JPH05165736A - 半導体記憶装置の2ビット誤り訂正回路 - Google Patents

半導体記憶装置の2ビット誤り訂正回路

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JPH05165736A
JPH05165736A JP3352831A JP35283191A JPH05165736A JP H05165736 A JPH05165736 A JP H05165736A JP 3352831 A JP3352831 A JP 3352831A JP 35283191 A JP35283191 A JP 35283191A JP H05165736 A JPH05165736 A JP H05165736A
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JP
Japan
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syndrome
bit
circuit
error
bit error
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Application number
JP3352831A
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English (en)
Inventor
Koichi Suzuki
晃一 鈴木
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NEC Ibaraki Ltd
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NEC Ibaraki Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 SEC−DED符号(1ビット誤り訂正−2
ビット誤り検出符号)を使用し、簡単な回路で2ビット
誤りを訂正する。 【構成】 1ビット誤り検出回路4とアドレスの一部を
デコードするデコード回路5からの指示により、1ビッ
ト誤り時のシンドロームを記憶するレジスタ6〜9を持
ち、2ビット誤り検出回路3が2ビット誤りを検出した
とき、選択回路11は固定故障による1ビット誤りのシ
ンドロームを選択するので、選択回路11に接続される
XOR回路2はソフトエラーによる1ビット誤りシンド
ロームを生成し、選択回路10を介してシンドローム・
デコード回路12と訂正回路14がソフトエラーによる
誤りを訂正する。同時に、シンドローム・デコード回路
13と、訂正回路14は固定故障による誤りを訂正す
る。これにより、2ビット誤りを訂正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置の2ビ
ット誤り訂正回路に関し、特に、誤り訂正・検出符号と
してSEC−DED(Single bit Erro
r Correcting−Double bit E
rror Detecting)符号(1ビット誤り訂
正−2ビット誤り検出符号)を使用する半導体記憶装置
での2ビット誤り訂正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置の2ビット誤り訂
正回路は、誤り検出・訂正符号としてDEC(Doub
le bit Error Correcting)符
号(2ビット誤り訂正符号)を使用し、図2に示すよう
に、半導体記憶素子から読み出す情報ビット50と検査
ビット51からシンドロームを生成しシンドローム信号
を出力するシンドローム生成回路40と、シンドローム
信号をデコードし1ビット誤りと2ビット誤りを訂正す
るため各情報ビット毎に誤りを判断して、誤りのある情
報ビットを反転し本来の値に戻す為の指示信号を出力す
るシンドローム・デコード回路42と、シンドローム・
デコード回路42の指示に従い情報ビット50の誤りを
訂正する訂正回路41とを有している。
【0003】次に、動作について説明する。記憶素子か
ら読み出す情報ビット50と検査ビット51に1ビット
或いは2ビットの誤りがある場合、シンドローム・デコ
ード回路42はそのシンドローム信号をデコードしてど
の情報ビットが誤っているかをビットごとに調べ(DE
C符号の特性より、1ビット誤りと2ビット誤りのどち
らであっても誤っているビット位置を判断することがで
きる。)、誤りのある情報ビットを反転して本来の値に
戻すための指示信号を出力する。訂正回路41はシンド
ローム・デコード回路42の指示に従い、情報ビット5
0の誤りを訂正し出力する。
【0004】また、記憶素子から読み出す情報ビット5
