JPH05160817A - データ伝送方法 - Google Patents

データ伝送方法

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JPH05160817A
JPH05160817A JP3322676A JP32267691A JPH05160817A JP H05160817 A JPH05160817 A JP H05160817A JP 3322676 A JP3322676 A JP 3322676A JP 32267691 A JP32267691 A JP 32267691A JP H05160817 A JPH05160817 A JP H05160817A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は無線データ伝送中の自動再送要求
(ARQ)方式におけるデータ伝送方法に関するもの
で、簡単な手順、装置を用いて伝送効率を上げることを
目的とする。 【構成】 送信側10は送信ブロックに対する受信側2
0の応答信号が誤りなく受信され、その応答信号が再送
要求であった場合には再送要求されたブロックからNブ
ロックを再送するゴーバックN方式を行い、応答信号に
誤りが検出された場合は、次に受領応答もしくは再送要
求されることになっているブロックのみを再送する選択
繰り返し方式を用いる構成とする。 【効果】 本方式により、従来のゴーバックN方式に比
べ再送ブロック数が少なくなることから伝送効率を上げ
ることができる。また、受信側装置は従来のゴーバック
N方式と同様バッファメモリを必要としないため、装置
の小型化、軽量化が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信システム等にお
けるデータ伝送時の自動再送要求のデータ伝送方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線を用いたデータ伝送システム
が注目されてきており、音声とデータの両方が通信可能
であるような移動通信システムの開発が行われている。
こうしたシステムではデータ伝送の高信頼性を維持する
ため種々の誤り制御方法が用いられているが、本発明の
背景となる従来からの自動再送要求(オートマチック・
リピート・リクエスト:Automatic−Repe
at−reQuest;以下ARQと記す)方式につい
て説明する。
【0003】ARQ方式は送信側で送信するデータをあ
らかじめ定められた手順で誤り検出符号化して送信し、
受信側では前記手順に対応した手順で誤り検出を行い、
誤りが検出された場合は自動的に送信側に対し再送要求
を行うデータ伝送方式で、代表的なものとしてストップ
・アンド・ウエイト(Stop And Wait;以
下SAWと記す)、ゴーバックN(Go−Back−
N;以下GBNと記す)、選択繰り返し(Select
ive−Repeat,以下SRと記す)方式があげら
れる。
【0004】SAW方式はARQ方式の最も基本的なも
のであり、送信側では送信するデータを複数のブロック
に分解し、1つのブロックを送信した後、受信側から受
領応答信号(ACK)もしくは再送要求信号がくるまで
次のブロックを送信せずに待機している方式である。手
順、装置ともに簡単にできるため、安価で伝送速度の低
いシステムで用いられている。
【0005】GBN方式は受信側からの応答を待たずに
データブロックを順次送信し、受信側から再送要求信号
が来た場合に再送要求されたブロックだけでなくそのブ
ロックに続くN−1ブロックも再送を行う方式である。
【0006】図3は従来のGBN方式の再送手順をN=
4の場合を例にとって示すものである。Nは送信したデ
ータブロックに対する応答信号を受信するまでの折り返
し遅延時間(Round−Trip−Delay:RT
D)内に送信できるブロック数以上の整数に設定され
る。
【0007】以下に同図を用いて簡単に説明する。TX
Bは送信ブロック番号、RXBは受信ブロック番号を、
TACKは送信側で確認された最新の送信成功ブロック
番号、RACKは受信側での受信確認ブロック番号を示
している。また、受信側での受信データブロックの判定
内容として、sは誤りが無く有効なブロック、eは誤り
