JPH05161261A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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Publication number
JPH05161261A
JPH05161261A JP3315029A JP31502991A JPH05161261A JP H05161261 A JPH05161261 A JP H05161261A JP 3315029 A JP3315029 A JP 3315029A JP 31502991 A JP31502991 A JP 31502991A JP H05161261 A JPH05161261 A JP H05161261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
power supply
supply circuit
control electrode
resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3315029A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kobori
雅宏 小堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH05161261A publication Critical patent/JPH05161261A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランジスタのベースに制御信号を供給して
このトランジスタを数周期にわたってオン/オフしてコ
イルを流れる電流のオン/オフをした後に完全にトラン
ジスタをオンとすることで、電源ラインのオン/オフが
できると共にインラッシュ電流の抑制を最少の部品点数
ででき、また電源ラインに大電流が流れたときにおいて
も電圧降下を最小限にすることができ、これによりプリ
ンタ等の電源が供給される側の機器に充分な電源を供給
することができるようにする。 【構成】 電源回路1の電源端子にトランジスタ10の
エミッタを接続し、これのベースを抵抗器R10を介し
てトランジスタ11のコレクタに接続し、これのエミッ
タ及び電源回路1の接地端子を接地し、トランジスタ1
0のコレクタをコイル13を介してプリンタ12のプリ
ンタ本体部15に接続し、トランジスタ11のベースを
ワードプロセッサ本体回路8のマイクロコンピュータに
より制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば一方の機器より
の電源を他方の機器に供給して一方の機器及び他方の機
器を使用するようにしたシステム等に適用して好適な電
源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばワードプロセッサにおいて
は、電源をワードプロセッサからプリンタに供給してこ
のプリンタを使用するようになされているものがある。
【0003】図4にこの場合、即ち、主となる機器より
副となる機器に電源を供給して主及び副となる機器を使
用する場合の電源回路を示す。
【0004】即ち、この図4において、1は電源回路
で、この電源回路1の電源端子は抵抗器R1を介してP
NP型トランジスタ3のエミッタに接続され、このトラ
ンジスタ3のコレクタが負荷(この例においてはプリン
タ、即ち、副となる機器である)に接続されている。
【0005】このトランジスタ3のベースが抵抗器R4
を介してNPN型トランジスタ4のコレクタに接続さ
れ、このトランジスタ3のエミッタ及びコレクタ間が抵
抗器R3を介して接続されている。
【0006】トランジスタ4のエミッタ及び電源回路1
の接地端子が接地され、このトランジスタ4のベースが
電流検出回路2に接続され、この電流検出回路2の一方
が抵抗器R1の左端に接続され、この電流検出回路2の
他方が抵抗器R1の右端に接続されている。
【0007】次にこの電源回路の動作について説明する
に、電源回路1よりの電源が抵抗器R1に供給され、こ
のとき抵抗器R1を流れる電流が電流検出回路2に検出
される。
【0008】そして抵抗器R1を流れる電流が規定より
小さいときには、この電流検出回路2よりの制御信号が
トランジスタ4のベースに供給されて、トランジスタ4
がオンとなり、これにより抵抗器R4に電流が流れ、ト
ランジスタ3がオンとなる。
【0009】一方抵抗器R1を流れる電流が規定より大
きいときには、この電流検出回路2よりの制御信号がト
ランジスタ4のベースに供給されて、トランジスタ4が
オフとなり、これにより抵抗器R4に電流が流れず、ト
ランジスタ3がオフとなる。
【0010】このときには、電源回路1よりの電流は抵
抗器R3を流れるが、この抵抗器R3の抵抗は比較的大
きなものが選択されているので、電源スイッチをオンに
したときにこのスイッチの後段に設けられた平滑用のコ
ンデンサに突入する電流によるいわゆるインラッシュを
防止することができる。
【0011】尚、本出願人は、先に電源とサイリスタの
間にインダクタを挿入した垂直出力回路(実願昭59−
187269号)を提案している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリンタや
テレビジョンモニタ等は消費電力が大であり、例えばワ
ードプロセッサ等において、ワードプロセッサからプリ
ンタに電源を供給して使用する場合等においては、上述
のように抵抗器R1を流れる電流が大きいときに抵抗器
R3により電圧降下を発生させ、電源ラインを流れる電
流を抑制するようにした場合は、プリンタを充分駆動で
きる電源をプリンタに供給することができない。
【0013】また、プリンタに充分な電源を供給できる
ようにすると、スイッチの後段のコンデンサによるいわ
ゆるインラッシュにより、電源回路からスイッチに過大
な電流が流れる。ちなみに、テレビジョン等において
は、定格1Aのスイッチに8Aの電流が流れたりしてし
まう。
【0014】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、電源ラインのオン/オフができると共にインラッシ
ュ電流の抑制を最少の部品点数ででき、また電源ライン
