JPH0516454U - ロータリ除雪車の車速制御装置 - Google Patents

ロータリ除雪車の車速制御装置

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JPH0516454U
JPH0516454U JP063967U JP6396791U JPH0516454U JP H0516454 U JPH0516454 U JP H0516454U JP 063967 U JP063967 U JP 063967U JP 6396791 U JP6396791 U JP 6396791U JP H0516454 U JPH0516454 U JP H0516454U
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control device
hydraulic
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potentiometer
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JP063967U
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Inventor
隆好 鈴木
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株式会社日本除雪機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンにより発生した動力を可変容量油圧
ポンプと油圧モータとより成る油圧変速装置(HST)
により変速して前後輪に伝達し車速制御を行なうロータ
リ除雪車の回送時の車速制御をペダル操作のみで行なう
ことのできる車速制御装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 HSTの油圧ポンプ8の流量を制御する自動
制御装置(ACS)24に前後進切換スイッチ51を設
け、アクセルペダル22にその踏込量に応じた電圧を発
生するポテンショメータ53を設け、その出力でACS
を介して油圧ポンプ8を制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はロータリ除雪車の車速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロータリ除雪車は図8,図9に示す如く、車体1の前部にオーガ3とブロワ4 とシュート5とより成る除雪装置2が設けられ、回送時は除雪装置2を一体とし て上昇させて路面から離間させ、除雪作業時には除雪装置2を着地させてオーガ 3で路上の雪を掻き集めブロワ4によりシュート5を経て路外の適宜の場所に投 雪する。
【0003】 ロータリ除雪車は通常1台のエンジンで車両の駆動と除雪装置のオーガ及びブ ロワの駆動を行なっている。これは、除雪時の速度が非常に遅く、殆んどの動力 をブロワとオーガによる除雪作業に消費することと、回送時には除雪動力が不要 で、エンジン馬力を全て走行に使用可能と云う理由によるものである。図10は ロータリ除雪車の動力伝達装置図である。エンジン6で発生した動力は、変速機 7に至り走行用動力と作業用動力とに2分される。走行用動力は少くとも一方が 可変容量型の油圧ポンプ8及び油圧モータ9とより成る無段変速機構(Hydr ostatic transmission:以下HSTと云う)を経て副変速 機及び分配機12、前後輪差動機13,14を経て前後輪10,11に伝達され る。
【0004】 作業用動力は、変速機7より取出され伝動機15に入り2分されて一系統はブ ロワ4を駆動し他系統はチェーン伝導機を経てオーガ3を駆動する。
【0005】 上述の動力伝達装置を有するロータリ除雪車の車速制御は、除雪作業時にはエ ンジン6の回転を最大回転数に固定して、除雪負荷を見ながらHSTの可変容量 形ポンプ又はモータの吐出量をレバーで調整することにより車速コントロールを 行ない回送時には、エンジン回転速度をアクセルペダルにより機械式ガバナを制 御し、HSTを手動レバーで制御して全体の車速を制御しなければならなかった 。
【0006】 又、負荷変動に応じてエンジンの回転速度を自動制御で制御することができ操 縦者の負担を軽減するようにした車速制御装置が本出願人により特開平1−17 5533号公報により提案されている。
