JP2598609Y2 - サンルーフ装置のフレーム構造 - Google Patents
サンルーフ装置のフレーム構造Info
- Publication number
- JP2598609Y2 JP2598609Y2 JP1991030236U JP3023691U JP2598609Y2 JP 2598609 Y2 JP2598609 Y2 JP 2598609Y2 JP 1991030236 U JP1991030236 U JP 1991030236U JP 3023691 U JP3023691 U JP 3023691U JP 2598609 Y2 JP2598609 Y2 JP 2598609Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- drip
- roof panel
- frame structure
- gutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/022—Sliding roof trays or assemblies
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/0084—Water draining for non-fixed roofs or roof panels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ルーフパネルを前後摺
動自在に支持しているサンルーフ装置のフレーム構造に
関するものである。
動自在に支持しているサンルーフ装置のフレーム構造に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のサンルーフ装置のフレーム構造
は、図８（実開平１−８９２２８号公報）に示すよう
に、横樋部３とルーフパネル案内レール部４とを有する
左右ガイドレール５の後部を補強材６で連結し、前記左
右各ガイドレール５の横樋部３の後部を切り欠いてルー
フパネル案内レール部４の後端より短くし、この切り欠
き部７にガイドレール５の横樋部３からの水を後方突出
状の排水口８を介して排水するドリップ１０を設けて構
成されている。
は、図８（実開平１−８９２２８号公報）に示すよう
に、横樋部３とルーフパネル案内レール部４とを有する
左右ガイドレール５の後部を補強材６で連結し、前記左
右各ガイドレール５の横樋部３の後部を切り欠いてルー
フパネル案内レール部４の後端より短くし、この切り欠
き部７にガイドレール５の横樋部３からの水を後方突出
状の排水口８を介して排水するドリップ１０を設けて構
成されている。
【０００３】前記ドリップ１０は排水口８を含めて合成
樹脂で形成され、補強材６とは別個にガイドレール５に
締結具４１を介して固定されている。
樹脂で形成され、補強材６とは別個にガイドレール５に
締結具４１を介して固定されている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】前記ドリップ１０はガ
イドレール５にのみ取り付けられているため、取り付け
強度が低く、耐久性が低くなる可能性があり、補強材６
と別個に取り付けるので、取り付けが面倒であり、ま
た、その排水口８は、ガイドレール５よりも後方へ突出
しているため保護するものがなく、ドリップ１０をガイ
ドレール５に取り付けた状態で、フレームをルーフに取
り付けていくと、ルーフなどに当たって破損したり、生
産行程等で縦置きで保管したときに破損したりすること
があるなどの問題点を有している。
イドレール５にのみ取り付けられているため、取り付け
強度が低く、耐久性が低くなる可能性があり、補強材６
と別個に取り付けるので、取り付けが面倒であり、ま
た、その排水口８は、ガイドレール５よりも後方へ突出
しているため保護するものがなく、ドリップ１０をガイ
ドレール５に取り付けた状態で、フレームをルーフに取
り付けていくと、ルーフなどに当たって破損したり、生
産行程等で縦置きで保管したときに破損したりすること
があるなどの問題点を有している。
【０００５】本考案は、排水口をルーフパネル案内レー
ル部の後端より前方に配置し、またドリップの取り付け
部をガイドレールの後部と補強材との上下間で挟持する
ことにより、前記従来技術の問題点を解決できるように
したサンルーフ装置のフレーム構造を提供することを目
的とする。
ル部の後端より前方に配置し、またドリップの取り付け
部をガイドレールの後部と補強材との上下間で挟持する
ことにより、前記従来技術の問題点を解決できるように
したサンルーフ装置のフレーム構造を提供することを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案における課題解決
のための第１の具体的手段は、前フレーム２の左右両端
に、仕切り壁４Ａを挟んで横樋部３とルーフパネル案内