に大電流が流れたときにおいても電圧降下を最小限にす
ることのできる電源回路を提案しようとするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明電源回路は例えば
図1〜図3に示す如く、電源回路1の一方の出力端に第
1のトランジスタ10の一方の非制御電極を接続し、こ
のトランジスタ10の制御電極を抵抗器R10を介して
第2のトランジスタ11の一方の非制御電極に接続し、
この第2のトランジスタ11の他方の非制御電極及び電
源回路1の他方の出力端を接地し、第1のトランジスタ
10の他方の非制御電極をコイル13を介して非制御機
器12の電源回路15に接続し、第2のトランジスタ1
1の制御電極を制御回路8により制御するようにしたも
のである。
【0016】
【作用】上述せる本発明によれば、電源回路1の一方の
出力端に第1のトランジスタ10の一方の非制御電極を
接続し、このトランジスタ10の制御電極を抵抗器R1
0を介して第2のトランジスタ11の一方の非制御電極
に接続し、この第2のトランジスタ11の他方の非制御
電極及び電源回路1の他方の出力端を接地し、第1のト
ランジスタ10の他方の非制御電極をコイル13を介し
て非制御機器12の電源回路15に接続し、第2のトラ
ンジスタ11の制御電極を制御回路8により制御するよ
うにしたので、電源ラインのオン/オフができると共に
インラッシュ電流の抑制を最少の部品点数ででき、また
電源ラインに大電流が流れたときにおいても電圧降下を
最小限にすることができる。
【0017】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明電源回路の一
実施例について詳細に説明する。
【0018】この図1において、図4と対応する部分に
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。
【0019】この図1において、7はワードプロセッ
サ、12はこのワードプロセッサ12より電源供給を受
けて動作するプリンタである。
【0020】1は電源回路で、スイッチ5をオンとする
とプラグ6により一般商用電源よりの電源が供給される
ようになされている。
【0021】この電源回路1の電源端子をPNP型トラ
ンジスタ10のエミッタに接続し、このトランジスタ1
0のコレクタを出力端子7aに接続し、このトランジス
タ10のベースを抵抗器R10を介してNPN型トラン
ジスタ11のコレクタに接続し、このトランジスタ11
のエミッタを抵抗器R11を介して電源回路1の接地端
子に接続し、このトランジスタ11のベースをワードプ
ロセッサ本体回路8の図示を省略したマイクロコンピュ
ータに接続する。
【0022】このワードプロセッサ本体回路8はキーボ
ード9の入力により各種ワードプロセッサとしての処理
を行うと共に、例えば印刷モードにおいて印刷の実行キ
ー(図示を省略する)を押圧した場合にプリンタ12の
動作開始を行う。
【0023】またこのワードプロセッサ本体回路8は図
示を省略したマイクロコンピュータによりトランジスタ
11のオン/オフの制御を行う。
【0024】次にプリンタ12について説明するに、1
3はコイルでこのコイルの一端を電源が供給される入力
端子12aに接続し、このコイル13の他端をプリンタ
本体部15に供給する。
【0025】またこのコイル及びプリンタ本体部15間
にコンデンサ14の一端を接続し、このコンデンサ14
の他端を接地する。
【0026】上述のプリンタ15はワードプロセッサ本
体回路8よりのデータをプリンタ駆動機構16により紙
に印刷するための各種回路等及び電源回路を備えてい
る。
【0027】さて、この図1において、トランジスタ1
0は電源ラインのオン/オフとインラッシュ防止回路と
してのデバイスを兼ねている。
【0028】ワードプロセッサ7のスイッチ15をオン
にしたときにはコイル13に電流が流れる。
【0029】このときの電流の立ち上がり特性は、コイ
ルのインダクタンスにより図3に示す如き傾きとなる。
【0030】ここでもし電流を流したままにすると、ス
イッチ5の後段にある例えば電源回路1の図示を省略し
たコンデンサやプリンタ12のコンデンサ14によりイ
ンラッシュ電流が流れてしまう。
【0031】従って本例においては、図3に示す例えば
システムの電源の許容範囲内でトランジスタ10をオフ
にする動作を数回繰り返した後に、トランジスタ10を
オン状態とすることで、インラッシュ電流を抑制し、電
源ラインのオン/オフができるようにすると共に、大電
流が流れた場合の電圧降下を最小の部品点数で最小限に
抑えられるようにする。
【0032】これについて図2を参照して更に詳しく説
明する。
【0033】図2は縦軸を電流、横軸を時間としたトラ
ンジスタ10のオン時及びオフ時の夫々のインダクタン
スを示している。
【0034】即ち、トランジスタ11のオン/オフを図
2Bに示すように、ワードプロセッサ本体回路8のマイ
クロコンピュータよりの制御信号で行うようにする。
【0035】この図2Bに示す如き制御信号をトランジ
スタ11に供給すると、この図2Bに示す制御信号がハ
イレベル“1”のときには、トランジスタ11がオンと
なり、これにより、抵抗器R10に電流が流れてトラン
ジスタ10がオンとなる。
【0036】そしてこれによって端子7a及び12aを
介してコイル13に電流が流れる。
【0037】このときの電流はコイルのインダクタンス
により図2Aに示すような波形となる。
【0038】そしてこの図2Bに示す制御信号がローレ
ベル“0”のときには、トランジスタ11がオフとな
り、このときには、抵抗器R10に電流は流れなくな
り、従ってトランジスタ10がオフとなる。
【0039】そしてこれによって端子7aおよび12a
を介してコイル13に電流が供給されなくなるが、コイ
ルのインダクタンスにより、図2Aに示す如く波形の電
流がコイルを流れる。
【0040】そして以下同様にして一定周期の制御信号
のオン/オフによりコイルに流れる電流を制御する。
【0041】この図2Aに示すように、一定周期でコイ
ル13に流れる電流のオン/オフを行っているので、図
示を省略した電源回路1のコンデンサやプリンタ12の
コンデンサ14に順次充電が行われていくので、コイル
13に流れる電流もトランジスタ10のオン時及びオフ
時の何れにおいても少しずつ下がっていく。