【0007】 この装置の概略系統図を図11に示す。この装置では、エンジン6の回転速度 を調節する機械式ガバナ20の位置を調整するアクセルレバー21とアクセルペ ダル22とが設けられている。一方、エンジン6の出力軸の回転を検出する回転 検出器23が設けられ、その出力は自動制御装置(Automatic Con trole System:ACS)24に入力されるようになっている。
【0008】 ACS24にはこの他、自動/手動切換スイッチ25、ゲイン設定器26、目 標機関回転速度設定器27、リセットスイッチ28が付設されており、これらの 出力も入力されるようになっている。
【0009】 HSTの油圧ポンプ8の流量制御弁(EDC)29を制御する電圧はACS2 4より入力される(この例ではHSTは油圧ポンプ8を可変容量形として、この 流量を制御して走行速度を制御するものとしている。)。さらにこの制御装置で は、上記の油圧ポンプ8の制御用の手動レバー30が設けられており、この手動 レバー30によりポテンショメータ31を作動させ、前記自動/手動切換スイッ チ25により切換えられる自動/手動切換スイッチ32により、ACS24又は 流量制御弁29に流量制御電圧を入力できるようになっている。
【0010】 この制御装置による走行制御は次のように行なわれる。アクセルレバー21に よりエンジン6の回転速度をほとんどの場合、最大に固定し、目標機関回転速度 設定器27によりACS24に設定した回転速度とする。走行用ポンプ8の制御 用手動レバー30によりポテンショメータ31を作動させ、流量制御弁29に制 御電圧を入力し、走行用ポンプ8の流量を制御する。エンジン6の回転数は回転 検出器23により継続的に検知され、ACS24で目標機関回転速度設定器27 により設定された機関回転速度と比較され、走行によりエンジン6に掛る負荷が 変動しエンジンの回転速度が落ちたことが検出されると、ACS24より流量制 御弁29に入力する制御電圧を変え、油圧ポンプ8の流量を昇降させ、エンジン 6の回転速度が目標回転速度に追随するように制御する。
【0011】 エンジンの負荷は、作業系の除雪による負荷と、走行系のHSTの油圧ポンプ を介する負荷の両方があるが、そのいずれが強く働いた場合でも、エンジンがス トールすることを防止するようにする。すなわち、除雪装置に入ってくる雪の量 が多くなった時にはエンジンの回転速度を遅くし、雪の量が少なくなった場合に はエンジンの回転速度を速くするように負荷が作用するが、この入力負荷を車速 を制御することにより一定となるようにし、最も効率の良いところにエンジン6 の回転速度を制御するようにする。なお、ロータリ除雪車では、除雪作業時は常 にフルスロットルであり、車速でエンジンの回転速度を制御し、通常、エンジン トルクの一番高い点で作業するようにしている。
【0012】 ところで、この場合もエンジンのアクセルコントロールと車両の前進・後進コ ントロールとは互いに独立して行なわれ、除雪車を除雪場所へ回送する時にアク セルペダルと前後進コントロールの両方を使用して走行制御を行なっていた。
【0013】 又、特開平1−175533号公報には、油圧制御方式によるロータリ除雪車 の走行速度制御装置が本出願人により提案されている。その概略構成を図12に より説明すると、エンジン6の出力軸に直結された小型の油圧ポンプ40から吐 出された作動油の圧力を調整する圧力調整弁41がアクセルペダル42により調 整可能に設けられている。圧力調整弁41により圧力を調整可能な油は、手動レ バー43により切換えられる前後進切換スイッチ44により前進位置と後進位置 にポジションを切換えられる切換弁45を経て、油圧に応じて変位する制御弁4 6に入り、作動油の圧力に応じて制御弁の変位量を制御する。制御弁46の変位 量はHSTのポンプ8に設けられたサーボモータ47に伝達され、これによりポ ンプ8の流量が制御される。一方、圧力調整弁41による油圧はエンジン6の機 械式ガバナ20に連結された油圧アクチュエータ48に伝達され、機械式ガバナ 20を油圧の圧力に応じて変位させるようになっている。
【0014】 この制御装置では、ペダル42を踏み込むことにより、油圧ポンプ40で発生 した油圧は、ペダル42の踏込み量に応じて変化し、制御弁46を油圧に応じて 変位させ、サーボモータ47によりこれに応じてポンプ8の斜板の傾斜角を変え 流量を変化させ車速を増減させる。車両の前進・後進は手動レバー43により切 換弁45を介して切換えられる。さらに、エンジンの機械式ガバナ20は、ペダ ル42の踏込み量に応じて変位する油圧アチュエータ48により制御され、ペダ ルの踏込角に追随したエンジンの回転制御が可能となる。この場合も前進・後進 の切換え及び車速の制御は手動レバーとペダルの両方を使って行なわれることに なる。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来実施され、提案されているロータリ除雪車の車速制御装置の上 記の問題点にかんがみ、回送時にはアクセルペダルだけで車速の制御を行なうこ とのできる制御が簡単な車速制御装置を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためのロータリ除雪車の2通りの車速制御装置をここに 提案する。