レール部４とを有する左右ガイドレール５の前端を連結
し、この左右ガイドレール５の後部を補強材６で連結
し、前記左右各ガイドレール５の横樋部３の後部を仕切
り壁４Ａを残して切り欠いてルーフパネル案内レール部
４の後端より短くし、この切り欠き部７にガイドレール
５の横樋部３からの水を後方突出状の排水口８に接続さ
れた排水管９を介して排水するドリップ１０を設けたサ
ンルーフ装置のフレーム構造において、前記ドリップ１
０は仕切り壁４Ａと横樋部３の切り欠き部７側端面とに
当接する当接面１０Ａ、１０Ｂが形成され、ドリップ１
０の取り付け部１１はガイドレール５の後部と補強材６
との上下間で挟持され、排水口８はルーフパネル案内レ
ール部４の後端より前方に配置されていることである。
のための第１の具体的手段は、前フレーム２の左右両端
に、仕切り壁４Ａを挟んで横樋部３とルーフパネル案内
レール部４とを有する左右ガイドレール５の前端を連結
し、この左右ガイドレール５の後部を補強材６で連結
し、前記左右各ガイドレール５の横樋部３の後部を仕切
り壁４Ａを残して切り欠いてルーフパネル案内レール部
４の後端より短くし、この切り欠き部７にガイドレール
５の横樋部３からの水を後方突出状の排水口８に接続さ
れた排水管９を介して排水するドリップ１０を設けたサ
ンルーフ装置のフレーム構造において、前記ドリップ１
０は仕切り壁４Ａと横樋部３の切り欠き部７側端面とに
当接する当接面１０Ａ、１０Ｂが形成され、ドリップ１
０の取り付け部１１はガイドレール５の後部と補強材６
との上下間で挟持され、排水口８はルーフパネル案内レ
ール部４の後端より前方に配置されていることである。
【０００７】本発明における課題解決のための第２の具
体的手段は、車輛ルーフ１５に形成された開口部１７に
配置され、前記開口部１７を開閉するルーフパネル１６
を支持する前後方向に延在したルーフパネル案内レール
部４を有するガイドレール５を備え、該ガイドレール５
にルーフパネル案内レール部４と仕切り壁４Ａを挟んで
並列して設けられた横樋部３とを形成し、該横樋部３の
後端にそれに連通された排水口８を有するドリップ１０
を設けたサンルーフ装置のフレーム構造において、前記
ガイドレール５のルーフパネル案内レール部４及び仕切
り壁４Ａの後端を延長し前記排水口８より後方に位置さ
せ、ドリップ１０を仕切り壁４Ａと横樋部 ３の後端とに
当接したことである。
体的手段は、車輛ルーフ１５に形成された開口部１７に
配置され、前記開口部１７を開閉するルーフパネル１６
を支持する前後方向に延在したルーフパネル案内レール
部４を有するガイドレール５を備え、該ガイドレール５
にルーフパネル案内レール部４と仕切り壁４Ａを挟んで
並列して設けられた横樋部３とを形成し、該横樋部３の
後端にそれに連通された排水口８を有するドリップ１０
を設けたサンルーフ装置のフレーム構造において、前記
ガイドレール５のルーフパネル案内レール部４及び仕切
り壁４Ａの後端を延長し前記排水口８より後方に位置さ
せ、ドリップ１０を仕切り壁４Ａと横樋部 ３の後端とに
当接したことである。
【０００８】本発明における課題解決のための第３の具
体的手段は、第２の具体的手段に加えて、前記ガイドレ
ール５を左右一対設けてその後部を補強材６で連結し、
ガイドレール５のルーフパネル案内レール部４の後部側
方でかつ横樋部３の後方に形成された切り欠き部７にド
リップ１０を配置し、このドリップ１０をガイドレール
５と補強材６とに対して固定したことである。
体的手段は、第２の具体的手段に加えて、前記ガイドレ
ール５を左右一対設けてその後部を補強材６で連結し、
ガイドレール５のルーフパネル案内レール部４の後部側
方でかつ横樋部３の後方に形成された切り欠き部７にド
リップ１０を配置し、このドリップ１０をガイドレール
５と補強材６とに対して固定したことである。
【０００９】
【作用】ドリップ１０の取り付け部１１をガイドレール
５の後部と補強材６との上下間に挟持して、これらを締
結具４１を介して固定すると、ドリップ１０は前フレー
ム２、ガイドレール５及び補強材６などで形成されるフ
レームに取り付けられることになり、ガイドレール５に
対して補強材６と同時に取り付けがなされる。このドリ
ップ１０の排水口８はルーフパネル案内レール部４の後
端より前方に配置されており、ルーフパネル案内レール
部４の後部が保護部となって、ルーフなどに当たること
が少なくなる。
５の後部と補強材６との上下間に挟持して、これらを締
結具４１を介して固定すると、ドリップ１０は前フレー
ム２、ガイドレール５及び補強材６などで形成されるフ
レームに取り付けられることになり、ガイドレール５に
対して補強材６と同時に取り付けがなされる。このドリ
ップ１０の排水口８はルーフパネル案内レール部４の後
端より前方に配置されており、ルーフパネル案内レール
部４の後部が保護部となって、ルーフなどに当たること
が少なくなる。