0と検査ビット51に誤りがない場合、シンドローム・
デコード回路42はそのシンドローム信号をデコードし
てどの情報ビットが誤っているかをビット毎に調べる
が、誤りが無いので、訂正回路41は情報ビット50を
何等変化させずに出力する。
【0005】以上の動作により、記憶素子から読み出す
情報ビット50と検査ビット51に2ビット以下の誤り
がある場合、情報ビット50の誤りを訂正している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の半導体記憶装置の2ビット誤り訂正回路にあっ
ては、誤り検出・訂正符号としてDEC符号を用いてい
るが、DEC符号(大きく分類して3種の符号があ
る。)としてDEC−BCH符号を使用する場合は、誤
り検出・訂正に必要な回路が非常に大規模になってしま
う。また、DEC符号として多数決復号可能な符号(1
段直行可能符号,MA符号,直行ラテン方陣符号)を使
用する場合は、検査ビット数が非常に多くなってしま
う。また、DEC−BCH符号と多数決復号可能な符号
の中間的符号を使用する場合は、今まで述べた2つの符
号の中間的な特徴を持っている。
【0007】そのため、DEC符号にどのような符号を
使用しても、誤り検出・訂正回路を含む半導体記憶装置
が、経済的に安く実現できないという問題点と、物理的
に小さく実現することができないという問題点があっ
た。
【0008】そこで、本発明の課題は、簡単な回路で2
ビット誤りを訂正できるようにし、もって小型化を図り
経済的にも安くできるようにする点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、本発明は、誤り検出・訂正符号としてSEC−
DED符号を使用する半導体記憶装置において、記憶素
子から読み出す情報ビットと検査ビットからシンドロー
ムを生成しシンドローム信号Aとして出力するシンドロ
ーム生成回路と、前記シンドローム信号Aより1ビット
誤りを検出する1ビット誤り検出回路と、前記シンドロ
ームAより2ビット誤りを検出する2ビット誤り検出回
路と、前記1ビット誤り検出回路が1ビット誤りを検出
したときに前記シンドローム生成回路が入力した情報ビ
ットと検査ビットを記憶している記憶素子に対応する場
所へ前記シンドローム信号Aを記憶するレジスタと、前
記シンドローム生成回路が入力した情報ビットと検査ビ
ットを記憶している記憶素子に対応する前記レジスタの
出力を選択する選択回路Aと、前記シンドローム信号A
と前記選択回路Aが選択した前記レジスタが記憶する1
ビット誤り検出時のシンドロームとを対応するビット毎
に排他的論理和(XOR)の演算を行ないシンドローム
信号Bとして出力するXOR回路と、前記シンドローム
信号Aと前記シンドローム信号Bとを前記2ビット誤り
検出回路からの指示に従い2ビット誤りを検出したとき
のみシンドローム信号Bを選択しシンドローム信号Cと
して出力する選択回路Bと、前記シンドローム信号Cを
デコードし1ビット誤りを訂正するために各情報ビット
毎に誤りを判断して、誤りのある情報ビットがあればそ
のビットを反転し本来の値に戻すための指示信号を出力
するシンドローム・デコード回路Aと、前記2ビット誤
り検出回路の指示に従い2ビット誤り検出したときのみ
前記選択回路Aが選択した前記レジスタが記憶する1ビ
ット誤り検出時のシンドロームをデコードし1ビット誤
りを訂正する為に各情報ビット毎に誤りを判断して、誤
りのある情報ビットを反転し本来の値に戻すための指示
信号を出力するシンドローム・デコード回路Bと、読み
出した情報ビットを前記シンドローム・デコード回路A
とBの指示に従い誤りを訂正する訂正回路とを備えたも
のである。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例に係る半導体記憶
装置の2ビット誤り訂正回路を示すブロック図であり、
1ビット誤り検出時のシンドロームを記憶するレジスタ
を4つ有している。
【0011】実施例に係る2ビット誤り訂正回路は、誤
り検出・訂正符号としてSEC−DED符号を使用し
て、記憶素子から読み出す情報ビットと検査ビットから
シンドロームを生成しシンドローム信号Aとして出力す
るシンドローム生成回路1と、シンドローム信号Aより
1ビット誤りを検出する1ビット誤り検出回路4と、シ
ンドローム信号Aより2ビット誤りを検出する2ビット
誤り検出回路3と、1ビット誤り検出回路4が1ビット
誤りを検出したときにシンドローム生成回路1が入力し
た情報ビットと検査ビットを記憶している記憶素子に対
応する場所へシンドローム信号Aを記憶するレジスタ
6,7,8,9を備えている。
【0012】また、実施例は、シンドローム生成回路9
