから構
成され、ブロック430−1は、通信ドライバ1設定M
MIおよび接続制御機情報1設定MMIから接続制御機
情報N設定MMIを有しており、同様に、ブロック43
0−Mは、通信ドライバM設定MMIおよび接続制御機
情報M1設定MMIから接続制御機情報MN設定MMI
を有している。
【0009】また、通信ドライバ部46は、それぞれプ
ロトコル変換部を有する通信ドライバ1〜Nを有してお
り、それぞれ制御機器50−1(制御機器1)から制御
機器50−N(制御機器N)に接続されている。
【0010】また、設定部440−1は、使用ドライバ
情報1および接続制御機器情報11から接続制御機器情
報1Nを有し、設定部440−Mは、同様に、使用ドラ
イバ情報Mおよび接続制御機器情報M1から接続制御機
器情報MNを有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した監
視制御システムの通信コンフィギュレーション構成で
は、接続機器情報の設定、すなわち、接続機器のどのデ
ータエリアからデータを収集するかの設定は、通信ドラ
イバ設定MMIの中に含まれ、通信ドライバを拡張する
場合、 1)通信ドライバ 2)通信ドライバ設定MMI 3)接続制御機器情報設定MMI(1)から接続制御機
器情報設定MMI(N1) の全てを追加する必要がある。
【0012】この場合各通信ドライバのサポートしてい
る接続制御機器情報設定MMIは各通信ドライバ毎に持
ち、複数の通信ドライバに共通してサポートされている
接続制御機器については、重複してその接続制御機器情
報設定MMIを有することになる。
【0013】また、重複して同じ接続制御機器情報設定
MMIが追加された場合でも、通信ドライバの開発者が
異なる場合にはその設定MMIの仕様が異なり、ユーザ
にとっては誤設定を引き起こす原因ともなっている。
【0014】通信ドライバ毎に異なるプロトコル変換処
理についても同様に、各通信ドライバ毎に提供する必要
があり、重複した通信プロトコルおよび重複した接続制
御機器情報設定MMIのために使用するメモリ容量も大
きなものになる。
【0015】因みに、従来の構成においてサポート接続
機器および通信プロトコルが重複した通信ドライバを複
数拡張したときのメモリ内の状態を示すと図5に示すよ
うになる。
【0016】このように、上記従来の監視制御システム
にあっては、 1)通信ドライバ拡張時に通信対象の制御機器情報の設
定を行なうためのメディア非依存インターフェース(M
MI)機能およびプロトコル変換処理機能および通信ド
ライバの全てを追加拡張する必要があり、そのためのデ
ィスク容量およびメモリ容量が必要になる 2)上記拡張において、既に拡張されている通信ドライ
バと同じプロトコル処理、同じ接続制御機器設定MMI
が存在しても重複して追加拡張する必要がある 3)通信ドライバ毎に接続制御機器設定MMIが存在
し、このため同じ接続制御機器設定MMIが必要である
にもかかわらず異なるMMIを提供する可能性があり、
ユーザの誤設定が発生することがある 等の問題があった。
【0017】そこで、この発明は、大量のメモリ容量を
必要とせずにシステムの拡張を安価かつ容易に行なうこ
とができるようにした通信制御方法および装置を提供す
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、複数の制御機器のデータを一定
周期若しくは不定期に収集若しくは送信する通信制御方
法において、上記制御機器との通信を制御する通信ドラ
イバから該制御機器に対応して該通信ドライバの情報設
定を行なうメディア非依存インターフェースを独立さ
せ、上記メディア非依存インターフェースを複数の通信
ドライバで共用することを特徴とする。
【0019】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、上記通信ドライバを用いた通信のプロトコル
変換を行なう仮想ドライバを上記通信ドライバから独立
させ、上記仮想ドライバを複数の通信ドライバで共用す
ることを特徴とする。
【0020】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、上記通信ドライバの拡張に際して、既に設け
られているメディア非依存インターフェースの中で共有
可能なメディア非依存インターフェースが存在する場合
は、上記通信ドライバの追加のみを行なうことを特徴と
する。
【0021】また、請求項4の発明は、請求項2の発明
において、上記通信ドライバの拡張に際して、既に設け
られている仮想ドライバの中で共有可能な仮想ドライバ
が存在する場合は、上記通信ドライバの追加のみを行な
うことを特徴とする。
【0022】また、請求項5の発明は、複数の制御機器
のデータを一定周期若しくは不定期に収集若しくは送信
する通信制御方法において、上記制御機器との通信を制
御する通信ドライバから該制御機器に対応して該通信ド
ライバの情報設定を行なうメディア非依存インターフェ
