JPH0516270U - シート成形機 - Google Patents
シート成形機Info
- Publication number
- JPH0516270U JPH0516270U JP075262U JP7526291U JPH0516270U JP H0516270 U JPH0516270 U JP H0516270U JP 075262 U JP075262 U JP 075262U JP 7526291 U JP7526291 U JP 7526291U JP H0516270 U JPH0516270 U JP H0516270U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- roll
- forming machine
- pressing
- molten resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却ロールと押圧ロールとで挾着してシート
を成形する時、シートが押圧ロールに付着する問題を解
消する。 【構成】 溶融樹脂を押し出す押出機１と、同押出機１
から押し出された溶融樹脂をシート３に成形するダイ２
と、回転可能に軸支された冷却ロール４と、同冷却ロー
ル４に前記シート３を押圧しながら回転可能に軸支され
た押圧ロール１７とを有するシート成形機において、前
記押圧ロール１７の表面材質をフッソ樹脂とし、且つ同
ロール１７の表面に凹凸を形成してなるものである。
を成形する時、シートが押圧ロールに付着する問題を解
消する。 【構成】 溶融樹脂を押し出す押出機１と、同押出機１
から押し出された溶融樹脂をシート３に成形するダイ２
と、回転可能に軸支された冷却ロール４と、同冷却ロー
ル４に前記シート３を押圧しながら回転可能に軸支され
た押圧ロール１７とを有するシート成形機において、前
記押圧ロール１７の表面材質をフッソ樹脂とし、且つ同
ロール１７の表面に凹凸を形成してなるものである。
Description
【０００１】
本考案はシート成形機に関するものである。
【０００２】
従来のシート成形機の概略を図２により説明する。図３は従来の押圧ロールの 側断面図を示す。図２において１は溶融樹脂を押し出す押出機、２は同押出機１ から押し出された溶融樹脂をシート３状に成形するダイ、４は側板（図示せず） に回転可能に軸支された金属製の冷却ロール、５は軸６の回りを回動可能なアー ム、７は同アーム５の上端部に回転可能に軸支された押圧ロール（砂入シリコン ゴム製のエンボスロール）、８は前記アーム５の下端部に取付けたエアシリンダ である。 さて、冷却ロール４は所定の速度で矢印Ａ1 方向へ回転し、押圧ロール７も矢 印Ａ2 方向へ回転して、ダイ２から押し出された溶融樹脂シート３を矢印方向へ 搬送する一方、エアシリンダ８を伸長方向に作動させて、アーム５及び押圧ロー ル７を軸６を中心として時計方向へ回転させ、溶融樹脂シート３を冷却ロール４ の外周面へ所定の接触圧により押し付けて、溶融樹脂シート３を冷却しながらシ ート表面に凹凸を形成する。
【０００３】
前記従来のシート成形機は、溶融シート面は金属製の冷却ロール４と押圧ロー ル７（砂入シリコンゴム製のエンボスロール）で挾着されながら、表面に凹凸を 形成して粗面のシートを製作していた。しかし溶融状態のシートの粘着力は、金 属製の冷却ロールとゴム製のエンボスロールとでは大きく異なっており、同シー トはゴム製のエンボスロール（押圧ロール７）の方に付着し易いため、生産効率 の減少を生じていた。 本考案は、前記従来の不都合を解消することができるシート成形機を提供しよ うとするものである。
【０００４】
このため本考案は、溶融樹脂を押し出す押出機と、同押出機から押し出された 溶融樹脂をシートに成形するダイと、回転可能に軸支された冷却ロールと、同冷 却ロールに前記シートを押圧しながら回転可能に軸支された押圧ロールとを有す るシート成形機において、前記押圧ロールの表面材質をフッソ樹脂とし、且つ同 ロール表面に凹凸を形成してなるもので、これを課題解決のための手段とするも のである。
【０００５】
ダイから排出される溶融状態のシートは冷却ロールと、フッソ樹脂製で表面に 凹凸を形成された押圧ロールとで挾着されながら排出される。この押圧ロールは フッソ樹脂製であるため、溶融状態のシートは粘着することなく、シート表面に 凹凸を形成して排出される。
【０００６】
以下本考案の実施例を図面について説明すると、図１は本考案の実施例を示す 押圧ロールの側断面図である。なお、従来と同じ作用をする機器に対しては図２ に基づいて説明する。先ず図２において１は溶融樹脂を押し出す押出機、２は同 押出機１から押し出された溶融樹脂をシート３状に成形するダイ、４は側板（図 示せず）に回転可能に軸支された金属製の冷却ロール、５は軸６の回りを回動可 能なアームである。また、図１における１７は同アーム５の上端部に回転可能に 軸支された押圧ロール、８は前記アーム５の下端部に取付けたエアシリンダであ る。
【０００７】 ２０はロール芯で、その表面に弾性を確保するためのゴム２１を貼着し、同ゴ ム２１の表面に接着剤２４を介してフッソ樹脂製のシュリングチューブ２２（厚 み０．５ｍｍ）を貼着して形成する。またシュリングチューブ２２の表面に凹凸 を形成するためサンドブラストを施工する。なお、シュリングチューブ２２の表 面には、サンドブラストで使用される砂の口径、ブラストの処理時間等によって 凹凸の形成が異なるが、シートに形成する凹凸に応じて適宜選択して形成する。 また前記のフッソ樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリ フルオロエチレン、テトラフルオロエチレンとエチレンの共重合体の樹脂、ポリ フッ化ビニデン等がある。
