JPH0515966Y2 - - Google Patents

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JPH0515966Y2
JPH0515966Y2 JP1986078934U JP7893486U JPH0515966Y2 JP H0515966 Y2 JPH0515966 Y2 JP H0515966Y2 JP 1986078934 U JP1986078934 U JP 1986078934U JP 7893486 U JP7893486 U JP 7893486U JP H0515966 Y2 JPH0515966 Y2 JP H0515966Y2
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spray head
locking piece
spray
notch
cylindrical body
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエアゾール等の噴霧容器の安全ヘツド
に関する。
〔従来の技術〕 従来、噴霧容器の安全キヤツプとして実公昭56
−7338号公報或は実公昭57−9268号公報があり、
さらに、特開昭49−8814号公報がある。前記実公
昭56−7338号公報のものは、第4図に示すよう
に、外キヤツプ27の天板にコ字形のスリツト3
4を入れて摺動自在の押板35を形成し、この押
板35を押圧してその下側にある噴霧ヘツド16
を押し、ノズル23より噴霧するものであり、そ
して、噴霧しないときは、第5図に示すように、
外キヤツプ27を筒状体7に対して90度回動さ
せ、外キヤツプ27の押板35が筒状体7の頂部
33に当接して揺動できないようにし、噴霧ヘツ
ド16が押されないようにしたものである。
また、実公昭57−9268号公報のものは、第6図
に示すように噴霧ヘツド16をキヤツプ本体38
の開閉蓋39で覆い、使用時には開閉蓋39を開
いて噴霧ヘツド16を押圧し、不使用時には開閉
蓋39を閉ざし、噴霧ヘツド16が押されないよ
うにしたものである。
さらに、前記特開昭49−8814号公報に記載され
た安全装置を備えたバルブ押圧装置は、非作動位
置に回動された押ボタンが、小さな力では作動位
置に回動できないように、固定部の周壁内面に小
突起を設け、この小突起に、押ボタンの外周の一
側に設けた小突起が当接して押ボタンの回動を抑
制するように形成している。
そして、前記押ボタンの外周下部には、前記固
定部の周壁内面に当接する数個の凸部を設け、前
記押ボタンを中心に位置決めするように形成して
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図・第5図に示される従来のものは、外キ
ヤツプ27を回動させて噴霧ヘツド16を作動で
きる状態或は作動しない状態にすることができて
便利である。しかしながら、噴霧ヘツド16は押
板35を介して押圧するようになつているので、
噴霧ヘツド16を押すのに大きな力を必要とす
る。そこで、押し易くするため押板35を柔らか
くすると、外キヤツプ27を噴霧ヘツド16が作
動できない状態に回動しておいた場合でも、押板
35に大きな外力が働いた場合には押板35が屈
曲し噴霧ヘツド16を作動させてしまう虞れがあ
る。
また、第6図に示される従来のものは、噴霧ヘ
ツド16を作動できる状態にし易いが、反面幼児
等にも操作できることとなり、さらに、噴霧時に
開閉蓋39が邪魔になることがある。
さらに、特開昭49−8814号公報に記載されたバ
ルブ押圧装置の安全装置は、非作動位置に回動し
た押ボタンを小突起を設けて、小さな力では作動
位置に回動できないように係合してあり、安全装
置として優れている。
しかしながら、前記特開昭49−8814号公報に記
載されたものは、回動を抑制する小突起を、押ボ
タンの外周の一側に設けているので、押ボタンを
固定部の周壁内面の中心位置に保持するために、
前記押ボタンの前記小突起を設けた部分の反対側
に、数個の凸部を設けて押ボタンが片寄らないよ
うにしているので構成が複雑となる。
