JPH08251658A - 誤り制御方式 - Google Patents

誤り制御方式

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Publication number
JPH08251658A
JPH08251658A JP7048541A JP4854195A JPH08251658A JP H08251658 A JPH08251658 A JP H08251658A JP 7048541 A JP7048541 A JP 7048541A JP 4854195 A JP4854195 A JP 4854195A JP H08251658 A JPH08251658 A JP H08251658A
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JP7048541A
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Inventor
Hiroyuki Goto
博之 後藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】実効伝送速度が良く、構成が簡便な誤り制御方
式を提供する。 【構成】無線中継基地局(2)および無線通信端末
(1)により無線回線(A)を伝送されるデータの誤り
検出を行い、データの誤りが検出された場合は、無線中
継基地局(2)と無線通信端末(1)と間で該誤りに係
わるデータの再送要求を行い、この再送要求の受信によ
り無線通信端末(1)と無線中継基地局(2)との間で
データを再送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線回線を介して無線
通信端末間で通信を行うデータ通信システムにおける誤
り制御方式に関し、特に、無線通信端末間の実効伝送速
度を改善した誤り制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ通信システムにおける誤
り制御方法としては、 1)誤り訂正符号を用いて誤り検出を行い誤りを検出し
た場合にはその誤りを訂正するFEC方式(無帰還訂正
方式) 2)誤り検出符号を用いて誤り検出を行い誤りを検出し
た場合には送信側にデータの再送を要求するARQ方式
(自動再送要求方式) に分類される。
【0003】この中でも、送信側にデータの再送を要求
をするARQ方式は、移動通信環境などバースト誤りが
多く発生するデータ通信システムでは特に有効な誤り制
御方式である。
【0004】ところが、このARQ方式を複数の無線通
信端末が複数の無線通信基地局を介して接続されている
無線通信システムに採用した場合、各無線通信端末は対
応する無線中継基地局との間を無線回線で接続され、該
無線中継基地局もしくは有線回線や交換機を介して接続
された別の無線中継基地局を介して相手先の無線通信端
末が接続されることになる。すなわち、ある無線通信端
末が相手先の無線通信端末と通信を行う場合は、ある無
線通信端末と該無線通信端末に対応する無線中継基地局
との間の無線回線と、相手先の無線通信端末と該相手先
の無線通信端末に対応する無線中継基地局との間の無線
回線との2つの無線回線を介して通信を行うことにな
る。この場合、この2つの無線回線のいづれかで伝送誤
りを生じると無線通信端末間の通信に誤りを生じ、その
結果、通信中の無線通信端末のいずれかからデータの再
送を要求することになる。
【0005】また、上記通信中の無線通信端末間には、
上記2つの無線回線以外に交換機を含む有線回線を介し
ている場合があるので、ここで、通信中の無線通信端末
のいずれかからのデータの再送を要求すると、伝送遅延
が大きく、実効伝送速度が(スループット)が悪くな
り、さらに、ARQ方式のためのバッファなどにより回
路規模が大型化するという問題がある。
【0006】図7は、無線通信端末21が、無線中継基
地局22、交換機23、無線中継基地局24を介して相
手先の無線通信端末25と通信を行う場合における従来
の通信システムにおけるARQ方式による誤り制御方式
をシーケンスチャートで示したものである。
【0007】図7において、この通信システムは、無線
通信端末21、25が無線回線A、Dそれぞれを介し無
線中継基地局22、24に接続され、これら無線中継基
