JPH05161173A

JPH05161173A - 電話装置のシステムデータ登録方式

Info

Publication number: JPH05161173A
Application number: JP31924091A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Hasegawa; 淳長谷川
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1991-12-03
Filing date: 1991-12-03
Publication date: 1993-06-25

Abstract

(57)【要約】【目的】複数の局線に対する複数の内線を有して、こ
れら各内線についての外線交換機能と内線相互交換機能
を有する電話システムの主装置において、そのシステム
データの登録を容易に行うことのできる登録方式を提供
する。【構成】このため、システムデータを予め使用者の想
定用途別に任意複数のパッケージ例えば，，，
に分類し、それぞれの相当システムデータの初期状態を
設定すると共に、使用者がその中から適合するパッケー
ジを選択して端末１２または１３からの特番ダイヤル操
作によりその設定を行う方式を採用した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、複数の電話機を含む
通話装置におけるシステムデータの登録システムに関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の構内交換システム（ＰＢＸ）また
はホームテレホン等における例えば外線発／着信規制，
鳴動設定またはドアホン着信規制等の各システムデータ
は、このシステムの主装置内のディップスイッチまたは
各端末からの特番ダイヤル等により設定登録が行われて
いたが、いずれもこれら各規制について、あるいは各内
線子機についてそれぞれ設定しなければならなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような設定登録方法は、使用者にとっては極めて分り難
いものであり、また各規制の種類や内線数の増加と共に
その必要設定数も増加するため、これに比例してその煩
わしさや分り難さも増加するという難点があった。

【０００４】一方、この種のシステムデータ登録に関連
するものとしては、例えば特開平３−１７３２９号公報
に「ボタン電話装置のシステムデータ登録方式」が開示
されているが、この発明は、この種の電話装置のシステ
ムデータを、予め目標とする使用者の用途別にそれぞれ
想定してパッケージ別に分類することにより、その設定
登録をより簡単かつ容易に行い得る手段の提供を目的と
している。

【０００５】

【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、この種の電話装置のシステムデータ登録方式
を、複数の外線に対して複数の内線を有し、これら各内
線に関する外線交換機能及び内線相互間交換機能を備え
た主装置において、そのシステムデータを予め使用者の
用途別に任意複数のパッケージに分類してそれぞれの初
期状態を設定すると共に、特定使用者が前記複数のパッ
ケージ中より適合するパッケージを選択し、端末子機か
ら特番ダイヤル操作によりその設定登録を行うよう構成
することにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。

【０００６】

【作用】以上のようなシステムデータ登録方式により、
各使用者は予め設定／分類された複数のパッケージ中か
ら適合するものを選択し、端末子機から特番ダイヤルに
より極めて容易に必要な設定／登録を行うことができ
る。

【０００７】

【実施例】以下に、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図１に、この発明を適用した電話装置の一実施例の
構成ブロック図を示す。（構成）１は、従来例と同様の基本構成を有する電話交
換機の主装置の一例を示すもので、２（２−１，２−
２）は、２本の外線（局線）１＃，２＃、３は外壁ボッ
クスである。主装置１は、保安器４，センサ中継ユニッ
ト５，ＴＶドアホンインタフェースユニット６等を備え
ている。また、７，８は複数のセキュリティ（保安）ユ
ニット、９は非常ボタン、１０は火災センサ、１１はガ
スセンサを示す。１２〜１８は７本の内線子機装置１＃
〜７＃を示し、１２，１３は各セキュリティ電話機１
＃，２＃、１４〜１７は内線各子機電話機３＃〜６＃、
１８はファクシミリ（ＦＡＸ）７＃である。各内線子機
１＃，２＃（１２），（１３）には、それぞれＴＶドア
ホンモニタユニット１９，２０、子機３＃〜７＃（１
４）〜（１８）にはそれぞれスピーカ付モジュラ２１〜
２５、またモジュラ２５にはリンガモジュール２６が接
続されている。一方、２７はＴＶカメラ付ドアホン子機
１＃、２８，２９は各ドアホン子機２＃，３＃を示す。

