JPH05160506A - 半導体レーザおよびその製造方法 - Google Patents

半導体レーザおよびその製造方法

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JPH05160506A
JPH05160506A JP34415691A JP34415691A JPH05160506A JP H05160506 A JPH05160506 A JP H05160506A JP 34415691 A JP34415691 A JP 34415691A JP 34415691 A JP34415691 A JP 34415691A JP H05160506 A JPH05160506 A JP H05160506A
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JP
Japan
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layer
mask
mesa stripe
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stripe
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JP34415691A
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Shinichi Matsumoto
信一 松本
Isamu Odaka
勇 小高
Koichi Wakita
紘一 脇田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素子の直列抵抗が低減され、かつ複数の電極
を必要とする素子に適用しようとする高抵抗層埋め込み
構造半導体レーザの電極間の分離抵抗が十分にとれる構
造とする。 【構成】 活性層3を含んだメサストライプの上面にお
いて、p型InPオーバークラッド層7とp型InGa
As電極層8から構成されたストライプ状の積層体16
を有し、積層体の側面が(111)結晶面から構成され
n型InP基板1に向かって裾広がりの形状であり、積
層体16の幅をメサストライプより広い幅とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光伝送用光源として重
要である高抵抗層埋め込み構造の半導体レーザ、および
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半絶縁性InP結晶を埋め込み層とする
高抵抗層埋め込み構造半導体レーザは、素子容量が小さ
く高速変調が可能となることから大容量光伝送用光源と
して重要視されている。
【0003】図6に従来の高抵抗層埋め込み構造半導体
レーザの構造の断面図を示す。(参考文献:佐々木達也
ほかジャーナルオブライトウエイヴテクノロジーvo
l.8(1990)1343−1349)
【0004】51はn型InP基板、52はn型InG
aAsPバッファ層、53は活性層、54はp型InP
クラッド層、55は半絶縁性InP結晶を含む電流阻止
層、56はn型InP導電バッファ層、57はp型In
P層、58はp型InGaAs電極層、59はSiO
2 、60はTi,Pt,Auを含むp型電極、61はT
i,Auを含むn型電極である。
【0005】この素子では、活性層53を含むメサスト
ライプの両わきを電流阻止層55によって埋め込んだ
後、素子全面にp型InPクラッド層54およびp型I
nGaAsP電極層58を形成している。これにより素
子内のp型半導体層による抵抗が低減され、素子の直列
抵抗が小さくなり、高速動作および高出力動作を実現す
る上で有利となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すような構造の埋め込み構造半導体レーザを複数の電
極を有する素子に適用しようとした場合、図7のように
電極間分離溝62を形成しても素子全面にp型半導体層
が形成されているため、広範囲にわたって電極間の導通
経路が形成されてしまう。このため電極間の分離抵抗を
十分にとることができない。
【0007】一方、図8に示すようなメサストライプの
両側を高抵抗の電流阻止層55によって埋め込んだだけ