地局22、24が有線回線B、Cそれぞれを介し交換機
23に接続されている。
【0008】このような通信システムにおいて、無線通
信端末21が無線通信端末25にデータを送信した場
合、送信データは無線中継基地局22、交換機23、無
線中継基地局24を介して無線通信端末25に送信され
る。
【0009】そして無線通信端末25では、送信されて
きたデータに対し誤り検出を行い、誤りを検出した場合
には、データの再送要求信号を無線中継基地局24、交
換機23、無線中継基地局22を介し無線通信端末21
に送信する。
【0010】再送要求信号を受信した無線通信端末21
では、この信号に従い再度データを無線中継基地局2
2、交換機23、無線中継基地局24を介して無線通信
端末25に送信する。
【0011】このように、従来の通信システムにおける
ARQ方式による誤り制御方式においては、無線通信端
末25から送信されてきたデータに対して誤りを検出し
た場合には、データの再送要求信号を無線中継基地局2
4、交換機23、無線中継基地局22を介し無線通信端
末21に送信し、この再送要求信号を受信した無線通信
端末21では、再度データを無線中継基地局22、交換
機23、無線中継基地局24を介して無線通信端末25
に送信するので、データを送信してから再送データを送
信するまでの伝送遅延が大きく実効伝送速度が悪く、ま
た無線通信端末の送受信バッファの容量が大きくなり回
線規模が大型化し、また、ARQ方式の手順も複雑にな
るという問題があり、さらに、この従来の構成による
と、2つの無線回線を含んだ回線全体に対して誤り制御
を行うのでデータの誤り率が高いという問題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の通信システムにおけるARQ方式による誤り制御方式
は、データを送信してから再送データを送信するまでの
伝送遅延が大きく実効伝送速度が悪く、また無線通信端
末の送受信バッファの容量が大きくなり回線規模が大型
化し、ARQ方式の手順も複雑になり、さらに、2つの
無線回線を含んだ回線全体に対して誤り制御を行うので
データの誤り率が高いという問題点があった。
【0013】そこで本発明は、実効伝送速度が良く、か
つ構成が簡便な誤り制御方式を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、無線中継基地局とそれぞれ無線回線で接
続される無線通信端末間で通信を行う通信システムにお
ける誤り制御方式において、前記無線中継基地局および
前記無線通信端末に設けられ、前記無線回線を伝送され
るデータの誤り検出を行う誤り検出手段と、前記誤り検
出手段によりデータの誤りが検出された場合は、前記無
線中継基地局と前記無線通信端末と間で該誤りに係わる
データの再送要求を行う再送要求手段とを具備すること
を特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の誤り制御方式においては、無線中継基
地局および無線通信端末に設けられた誤り検出手段によ
り無線回線を伝送されるデータの誤り検出を行い、該誤
り検出手段によりデータの誤りが検出された場合は、再
送要求手段により無線中継基地局と無線通信端末と間で
該誤りに係わるデータの再送要求を行う。
【0016】このような構成によると、実効伝送速度が
良く、かつ構成が簡便な誤り制御方式を提供することが
可能になる。
【0017】ここで、前記無線中継基地局は、交換機に
第1の有線回線で接続される第1の無線中継基地局と、
前記交換機に第2の有線回線で接続される第2の無線中
継基地局とを具備し、前記無線通信端末は、前記第1の
無線中継基地局と第1の無線回線で接続される第1の無
線通信端末と、前記第2の無線中継基地局と第2の無線
回線で接続され、前記第1の無線通信端末と通信を行う
第2の無線通信端末とを具備し、前記第1の無線中継基
地局は、前記第1の無線通信端末から前記第1の無線回
線を介して送信されるデータの誤りを前記誤り検出手段
により検出した場合は、前記第1の無線通信端末に前記
第1の無線回線を介してデータの再送要求を送信すると
ともに、該誤りに係わるデータを破棄して空データを前
記第1の有線回線、前記交換機、前記第2の有線回線を
介して前記第2の無線中継基地局に送信する。
【0018】ここで、前記データの再送要求は、前記第