が検出され無効となったブロック、dは誤り無く受信さ
れたもののブロック番号がRACKの次でないため無効
となったブロックを示している。図中の実線または点線
で×印のあるものは無線伝送中に誤りが発生したことを
表している。
【0008】送信側の通信局はバッファメモリに記憶さ
れている送信データを所定の情報数単位で複数のブロッ
クに分割し、各ブロックデータに連続するブロック番号
(TXB)を割り当てる。次に、制御部内にある送信成
功ブロック番号カウンタ(TACK)を0にリセットす
る。
【0009】次に相手側通信局に対し回線接続要求を行
い、回線が確立した後、前記データブロックを番号順に
バッファメモリから読み出し、所定の符号化則に従った
誤り検出符号化を行い送信する。
【0010】これに対し、受信側通信局では最初に回線
接続が確立した段階で受信確認ブロック番号カウンタ
(RACK)を送信側と同様にリセットしておく。次
に、データを受信すると、受信したデータブロックを前
記誤り訂正符号化則に対応した誤り検出を行う。受信し
たデータブロックに誤りが検出されず、かつ、当該ブロ
ック番号がRACKに記憶されている番号の次の番号で
あった場合はRACKを受信成功したブロック番号に更
新し、ブロック内のデータの処理を開始する。受信した
ブロックに誤りが検出された場合または、誤りは検出さ
れなかったものの、ブロック番号がRACKの次の番号
でなかった場合はRACKの更新は行わず、当該受信ブ
ロック内データは廃棄する。受信側ではデータブロック
を受信する度に上記の処理を行い、送信側への応答信号
としてRACKを返す。
【0011】送信側通信局では、受信した応答信号に誤
りが検出されなかった場合は、当該応答信号中の受信局
側のRACKを自局のTACKと比較し、RACKがT
ACKより大きい場合は受信した最新のRACKをTA
CKとし、そのまま次の番号のブロックを送る。RAC
Kが受信側で更新されずTACKと一致した場合は送信
データに誤りが生じたと判断し、TACKの次の番号の
ブロックまで戻って再送を開始する。また、受信した応
答信号に誤りが検出された場合も同様にTACKの次の
番号まで戻って再送を行う。
【0012】以上がGBN方式の再送手順である。比較
的簡単な手順で、かつ、受信側でバッファメモリを必要
としないことから回線品質の良い有線系のシステムなど
で用いられている。しかし、再送要求もしくは応答信号
に誤りが検出されるたびにNブロック戻って再送を行う
ため、これらの信号や同一ブロックが何度も誤れば伝送
速度が著しく低下することになる。
【0013】SR方式は、GBN方式と同様に受信側か
らの応答を待たずにデータブロックを順次送信していく
が、受信側で誤りが検出された場合の再送手順が異な
る。受信側では受信したデータブロック毎に誤り検出を
行い、各々のブロック番号とそのブロックが誤り無く受
信された(ACK)か、否(NAK)かの情報を応答信
号として送信側に返す。また、誤りの検出されたデータ
ブロックはブロック番号を記憶した後に廃棄し、廃棄し
た番号のデータブロックが正しく受信されるまではデー
タの処理を中断する。前記廃棄した番号以降に続く番号
のデータブロックで正しく受信されたものはバッファメ
モリに記憶しておき、廃棄したデータブロックが再送さ
れ、正しく受信、処理された後、先にバッファメモリに
記憶したデータブロックを順次読み出して処理を続行す
る。
【0014】送信側では受信側からの応答信号でNAK
となっているブロック番号のデータブロックのみを再送
し、受信した応答信号に誤りが検出された場合には当該
応答信号で応答される予定の番号のブロックを再送す
る。
【0015】SR方式ではGBN方式に比べ再送ブロッ
ク数が少なくなることから高い伝送速度が得られるもの
の、手順、装置が複雑になる。また、誤りの検出された
データブロックを正しく受信するまでの間に誤り無く受
信した他のデータブロックを記憶しておくため、理論的
には受信側に無限大のバッファメモリが必要となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方式の中で
はSR方式が一番高い伝送効率を得られるが、装置が複
雑になることと容量の大きいバッファメモリが必要にな
るため、装置の簡素化による移動機の小型化、軽量化を