ースおよび該通信ドライバを用いた通信のプロトコル変
換を行なう仮想ドライバを独立させ、既に設けられてい
るメディア非依存インターフェースおよび仮想ドライバ
の中で共有可能なものが存在する場合は、この共有可能
なメディア非依存インターフェースおよび仮想ドライバ
を複数の通信ドライバで共用することを特徴とする。
【0023】また、請求項6の発明は、複数の制御機器
のデータを一定周期若しくは不定期に収集若しくは送信
する通信制御装置において、上記制御機器との通信を制
御する複数の通信ドライバと、上記通信ドライバから独
立に設けられ、上記通信ドライバの情報設定を行なうメ
ディア非依存インターフェースと、上記複数の通信ドラ
イバでの上記メディア非依存インターフェースの共有使
用を制御する制御手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0024】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
において、上記通信ドライバから独立に設けられ、上記
通信ドライバを用いた通信のプロトコル変換を行なう仮
想ドライバ、を更に具備し、上記制御手段は、上記複数
の通信ドライバでの上記メディア非依存インターフェー
スおよび上記仮想ドライバの共有使用を制御することを
特徴とする。
【0025】また、請求項8の発明は、複数の制御機器
のデータを一定周期若しくは不定期に収集若しくは送信
する通信制御装置において、上記制御機器との通信を制
御する複数の通信ドライバと、上記通信ドライバから独
立に設けられ、上記通信ドライバの情報設定を行なう1
または複数のメディア非依存インターフェースと、上記
通信ドライバから独立に設けられ、上記通信ドライバを
用いた通信のプロトコル変換を行なう1または複数の仮
想ドライバと、上記複数の通信ドライバでの上記メディ
ア非依存インターフェースおよび上記仮想ドライバの共
有使用を制御する制御手段と、を具備することを特徴と
する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照して詳細に説明する。
【0027】図1は、この発明に係わる通信制御方法お
よび装置を適用して構成される監視制御システムの一実
施の形態をブロック図で示したものである。
【0028】図1において、この監視制御システムは、
パーソナルコンピュータをプラットフォームとして構成
されるもので、 1)監視制御を行うためのモニタリングの構築を行うた
めの監視制御システム開発環境10 2)監視制御を実行するための監視制御システム実行環
境30 3)各種制御機器とのデータ通信を行う通信処理環境4
0 を具備する。なお、20は、プロジェクト情報ファイル
を示す。
【0029】ここで、監視制御システム開発環境10
は、 1)モニタリング時のディスプレイ表示画面の設定を行
なう画面表示方法設定部11 2)各種制御機器からのデータの読み込み/書き込みの
ための設定を行なう収集データ定義部12 を具備して構成され、収集データ定義部12は、収集デ
ータ定義MMI部12−1、通信ドライバ選択MMI部
12−2を具備して構成される。
【0030】また、監視制御システム実行環境30は、 1)ディスプレイ画面表示を行なう画面表示部31 2)外部による各種イベント発生時の設定内容の実行を
行なうイベント−アクション処理部32 3)開発環境にて設定した各種制御機器との通信を行な
うデータ収集部33 を具備して構成され、データ収集部33は、収集条件判
定部33−1、収集優先度管理部33−2、通信要求発
行部33−3を具備して構成される。
【0031】また、通信処理環境40は、 1)使用ドライバ情報を設定する使用ドライバ情報部4
1 2)接続制御機器情報を設定する接続制御機器情報部4
2 3)通信コンフィギュレーションMMI部43 4)通信媒体および各種制御機器毎に異なるプロトコル
などの差異を吸収する仮想通信ドライバ部45 5)監視制御システム実行環境30からの要求に応じて
制御機器50−1から50−Nとデータの送受信を行う
通信ドライバ部46 を具備して構成される。
【0032】ここで、通信コンフィギュレーションMM
I部43は、制御機器情報1設定MMI43−1から制
御機器情報N設定MMI43−Nおよび通信ドライバ1
設定MMI44−1から通信ドライバN設定MMI44
−Nを具備して構成される。
【0033】また、仮想ドライバ部45は、インターフ
ェース(I/F)差異吸収部45−1およびプロトコル
差異吸収部45−2を具備して構成される。
【0034】また、通信ドライバ部46は、それぞれ制
御機器50−1(制御機器1)から制御機器50−N
(制御機器N)に接続される通信ドライバ46−1(通
信ドライバ1)から通信ドライバ46−N(通信ドライ
バN)を有している。
【0035】ところで、この種の監視制御システムで
は、一般に、特定ベンダの制御機器だけではなく、複数
のベンダの機器が組み合わされた構成となっている。
【0036】このような環境で、各種制御機器とデータ