【0042】そして、図2Bに示すように制御信号によ
りトランジスタ10のオン/オフを数回繰り返した後
に、制御信号を連続的にハイレベル“1”としてトラン
ジスタ10を完全にオンとするようにする。
【0043】従って、このトランジスタ10が完全にオ
ンとされた後からは充分な一定の電源がプリンタに供給
されるようになる。
【0044】またこれによって、図示を省略した電源回
路1のコンデンサやプリンタ12のコンデンサ14に突
入電流が流れず、インラッシュを防止することができ
る。
【0045】また、図1に示すように、従来のようにワ
ードプロセッサ7及びプリンタ間の電源ラインに抵抗器
を挿入していないので、電圧降下を起こしてプリンタ1
2に充分な電源を供給できなくなることがない。
【0046】このように本例においては、トランジスタ
10のベースに制御信号を供給してこのトランジスタ1
0を数周期にわたってオン/オフしてコイルに流れる電
流のオン/オフを行ってインラッシュを防止するように
すると共に、この数周期の後には完全にトランジスタ1
0をオンとするようにしたので、電源ラインのオン/オ
フができると共にインラッシュ電流の抑制を最少の部品
点数ででき、また電源ラインに大電流が流れたときにお
いても電圧降下を最小限にすることができ、これにより
プリンタ等の電源が供給される側の機器に充分な電源を
供給することができる。
【0047】尚、上述の例においてはワードプロセッサ
7からプリンタ12に電源を供給するようにした場合に
ついて説明したが、一方に電子機器から他方の電子機器
に電源を供給するようにした場合であればこの限りでは
ない。
【0048】また、本発明は上述の実施例に限ることな
く本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成
が取り得ることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、電源回路の一
方の出力端に第1のトランジスタの一方の非制御電極を
接続し、このトランジスタの制御電極を抵抗器を介して
第2のトランジスタの一方の非制御電極に接続し、この
第2のトランジスタの他方の非制御電極及び電源回路の
他方の出力端を接地し、第1のトランジスタの他方の非
制御電極をコイルを介して非制御機器の電源回路に接続
し、第2のトランジスタの制御電極を制御回路により制
御するようにしたので、電源ラインのオン/オフができ
ると共にインラッシュ電流の抑制を最少の部品点数でで
き、また電源ラインに大電流が流れたときにおいても電
圧降下を最小限にすることができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電源回路の一実施例を示す構成図であ
る。
【図2】本発明電源回路の一実施例の説明に供する波形
図である。
【図3】本発明電源回路の一実施例の説明に供するグラ
フである。
【図4】従来の電源回路の例を示す線図である。
【符号の説明】
1 電源回路 8 ワードプロセッサ本体回路 10、11 トランジスタ 12 プリンタ 13 コイル R10 抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源回路の一方の出力端に第1のトラン
    ジスタの一方の非制御電極を接続し、該トランジスタの
    制御電極を抵抗器を介して第2のトランジスタの一方の
    非制御電極に接続し、該第2のトランジスタの他方の非
    制御電極及び上記電源回路の他方の出力端を接地し、上
    記第1のトランジスタの他方の非制御電極をコイルを介
    して非制御機器の電源回路に接続し、上記第2のトラン
    ジスタの制御電極を制御回路により制御するようにした
    ことを特徴とする電源回路。
JP3315029A 1991-11-28 1991-11-28 電源回路 Pending JPH05161261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3315029A JPH05161261A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 電源回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP3315029A JPH05161261A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 電源回路

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JPH05161261A true JPH05161261A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18060569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3315029A Pending JPH05161261A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 電源回路

Country Status (1)

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JP (1) JPH05161261A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5918763A (en) * 1996-03-08 1999-07-06 Yazaki Corporation Electric part storage casing having a releasable cover with a deflectable side wall

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5918763A (en) * 1996-03-08 1999-07-06 Yazaki Corporation Electric part storage casing having a releasable cover with a deflectable side wall

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