【０００８】 さて前記の構成に基づくシート成形機は、下記の作用でシート表面に凹凸を形 成する。即ち、冷却ロール４は所定の速度で矢印Ａ1 方向へ回転し、押圧ロール １７も矢印Ａ2 方向へ回転して、ダイ２から押し出された溶融樹脂シート３を矢 印方向へ搬送する一方、エアシリンダ８を伸長方向に作動し、アーム５及び押圧 ロール１７を軸６を中心として時計方向へ回転させ、溶融樹脂シート３を冷却ロ ール４の外周面へ所定の触圧により押し付けて、溶融樹脂シート３を冷却しなが らシート表面に凹凸を形成する。
【０００９】
以上詳細に説明した如く本考案によると、シートと接触する押圧ロールの表面 をフッソ樹脂としたことにより、シートとの粘着性は解消され、所謂巻き付くこ とが減少する。またフッソ樹脂の表面は、従来のエンボスロールと異なり、凹凸 が形成されている。そこでシートに密着した状態であっても、凹部には空気が存 在するため密着力が減少して剥離が容易になる。
【図１】本考案の実施例を示すシート成形機における押
圧ロールの側断面図である。
圧ロールの側断面図である。
【図２】従来のシート成形機の概要図である。
【図３】従来の押圧ロールの側断面図である。
１ 押出機 ２ ダイ ３ シート ４ 冷却ロール １７ 押圧ロール ２０ ロール芯 ２１ ゴム ２２ シュリングチューブ
Claims (1)
- 【請求項１】 溶融樹脂を押し出す押出機と、同押出機
から押し出された溶融樹脂をシートに成形するダイと、
回転可能に軸支された冷却ロールと、同冷却ロールに前
記シートを押圧しながら回転可能に軸支された押圧ロー
ルとを有するシート成形機において、前記押圧ロールの
表面材質をフッソ樹脂とし、且つ同ロール表面に凹凸を
形成したことを特徴とするシート成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP075262U JPH0516270U (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | シート成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP075262U JPH0516270U (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | シート成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516270U true JPH0516270U (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=13571134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP075262U Withdrawn JPH0516270U (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | シート成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516270U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100402415B1 (ko) * | 2000-12-14 | 2003-10-30 | 정래옥 | 교체 페이퍼롤이 장착된 엠보싱필름 제조장치 |
| JP2009000856A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧胴及びこれを用いたエンボス加工装置 |
| JP2012111179A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Achilles Corp | 押出成形用エンボス型ロール、及びそれを用いたエチレン系共重合体樹脂シートの製造方法 |
| JP2012232505A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Bridgestone Corp | ローラおよび該ローラを用いた帯状部材の巻付け装置 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP075262U patent/JPH0516270U/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100402415B1 (ko) * | 2000-12-14 | 2003-10-30 | 정래옥 | 교체 페이퍼롤이 장착된 엠보싱필름 제조장치 |
| JP2009000856A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧胴及びこれを用いたエンボス加工装置 |
| JP2012111179A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Achilles Corp | 押出成形用エンボス型ロール、及びそれを用いたエチレン系共重合体樹脂シートの製造方法 |
| JP2012232505A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Bridgestone Corp | ローラおよび該ローラを用いた帯状部材の巻付け装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |