JPS643472Y2 - - Google Patents

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JPS643472Y2
JPS643472Y2 JP1985052187U JP5218785U JPS643472Y2 JP S643472 Y2 JPS643472 Y2 JP S643472Y2 JP 1985052187 U JP1985052187 U JP 1985052187U JP 5218785 U JP5218785 U JP 5218785U JP S643472 Y2 JPS643472 Y2 JP S643472Y2
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JP
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pressure
shaft
stirrer
liquid
bearing box
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JP1985052187U
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JPS61171524U (ja
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、撹拌機における撹拌羽根駆動用の防
爆形回転駆動装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、各種の液体等を撹拌混合する撹拌機
として、液体を入れる缶の上部開口上にモータを
載置し、該モータから缶内へ延びる軸の下端に撹
拌羽根を取り付けてなり、モータの駆動に伴なう
撹拌羽根の回転により液体を撹拌するものが知ら
れている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この種撹拌機にあつて、前記液体の性質等によ
り爆発する危険性のある雰囲気で使用される機器
については、法令により、引火、爆発を避けるた
めの構造を備えることが義務づけられており、前
記モータに関し、この構造を備えた防爆形モータ
を使用すると、当該撹拌機のコストが高価になる
欠点を有している。またこの種撹拌機に一般的な
問題として、缶内からモータまで軸が貫通するた
め、缶内の液体等を封入する缶内側シールと大気
側シールの並設が必要となり、軸も細くなく、高
圧もかかることからシールトラブル発生の危険性
が高い欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は以上の点に鑑み、上記問題を一掃する
ことを目的として案出されたもので、この目的を
達成するため、モータにより回転する駆動羽根を
内装した駆動ポンプと、撹拌機本体に取り付けら
れ、該撹拌機の撹拌羽根に連なり被駆動羽根を備
えた軸を回動自在に軸支し、該軸に対して缶内側
シールを備えた軸受箱の間に、駆動力伝達用の流
体循環回路を設け、前記缶内側シールの両側の圧
力を均一にする均圧機構を付加し、該均圧機構と
して液体を収容した均圧缶を配置し、該均圧缶の
上部空間と前記撹拌機本体の缶内とを連続させ、
該均圧缶の前記液体の収容部と前記流体循環回路
の前記軸受箱から前記駆動ポンプへ向う部分とを
連続させたものである。
〔作用〕
上記構成を備える防爆形回転駆動装置は、撹拌
機本体の缶の上部開口上に軸受箱を設置し、該軸
受箱に軸支された軸の下端に撹拌羽根を連結する
もので、軸受箱に対し循環回路を介して接続した
駆動ポンプとモータを、撹拌機本体から適当に離
れた位置に設置する。しかしてモータを駆動して
駆動ポンプ内の駆動羽根を回転させると、この回
転トルクは、循環回路内における流体の強制循環
によつて軸受箱内の被駆動羽根に伝達され、軸を
介して撹拌羽根を回転させるようになる。また、
均圧機構により缶内側シールの両側の圧力は均一
となる。そして、均圧機構として液体を収容した
均圧缶を配置し、均圧缶の上部空間と撹拌機本体
の缶内とを連続させ、均圧缶の液体の収容部と流
体循環回路の軸受箱から駆動ポンプへ向う部分と
を連続させたので、缶内側シールの両側に圧力差
が生じるとこの状態はただちに修正されて均一な
圧力状態がもたらされる。
〔実施例〕
つぎに本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
一部を図示した撹拌機本体の缶1の上部に開口
2が設けられ、該開口2の上端周縁上に軸受箱3
が気密的に設置されている。全体的に略筒状を呈
し、上端を閉塞4され、下端にフランジ5を備え
たこの軸受箱3内には、軸受6,7を介して軸8
が回転自在に懸吊軸支されており、その下端は缶
1内に達してカツプリング9により図示しない撹
拌羽根を備えた軸10に接続されている。符号1
1は前者軸8に取り付けられた被駆動羽根、12
は缶内側シールを示し、このシール12によつて
缶1内空間と軸受箱3内の空間は相互に遮断され
ている。
符号13は駆動羽根14を内装した駆動ポンプ
を示し、駆動羽根14を取り付けた軸15の一端
がポンプケースから外方へ突出してカツプリング
16によりモータ17の駆動軸18に接続されて
いる。19はシールである。
前記軸受箱3と駆動ポンプ13にはそれぞれ一
対の出入力ポート20,21,22,23が設け
られている。駆動ポンプ13の出力ポート22は
軸受箱3の入力ポート21へ、軸受箱3の出力ポ
ート20は駆動ポンプ13の入力ポート23へ接
続配管24,25され、軸受箱3および駆動ポン
プ13の内部空間を含めて液体を封入した循環回
路26が構成されている。
また缶1の周壁にポート27が付され、該ポー
ト27から延びる配管28が均圧缶29の上端に
接続開口している。前記循環回路26に封入され
た液体と同種の液体を入れられたこの均圧缶29
からは、前記循環回路26に該液体を給排する配
管30が延び、また缶29内にはレベルスイツチ
31,32が設けられている。
上記構成になる防爆形回転駆動装置において、
モータ17を駆動すると、その回転トルクは、ま