通信を行なう場合、各制御機器毎に通信プロトコルまた
は通信媒体が異なる。
【0037】ここにおいて、図4で説明したような従来
のシステムにおいては、システムの拡張、すなわち通信
ドライバの拡張に際して、その通信ソフトウエアの開発
と監視制御ソフトウエア全体の改造が必要となったが、
この実施の形態の監視制御システムでは、監視制御ソフ
トウエア全体の改造を必要とせずに、通信ソフトウエア
部分だけの追加/削除が可能なように構成されている。
【0038】図1の構成において、データ収集のための
通信に関連する部分は以下の部分である。 1)接続機器制御情報部42 データ収集を行なう制御機器の a)データエリアの名称 b)データエリアサイズ c)使用通信ドライバ などの情報を監視制御システム開発環境10の収集デー
タ定義部12に提供する。
【0039】監視制御システム開発環境10では、制御
機器とのデータの送受信を行なうためのデータエリア
(名称またはアドレス)とそのサイズなどを定義する。
しかしながら、このデータエリアの名称およびエリアア
ドレスなどは制御機器毎に異なるため、これらの情報を
接続制御機器情報データとして監視制御システム開発環
境10の収集データ定義部12に提供し、ユーザが定義
した収集データ情報の正当性をチェックする。
【0040】2)通信コンフィギュレーションMMI部
43 通信ドライバ毎に異なる詳細設定を行なうためのMMI
を提供する。
【0041】すなわち、初期設定などは各通信媒体毎に
異なるため、このMMIを通信ドライバ選択MMI部1
2−1より呼び出して詳細設定を行なう。
【0042】3)仮想ドライバ部45 インターフェース(I/F)差異吸収部45−1および
プロトコル差異吸収部45−2を具備して構成され、各
通信ドライバ毎に異なる通信プロトコルを吸収し、監視
制御システム実行環境30と各通信ドライバとのインタ
ーフェースを共通化する。
【0043】4)通信ドライバ部46 各通信媒体を経由し、制御機器とのデータ送受信を行な
う。
【0044】この実施の形態の監視制御システムにおい
ては、監視制御システム開発環境10および監視制御シ
ステム実行環境30のソフトウエアの変更なしに、上記
4つの処理の拡張だけで通信ドライバの追加または削除
を実現する。
【0045】また、既に拡張されている通信ドライバと
同一の制御機器または同一の通信プロトコルを使用する
場合には、通信ドライバ部46の通信ドライバを追加す
るだけで通信システムの拡張を実現する。
【0046】図2は、この実施の形態の監視制御システ
ムにおいて、サポート接続機器および通信プロトコルが
重複した通信ドライバを複数拡張したときのメモリ内の
状態を示したものである。
【0047】図2から明らかになるように、この実施の
形態の監視制御システムによれば、以下に示すような効
果が期待できる。 1)メモリ使用量を削減し、仮想記憶システムを採用し
ているオペレーティングシステムにおいては、メモリ不
足時に発生する補助記憶装置へのメモリページスワップ
処理の発生を削減することが可能になる。これにより、
制御機器との通信によるデータ収集速度の向上を図るこ
とが可能になる。 2)通信ドライバ追加拡張時のディスク容量の低減を図
ることができる。 3)各種制御機器情報設定MMIの共通化により、ユー
ザの誤設定を防止できる。
【0048】図3は、この実施の形態の監視制御システ
ムにおけるデータ収集定義から通信実行までの処理の流
れを示したものである。
【0049】図3において、監視制御システム開発環境
100は、まず、接続制御機器情報(使用通信ドライバ
情報)42−1から使用ドライバの選択を行い(ステッ
プ101)、通信ドライバ詳細情報の設定を行なう(ス
テップ102)。
【0050】これにより、監視制御システム実行環境/
仮想通信ドライバ200では通信コンフィギュレーショ
ンMMIの実行を行なう(ステップ103)。
【0051】また、監視制御システム開発環境100
は、接続制御機器情報(制御機器個別情報)42−2か
らデータ収集制御機器の選択とデータ定義を行う(ステ
ップ104)。
【0052】また、監視制御システム実行環境/仮想通
信ドライバ200では、ステップ103の通信コンフィ
ギュレーションMMIの実行により生成されたコンフィ
ギュレーション情報ファイル(またはメモリデータ)1
21により使用ドライバの初期設定を行い(ステップ1
05)、次に、ステップ104のデータ収集制御機器の
選択とデータ定義により生成された収集情報ファイル
(またはメモリデータ)122から収集データ情報の読
み込みを行なう(ステップ106)。
【0053】そしてデータ送受信待ちになり(ステップ
107)、次に、対応プロトコルへの変換を行い(ステ
ップ108)、通信ドライバへの送受信要求を行なう
(ステップ109)。
【0054】すなわち、従来のシステムにおける通信ド
ライバの追加の手法では、通信コンフィギュレーション
MMIを監視制御システム開発機構の一部であるデータ
収集定義部に組み込むか、または、通信ドライバのモジ
