JPH0516434U - サンルーフのデフレクター用ブラケツト取付構造 - Google Patents

サンルーフのデフレクター用ブラケツト取付構造

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Publication number
JPH0516434U
JPH0516434U JP063973U JP6397391U JPH0516434U JP H0516434 U JPH0516434 U JP H0516434U JP 063973 U JP063973 U JP 063973U JP 6397391 U JP6397391 U JP 6397391U JP H0516434 U JPH0516434 U JP H0516434U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
groove
guide rail
deflector
engaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP063973U
Other languages
English (en)
Inventor
正治 上早稲
Original Assignee
ダイキヨー・ベバスト株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイキヨー・ベバスト株式会社 filed Critical ダイキヨー・ベバスト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガイドレールの溝部からの水漏れを防止でき
ると共に、溝部内の水の流れを妨げとならず、しかも容
易にブラケットを取付けることができるようにする。 【構成】 デフレクター6 を支持する左右一対のデフレ
クターリンク12がガイドレール5 内のブラケット17に上
下動自在に枢支されている。ガイドレール5 内の溝部16
には凹部21が形成され、ブラケット17の本体部25が、そ
の上面が溝部16の上面と略面一状となるように凹部21に
嵌合されている。そして、ブラケット17はガイドレール
5 の係合部22,23 に移動不能に係合されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の乗物におけるサンルーフのデフレクター用ブラケット取 付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の屋根におけるサンルーフには、実開平1-116730号公報に開示される ように、可動リッドにより開閉自在な開口部にデフレクターを配置し、このデフ レクターを支持するデフレクターリンクをガイドレール内のブラケットにピンに より上下揺動自在に枢支し、可動リッドを後方に摺動させて開口部を開放した時 に、デフレクターが上昇するようにしたものがある。
【0003】 ブラケットは、従来、ガイドレールの水路用の溝部に係合孔、及びネジ孔を形 成し、その係合孔にブラケットの一部を係合させた状態でネジによりガイドレー ルに固定しており、また溝部の上面より上方に突出した状態となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のブラケットの取付構造では、ガイドレールの溝部に係合孔、ネジ孔があ るため、その溝部が水路となっている関係から、洗車時、或いは降水時にその孔 から室内に水漏れが生じる惧れがあり、十分な防水対策が要求される欠点がある 。またブラケットが溝部の上面から上方に突出しているので、ブラケット自体が 水の流れを妨げる欠点がある。更にネジを用いてブラケットを取付けるため、ブ ラケットの取付作業に手間がかかっている。
【0005】 本考案は、かかる従来の課題に鑑み、ガイドレールの溝部からの水漏れを防止 できると共に、溝部内の水の流れを妨げとならず、しかも容易にブラケットを取 付けることができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、デフレクター6 を支持する左右一対のデフレクターリンク12をガイ ドレール5 内のブラケット17に上下動自在に枢支したサンルーフのデフレクター 用ブラケット取付構造において、ガイドレール5 内の溝部16に凹部21を形成し、 ブラケット17の本体部25をその上面が溝部16の上面と略面一状となるように凹部 21に嵌合させると共に、該ブラケット17をガイドレール5 の係合部22,23 に移動 不能に係合させたものである。
【0007】
【作用】
ガイドレール5 の溝部16に凹部21を形成し、この凹部21に本体部25を嵌合させ た状態でブラケット17をガイドレール5 の係合部22,23 に移動不能に係合させて いるので、ガイドレール5 の溝部16に孔等をあける必要がなく水漏れを防止でき ると共に、ブラケット17を容易に取付けることができる。またブラケット17の本 体部25の上面がガイドレール5 の溝部16の上面と略面一状であるため、ブラケッ ト17が水の流れの妨げとなることもない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述すると、図4において、1 は自 動車の屋根で、開口部2 が形成されている。3 は開口部2 を開閉する可動リッド で、屋根1 の開口部2 を取囲むように屋根1 の下面に取付けられた取付フレーム 4 側の左右一対のガイドレール5 に沿って、図外のスライド機構等を介して前後 方向に摺動自在に支持されている。
【0009】 6は開口部2 の前端部に昇降自在に配置されたデフレクターで、このデフレクタ ー6 には左右中央部にヒンジブラケット7 を介してヒンジアーム8 がピン9 によ り枢支され、また左右両端部にコネクター10、ピン11を介して左右一対のデフレ クターリンク12が枢支されている。ヒンジアーム8 は取付フレーム4 の前端部中 央のヒンジベース13にピン14を介して枢支され、またヒンジブラケット7 とヒン ジアーム8 との間には、デフレクター6 をピン9 廻りに上昇方向に付勢するバネ 15が設けられている。
【0010】 左右一対のデフレクターリンク12は、左右の各ガイドレール5 の水路用の溝部 16内に前後方向に配置されており、この各デフレクターリンク12の後端部は溝部 16内に取付けられたブラケット17にピン18により上下動自在に枢支されている。 ガイドレール5 には、図1乃至図3に示すように、その中間壁19と外側壁20と の間の溝部16内に、下方に凹入する凹部21が形成されると共に、中間壁19の溝部 16側下部、及び外側壁20の溝部16側上端部に、長手方向の全長にわたる突状の係 合部22,23 が平行に形成され、また係合部22に、凹部21と略対応するように切欠 部24が形成されている。なお、このガイドレール5 はアルミ系の押出型材が用い られており、他の部分にはスライド機構用のガイド部分が設けられている。
