JPH0515943Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0515943Y2
JPH0515943Y2 JP1989001148U JP114889U JPH0515943Y2 JP H0515943 Y2 JPH0515943 Y2 JP H0515943Y2 JP 1989001148 U JP1989001148 U JP 1989001148U JP 114889 U JP114889 U JP 114889U JP H0515943 Y2 JPH0515943 Y2 JP H0515943Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
stirring tank
mechanical seal
shaft sealing
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989001148U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0295538U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989001148U priority Critical patent/JPH0515943Y2/ja
Publication of JPH0295538U publication Critical patent/JPH0295538U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0515943Y2 publication Critical patent/JPH0515943Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は撹拌機の撹拌翼を回転させる軸を回転
駆動し、この軸を前記撹拌槽に対してシールする
装置に関する。
(従来の技術〕 第3図に従来の撹拌機の縦断面図を示す。撹拌
槽101内の内容物を撹拌するために、撹拌槽1
01内には撹拌翼102が設けられている。この
撹拌槽102は撹拌槽101の天井部分から下方
に向つて貫通する軸103に継手104を介して
固設されている。この貫通部分において前記軸1
03を撹拌槽101に対してシールするために、
軸封装置105が撹拌槽101の上部に設けられ
ている。この軸封装置105は、例えばシールオ
イルを用いたメカニカルシールとして構成され
る。軸103の軸封装置105から上の部分は、
軸受ユニツト106に受けられ、さらに継手10
7を介して変速機構及びモータ108に接続され
ている。これらの変速装置及びモータ108、軸
受ユニツト106、軸封装置105は軸受ハウジ
ング109を介して前記撹拌槽101に対し取付
けられている。
モータの駆動力は、変速機を介して軸103に
回転駆動力として伝えられ撹拌翼102を回転す
る。撹拌翼102の回転により、撹拌槽101内
の内容物は撹拌がおこなわれる。このとき軸封装
置105の働きによつて、内容物がたとえ液体で
あつも軸103を伝わつて撹拌槽101の外部に
洩れ出るということが防止される。
(考案が解決しようとする課題) 以上の従来技術の撹拌機によれば、撹拌槽10
1に対して軸封装置105、軸受ユニツト10
6、さらには変速機及びモータ108がいわばバ
ラバラに取付けられており、組立や分解の際に
は、これらのものを1つずつ組立又は別々に分解
する必要があり作業性が悪かつた。この作業性の
悪さは、変速機及びモータ等からなる駆動装置と
軸封装置が別々に設けられているためである。ま
た別々とすることにより全体が大形化しコンパク
トでなかつた。また大形化することにより装置全
体のコストも高いものとなつていた。
本考案は以上の問題点に鑑みてなされたもの
で、作業性を良くすることができ、コンパクトで
安価な撹拌機の駆動兼軸封装置を得ることを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、撹拌槽内の撹拌翼を回転させる軸
と、この軸を前記撹拌槽に対してシールする第1
のメカニカルシールと、この第1のメカニカルシ
ールを介して前記撹拌槽に接しシールされ前記軸
が貫通する軸封室と、この軸封室内で前記軸に固
設され作動流体を受けて回転する駆動羽根と、前
記軸を前記軸封室に対してシールする第2のメカ
ニカルシールと、を有し、メカニカルシールに用
いられるシールオイルは前記作動流体である撹拌
機の駆動兼軸封装置である。
(作用) 内部に駆動羽根を有する軸封室は、軸を回転さ
せる駆動装置とともに、撹拌槽の内容物が外部に
洩れ出ないようにする軸封装置を兼ねることにな
る。従つて、この2つの装置が別々に設けられる
従来技術に比べ、撹拌槽に対して取付ける際の組
立及び撹拌槽から取り外す際の分解の作業が容易
となる。また2つの装置がいわば一体化すること
により、装置全体もコンパクト化され安価とな
る。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図及び第2図において
説明する。尚、第1図は従来例を示す第3図の撹
拌槽1の天井部分より上方の部分を拡大して示す
ものであり、撹拌槽1及び撹拌翼2は従来と同様
である。すなわち図示しない撹拌槽内1の撹拌翼
を回転させる軸3は、第1のメカニカルシール1
1によつて撹拌槽1に対してシールされている。
また撹拌槽1の上部には軸封室壁12によつて囲
まれた軸封室13が接し、前記第1のメカニカル
シール11を介して撹拌槽1に対しシールされて
いる。この軸封室13内において、前記軸3に駆
動羽根14が固設されている。駆動羽根14は、
外部から送られてくる作動流体15を受けて回転
し、軸3を回転駆動する。尚、本実施例において
駆動羽根14は反動タービンの羽根である。軸3
は軸封室13内の軸受16によつても受けられて
いる。さらに軸3が軸封室13の上方の軸封室壁
を貫通する位置に第2のメカニカルシール17が
設けられ外部とシールされている。
2つのメカニカルシール11,17に用いられ
るシールオイルは、前記作動流体15と同一のオ
イルが用いられる。すなわち、作動流体15は駆
動羽根14を回転させた後、この駆動羽根14の
上下方向に存在する2つのメカニカルシール1
1,17へ送られ回転する軸3に対しシールオイ
ルとしての働きをした後、所定の出口18,19
を通つて外部へ流出する。
流出した作動流体15は、第2図に示すように
作動流体循環ユニツトへ回収され再び前記駆動羽
根14へ送られる。
本実施例のように内部に駆動羽根14を有する
軸封室13が、軸3を回転駆動する駆動装置と、
撹拌槽1内の内容物が軸3を通つて外部に洩れ出
ないようにする軸封装置との両方の装置の働きを
兼ねることにより、1つの装置で2つの働きをす
ることができ、組立や分解において取扱いが容易
となり、装置全体がコンパクト化でき安価にする
ことができる。すなわち、第1のメカニカルシー
ル11と第2のメカニカルシール17によつて軸
封室13をシールし軸封室13内の作動流体15
を閉じ込める。そして、同時に前記第1のメカニ
カルシール11は軸13を撹拌室1に対してシー
ルする働きも有する。さらには、回転駆動に用い
られる作動流体15がそのままシールオイルとし
て用いられる。これらのことにより駆動装置と軸
封装置がいわば一体化したものとなつているとい
える。この一体化により前記取扱いの容易さコン
パクト化等が図れる。
尚、本実施例においては駆動羽根は反動タービ
ンの羽根であつたが、他の実施例においてはスク
リユー羽根等を駆動羽根として用いてもよい。
(考案の効果) 本考案の撹拌機の駆動兼軸封装置によれば、1
つの装置で、撹拌翼の軸を回転駆動させる駆動装
置と、この軸を撹拌槽に対してシールする軸封装
置とを兼ねることができ、いわば2つの装置を一
体化できるので撹拌槽に対して取付けをおこなう
組立作業や取り外しをおこなう分解作業において
1つの装置として取扱え作業性が向上する。ま
た、一体化により装置をコンパクト化でき安価に
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の撹拌機の駆動兼軸封装置の一
実施例を示す縦断面図、第2図は第1図作動流体
の流れを示す回路図、第3図は従来の撹拌機全体
の縦断面図である。 符号の説明、1……撹拌槽、2……撹拌翼、3
……軸、4……継手、5……軸封装置、6……軸
受ユニツト、7……継手、8……変速機及びモー
タ、9……ハウジング、11……第1のメカニカ
ルシール、13……軸封室、14……駆動羽根、
15……作動流体、16……軸受、17……第2
のメカニカルシール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 撹拌槽内の撹拌翼を回転させる軸と、この軸を
    前記撹拌槽に対してシールする第1のメカニカル
    シールと、この第1のメカニカルシールを介して
    前記撹拌槽に接しシールされ前記軸が貫通する軸
    封室と、この軸封室内で前記軸に固設され作動流
    体を受けて回転する駆動羽根と、前記軸を前記軸
    封室に対してシールする第2のメカニカルシール
    と、を有し、メカニカルシールに用いられるシー
    ルオイルは前記作動流体である撹拌機の駆動兼軸
    封装置。
JP1989001148U 1989-01-11 1989-01-11 Expired - Lifetime JPH0515943Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989001148U JPH0515943Y2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989001148U JPH0515943Y2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0295538U JPH0295538U (ja) 1990-07-30
JPH0515943Y2 true JPH0515943Y2 (ja) 1993-04-27