が入力した情報ビットと検査ビットを記憶している記憶
素子に対応するレジスタの出力を選択する選択回路A1
1と、シンドローム信号Aと選択回路A11が選択した
レジスタが記憶する1ビット誤り検出時のシンドローム
とを対応するビット毎に排他的論理和(XOR)の演算
を行ないシンドローム信号Bとして出力するXOR回路
2と、シンドローム信号Aとシンドローム信号Bとを2
ビット誤り検出回路3からの指示に従い2ビット誤りを
検出したときのみシンドローム信号Bを選択しシンドロ
ーム信号Cとして出力する選択回路B10とを備えてい
る。
【0013】さらに、実施例は、シンドローム信号Cを
デコードし1ビット誤りを訂正するために各情報ビット
毎に誤りを判断して、誤りのある情報ビットがあればそ
のビットを反転し本来の値に戻すための指示信号を出力
するシンドローム・デコード回路A12と、2ビット誤
り検出回路の指示に従い2ビット誤りを検出したときの
み選択回路A11が選択したレジスタが記憶する1ビッ
ト誤り検出時のシンドロームをデコードし1ビット誤り
を訂正するために各情報ビット毎に誤りを判断して、誤
りのある情報ビットを反転し本来の値に戻すための指示
信号を出力するシンドローム・デコード回路B13と、
読み出した情報ビットをシンドローム・デコード回路A
12とB13の指示に従い誤りを訂正する訂正回路14
とを備えている。
【0014】すなわち、上記シンドローム生成回路1
は、半導体記憶素子から読み出す情報ビット線20と検
査ビット線21より、シンドロームを生成しシンドロー
ム線22へ出力する。1ビット誤り検出回路4は、シン
ドローム線22のシンドロームから情報ビットと検査ビ
ットの1ビット誤りを検出し、信号線26へ出力する。
2ビット誤り検出回路3は、シンドローム線22のシン
ドロームから情報ビットと検査ビットの2ビット誤りを
検出し、信号線25へ出力する。デコード回路5は、記
憶容量をあるアドレス毎に分割する役割を持つアドレス
線32,33をデコードし、結果を信号線34等へ出力
する。また、信号線34が論理“1”になる条件はアド
レス線32,33の値がどちらも論理“0”のときであ
る。
【0015】レジスタ6,7,8,9は、1ビット誤り
検出回路4が1ビット誤りを検出したことを示し、デコ
ード回路5からの信号が論理“1”のときにシンドロー
ム線22のシンドロームを記憶し、記憶している内容を
それぞれシンドローム線35,36,37,38へ出力
する。選択回路11は、シンドローム線35,36,3
7,38シンドローム信号をアドレス線32,33の指
示に従って選択し、シンドローム線24へ出力する。ま
た、シンドローム線38を選択する条件はアドレス線3
2,33の値がどちらも論理“0”のときである。XO
R回路2は、シンドローム線22のシンドロームとシン
ドローム線24のシンドロームとを対応する各ビット毎
に排他的論理和の演算を行ない、シンドローム線23へ
出力する。選択回路10は、シンドローム線22,23
のシンドローム信号を信号線25の指示に従って選択
し、シンドローム線28へ出力する。また、シンドロー
ム線23を選択する条件は、2ビット誤り検出回路3が
2ビット誤りを検出したときであり、それ以外はシンド
ローム線22を選択する。
【0016】シンドローム・デコード回路12は、シン
ドローム線28のシンドロームをデコードして、1ビッ
ト誤りを訂正するために各情報ビット毎に誤りを判断す
る。誤りがあれば、その情報ビットを反転して本来の値
に戻す(誤りを訂正する)指示信号を信号線29へ出力
する。シンドローム・デコード回路13は、信号線25
が2ビット誤りを検出したことを示す場合にのみ、シン
ドローム線24のシンドロームをデコードして、1ビッ
ト誤りを訂正するために各情報ビット毎に誤りを判断す
る。誤りがあれば、その情報ビットを反転して本来の値
に戻すための指示信号を信号線30へ出力する。訂正回
路14は、信号線29と信号線30の誤り訂正指示に従
い情報ビット線20の誤りを訂正し、訂正データ線31
へ出力する。
【0017】次に、本発明での2ビット誤り訂正の基本
的考え方を説明する。半導体記憶素子での誤りの原因
は、ほぼ固定故障とソフトエラーによる誤りとに分類す
ることができる。固定故障とは、記憶素子の出力が、ど
のアドレスであっても論理“0”或いは論理“1”に固
定されているものであり、ソフトエラーとは、阻止が壊
れているわけではないが、ごく低い頻度でランダムに発
生する誤りである。このことから、2ビット誤りはソフ
トエラーだけでは発生せず、1ビットの固定故障とソフ
トエラーが重複した場合に発生するものと考えることが
できる。また、SEC−DED符号は2ビット誤りを検
出することができるが、誤っている2ビットのなかで1
ビットの誤りビット位置が判っていれば、もう片方のビ