ュールを呼び出す構造となり、ここで、通信ドライバ毎
の詳細設定を追加する場合には、監視制御システム構築
部の全てまたは一部変更する必要があるが、この実施の
形態の監視制御システムでは、通信ドライバ毎の詳細設
定機能、すなわち、通信コンフィギュレーションMMI
をステップ103に示すように別処理とし、通信コンフ
ィギュレーションデータはファイルまたは共有メモリを
経由して各通信ドライバ初期設定機能に渡されるように
構成されるので、上位のソフトウエアの変更なしに各種
通信ドライバの拡張が可能になる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
以下に示すような効果を奏することができる。
【0056】1)各種制御機器情報設定のためのMMI
を通信ドライバとは独立したモジュールとし、複数の通
信ドライバから共有することができるように構成したの
で、制御機器情報設定MMIの共通化を図り、ユーザの
誤設定を防止することができる。
【0057】2)共有可能な処理構成により、メモリ使
用量および仮想記憶システムでのスワップ処理の低減を
実現し、通信による各種制御機器からのデータ収集性能
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる通信制御方法および装置を適
用して構成される監視制御システムの一実施の形態を示
すブロック図。
【図2】図1に示したこの実施の形態の監視制御システ
ムにおいて、サポート接続機器および通信プロトコルが
重複した通信ドライバを複数拡張したときのメモリ内の
状態を示した図。
【図3】図1に示したこの実施の形態の監視制御システ
ムにおけるデータ収集定義から通信実行までの処理の流
れを示したフローチャート。
【図4】従来の監視制御システムを示したブロック図。
【図5】図4に示した構成においてサポート接続機器お
よび通信プロトコルが重複した通信ドライバを複数拡張
したときのメモリ内の状態を示した図。
【符号の説明】
10 監視制御システム開発環境 11 画面表示方法設定部 12 収集データ定義部 12−1 収集データ定義MMI部 12−2 通信ドライバ選択MMI部 20 プロジェクト情報ファイル 30 監視制御システム実行環境 31 画面表示部 32 イベント−アクション処理部 33 データ収集部 40 通信処理環境 41 使用ドライバ情報部 42 接続制御機器情報部 43 通信コンフィギュレーションMMI部 45 仮想通信ドライバ部 45−1 インターフェース(I/F)差異吸収部 45−2 プロトコル差異吸収部 46 通信ドライバ部 50−1〜50−N 制御機器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御機器のデータを一定周期若し
    くは不定期に収集若しくは送信する通信制御方法におい
    て、 上記制御機器との通信を制御する通信ドライバから該制
    御機器に対応して該通信ドライバの情報設定を行なうメ
    ディア非依存インターフェースを独立させ、 上記メディア非依存インターフェースを複数の通信ドラ
    イバで共用することを特徴とする通信制御方法。
  2. 【請求項2】 上記通信ドライバを用いた通信のプロト
    コル変換を行なう仮想ドライバを上記通信ドライバから
    独立させ、上記仮想ドライバを複数の通信ドライバで共
    用することを特徴とする請求項1記載の通信制御方法。
  3. 【請求項3】 上記通信ドライバの拡張に際して、既に
    設けられているメディア非依存インターフェースの中で
    共有可能なメディア非依存インターフェースが存在する
    場合は、上記通信ドライバの追加のみを行なうことを特
    徴とする請求項1記載の通信制御方法。
  4. 【請求項4】 上記通信ドライバの拡張に際して、既に
    設けられている仮想ドライバの中で共有可能な仮想ドラ
    イバが存在する場合は、上記通信ドライバの追加のみを
    行なうことを特徴とする請求項2記載の通信制御方法。
  5. 【請求項5】 複数の制御機器のデータを一定周期若し
    くは不定期に収集若しくは送信する通信制御方法におい
    て、 上記制御機器との通信を制御する通信ドライバから該制
    御機器に対応して該通信ドライバの情報設定を行なうメ
    ディア非依存インターフェースおよび該通信ドライバを
    用いた通信のプロトコル変換を行なう仮想ドライバを独
    立させ、 既に設けられているメディア非依存インターフェースお
    よび仮想ドライバの中で共有可能なものが存在する場合
    は、この共有可能なメディア非依存インターフェースお
    よび仮想ドライバを複数の通信ドライバで共用すること
    を特徴とする通信制御方法。
  6. 【請求項6】 複数の制御機器のデータを一定周期若し
    くは不定期に収集若しくは送信する通信制御装置におい
    て、 上記制御機器との通信を制御する複数の通信ドライバ
