JPH05159428A - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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Publication number
JPH05159428A
JPH05159428A JP3327724A JP32772491A JPH05159428A JP H05159428 A JPH05159428 A JP H05159428A JP 3327724 A JP3327724 A JP 3327724A JP 32772491 A JP32772491 A JP 32772491A JP H05159428 A JPH05159428 A JP H05159428A
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JP
Japan
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accessor
drive
optical disk
unloading
command
Prior art date
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Pending
Application number
JP3327724A
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English (en)
Inventor
Akira Hayakawa
明 早川
Teruji Yamakawa
輝二 山川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to JP3327724A priority Critical patent/JPH05159428A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライブから収納棚まで記憶媒体の退避に要
する時間を短縮する。 【構成】 ドライブコントローラ18からアンローディ
ングの指示を受けた光ディスクドライブ14Ai のコン
トロール部141は光ディスクカートリッジのアンロー
ディングを開始させると同時に、アンローディングを開
始したことをアクセサ16Aのコントロール部161を
介してアクセサコントローラ20Aのコントロール部2
00に通知する。該通知を受けたコントロール部200
は光ディスクドライブ14Ai の前への移動をアクセサ
に指示し、該指示に従いアクセサ16Aのコントロール
部161は光ディスクドライブ14Ai の前への移動を
開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多数の記憶媒体を自動交
換してデータの記録や再生を行えるようにしたライブラ
リ装置に係わり、特に光ディスクカートリッジ,磁気テ
ープカートリッジ等をドライブから収納棚に退避する際
の時間短縮を図った光ディスクライブラリ装置,磁気テ
ープライブラリ装置等のライブラリ装置に関する。
【0002】コンピュータシステムでは、外部記憶装置
の1つである磁気ディスク装置に大容量なデータを格納
しておき、必要に応じて主記憶装置に取り込み、利用す
るようにしている。磁気ディスク装置のデータのバック
アップには、従来、オープンリール式の磁気テープ装置
を用いていたが、データ量の増大に伴い、磁気テープの
掛け換えなどに要する作業負担の増大が限界に達してい
た。そこで、光ディスクカートリッジ,磁気テープカー
トリッジ等の多数の記憶媒体を自動交換して大量のデー
タの記録や再生を行えるようにした光ディスクライブラ
リ装置,磁気テープライブラリ装置等のライブラリ装置
が脚光を浴びるようになってきた。
【0003】ライブラリ装置では、収納棚からの記憶媒
体の取り出しとドライブまでの搬送及び投入、ドライブ
における記憶媒体のローディングとアンローディング、
ドライブからの記憶媒体の排出と収納棚への搬送及び格
納が上位装置の指示に基づいて自動的になされる。これ
ら記憶媒体の移動に関する動作を如何に効率的に行うか
がライブラリ装置の稼働効率、ひいてはコンピュータシ
ステム全体の稼働効率を向上させるために極めて重要で
ある。本発明はかかる要請に応えるべくなされたもの
で、特に、ドライブから収納棚への記憶媒体の退避に要
する時間の短縮化を図るものである。
【0004】
【従来の技術】光ディスクライブラリ装置や磁気テープ
ライブラリ装置などのライブラリ装置は、多数の記憶媒
体を自動交換しながら大量のデータを記録・再生できる
ようにしたもので、コンピュータシステムにおける磁気
ディスク装置のバックアップや磁気ディスク装置に対す
る2次記憶装置といった形態で用いられている。ライブ
ラリ装置の記憶媒体は光ディスクカートリッジや磁気テ
ープカートリッジなどのカートリッジタイプとされて、
小型で取り扱い易くできており、収納、搬送、ローディ