【０００８】（システムデータのパッケージ分類）つぎ
に、本発明の特徴であるシステムデータの利用形態別の
想定規制種類によるパッケージ分類の４例を図２〜５及
び表１〜４を用いて説明する。図２と表１，図３と表
２，図４と表３ならびに図５と表４とはそれぞれ対応す
るものであり、利用形態として、それぞれ１世帯２局
線使用、２世帯住宅用、住宅＋店舗用及び電話機
１台＋ＦＡＸ１台使用の各事例につき、外線２の局線１
＃，２＃（２−１），（２−２）別、ドアホン１＃〜３
＃（２７）〜（２９）別ならびに規制の種類（外線発／
着信規制，鳴動設定及びドアホン着信規制）別の４例で
ある。上記中、は、１世帯で全子機１＃（１２）〜７
＃（１８）を使用する場合、は、２世帯中、グループ
１は各子機１＃（１２），３＃（１４），４＃（１５）
及び５＃（１６）；グループ２は各子機２＃（１３），
６＃（１７）及び７＃（１８）を使用する場合、また
は２階の住宅用に各子機１＃（１２），３＃（１４），
４＃（１５）及び５＃（１６）；１階の店舗用に各子機
２＃（１３）及び７＃（１８）を使用する場合、さらに
は局線２＃（２−２）に子機をＦＡＸ７＃（１８）を
接続する場合を示す。

【０００９】（パッケージ設定／登録方法）つぎに上記
の中から選択したパッケージの端末子機からの初期状態
設定方法／順序を説明する。先ず１）セキュリティ電話
機１＃（１２）または２＃（１３）のいずれかをオフフ
ックすると、擬似外線発信音（ツー）で表示される。つ
いで、２）特番ダイヤル（例えば“８”）を操作する
と、内線発信音（ツ・ツ・ツ・……）で表わされて、
３）パッケージコード（例えば“８３Ｘ”）が発信され
ると、設定音（ツ・ツ・ツ・……）が表示され、ついで
４）前記セキュリティ電話機をオンフックすると、この
パッケージの初期状態設定／登録は終了する。なお、登
録されたパッケージは、その後新たに他のパッケージコ
ードを入力すると、パッケージコードは更新されるよう
構成されている。

【００１０】

【表１】

【００１１】

【表２】

【００１２】

【表３】

【００１３】

【表４】

【００１４】なお、この実施例においては、前記システ
ムデータ初期状態設定機能に加えて、従来から存在する
各規則に対してそれぞれシステムデータを登録する機能
をも備えており、使用者の用途と選定パッケージの内容
とのずれを修正することができるよう構成されている。
前記設定登録手段の構成に関しては公知の従来技術を用
いて容易に行うことができるため、省略する。

【００１５】

【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、予め想定した使用者の用途別のシステムデータをパ
ッケージ分類して、それぞれの初期状態を端末から設定
し得るため、必要システムデータの登録を極めて簡単か
つ容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】電話装置の一実施例の構成ブロック図

【図２】パッケージ分類の第１例

【図３】パッケージ分類の第２例

【図４】パッケージ分類の第３例

【図５】パッケージ分類の第４例

【符号の説明】

１主装置２（２−１，２−２）外線（局線）１２〜１８内線子機電話機及びＦＡＸ２７〜２９ドアホン

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の外線に対して複数の内線を有し、
これら各内線に関する外線交換機能及び内線相互間交換
機能を備えた主装置において、そのシステムデータを予
め使用者の用途別に任意複数のパッケージに分類してそ
れぞれの初期状態を設定すると共に、特定使用者が前記
複数のパッケージ中より適合するパッケージを選択し、
端末子機から特番ダイヤル操作によりその設定登録を行
うよう構成したことを特徴とする電話装置のシステムデ
ータ登録方式。