の構造では、メサストライプ内のp型InPクラッド層
54のみが電極間の導通経路となり、電極間の分離抵抗
をある程度確保することができる。
【0008】しかしながら、抵抗の大きなp型半導体層
がストライプ幅に限定されているため、図6に示した素
子構造のように直列抵抗を低減できず、高速動作,高出
力動作をする上で不利となる。
【0009】このように、従来の高抵抗層埋め込み構造
半導体レーザを複数の電極を有する素子に適用しようと
した場合、電極間の分離抵抗の確保と直列抵抗の低減を
同時に実現することが困難であった。
【0010】さらに、高抵抗層埋め込み構造半導体レー
ザでは、素子容量低減のため3μm程度の厚い高抵抗層
を必要とする。このため、メサストライプの高さも高く
なり、このような高いメサストライプの両わきをInP
へのFeドーピングが容易な有機金属気相成長法によっ
て埋め込む場合、異常成長が発生し、素子の平坦化を実
現することができない。
【0011】このため、従来メサストライプの形成工程
において、図9に示すようにSiO2マスク63に庇6
3aを設け、異常成長の発生を抑えていた。(参考文
献:真田達行ほかアプライドフィジックスオブレターズ
vol.51(1987)1054−1056)
【0012】しかし、庇63aの形成は、プロセスが複
雑となるばかりでなるばかりではなく、共振器方向に沿
って活性層幅を均一に揃えることが困難となる。また、
プロセス工程の途中において、庇63aが破損すると平
坦化埋め込みができなくなり素子作製歩留りを著しく損
なうことになる。
【0013】本発明は、素子の直列抵抗が低減され、か
つ複数の電極を必要とする素子に適用しようとした場
合、電極間の分離抵抗が十分にとれる構造を有した高抵
抗層埋め込み構造の半導体レーザを提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による素子は、活
性層を含んだメサストライプの上面において、クラッド
層と電極層から構成されたストライプ状の積層体を有
し、積層体の側面が(111)結晶面から構成され基板
裏面に向かって裾広がりの形状であり、ストライプ状の
積層体の幅をメサストライプより広い適当幅とする。
【0015】加えて、ストライプ状の積層体がメサスト
ライプの上面に配置された電極間分離層によって少なく
とも2つの領域に分離されている。
【0016】また、本発明では、ストライプ状の積層体
を選択成長によって形成する。すなわち活性層を含んだ
メサストライプの両側面を半絶縁体高抵抗層によって埋
め込んだ後半導体基板の上面にマスクを配置する。そし
て、これを選択成長用マスクとすることで所定の領域に
ストライプ状の積層体を選択成長によって形成する。
【0017】
【作用】本発明による素子では、ストライプ状の積層体
の幅をメサストライプより広い適当幅とすることで、電
極の分離抵抗の確保と素子の直列抵抗の低減を同時に実
現することができる。また、オーバーエッチングによる
半絶縁性高抵抗埋め込み層厚の低減といった問題がな
く、高抵抗埋め込み層の厚さを確実に確保することがで
きる。
【0018】したがって、有機金属気相成長法で半絶縁
性高抵抗層を形成するときのメサストライプの高さは、
1.0μmと低くてもよく、このような低いメサストラ
イプの両わきは、マスクに庇を形成しなくても有機金属
気相成長法によって平坦に埋め込むことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を用いて説明
する。 (実施例1)図1は本発明の1実施例であるn基板Fe
ドープInP埋め込み構造半導体レーザの構造図であ
る。1は表面が(100)結晶面であるn型InP基
板、2はn型InPバッファ層、3は発光波長1.3μ
mに相当するInGaAsP半導体結晶からなる活性
層、4はp型InPクラッド層、5は半絶縁性InP電
流阻止層である。
【0020】6は半絶縁性InP電流阻止層5の一部を
被覆するSiO2膜、7はSiO2膜6で被覆されていな
い領域に形成されるp型InPオーバークラッド層、8
はp型InPオーバークラッド層7上に形成されるp型
InGaAs電極層、9は素子表面上に形成されたp型
電極、10はn型InP基板1の裏面全面に形成された
n型電極、14は両わきを半絶縁性InP電流阻止層5
によって埋め込まれているメサストライプ、16はp型
InPオーバークラッド層7とp型InGaAs電極層