ング/アンローディング等、装置内での移動が全て自動
的に行えるようになっていることから、従来のオープン
リール形磁気テープなどのように人手で記憶媒体の掛け
換え等の作業をする必要がなく、運用の容易性から、需
要が急速に高まってきている。
【0005】従来の光ディスクライブラリ装置の全体構
成を図5に示す。10は光ディスクライブラリ装置であ
り、上位装置(ホスト)30によって運用される。12
は多数の光ディスクカートリッジを個別に収納するため
の多数のセル(各セルの場所はx,y座標で指定)を有
する収納棚、141 〜14n は個別に、光ディスクカー
トリッジの記録・再生やローディング/アンローディン
グを行う光ディスクドライブ、140はローディング機
構部、16は収納棚と各光ディスクドライブの間で光デ
ィスクカートリッジの搬送を行うアクセサ、160は可
動部、18は上位装置の指令に従い各光ディスクドライ
ブを個別に制御して所定の動作を行わせたり、上位装置
と各光ディスクドライブとの間で記録・再生データを授
受する際のバッファの役目をするドライブコントロー
ラ、20は上位装置の指令に従いアクセサを制御し、光
ディスクカートリッジの搬送動作を行わせるアクセサコ
ントローラである。
【0006】図6は光ディスクドライブ14i から収納
棚12の所定のセル(xj ,yk )まで、光ディスクカ
ートリッジの退避処理を示す流れ図であり、図7は退避
動作と時間経過の関係を示す説明図である。上位装置3
0は、光ディスクドライブ14i に装填されていた光デ
ィスクカートリッジを収納棚12のセル(xj ,yk
に退避させる場合、まず、光ディスクドライブ14i
対象とするアンローディングコマンドをドライブコント
ローラ18に与え、該コマンドを受けたドライブコント
ローラ18は光ディスクドライブ14i にアンローディ
ングを指示する。アンローディングを指示された光ディ
スクドライブ14i はローディング機構部140を作動
させてそれまで自身に装填されていた光ディスクカート
リッジのアンローディング動作を開始し、完了したなら
ばアンローディング完了通知をドライブコントローラ1
8に対して行う。ドライブコントローラ18は上位装置
30にアンローディング完了通知を返す。
【0007】アンローディング完了通知により、光ディ
スクカートリッジのアンローディング完了を確認した上
位装置30は、次に、光ディスクドライブ14i でアン
ローディングされた光ディスクカートリッジを収納棚1
2の所定のセル(xj ,yk )へ退避することを内容と
するカートリッジ退避コマンドをアクセサコントローラ
20に与え、該コマンドを受けたアクセサコントローラ
20はアクセサ16に光ディスクドライブ14i への移
動、光ディスクカートリッジの受け取り、収納棚12の
所定のセル(xj ,yk )への搬送と格納を内容とする
カートリッジ退避指示を与える。この指示に従い、アク
セサ16は可動部160を作動させて現在ポジションか
ら移動し、光ディスクドライブ14i の前に位置付け
し、位置付けが完了したところでアンローディングされ
ている光ディスクカートリッジを受け取り、続いて、収
納棚12へ搬送し、所定のセル(xj ,yk )に投入さ
せて格納を行う。格納が完了したところで、アクセサ1
6はカートリッジ退避完了通知をアクセサコントローラ
20に行い、アクセサコントローラ20は上位装置30
にカートリッジ退避完了通知を返す。このカートリッジ
退避完了通知で上位装置30は、今回指示した光ディス
クカートリッジの退避が終了したことがわかり、次の処
理を進める。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の光ディスクカートリッジ退避処理では、光ディ
スクドライブ14i でのアンローディング動作、アクセ
サ16の現在ポジションから光ディスクドライブ14i
の前までの移動及び位置付け動作、光ディスクカートリ
ッジの受け取りと収納棚12への搬送及び所定セル(x
j ,yk )へ格納動作がシリアルになされるので(図7
参照)、アンローディングの所要時間をT 1 、アクセサ
16での光ディスクドライブ前への移動及び位置付けの
所要時間をT2 、光ディスクカートリッジの受け取り,
収納棚への搬送,セルへの格納の所要時間をT3 とする
と、アンローディング開始から光ディスクカートリッジ
の退避が完了するまでに要する退避時間Tは、 T=T1 +T2 +T3 となり、例えば、T1 ,T2 ,T3 の平均時間が、各
々、3秒,4秒,6秒とすると、平均で13秒もの時間
が掛かってしまう。
【0009】光ディスクライブラリ装置10では、収納
棚12と各光ディスクドライブ14 1 〜14n の間で、
何回となく光ディスクカートリッジが運搬されるので、
上述した退避時間Tが長いと、実際にデータの記録・再
生を行うことのできる時間が短くなってしまい、装置の
稼働効率が低くなってしまうという問題があった。以上
から本発明の目的は、ドライブから収納棚までの記憶媒