めざす移動通信等の利用には難しくなる。一方GBN方
式では装置は比較的簡単にできるものの、再送回数が増
えると伝送効率が著しく低下するという課題を有する。
【0017】本発明は上記従来の課題を解決するもので
GBN方式を基本に、応答信号の誤りによる再送回数を
抑えることで比較的簡単な装置のまま伝送効率を上げる
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の自動再送要求方式では、GBN方式を基本
に、送信側で応答信号に誤りが検出された場合と検出さ
れなかった場合とで再送手順を切り替える構成とする。
送信側では受信側からの応答を待たずに送信を続け、折
り返し遅延時間後に受信された応答信号の誤りを受信側
と同様の誤り検出符号化により検出する。前記応答信号
が誤りなく受信され、再送要求であれば、TACKの次
の番号からNブロックを再送する。この間、Nブロック
の再送が終わるまでは応答信号のRACKとTACKの
比較を行わない。一方、受信した応答信号に誤りが検出
された場合はRACK情報が不明となるため、RACK
とTACKの比較は行わない。しかし、RACKが更新
されずに再送要求されている可能性があるため、当該応
答信号で受領応答もしくは再送要求される予定のブロッ
クのみを再送するSR方式の再送手順に切り替え、次の
応答信号を待つ。次の応答信号が正しく受信され、RA
CKが更新されていれば再送を行う前に送信したブロッ
ク番号の次の番号から送信を続ける。RACKが更新さ
れず再送要求であった場合はGBN方式の再送手順に切
り替わるが、この場合は再送要求されたブロック番号か
ら既にSR方式で再送されているブロックを除いた残り
のブロックのみを再送して通常の送信状態に戻る。
【0019】受信側については従来のGBN方式の手順
を用いることとする。すなわち、巡回符号等の誤り検出
符号化を用いて受信データブロックの誤り検出及び、R
ACKと受信ブロック番号との比較を行い、受信したデ
ータを有効とするか無効とするかを決め、必要に応じて
RACKを更新し、送信側への応答信号として返す。
【0020】以上のように本発明の自動再送要求方式は
GBN方式を基本に、送信側で応答信号に誤りが検出さ
れた場合は、受信側の手順はGBN方式のまま送信側の
再送手順をSR方式に切り替える構成とする。
【0021】
【作用】本発明は上記方法により、送信側で受けた応答
信号が誤った場合に、当該応答信号で再送要求されてい
ることが次の応答信号で判明した場合は、既にSR方式
で再送してあるブロックに続けて再送を行うため従来の
GBN方式の再送ブロック数と変わらず、一方、受信側
でデータブロックが正しく受信されているにもかかわら
ず応答信号に誤りが検出されたために発生する、無効再
送ブロック数が少なくなるため、従来のGBN方式に比
べ伝送効率をあげることができる。さらに、受信側の装
置はバッファメモリを必要としないことから、従来のG
BN方式と同様の装置の簡素化が可能となる。
【0022】
【実施例】以下に本発明の一実施例を説明する。
【0023】図1は本発明の一実施例におけるデータ伝
送方法を実現する装置のブロック図を、図2は本発明の
自動再送方式の再送手順をN=4の場合を例にとって示
すものである。
【0024】図1において、10、20は無線移動局も
しくは無線基地局の無線通信装置のデータ制御部ブロッ
クで、たとえばデータ制御部10を送信側、データ制御
部20を受信側とする。これらの回路ブロック10及び
20において、11、21は全体の制御を行う制御部と
符号化部との間でデータ通信の制御信号を送受する通信
制御部、12、22は送信データを所定の符号化則に従
って符号化すると供に、符号化されて受信された受信デ
ータを複号する符号化部、13、23は送信データを一
時記憶するバッファメモリ、14、24は所定周波数の
搬送波を符号化された送信データで変調し、送受切り替
えスイッチ16、26を介してアンテナ17および27
から送信する送信部、15、25はアンテナ17、27
で受信された搬送波を受信復調する受信部である。な
お、各々の通信制御部11、21は送信及び受信ブロッ
クの番号を記憶するカウンタ(TACK、RACK)を
持っている。
【0025】以下、その動作を説明する。まず、送信側
の通信制御部11はバッファメモリ13に記憶されてい
