JPH0516175A - パージ受けツール - Google Patents

パージ受けツール

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JPH0516175A
JPH0516175A JP19358891A JP19358891A JPH0516175A JP H0516175 A JPH0516175 A JP H0516175A JP 19358891 A JP19358891 A JP 19358891A JP 19358891 A JP19358891 A JP 19358891A JP H0516175 A JPH0516175 A JP H0516175A
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JP19358891A
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Zenji Inaba
善治 稲葉
Takayuki Taira
尊之 平
Susumu Ito
進 伊藤
Kikuo Watanabe
菊夫 渡邊
Akira Koketsu
晃 纐纈
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Fanuc Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1753Cleaning or purging, e.g. of the injection unit
    • B29C45/1755Means for receiving or discharging purged material; Purge shields

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ロボットのハンドを利用してパージング時の
排出樹脂を処理できるロボット用パージ受けツール20
の提供。 【構成】 全体として有底、筒状の容器であって、パー
ジにより排出される樹脂量に対応する容量を有する。こ
の容器の開口縁の一部を開口面より高く立設して背板2
1とし、また、側面にロボットハンド用のハンドチェン
ジャー19(ツール側)を設けてパージ受けツール20
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、射出成形機に付随し
て配置されるロボットのツールに関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機では、機台上に対向して配置
された射出ユニットと型締めユニットの間にハンドが到
達するようにロボットを配置して、成形品の取り出し、
金型における中子の交換など種々の周辺作業を行わせて
いる。このようなロボットの利用は射出成形機を長時間
にわたり連続的に自動運転させる上で重要である。他
方、射出成形機では1ロットの成形終了後、樹脂の種類
や色を交換するとき、あるいは金型の交換(自動)にと
もなって成形樹脂を変更するときに、これまで成形して
きた樹脂を射出ユニットから排出するパージングを行
う。
【0003】連続運転のシステムではパージングも自動
化されており、次の構成となっている。例えば1ロット
の成形終了後、前記のように樹脂の交換や色換えが必要
な時には、成形に関するシーケンスプログラムにあらか
じめセットした指令に基づいてパージング作動が実行さ
れる。すると、射出ユニットはノズルタッチを解き、後
退して、型締めユニットとの間に間隔をとり、一方、型
締めユニットの固定プレートの前面(射出ユニット側)
に配置したステンレス板などのシャッターが降下、また
は回動されてきて固定プラテンにおけるロケート開口を
閉じる。射出ユニットはこのシャッターに向けて樹脂を
射出する。射出された樹脂は高温で溶融状態にあるの
で、樹脂は当初、シャッターに張り付いているが冷却に
ともなう収縮と付着力の喪失によって、やがて下方のシ
ューター上に落下し、そのまま滑落して回収箱に納めら
れる。
【0004】しかし、このようなシャッター方式ではシ
ャッターおよびシャッターを降下あるいは回動させる手
段を固定プラテンに設けるなど、パージ専用の装置を必
要とし、前記のように種々の周辺作業を行わせるために
ロボットを備えながら、パージングのためにさらに専用
の装置を必要とする不経済な面がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ロボット
のハンドを利用してパージング時の排出樹脂を処理でき
るロボット用パージ受けツールの提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】有底で筒状をした容器の
形態とする。上記の容器はパージで排出される樹脂量に
対応する容量を有し、開口縁の一部を開口面より高く立
設して背板とする。側面にロボットハンド用のハンドチ
ェンジャー(ツール側)を設ける。
【0007】
【実施例】図1において、射出成形機1は機台2上に型
締めユニット3と射出ユニット4を対向させ、かつ、対
向間隔5を形成して備え、射出ユニット4は機台との間
に設けた駆動機構によって型締めユニット3に対し前後
に移動可能とされている。符号6はリミットスイッチで
射出ユニット4のパージ時後退位置を検出するためのも
のである。
【0008】型締めユニット2は固定プラテン7の前面
にロケート開口8が形成されており、また、射出ユニッ
ト3の前面には、先端を射出ノズル9としたシリンダア
センブリ10が型締めユニット2側に突出して取付けら
れている。シリンダアセンブリ10の基部にはホッパー
11が取付けられ、ホッパー内部の樹脂がシリンダアセ
ンブリ10に供給され、加熱および加圧溶融後に射出ノ
ズル9から型締めユニット3側の金型に射出されるよう
になっている。
【0009】なお、この射出成形機1は連続運転用に装
備されており、ホッパー11には供給樹脂の切り換えを
行う切換え弁12(電磁弁)を介して管路13,14か
らパージング用樹脂を含む数種の樹脂が切り換えて供給
されるようになっている。切換え弁12は樹脂の供給を
停止することも出来る。
【0010】射出成形機1の正面側で上記の対向間隔5
に対応する個所には、床置型の極座標ロボット15が、
また、機台2の一方側で比較的邪魔にならない個所に水
槽16および回収箱17が配置されている。ロボット1
5におけるアーム先端のハンド18は対向間隔5と上記
の水槽16および回収箱17の個所に到達することが可
能である。
【0011】ハンド18は先端にハンドチェンジャー
(ロボット側)19aを備え、これをパージ受けツール
20の側面に固定されたハンドチェンジャー(ツール
側)19bに結合させることで、上記パージ受けツール