1の無線回線を介して前記第1の無線中継基地局から前
記第1の無線通信端末に送信される送信データの中の特
殊パターンを用いる。
【0019】また、前記無線中継基地局は、交換機に第
1の有線回線で接続される第1の無線中継基地局と、前
記交換機に第2の有線回線で接続される第2の無線中継
基地局とを具備し、前記無線通信端末は、前記第1の無
線中継基地局と第1の無線回線で接続される第1の無線
通信端末と、前記第2の無線中継基地局と第2の無線回
線で接続され、前記第1の無線通信端末と通信を行う第
2の無線通信端末とを具備し、前記第1の無線通信端末
は、前記第1の無線中継基地局から前記第1の無線回線
を介して送信されるデータの誤りを前記誤り検出手段に
より検出した場合は、前記第1の無線中継基地局に前記
第1の無線回線を介してデータの再送要求を送信し、前
記第1の無線中継基地局は、前記第1の無線通信端末か
ら前記再送要求に係わるデータを前記第1の無線回線を
介して受信すると、データ送信を一時停止する一時停止
要求を前記第1の有線回線、前記交換機、前記第2の有
線回線を介して前記第2の無線中継基地局に送信し、前
記第2の無線中継基地局は、前記第1の無線中継基地局
から前記一時停止要求を受信すると、該一時停止要求を
前記第2の無線回線を介して前記第2の無線通信端末に
送信し、前記第2の無線通信端末は、前記一時停止要求
を受信すると、データの送信を一時停止するとともに空
パターンフラグを前記第2の無線中継基地局に送信す
る。
【0020】ここで、前記データの再送要求は、前記第
1の無線回線を介して前記第1の無線通信端末から前記
第1の無線中継基地局に送信される送信データの中の特
殊パターンを用いる。
【0021】また、前記一時停止要求は、前記第1の有
線回線、前記交換機、前記第2の有線回線を介して前記
第1の無線中継基地局から前記第2の無線中継基地局に
送信される送信データの中の特殊パターンを用いる。
【0022】また、前記第2の無線中継基地局は、前記
第1の無線中継基地局から前記一時停止要求を受信した
場合は、該一時停止要求を他のデータに優先して前記第
2の無線通信端末に送信する。
【0023】また、データの再送要求は、前記第1の無
線回線を介して前記第1の無線通信端末から前記第1の
無線中継基地局に送信される送信データの中の特殊パタ
ーンを用い、前記一時停止要求は、前記特殊パターンを
そのまま用いる。
【0024】また、前記無線通信端末間での通信は、デ
ィジタル時分割データ通信を用い、前記誤り検出手段
は、前記ディジタル時分割データ通信のデータ列の時分
割単位を誤り検出の単位とし、前記再送要求手段は、前
記ディジタル時分割データ通信のデータ列の時分割単位
でデータの再送要求を行う。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係わる誤り制御方式の実施例
を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明に係わる誤り制御方式の一
実施例を示したもので、この図1においては、無線通信
端末1が、無線中継基地局2、交換機3、無線中継基地
局4を介して相手先の無線通信端末5と通信を行う場合
において、無線通信端末1から送信したデータが無線回
線A上で伝送誤りを起こした場合のこの実施例における
誤り制御方式による動作を示したシーケンスチャートで
ある。
【0027】図1において、無線通信端末1が送信した
データを無線中継基地局2が無線回線Aを介し受信する
と、無線中継基地局2では該受信データに対し誤り検出
を行う。
【0028】ここで誤りを検出すると無線中継基地局2
では、無線通信端末1にデータの再送要求信号を送信す
る。
【0029】また、無線中継基地局2では受信した誤り
データを破棄し代替として空データを有線回線B、交換
機、有線回線Cを介し無線中継基地局4に送信する。
【0030】なお、ここで無線中継基地局2が無線通信
端末1に送信する再送要求信号は予め用意された制御信
号を用いてもよいし、送信データの中の特殊パターンと
してもよい。
【0031】無線中継基地局2からの再送要求信号を受
信した無線通信端末1では、該再送要求信号に従い再度
データを無線回線Aを介し無線中継基地局2に送信す
る。
【0032】図2は、図1に示した構成において、無線
