JPH05163801A - 金属板屋根の防水工法 - Google Patents
金属板屋根の防水工法Info
- Publication number
- JPH05163801A JPH05163801A JP32862591A JP32862591A JPH05163801A JP H05163801 A JPH05163801 A JP H05163801A JP 32862591 A JP32862591 A JP 32862591A JP 32862591 A JP32862591 A JP 32862591A JP H05163801 A JPH05163801 A JP H05163801A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- metallic plate
- welding
- hanger
- welded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】施工の安全化、施工の安定・効率化、完全な防
水。 【構成】一側の金属板1の立上り部1aと、他側の金属
板2のはぜ折り部2bと、吊子5とを仮付溶接してか
ら、上記一側の金属板1の立上り部1aと、上記他側の
金属板2の立上り部2aとを本溶接する。
水。 【構成】一側の金属板1の立上り部1aと、他側の金属
板2のはぜ折り部2bと、吊子5とを仮付溶接してか
ら、上記一側の金属板1の立上り部1aと、上記他側の
金属板2の立上り部2aとを本溶接する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属板屋根の防水工法に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】防水構造屋根として、実開平2−439
49に開示されているものがある。これは、図2に示す
ように、まず一側の金属板1の立上り部1aと、吊子5
とを仮付溶接してから、上記一側の金属板の立上り部1
aに、他側の金属板2のはぜ折り部2bを重ねて本溶接
している。
49に開示されているものがある。これは、図2に示す
ように、まず一側の金属板1の立上り部1aと、吊子5
とを仮付溶接してから、上記一側の金属板の立上り部1
aに、他側の金属板2のはぜ折り部2bを重ねて本溶接
している。
【0003】また、特開昭59−145859に開示さ
れているものがある。これは、図3に示すように、まず
一側の金属板1の立上り部1aに、他側の金属板2の立
上り部2aを重ね、中子5のある箇所で、まず吊子5を
含めて仮付溶接してから、上記一側の金属板の立上り部
1aと、上記他側の金属板2のはぜ折り部2bとを本溶
接している。
れているものがある。これは、図3に示すように、まず
一側の金属板1の立上り部1aに、他側の金属板2の立
上り部2aを重ね、中子5のある箇所で、まず吊子5を
含めて仮付溶接してから、上記一側の金属板の立上り部
1aと、上記他側の金属板2のはぜ折り部2bとを本溶
接している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の工法では、仮付
けスポット溶接部に屋根の伸縮の力が先ず加わる。従っ
て、スポット溶接部が剥がれ易く、結果として屋根の外
観を損なう問題がある。また、図2の場合、一側の金属
板1の立上り部1aと、吊子5との仮付溶接が全て終る
までは、他側の金属板2を敷設することができず、能率
が悪い。
けスポット溶接部に屋根の伸縮の力が先ず加わる。従っ
て、スポット溶接部が剥がれ易く、結果として屋根の外
観を損なう問題がある。また、図2の場合、一側の金属
板1の立上り部1aと、吊子5との仮付溶接が全て終る
までは、他側の金属板2を敷設することができず、能率
が悪い。
【0005】また、図3の場合、仮付け溶接してから本
溶接するまでの間に、強風等によりはぜ折り部がめくれ
て作業者に危害を及ぼすことがある。また、吊子5を含
めて仮付溶接するために、中子5のある箇所を金属板
1、2にマーキングしておく必要があり、施工が面倒で
ある。そして、両者共、本溶接は、はぜ折り部と立上り
部の少なくとも3枚の金属板を重ねて溶接する必要があ
り、溶接施工が面倒である。本発明は上記のような問題
点を解消できるようにした金属板屋根の防水工法を提供
することを課題とするものである。
溶接するまでの間に、強風等によりはぜ折り部がめくれ
て作業者に危害を及ぼすことがある。また、吊子5を含
めて仮付溶接するために、中子5のある箇所を金属板
1、2にマーキングしておく必要があり、施工が面倒で
ある。そして、両者共、本溶接は、はぜ折り部と立上り
部の少なくとも3枚の金属板を重ねて溶接する必要があ
り、溶接施工が面倒である。本発明は上記のような問題
点を解消できるようにした金属板屋根の防水工法を提供
することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の金属板屋根の防
水工法は、一側の金属板の立上り部と、他側の金属板の
はぜ折り部と、吊子とを仮付溶接してから、上記一側の
金属板の立上り部と、上記他側の金属板の立上り部とを
本溶接することを特徴とするものである。
水工法は、一側の金属板の立上り部と、他側の金属板の
はぜ折り部と、吊子とを仮付溶接してから、上記一側の
金属板の立上り部と、上記他側の金属板の立上り部とを
本溶接することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】一側の金属板の立上り部と、他側の金属板のは
ぜ折り部と、吊子とを仮付溶接することにより、屋根材
が一体となる。従って、強風等により、はぜ折り部がめ
くれことがないので、施工が台風時にかかっても安全な