る送信データを所定の情報数単位(例えば256ビット
単位)で複数のブロックに分割し、各ブロックデータに
連続するブロック番号を割り当てる。次に、通信制御部
内11の送信成功ブロック番号カウンタTACKを0に
リセットする。
【0026】次に相手側無線局に対し回線接続要求を行
い、回線が確立した後、前記データブロックを番号順に
バッファメモリ13から読みだし、符号化部12におい
て所定の符号化則に従った誤り検出符号化を行い、送信
部14から送信する。これに対し、受信側無線局では最
初に回線接続が確立した段階で受信確認ブロック番号カ
ウンタ(RACK)を送信側と同様にリセットしてお
く。次に、データを受信すると、GBN方式の受信側の
手順に従い受信したデータブロックの誤り検出を行い、
RACKを更新するか否かの判定を行い送信側へ応答信
号を返す。
【0027】送信側無線移動局では、受信した応答信号
に誤りが検出されなかった場合は受信側と同様GBN方
式の手順により再送要求か否かを判定し、再送要求であ
ればTACKの次の番号のブロックまで戻って再送を開
始する。
【0028】一方、受信応答信号に誤りが検出された場
合は当該信号ブロックを廃棄し、RACKとの比較、T
ACKの更新等の処理は行わない。ここで、RACKが
更新されていない(再送要求されている)可能性がある
ことを考慮して、当該応答信号でRACKとして返って
くる予定であった番号のデータブロックを1ブロックだ
け再送する、SR方式を用いる。またこのとき、再送を
行う前の状態で送信した最新のブロック番号を記憶して
おく。次に応答信号が誤りなく受信されたときに、当該
応答信号中のRACKが1回前に再送したブロック番号
より大きい場合は再送処理を行う前の状態に戻り、先に
記憶しておいたブロック番号に続いたブロックの送信を
行う。また、前記RACKが1回前に再送したブロック
番号より小さい場合は必要に応じてさらに再送を行うこ
とで再送ブロック数を最小にすることができる。
【0029】なお、GBN方式で再送要求されたブロッ
クからNブロックを再送している間は、受信応答信号に
誤りが検出されてもすでに再送を行っているためSR方
式での再送は行わない。
【0030】以上に説明した手順を図2を用いて具体的
に説明する。TXBは送信ブロック番号、RXBは受信
ブロック番号、TACKは送信側で確認された最新の送
信成功ブロック番号、RACKは受信側での受信確認ブ
ロックを各々示している。また、受信側での受信データ
ブロックの判定内容は図3で用いたものと同様に、sは
誤りが無く有効なブロック、eは誤りが検出され無効と
なったブロック、dはブロック番号がRACKの次でな
いため無効となったブロックを示している。図中の実線
または点線で×印のあるものは無線伝送中に誤りが発生
したことを表している。
【0031】本実施例ではN=4であることから、最初
のブロック1に対する受信局側の応答信号を受け取るの
はブロック4を送信した後になり、図2よりRACK=
1、TACK=0であるので送信側制御部11はTAC
Kを1に更新し、そのままブロック5を送信する。ブロ
ック2の応答信号についても同様の処理を行い、ブロッ
ク6を送信するが、図中の×1の部分でブロック3に送
信中に誤りが発生したため受信側ではRACKは更新さ
れずRACK=2のまま応答信号が返される。送信側で
はこの応答信号を誤りなく受信し、RACK=TACK
となることからブロック3まで戻ってGBN方式での再
送を開始する(×4の場合も同様にブロック10にさか
のぼって4ブロックを再送する)。このあと6ブロック
を再送するまでは、×2のように応答信号が誤っていて
も既に再送処理に入っているので送信側では前述したS
R方式の再送は行わない。これは×5の場合も同様であ
る。
【0032】次に受信側でブロック6を誤りなく受信
し、RACK=6に更新して返した応答信号に送信側で
誤りが検出された場合(図2の×3)は、送信側で通常
の送信を一時中断し、ブロック6を再送する。そして次
に誤りなく受信した応答信号のRACKが7であること
から通常状態に戻りブロック10から送信を続ける。一
方、同図中の送信ブロック11、12、13の応答信号
のように応答信号が連続して誤った場合(×6から×
8)はSR方式による再送を誤りの無い応答信号が受信