    と、 上記通信ドライバから独立に設けられ、上記通信ドライ
    バの情報設定を行なうメディア非依存インターフェース
    と、 上記複数の通信ドライバでの上記メディア非依存インタ
    ーフェースの共有使用を制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする通信制御装置。
  7. 【請求項7】 上記通信ドライバから独立に設けられ、
    上記通信ドライバを用いた通信のプロトコル変換を行な
    う仮想ドライバ、 を更に具備し、 上記制御手段は、 上記複数の通信ドライバでの上記メディア非依存インタ
    ーフェースおよび上記仮想ドライバの共有使用を制御す
    ることを特徴とする請求項6記載の通信制御装置。
  8. 【請求項8】 複数の制御機器のデータを一定周期若し
    くは不定期に収集若しくは送信する通信制御装置におい
    て、 上記制御機器との通信を制御する複数の通信ドライバ
    と、 上記通信ドライバから独立に設けられ、上記通信ドライ
    バの情報設定を行なう1または複数のメディア非依存イ
    ンターフェースと、 上記通信ドライバから独立に設けられ、上記通信ドライ
    バを用いた通信のプロトコル変換を行なう1または複数
    の仮想ドライバと、 上記複数の通信ドライバでの上記メディア非依存インタ
    ーフェースおよび上記仮想ドライバの共有使用を制御す
    る制御手段と、 を具備することを特徴とする通信制御装置。
JP9108697A 1997-04-09 1997-04-09 通信制御方法および装置 Withdrawn JPH10283284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9108697A JPH10283284A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 通信制御方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9108697A JPH10283284A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 通信制御方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10283284A true JPH10283284A (ja) 1998-10-23

Family

ID=14016720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9108697A Withdrawn JPH10283284A (ja) 1997-04-09 1997-04-09 通信制御方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10283284A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002054259A1 (fr) * 2000-12-27 2002-07-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de communication video numerique, procede de communication video numerique, programme et support
KR20030065911A (ko) * 2002-02-01 2003-08-09 삼성전자주식회사 임베디드 시스템에서 사용자 어플리케이션과 디바이스드라이버간의 독립성을 보장하는 인터페이스 방법
WO2008155596A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-24 Abb Research Limited Standardized protocol independent configuration tool for intelligent electronic devices
KR100882213B1 (ko) 2007-07-24 2009-02-06 에스케이 텔레콤주식회사 다양한 사용자 인터페이스에 독립적인 통신 기능을 구비한임베디드 리눅스 장치
JP2016184373A (ja) * 2015-03-27 2016-10-20 横河電機株式会社 プロセス制御システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002054259A1 (fr) * 2000-12-27 2002-07-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de communication video numerique, procede de communication video numerique, programme et support