【００１０】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図１〜６において、１４は乗用車のルーフ１５に
取り付けられたサンルーフ装置で、ルーフパネル１６を
チルト動作及びスライド動作させることにより、ルーフ
１５に形成した開口部１７を開閉するように構成されて
いる。ルーフパネル１６は金属、ガラス又は合成樹脂で
形成され、その下方にサンシェードが配置されくことも
ある。
する。図１〜６において、１４は乗用車のルーフ１５に
取り付けられたサンルーフ装置で、ルーフパネル１６を
チルト動作及びスライド動作させることにより、ルーフ
１５に形成した開口部１７を開閉するように構成されて
いる。ルーフパネル１６は金属、ガラス又は合成樹脂で
形成され、その下方にサンシェードが配置されくことも
ある。
【００１１】ルーフ１５の下面側にはフレーム１８が取
り付けられている。このフレーム１８は複数の部材が結
合された枠構造体であり、前樋部１を有する前フレーム
２の左右両端に、仕切り壁４Ａを挟んで横樋部３とルー
フパネル案内レール部４とを有する左右ガイドレール５
の前端を連結し、この左右ガイドレール５の後部を補強
材６で連結し、左右ガイドレール５の中途部を中途補強
材１９で連結して構成されている。
り付けられている。このフレーム１８は複数の部材が結
合された枠構造体であり、前樋部１を有する前フレーム
２の左右両端に、仕切り壁４Ａを挟んで横樋部３とルー
フパネル案内レール部４とを有する左右ガイドレール５
の前端を連結し、この左右ガイドレール５の後部を補強
材６で連結し、左右ガイドレール５の中途部を中途補強
材１９で連結して構成されている。
【００１２】前記前フレーム２には、モータ又はハンド
ルなどでケーブルを押し引き駆動する駆動機構２０が取
り付けられ、前ドレン部２１が形成されている。ガイド
レール５は横樋部３がルーフパネル案内レール部４より
左右方向外側に位置し、前フレーム２の前樋部１と連通
するものであり、ルーフパネル案内レール部４には、前
支持体２２と、前記ケーブルに連結されたカム体２３と
が前後摺動自在に支持されている。
ルなどでケーブルを押し引き駆動する駆動機構２０が取
り付けられ、前ドレン部２１が形成されている。ガイド
レール５は横樋部３がルーフパネル案内レール部４より
左右方向外側に位置し、前フレーム２の前樋部１と連通
するものであり、ルーフパネル案内レール部４には、前
支持体２２と、前記ケーブルに連結されたカム体２３と
が前後摺動自在に支持されている。
【００１３】前記ルーフパネル１６の下面にはブラケッ
ト２４が固定され、このブラケット２４には前後支持部
２５、２６が形成されている。前支持部２５は２本のピ
ン２７、２８を介して前支持体２２に連結されており、
前支持部２５にはピン２７に嵌合する略前後方向の長孔
と、ピン２８に嵌合する後上向き傾斜状の長孔とが形成
されている。
ト２４が固定され、このブラケット２４には前後支持部
２５、２６が形成されている。前支持部２５は２本のピ
ン２７、２８を介して前支持体２２に連結されており、
前支持部２５にはピン２７に嵌合する略前後方向の長孔
と、ピン２８に嵌合する後上向き傾斜状の長孔とが形成
されている。
【００１４】ブラケット２４の後支持部２６には、リフ
タ３１の先端がピン３２を介して枢支連結されている。
このピン３２にはカムフォロァ３３が枢支され、カム体
２３の上面に形成したカム面３４上を転動可能になって
いる。リフタ３１の基部に設けた支持軸３５はカム体２
３の溝３６内に挿入され、前後方向摺動自在に且つ回動
自在に支持されており、リフタ３１の中途部に設けたカ
ム係合体３７はカム体２３のカム溝３８に摺動自在に挿
入されている。
タ３１の先端がピン３２を介して枢支連結されている。
このピン３２にはカムフォロァ３３が枢支され、カム体
２３の上面に形成したカム面３４上を転動可能になって
いる。リフタ３１の基部に設けた支持軸３５はカム体２
３の溝３６内に挿入され、前後方向摺動自在に且つ回動
自在に支持されており、リフタ３１の中途部に設けたカ
ム係合体３７はカム体２３のカム溝３８に摺動自在に挿
入されている。
【００１５】従って、カム体２３を図６の状態から前方
移動すると、ルーフパネル１６は実線で示す全閉状態か
らピン２７を中心にチルトアップ動作をし、逆に、カム
体２３を図６の状態から後方移動すると、全閉状態から
チルトダウン動作をし、図６点線で示すチルトダウン状
態から更にカム体２３を後方移動させると、チルトダウ
ン状態のままで１点鎖線で示す開口部１７全開位置まで
移動するように構成されている。
移動すると、ルーフパネル１６は実線で示す全閉状態か
らピン２７を中心にチルトアップ動作をし、逆に、カム
体２３を図６の状態から後方移動すると、全閉状態から
チルトダウン動作をし、図６点線で示すチルトダウン状
態から更にカム体２３を後方移動させると、チルトダウ