8から構成される積層体である。
【0021】図3に図1のn基板FeドープInP埋め
込み構造半導体レーザの製造工程の各段階において形成
される製品の断面図を示す。
【0022】まず、図3(a)に示すように(100)
結晶面n型InP基板1(キャリア濃度2×1018cm
-3)上にSeをドーパントとするn型InPバッファ層
2(キャリア濃度1×1018cm-3、厚さ0.2μ
m)、発光波長1.3μmに相当するノンドープInG
aAsP活性層3(厚さ0.15μm)、Znをドーパ
ントとするp型InPクラッド層4(キャリア濃度3×
1018cm-3、厚さ0.2μm)、発光波長1.3μm
に相当するノンドープInGaAsPバッファ層12
(厚さ0.1μm)を減圧有機金属気相成長法により形
成する。
【0023】その後、SiO2 膜13(厚さ0.1μ
m)からなる所定の形状のマスクを用いてエッチングを
行い、図3(b)に示すように高さ1.0μm,幅約
1.5μmのメサストライプ14を作製する。
【0024】次に、図3(c)に示すようにメサストラ
イプ14の両わきを減圧有機金属気相成長法を用いてF
eドープInP層によって埋め込み半絶縁性InP電流
阻止層5を形成する。
【0025】この後、図3(d)に示すようにSiO2
マスク13およびノンドープInGaAsバッファ層1
2を除去し、半絶縁性InP電流阻止層5上にSiO2
膜6を形成する。このときメサストライプ14の上面に
は、半導体表面が露出したメサストライプ14より大き
い幅を有する例えば幅約5μmの窓部15が形成され
る。
【0026】そして図3(e)に示すように、SiO2
膜6を選択成長用マスクとして減圧有機金属気相成長法
によって、p型InPオーバークラッド層7(キャリア
濃度1×1018cm-3、厚さ1.5μm)、およびp型
InGaAs電極層8(キャリア濃度1×1018
-3、厚さ0.5μmからなる積層体16を形成する。
【0027】ここで、n型半導体基板1の表面が(10
0)結晶面となっているので、窓部15上に形成される
p型InPオーバークラッド層7は側面が(111)結
晶面となり、このためその側面は傾斜しn型半導体基板
1に向かって裾広がりの形状を呈するようになる。
【0028】最後に素子上面にp型電極9,n型InP
基板1の裏面全面にn型電極10を形成し、個々のレー
ザチップに切り出し、図1に示すような構造の半導体レ
ーザを得る。
【0029】製造された半導体レーザの室温における特
性は、発振しきい値電流12mA、外部微分量子効率
0.25mW/mA、最高出力20mWであった。また
変調強度が3dB低下する遮断周波数も13GHzであ
った。
【0030】なお、以上の実施例では、積層体16を選
択成長によって形成したため素子上面には段差がある。
これに対し、図2のように積層体の両面にポリイミド1
1を形成することで素子全体を平坦化することができる
とともに、埋め込み層部分の容量の、より一層の低減が
可能な素子構造を得ることができる。
【0031】(実施例2)図4(a)は、本発明の他の
実施例であるn基板Feドープ埋め込み構造半導体レー
ザの構造を示す斜視図であり、図4(b)は共振器方向
に沿った図4(a)の断面図である。
【0032】7aはp型InPオーバークラッド層、8
aはp型InPAs電極層、9aはp型電極、18は半
絶縁高抵抗層からなる電極間分離層、20はp型InP
オーバークラッド層7とp型InGaAs電極層8によ
って構成された積層体からなる第1電流注入領域、20
aはp型InPオーバークラッド層7aとp型InGa
As電極層8aによって構成された積層体からなる第2
電流注入領域である。
【0033】p型電極9aは第2電流注入領域20aを
構成する積層体の上面に形成されている。第1電流注入
領域20と第2電流注入領域20aは素子上面に形成さ
れており、両者は電極間分離層18によって分離されて
いる。他は、図1と同様である。
【0034】図5に図4の半導体レーザの製造工程の各
段階において形成される製品の斜視図を示すまず、図5
(a)に示すように(100)結晶面n型InP基板1
(キャリア濃度2×1018cm-3)上にSeをドーパン
トとするn型InPバッファ層2(キャリア濃度1×1
18cm-3、厚さ0.2μm)、発光波長1.3μmに
相当するノンドープInGaAsP活性層3(厚さ0.