そして、前記押ボタンの回動を抑制する、押ボ
タンの小突起の突出長さも、前記押ボタンの反対
側に設けた数個の凸部の突出長さを考慮して、固
定部の周壁内面に設けた小突起に適度に係合する
ように形成しなければならないので、前記押ボタ
ンの小突起の突出長さを適正なものに形成するこ
とは難しいことである。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
噴霧ヘツドの望まない作動を確実に阻止でき、か
つ、操作のし易い噴霧容器の安全ヘツドを、その
成形が容易にできる構成とすることを技術的課題
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は噴霧容器1の頂部縁3に嵌着されるべ
き嵌着用突部8を、筒状体7の下縁に設け、この
筒状体7の上縁開口部9には内方に突出する係止
片10を設けるとともに、この上縁開口部9に噴
霧ヘツド16の環状壁17を嵌入し、そして、こ
の環状壁17には前記係止片10が上下摺動自在
に嵌入される切欠き18を設けて噴霧ヘツド16
が前記上縁開口部9内で上下摺動できるように形
成し、また、前記切欠き18の中途より前記係止
片10が嵌入できる横方向の切欠き19を設けて
筒状体7と噴霧ヘツド16が相互に回動できるよ
うに形成するとともに、切欠き19の上縁に係止
片当接部20を形成し、さらに、前記横方向の切
欠き19の入口側には、係止片押さえ21を突設
し、そして、噴霧ヘツド16の側部に開口させた
ノズル23を噴霧ヘツド16の中央部に垂下して
設けた噴出管嵌着用孔24に連通させて噴霧容器
の安全ヘツドとした。
〔作用〕
本考案の噴霧容器の安全ヘツドの筒状体7を噴
霧容器1の頂部縁3に嵌着し、噴霧ヘツド16の
横方向の切欠き19内に、筒状体7の係止片10
が嵌入している噴霧ヘツド16を回動させると、
係止片押さえ21が係止片20に当接し、噴霧ヘ
ツド16の回動を抑制するが、さらに強く噴霧ヘ
ツド16を回動させると、係止片押さえ21は撓
んで、係止片10を乗り越える。
そこで、切欠き18に筒状体7の係止片10が
一致するように、噴霧ヘツド16と筒状体7を相
互に回動させ、噴霧ヘツド16を押圧すると噴出
管4が図示してない弁を開き噴霧容器1内の液を
ノズル23より噴霧する。次に、噴霧ヘツド16
の横方向の切欠き19内に筒状体7の係止片10
が位置するように、噴霧ヘツド16を筒状体7を
相互に回動させると、係止片押さえ21が係止片
20に当接し、噴霧ヘツド16の回動を抑制する
が、さらに強く噴霧ヘツド16を回動させると、
係止片押さえ21は係止片10を乗り越える。
そして、係止片10が横方向の切欠き19内に
位置し、噴霧ヘツド16を押圧しても係止片当接
部20が係止片10に当接して噴霧ヘツド16は
下方に摺動せず、内容液は噴霧されない。
〔実施例〕
第1図・第2図は本考案の一実施例の噴霧容器
の安全ヘツドと、それが装着される噴霧容器を示
すものであり、噴霧容器1は口部に頂板2が巻き
締めて取り付けられ、頂部縁3を形成しており、
頂板2には弁(図示しない)と噴出管4が取り付
けられている。
本考案の筒状体7は下縁に嵌着用突部8が設け
られ、上縁は下縁より縮小されて上縁開口部9と
なり、そして、上縁開口部9には直径方向に係止
片10が設けられ、係止片10の中央部には嵌入
孔11が形成されており、上縁外周には嵌合用突
条12が設けられ、筒状体7の外周には位置合せ
用矢印13が設けられている。この筒状体7の上
縁開口部9に嵌入される噴霧ヘツド16の環状壁
17には前記係止片10が上下摺動自在に嵌入さ
れる切欠き18が設けられ、噴霧ヘツド16が前
記上縁開口部9内で上下摺動できるように形成さ
れている。また、前記切欠き18の中途より前記
係止片10が嵌入できる横方向の切欠き19が設
けられ、筒状体7と噴霧ヘツド16が相互に回動
できるように形成され、切欠き19の上縁には係
止片当接部20が形成され、係止片当接部20の
入口側に係止片押さえ21が突設され、さらに、
噴霧ヘツド16の側部に噴霧管22が突設され、
この噴霧管22のノズル23は、噴霧ヘツド16