ン状態のままで１点鎖線で示す開口部１７全開位置まで
移動するように構成されている。
【００１６】４４はドレンレールで、左右カム体２３間
又はルーフパネル１６の後下部に連結され、ルーフパネ
ル１６と共に前後動する。前記フレーム１８において
は、左右ガイドレール５の横樋部３の後部を仕切り壁４
Ａを残して切り欠いてルーフパネル案内レール部４の後
端より短くしており、そして形成された切り欠き部７に
ドリップ１０を配置している。
又はルーフパネル１６の後下部に連結され、ルーフパネ
ル１６と共に前後動する。前記フレーム１８において
は、左右ガイドレール５の横樋部３の後部を仕切り壁４
Ａを残して切り欠いてルーフパネル案内レール部４の後
端より短くしており、そして形成された切り欠き部７に
ドリップ１０を配置している。
【００１７】即ち、ドリップ１０はルーフパネル案内レ
ール部４の後部側方の横樋部３の後方に位置し、仕切り
壁４Ａと横樋部３の後端の切り欠き部７側端面とにそれ
ぞれ当接する当接面１０Ａ、１０Ｂが形成されている。
このドリップ１０は本体部分の前方側に取り付け部１１
が、後方側に排水口８がそれぞれ突出され、合成樹脂で
一体成形されている。本体部分は内部空洞で、ガイドレ
ール５の後端面に突き合わせると、その底面３９は横樋
部３の底面と略段差の無い状態に接続される。
ール部４の後部側方の横樋部３の後方に位置し、仕切り
壁４Ａと横樋部３の後端の切り欠き部７側端面とにそれ
ぞれ当接する当接面１０Ａ、１０Ｂが形成されている。
このドリップ１０は本体部分の前方側に取り付け部１１
が、後方側に排水口８がそれぞれ突出され、合成樹脂で
一体成形されている。本体部分は内部空洞で、ガイドレ
ール５の後端面に突き合わせると、その底面３９は横樋
部３の底面と略段差の無い状態に接続される。
【００１８】前記ドリップ１０の取り付け部１１は、ガ
イドレール５の後部と補強材６の側部との上下間に配置
し、その上面とガイドレール５との間にシール材４０を
介在し、リベット、かしめ又はビスなどの締結具４１を
介して、挟持して取り付けられている。従って、ドリッ
プ１０はガイドレール５に対して補強材６を固定する際
に、締結具４１を兼用して取り付けられる。
イドレール５の後部と補強材６の側部との上下間に配置
し、その上面とガイドレール５との間にシール材４０を
介在し、リベット、かしめ又はビスなどの締結具４１を
介して、挟持して取り付けられている。従って、ドリッ
プ１０はガイドレール５に対して補強材６を固定する際
に、締結具４１を兼用して取り付けられる。
【００１９】ドリップ１０の取り付け部１１は、図４に
示すように、ガイドレール５の略全幅に亘る幅を有し、
左右側部に締結具４１が貫通するように形成される他
に、図７に示すように、ガイドレール５より幅を狭くし
て、締結具４１を貫通させなく、ガイドレール５と補強
材６とで挟むだけでも良い。排水口８はルーフパネル案
内レール部４の後端より前方に配置されていて、ホース
などの排水管９が接続され、ガイドレール５の横樋部３
から後方に流れてくる水を排水管９を介して車外に排水
する。前記ルーフパネル案内レール部４は、後部が排水
口８より後方へ突出していることと、排水口８の近傍に
あることとにより、排水口８を保護している。
示すように、ガイドレール５の略全幅に亘る幅を有し、
左右側部に締結具４１が貫通するように形成される他
に、図７に示すように、ガイドレール５より幅を狭くし
て、締結具４１を貫通させなく、ガイドレール５と補強
材６とで挟むだけでも良い。排水口８はルーフパネル案
内レール部４の後端より前方に配置されていて、ホース
などの排水管９が接続され、ガイドレール５の横樋部３
から後方に流れてくる水を排水管９を介して車外に排水
する。前記ルーフパネル案内レール部４は、後部が排水
口８より後方へ突出していることと、排水口８の近傍に
あることとにより、排水口８を保護している。
【００２０】それにより、組み立て等の生産工程で、ガ
イドレール５、補強材６及びドリップ１０を組み立てた
状態で保管する場合、スペースを効率よく使うために縦
置き状態にしても、ドリップ１０の排水口８は接地しな
く、重量が加わって破損するということもない。尚、本
考案は前記実施例に限定されるものではなく、種々変形
することができる。例えば、ドリップ１０を軽金属で形
成したり、排水口８を別体に形成して本体部分に取り付
けたり、ルーフパネル１６をチルト動作及びスライド動
作させる機構は、従来技術のものを適用しても良く、中
途補強材１９は設けないか又は複数枚設けても良い。
イドレール５、補強材６及びドリップ１０を組み立てた
状態で保管する場合、スペースを効率よく使うために縦
置き状態にしても、ドリップ１０の排水口８は接地しな
く、重量が加わって破損するということもない。尚、本
考案は前記実施例に限定されるものではなく、種々変形
することができる。例えば、ドリップ１０を軽金属で形