15μm)、Znをドーパントとするp型InPクラッ
ド層4(キャリア濃度3×1018cm-3、厚さ0.2μ
m)、発光波長1.3μmに相当するノンドープInG
aAsPバッファ層12(厚さ0.1μm)を減圧有機
金属気相成長法により形成する。
【0035】その後図5(b)に示すように、所定の形
状のSiO2 膜13のマスクを用いてエッチングを行
い、高さ1.0μm,幅約1.5μmのメサストライプ
14を作製する。その後、メサストライプ14上のSi
2マスク13とノンドープInGaAsバッファ層1
2の一部を除去することで半導体表面を露出させ電極間
分離形成領域17を形成する。
【0036】次に、図5(c)に示すようにメサストラ
イプ14の両わきを減圧有機金属気相成長法を用いてF
eドープInP層によって埋め込み半絶縁性InP電流
阻止層5を形成する。このとき電極間分離層形成領域1
7においてもFeドープInP層が成長し、三角柱状の
電極間分離層18を形成する。
【0037】この後、図5(d)に示すようにSiO2
マスク13およびノンドープInGaAsバッファ層1
2を除去し、半絶縁性InP電流阻止層5および電極間
分離層18上の一部にSiO2膜6を形成する。このと
きメサストライプ14の上面には、半導体表面が露出し
た幅約5μmの第1オーバークラッド層形成領域19と
第2オーバークラッド層形成領域19aが形成される。
【0038】そして図5(e)に示すように、SiO2
膜6を選択成長用マスクとして減圧有機金属気相成長法
によって、p型InPオーバークラッド層7,7a(キ
ャリア濃度1×1018cm-3、厚さ1.5μm)、およ
びp型InGaAs電極層8,8a(キャリア濃度1×
1018cm-3、厚さ0.5μm)からなる積層体を選択
成長によって形成し、第1電流注入領域20および第2
電流注入領域20aを形成する。
【0039】最後に素子上面にp型電極9,p型電極9
aおよびn型InP基板1の裏面全面にn型電極10を
形成し、個々のレーザチップに切り出し、図4に示すよ
うな構造のレーザを得る。
【0040】第1電流注入領域20および第2電流注入
領域20aのp型電極間に10V印加したときのリーク
電流から求めた分離抵抗は10MΩであり、本実施例に
より十分な電極間抵抗を確保することができた。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、クラッ
ド層および電極層からなる適当な幅の積層体を形成する
ことで、素子の直列抵抗の低い高抵抗層埋め込み構造半
導体レーザを製作することができる。
【0042】このため、半絶縁性高抵抗層からなる埋め
込み層の厚みは薄くてもよくなり、厚い埋め込み層の形
成に必要であった庇を備えたマスクの作製といった複雑
なプロセスが省略され、素子作製が容易になるとともに
素子作製における庇の破損といった問題がなくなり、素
子作製歩留りが著しく向上するという効果がある。
【0043】さらに本発明では、高抵抗埋め込み層形成
の際、メサストライプ上に電極分離領域に相当する部分
のマスクを除去することで、埋め込み層の形成と電極間
分離層の形成を同時に実現できる。これにより、電極間
の分離抵抗が大きな素子を簡便なプロセスによって作製
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である高抵抗埋め込み構造半
導体レーザの断面図である。
【図2】図1の高抵抗埋め込み構造半導体レーザの表面
を平坦化した実施例を示す断面図である。
【図3】図1の高抵抗埋め込み構造半導体レーザの製造
工程の各段階のおける製品の構造を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す積層体が2つの領域
に分かれた高抵抗埋め込み構造半導体レーザの斜視図で
ある。
【図5】図4の高抵抗埋め込み構造半導体レーザの製造
工程の各段階のおける製品の構造を示す斜視図である。
【図6】従来の素子上面の全面にクラッド層と電極層を
有した高抵抗埋め込み構造半導体レーザの断面図であ
る。
【図7】図6の高抵抗埋め込み構造半導体レーザを複数
の電極を有する素子に適用した場合の素子構造を示す斜
視図である。
【図8】従来のメサストライプ内にクラッド層と電極層
を有した高抵抗埋め込み構造半導体レーザの断面図であ
る。
【図9】平坦化埋め込み成長のために必要な庇を備えた
マスクを有するメサストライプを示す断面図である。
【符号の説明】
1 n型InP基板 2 n型InPバッファ層 3 活性層 4 p型InPクラッド層 5 半絶縁性InP電流阻止層 6 SiO2膜 7 p型InPオーバークラッド層 8 p型InGaAs電極層 9 p型電極 10 n型電極 14 メサストライプ 16 積層体
