JPH0516551U - 油圧配管の接続構造 - Google Patents

油圧配管の接続構造

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JPH0516551U
JPH0516551U JP6578991U JP6578991U JPH0516551U JP H0516551 U JPH0516551 U JP H0516551U JP 6578991 U JP6578991 U JP 6578991U JP 6578991 U JP6578991 U JP 6578991U JP H0516551 U JPH0516551 U JP H0516551U
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JP
Japan
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connection
pipe
guide tube
pump
oil passage
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Application number
JP6578991U
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English (en)
Inventor
留男 梅本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧ポンプの配管の接続組立を容易にする。 【構成】 油路形成部材3 に形成した連結部28の連結孔
28A に、配管長手方向で摺動自在な接続ガイド筒34を油
密に設け、該接続ガイド筒34を、連結孔28A より引出し
て配管13のフランジ13A を連結するとともに、接続ガイ
ド筒34を連結孔28A に挿入して接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧配管の接続構造に係り、例えば、トラクタのパワーステアリン グ用配管部材の接続に利用される。
【0002】
【従来の技術】
例えば、トラクタのパワーステアリング用ポンプの配管は、エンジンの側部に 取付けた油路形成部材に、配管の一端に設けたエンジンをボルト等で連結するこ とによって接続していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の接続構造では、油路形成部材とポンプの位置は規定位置にあり 、配管の接続部が管長手方向に調整することができないことから、接続組立が困 難であった。特に、トラクタのポンプは、エンジンの側部にあり、ボンネットで 覆われているし、また、エンジン近傍には、フロントローダ等の装着部分であっ て狭隘であるから、組立てが困難となっていた。
【0004】 本考案は、エンジンの側部に取付けた油路形成部材の連結部と配管との接続部 に、管長方向の調整代を設けることによって、配管の接続を容易とし、延いては 、組立てを容易・正確にしたことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、エンジン1 の側部に取付けた油路形成部材3 の連結部28に、ポンプ 7 に接続した配管13のフランジ13A を接続するものにおいて、前述の目的を達成 するために、次の技術的手段を講じている。 すなわち、本考案は、前記連結部28の連結孔28A に、配管長手方向で摺動自在 な接続ガイド筒34を油密に設け、該接続ガイド筒34を、連結孔28A より引出して 配管13のフランジ13A を連結するとともに、接続ガイド筒34を連結孔28A に挿入 して接続していることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案によれば、連結部28の連結孔28A に油密に嵌合されている接続ガイド筒 34を引出した状態で該筒34のフランジ34A を、配管13のフランジ13A にボルト35 等で連結する。この連結後に、連結状態のままで接続ガイド筒34を連結孔28A に 油密に挿入する。
【0007】
【実施例】
以下、図を参照して本考案の実施例を説明すると、図1〜3において、1 はト ラクタのエンジンで、この後部にはクラッチハウジング2 が連設されて車体を構 成しており、クラッチハウジング2 に内装した主クラッチを介してミッションに エンジン出力を伝導可能である。
【0008】 クラッチハウジング2 を含む車体内はギヤ潤滑油と作動油とを兼用した油のタ ンクとされており、該車体の後上面には図外の三点リンクが、又車体内には図外 のPTO油圧クラッチが備えられている。 エンジン1 の一側立面には、油路形成部材3 が取付ブラケット4 等により取付 けてあり、該油路形成部材3 の上面側には三点リンク用の油圧ポンプ (第1ポン プ) 5 とデュアルスピード、PTO油圧クラッチ用等の油圧ポンプ (第2ポンプ ) 6 とが前後に装着されているとともに、図示の実施例ではパワーステアリング 用の油圧ポンプ (第3ポンプ) 7 を備え、これら各ポンプ5,6,7 はエンジン1 の ギヤケースに内蔵した伝動手段により駆動可能とされている。