成したり、排水口８を別体に形成して本体部分に取り付
けたり、ルーフパネル１６をチルト動作及びスライド動
作させる機構は、従来技術のものを適用しても良く、中
途補強材１９は設けないか又は複数枚設けても良い。
【００２１】
【考案の効果】以上詳述した本考案によれば、ガイドレ
ール５の横樋部３の後部を仕切り壁４Ａを残して切り欠
いてルーフパネル案内レール部４の後端より短くし、ド
リップ１０の当接面１０Ａ、１０Ｂを仕切り壁４Ａと横
樋部３の切り欠き部７側端面とに当接するので、ドリッ
プ１０を左右方向及び前後方向の位置決めしながら１本
のガイドレール５に対して極めて正確かつ簡単に取り付
けることができ、また、ドリップ１０の排水口８をルー
フパネル案内レール部４の後端より前方に配置、換言す
ると、ルーフパネル案内レール部４の後端を排水口８よ
り後方に位置させことが可能になり、それによって、排
水口８をルーフパネル案内レール部４によって保護する
ことができ、フレーム取り付け時に障害物に当たったり
することがないので、破損を防止できると共にガイドレ
ール５との間のシールを安定強化することができ、さら
に、ドリップ１０をガイドレール５と補強材６とに同時
に又は挟んで取り付けることも相まって、ドリップ１０
の耐久性及び固定強化を向上することが可能になる。
ール５の横樋部３の後部を仕切り壁４Ａを残して切り欠
いてルーフパネル案内レール部４の後端より短くし、ド
リップ１０の当接面１０Ａ、１０Ｂを仕切り壁４Ａと横
樋部３の切り欠き部７側端面とに当接するので、ドリッ
プ１０を左右方向及び前後方向の位置決めしながら１本
のガイドレール５に対して極めて正確かつ簡単に取り付
けることができ、また、ドリップ１０の排水口８をルー
フパネル案内レール部４の後端より前方に配置、換言す
ると、ルーフパネル案内レール部４の後端を排水口８よ
り後方に位置させことが可能になり、それによって、排
水口８をルーフパネル案内レール部４によって保護する
ことができ、フレーム取り付け時に障害物に当たったり
することがないので、破損を防止できると共にガイドレ
ール５との間のシールを安定強化することができ、さら
に、ドリップ１０をガイドレール５と補強材６とに同時
に又は挟んで取り付けることも相まって、ドリップ１０
の耐久性及び固定強化を向上することが可能になる。
【図１】本考案の要部の平面図である。
【図２】図１のＡーＡ線断面図である。
【図３】全体を示す平面図である。
【図４】図１のＢーＢ線断面図である。
【図５】フレームの分解斜視図である。
【図６】サンルーフ装置全体の断面側面図である。
【図７】ドリップの取り付け部の変形例を示す断面図で
ある。
ある。
【図８】従来技術を示す平面図である。
２ 前フレーム ３ 横樋部 ４ ルーフパネル案内レール部 ５ ガイドレール ６ 補強材 ７ 切り欠き部 ８ 排水口 ９ 排水管 １０ ドリップ １１ 取り付け部 １４ サンルーフ装置 １８ フレーム
Claims (3)
- 【請求項１】 前フレーム（２）の左右両端に、仕切り
壁（４Ａ）を挟んで横樋部（３）とルーフパネル案内レ
ール部（４）とを有する左右ガイドレール（５）の前端
を連結し、この左右ガイドレール（５）の後部を補強材
（６）で連結し、前記左右各ガイドレール（５）の横樋
部（３）の後部を仕切り壁（４Ａ）を残して切り欠いて
ルーフパネル案内レール部（４）の後端より短くし、こ
の切り欠き部（７）にガイドレール（５）の横樋部
（３）からの水を後方突出状の排水口（８）に接続され
た排水管（９）を介して排水するドリップ（１０）を設
けたサンルーフ装置のフレーム構造において、 前記ドリップ（１０）は仕切り壁（４Ａ）と横樋部
（３）の切り欠き部（７）側端面とに当接する当接面
（１０Ａ、１０Ｂ）が形成され、ドリップ（１０）の取
り付け部（１１）はガイドレール（５）の後部と補強材
（６）との上下間で挟持され、排水口（８）はルーフパ
ネル案内レール部（４）の後端より前方に配置されてい
ることを特徴とするサンルーフ装置のフレーム構造。 - 【請求項２】 車輛ルーフ（１５）に形成された開口部
（１７）に配置され、前記開口部（１７）を開閉するル
ーフパネル（１６）を支持する前後方向に延在したルー
フパネル案内レール部（４）を有するガイドレール
（５）を備え、該ガイドレール（５）にルーフパネル案
内レール部（４）と仕切り壁（４Ａ）を挟んで並列して
設けられた横樋部（３）とを形成し、該横樋部（３）の
後端にそれに連通された排水口（８）を有するドリップ
（１０）を設けたサンルーフ装置のフレーム構造におい
て、 前記ガイドレール（５）のルーフパネル案内レール部
（４）及び仕切り壁４Ａの後端を延長し前記排水口
（８）より後方に位置させ、ドリップ（１０）を仕切り
壁４Ａと横樋部（３）の後端とに当接したことを特徴と
するサンルーフ装置のフレーム構造。 - 【請求項３】 前記ガイドレール（５）を左右一対設け