ット誤り位置も判断できるので2ビットの誤りを訂正で
きるという特性を持っている。
【0018】式で説明すると以下のようになる。 SX1=S1◇S2 ここで、S1,SXは1ビット誤り時のシンドローム,
S2は、S1とSX1がそれぞれ示す1ビット誤りが同
時に発生した2ビット誤り時のシンドロームであり、◇
は対応するビットごとに排他的論理和演算を行なう記号
とする。この式より、SEC−DED符号でも、2ビッ
ト誤りの片方の誤りビット位置(シンドローム)が判明
していればもう片方の誤りビット位置を特定することが
できるので、2ビット誤りを訂正できることが判る。
【0019】次に、実施例の動作を説明する。情報ビッ
ト20と検査ビット21に1ビット誤りがある場合、1
ビット誤り検出回路4は1ビット誤りを検出し、その時
のアドレス線32,33の値がどちらも“0”であると
仮定するとデコードした結果にしたがって、レジスタ9
に1ビット誤り時のシンドロームを記憶する。同時に選
択回路10は2ビット誤りではないのでシンドローム線
22を選択し、シンドローム線28のシンドロームより
シンドローム・デコード回路12と訂正回路14が情報
ビット線20の1ビット誤りを訂正する。
【0020】情報ビット20と検査ビット21に2ビッ
ト誤りがある場合、1ビットは固定故障による誤りなの
で、通常2ビット誤りが検出される以前に固定故障によ
る1ビット誤りが検出されている。アドレス線32,3
3の値がどちらも“0”であると仮定すると、2ビット
誤り検出回路3が2ビット誤りを検出すると選択回路1
1はレジスタ9に記憶している固定故障による1ビット
誤り時のシンドロームを選択するので、XOR回路2の
出力であるシンドローム線23は、ソフトエラーによる
1ビット誤りのシンドロームを示し、選択回路10は2
ビット誤りなのでシンドローム線23を選択し、シンド
ローム線28のシンドロームより、シンドローム・デコ
ード回路12と訂正回路14が情報ビット線20のソフ
トエラーによる1ビット誤りを訂正する。同時に、シン
ドローム線24のシンドロームよりシンドローム・デコ
ード回路13と訂正回路14が固定故障による1ビット
誤りを訂正して、情報ビット線20の2ビットの誤りを
訂正する。
【0021】情報ビット20と検査ビット21に誤りが
ない場合、選択回路10は2ビット誤りではないのでシ
ンドローム線22を選択し、シンドローム線28のシン
ドロームよりシンドローム・デコード回路12と訂正回
路14が情報ビット線20の誤りを訂正しようとする
が、誤りがないので情報ビット線20のデータをなにも
変更しない。
【0022】以上の動作により、どのような構成の半導
体記憶装置であっても、記憶装置を構成する記憶素子の
接続の方法に従って、記憶容量をあるアドレス毎に分割
する数(レジスタの数)とデコード回路5,選択回路1
1の入力となるアドレスを最適にすれば、正確に2ビッ
ト以下の誤りを訂正できる。
【0023】また、2ビット誤りを訂正する為に、誤り
検出・訂正符号としてDEC符号を使用する場合と比較
すると、下記に示す特徴を持っているので、誤り検出・
訂正回路を含む半導体記憶装置を、経済的にかつ物理的
に小さく実現できる。
【0024】SEC−DED符号とDEC符号で、2ビ
ット誤りを検出・訂正する場合の定量的な比較値を以下
に示す。 ・SEC−DED符号で2ビット誤りを訂正する本発明
の場合 検査ビット数:8 回路量:約2.3 ・DEC符号で2ビット誤りを訂正する場合 DEC−BCH符号 検査ビット数:14
回路量:約3 多数決復号可能な符号 検査ビット数:22〜32
回路量1〜1.5 以上の比較は、情報ビットが64ビット時の検査ビット
数と、SEC−DED符号を使用して1ビット誤り訂正
−2ビット誤り検出を行なう場合の誤り検出・訂正に必
要な回路量を1とした場合の相対的な回路量を示してい
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体記憶
装置の2ビット誤り訂正回路によれば、2ビット誤りは
固定故障による1ビット誤りとソフトエラーによる1ビ
ット誤りが重複した場合に発生すると考え、SEC−D
ED符号を使用して、記憶容量をあるアドレス毎に分割
して分割した記憶容量に対応する1ビット誤り検出・訂
正時のシンドロームを記憶するレジスタを持ち、2ビッ
ト誤り検出時、レジスタが記憶しているシンドロームは
固定故障による1ビット誤りを訂正できるシンドローム
になるので、そのシンドロームをデコードし、その結果
に従って固定故障による1ビット分の誤りを訂正する。
また同時に、2ビット誤りとなっているシンドロームと
1ビット誤りシンドローム記憶回路が記憶しているシン
ドロームとの排他的論理和演算をすることにより、ソフ