【0017】 その1つの車速制御装置は、走行用動力と除雪装置駆動用動力の動力源として 単一の機関を有し、走行用動力の動力伝達系に上記の機関により発生した動力に より駆動される油圧ポンプと該油圧ポンプにより発生した油圧により駆動される 油圧モータとより成り、上記油圧ポンプと上記油圧モータとの少くとも一方を可 変容量とした油圧無段変速機構が設けられ、上記機関の回転速度を調節する機械 式ガバナーと、上記機関の回転数を検知する回転数検出手段と、該手段により検 出された機関の回転数が入力され、予め設定された目標機関回転速度と比較し、 上記無段変速機構を制御する自動制御装置と、車両の走行速度を制御するアクセ ルペタルとを有するロータリ除雪車の走行速度制御装置において、 上記の自動制御装置に前後進切換スイッチと、上記の無段変速機構を制御する 電圧を発生するポテンショメータを備え、上記のアクセルペダルに、その踏込み 角度に応じた電圧を発生するポテンショメータが付設され、該ポテンショメータ で発生した電流は上記自動制御装置に入力され、上記の無段変速機構を制御する ことを特徴とする。
【0018】 もう一つの車速制御装置は、走行用動力と除雪装置駆動用動力の動力源として 単一の機関を有し、走行用動力の動力伝達系に上記の機関により発生した動力に より駆動される油圧ポンプと該油圧ポンプにより発生した油圧により駆動される 油圧モータとより成り、上記油圧ポンプと上記油圧モータとの少くとも一方を可 変容量とした油圧無段変速機構が設けられ、上記機関の回転速度を調節する機械 式ガバナーと、上記機関の回転数を検知する回転数検出手段と、該手段により検 出された機関の回転数が入力され、予め設定された目標機関回転速度と比較し、 上記無段変速機構を制御する自動制御装置と、車両の走行速度を制御するアクセ ルペタルとを有するロータリ除雪車の走行速度制御装置において、上記の自動制 御装置に前後進切換スイッチと、機関回転速度設定用ポテンショメータとが設け られ、該ポテンショメータの出力電圧により作動し、上記の機関の機械式ガバナ を制御する位置制御用アクチュエータと、上記のアクセルペダルには、その踏込 み角度に応じた電圧を発生するポテンショメータが付設され、該ポテンショメー タより発生した電圧は上記自動制御装置を介して上記無段変速機構を制御するこ とを特徴とする。
【0019】
【作用】
両者の構成によれば、回送時には、アクセルペダルの操作だけでエンジンの機 械式ガバナの位置を制御するとともに、アクセルペダルに付設されたポテンショ メータを制御してHSTの走行用ポンプの流量を制御し車速を制御することがで きる。
【0020】 特に後者の構成の場合、エンジンの機械式ガバナの位置制御はポテンショメー タにより発生した電圧により位置制御用アクチュエータにより行なわれるので機 関回転数の制御が一そう容易になる。
【0021】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】 図1は、さきに図11により説明したロータリ除雪車の走行制御装置を本考案 に基づき改良した本考案の第1実施例の構成を示すものである。したがって図1 1と同じ部材には同じ符号を付し、異る点を中心に説明する。
【0023】 本実施例では、自動制御装置(ACS)24に自動/手動切換スイッチ25、 ゲイン設定器26、目標機関回転速度設定器27及びリセットスイッチ28の他 に、前後進切換スイッチ51、HST制御用ポテンショメータ52が付設されて おり、それらの出力はACS24に入力される。又、アクセルペダル22には、 その踏込角に応じた電圧を発生するポテンショメータ53が付設されており、そ の出力はACS24に入力されるようになっている。一方、走行用ポンプ制御用 手動レバー30、これに付設されたポテンショメータ31、及びその出力をAC S又は自動/手動切換スイッチ32を介して流量制御弁29に伝達する電線は設 けられていない。その他の構成は図11の装置と変るところはない。