てその後部を補強材（６）で連結し、ガイドレール
（５）のルーフパネル案内レール部（４）の後部側方で
かつ横樋部（３）の後方に形成された切り欠き部（７）
にドリップ（１０）を配置し、このドリップ（１０）を
ガイドレール（５）と補強材（６）とに対して固定した
ことを特徴とする請求項２に記載のサンルーフ装置のフ
レーム構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991030236U JP2598609Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | サンルーフ装置のフレーム構造 |
| DE4214277A DE4214277C2 (de) | 1991-04-30 | 1992-04-30 | Rahmenanordnung für ein Schiebedach, Schiebehebedach, Spoilerdach oder dergleichen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991030236U JP2598609Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | サンルーフ装置のフレーム構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04124514U JPH04124514U (ja) | 1992-11-13 |
| JP2598609Y2 true JP2598609Y2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=12298085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991030236U Expired - Lifetime JP2598609Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | サンルーフ装置のフレーム構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2598609Y2 (ja) |
| DE (1) | DE4214277C2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4330582C1 (de) * | 1993-09-09 | 1994-10-27 | Webasto Karosseriesysteme | Rahmen eines öffnungsfähigen Fahrzeugdaches |
| JP2557934Y2 (ja) * | 1993-12-13 | 1997-12-17 | 八千代工業株式会社 | サンルーフの排水構造 |
| JPH07290971A (ja) * | 1994-04-27 | 1995-11-07 | Aisin Seiki Co Ltd | サンルーフ装置 |
| US5746475A (en) * | 1995-06-07 | 1998-05-05 | Asc Incorprated | Drive mechanism for an automotive vehicle sunroof assembly |
| DE19805468A1 (de) * | 1998-02-11 | 1999-08-12 | Volkswagen Ag | Wasserablauf für ein Fahrzeugdach |
| NL1008847C2 (nl) * | 1998-04-08 | 1999-10-11 | Inalfa Ind Bv | Frame voor een open-dakconstructie voor een voertuig. |
| DE10151621B4 (de) * | 2001-10-23 | 2004-06-03 | Webasto Vehicle Systems International Gmbh | Vorrichtung zum Öffnen und Schließen einer Öffnung in einem Fahrzeugdach mit mindestens einem durch Führungsschienen geführten Deckel |
| DE102008006593B4 (de) | 2008-01-30 | 2022-02-10 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Dachmodul für ein Kraftfahrzeug |
| JP5227387B2 (ja) * | 2010-10-25 | 2013-07-03 | 八千代工業株式会社 | サンルーフ装置におけるガイドレールの取り付け構造 |