【0011】 ブラケット17は合成樹脂製であって、図1乃至図3に示すように、上面が溝部 16の上面と略面一状となるように凹部21に嵌合する本体部25を有すると共に、こ の本体部25から中間壁19側に延びて当接する係合縁部26と、外側壁20の内面に沿 って起立する起立部27と、本体部25の上面に突出する突出部28が一体に形成され ている。係合縁部26は溝部16と係合部22との間に上下動不能に係合され、また係 合縁部26上には切欠部24に前後移動不能に係合する係合突部29が形成されている 。起立部27の上端は外側壁20上端の係合部23に下側から上下動不能に係合されて いる。突出部28にはデフレクターリンク12のピン18が前後摺動自在に挿通される 長孔30と、この長孔30にピン18を嵌脱するための切欠部31とが設けられている。
【0012】 なお、デフレクターリンク12は可動リッド3 を前方に摺動させた時に、その押 えローラ32により下方に押下げられるようになっている。 上記構成において、可動リッド3 により開口部2 を閉じた時には、その押えロ ーラ32がデフレクターリンク12を下方に押下げるので、デフレクター6 は可動リ ッド3 の下側で倒れた状態にある。そして、可動リッド3 を後方に摺動させると 、バネ15によりデフレクター6 が押上げられ、図4に示すように起立した状態と なる。
【0013】 デフレクターリンク12を枢支するブラケット17は、その本体部25の上面が溝部 16の上面と略面一状となるように、本体部25を溝部16の凹部21に嵌合させている ので、溝部16が水路となるにも拘らず、ブラケット17が水の流れの妨げとなるこ とがない。またブラケット17は、その本体部25を凹部21に嵌合させる一方、ガイ ドレール5 の係合部22,23 に係合縁部26及び起立部27を係合させ、更に係合突部 29を切欠部24に係合させているので、溝部16内に孔をあけて取付ける必要がなく 、水漏れを防止できる。
【0014】 更に取付け時にはブラケット17の係合部22、切欠部24に係合縁部26側を合わせ た状態でブラケット17を溝部16内に上方から押込めば、起立部27が係合部23に係 合し、また本体部25が凹部21に入るので、ネジ等を使用せずに取付けることがで き、取付けが容易に行える。 なお、切欠部24、係合突部29は省略しても良い。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、ガイドレール5 内の溝部16に凹部21を形成し、ブラケット17 の本体部25をその上面が溝部16の上面と略面一状となるように凹部21に嵌合させ ると共に、該ブラケット17をガイドレール5 の係合部22,23 に移動不能に係合さ せているので、ガイドレール5 の溝部16からの水漏れを防止できると共に、ガイ ドレール5 の溝部16内の水の流れの妨げとならず、しかも容易にブラケット17を 取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の背面断面図であ
る。
【図2】本考案の一実施例を示す要部の側面断面図であ
る。
【図3】本考案の一実施例を示す要部の平面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す全体の一部切欠き側面
図である。
【符号の説明】
1 自動車の屋根 2 開口部 3 可動リッド 5 ガイドレール 6 デフレクター 12 デフレクターリンク 16 溝部 17 ブラケット 21 凹部 22 係合部 23 係合部 25 本体部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デフレクター(6) を支持する左右一対の
    デフレクターリンク(12)をガイドレール(5) 内のブラケ
    ット(17)に上下動自在に枢支したサンルーフのデフレク
    ター用ブラケット取付構造において、ガイドレール(5)
    内の溝部(16)に凹部(21)を形成し、ブラケット(17)の本
    体部(25)をその上面が溝部(16)の上面と略面一状となる
    ように凹部(21)に嵌合させると共に、該ブラケット(17)
    をガイドレール(5) の係合部(22)(23)に移動不能に係合
    させたことを特徴とするサンルーフのデフレクター用ブ
    ラケット取付構造。
JP063973U 1991-08-13 1991-08-13 サンルーフのデフレクター用ブラケツト取付構造 Pending JPH0516434U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP063973U JPH0516434U (ja) 1991-08-13 1991-08-13 サンルーフのデフレクター用ブラケツト取付構造

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JP063973U JPH0516434U (ja) 1991-08-13 1991-08-13 サンルーフのデフレクター用ブラケツト取付構造

Publications (1)

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JPH0516434U true JPH0516434U (ja) 1993-03-02

Family

ID=13244740

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP063973U Pending JPH0516434U (ja) 1991-08-13 1991-08-13 サンルーフのデフレクター用ブラケツト取付構造

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49129730U (ja) * 1973-03-05 1974-11-07
JPH0527007U (ja) * 1991-03-11 1993-04-06 三喜知 斎藤 水滴溜り付防水布製前掛け
JP2001158236A (ja) * 1999-12-03 2001-06-12 Oi Seisakusho Co Ltd 車両用サンルーフ装置
JP2006341788A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Aisin Seiki Co Ltd サンルーフ装置

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