【0009】 油路形成部材3 の下面側には、ポンプ吸入側に対して第1フィルタ8 と第2フ ィルタ9 とが前後に並列して設けてあり、サクションパイプ10を介して車体内 ( 油タンク)の油を吸込み、両フィルタ8,9 で濾過してから送液パイプ11,12 を介 して三点リンク用の油圧制御部及びPTO用の油圧制御部に送液可能とされてお り、更に、図示の実施例では、油路形成部材3 に連通用配管13を介して第3ポン プ7 が接続されているので、該ポンプ7 の駆動で送液パイプ14を介してパワース テアリング用のコントローラ15に送液し、図外のハンドル等で操向輪を作動する ようにされており、符号16は空気抜き用パイプを示している。
【0010】 第1・2フィルタ8,9 はいずれも油路形成部材3 の下面に、カートリッジ式の ケース17を着脱自在に取付け、ケース蓋18にはタンクに連通する通路19とポンプ に連通する通路20を形成しているとともに、エレメント21およびマグネットフィ ルタ22を備え、図3の矢示の如く油が流れて洗浄(濾過)される。 図1を参照すると、油路形成部材3 の詳細が示されていて、該部材3 は隔壁23 を介して第1油路24と第2油路25が区画されており、第1油路24にはサクション パイプ10が接続されているとともに両フィルタ8,9 のタンク側通路19が連通され ている。一方、第2通路25には、両ポンプ5,6 の吸込側の接続部26,27 が前後に 備えられているとともに第3ポンプ7 の配管13及び空気抜きパイプ16の各接続部 (連結部) 28,29 を有し、両フィルタ8,9 のポンプ側通路20が連通されている。
【0011】 第1〜3ポンプ5,6,7 はいずれもプレッシャローディング形のギヤポンプであ り、その吐出側には送液パイプ11,12,14を介してそれぞれの制御部に油圧を送液 するようになっており、その他、符号31はマグネットフィルタの取付部、32はブ ラケットへの取付部、33は盲栓を示している。 パワーステアリング用ポンプ7 と油路形成部材3 の連結部28は、一端にフラン ジ13A を有する配管13で接続されるが、連結部28の連結孔28A にシール部材28B を有し、この連結孔28A に接続ガイド筒34が管長手方向に摺動自在としてシール 部材28B により油密に嵌合されている。
【0012】 接続ガイド筒34は一端にフランジ34A を有し、このフランジ34A と配管13のフ ランジ13A とがボルト35等で連結されるとともに、配管13の筒部13B は、シール 部材36を介して接続ガイド筒34の筒部に油密に嵌入されている。 従って、油路形成部材3 の連結部28に、配管13を接続するには、接続ガイド筒 34を連結孔28A より引出し、該筒34のフランジ34A と配管13のフランジ13A とを ボルト35等で連結するとともに、配管13の筒部13B を接続ガイド筒34の筒部に油 密に嵌合する。
【0013】 この接続状態を維持して接続ガイド筒34を連結孔28A の段部28C に押当るよう に挿入し、連結部28に図外のボルト (ボルト35を共用してもよい) を介して連結 固定するのである。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、油路形成部材に配管を接続するのに、連結部の連結孔に嵌入 した接続ガイド筒を引出して接続してから挿入するものであるから、接続ガイド 筒の管長方向摺動を接続調整代とすることができて、組立を正確、容易にできる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の平面図である。
【図2】全体の側面図である。
【図3】図2の拡大図である。
【符号の説明】
1 エンジン 3 油路形成部材 7 油圧ポンプ 13 配管 13A フランジ 28 連結部 28A 連結孔 34 接続ガイド筒 35 ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(1) の側部に取付けた油路形成
    部材(3) の連結部(28)に、ポンプ(7) に接続した配管(1
    3)のフランジ(13A) を接続するものにおいて、前記連結
    部(28)の連結孔(28A) に、配管長手方向で摺動自在な接
    続ガイド筒(34)を油密に設け、該接続ガイド筒(34)を、
    連結孔(28A)より引出して配管(13)のフランジ(13A) を
    連結するとともに、接続ガイド筒(34)を連結孔(28A) に
    挿入して接続していることを特徴とする油圧配管の接続
    構造。
JP6578991U 1991-08-20 1991-08-20 油圧配管の接続構造 Pending JPH0516551U (ja)

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