| DE102019126312A1 (de) * | 2019-09-30 | 2021-04-01 | Webasto SE | Dachanordnung für ein Fahrzeugdach eines Kraftfahrzeugs, Führungsschiene und Kraftfahrzeug |
| CN113415132A (zh) * | 2021-07-06 | 2021-09-21 | 东风柳州汽车有限公司 | 汽车天幕排水结构及汽车 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH067941Y2 (ja) * | 1987-12-07 | 1994-03-02 | 株式会社大井製作所 | 自動車用サンルーフ装置 |
| DE3835017C1 (en) * | 1988-10-14 | 1990-01-18 | Webasto Ag Fahrzeugtechnik, 8035 Gauting, De | Water drainage device for frames of vehicle sliding roofs and the like |
| DE3924037C1 (ja) * | 1989-07-21 | 1990-08-16 | Webasto Ag Fahrzeugtechnik, 8035 Stockdorf, De | |
| DE4014487C1 (ja) * | 1990-05-07 | 1991-08-14 | Webasto Ag Fahrzeugtechnik, 8035 Stockdorf, De | |
| JP3000217U (ja) * | 1994-01-17 | 1994-08-02 | 廉正 赤澤 | クーラント用注入器 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP1991030236U patent/JP2598609Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-04-30 DE DE4214277A patent/DE4214277C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4214277A1 (de) | 1992-11-05 |
| DE4214277C2 (de) | 1995-01-26 |
| JPH04124514U (ja) | 1992-11-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2598609Y2 (ja) | サンルーフ装置のフレーム構造 | |
| JP4394282B2 (ja) | 車両用開口ルーフ構造及び該開口ルーフ構造を備えた車両 | |
| EP2657054A1 (en) | Sunroof apparatus | |
| JPH0747215Y2 (ja) | 車輌のサンルーフ装置 | |
| JP3505313B2 (ja) | サンルーフ装置の排水構造 | |
| US6021605A (en) | Connector arm for power window assembly | |
| JPH0692206B2 (ja) | 乗物屋根のサンル−フ装置 | |
| JP4101360B2 (ja) | 乗り物用オープンルーフ構造 | |
| JPH10297283A (ja) | サンルーフ装置のフレーム構造 | |
| JP4271786B2 (ja) | サンルーフのディフレクタ構造 | |
| JPH0565027A (ja) | サンルーフのフレーム構造 | |
| JPH0920147A (ja) | 自動車用サンルーフのフレーム構造 | |
| JPH0714035Y2 (ja) | サンルーフのレール構造 | |
| JPH0532178A (ja) | 移動車輌ルーフの雨滴排出案内装置 | |
| JPH0612978Y2 (ja) | 自動車用アウタスライドル−フ装置 | |
| JP3830210B2 (ja) | サンルーフ装置 | |
| JP3534826B2 (ja) | 前部開閉式キャビン | |
| CN110525179B (zh) | 一种皮卡车后车厢盖板 | |
| JP2526574Y2 (ja) | 車両用のステップ装置 | |
| JP2544855Y2 (ja) | 自動車のスライドルーフ構造 | |
| JPH0139611Y2 (ja) | ||
| JP2543123Y2 (ja) | 車両用サンルーフ装置 | |
| JPH0722348Y2 (ja) | 自動車用スライドルーフ装置 | |
| JPH0118413Y2 (ja) | ||
| JPH0620677Y2 (ja) | サンル−フのドレンチャンネル支持装置 |