ず駆動軸18、カツプリング16および軸15を
介して駆動羽根14に伝えられて該羽根14を回
転させ、該回転によつて循環回路26内の液体を
矢示方向に強制循環させる。この液体の循環によ
り被駆動羽根11が回転せしめられ、カツプリン
グ9を介して接続された両軸8,10の回転によ
り図示しない撹拌羽根を回転させて缶1内の被撹
拌液体を撹拌する。
また前記均圧缶29とこれに付属する配管2
8,30等は、軸受箱3に内装した缶内側シール
12により遮断された缶1内と軸受箱3内の両圧
力すなわち缶1の内圧と循環回路26の圧力を均
一に保つて缶内側シール12の負担を軽減する均
圧機構を構成する。すなわち、今、缶1内の圧力
が上昇したと仮定すると、この圧力がポート27
から配管28を伝つて均圧缶29の上部に通じ、
缶1内圧力と循環回路26の圧力が均衡するま
で、配管30を通して液体を循環回路26へ送給
すべく均圧缶29内のレベル(水位)を押し下げ
る。レベルスイツチ31,32は、この液体のレ
ベルを監視するもので、均圧缶29内の液体が減
量したときに、補給ポンプ33を働かせ、タンク
34から自動的に液体を補給する。
上記構成の防爆形回転駆動装置は、撹拌機本体
の缶1に軸受箱3を取り付け、駆動ポンプ13と
モータ17を該本体に対して離間配置するもので
ある。したがつてこの駆動ポンプ13とモータ1
7を防爆指定範囲の外に設置することにより、モ
ータ17等駆動部自体を防爆形にせずとも全体的
に防爆形の装置を構成し、高価な防爆形モータを
使用しない低コストの装置を提供することができ
る。また前記モータ17等の駆動部と撹拌羽根
を、直接、軸にて連結せず、上端を閉塞4した軸
受箱3を設置する構成であるため、大気側シール
が不要となり、その構造を簡略化することができ
る。駆動ポンプに内装されるシール19は、軸
8,5の径寸の比較から小径のものを使用でき、
作動条件が楽でPV値が小さく、安全に運転でき
るものである。
〔考案の効果〕
本考案の撹拌機の防爆形回転駆動装置は、以上
説明したように、駆動部分たる駆動ポンプと撹拌
羽根を支持する軸受箱を有し、これに内装した駆
動羽根と被駆動羽根を循環回路を流れる液体の強
制循環によつて連関作動せしめるように構成し、
缶内側シールの両側の圧力を均一にする均圧機構
を付加したので、従来の防爆形装置における問題
点を一掃することができる。そして、この均圧機
構により缶内側シールの両側に圧力差が生じると
この状態はただちに修正されて均一な圧力状態が
もたらされるので、シールトラブルの発生は効果
的に防止させる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係る撹拌機の防爆形
回転駆動装置の配管系統を付した断面図である。 1……缶、3……軸受箱、6,7……軸受、
8,10,15,18……軸、11……被駆動羽
根、12……缶内側シール、13……駆動ポン
プ、14……駆動羽根、17……モータ、24,
25,28,30……配管、26……循環回路、
29……均圧缶。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータにより回転する駆動羽根を内装した駆動
    ポンプと、撹拌機本体に取り付けられ、該撹拌機
    の撹拌羽根に連なり被駆動羽根を備えた軸を回動
    自在に軸支し、該軸に対して缶内側シールを備え
    た軸受箱の間に、駆動力伝達用の流体循環回路を
    設け、前記缶内側シールの両側の圧力を均一にす
    る均圧機構を付加し、該均圧機構として液体を収
    容した均圧缶を配置し、該均圧缶の上部空間と前
    記撹拌機本体の缶内とを連続させ、該均圧缶の前
    記液体の収容部と前記流体循環回路の前記軸受箱
    から前記駆動ポンプへ向う部分とを連続させたこ
    とを特徴とする撹拌機の防爆形回転駆動装置。
JP1985052187U 1985-04-10 1985-04-10 Expired JPS643472Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985052187U JPS643472Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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JP1985052187U JPS643472Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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Publication Number Publication Date
JPS61171524U JPS61171524U (ja) 1986-10-24
JPS643472Y2 true JPS643472Y2 (ja) 1989-01-30

Family

ID=30571915

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JP1985052187U Expired JPS643472Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6815014B1 (ja) * 2020-06-04 2021-01-20 株式会社三栄商会 攪拌装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5020216A (ja) * 1973-06-26 1975-03-04

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JPS5020216A (ja) * 1973-06-26 1975-03-04

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JPS61171524U (ja) 1986-10-24

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