の中央部に垂下して設けた噴出管嵌着用管の噴出
管嵌着用孔24に連通しており、この噴出管嵌着
用管は前記筒状体7の嵌入孔11に嵌入される。
そして、噴霧ヘツド16に外嵌されるそとキヤツ
プ27には上部に噴霧ヘツド押圧用の開口29が
設けられ、側部に噴霧管22突出用の窓孔30が
形成され、下縁に嵌着用突出部28が設けられて
いる。
なお、この外キヤツプ27は噴霧ヘツド16の
保護に役立つが、必ずしも必要なものではない。
第3図は他の実施例の筒状体7を示すものであ
り、上縁開口部9に短く形成された係止片10,
10が対設されている。
〔考案の効果〕
本考案は、噴霧ヘツド16の横方向の切欠き1
9に筒状体7の係止片10が嵌入すると、噴霧ヘ
ツド16の上下動が抑止される、そして、横方向
の切欠き19の入口側に係止片押さえ21が突設
してあり、この係止片押さえ21が前記係止片1
0に当接して、噴霧ヘツド16が非作動位置から
作動位置に移動するのを抑制しているものであ
る。
したがつて、本考案は、噴霧ヘツド16を非作
動位置に抑制する機構が、前記の如く係止片押さ
え21を突設するだけであり、きわめて簡単であ
る。
そして、前記係止片押さえ21が、係止片10
に当接して噴霧ヘツド16の回動を抑制する抑制
力の強さを、幼児等には回動できないが、成人に
は容易に回動できる抑制力を保持するように形成
することも、係止片押さえ21の形状と突出長さ
を考慮するだけで、他の事項を考慮する必要がな
いので、所望の抑制力を有する係止片押さえ21
を容易に成形できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の噴霧容器の安全ヘ
ツドと、それが装着される噴霧容器の分解斜視
図、第2図はその断面図、第3図は他の実施例の
部分図、第4図は従来例の作動可能状態の断面
図、第5図はその非作動状態の断面図、第6図は
他の従来例の断面図である。 1……噴霧容器、3……頂部縁、7……筒状
体、8……嵌着用突部、9……上縁開口部、10
……係止片、16……噴霧ヘツド、17……環状
壁、18……切欠き、19……切欠き、20……
係止片当接部、21……係止片押え、23……ノ
ズル、24……噴出管嵌着用孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 噴霧容器1の頂部縁3に嵌着されるべき嵌着用
    突部8を、筒状体7の下縁に設け、この筒状体7
    の上縁開口部9には内方に突出する係止片10を
    設けるとともに、この上縁開口部9に噴霧ヘツド
    16の環状壁17を嵌入し、そして、この環状壁
    17には前記係止片10が上下摺動自在に嵌入さ
    れる切欠き18を設けて噴霧ヘツド16が前記上
    縁開口部9内で上下摺動できるように形成し、ま
    た、前記切欠き18の中途より前記係止片10が
    嵌入できる横方向の切欠き19を設けて筒状体7
    と噴霧ヘツド16が相互に回動できるように形成
    するとともに、切欠き19の上縁に係止片当接部
    20を形成し、さらに、前記横方向の切欠き19
    の入口側には、係止片押さえ21を突設し、そし
    て、噴霧ヘツド16の側部に開口させたノズル2
    3を噴出ヘツド16の中央部に垂下して設けた噴
    霧管嵌着用孔24に連通させた噴霧容器の安全ヘ
    ツド。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498814A (ja) * 1972-05-24 1974-01-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5237292Y2 (ja) * 1973-02-15 1977-08-25

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JPS498814A (ja) * 1972-05-24 1974-01-25

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