されるまで続ける。誤りの無い応答信号が受信されたら
RACKと1回前に送信したブロック番号とを比較し、
RACKが大きい場合は再送処理を行う前の状態に戻
り、RACKが小さい場合はRACKの次の番号から続
けて送信を行う。本実施例ではRACKが14で、1回
前に送信したTXB=13より大きいので再送処理を行
う前の状態に戻り、ブロック番号15から送信を続け
る。
【0033】以上、本実施例によればデータ伝送時の再
送方法として、再送要求が行われた場合と再送要求が行
われたか否かが判定できない場合とに分けて、再送方式
を切り替えることで、受信側の装置を複雑にすることな
く伝送効率を上げることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明の効果としては、デ
ータ伝送時の送信側再送手順として、再送要求が行われ
た場合はGBN方式の再送を行い、再送要求が行われた
か否かが判定できない(受信応答信号に誤りが検出され
た)場合には一時SR方式に切り替えて再送を行う構成
をとる。SR方式の時は次の応答信号により再送前の状
態に戻るか、さらに再送を続けるGBN方式に切り替わ
るため、従来のGBN方式に比べ再送回数を少なくする
ことができ、さらに受信側は従来のGBN方式と同様の
手順を用いることができる。従って、受信側装置を複雑
にすることなく、従来のGBN方式に比べて伝送効率を
上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデータ伝送方法を実
現する装置のブロック結線図
【図2】同装置における自動再送要求の再送手順を示し
た図
【図3】従来のゴーバックN方式の再送手順を示した図
【符号の説明】
10、20 無線通信装置のデータ制御部ブロック 11、21 通信制御部 12、22 符号化部 13、23 バッファメモリ 14、24 送信部 15、25 受信部 16、26 送受切り替えスイッチ 17、27 アンテナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信回路には送信データに所定の誤り検
    出符号化を行った後に信号を送信する機能を有し、受信
    回路には受信した信号に前記誤り検出符号化に対応する
    複号を行って誤りを検出する機能を有する送受信機での
    無線データ通信システムの無線通信局間でのデータ伝送
    中に、前記受信信号に誤りが検出された場合に、データ
    送信側無線通信局は受信側の無線通信局からの応答信号
    が誤りなく受信され、前記応答信号が再送要求であった
    場合には再送要求されたブロックまでNブロックさかの
    ぼって再送するゴーバックN方式により再送を行い、前
    記応答信号に誤りが検出された場合には当該応答信号に
    より受領応答されることになっているブロックのみを再
    送する選択繰り返し方式に再送手順を一時的に切り替
    え、次の応答信号で再送要求であったことが判明した場
    合は再びゴーバックN方式の手順に戻り、選択繰り返し
    方式で再送したブロックを除く残りのブロックを再送
    し、また、前記誤りの検出された応答信号が再送要求で
    なかった場合は再送前の状態に戻って送信を続ける再送
    手順の切り替えを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 データ受信側無線通信局では受信確認ブ
    ロック番号カウンタを有し、当該カウンタに記憶されて
    いる番号と誤り無く受信されたデータブロックの番号を
    比較し、前記データブロック番号がカウンタに記憶され
    ている番号の次の番号の場合以外はカウンタ番号の更新
    及び、前記データブロックの処理を行わず、前記カウン
    タ番号の次の番号を持つデータブロックの再送を送信側
    通信局に要求することで、受信回路に受信したデータブ
    ロックを記憶するためのバッファメモリを必要としない
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。
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