中継基地局2が無線回線Aを介し無線通信端末1にデー
タを送信した際、該送信データが無線回線A上で伝送誤
りを起こした場合の動作を示すシーケンスチャートであ
る。
【0033】図2において、無線中継基地局2が送信し
たデータを無線回線Aを介し受信した無線通信端末1で
は、該受信データの誤り検出を行う。
【0034】ここで誤りを検出すると無線通信端末1で
は、無線中継基地局2にデータの再送要求信号を送信す
る。この再送要求信号は予め用意された制御信号を用い
てもよいし、送信データの中の特殊パターンとしてもよ
い。
【0035】無線中継基地局2では、無線通信端末1か
らの再送要求信号を受信すると、該再送要求信号に従い
再度データを無線回線Aを介し無線通信端末1に送信す
ると共に、送信一時停止要求信号を有線回線B、交換機
3、有線回線Cを介し無線中継基地局4に送信する。
【0036】このとき無線中継基地局4に送信する送信
一時停止要求信号は、予め用意された制御信号を用いて
もよいし、送信データの中の特殊パターンとしてもよ
い。
【0037】無線中継基地局4では、無線中継基地局2
からの送信一時停止要求信号を受信すると、該送信一時
停止要求信号を無線回線Dを介し無線通信端末5に送信
する。このとき、無線中継基地局2からの送信一時停止
要求信号が送信データの中の特殊パターンの場合、無線
中継基地局4は送信バッファ内に送信すべきデータが既
にあっても該送信一時停止要求信号を優先させて無線通
信端末5に送信する。
【0038】無線通信端末5では、無線中継基地局4か
らの送信一時停止要求信号を受信すると、該送信一時停
止要求信号に従いデータの送信を必要な時間だけ停止
し、代替として空パターンフラグを無線回線Dを介し無
線中継基地局4に送信する。
【0039】次に、図2で説明した誤り制御方式の変形
例について図3のシーケンスチャートを参照しながら説
明する。
【0040】図3において、無線中継基地局2が送信し
たデータを無線回線Aを介し受信した無線通信端末1で
は、該受信データの誤り検出を行う。
【0041】ここで誤りを検出すると無線通信端末1で
は、無線中継基地局2にデータの再送要求信号と送信一
時停止要求信号とを兼ねたNACKD&STOP信号を
送信データの中の特殊パターンとして送信する。
【0042】無線中継基地局2では、無線通信端末1か
らのNACKD&STOP信号を受信すると、該NAC
KD&STOP信号に従い再度データを無線回線Aを介
し無線通信端末1に送信すると共に、無線通信端末1か
ら送信されてきたNACKD&STOP信号をそのまま
有線回線B、交換機3、有線回線Cを介し無線中継基地
局4に送信する。
【0043】無線中継基地局4では、無線中継基地局2
からのNACKD&STOP信号を受信すると、該NA
CKD&STOP信号を無線回線Dを介しそのまま無線
通信端末5に送信する。
【0044】このとき無線中継基地局4は送信バッファ
内に送信すべきデータが既にあっても該NACKD&S
TOP信号を優先させて無線通信端末5に送信する。
【0045】無線通信端末5では、無線中継基地局4か
らのNACKD&STOP信号を受信すると、該NAC
KD&STOP信号に従いデータの送信を必要な時間だ
け停止し、代替として空パターンフラグを無線回線Dを
介し無線中継基地局4に送信する。
【0046】次に、図4、図5を参照しながら本発明の
誤り制御方式をファームウェアで実現した場合の無線中
継基地局の送信および受信部分の構成について説明す
る。
【0047】まず、図4を参照しながら無線中継基地局
の受信部分の構成について説明する。
【0048】図4において、受信した無線周波数信号は
受信部7で変復調されレジスタ8に格納される。
【0049】CPU(中央演算処理装置)9はレジスタ
8に格納された受信データを読込み、誤り検出結果や通
信手順に従って必要に応じてデータを加工しメモリ11
に格納する。
【0050】また、CPU9は有線回線を介し交換機に
転送すべきデータをメモリ11から読みだし、必要に応
じてデータを加工しレジスタ10に書込む。
【0051】レジスタ10では、CPU9により書込ま
れたデータを有線回線を介して交換機に転送する。
【0052】次に、図5を参照しながら無線中継基地局
の送信部分の構成について説明する。 図5において、
交換機から有線回線を介して転送されてくるデータはレ