体の退避に要する時間を短縮できるライブラリ装置を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。10Aは光ディスクライブラリ装置であり、
上位装置30によって運用される。12は多数の光ディ
スクカートリッジを個別に収納するための多数のセル
(各セルの場所はx,y座標で指定)を有する収納棚、
14Ai は、光ディスクカートリッジの記録・再生やロ
ーディング/アンローディングを行う光ディスクドライ
ブ、16Aは収納棚と光ディスクドライブの間で光ディ
スクカートリッジの搬送を行うアクセサ、18は上位装
置の指令に従い光ディスクドライブを制御し、所定の動
作を行わせるドライブコントローラ、20Aは上位装置
の指令に従いアクセサを制御し、光ディスクカートリッ
ジの搬送動作を行わせるアクセサコントローラである。
141は光ディスクドライブに設けられたコントロール
部であり、アンローディング開始時にアンローディング
を開始したことをアクセサ16Aへ通知する。161は
アクセサに設けられたコントロール部であり、アンロー
ディング開始通知を受けると、アクセサコントローラ2
0Aへ光ディスクドライブ14i がアンローディングを
開始したことを通知する。200はアクセサコントロー
ラに設けられたコントロール部であり、アンローディン
グ開始の通知を受けると、アクセサに対し移動を指示す
る。
【0011】
【作用】上位装置30が光ディスクドライブ14i を対
象とするアンローディングコマンドをドライブコントロ
ーラ18に与えると、該コマンドを受けたドライブコン
トローラ18は光ディスクドライブ14Ai にアンロー
ディングを指示する。アンローディングを指示された光
ディスクドライブ14Ai はコントロール部141の制
御で光ディスクカートリッジのアンローディングを開始
させると同時に、アンローディングを開始したことをア
クセサ16Aに通知する。該通知を受けたアクセサ16
Aのコントロール部161はアクセサコントローラ20
Aへ光ディスクドライブ14Ai がアンローディングを
開始したことを通知する。該通知を受けたアクセサコン
トローラ20Aのコントロール部200は、アクセサ1
6Aに対し光ディスクドライブ14Ai の前への移動を
指示し、指示を受けたアクセサ16Aのコントロール部
161は光ディスクドライブ14Ai の前へ移動を開始
させる。
【0012】これにより、光ディスクドライブ14Ai
における光ディスクカートリッジのアンローディング動
作と平行してアクセサ16Aの移動を行うことができる
ので、アンローディング開始後、アクセサ16Aの光デ
ィスクドライブ14Ai に対する位置付けを完了するま
でに要する時間を短縮することができ、光ディスクドラ
イブから収納棚12への光ディスクカートリッジの退避
を効率的に行うことができる。
【0013】ドライブコントローラのコントロール部が
或る光ディスクドライブにアンロード指示を与えると
き、アクセサコントローラに当該光ディスクドライブに
アンローディング指示を与えたことを通知する。該通知
を受けたアクセサコントローラのコントロール部はアク
セサに対し、アンローディングの指示が与えられた光デ
ィスクドライブの前への移動を指示し、該指示を受けた
アクセサは移動を開始する。これにより、光ディスクド
ライブが複数台設けられていても、ドライブコントロー
ラとアクセサコントローラの間の1系統の通信だけで、
アンローディング動作と平行してアクセサの移動を行わ
せることができ、構成が簡単で済む。
【0014】
【実施例】図2は本発明の実施例構成図であり、図1と
同一部分には同一符号を付している。10Aは光ディス
クライブラリ装置であり、上位装置(ホスト)30によ
って運用される。12は多数の光ディスクカートリッジ
を個別に収納するための多数のセル(各セルの場所は
x,y座標で指定)を有する収納棚、14A1 〜14A
n は個別に、光ディスクカートリッジの記録・再生やロ
ーディング/アンローディングを行う光ディスクドライ
ブ、140はローディング機構部、141は光ディスク
ドライブに設けられたコントロール部であり、光ディス
クドライブの各部の制御を行う。16Aは収納棚と各光
ディスクドライブの間で光ディスクカートリッジの搬送
を行うアクセサ、160は可動部、161はアクセサに
設けられたコントロール部であり、アクセサ各部の制御
を行う。18は上位装置の指令に従い各光ディスクドラ
イブを個別に制御して所定の動作を行わせたり、上位装
置と各光ディスクドライブとの間で記録・再生データを
授受する際のバッファの役目をするドライブコントロー
ラ、20Aは上位装置の指令に従いアクセサを制御し、
所定の動作を行わせるアクセサコントローラ、200は
アクセサコントローラに設けられて、所定の制御を行う
コントロール部である。
【0015】各光ディスクドライブ14A1 〜14An
のコントロール部141は通信ラインを介してアクセサ
16Aのコントロール部161と接続されており、各