KR20030065911A (ko) * 2002-02-01 2003-08-09 삼성전자주식회사 임베디드 시스템에서 사용자 어플리케이션과 디바이스드라이버간의 독립성을 보장하는 인터페이스 방법
WO2008155596A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-24 Abb Research Limited Standardized protocol independent configuration tool for intelligent electronic devices
KR100882213B1 (ko) 2007-07-24 2009-02-06 에스케이 텔레콤주식회사 다양한 사용자 인터페이스에 독립적인 통신 기능을 구비한임베디드 리눅스 장치
JP2016184373A (ja) * 2015-03-27 2016-10-20 横河電機株式会社 プロセス制御システム
US10678592B2 (en) 2015-03-27 2020-06-09 Yokogawa Electric Corporation Process control system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7032228B1 (en) Common device interface
US7574551B2 (en) Operating PCI express resources in a logically partitioned computing system
US8112362B2 (en) Storage system and license management method
WO1998028693A1 (en) Method and apparatus for implementing a wireless universal serial bus host controller
KR19990067732A (ko) 복합 유니버설 시리얼 버스 제어기에 인터페이스를 제공하기 위한 장치 및 방법
CN112764872B (zh) 计算机设备、虚拟化加速设备、远程控制方法及存储介质
JP2007164793A (ja) データ処理システムの中に分散された分配型ダイレクトメモリアクセス手段
JP2010537267A (ja) ストレージ・コントローラと複製エンジンとの間で書き込みを分割する方法、システムおよびプログラム
JP3178809B2 (ja) 可搬形記録媒体のアクセス方法
CN101154202A (zh) 管理多处理器计算机系统中的系统管理中断的系统和方法
EP2854020A1 (en) Storage control apparatus, storage control method, and storage control program
JP5132578B2 (ja) 段階的に情報を開示するための装置、システム、及び方法
JPH10283284A (ja) 通信制御方法および装置
CN1333333C (zh) 码流播放卡和码流采集卡的驱动方法
JP2008198126A (ja) データ通信システム、データ通信プログラム、データ受信装置、データ受信プログラム、及び、データ受信方法
JP5609333B2 (ja) 起動処理方法、情報処理装置、起動処理プログラム及び同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
CN100390741C (zh) 程序处理系统、程序处理方法以及计算机程序
US20150082311A1 (en) Method and system for logging into a virtual environment executing on a host
EP1469391A1 (en) Remote controlled data processing system via a network
WO2012093490A1 (ja) 情報処理装置、時刻制御方法および時刻制御プログラム
JP5459549B2 (ja) コンピュータシステム及びその余剰コアを用いた通信エミュレート方法
CN113609150B (zh) 基于硬件的原子写方法、设备及系统
US20040049560A1 (en) Method and apparatus for configuring a computer system to operate with perhiperal devices
US7299344B2 (en) Setup support system, physical access driver, and setup support method
CN101091168B (zh) 实现多阶段软件的方法和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040706