トエラーによる1ビット分の誤りを訂正できるシンドロ
ームを生成する。そして、そのシンドロームをデコード
し、その結果に従ってソフトエラーによる1ビット分の
誤りを訂正することにより、正確に2ビット誤りを訂正
している。そのため、誤り検出・訂正回路の規模は同程
度であるが、検査ビットが非常に少ないので、誤り検出
・訂正回路を含む半導体記憶装置を経済的に実現でき、
また、物理的に小さく実現できるという結果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体記憶装置の2ビ
ット誤り訂正回路を示すブロック図である。
【図2】従来の半導体記憶装置の2ビット誤り訂正回路
の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 シンドローム生成回路 2 XOR回路 3 2ビット誤り検出回路 4 1ビット誤り検出回路 5 デコード回路 6,7,8,9 レジスタ 10,11 選択回路 12,13 シンドローム・デコード回路 14 訂正回路 20 情報ビット線 21 検査ビット線 22,23,24,28,35,36,37,38 シ
ンドローム線 25,26,29,30,34 信号線 31 訂正データ線 32,33 アドレス線 40 シンドローム生成回路 41 訂正回路 42 シンドローム・デコード回路 50 情報ビット線 51 検査ビット線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤り検出・訂正符号としてSEC−DE
    D符号を使用する半導体記憶装置において、記憶素子か
    ら読み出す情報ビットと検査ビットからシンドロームを
    生成しシンドローム信号Aとして出力するシンドローム
    生成回路と、前記シンドローム信号Aより1ビット誤り
    を検出する1ビット誤り検出回路と、前記シンドローム
    Aより2ビット誤りを検出する2ビット誤り検出回路
    と、前記1ビット誤り検出回路が1ビット誤りを検出し
    たときに前記シンドローム生成回路が入力した情報ビッ
    トと検査ビットを記憶している記憶素子に対応する場所
    へ前記シンドローム信号Aを記憶するレジスタと、前記
    シンドローム生成回路が入力した情報ビットと検査ビッ
    トを記憶している記憶素子に対応する前記レジスタの出
    力を選択する選択回路Aと、前記シンドローム信号Aと
    前記選択回路Aが選択した前記レジスタが記憶する1ビ
    ット誤り検出時のシンドロームとを対応するビット毎に
    排他的論理和(XOR)の演算を行ないシンドローム信
    号Bとして出力するXOR回路と、前記シンドローム信
    号Aと前記シンドローム信号Bとを前記2ビット誤り検
    出回路からの指示に従い2ビット誤りを検出したときの
    みシンドローム信号Bを選択しシンドローム信号Cとし
    て出力する選択回路Bと、前記シンドローム信号Cをデ
    コードし1ビット誤りを訂正するために各情報ビット毎
    に誤りを判断して、誤りのある情報ビットがあればその
    ビットを反転し本来の値に戻すための指示信号を出力す
    るシンドローム・デコード回路Aと、前記2ビット誤り
    検出回路の指示に従い2ビット誤り検出したときのみ前
    記選択回路Aが選択した前記レジスタが記憶する1ビッ
    ト誤り検出時のシンドロームをデコードし1ビット誤り
    を訂正する為に各情報ビット毎に誤りを判断して、誤り
    のある情報ビットを反転し本来の値に戻すための指示信
    号を出力するシンドローム・デコード回路Bと、読み出
    した情報ビットを前記シンドローム・デコード回路Aと
    Bの指示に従い誤りを訂正する訂正回路とを備えたこと
    を特徴とする半導体記憶装置の2ビット誤り訂正回路。
JP3352831A 1991-12-16 1991-12-16 半導体記憶装置の2ビット誤り訂正回路 Pending JPH05165736A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012119813A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Nec Corp エラー訂正回路及びエラー訂正方法
US10340955B2 (en) 2015-03-27 2019-07-02 Renesas Electronics Corporation Data processing circuit

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