ジスタ12に格納される。
【0053】CPU9はレジスタ12に格納されたデー
タを読込み、通信手順に従って必要に応じて読込んだデ
ータを加工しメモリ11に格納する。またCPU9は再
送手順に従って送信すべきデータをメモリ11から読み
だし、必要に応じてデータを加工しレジスタ13に格納
する。
【0054】レジスタ13はデータを送信部14に出力
し、送信部14おいて該データは復調されて無線通信端
末に無線回線を介し送信される。
【0055】このように、無線中継基地局の構成を上述
したようなファームウェアで実現することで構成が簡便
になる。
【0056】なお、本発明の誤り制御方式は図6に示し
たような構成のデータ通信システムにも適用することが
できる。すなわち、図6に示したデータ通信システム
は、無線通信端末1、5が無線回線A、Dを介し直接同
じ無線中継基地局6に接続している点が図1と異なる
が、無線通信端末1、5が2つの無線回線AおよびDで
接続されている点で本発明の誤り制御方式を採用するこ
とにより効率的にデータ通信が行え、構成も簡便にな
る。
【0057】また、本発明の誤り制御方式は、例えばP
HS(Personal Handy Phone System )のような時分割
多重ディジタル通信システム(TDMA)に採用するこ
ともできる。
【0058】この場合、誤り検出およびデータの再送は
時分割単位(タイムスロット)で行い、データ列の時分
割単位を誤り制御の単位とし、時分割ごとに付加された
誤り検出符号(PHSの場合にはシステムで用意された
誤り検出符号)で誤りを検出することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線中継基地局および無線通信端末に設けられた誤り検
出手段により無線回線を伝送されるデータの誤り検出を
行い、該誤り検出手段によりデータの誤りが検出された
場合は、再送要求手段により無線中継基地局と無線通信
端末と間で該誤りに係わるデータの再送要求を行うよう
に構成したので、実効伝送速度が良く、かつ構成が簡便
な誤り制御方式を提供することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線通信端末1が送信したデータが無線回線A
上で伝送誤りを起こした場合の本発明の誤り制御方式に
よる動作を示したシーケンスチャート。
【図2】無線中継基地局2が無線通信端末1へ送信した
データが無線回線A上で伝送誤りを起こした場合の本発
明の誤り制御方式による動作を示したシーケンスチャー
ト。
【図3】図2で説明した誤り制御方式の動作の変形例を
示したシーケンスチャート。
【図4】本発明の誤り制御方式をファームウェアで実現
した場合の無線中継基地局の受信部分の構成を示したブ
ロック図。
【図5】本発明の誤り制御方式をファームウェアで実現
した場合の無線中継基地局の送信部分の構成を示したブ
ロック図。
【図6】本発明の誤り制御方式を採用できる他のデータ
通信システムの構成を示したブロック図。
【図7】従来のARQ方式の動作を示したシーケンスチ
ャート。
【符号の説明】
1、5、21、25 無線通信端末 2、4、6、22、24 無線中継基地局 3、23 交換機 7 受信部 8、10、12、13 レジスタ 9 CPU(中央演算処理装置) 14 送信部 A、D 無線回線 B、C 有線回線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線中継基地局とそれぞれ無線回線で接
    続される無線通信端末間で通信を行う通信システムにお
    ける誤り制御方式において、 前記無線中継基地局および前記無線通信端末に設けら
    れ、前記無線回線を伝送されるデータの誤り検出を行う
    誤り検出手段と、 前記誤り検出手段によりデータの誤りが検出された場合
    は、前記無線中継基地局と前記無線通信端末と間で該誤
    りに係わるデータの再送要求を行う再送要求手段とを具
    備することを特徴とする誤り制御方式。
  2. 【請求項2】 前記無線中継基地局は、 交換機に第1の有線回線で接続される第1の無線中継基
    地局と、 前記交換機に第2の有線回線で接続される第2の無線中
    継基地局とを具備し、 前記無線通信端末は、 前記第1の無線中継基地局と第1の無線回線で接続され