施工を行うことができる。また、本溶接の前に、屋根材
が一体となっているので、安定した状態で本溶接をする
ことができる。そして、本溶接は、吊子位置を除く殆ど
の部分が立上り部2枚を溶接するだけでよいので、安定
した完全な本溶接を能率的に行うことができる。この完
全な本溶接部により、屋根の伸縮による応力に十分耐え
得るようになる。こうして、防水性を維持することがで
きる。
ぜ折り部と、吊子とを仮付溶接することにより、屋根材
が一体となる。従って、強風等により、はぜ折り部がめ
くれことがないので、施工が台風時にかかっても安全な
施工を行うことができる。また、本溶接の前に、屋根材
が一体となっているので、安定した状態で本溶接をする
ことができる。そして、本溶接は、吊子位置を除く殆ど
の部分が立上り部2枚を溶接するだけでよいので、安定
した完全な本溶接を能率的に行うことができる。この完
全な本溶接部により、屋根の伸縮による応力に十分耐え
得るようになる。こうして、防水性を維持することがで
きる。
【0008】
【実施例】本発明の施工手順を図1により説明する。 (a)、先ず、一側の金属板1の立上り部1aと、他側
の金属板2のはぜ折り部2bと、吊子5とを仮付溶接す
る。こうして、屋根材が一体となる。
の金属板2のはぜ折り部2bと、吊子5とを仮付溶接す
る。こうして、屋根材が一体となる。
【0009】(b)、上記一側の金属板1の立上り部1
aと、上記他側の金属板2の立上り部2aとの2枚を本
溶接する。なお、吊子5の位置では、吊子を合わせて3
枚を重ねて溶接する。
aと、上記他側の金属板2の立上り部2aとの2枚を本
溶接する。なお、吊子5の位置では、吊子を合わせて3
枚を重ねて溶接する。
【0010】
【発明の効果】本発明の金属板屋根の防水工法は、上記
のようなもので、一側の金属板の立上り部と、他側の金
属板のはぜ折り部と、吊子とを仮付溶接することによ
り、屋根材が一体となる。従って、強風等により、はぜ
折り部がめくれことがないので、施工が台風時にかかっ
ても安全な施工を行うことができる。また、本溶接の前
に、屋根材が一体となっているので、安定した状態で本
溶接をすることができる。そして、本溶接は、吊子位置
を除く殆どの部分が立上り部2枚を溶接するだけでよい
ので、安定した完全な本溶接を能率的に行うことができ
る。この完全な本溶接部により、屋根の伸縮による応力
に十分耐え得るようになる。こうして、防水性を維持す
ることができる。
のようなもので、一側の金属板の立上り部と、他側の金
属板のはぜ折り部と、吊子とを仮付溶接することによ
り、屋根材が一体となる。従って、強風等により、はぜ
折り部がめくれことがないので、施工が台風時にかかっ
ても安全な施工を行うことができる。また、本溶接の前
に、屋根材が一体となっているので、安定した状態で本
溶接をすることができる。そして、本溶接は、吊子位置
を除く殆どの部分が立上り部2枚を溶接するだけでよい
ので、安定した完全な本溶接を能率的に行うことができ
る。この完全な本溶接部により、屋根の伸縮による応力
に十分耐え得るようになる。こうして、防水性を維持す
ることができる。
【図1】本発明の施工手順を示す説明図。
【図2】従来の施工手順の一例を示す説明図。
【図3】従来の施工手順の他の例を示す説明図。
1…一側の金属板、1a…一側の金属板の立上り部、2
…他側の金属板、2a…他側の金属板の立上り部、2b
…他側の金属板のはぜ折り部、5…吊子。
…他側の金属板、2a…他側の金属板の立上り部、2b
…他側の金属板のはぜ折り部、5…吊子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二宮 淳 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 一側の金属板の立上り部と、他側の金属
板のはぜ折り部と、吊子とを仮付溶接してから、上記一
側の金属板の立上り部と、上記他側の金属板の立上り部
とを本溶接することを特徴とする金属板屋根の防水工
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32862591A JPH05163801A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 金属板屋根の防水工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32862591A JPH05163801A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 金属板屋根の防水工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05163801A true JPH05163801A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18212359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32862591A Pending JPH05163801A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 金属板屋根の防水工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05163801A (ja) |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP32862591A patent/JPH05163801A/ja active Pending
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