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月16日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 半導体レーザおよびその製造
方法

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型を有する(100)結晶面
    の半導体基板と、前記半導体基板上に配置され、第1の
    導電型を有するバッファ層,活性層,および第2の導電
    型を有するクラッド層を含みストライプ状に形成された
    メサストライプと、前記メサストライプの両側面に配置
    され半絶縁性高抵抗層を有する電流阻止層とを有する半
    導体レーザにおいて、 前記メサストライプの上面に、メサストライプに沿って
    配置されメサストライプよりも幅の広い第2の導電型を
    有するクラッド層と電極層とからなるストライプ状の積
    層体を備え、 前記積層体の側面が(111)結晶面から構成され、基
    板に向かって裾広がりの形状を呈したことを特徴とする
    半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 前記ストライプ状の積層体が前記メサス
    トライプの上面に配置された半絶縁性高抵抗層からなる
    電極分離層によって、少なくとも2つ以上の領域に分離
    されていることを特徴とする請求項1記載の半導体レー
    ザ。
  3. 【請求項3】 第1の導電型を有する(100)結晶面
    の半導体基板上に少なくとも第1の導電型を有するクラ
    ッド層,活性層,および第2の導電型を有するクラッド
    層をこの順に積層して形成する工程と、 この積層した上に所定の形状の第1のマスクを形成する
    工程と、 前記第1のマスクを介して前記積層体を少なくとも前記
    活性層までエッチングしてメサストライプを形成する工
    程と、 前記メサストライプの両側面を半絶縁性高抵抗半導体層
    を有する電流阻止層によって埋め込む工程と、 前記第1のマスクを除去する工程と、 前記電流阻止層上の一部に第2のマスクを形成する工程
    と、 前記第2のマスクを選択成長用マスクとして、第2の導
    電型を有するクラッド層と電極層からなる積層体を選択
    成長によって形成する工程とを有することを特徴とする
    半導体レーザの製造方法。
  4. 【請求項4】 第1の導電型を有する(100)結晶面
    の半導体基板上に少なくとも第1の導電型を有するクラ
    ッド層,活性層,および第2の導電型を有するクラッド
    層をこの順に積層して形成する工程と、 この積層した上に所定の形状の第1のマスクを形成する
    工程と、 前記第1のマスクを介して、前記積層を少なくとも前記
    活性層までエッチングしてメサストライプを形成する工
    程と、 前記第1のマスクの一部を除去し、半導体表面を露出さ
    せ電極間分離層形成領域を形成する工程と、 前記メサストライプの両側面を半絶縁性高抵抗半導体層
    を有する電流阻止層によって埋め込むとともに、前記メ
    サストライプの上面に形成された電極間分離層形成領域
    に半絶縁性高抵抗層を形成する工程と、 前記第1のマスクを除去する工程と、 前記電流阻止層上並びに電極間分離層上の一部に第2の
    マスクを形成する工程と、 前記第2のマスクを選択成長用マスクとして第2の導電
    型を有するクラッド層と電極層からなる積層体を選択成
    長によって形成する工程とを有することを特徴とする半
    導体レーザの製造方法。
JP34415691A 1991-12-03 1991-12-03 半導体レーザおよびその製造方法 Pending JPH05160506A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5889913A (en) * 1995-03-15 1999-03-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical semiconductor device and method of fabricating the same
JP2019192879A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 光半導体素子およびその製造方法ならびに光集積半導体素子およびその製造方法
WO2021200549A1 (ja) * 2020-04-02 2021-10-07 浜松ホトニクス株式会社 量子カスケードレーザ素子及び量子カスケードレーザ装置
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