【0024】 この実施例の車速制御装置は上記の如く構成されているので、回送時は、アク セルペダル22だけの操作で、エンジン6の機械式ガバナ20をリンク機構を介 して変位させ機関回転速度を制御するとともに、ポテンショメータ53によりペ ダルの踏込角に応じた電圧を発生させACS24を介して流量制御弁29により HSTの油圧ポンプ8の流量を制御し走行速度を制御することができる。前後進 の切換えはスイッチ51により行なわれる。
【0025】 この場合のペダル踏込量に対する機関回転速度及び走行用油圧ポンプの斜板の 傾斜角の関係は図2に示す如くなる。
【0026】 なお、機関回転速度はアクセルレバー21の操作によっても制御することがで き、又油圧ポンプ8の斜板の傾斜角はHSTコントロール用ポテンショメータ5 2でも制御することができ、その場合のアクセルレバー操作角に対する機関回転 速度及びHSTコントロール用ポテンショメータ操作角に対する走行用ポンプ斜 板の傾斜角の関係を夫々図3,図4に示す。これらのアクセルレバー21及びH STコントロール用ポテンショメータ52による走行制御は除雪作業時に行なわ れる。
【0027】 又、自動/手動切換スイッチ25で手動に切換え、レバーで直接走行用ポンプ 8の斜板を動かし、ポンプの流量を調整することも可能である。
【0028】 以上の如く、回送時にはアクセルペダルのみで車速を制御することができるの で、オートマチックの乗用車なみの車速制御が可能となる。
【0029】 次に、図5により本発明の第2実施例を説明する。 この実施例では、図1に示した第1実施例のアクセルレバー21の代りに、H STの走行用ポンプ8の斜板を固定するためのHSTコントロールレバー60が 設けられ、アクセルペダル22とリンク機構により連動している。
【0030】 又第1実施例でACS24に付設されていたHSTコントロール用ポテンショ メー52が設けられておらず、機関回転速度設定用ポテンショメータ61がAC S24に付設され、その出力電圧がACS24に入力される。機関6の機械式ガ バナー20はアクセルペダル22及びHSTコントロールレバー60とはリンク により結合されておらず、位置制御用アクチュエータ63により位置が制御され るようになっている。機関回転速度設定用ポテンショメータ61により設定され 、ACS24に入力された信号はD/Aコンバータ62を介して、上記の位置制 御用アクチュエータを作動させ、機械式ガバナ20を機関回転速度設定用ポテン ショメータ61で設定された機関回転数に対応した位置に変位させるようになっ ている。
【0031】 その他の構成は、第1実施例と変るところはない。
【0032】 この実施例は以上の如く構成されているので、機関6の回転速度の設定はペダ ルや手動レバーにより機械式ガバナ20を操作する代りに、機関回転速度設定用 ポテンショメータ61による設定により位置制御用アクチュエータ63により油 圧力によりガバナ20を制御することができるので、機関回転速度設定操作に対 する操作力を軽減することができる。この場合の機関回転速度設定用ポテンショ メータ操作角と機関回転速度との関係を図6に示す。
【0033】 走行用ポンプ8の流量制御はペダル22又はHSTコントロールレバー6によ り行なうことができる。この場合のペダル踏込量又はレバーの操作角に対する走 行用ポンプ斜板の傾斜角の関係を図7に示す。
【0034】 前進、後進の切換は前後進切換スイッチ51により行なうことができることは 前述の第1実施例と同様である。
【0035】 以上の如く、本実施例の車速制御装置でも、回送走行時は、ペダル22だけの 操作で車速制御を行なうことができる。
【0036】 又、HSTの流量が零になるように走行用ポンプ8の斜板の傾斜角度を固定し 、エンジン6の回転速度を機関回転速度設定用ポテンショメータ61により適当 な一定の回転速度に設定することにより、自動暖機運転ができる。
【0037】
【発明の効果】
以上の如く、本考案の車速制御位置によれば、ロータリ除雪車の回送時はペダ ル操作のみにより車速制御が可能になり、オートマチックの乗用車感覚の速度制 御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の車速制御装置の構成を示
す系統図である。
【図2】その装置によるペダル踏込量に対する機関回転
速度及び走行用ポンプ斜板の傾斜角の関係を示すグラフ
である。
【図3】その装置によるアクセルレバー操作角と機関回
転速度との関係を示すグラフである。
【図4】その装置によるHSTコントロール用ポテンシ
ョメータ操作角と走行用ポンプ斜板の傾斜角との関係を
示すグラフである。
【図5】本考案の第2実施例の車速制御装置の構成を示
す系統図である。