々、アンローディング開始時、アンローディングを開始
したことをアクセサ16A側に通知する。アクセサ16
Aのコントロール部161は該通知を受けると、通知を
発した光ディスクドライブの番号(1〜n)とともに、
アンローディング開始通知をアクセサコントローラ20
Aに対して行う。アクセサコントローラ20Aのコント
ロール部200は、アンローディング開始通知を受け、
或る光ディスクドライブがアンローディングを開始した
ことを確認すると、上位装置からカートリッジ退避コマ
ンドを受ける前であっても、直ちに、アクセサ16Aに
対し、アンローディングを開始した光ディスクドライブ
の前への移動を指示するようになっている。
【0016】図3は光ディスクライブラリ装置10Aに
よって実行される光ディスクドライブ14Ai から収納
棚12の所定のセル(xj ,yk )までの光ディスクカ
ートリッジの退避処理を示す流れ図であり、図4は退避
動作と時間経過の関係を示す説明図である。上位装置3
0は、光ディスクドライブ14Ai に装填されていた光
ディスクカートリッジを収納棚12のセル(xj
k )に退避させる場合、まず、光ディスクドライブ1
4Ai を対象とするアンローディングコマンドをドライ
ブコントローラ18に与え、該コマンドを受けたドライ
ブコントローラ18は光ディスクドライブ14Ai にア
ンローディングを指示する。アンローディングを指示さ
れた光ディスクドライブ14Ai のコントロール部14
1はローディング機構部140を作動させてそれまで自
身に装填されていた光ディスクカートリッジのアンロー
ディング動作を開始させると同時に、アンローディング
を開始したことをアクセサ16Aのコントロール部16
1に通知する。
【0017】該通知を受けたアクセサ16Aのコントロ
ール部161はアクセサコントローラ20Aに対し光デ
ィスクドライブ14Ai がアンローディングを開始した
ことを通知する。該通知によりアンローディングが開始
されたことを確認したアクセサコントローラ20Aのコ
ントロール部200は、アクセサ16Aに対し光ディス
クドライブ14Ai の前への移動を指示し、指示を受け
たアクセサ16Aのコントロール部161は可動部16
0を作動させて現在ポジションから光ディスクドライブ
14Ai の前へ移動し、位置付けを行う。光ディスクド
ライブ14Ai でのアンローディングが完了すると、コ
ントロール部141はアンローディング完了通知をドラ
イブコントローラ18に行い、ドライブコントローラ1
8は光ディスクドライブ14Ai のアンローディング完
了を上位装置30へ通知する。
【0018】アンローディング完了通知により、光ディ
スクカートリッジのアンローディング完了を確認した上
位装置30は、次に、光ディスクドライブ14Ai でア
ンローディングされた光ディスクカートリッジを収納棚
12の所定のセル(xj ,y k )へ退避することを内容
とするカートリッジ退避コマンドをアクセサコントロー
ラ20Aに与える。一方、アクセサ16Aの移動と位置
付けが完了すると、コントロール部161は移動完了通
知をアクセサコントローラ20Aに対して行い、移動完
了を確認したコントロール部200は、先に、上位装置
30から与えられたカートリッジ退避コマンドに従い、
収納棚12の所定のセル(xj ,yk )への搬送と光デ
ィスクカートリッジの格納を内容とするカートリッジ退
避指示をアクセサ16Aに与える。若し、アクセサ16
Aの移動、位置付けが早く終わり、まだ、上位装置30
からカートリッジ退避コマンドを受けていないときは、
該コマンドを受けてから退避指示をする。
【0019】カートリッジ退避指示を受けたアクセサ1
6Aのコントロール部161は可動部160を作動し
て、光ディスクカートリッジの受け取り、収納棚12へ
の搬送、所定セル(xj ,yk )への格納を行う。格納
が完了したところで、アクセサ16Aはカートリッジ退
避完了通知をアクセサコントローラ20Aに行い、アク
セサコントローラ20Aのコントロール部200は上位
装置30にカートリッジ退避完了通知を返す。このカー
トリッジ退避完了通知で上位装置30は、今回、指示し
た光ディスクカートリッジの退避が終了したことがわか
り、次の処理を進める。
【0020】例えば、上位装置30が収納棚12の或る
セル(xl ,ym )の光ディスクカートリッジを光ディ
スクドライブ14Aiにセットさせる場合、上位装置3
0はまずセル(xl ,ym)から光ディスクドライブ1
4Ai への搬送を内容とするコマンドをアクセサコント
ローラ20Aに与える。アクセサコントローラ20Aは
アクセサ16Aにセル(xl ,ym )から光ディスクド
ライブ14Ai への光ディスクカートリッジの搬送を指
示する。アクセサ16Aは、まず、収納棚12のセル
(xl ,ym )の前に移動及び位置付けし、移動が完了
したところで、光ディスクカートリッジを取り出し、次
に、光ディスクドライブ14Ai の前に移動及び位置付