20を装着している(図3参照)。ハンドチェンジャー
19は公知のものでエアとバネで駆動されるチャック式
のように機械的なもの、電磁的に結合されるものなどが
ある。また、このようなハンドチェンジャー19はロボ
ット側19aとツール側19bが結合されると、同時に
コネクタの結合によりツール側で必要とするエアや電力
が供給されるようになっているものもある。
【0012】パージ受けツール20は、図1〜図3のよ
うに、全体として有底、筒状のステンレス製容器で、開
口縁の一方、射出ノズル9と対向する側に、開口縁を上
方へ延設することによって立設した背板21が形成さ
れ、側面に上記したハンドチェンジヤー(ツール側)1
9bが固定されている。パージ受けツール20の容量は
パージングで排出される樹脂の量に対応する量、例え
ば、型締め力15t程度の機械で約1リットル(開口部
径200mm)程度である。
【0013】図2、図3はパージ受けツール20の変形
を示したもので、図2ではエアノズル22が付設され、
パージングの間、射出ノズル9の先端部に高圧のエアが
吹き付けられるようになっている。エアは、ハンドチャ
ンジャー19の結合を通じてロボット側から供給され
る。図3では、パージ受けツール20を形成する容器の
底部が二重に構成され、ここに冷却水が循環するように
構成されている。冷却水は別途に設ける冷却水供給装置
からチューブ23によって直接にパージ受けツール20
に接続されている。符号24は樹脂検出センサーで、パ
ージ受けツール20の底部に装着され、該ツール20内
における樹脂の有無を検出する。
【0014】従来と同様に射出成形機の数値制御装置
(単にNC装置という)に格納した成形に関するシステ
ムプログラムによりパージングが指令されると、概略で
次の作動となる。
【0015】切換え弁12が駆動され、ホッパー11へ
の供給樹脂がパージ用に切り換えられる。この供給はパ
ージングに必要な量が供給されるあらかじめ定められた
所定時間の後停止される。射出ユニット4が後退され、
リミットスイッチ6を踏んで停止する。NC装置はリミ
ットスイッチ6の作動を確認するとロボット15に排出
樹脂処理作動を指令する。ロボット15は独自のNC装
置を備え、前記の指令を受けてあらかじめプログラムさ
れ、対向間隔5における位置などについてティーチング
された作動を開始する。すなわち、まず、ハンド18が
対向間隔5の上方で固定プラテン7の高さより少し高い
程度のホームポジション位置から、ツール保管位置に移
動して、ハンド18先端のツールをパージ受けツール2
0に交換し、これを対向間隔5のティーチングされた射
出ノズル9の先端位置に配置する。これが完了するとロ
ボット側のNC装置はツール設置完了信号を射出成形機
側NC装置に伝達し、パージ受けツール20をその位置
に維持して待機する。
【0016】射出ユニット4が駆動され、スクリューの
回転による樹脂の取り込み、加熱、および溶融(計量作
動に類似)し、つづいてスクリューの前進移動による射
出作動を10〜30回繰り返すパージングが行われる。
排出される樹脂はパージ受けツール20の背板21に衝
突した後、容器の内部に貯留する。なお、この間に上記
の切換え弁12は閉じて、パージ用樹脂の供給が停止さ
れ、以後はホッパー内部の樹脂が消費される。そして、
ついにはシリンダアセンブリ10内部の樹脂もすべてパ
ージ受けツール20に排出される。すべての樹脂が排出
されるまでに必要な射出回数は樹脂の種類や射出ユニッ
ト4の規模で異なる。この回数はあらかじめ設定されて
いる。
【0017】上記の射出回数が達成されるとNC装置
は、パージングの終了と判断し、ロボット15に終了信
号を伝達する。ロボット15は、上記の終了信号を確認
するとパージ受けツール20を対向間隔5から退避さ
せ、ついで水槽16の位置に移動してこれを所定時間冷
却し、タイムアップ後、回収箱17の上部に位置してハ
ンド18を回動させ、パージ受けツール20内部の排出
樹脂を捨てる。ハンド18をツール保管個所に移動し
て、パージ受けツール20を外す。ついでホームポジシ
ョンに移動し、待機する。ロボット側NC装置からNC
装置に終了信号が伝達される。NC装置においてパージ
ング指令が解除される。
【0018】以上の作動において、パージ受けツール2
0として図2のものが使用されていると、パージングの
間射出ノズル9からの樹脂は上方から吹き付けられるエ
アによって吹きちぎられ、鼻垂れ状態として射出ノズル
先端に残ることがない。また、図3のものを使用すると
きは、水槽16が不用である。さらに、図3のもので
は、樹脂検出センサー24によって、パージ受けツール
20内部の樹脂が回収箱17へ確実に落下したか確認す
ることができ、対向間隔に排出樹脂が溢れる事態を回避
することができる。
【0019】以上は実施例であって、ロボットの構造や
配置個所が特に限定されることはない。
【0020】
【発明の効果】射出成形機に付設した周辺作業用ロボッ
トをパージングにも用いることができ、連続運転を行う
射出成形機にパージングのための専用装置を装備する必
要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図。
【図2】パージ受けツールの第2実施例を示す正面図。
【図3】パージ受けツールの第3実施例を示す側面図。
【符号の説明】
19 ハンドチェンジャ 20 パージ受
けツール 21 背板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 進 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 フアナツク株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 渡邊 菊夫 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 フアナツク株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 纐纈 晃 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 フアナツク株式会社商品開発研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 有底、筒状の容器でパージにより排出さ
    れる樹脂量に対応する容量を有し、開口縁の一部が開口
    面より高く立設されて背板とされ、側面にロボットハン
    ド用のハンドチェンジャー(ツール側)を備えているこ
    とを特徴としたパージ受けツール。
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