    る第1の無線通信端末と、 前記第2の無線中継基地局と第2の無線回線で接続さ
    れ、前記第1の無線通信端末と通信を行う第2の無線通
    信端末とを具備し、 前記第1の無線中継基地局は、 前記第1の無線通信端末から前記第1の無線回線を介し
    て送信されるデータの誤りを前記誤り検出手段により検
    出した場合は、前記第1の無線通信端末に前記第1の無
    線回線を介してデータの再送要求を送信するとともに、
    該誤りに係わるデータを破棄して空データを前記第1の
    有線回線、前記交換機、前記第2の有線回線を介して前
    記第2の無線中継基地局に送信することを特徴とする請
    求項1記載の誤り制御方式。
  3. 【請求項3】 前記データの再送要求は、 前記第1の無線回線を介して前記第1の無線中継基地局
    から前記第1の無線通信端末に送信される送信データの
    中の特殊パターンを用いることを特徴とする請求項2記
    載の誤り制御方式。
  4. 【請求項4】 前記無線中継基地局は、 交換機に第1の有線回線で接続される第1の無線中継基
    地局と、 前記交換機に第2の有線回線で接続される第2の無線中
    継基地局とを具備し、 前記無線通信端末は、 前記第1の無線中継基地局と第1の無線回線で接続され
    る第1の無線通信端末と、 前記第2の無線中継基地局と第2の無線回線で接続さ
    れ、前記第1の無線通信端末と通信を行う第2の無線通
    信端末とを具備し、 前記第1の無線通信端末は、 前記第1の無線中継基地局から前記第1の無線回線を介
    して送信されるデータの誤りを前記誤り検出手段により
    検出した場合は、前記第1の無線中継基地局に前記第1
    の無線回線を介してデータの再送要求を送信し、 前記第1の無線中継基地局は、 前記第1の無線通信端末から前記再送要求に係わるデー
    タを前記第1の無線回線を介して受信すると、データ送
    信を一停止する一時停止要求を前記第1の有線回線、前
    記交換機、前記第2の有線回線を介して前記第2の無線
    中継基地局に送信し、 前記第2の無線中継基地局は、 前記第1の無線中継基地局から前記一時停止要求を受信
    すると、該一時停止要求を前記第2の無線回線を介して
    前記第2の無線通信端末に送信し、 前記第2の無線通信端末は、 前記一時停止要求を受信すると、データの送信を一時停
    止するとともに空パターンフラグを前記第2の無線中継
    基地局に送信することを特徴とする請求項1記載の誤り
    制御方式。
  5. 【請求項5】 前記データの再送要求は、 前記第1の無線回線を介して前記第1の無線通信端末か
    ら前記第1の無線中継基地局に送信される送信データの
    中の特殊パターンを用いることを特徴とする請求項4記
    載の誤り制御方式。
  6. 【請求項6】 前記一時停止要求は、 前記第1の有線回線、前記交換機、前記第2の有線回線
    を介して前記第1の無線中継基地局から前記第2の無線
    中継基地局に送信される送信データの中の特殊パターン
    を用いることを特徴とする請求項4記載の誤り制御方
    式。
  7. 【請求項7】 前記第2の無線中継基地局は、 前記第1の無線中継基地局から前記一時停止要求を受信
    した場合は、該一時停止要求を他のデータに優先して前
    記第2の無線通信端末に送信することを特徴とする請求
    項4記載の誤り制御方式。
  8. 【請求項8】 データの再送要求は、 前記第1の無線回線を介して前記第1の無線通信端末か
    ら前記第1の無線中継基地局に送信される送信データの
    中の特殊パターンを用い、 前記一時停止要求は、 前記特殊パターンをそのまま用いることを特徴とする請
    求項4記載の誤り制御方式。
  9. 【請求項9】 前記無線通信端末間での通信は、 ディジタル時分割データ通信を用い、 前記誤り検出手段は、 前記ディジタル時分割データ通信のデータ列の時分割単
    位を誤り検出の単位とし、 前記再送要求手段は、 前記ディジタル時分割データ通信のデータ列の時分割単
    位でデータの再送要求を行うことを特徴とする請求項1
    記載の誤り制御方式。
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