けし、移動が完了したところで、移動完了通知をアクセ
サコントローラ20Aに行う。
【0021】移動完了通知を受けたアクセサコントロー
ラ20Aは上位装置30に移動完了を通知し、該通知か
ら移動が完了したことを確認した上位装置30は、光デ
ィスクドライブ14Ai を対象としたローディングコマ
ンドをドライブコントローラ18に与える。ドライブコ
ントローラ18は光ディスクドライブ14Ai にローデ
ィングを指示し、該指示を受けた光ディスクドライブ1
4Ai はアクセサ16Aが搬送してきた光ディスクカー
トリッジをローディングする。ローディングが完了すれ
ば、ローディング完了通知をドライブコントローラ18
に対して行い、通知を受けたドライブコントローラ18
は上位装置30にローディング完了通知を行う。この結
果、光ディスクドライブ14Ai でセル(xl ,ym
からロードした光ディスクカートリッジに対するデータ
の記録や再生が可能となる。
【0022】本実施例によれば、光ディスクドライブ1
4Ai が光ディスクカートリッジのアンローディングを
開始するとき、光ディスクドライブ14Ai のコントロ
ール部141が、アンローディングの開始をアクセサ1
6Aのコントロール部161を介してアクセサコントロ
ーラ20Aのコントロール部200に通知し、該通知を
受けたコントロール部200がアクセサ16Aに対し光
ディスクドライブ14Ai の前への移動を指示し、該指
示を受けたアクセサ16Aが直ちに移動を開始して、光
ディスクドライブ14Ai の前に移動し位置付けするよ
うにしたので、光ディスクドライブ14Ai でのアンロ
ーディング動作と平行してアクセサ16Aの移動を行う
ことができ、アンローディング開始から光ディスクカー
トリッジをアクセサ16Aが受け取り可能となる迄の時
間が短くなり、光ディスクドライブ14Ai から収納棚
12への光ディスクカートリッジの退避に要する時間を
短縮できる。
【0023】例えば、アンローディングの所要時間とア
クセサが現在ポジションから光ディスクドライブの前へ
移動し位置付けするときの所要時間の内,大きい方をT
4 、光ディスクカートリッジの受け取り,収納棚への搬
送,セルへの格納に要する所要時間をT3 とすると、ア
ンローディング開始から光ディスクカートリッジの退避
が完了するまでに要する退避時間Tは、 T=T4 +T3 となり、例えば、T4 とT3 の平均時間が、各々、4
秒,6秒とすると、平均で10秒の時間で済み、従来よ
り3秒短くなる(図4参照)。光ディスクライブラリ装
置では、収納棚と各光ディスクドライブの間で、何回と
なく光ディスクカートリッジが運搬されるので、上述し
た退避時間Tが短くなることで、実際にデータの記録・
再生を行うことのできる時間が長くなり、装置の稼働効
率が向上する。
【0024】なお、上記した実施例では、アンローディ
ングを開始した光ディスクドライブのコントロール部
が、アクセサのコントロール部を介してアクセサコント
ローラのコントロール部にアンローディングの開始を通
知するようにしたが、各光ディスクドライブのコントロ
ール部から直接、アクセサコントローラのコントロール
部にアンローディングの開始を通知するようにしてもよ
い。また、光ディスクドライブからアンローディングの
開始を通知するのでなく、上位装置から特定の光ディス
クドライブに対するアンローディグ指令を受けたドライ
ブコントローラのコントロール部が、当該特定の光ディ
スクドライブにアンローディングの指示を与えると同時
に、特定の光ディスクドライブにアンローディングを指
示したことをアクセサコントローラのコントロール部に
通知し、該通知を受けたアクセサコントローラのコント
ロール部がアクセサに移動を指示し、アンローディング
が指示された光ディスクドライブの前へアクセサの移動
を開始させるようにしてもよい。このようにすれば、光
ディスクドライブが複数台設けられていても、ドライブ
コントローラとアクセサコントローラの間の1系統の通
信だけで、アンローディング動作と平行してアクセサの
移動を行わせることができ、構成が簡単で済む。
【0025】また、上記した実施例では記憶媒体として
光ディスクカートリッジを用いる光ディスクライブラリ
装置を例に上げたが、磁気テープカートリッジを用いる
磁気テープライブラリ装置など、他の記憶媒体を使用す
るライブラリ装置にも同様に適用することができる。以
上、本発明を実施例、変形例、応用例により説明した
が、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い
種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するも
のではない。
【0026】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ドライブ制御手
段からのアンローディング指令に基づき、記憶媒体のア
ンローディングを開始したことを、ドライブからアクセ
サ制御手段に通知する通知手段を設け、通知を受けたア