【図6】その装置による機関回転速度設定用ポテンショ
メータ操作角と機関回転速度との関係を示すグラフであ
る。
【図7】その装置によるペダル踏込量又はレバー操作角
と走行用ポンプ斜板の傾斜角との関係を示すグラフであ
る。
【図8】ロータリ除雪車の側面図である。
【図9】その正面図である。
【図10】ロータリ除雪車の一般的な動力伝達装置図で
ある。
【図11】従来提案されているロータリ除雪車の車速制
御装置の一例の構成を示す系統図である。
【図12】先に本出願人により提案されたロータリ除雪
車の油圧式車速制御装置の一例の構成を示す系統図であ
る。
【符号の説明】
1 ロータリ除雪車々体 2 除雪装置 6 エンジン 8 可変容量油圧ポンプ(走行用ポンプ) 9 油圧モータ 10 前輪 11 後輪 21 アクセルレバー 22 アクセルペダル 23 回転検出器 24 自動制御装置(ACS) 25 自動/手動切換スイッチ 27 目標機関回転速度設定器 51 前後進切換スイッチ 52 HSTコントロール用ポテンショメータ 53 ポテンショメータ 60 HSTコントロールレバー 61 機関回転速度設定用ポテンショメータ 63 ガバナ位置制御用アクチュエータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用動力と除雪装置駆動用動力の動力
    源として単一の機関を有し、走行用動力の動力伝達系に
    上記の機関により発生した動力により駆動される油圧ポ
    ンプと該油圧ポンプにより発生した油圧により駆動され
    る油圧モータとより成り、上記油圧ポンプと上記油圧モ
    ータとの少くとも一方を可変容量とした油圧無段変速機
    構が設けられ、上記機関の回転速度を調節する機械式ガ
    バナーと、上記機関の回転数を検知する回転数検出手段
    と、該手段により検出された機関の回転数が入力され、
    予め設定された目標機関回転速度と比較し、上記無段変
    速機構を制御する自動制御装置と、車両の走行速度を制
    御するアクセルペタルとを有するロータリ除雪車の走行
    速度制御装置において、 上記の自動制御装置に前後進切換スイッチと、上記の無
    段変速機構を制御する電圧を発生するポテンショメータ
    を備え、 上記のアクセルペダルに、その踏込み角度に応じた電圧
    を発生するポテンショメータが付設され、該ポテンショ
    メータで発生した電流は上記自動制御装置に入力され、
    上記の無段変速機構を制御することを特徴とするロータ
    リ除雪車の車速制御装置。
  2. 【請求項2】 走行用動力と除雪装置駆動用動力の動力
    源として単一の機関を有し、走行用動力の動力伝達系に
    上記の機関により発生した動力により駆動される油圧ポ
    ンプと該油圧ポンプにより発生した油圧により駆動され
    る油圧モータとより成り、上記油圧ポンプと上記油圧モ
    ータとの少くとも一方を可変容量とした油圧無段変速機
    構が設けられ、上記機関の回転速度を調節する機械式ガ
    バナーと、上記機関の回転数を検知する回転数検出手段
    と、該手段により検出された機関の回転数が入力され、
    予め設定された目標機関回転速度と比較し、上記無段変
    速機構を制御する自動制御装置と、車両の走行速度を制
    御するアクセルペタルとを有するロータリ除雪車の走行
    速度制御装置において、 上記の自動制御装置に前後進切換スイッチと、機関回転
    速度設定用ポテンショメータとが設けられ、 該ポテンショメータの出力電圧により作動し、上記の機
    関の機械式ガバナを制御する位置制御用アクチュエータ
    と、 上記のアクセルペダルには、その踏込み角度に応じた電
    圧を発生するポテンショメータが付設され、該ポテンシ
    ョメータより発生した電圧は上記自動制御装置を介して
    上記無段変速機構を制御することを特徴とするロータリ
    除雪車の車速制御装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6361730A (ja) * 1986-09-03 1988-03-17 Nissan Motor Co Ltd 車両用アクセル制御装置
JPH01175533A (ja) * 1987-12-28 1989-07-12 Nippon Jiyosetsuki Seisakusho:Kk 作業用車両の速度制御装置
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