Family

ID=31200783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989001148U Expired - Lifetime JPH0515943Y2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515943Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2011206942B2 (en) * 2010-08-13 2016-07-28 Allerion Oilfield Services Inc. Mixer nozzle assembly

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923444A (ja) * 1982-07-30 1984-02-06 Hitachi Ltd 走査型反射電子回折顕微装置
JPS6056344A (ja) * 1983-09-07 1985-04-01 Hitachi Ltd 走査型反射電子回折顕微装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923444A (ja) * 1982-07-30 1984-02-06 Hitachi Ltd 走査型反射電子回折顕微装置
JPS6056344A (ja) * 1983-09-07 1985-04-01 Hitachi Ltd 走査型反射電子回折顕微装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0295538U (ja) 1990-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI20050923A (fi) Vaahdotuslaitteen lisäsekoitin
EP3119506B1 (en) System, container, device and method for mixing
JPH0515943Y2 (ja)
JPH0516293B2 (ja)
CN108273459A (zh) 一种具有自清功能化学反应搅拌装置
CN210715952U (zh) 双驱动集装式机械密封装置
CN215139329U (zh) 一种便于拆卸的磁力搅拌罐磁力头
JPH0427896B2 (ja)
CN212855787U (zh) 一种化学制品生产用搅拌装置
CN209005747U (zh) 一种搅拌器可靠升降的反应釜
US3160400A (en) Mixing machines
JP3653553B2 (ja) 溶剤等の攪拌・脱泡用装置を用いた溶剤等の被充填容器への充填方法、及び該充填時に用いるアダプター
KR200184538Y1 (ko) 교반장치의 임펠러
JPS643472Y2 (ja)
JPS61287432A (ja) 管路攪拌装置
JP2002204936A (ja) 磁石を用いた攪拌機軸カップリング及び攪拌槽
KR100456735B1 (ko) 정역 교반장치
CN216172249U (zh) 一种基于化学废料处理的化工反应釜
CN220238566U (zh) 一种反应釜的传动机构
CN2065098U (zh) 磁力搅拌桶
CN215822834U (zh) 便于维修潜水搅拌机
CN212263105U (zh) 一种四联搅拌机装置
CN211612447U (zh) 一种化工生产搅拌釜
CN207786452U (zh) 一种搅拌机
JPH0454810Y2 (ja)