クセサ制御手段は、アクセサに移動指令を与え、当該通
知を発したドライブの前へアクセサの移動を開始させる
ように構成したから、ドライブでの記憶媒体のアンロー
ディング動作と平行してアクセサの移動を行うことがで
きるので、アンローディング開始後、アクセサの位置付
けを完了するまでに要する時間を短縮することができ、
ドライブから収納棚までの記憶媒体の退避を効率的に行
うことができる。
【0027】また、上位装置から受けた指令に従いアン
ローディング指令を或るドライブに与えたことを、ドラ
イブ制御手段からアクセサ制御手段に通知する通知手段
を設け、通知を受けたアクセサ制御手段は、アクセサに
移動指令を与え、アンローディング指令が与えられたド
ライブの前へアクセサの移動を開始させるように構成し
たから、ドライブを複数台有する装置であっても、ドラ
イブ制御手段とアクセサ制御手段の間の1系統の通信だ
けで、アンローディング動作と平行してアクセサの移動
を行わせることができ、構成が簡単で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例構成図である。
【図3】光ディスクカートリッジの退避処理を示す流れ
図である。
【図4】光ディスクカートリッジの退避動作と時間経過
の関係を示す説明図である。
【図5】従来の光ディスクライブラリ装置の全体構成図
である。
【図6】従来例における光ディスクカートリッジの退避
処理を示す流れ図である。
【図7】従来例における光ディスクカートリッジの退避
動作と時間経過の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10A 光ディスクライブラリ装置 12 収納棚 14A1 〜14An 光ディスクドライブ 16A アクセサ 18 ドライブコントローラ 20A アクセサコントローラ 30 上位装置 141、161、200 コントロール部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数台設けられて所定の記憶媒
    体の記録・再生,ローディング・アンローディングを行
    うドライブ(14A1 〜14An)と、上位装置(3
    0)からの指令に基づき各ドライブを個別に制御して所
    定の動作をなさしめるドライブ制御手段(18)と、収
    納棚(12)と各ドライブの間で記憶媒体の搬送を行う
    アクセサ(16A)と、上位装置からの指令に基づきア
    クセサを制御して記憶媒体搬送動作をなさしめるアクセ
    サ制御手段(20A)とを有するライブラリ装置におい
    て、 ドライブ制御手段からのアンローディング指令に基づ
    き、記憶媒体のアンローディングを開始したことを、ド
    ライブからアクセサ制御手段に通知する通知手段(14
    1、161、200)を設け、 通知を受けたアクセサ制御手段は、アクセサに移動指令
    を与え、当該通知を発したドライブの前へアクセサの移
    動を開始させるようにしたこと、 を特徴とするライブラリ装置。
  2. 【請求項2】 1または複数台設けられて所定の記憶媒
    体の記録・再生,ローディング・アンローディングを行
    うドライブと、上位装置からの指令に基づき各ドライブ
    を個別に制御して所定の動作をなさしめるドライブ制御
    手段と、収納棚と各ドライブの間で記憶媒体の搬送を行
    うアクセサと、上位装置からの指令に基づきアクセサを
    制御して記憶媒体搬送動作をなさしめるアクセサ制御手
    段とを有するライブラリ装置において、 上位装置から受けた指令に従いアンローディング指令を
    或るドライブに与えたことを、ドライブ制御手段からア
    クセサ制御手段に通知する通知手段を設け、 通知を受けたアクセサ制御手段は、アクセサに移動指令
    を与え、アンローディング指令が与えられたドライブの
    前へアクセサの移動を開始させるようにしたこと、 を特徴とするライブラリ装置。
JP3327724A 1991-12-11 1991-12-11 ライブラリ装置 Pending JPH05159428A (ja)

Priority Applications (1)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6446256A (en) * 1987-08-14 1989-02-20 Nec Corp External storage device with automatic charging mechanism
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JPH01307965A (ja) * 1988-06-07 1989-12-12 Hitachi Ltd カートリッジライブラリシステム

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